説明

船舶における太陽光発電パネル用取付け台

【課題】
船舶の上甲板上に装備する太陽光発電パネル用取付け台において、太陽光発電パネルの太陽光に対する角度を調節・制御可能な太陽光発電パネル用取付け台を提供する。
【解決手段】
船舶に太陽光発電パネルを取り付ける取付け台であって、前記取付け台の上部を長手方向の山型状の頂部構造とし、当該山型頂部に駆動軸が配置され、該駆動軸を中心として前記太陽光発電パネルの中心が幅方向に回動可能に配置された。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶における太陽光発電パネル用取付け台に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、環境対策の観点から、石油を必要とせずCO2を排出しない太陽光発電が注目されており、舶用業界でも例外ではない。自動車運搬船等の上甲板が比較的平坦で上甲板上を広く使用可能な船舶においても下記先行技術特許文献(特開2002−315195号公報)に開示のものが知られている。
【0003】
当該先行技術特許文献(特開2002−315195号公報)に開示のものは、発明名称「船舶用太陽光発電利用給電設備」に係り、「船舶の給電需要の増大による、ディーゼル機関等の発電用機関の増設ないし大型化に起因する環境問題の発生を防ぎ、また、蓄電池搭載による設備コスト、メンテナンスコストの増大やデッドスペース、重量の増大を招くことなく太陽光発電を利用することができる、船舶用太陽光発電利用給電設備を提供すること」を目的として(同公報明細書段落番号0015参照)、「船舶用太陽光発電利用給電設備を、主発電機により発電された電力が給電される船舶の主給電系統の主配電盤の下位に接続される複数の分電盤と、蓄電池を備えず太陽電池の発電した電力を出力する太陽光発電装置とを備え、複数の分電盤のうち特定の電力負荷が接続される特定の分電盤は、主発電機からの電力と太陽光発電装置からの電力とが並列に接続されて供給されてなる」ようなに構成することにより(同公報要約解決手段参照)、「太陽電池の発電能力の状態に係わらず、常時全ての発電電力が使用され、その分主給電系統の主発電機の発電負荷が減じられ、その原動機であるディーゼル機関等の燃料消費の低減によって船内電力コストを低減できるほか、排ガスの減少によって環境問題もまた改善することができ、太陽光発電装置の発電電力が不足するときは、主給電系統からの給電によって自動的に補われるので、電力負荷側に支障が生じることがない。
【0004】
そして、・・・太陽光発電電力の利用状態が掌握し易いものとなり、また太陽光発電装置の発電状態の管理とメンテナンスが容易となり、太陽光発電装置の発電力を効果的且つ効率的に使用することできる」等の効果を奏するもののようである(同公報明細書段落番号0051〜0053参照)。
【0005】
図7は、前記先行技術特許文献である特開2002−315195号公報の図2に同公報に開示の発明の実施の形態に係る船舶用太陽光発電利用給電設備の太陽電池の設置状態の説明図であり、図7において、符号100は、船舶、141は、太陽電池である。
すなわち、特開2002−315195号公報に開示の「船舶用太陽光発電利用給電設備」を始め、この種の船舶における太陽光発電装備は、一般的に、太陽光発電パネルを船舶の上甲板上に設置する場合、太陽光発電パネル用の固定設置台をアングルにより設け、太陽光発電パネルを設置していた。
【0006】
図6は、この種の一般的な船舶における太陽光発電装備の概略を示す説明図であり、図6において、符号101は、太陽光発電パネル、102は、太陽光発電パネル用の固定設置台である。
しかし、船舶は常に航行しており、船舶の航行位置及び太陽の時間的移動によって、船舶と太陽との位置関係は必ずしも一致せずに、常に変化している。すなわち、船舶が航行する緯度・経度並びに航行時間においては、前記太陽光発電パネル101への太陽光の入射角度が0°〜90°と変化し、太陽光入射角度が0°付近となる場合があり、太陽光発電パネル101の発電効率が悪くなるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−315195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
船舶の上甲板上に装備する太陽光発電パネル用取付け台において、太陽光発電パネルの太陽光に対する角度を調節・制御可能な太陽光発電パネル用取付け台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願請求項1に係る発明は、船舶に太陽光発電パネルを取り付ける取付け台であって、前記取付け台の上部を長手方向の山型状の頂部構造とし、当該山型頂部に駆動軸が配置され、該駆動軸を中心として前記太陽光発電パネルの中心が幅方向に回動可能に配置されたことを特徴とする。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台において、前記取付け台の両舷側脚部には二つの滑車を取付け、当該二つの滑車および前記太陽光発電パネルの幅方向両端部に嵌設されるワイヤーを巻き取りまたは巻き放つ角度調整用ウインチが配置され、前記ウインチの回動により、前記太陽光発電パネルが幅方向に前記山型頂部に配置された前記駆動軸を中心として回動可能に嵌設されたことを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台において、前記取付け台には、所定位置で前記太陽光パネルを固定する円弧状固定用板を設け、当該円弧状固定用板は、前記太陽光パネルの調整角度に対応する位置に所定間隔で複数のガイド穴が設けられ、該ガイド穴を通じて、前記太陽光パネルの隅に配置したネジ受け穴にネジ螺合によって、前記太陽光発電パネルを取り付ける取付け台を固定できるようにしたことを特徴とする。
