説明

自動販売機の遠隔管理システム及びその方法

【課題】商品別臨界在庫量を設定し、現在の在庫が設定在庫量より少ないか同一である時点にだけ遠隔のサーバーに該当の自動販売機番号、補充が必要な商品情報、及び在庫量情報を伝送することで、通信費用を節減し、自動販売機情報確認の便宜性を高めた自動販売機の遠隔管理システム及びその方法を提供する。
【解決手段】商品別臨界在庫量情報が設定されており、現在の在庫量と設定された臨界在庫量を比較し、現在の在庫量が臨界在庫量より少ないと判断された時点に、該当の商品の補充要求情報を自動販売機遠隔管理サーバーに伝送する自動販売機と;各自動販売機とデータ通信網を介して通信可能に連結されており、各自動販売機のイベント信号発生の際、商品補充要求情報を受ける自動販売機遠隔管理サーバーと;を含んでなり、イベント信号の発生の際に通信がなされるようにして、通信費を節減し、情報確認の便宜性を高める。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動販売機の遠隔管理システム及びその方法に係り、より詳しくは商品別臨界在庫量を設定し、現在の在庫が設定在庫量より少ないか同一である時点にだけ遠隔のサーバーに該当の自動販売機番号、補充が必要な商品情報、及び在庫量情報を伝送することで、通信費用を節減し、自動販売機の情報確認の便宜性を高めた自動販売機の遠隔管理システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動販売機を管理及び運営するためには、直接自動販売機管理員が自動販売機の設置されている場所を直接訪問して自動販売機の状態を確認し、商品在庫残量を確認するなど、点検のための多大な費用と時間がかかる欠点を持っていた。しかし、自動販売機は主に建物外の公園や地下鉄の駅構内または公共場所などの広い地域にかけて散在して設置されている。
【0003】
特に、多数の自動販売機を運営する事業主は首都圏だけでなく地方にまで広い地域に分散した自動販売機を管理する場合もあるので、該当の自動販売機が設置された各地域をすべて周期的に訪問して自動販売機を管理するというのは事実上非常に難しい。
【0004】
近年、有線データ通信網を用いて周期的に自動販売機の内部に備えられたモデムによって遠隔地に位置する管理者サーバーに自動販売機の商品別在庫状態情報及び故障状態情報、販売内訳情報などの自動販売機情報を伝送することができるシステムが発売開始された。
【0005】
しかし、このような自動販売機の遠隔管理システムは、自動販売機に在庫が十分であるか故障が発生しない状態であると言っても持続的に遠隔地に位置する管理者サーバーにデータを伝送するためにセッションを設定し該当のデータを伝送することになるため、通信トラフィックが発生し、データ伝送のための費用が発生するという問題があった。
【0006】
また、自動販売機で異常信号が発生しない場合にも持続的にデータを伝送することになるため、管理者が頻繁に確認しなければならない不便さがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、本発明は、商品別臨界在庫量を設定し、現在の在庫が設定在庫量より少ないか同一である時点にだけ遠隔のサーバーに該当の自動販売機番号、補充が必要な商品情報、及び在庫量情報を伝送することで、通信費用を節減することができる自動販売機の遠隔管理システム及びその方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、自動販売機の情報確認の便宜性を高めた自動販売機の遠隔管理システム及びその方法を提供することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的は、商品別臨界在庫量情報が設定されており、現在の在庫量と設定された臨界在庫量を比較し、現在の在庫量が臨界在庫量より少ないと判断された時点に、該当の商品の補充要求情報を自動販売機遠隔管理サーバーに伝送する自動販売機と;各自動販売機とデータ通信網を介して通信可能に連結されており、各自動販売機のイベント信号発生の際、商品補充要求情報を受ける自動販売機遠隔管理サーバーと;を含んでなり、イベント信号の発生の際に通信がなされるようにして、通信費を節減し、情報確認の便宜性を高めたことを特徴とする、自動販売機の遠隔管理システムによって達成される。
前記商品の補充要求情報は、該当の自動販売機固有番号、イベント信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含む情報であってもよい。
前記現在の在庫量情報は、前記商品に対する全体データ中在庫管理に必ず必要な情報である普及データ、回収時の販売量合計、コラム別累計販売台数、回収時の現金販売量合計、商品別販売量に対する情報のみを 含む情報であってもよい。
【0010】
前記自動販売機遠隔管理サーバーは、特定の自動販売機から受信されたイベント要求情報を移動通信網を通じて管理者の携帯端末機に自動で伝送処理するように構成されることができる。
【0011】
