説明

自動車用フロアマット

【課題】 構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図れるとともに、フロアマットの取り付け状態を容易に確認でき、フロアマットの移動による不測の事故を未然に防止できる一方、前記確認を乗車時に促し、乗車の安全性と合理性を図れるようにした自動車用フロアマットを提供すること。
【解決手段】 車両側カ−ペット5上に重合配置可能なフロアマット6を設ける。
前記フロアマット6に通孔27を形成する。
前記通孔27に係合可能な係止具11を定位置に配置した自動車用フロアマットであること。
前記係止具11を車両側カ−ペット5に突設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図れるとともに、フロアマットの取り付け状態を容易に確認でき、フロアマットの移動による不測の事故を未然に防止する一方、前記確認を乗車時に促し、乗車の安全性と合理性を図れるようにした自動車用フロアマットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の自動車用フロアマットは、後端部に単一または複数の係止孔若しくは鳩目を設け、該フロアマットを運転席周辺のフロアに取り付ける場合は、運転席周辺のクロスメンバ−に略L字形断面のステ−金具を取り付け、該金具の先端に突設したピンに、前記係止孔若しくは鳩目を差し込んで取り付けていた(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
しかし、この従来の装置は、ピンを突設したステ−金具を要し、その取り付けが面倒な上に、前記係止孔若しくは鳩目を単にピンに掛け止めているため、係止孔若しくは鳩目がピンから抜け易く、フロアマットが前方へ移動してアクセルペダルに被さり、不測の事故を招く惧れがあった。
この場合、前記ピンは一般に小径で運転席直下に位置しているため、係止孔若しくは鳩目とピンの差し込み状態の適否を確認し辛く、予てよりその改善が望まれていた。
【0004】
このような問題を解決するものとして、車両側カ−ペット上に表面マットを重合して配置し、該表面マットに複数の光ファイバ−を配置するとともに、表面マットのパイルを所定域切り取ってマ−ク取付用凹部を設け、該凹部に合成樹脂製のマ−クをビス止め若しくは接着して取り付け、前記マ−クの直下に複数の光ファイバ−の端部を配線し、該光ファイバ−に光を伝送して、マ−クを発光させるようにしたフロアマットがある(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
しかし、この従来のフロアマットは、マ−クの発光を視認できるが、パイルにマ−クの移動を規制する係合作用がなく、前記不測の事故発生の惧れがあり、またマ−クを前記凹部表面にビス止め若しくは接着して取り付けているため、表面マットとマ−クとの取り外しが困難になって、表面マットの清掃に容易に応じられないという問題があった。
【0006】
【特許文献1】特開2004−17944号公報
【特許文献2】特開2004−196039号公報
【特許文献3】特開2001−80403号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような問題を解決し、構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図れるとともに、フロアマットの取り付け状態を容易に確認でき、フロアマットの移動による不測の事故を未然に防止する一方、前記確認を乗車時に促し、乗車の安全性と合理性を図れるようにした自動車用フロアマットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、車両側カ−ペット上に重合配置可能なフロアマットを設け、該フロアマットに通孔を形成し、該通孔に係合可能な係止具を定位置に配置した自動車用フロアマットにおいて、前記係止具を車両側カ−ペットに突設し、従来のように係止具をフロアパネルや車体に取り付ける方法に比べ、構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図るようにしている。
請求項2の発明は、前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にし、係止具の取り付けの手間を軽減し、合理的かつ容易に取り付けられるようにしている。
請求項3の発明は、前記係止具を照明可能にし、係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認可能にして、フロアマットの取り付け状態不全による不測の事故を未然に防止し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記係止具を夜間に照明可能にし、夜間における係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認可能にし、夜間における不測の事故を未然に防止し得るようにしている。
【0009】
請求項5の発明は、前記係止具を車載のコントロ−ラに接続し、該コントロ−ラに車外から作動信号を入力可能にし、係止具を車外から点灯可能にして、前記確認を速やかに行なえるようにしている。
請求項6の発明は、前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段であるから、既設装置の有効利用と構成の簡潔化を図れるとともに、前記確認を乗車時に実現し、その合理性を図るようにしている。
請求項7の発明は、前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にして、夜間における乗車の安全性と下車後の防犯を確保するとともに、乗車時に前記確認作業を促し、その合理性を図るようにしている。
請求項8の発明は、前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にし、運転の安全性と減光後における前記確認を実現可能にしている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明は、係止具を車両側カ−ペットに突設したから、従来のように係止具をフロアパネルや車体に取り付ける方法に比べ、構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図ることができる。
請求項2の発明は、前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にしたから、係止具の取り付けの手間を軽減し、合理的かつ容易に取り付けることができる。
請求項3の発明は、前記係止具を照明可能にしたから、係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認でき、フロアマットの取り付け状態不全による不測の事故を未然に防止することができる。
請求項4の発明は、前記係止具を夜間に照明可能にしたから、夜間における係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認でき、夜間における不測の事故を未然に防止することができる。
【0011】
請求項5の発明は、前記係止具を車載のコントロ−ラに接続し、該コントロ−ラに車外から作動信号を入力可能にしたから、係止具を車外から点灯可能にして、前記確認を速やかに行なうことができる。
請求項6の発明は、前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段であるから、既設装置の有効利用と構成の簡潔化を図れるとともに、前記確認を乗車時に実現し、その合理性を図ることができる。
請求項7の発明は、前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にしたから、夜間における乗車の安全性と下車後の防犯を確保することができるとともに、乗車時に前記確認作業を促し、その合理性を図ることができる。
請求項8の発明は、前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にしたから、運転の安全性と減光後における前記確認を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を運転席下のフロアに敷設するフロアマットに適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図4において1は車体2のフロアパネルで、該パネル1の前部に凸状のクロスメンバ3が左右方向に延設され、該クロスメンバ3の右側半部上に運転席4が取り付けられ、左側半部上に補助席(図示略)が取り付けられている。
前記クロスメンバ3を含むフロアパネル1の全域に、静粛性を奏する車両側カ−ペット5が敷設され、その周縁をウェルメット等の適宜手段で固定していて、運転席4下の前記カ−ペット5上にフロアマット6が重合して取り付けられている。
【0013】
前記車両側カ−ペット5はフェルトまたはゴム製の基板7を有し、該基板7上にパイル基盤8aを介して毛髪状の多数のパイル8を稙設している。また、前記フロアマット6はフェルトまたはゴム製の基板9を有し、該基板9上に表装マット10を接合している。
【0014】
前記車両側カ−ペット5の運転席4側に係止具11が設けられ、該係止具11はブラケット板12と係止具本体13とからなり、前記ブラケット板12をパイル基盤8aの直下に配置している。
前記ブラケット板12の両端部にスタットボルト等のボルト14が溶接され、該ボルト14の螺軸が前記基盤8aに形成したボルト挿通孔(図示略)を貫通して突出し、その螺軸にナット15を介して、係止具本体13を固定している。
【0015】
前記係止具本体13は、透明または半透明の光透過性を有する合成樹脂によって、大形の楕円形の平面形状に成形され、その長軸側の両側に張出板16を一体成形し、該張出板16に前記ボルト14の透孔(図示略)を形成している。
【0016】
前記係止具本体13はパイル8上に配置され、その上半部に同質の合成樹脂製の本体カバ−17を装着し、内部に水密な照明室18を形成している。
前記照明室18に配線基板19が設けられ、該基板19上に光源である複数のLED20を取り付けている。
【0017】
前記LED20の発光作動は、点灯モ−ド変換可能なコントロ−ラである車載のワイヤレスドアロック装置21と、その携帯機22によって制御され、夜間の乗車時に携帯機22を解錠操作した際に、ワイヤレスドアロック装置21を介して発光可能にされ、所定時間発光後、実施形態では30秒経過後に減光可能にされ、下車後は携帯機22を施錠操作した際に、ワイヤレスドアロック装置21を介して発光不可能にされている。