そして、本願請求項4に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台において、前記取付け台は、船舶の上甲板上に複数個が配置され、個々の太陽光発電パネル用取付け台上に前記太陽光発電パネルの角度が変更可能に前記駆動軸に嵌設されたことを特徴とする。
また、本願請求項5に係る発明は、前記請求項2ないし4のいずれかに記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台において、前記ウインチが、電動式ウインチであって、船舶の操舵室に配置された制御盤に接続され、さらに、該制御盤は、GPSおよびジャイロコンパスに接続され、該GPSの位置情報(位置・時間・日付)およびジャイロコンパスからの方位情報に基づき、航行中の船舶の受ける太陽光照射角度等を計算し、その計算結果に基づいて、前記ウインチを回動させて、前記太陽光パネルの幅方向の角度を調整可能に構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
すなわち、船舶の上甲板上に装備する太陽光発電パネル用取付け台において、太陽光発電パネルの太陽光に対する角度を調節・制御可能となり、効率良く発電が可能な太陽光発電パネル用取付け台を提供することが可能という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台の実施例1の概略を示す図、
【図2】本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台の実施例1の概略を示す図、
【図3】本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台の実施例1の概略を示す図、
【図4】図4は、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1を船舶の上甲板に複数個配置する実施例2を示す配置平面図、
【図5】図5は、上記実施例1に係る太陽光発電パネル用取付け台1に暴風対策を施した本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の実施例3の概略を示す図、
【図6】図6は、一般的な船舶における太陽光発電装備の概略を示す説明図、
【図7】図7は、前記先行技術特許文献である特開2002−315195号公報の図2に同公報に開示の発明の実施の形態に係る船舶用太陽光発電利用給電設備の太陽電池の設置状態の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台を実施するための形態として一実施例を示す図面に基づき詳細に説明する。
【実施例1】
【0013】
図1〜図3は、本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台の実施例1の概略を示す図であり、図1は、その概略構成を示す図であり、図2及び図3は、船尾から船首方向を見た使用状態説明図である。本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1は、図1ないし図3に示すように、4つの脚部9a、9b、9c、9dを有し、その取付け台1の上部を長手方向の山型状の頂部構造とし、その山型頂部2に駆動軸7が配置され、該駆動軸7を中心として太陽光発電パネル6が回動可能に配置された構造のものである。
【0014】
そして、該取付け台1に角度調整用ウインチ3を吊設される一方、前記取付け台1の両舷側脚部に設けられた滑車4a、4bを取付け、該滑車4a、4bにワイヤー5を通し、該両舷側の滑車4a、4bの略中心位置に前記角度調整用ウインチ3を配置し、該角度調整用ウインチ3に該ワイヤー5を通した構造とする。なお、前記ウインチ3は、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1においては、手動式のウインチを使用した。
【0015】
また、該ワイヤー5は、太陽光発電パネル6の幅方向両端部6a、6bに嵌設され、さらに、該太陽光発電パネル6は、その幅方向の中心位置6cに前記山型頂部2に配置された前記駆動軸7によって回動可能に嵌設された構造とする。すなわち、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1は、このような構成とすることにより、前記角度要請用ウインチ3を回動させて前記太陽光発電パネル6の幅方向の角度を調整することが可能となる。