前記自動販売機は、その内部に、特定URLが登録されており、データ通信網を通じて生成されたデータを一方向に伝送するための通信モジュールと;商品別臨界在庫量を設定するための情報入力部と;前記情報入力部によって設定された臨界在庫量を商品別に管理するための商品別設定状態管理部と;商品別在庫量を感知するための商品残量感知部と;自動販売機番号、イベント信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含むパケットデータを生成するための伝送データ生成部と;商品別残量情報、自動販売機故障情報、及び温度情報を含む自動販売機情報を表示するための情報表示部と;既に登録された特定URLに対してデータ伝送のためのセッションを設定するかあるいは設定を解除するセッション設定制御部と;特定URL情報及び商品別臨界在庫量情報、一定周期別に感知された在庫量現況情報、商品別コード情報、及び自動販売機固有番号情報を格納するデータ格納部と;各構成を制御し、商品別現在の在庫量と臨界在庫量を比較し、臨界在庫量以下に現在の在庫量が減少した時点にだけ遠隔地に設置された自動販売機遠隔管理サーバーに該当のイベント情報を自動で伝送処理する制御部と;を含んでなることができる。
【0012】
一方、前記目的は、自動販売機の商品別臨界残量を設定する第1段階;商品別残量を感知する第2段階;商品別設定残量と感知残量を比較する第3段階;商品別感知残量が設定残量より少ないか同一であるかを判断する第4段階;該当の商品の補充要求データを生成する第5段階;及び自動販売機遠隔管理サーバーに補充要求データを伝送する第6段階;を含むことを特徴とする、自動販売機遠隔管理方法によって達成される。
【0013】
前記第1段階は、商品別に設定された臨界残量データをデータ格納部に格納する過程をさらに含むことができる。
【0014】
前記第5段階において、補充要求データは、該当の自動販売機固有番号、補充要求信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含むデータであってもよい。
【0015】
前記第6段階は、既に登録された特定URLに自動セッションを設定する過程と;データ伝送の後、自動でセッション設定を解除する過程と;をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明による自動販売機の遠隔管理システム及びその方法は、多数地域に分散した各自動販売機が自動で各商品の補充が必要な場合にだけ遠隔のサーバーに該当の商品に対する補充要請データを伝送することになるので、通信費用を節減し、通信トラフィックを減少させることができる。
【0017】
また、本発明による自動販売機の遠隔管理システム及びその方法によれば、管理者が頻繁に各自動販売機別かつ各商品別残量情報を一つ一つ確認する必要がなくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムの概略的な構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムのデータ伝送状態を示す状態図である。
【図3】本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムに含まれた自動販売機の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムの信号流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムによる情報設定状態を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムの概略的な構成を示す模式図、図2は本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムのデータ伝送状態を示す状態図である。
【0021】
図1及び図2に示すように、本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムは、商品別臨界在庫量を設定し、現在の在庫が設定在庫量より少ないか同一である時点にだけ遠隔のサーバーに該当の自動販売機番号、補充が必要な商品情報、及び在庫量情報を伝送することで、通信費用を節減し、自動販売機情報確認の便宜性を高めたシステムである。
【0022】
本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムは通信トラフィックを最小化し、管理者の自動販売機別情報確認を最小化して便宜性を高め、経済性を高めるためのシステムで、その内部に、一つ以上の地域に分布した自動販売機と、自動販売機遠隔管理サーバー6、及び管理者の携帯端末機4からなっている。
【0023】
まず、本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムを構成する自動販売機2は、商品別臨界在庫量情報が設定されており、現在の在庫量と設定臨界在庫量を比較し、現在の在庫量が臨界在庫量より少ないと判断されたとき、該当の商品の補充要求情報を自動販売機遠隔管理サーバー6に伝送する手段である。
【0024】
また、本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムに構成された自動販売機遠隔管理サーバー6は各自動販売機2とデータ通信網を介して通信可能に連結されており、各自動販売機2のイベント信号の発生の際、商品補充要求情報を受信する手段である。
【0025】
この際、商品の補充要求情報は、該当の自動販売機の固有番号、イベント信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含む情報である。
【0026】
これにより、イベント信号、つまり商品補充要求信号が特定の自動販売機2から受信されれば、自動販売機遠隔管理サーバー6は自動販売機固有番号からどんな自動販売機2から商品補充を要求するかを判断することができ、商品コードによって補充されなければならない商品がどんな商品であるかを把握することができ、現在の在庫量情報によってどの個数の商品が補充されなければならないかの信号を実際に商品の補充が必要な時点にだけ受信することになる。また、付加のアプリケーションプログラムを適用することで、自動販売機2に保存されている商品に対する全体データでなく、ヘッダーや制御コードのような不要なデータを除いた一部データのみを加工して伝送し、在庫管理に必ず必要な情報である普及データ、回収時の販売量合計、コラム別累計販売台数、回収時の現金販売量合計、商品別販売量に対する情報だけ送信するので、通信量及びデータ伝送に必要な時間を減らして通信料金を節減することができる。テスト結果、従来の自動販売機の遠隔管理システムで伝送されるデータ量が8.4KBであることに比べ、本発明による自動販売機の遠隔管理システムでは1KB程度にデータ量を減らすことができることが確認された。
【0027】
自動販売機遠隔管理サーバー6は、特定の自動販売機2から受信されたイベント要求情報を移動通信網を通じて管理者の携帯端末機4に自動伝送処理するように、携帯端末機4が本システムに含まれて構成されることが好ましい。
【0028】
したがって、自動販売機管理者が移動しているか他の自動販売機2の設置地域に泊まっているとしても、自動販売機遠隔管理サーバー6は特定の自動販売機2からイベント信号を受信すれば、そのイベントデータを管理者の携帯端末機4に自動伝送処理するので、自動販売機遠隔管理サーバー6を別に管理する人員が必要でなくなる。
【0029】
特に、自動販売機遠隔管理サーバー6は、管理者の携帯端末機4に伝送するためのイベントデータをショートメッセージサービス(SMS)に変換して伝送することが好ましい。
【0030】
図3は本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムに含まれた自動販売機の構成を示すブロック図である。
【0031】
図3に示すように、本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムに含まれた自動販売機2は、その内部に、通信モジュール8、情報入力部10、商品別設定状態管理部12、商品残量感知部14、伝送データ生成部16、情報表示部18、セッション設定制御部20、データ格納部22、及び制御部24を含む。
【0032】
通信モジュール8は特定URLが登録されており、データ通信網を通じて生成されたデータを一方向に伝送する。情報入力部10は商品別臨界在庫量を設定する。
【0033】
商品別設定状態管理部12は情報入力部10によって設定された臨界在庫量を商品別に管理するための商品別設定状態管理部を示し、商品残量感知部14は商品別在庫量を感知する。
【0034】
伝送データ生成部16は自動販売機番号及びイベント信号が発生した該当の商品コード、現在の在庫量情報を含むパケットデータを生成する。情報表示部18は、商品別残量情報、自動販売機故障情報、及び温度情報を含む自動販売機情報を表示する。
【0035】
セッション設定制御部20は、既に登録された特定URLに対してデータ伝送のためのセッションを設定するか設定を解除し、データ格納部22は、特定URL情報、商品別臨界在庫量情報、一定周期別に感知された在庫量現況情報、商品別コード情報、及び自動販売機固有番号情報を格納する。
【0036】
一方、制御部24は各構成を制御し、臨界在庫量以下に現在の在庫量が減少した時点にだけ遠隔地に設置された自動販売機遠隔管理サーバー6に該当のイベント情報を自動で伝送処理する。
【0037】
この際、商品残量感知部14は、各商品の重さを感知して残量の個数を検出するロードセル、商品の積層長さを検出するための赤外線センサー、または商品の接触状態から残量を判断するための接触センサーのいずれか一つであるが、このような構成は公知の構成なので詳細な説明は省略する。
【0038】
一方、残量の判断は自動販売機2の内部に保存した商品の個数から販売された商品の個数を引くことで残量を判断することもできる。
【0039】
本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムの機能及び作用を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0040】
図4は本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムの信号流れを示すフローチャート、図5は本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムによる情報設定状態を示すフローチャートである。
【0041】
まず、本発明の一実施例による自動販売機の遠隔管理システムは、各地域に分布した自動販売機2が多数の商品を保存し、購買者の排出要求及び金額投入によって商品を排出する。商品別に格納ライン(図示せず)が分割されており、商品の販売状態によって各商品は互いに異なる残量を持つ。
【0042】
したがって、自動販売機2別に各商品に対する臨界残量を設定する。ここで、臨界残量とは補充イベント信号を発生する基準残量を意味するもので、その臨界残量以下の残量が感知されれば、該当の自動販売機2は自動でイベント信号、つまり商品補充要請信号を自動販売機遠隔管理サーバー6に伝送することになる。
【0043】
このために、管理者は各自動販売機2別に各商品に対する臨界残量を設定する。該当の過程は図5に基づいてより詳細に記述する。
【0044】
臨界残量の設定が完了すれば、自動販売機2の制御部24は、商品別に設定された臨界残量データをデータ格納部22に格納する。
【0045】
その状態で、自動販売機2は商品別残量を感知し、商品別設定残量と感知残量を比較する。
【0046】
自動販売機2は、比較によって商品別感知残量が設定残量より少ないか同一であるかを判断し、特定商品の感知残量が設定残量より少ないか同一である場合であれば、自動販売機2は該当の商品の補充要求データを生成する。
【0047】
この際、補充要求データは、該当の自動販売機固有番号、補充要求信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含むデータである。補充要求データが生成された状態であれば、自動販売機2は該当のデータを自動販売機遠隔管理サーバー6に伝送処理する。
【0048】
より詳細に、データ伝送のために、自動販売機2は既に登録された特定URLに自動セッションを設定し、データ伝送の後には自動でセッション設定を解除する。
【0049】
一方、自動販売機2による商品別臨界残量設定過程を図5に基づいてより詳細に説明すれば、まず管理者は自動販売機2に備えられた情報入力部10によって設定モードを選択する。
【0050】
すると、情報表示部18によって商品別入力窓が出力され、管理者は情報入力部10を操作して商品別臨界残量を入力し、その入力状態は情報表示部18によって表示される。
【0051】
ある一つの商品に対する臨界残量の入力が完了すれば、商品別臨界残量データはデータ格納部22に格納され、制御部24は入力が完了したかを判断し、追加入力信号が印加されれば、同一過程を繰り返して商品別臨界残量データを登録し、入力が完了すれば終了する。
【0052】
これにより、本発明の実施例による自動販売機の遠隔管理システムは、多数地域に分散した各自動販売機2が自動で各商品に対する補充が必要な場合にだけ遠隔のサーバーに該当の商品に対する補充要請データを伝送するので、通信費用が節減され、通信トラフィックを減少することができ、管理者が頻繁に自動販売機別及び商品別残量情報を一つ一つ確認する必要がなくなる。
【0053】
以上、好適な実施例を参照して本発明について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求範囲内で多様に実施可能である。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、商品別臨界在庫量を設定し、現在の在庫が設定在庫量より少ないか同一である時点にだけ遠隔のサーバーに該当の自動販売機番号、補充が必要な商品情報、在庫量情報を伝送することで、通信費用を節減し、自動販売機の情報確認の便宜性を高めた自動販売機の遠隔管理システム及びその方法に適用可能である。
【符号の説明】
【0055】
2 自動販売機
4 携帯端末機
6 自動販売機遠隔管理サーバー
10 情報入力部
12 商品別設定状態管理部
14 商品残量感知部
16 伝送データ生成部
18 情報表示部
22 データ格納部
24 制御部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品別臨界在庫量情報が設定されており、現在の在庫量と設定された臨界在庫量を比較し、現在の在庫量が臨界在庫量より少ないと判断された時点に、該当の商品の補充要求情報を自動販売機遠隔管理サーバーに伝送する自動販売機と;
各自動販売機とデータ通信網を介して通信可能に連結されており、各自動販売機のイベント信号発生の際、商品補充要求情報を受ける自動販売機遠隔管理サーバーと;を含んでなり、
イベント信号の発生の際に通信がなされるようにして、通信費を節減し、情報確認の便宜性を高めたことを特徴とする、自動販売機の遠隔管理システム。
【請求項2】
前記商品の補充要求情報は、該当の自動販売機固有番号、イベント信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含む情報であることを特徴とする、請求項1に記載の自動販売機の遠隔管理システム。
【請求項3】
前記現在の在庫量情報は、前記商品に対する全体データ中在庫管理に必ず必要な情報である普及データ、回収時の販売量合計、コラム別累計販売台数、回収時の現金販売量合計、商品別販売量に対する情報のみを含む情報であることを特徴とする、請求項2に記載の自動販売機の遠隔管理システム。
【請求項4】
前記自動販売機遠隔管理サーバーは、特定の自動販売機から受信されたイベント要求情報を移動通信網を通じて管理者の携帯端末機に自動で伝送処理するように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の自動販売機の遠隔管理システム。
【請求項5】
前記自動販売機は、その内部に、
特定URLが登録されており、データ通信網を通じて生成されたデータを一方向に伝送するための通信モジュールと;
商品別臨界在庫量を設定するための情報入力部と;
前記情報入力部によって設定された臨界在庫量を商品別に管理するための商品別設定状態管理部と;
商品別在庫量を感知するための商品残量感知部と;
自動販売機番号、イベント信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含むパケットデータを生成するための伝送データ生成部と;
商品別残量情報、自動販売機故障情報、及び温度情報を含む自動販売機情報を表示するための情報表示部と;
既に登録された特定URLに対してデータ伝送のためのセッションを設定するかあるいは設定を解除するセッション設定制御部と;
特定URL情報及び商品別臨界在庫量情報、一定周期別に感知された在庫量現況情報、商品別コード情報、及び自動販売機固有番号情報を格納するデータ格納部と;
各構成を制御し、商品別現在の在庫量と臨界在庫量を比較し、臨界在庫量以下に現在の在庫量が減少した時点にだけ遠隔地に設置された自動販売機遠隔管理サーバーに該当のイベント情報を自動で伝送処理する制御部と;を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の自動販売機の遠隔管理システム。
【請求項6】
自動販売機の商品別臨界残量を設定する第1段階;
商品別残量を感知する第2段階;
商品別設定残量と感知残量を比較する第3段階;
商品別感知残量が設定残量より少ないか同一であるかを判断する第4段階;
該当の商品の補充要求データを生成する第5段階;及び
自動販売機遠隔管理サーバーに補充要求データを伝送する第6段階;を含むことを特徴とする、自動販売機遠隔管理方法。
【請求項7】
前記第1段階は、商品別に設定された臨界残量データをデータ格納部に格納する過程をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の自動販売機遠隔管理方法。
【請求項8】
前記第5段階において、補充要求データは、該当の自動販売機固有番号、補充要求信号が発生した該当の商品コード、及び現在の在庫量情報を含むデータであることを特徴とする、請求項6に記載の自動販売機遠隔管理方法。
【請求項9】
前記第6段階は、
既に登録された特定URLに自動セッションを設定する過程と;
データ伝送の後、自動でセッション設定を解除する過程と;をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の自動販売機遠隔管理方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−238208(P2011−238208A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−269383(P2010−269383)
【出願日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(510316822)ジー−モード カンパニー リミテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】G−Mode Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】#805,Kranz Techno Bldg.8F,5442−1,Sangdaewon−dong,Jungwon−gu,Seongnam−si,Gyeonggi−do 462−729,Republic of Korea
【出願人】(510318701)コア エスエムティー カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】Core SMT Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】#104,Sincere Bldg.,332−34,Gocheon−dong Uiwang−si Gyeonggi−do 437−801 Republic of Korea
【Fターム(参考)】