この場合、乗車後一定時間経過後に減光若しくは消灯可能にしても良い。
【0018】
また、夜間と昼間の区別は実施形態の場合、スモ−ルランプ(車幅灯)のON・OFF状態を電気的に感知することで判断され、スモ−ルランプのON時は夜間と判断してLED20を発光可能にし、スモ−ルランプのOFF時は昼間と判断して、発光不可能に構成している。
図中、23は配線基板19とワイヤレスドアロック装置21とを電気的に接続するハ−ネスで、パイル8内に配線されている。24は前記LED20およびドアロック装置21用の電源である。
【0019】
前記本体カバ−17の上面に、装飾作用を奏する着色部25と光不透過部26とが一体的に設けられ、これらの装飾作用によって係止具本体13の上面に、車種若しくはカ−メ−カ−または所望の装飾模様を表示可能にしている。
【0020】
この他、27はフロアマット6の一側端部に形成した楕円形の通孔で、前記係止具本体13を挿入可能にしており、その開口部に適宜な形状安定加工が施している。
前記係止具11は肉厚に形成され、該係止具11を通孔27に挿入した際、本体カバ−17の上面をフロアマット6の上面と略同高面に配置可能にしていて、その照明と装飾模様を視認可能にしている。図中、28はフロアマット6の端部周縁のかがり部である。
【0021】
なお、前記通孔27は楕円形に限らず矩形や円形を除く多角形、異形であっても良く、要は係止具本体13の平面形状と略同形状で、該本体13を挿入かつ係合可能であれば如何なる形状でも良い。
【0022】
このように構成した自動車用フロアマットは、上下に重合配置する車両側カ−ペット5とフロアマット6とからなり、このうちフロアマット6の一側端部に大径の通孔27を形成し、車両側カ−ペット5の一側端部に大形の係止具11を取り付ける。
【0023】
前記係止具11の取り付けに際しては、先ずフロアパネル2に敷設した車両側カ−ペット5の運転席4下のパイル基盤8aを所定域剥離し、該基盤8aと基板7との間にブラケット板12を差し込む。
前記ブラケット板12にはボルト14を予め固定して置き、その螺軸をパイル基盤8aに形成したボルト挿通孔(図示略)に挿入し、これをパイル基盤8a上に突出して置く。
【0024】
次に、係止具11を保持し、係止具本体13と一体の張出板16の透孔(図示略)に前記ボルト14を挿入し、その螺軸端にナット15をねじ込んで緊締し、張出板16を固定する。この状況は図4のようで、車両側カ−ペット5のパイル8上に張出板16と係止具本体13とが表出している。
【0025】
前記係止具本体13は予め内部に配線基板19を組み込み、該基板19に複数のLED20を取り付け、ハ−ネス23を外部に引き出していて、前記係止具本体13に着色部25と光不透過部26とを設けた本体カバ−17を組み付け、照明室18を水密に閉塞している。
【0026】
次に、フロアマット6を敷設する場合は、予め敷設した前記車両側カ−ペット5の運転席4下にフロアマット6を重合して配置し、その通孔27を係止具本体13に挿入すれば良い。
この状況は図1乃至図3のようで、係止具本体13の上端部がフロアマット6の上端面と略同高面に位置する。
【0027】
この後、ハ−ネス23をワイヤレスドアロック装置21に接続し、該ドアロック装置21を電源24に接続すれば一連の取り付け作業が終了する。
この場合、ハ−ネス23はパイル8内に配線されているから、フロアマット6の使用時における損傷を防止され、また乗車若しくは下車時の邪魔にならない。
【0028】
このように前記取り付け作業に際しては、フロアパネル2上に敷設した車両側カ−ペット5に係止具11を後付けし、該係止具11に通孔27を挿入かつ係合して、フロアマット6を車両側カ−ペット5上に重合配置すればよいから、作業が頗る簡単で簡便に取り付けられる。
したがって、従来のように係止具を車両側カ−ペットと別設のフロアパネルに取り付け、または係止ピンを突設した金具を車体に取り付ける煩雑な取り付け作業を要しない。
【0029】
こうして取り付けたフロアマット6は図1乃至図3のようで、運転席4下の車両側カ−ペット5上にフロアマット6が重合して配置され、運転席4下に大形かつ楕円形の本体カバ−17が表出している。
前記本体カバ−17は楕円形の通孔27に係合し、フロアマット6の移動を拘束するから、車両側カ−ペット5上におけるフロアマット6の前後動および係止具本体13を中心とする旋回動が阻止される。
【0030】
しかも、車両側カ−ペット5は、そのパイル8によって静粛性と高品位感が向上し、また前記本体カバ−17の表面は着色部25と光不透過部26とによって、当該部を装飾するから、運転席4下の外観が向上し高品位感が増大する。
【0031】
このようなフロアマット6を敷設した自動車に夜間乗車する場合、携帯機22を操作し、ワイヤレスドアロック装置21を介しドアを解錠するとともに、係止具本体13内のLED20を発光させて、係止具本体13を点灯し、その照明で運転席4下のフロアないし足元をぼんやり照らして、安全かつ円滑な乗車を促す。
【0032】
その際、運転者等の乗員は、前記係止具本体13の照明によって、通孔27と係止具本体13との係合状態ないしフロアマット6の取り付け状態を容易に視認し得る。
すなわち、係止具本体13ないし本体カバ−17は大形に形成されているから、前記視認に当って照明ないし光量の変化を容易に知り得、フロアマット6の取り付け状態の適否を瞬時に判断し得る。
【0033】
例えば、係止具本体13の一部が通孔27から掛け外れ、したがってフロアマット6の通孔27が掛け外れている場合は、通孔27の開口縁部が係止具本体13に被さって照明が遮られ、当該フロアが暗くなり、また照明の形状が変化するから、前記事態を視覚的に容易に判断し得る。
【0034】
そこで、前記通孔27と係止具本体13との係合状態が不完全な場合、つまりフロアマット6の取り付け状態が不十分の場合は、これを修正して適正に取り付ける。
したがって、フロアマット6の掛け外れを乗車時に確認し修正できるから、フロアマット6の移動による不測の事故を防止し得る。
【0035】
一方、前記LED20は、発光後30秒経過後に減光して、運転席4下のフロアないし足元を照らす。したがって、運転中にフロアマット6が移動し、通孔27の係合状態が変化した場合は、前述と同様に当該状態を容易に知り得る。
【0036】
次に下車する場合は、下車後に携帯機22を操作し、ワイヤレスドアロック装置21を介してドアを施錠するとともに、係止具本体13内のLED20をOFFして、係止具本体13を点灯不可能にする。
このようにすることで、下車後の車室の視認を不可能にし、防犯状態を形成する。
【0037】
一方、前記自動車に昼間乗車する場合は、携帯機22を操作し、ワイヤレスドアロック装置21を介しドアを解錠しても、スモ−ルランプ(図示略)がOFF状態の下では、係止具本体13内のLED20は発光されず、係止具本体13は点灯されない。
このようにしても昼間は車室が明るいから、運転者等の乗員は通孔27と係止具本体13との係合状態を容易に視認でき、フロアマット6の取り付け状態を容易に確認できる。
【0038】
なお、フロアマット6を洗浄ないし清掃する場合は、フロアマット6を係止具本体13から引き抜くだけで良いから、作業が簡単で容易に応じられ、清掃後は通孔27を係止具本体13に嵌め込むだけで、容易に対応できる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
このように本発明の自動車用フロアマットは、構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図れるとともに、フロアマットの取り付け状態を容易に確認でき、フロアマットの移動による不測の事故を未然に防止する一方、前記確認を乗車時に促し、乗車の安全性と合理性を図れる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明を車室に敷設した使用状態を示す要部の平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図で、運転席下の敷設状況を若干縮小して示している。
【図4】本発明の要部を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
5 車両側カ−ペット
6 フロアマット
11 係止具
21 コントロ−ラ(ワイヤレスドアロック装置)
22 携帯機(信号入力手段)
27 通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両側カ−ペット上に重合配置可能なフロアマットを設け、該フロアマットに通孔を形成し、該通孔に係合可能な係止具を定位置に配置した自動車用フロアマットにおいて、前記係止具を車両側カ−ペットに突設したことを特徴とする自動車用フロアマット。
【請求項2】
前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にした請求項1記載の自動車用フロアマット。
【請求項3】
前記係止具を照明可能にした請求項1記載の自動車用フロアマット。
【請求項4】
前記係止具を夜間に照明可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
【請求項5】
前記係止具を車載のコントロ−ラに接続し、該コントロ−ラに車外から作動信号を入力可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
【請求項6】
前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段である請求項5記載の自動車用フロアマット。
【請求項7】
前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
【請求項8】
前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にした請求項7記載の自動車用フロアマット。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−193031(P2006−193031A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−5975(P2005−5975)
【出願日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(000226600)株式会社アルティア橋本 (48)
【Fターム(参考)】