【0016】
図1ないし図3において、符号1は、太陽光発電パネル用取付け台、2は、山型状の頂上、3は、角度調整用ウインチ、4a、4bは、前記取付け台1の両舷側脚部に設けられた滑車、5は、ワイヤー、6は、太陽光発電パネル、6a、6bは、同太陽光発電パネル6の幅方向両端部、6cは、同太陽光発電パネルの幅方向中心位置、7は、駆動軸、8は、太陽光、9a、9b、9c、9dは、太陽光発電パネル用取付け台1の脚部である。
【0017】
このような構成とすることにより、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1は、内航船の定期航路の例で説明すると、東京⇔九州間の定期航路の場合、往路(例えば、東京⇒九州)の場合には、左舷側に太陽光が集中して当たることとなり、また、復路(例えば、九州⇒東京)の場合には、右舷側に集中して太陽光が当たることとなり、定期航路の往復において、前記太陽光発電パネル6の角度を調整することによって、効率良く発電が可能となる。すなわち、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1が船体方向に配置されていたとすると、上述の例でいえば、東京九州間の往路は、図2に示すように、南側が左になる斜め左上からの太陽光照射があり、また、東京九州間の復路は、図3に示すように南側が右になる斜め右上からの太陽光照射があり、それらの斜めの太陽光照射に向けた発電を可能とするのである。
【0018】
なお、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の山型頂部2は、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1においては、主として、日本近海を航行する船舶にあっては、山型角度としては、120度程度としても良い。また、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の上に配置される各太陽光パネル6においては、当該太陽光パネル6を構成する複数枚の太陽電池セル(図示外)間に隙間を設けて、該隙間を風の通り道として風対策を施しても良い。
【実施例2】
【0019】
次ぎに、本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台を実施するための形態として実施例2として、前記実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1を船舶の上甲板に複数個配置する例を図面に基づき詳細に説明する。
【0020】
図4は、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1を船舶の上甲板に複数個配置する実施例2を示す配置平面図である。図4に示すように、本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1を船舶の上甲板上に縦方向に5個、横方向に3個の合計15個の取付け台1をその長手方向を船舶の縦方向に配置した状態を示している。図4において、符号10は、船舶、11は,操舵室、12は、制御盤、13は、GPS、14は、ジャイロコンパス、15は、ケーブル、16は、居住区を示す。なお、本実施例2における前記ウインチ3は、前記実施例1とは異なり、前記制御盤12により制御される電動モーター駆動のものとする。
【0021】
また、本実施例2において、6は、図1〜図3に示した太陽光パネル6であり、該太陽光パネル6は、それぞれ図1〜図3に示すように、船舶10の上甲板9上に配置された個々の本実施例1に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の上に船舶横方向に角度が変更可能に前記駆動軸7に嵌設された配置構成となっている。
【0022】
図4に示すように、本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1を船舶の上甲板に複数個配置する実施例2は、図1〜図3に示す前記ウインチ3が、船舶10の操舵室11に配置された制御盤12に接続され、さらに、該制御盤12は、同様に操舵室11に配置される前記GPS13およびジャイロコンパス14に前記ケーブル15によって接続され、該GPS13の位置情報(位置・時間・日付)およびジャイロコンパス14からの方位情報から、太陽光8の照射角度等を計算し、その計算結果に基づいて、前記ウインチ3を回動させ、前記太陽光パネル6の幅方向の角度を調整可能に構成される。すなわち、前記操舵室11に装備しているGPS13の情報(位置・時間・日付)及び前記ジャイロコンパス14の信号(方位情報)を前記制御盤12に入力し、太陽光8入射角度を最適な角度へ自動制御可能とする。
【0023】
このように、船舶の航路における航行の緯度・軽度及び航行時間帯における太陽光の照射角度を予め調査することによって、その調査結果に基づいて、前記太陽光発電パネル6の角度を調整することにより、効率の良い太陽光発電を実現することができることとなる。
【実施例3】
【0024】
次ぎに、本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の変形実施例3について図面に基づき詳細に説明する。
図5は、上記実施例1に係る太陽光発電パネル用取付け台1に暴風対策を施した本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台1の実施例3の概略を示す図であり、上記実施例1に係る太陽光発電パネル用取付け台1の各隅に円弧状の固定用板を取り付けたものである。
【0025】
本実施例3に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台20は、上記実施例1に係る太陽光発電パネル用取付け台1に暴風対策として、その台1の4隅に4個の円弧状固定用板21を設ける一方、当該円弧状固定用板21は、前記太陽光パネル6の調整角度に対応する位置に所定間隔でガイド穴22を設け、該ガイド穴22を通じて、前記太陽光パネル6の4隅に配置したネジ受け穴23にネジ24にて螺合させて、前記太陽光パネル6の角度を所定の角度に固定できるようにしたものである。
【0026】
図5において、20は、本実施例3に係る太陽光発電パネル用取付け台、21は、円弧状固定用板、22は、ガイド穴、23は、ネジ受け穴、24は、ネジであり、また、符号6は、上記実施例1,2で示したものと同じ太陽光発電パネルを示す等、上記実施例1、2で示した同じ符号は同じ部材を示す。
実施例3に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台20は,上記のような構成からなるので、暴風時を始めとして、暴風時でなくても,容易に太陽光パネル6を固定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明に係る船舶における太陽光発電パネル用取付け台は、自動車運搬船等上甲板に平坦部を有する船舶に利用できる。
【符号の説明】
【0028】
1 太陽光発電パネル用取付け台
2 山型頂部
3 角度調整用ウインチ
4a、4b 滑車
5 ワイヤー
6 太陽光発電パネル
6a、6b 幅方向両端部
6c 中心位置
7 駆動軸
8 太陽光
9 上甲板
9a、9b、9c、9d 脚部
10 船舶
11 操舵室
12 制御盤
13 GPS(グローバルポジショニングシステム)
14 ジャイロコンパス
15 ケーブル
20 実施例3に係る太陽光発電パネル用取付け台台
21 円弧状固定用板
22 ガイド穴
23 ネジ受け穴
24 ネジ
100 船舶
101 太陽光発電パネル
102 太陽光発電パネル用の固定設置台
141 太陽電池

【特許請求の範囲】
【請求項1】
船舶に太陽光発電パネルを取り付ける取付け台であって、
前記取付け台の上部を長手方向の山型状の頂部構造とし、当該山型頂部に駆動軸が配置され、該駆動軸を中心として前記太陽光発電パネルの中心が幅方向に回動可能に配置されたことを特徴とする船舶における太陽光発電パネル用取付け台。
【請求項2】
前記取付け台の両舷側脚部には二つの滑車を取付け、当該二つの滑車および前記太陽光発電パネルの幅方向両端部に嵌設されるワイヤーを巻き取りまたは巻き放つ角度調整用ウインチが配置され、前記ウインチの回動により、前記太陽光発電パネルが幅方向に前記山型頂部に配置された前記駆動軸を中心として回動可能に嵌設されたことを特徴とする請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台。
【請求項3】
前記取付け台には、所定位置で前記太陽光パネルを固定する円弧状固定用板を設け、当該円弧状固定用板は、前記太陽光パネルの調整角度に対応する位置に所定間隔で複数のガイド穴が設けられ、該ガイド穴を通じて、前記太陽光パネルの隅に配置したネジ受け穴にネジ螺合によって、前記太陽光発電パネルを取り付ける取付け台を固定できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台。
【請求項4】
前記取付け台は、船舶の上甲板上に複数個が配置され、個々の太陽光発電パネル用取付け台上に前記太陽光発電パネルの角度が変更可能に前記駆動軸に嵌設されたことを特徴とする請求項1に記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台。
【請求項5】
前記ウインチが、電動式ウインチであって、船舶の操舵室に配置された制御盤に接続され、さらに、該制御盤は、GPSおよびジャイロコンパスに接続され、該GPSの位置情報(位置・時間・日付)およびジャイロコンパスからの方位情報に基づき、航行中の船舶の受ける太陽光照射角度等を計算し、その計算結果に基づいて、前記ウインチを回動させて、前記太陽光パネルの幅方向の角度を調整可能に構成したことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の船舶における太陽光発電パネル用取付け台。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate