英語学習システム
本発明は英語学習システムに関するもので、さらに詳しくは、単語(熟語或いは文章を含む)の学習のために画面に英単語を出力するが、前記単語の綴り字或いは単語から分離された音節の綴り字を空間、視覚効果(色とスペース)や時間効果(順次に画面に出力)及び聴覚効果を与えてディスプレイされるように制御することで、学習者が単語ではなく詳細な音節及び綴り字を順次に認識して単語に対する発音及び綴り字の暗記の効率を高めることができる英語音節発音及び綴り字学習システムに関するものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は英語学習システム及びその方法に関するもので、さらに詳しくは、単語(熟語或いは文章を含む)の学習のために画面に英単語を出力するが、前記単語の綴り字或いは単語から分離された音節の綴り字を、空間、視覚効果(色とスペース)や時間効果(順次に画面に出力)及び聴覚効果を与えてディスプレイされるように制御することで、学習者が単語ではなく詳細な音節及び綴り字を順次に認識して単語に対する発音及び綴り字の暗記の効率を高めることができる英語音節発音及び綴り字学習システム及びその方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
交通及び通信の発達に伴い、外国との交流が急増するグローバル時代を迎えて英語に関する関心が爆発的に増加しつつある。
【0003】
英語を上手に使いこなすためには会話能力が非常に重要ではあるが、会話のために使われる語彙は単語で構成されるため単語を覚えないと適切な会話を使いこなすことができないため、流暢な英語を喋るにあたり単語の学習が先に行われなければならない。
【0004】
ところが、従来の単語学習機器を用いた学習方法は、英単語の発音と韓国語の意味を覚える方式で行われるため、単語を構成する綴り字を十分覚え難いという問題があった。
【0005】
従って、英語学習の向上のために英単語の綴り字を覚えるための別途の英語学習システムの導入が至急に求められる。
【0006】
また、アルファベットの綴り字の音素関係を正確に勉強する英語の基礎学習方法であるフォニックスの適用のためにアルファベットの綴り字だけでなく発音を習得することができる音節単位の学習方法が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記のような問題点を解決すべく、本発明の目的は、英語の単語群に含まれる綴り字を発音学習に基づいて綴り字個別的に或いは音節毎に合わせて学習者に認識させて綴り字を効率的に暗記できる英語綴り字学習システム及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記のような目的を達成するため、本発明による英語学習システムは、表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、学習に提供する単語群を保存するデータベースと前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部を含むことを特徴とする。
【0009】
ここで、前記インターフェース制御部は、前記単語群が熟語或いは文章の場合、各単語群の単語を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御することを特徴とする。
【0010】
また、前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする。
【0011】
ここで、前記単語の音節或いは綴り字は、0.01〜2秒の間で設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする。
【0012】
一方、本発明の第2実施例による英語学習システムは、表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、学習に提供する単語群を保存するデータベースと前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離して出力されるように制御するインターフェース制御部を含むことを特徴とする。
【0013】
ここで、前記インターフェース制御部は、抽出された単語或いは抽出された文章に含まれた単語に対して最少発音単位である音節毎に分離する音節分離モジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0014】
また、前記インターフェース部は、前記音節毎に分離して出力するが、単語のアクセントを同時に出力することを特徴とする。
【0015】
さらに詳しく、前記音節分離モジュールを通じても音節が分離されない最少音節からなる単語の場合、前記単語内に含まれた母音字をアクセントと仮定して他の綴り字と区分して出力し、前記音節分離モジュールを通じて単語が少なくとも2つの音節に分離される場合、単語のアクセント(')と前記アクセントに対応する母音字を区分して出力することを特徴とする。
【0016】
また、前記音節分離モジュールは、"単独母音字"、"子音字+母音字"、"子音字+母音字+子音字"、"母音字+子音字"からなる4つの音節分離規則を適用して単語内の音節を分離することを特徴とする。
【0017】
さらに、前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則の適用の際に、下記のような合成子音字は単一子音字とみなすことを特徴とする。
【0018】
i)同じ子音字が連続する場合(但し、"cc+母音字"、"ll+母音字"、"rr+母音字"は除く)
【0019】
ii)異なる子音字が連続して結合され一つに発音される場合(子音字+h、dg、mn、ck、xy)
【0020】
iii)例外的に2つの子音字が結合される場合(s+子音字、子音字+r、子音字+l)
【0021】
そして前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則の適用の際に、下記のような合成母音字は単一母音字とみなすことを特徴とする。
【0022】
i)同じ母音字が連続する場合
【0023】
ii)他の2以上の母音字が連続する場合
【0024】
iii)例外的に母音字が子音字と結合される場合(母音字+l、母音字+r、母音字+x)
【0025】
iv)子音字であるが母音字とみなされる場合(子音字+y、但しxyは除く)
【0026】
また、前記音節分離モジュールは、順次に綴り字を分析して4種類の分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離するが、子音字+母音字+子音字が連続した場合、次の綴り字が子音字の場合、"子音字+母音字+子音字"の規則を適用して分離し、次の綴り字が母音字の場合、"子音字+母音字"の規則を適用して分離し、前記分離されたその後の綴り字から再び順次に綴り字を分析して4種類の分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離することを特徴とする。
【0027】
また、前記音節分離モジュールは、前記4つの音節分離規則のうち一つを満たした後連続してでる綴り字が単語の最後の綴り字の場合、無視することを特徴とする。
【0028】
ここで、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節の間に間隔を置いたり色で区分して一気に出力されるように制御することを特徴とする。
【0029】
また、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節毎に或いは音節に含まれた綴り字を順次に出力するが、分離された音節が一定空間に分離されたり音節毎に他の色が出力されるように制御することを特徴とする。
【0030】
そして、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節の間に音節区分データであるタグを挿入し、前記タグを基準として音節毎に区分して出力される音節と同期化して発音を出力させるTTSモジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0031】
また、前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする。
【0032】
ここで、前記単語の音節或いは綴り字は、0.01〜2秒の間に設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする。
【0033】
また、本発明は、前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らない単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うよう制御する学習モードを提供する学習制御部をさらに含むことを特徴とする。
【0034】
ここで、前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニュー、詳細情報提供のための"学習"メニュー及び学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、前記次へメニューが選択された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記学習メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0035】
また、前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニューと詳細情報提供のための"学習"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0036】
また、前記学習制御部は、詳細情報提供のための"学習"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"学習"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加して保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0037】
さらに、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、繰り返しメニューが選択された場合該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0038】
また、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0039】
そして、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習が完了しない単語群の場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0040】
また、前記学習制御部は、最初のラウンド終了後、グループに含まれた単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ抽出して第2ラウンドに繰り返して提供し、第2ラウンド終了後、除去フラグが無い単語群のみ抽出して第3ラウンドに提供する過程を繰り返して、グループ内に除去フラグが無い単語群が存在しないときまでラウンドを繰り返して行うことを特徴とする。
【0041】
さらに、前記学習制御部は、選択されたグループに含まれた単語群を順次に出力するが、前記各単語群のうち少なくとも一つをスペース処理して提供し、学習者から直接該当綴り字の入力を受け正解か否かを判断して学習者の綴り字実力をテストするテストモード提供モジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0042】
ここで、前記テストモード提供モジュールは、前記各単語群のスペースに学習者から入力された綴り字が正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存し、間違いの場合、除去フラグを追加せずに次のラウンドに繰り返してテストを提供することを特徴とする。
【発明の効果】
【0043】
前記のように、本発明による英語綴り字学習システム及びその方法は、単語の綴り字を一定時間の間隔で順次に出力して綴り字が出力される度に綴り字に対する集中力を増大させ、単語と共に英語の綴り字を完全に覚えることのできる著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】図1は本発明の好ましい実施例による英語綴り字学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【図2】図2は本発明の好ましい実施例による英語綴り字学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【図3】図3は本発明による音節分離規則が適用されたフロー図である。
【図4】図4は本発明による音節分離規則が適用された単語の実施例である。
【図5】図5は本発明による音節分離規則が適用された単語の実施例である。
【図6】図6は本発明の第1実施例による英語綴り字学習方法を概略的に図示したフロー図である。
【図7】図7は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図8】図8は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図9】図9は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図10】図10は本発明の好ましい実施例による単語の綴り字が順次に出力されるとき色が変わることを図示した例示図である。
【図11】図11は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図12】図12は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図13】図13は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図14】図14は本発明の第1実施例による図3のS130段階の詳細フロー図である。
【図15】図15は第2実施例による図3のS130段階の詳細フロー図である。
【図16】図16は第3実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図17】図17は本発明の好ましい実施例による単語の綴り字が順次に出力されることを図示した例示図である。
【図18】図18は本発明の好ましい実施例による学習メニューが選択されたとき詳細情報が出力されることを図示した例示図である。
【図19】図19は本発明の好ましい実施例による学習メニューが選択されたとき詳細情報が出力されることを図示した例示図である。
【図20】図20は前記第2実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図21】図21は第3実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図22】図22は本発明の第4実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図23】図23は発明の第5実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図24】図24は前記第4実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図25】図25は第5実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図26】図26は本発明の好ましい実施例によるテストモードから単語の綴り字とスペースが挿入されて出力されることを図示した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
以下、本発明の具体的な実施例について図面を参照に詳しく説明する。
【0046】
図1及び図2は、本発明の好ましい実施例による英語学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【0047】
図1は、学習者端末に英語学習システムがエンベデッドされた場合を図示したもので、図2は、英語学習システムがオンラインネットワークを通じてサーバーで構成され、学習者が学習者端末を介して前記サーバーに接続してサービスの提供を受ける場合を図示したものである。
【0048】
即ち、本発明による英語学習システムは、学習者が持っている学習者端末に内蔵されるソフトウェアの形で提供されることもできるが、オンラインサーバーに構築して複数の学習者に提供することができる。
【0049】
前記英語学習システムがサーバーに構成された場合、学習者端末は、英語学習システムから提供するサービスを実行するためのエージェントを備えることができる。
【0050】
ここで、学習者端末は、コンピュータ、ノート型コンピュータなどのコンピュータ端末だけでなく、携帯電話、PMP、PDA、WiBro端末、電子辞書などの全ての携帯用の電子機器を含むことができる。但し、サーバーで構成される場合、学習者端末は無線通信が可能な端末ではなければならない。
【0051】
本発明による英語学習システムは、単語、熟語或いは文章を保存するデータベース130と、前記単語、熟語或いは文章のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語、熟語或いは文章を順次に前記表示部に出力するが、各単語或いは文章の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部110と、を含むことができる。
【0052】
以下、本発明が提供する単語、2つ以上の単語で構成された熟語及び文章を全て含み、単語群と定義することにする。
【0053】
また、2つ以上の単語で構成された熟語及び文章の場合、綴り字ではなく各単語毎に一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように構成されることができる。
【0054】
サーバーで構成される場合、前記インターフェース制御部110は、学習者を識別するためのログイン手続きを行うモジュールをさらに含むことができ、前記データベースは加入した学習者の情報をさらに含むことができる。
【0055】
ここで、学習者情報は、学習者識別コード、名前、年齢などを含む個人情報、学習水準/接続回数/学習結果データなどを含む学習情報を含むことができる。
【0056】
前記インターフェース制御部110は、前記単語群の綴り字が出力されるとき、互いに異なる色で出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベットが出力されるように制御することができる。
【0057】
さらに、前記インターフェース制御部110は、前記単語群の綴り字が全て出力された後、該当単語群の発音が出力されるように制御することができる。
【0058】
ここで、前記単語群の綴り字が順次に出力される時間の間隔は、学習効果に重要な影響を及ぼす。綴り字が順次に出力される時間の間隔が短過ぎる場合、綴り字を認識する前に既に全ての綴り字が出力されてしまい綴り字の学習効果が落ちる恐れがあり、時間の間隔が長すぎる場合、綴り字を認識する効果は高くなるものの全体の学習時間が長くなるという問題がある。
【0059】
従って、最適な時間の間隔を設定することが重要で、学習者の実力に応じて0.01秒〜2秒の範囲で設定することが好ましく、このために前記インターフェース制御部は、学習者が直接時間の間隔を設定できるメニューを提供することができる。
【0060】
前記インターフェース制御部110は、単語(文章の場合、文章に含まれた単語)或いは語句を音節毎に区分する音節分離モジュールを含んで構成することができる。
【0061】
ここで、前記音節とは、単語が発音されるとき区分される発音の節であって、母音字或いは子音字と母音字が結合された発音の最少単位を示す。
【0062】
前記音節分離モジュールは、音節分離規則を記憶して単語を分析して音節を分離する役割を担う。
【0063】
単語の音節を分離する音節分離規則は、下記のように大きく4つに分けられる。
【0064】
1)単独母音字
2)子音字+母音字
3)母音字+子音字
4)子音字+母音字+子音字
以下、前記各規則について詳しく説明する。
【0065】
1)単独母音字
単語の語頭に位置して母音字単独で音節を形成する場合である。
例えば、"about"の場合、単独母音字の"a"と"bout"に分離され、"education"の場合、"e"が一つの音節に分離される。
【0066】
2)子音字+母音字
単語内に含まれた"子音字+母音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"sister"の場合、"子音字+母音字"結合である"si"が一つの音節に分離され、"visit"の場合、"vi"が一つの音節に分離される。
【0067】
3)子音字+母音字+子音字
単語内に含まれた"子音字+母音字+子音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"condition"の"con"、"persist"の"per"は"子音字+母音字+子音字"に結合されて一つの音節に分離される。
【0068】
4)母音字+子音字
単語内に含まれた"母音字+子音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"engineer"の"en"、"insight"の"in"は"母音字と子音字"で結合されて一つの分節に分離される。
【0069】
基本的に音節を分離する規則は前記4つの場合であり、詳細には前記4つの規則に適用される"子音字"と"母音字"は単一子音字と合成子音字、単一母音字と合成母音字に分離されることができる。
【0070】
ここで、合成子音字は2つの子音字が連続して結合されたものを意味し、合成母音字は2つの母音字が連続して結合されたものを意味する。
下記のような合成子音字は、単一子音字として認識する。
【0071】
1)同じ子音字が連続して一つの子音に発音される場合(例えば、bb[hobby]、dd[dodder]、ff[different]、gg[aggressive]、mm[summer]、nn[anniversary]、pp[appear]、kk[kiss]、tt[mitt]、vv[bevvy])は単一子音字と認識する。
【0072】
但し、同じ子音字が連続して二つの子音に発音される場合(例えば、"cc+母音字"[succeed]、"ll+母音字"[collect]、"rr+母音字"[arrive])は二つの子音字と認識する。これにより、前記例においてsucceedはsuc/ceedに、collectはcol/lectに、arriveはar/riveに分離される。
【0073】
2)子音字二つが結合されて一つに発音される場合(子音字+h[chimney、telephone、shine、theory]、ck[check]、ng[bring]、mn[autumn]、dg[bridge]、ph[telephone]、xy[xylophone])は一つの子音字と認識して前記規則が適用される。
【0074】
また、3)例外的に次のような合成子音字がくる場合、一つの子音字と認識する。
【0075】
子音字+L(例えば、plan、clide、cluster)、子音字+R(例えば、credible、prasie、breast)、S+子音字(例えば、storm、student、score)
【0076】
さらに、二つの母音字が連続する場合も一つの母音字と認識して前記規則が適用される。
【0077】
1)二つの母音字が連続する場合は同じ母音字が連続される場合(例えば、aa、ee、ii、oo、uu)と、
2)異なる母音が連続する場合(例えば、ae、ai、ei、io、uo、uoなど)を称す。
【0078】
例外的に母音字3つが連続してくる場合があり、このときも一つの母音字と認識する。(eau[beautiful]、iou[behaviour])
【0079】
3)例外的に次のような合成母音字がくる場合、発音を分離することができないため一つの母音字と認識する。
"母音字+l"(例えば、element)、"母音字+r"(例えば、characteristic)、"母音字+x"(例えば、exercise)
例えば、elementの場合、"母音字+l"であるため規則によって単一母音字と判断した後再び母音字"e"がくるため、再び合成母音字となって"ele"を一つの母音字と認識することになる。
【0080】
4)子音字であるが母音字と認識される場合
"子音字+y"(例えば、study、system、但しxyを除く)
ここで、"子音字+y"は合成子音字に該当するが"y"は実質的には母音のような"i"と発音されるため例外的に"子音字"の次に結合された"y"は母音字とみなすことにする。
前記のような音節分離規則をまとめると下記の表1のとおりである。
【0081】
【表1】
【0082】
また、前記のような音節分離規則に従って単語を分離して出力するが、単語のアクセントを含んで出力することができる。
【0083】
単語毎に音節分離と共にアクセントを表示する場合は、単語が音節分離されない最少音節で構成された場合と、単語が音節が少なくとも2つ以上に分離される場合とに分けられる。
【0084】
下記の表2は、音節がそれ以上分離されない場合、最少音節に構成された単語に対するアクセント表示を示したものである。
【0085】
【表2】
【0086】
前記表2のように単語が音節分離されない最少音節で構成された場合、元の単語にはアクセントが無いが、単語に含まれた母音を強く発音しなければならないため、母音字をアクセントと判断して単語内に含まれた母音字を区別して出力する。
【0087】
前記母音字を区別するためには前記表2のように他の単語と色を区分して出力したり、他の単語より太く表示するなど視覚的に区別する方法であればいずれも適用できる。
【0088】
下記の表3は一つの単語に音節が最少2つ以上分離される場合のアクセント表示を示したものである。
【0089】
【表3】
前記表3のように、本発明による音節分離規則に従って単語を分離して出力するが、各音節のうちアクセントが含まれた場合には、アクセントを他の単語とは区別して表示することができる。この際、アクセント(')だけではなく、前記アクセントに該当する母音字も他の単語と区別して出力することができる。
【0090】
これを通じて、単語に対するフォニックス学習だけでなく、アクセントも同時に習うことができるため学習効率をさらに高めることができる。
【0091】
また、前記アクセント(')とアクセントに該当する母音字を他の綴り字より大きく出力してアクセントの位置を覚えさせ学習効果をさらに高めることができる。
【0092】
本発明による音節分離規則が適用される方法についてさらに詳しく説明する。
図3は、本発明による音節分離規則が適用されるフロー図である。
図3のフロー図では前記で説明した合成子音字は単一子音字とみなし、合成母音字は単一母音字とみなして説明する。
【0093】
本発明による音節分離規則は、現在の音節の次に出る綴り字によって規則が適用される。即ち、現在の音節が前記4つの規則のうち一つに該当するか否かは次に出る綴り字が新たな音節で始まるかどうかを基準として決められる。より詳しくは、図1を参照に説明する。
【0094】
図3を参照すると、先ず音節分離モジュールは、選択された単語の第1綴り字が子音字なのか母音字なのかを判断する。
【0095】
子音字の場合、合成子音字や二重母音字を考えないことにしたため、第2綴り字は母音字が来るしかなく、第3綴り字もまた子音字が来るしかない。さらに、第4綴り字が母音字の場合、"子音字+母音字"の規則によって第1、2綴り字を一つの音節に分離する。即ち、第4綴り字が母音字であるため第3綴り字と第4綴り字が結合(子音字+母音字)して新たな音節が形成されるため第1、2綴り字を分離することになる。
【0096】
例えば、roseの場合、第1綴り字が子音字(r)で、第2綴り字が母音字(o)であり、第3綴り字が子音字(s)で、第4綴り字が母音字(e)であるため、第1、2綴り字の"ro"が一つの音節に分離される。
【0097】
ここで、第4綴り字が子音字の場合"子音字+母音字+子音字"の規則によって第1、2、3綴り字を一つの音節に分離する。即ち、第3綴り字と第4綴り字が子音字が連続するため、第3綴り字と第4綴り字を結合しても"子音字+子音字"となって新たな音節を形成しないため、第3綴り字は以前の音節の最後の綴り字とみなし、第4綴り字は新たな音節の最初の綴り字とみなして第1、2、3綴り字を一つの音節に分離する。
【0098】
例えば、conditionの場合、第1綴り字が子音字(c)で、第2綴り字が母音字(o)であり、第3綴り字が子音字(n)であるが、第4綴り字も子音字(d)であるため、第1、2、3綴り字の"con"が一つの音節に分離される。
【0099】
しかし、第4綴り字の子音が最後の綴り字の場合には、最後の綴り字の第4綴り字は無視して分離せずに終了する。
【0100】
第1綴り字が母音字の場合、第2綴り字は子音字が来るしかなく、第3綴り字が母音字の場合、"単一母音"の規則に従って第1綴り字のみ一つの音節に分離される。即ち、第3綴り字が母音字で第2綴り字の子音字から新たな音節が始まるため第1綴り字のみ一つの音節に分離する。
【0101】
例えば、aboveの場合、第1綴り字が母音字(a)で、第2綴り字が子音字(b)であり、第3綴り字が母音字(o)であるため、第1綴り字の"a"を一つの音節に分離する。
【0102】
ここで、第3綴り字が子音字の場合、第1、2綴り字を"母音字+子音字"の規則によって一つの音節に分離する。即ち、第2綴り字と第3綴り字が子音字であるため、第3綴り字から新たな音節が始まるため第1、2綴り字を一つの音節に分離する。
【0103】
例えば、incomeの場合、第1綴り字が母音字(i)で、第2綴り字が子音字(n)であり、第3綴り字もまた子音(c)であるため、第1、2綴り字の"in"が一つの音節に分離される。
【0104】
図4及び図5は、本発明の好ましい実施例による音節分離の例示図である。
【0105】
図4は、英語単語"patent"に対するもので、"patent"の場合、第1綴り字が子音字(p)で、第2綴り字が母音字(a)であり、第3綴り字が子音字(t)であるため、第4綴り字によって最初に分離される音節が決まる。
【0106】
第4綴り字が母音字(e)であるため、第3綴り字から意味の有る音節(子音字+母音字)が始まるため、第1、2綴り字の"pa"を第1音節に分離する。
【0107】
前記のように第1音節が分離されると、分離された次の綴り字の第3綴り字から再び音節分離規則が適用され、第3綴り字が子音字 (t)、第4綴り字が母音字 (e)で、第5綴り字が子音字(n)であるため、"子音字+母音字+子音字"の音節分離規則を満たし、第6綴り字が最後の綴り字であるため第6綴り字は無視する。従って、"patent"は"pa"と"tent"のみに分離される。
【0108】
図5は最も長い英単語である"floccinaucinihilipilification"に関するもので、flは合成子音字で一つの子音字とみなされ合わせて第1綴り字となり、第2綴り字は母音字(o)で、第3綴り字は子音字(c)であり、次の綴り字が子音字(c)であるため、第1、2、3綴り字の"floc"が第1音節に分離される。
【0109】
次に、第4綴り字から再び音節分離規則が適用される。以下、フィードバックされた第4綴り字を第1綴り字とみなすことにする。
【0110】
第1綴り字は子音字(c)で、第2綴り字は母音字(i)であり、第3綴り字は子音字(n)で、第4綴り字は母音字(a)であるため、第1、2綴り字の"ci"が第2音節に分離される。
【0111】
次いで、第3綴り字から再び音節分離規則が適用される。第3綴り字の子音字(n)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(a)の次に再び母音字(u)が連続するため、前記合成母音字(au)が一つの母音字となって第2綴り字となり、第3綴り字は子音字(c)、第4綴り字は母音字(i)が連続するため、第1、2綴り字の"nau"が第3音節に分離される。
【0112】
次に、また第3綴り字から再び音節分離規則が適用される。第3綴り字の子音字(c)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(n)と第4綴り字で母音字(i)が連続するため、これも第1、2綴り字の"ci"が第4音節に分離される。
【0113】
次いで、第3綴り字の子音字(n)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(h)、第4綴り字で母音字(i)が連続するため第1、2綴り字の"ni"が第5音節に分離される。
【0114】
そして第3綴り字の子音字(h)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(l)、第4綴り字で母音字(i)が連続し、母音字(i)の次に子音字lが連続するため、例外規則によって一つの母音字とみなされ、次いで再び母音字(i)が連続するため、"ili"は一つの母音字とみなされて第2綴り字と認識され、第3綴り字が子音字(合成子音字"ph")で、第4綴り字が母音字(i)であるため第1、2綴り字の"hili"が第6音節に分離される。
【0115】
前記のような過程を繰り返して、"floccinaucinihiliphilification"は"floc/ci/nau/ci/ni/hili/phili/fi/ca/tionと計10つの音節に分離される。
【0116】
さらに、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールから分離された音節に同期化して各分離された音節の発音を送出するTTS(Text To Speech)モジュールをさらに含むことができる。
【0117】
前記TTSモジュールは、データベースにテキストの形で保存された単語と同期化されて該当単語の発音を出力する。
【0118】
ここで、前記音節分離モジュールによって音節が分離されると、分離された音節の間に発音の区分ができるように区分データのタグを追加し、前記TTSモジュールは、前記タグを基準として音節毎に区分して発音を送出することになる。
【0119】
より詳しくは、単語"Patent"[patnt]が音節分離モジュールによって"pa/tent"に分離されると、前記分離された"pa"と"tent"の間にタグが挿入され、TTSモジュールは前記タグ情報を基準として"pa[pa]"と"tent[tnt]"を分離して出力するように制御することができる。
【0120】
さらに、本発明による英語綴り字学習システムは、前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らないと選択した単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うように制御する学習制御部120をさらに含むことができる。
【0121】
前記学習制御部120に関するより具体的な事項は、下記の英語綴り字学習方法にて詳しく説明する。
【0122】
図6は、本発明の第1実施例による英語綴り字学習方法を概略的に図示したフロー図である。
【0123】
図6を参照すると、先ず、学習者が英語綴り字学習システムを活性化して学習者が学習モード或いはテストモードのうち一つを選ぶ。(S110)
【0124】
ここで、学習モードは、単語群を綴り字の順番とおりに出力して綴り字の学習を誘導するモードを示し、テストモードは、単語群を綴り字の順番とおりに出力するが、少なくとも一つの綴り字をスペース処理して、前記スペースに学習者が直接綴り字を入力して綴り字を暗記しているかをテストするためのモードを称す。
【0125】
学習者が学習モードを選択した場合、インターフェース制御部110がデータベース130に保存された単語群のうち学習する単語群グループを選択する。(S120)
【0126】
ここで、前記単語群グループとは、英語綴り字学習のために複数の単語群を結んでグループ化したものを意味し、同じ難易度の単語群を複数結んでグルーピングすることもでき、一つのグループの中に様々な難易度の単語群を複数結んでグルーピングすることもできる。前記難易度は語彙によって中学レベル、高校レベル、TOEICレベル、TOEFLレベル、GREレベルなどに分けることができる。
【0127】
そして単語を主として学習する場合、単語のみグルーピングすることができ、文章を主として学習する場合、文章のみグルーピングすることができる。
【0128】
さらに、前記グルーピングされた単語群の抽出の際に、学習者が図7乃至図9のように保存された単語群のうち直接特定の範囲を選択することもできる。図7は単語の例であって、10番から20番までの単語をグループとして選択した場合の例示であり、この際にはデータベースに保存された全ての単語群に番号をつける過程が必要である。
【0129】
図8は、難易度毎に予めグルーピングされて保存された単語目録のうち学習者が特定グループを選択した場合の例示であり、この際には予め単語群グループを分類してデータベースに保存する過程が必要である。
【0130】
また、図9のように学習者が学習する単語群の数のみ入力しランダム抽出アルゴリズムによって入力された数だけの単語群をデータベースからランダムに抽出してグループを選択することができる。
【0131】
次に、インターフェース制御部の制御によって前記抽出されたグループの単語群を順次に表示部を通じて出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力して第1ラウンド学習を行う。
【0132】
ここで、インターフェース制御部110は、前記綴り字が出力されるとき学習者の集中を誘導するために、打字音が同時に出力されたり、図10のように綴り字ごとに異なる色で表示されたり、該当綴り字のアルファベット音が出力されるように制御することができる。
【0133】
また、単語或いは語句の音節を分離して出力する場合、インターフェース制御部の音節分離モジュールが単語或いは語句の音節を分離し、インターフェース制御部の制御に従って分離された音節の綴り字を順次に出力するが、音節の区分のために音節の間に空間を置いたり、音節毎に異なる色で表示して出力されるように制御することができる。
【0134】
即ち、図11のように音節の間に空間を置いて出力しながらTTSモジュールが該当音節の発音が同時に出力されるように制御することができる。
【0135】
また、図12のように、分離された音節に対して綴り字毎に順次に出力されるように制御することができ、図13のように、分離された音節全体が順次に出力されるように制御することができる。
【0136】
また、インターフェース制御部は、前記のように単語の出力の時に下部に発音記号が表示されるように制御することができる。
【0137】
前記第1ラウンドの学習結果、学習者が選択したグループ内の知らない単語群のみ抽出して次のラウンドを行い、グループ内に知らない単語群が存在しないときまでラウンド学習を繰り返す。(S130)
【0138】
前記S130の段階は、下記のような複数の実施例で具現することができる。
図14は、図2のS130段階の第1実施例による詳細フロー図である。
図14を参照に第1実施例によるS130段階(ラウンド学習段階)について詳しく説明する。
【0139】
先ず、グループ内の単語群(グループ全体の単語群の数をMと仮定)のうち最初の単語群の綴り字或いは音節を一定時間の間隔で順次に出力する。(S131)
【0140】
例えば、単語が"Patent"の場合、図17のように"p"、"a"、"t"、"e"、"n"、"t"が一定時間の間隔で順次に出力される。音節分離規則が適用された場合、分離された音節"pa"と"tent"が空間上に分離して同時に出力されたり、分離された音節"pa"と"tent"が空間或いは色で区分されて音節の綴り字が一定時間の間隔で順次に出力されることができる。
【0141】
各単語群の全ての綴り字が出力された後、学習者は知っている単語群の場合、インターフェース制御部から提供される"次へ"メニューを選択し(S132a)、知らない単語群の場合、"学習"メニューを選択する。(S132b)
【0142】
ここで、"次へ"メニューが選択されると、現在出力された単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し(S133a)、次の単語群が出力され(134a)、"学習"メニューが選択されると、図18のように該当単語群の詳細情報が出力される。(S133b)
【0143】
ここで、"次へ"メニューは、単語群の学習が完了した場合に入力されるボタンであり、"学習"メニューは、学習が必要な場合に入力されるボタンである。
【0144】
さらに、学習効果をさらに増加させるため、図19のように該当単語を以前とは異なる色で表示し、前記単語と文章の詳細情報を離隔して出力することができる。
【0145】
また、別途の"次へ"メニュー無しで一つの単語群が出力された後、設定された一定時間(例えば、5秒)が過ぎると知っている単語群と判断して除去フラグを追加してデータベースに保存するように構成することができる。
【0146】
前記詳細情報は、単語の場合、意味、例文、派生語、語源などの情報が含まれることができ、文章の場合、意味、文章に含まれた単語の意味、適用文法、適用文法の他の例文などの情報が含まれることができる。さらに、詳細情報は、韓国だけでなく、他の国の人のための英語学習のために、英語と他の第2外国語(例えば、中国語、日本語など)で表示されるように構成することができる。
【0147】
前記詳細情報が出力されて単語群に対して学習を行った後、学習が完了した場合"次へ"メニューを選択し、学習が完了しない場合"繰り返し"メニューを選択する。
【0148】
前記"次へ"メニューが選択されるとS133a以下の段階が行われ、"繰り返し"メニューを選択すると学習した単語群に対する除去フラグの追加をせずに次の単語群が出力される。(S134b)
【0149】
次に出力される単語群に対して前記S131乃至S134の段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返して現在ラウンドを終了する。(S135)
【0150】
また、第2実施例に従い、図20のように"次へ"メニューのみ提供されたり、図21のように第3実施例に従い"繰り返し"メニューのみ提供されるように構成されることができる。
【0151】
図15は、本発明の第2実施例によるS130段階の詳細ブロック図であり、図16は、本発明の第3実施例によるS130段階の詳細ブロック図である。
【0152】
図15を参照すると、第2実施例は"繰り返し"メニューが除去されたもので、前記第1実施例のS133b段階において"学習"メニューが選択されて詳細情報が出力された後、設定された時間をカウントして設定された時間が過ぎると学習が完了しない単語群とみなして該当単語群に除去フラグを追加せずに保存する構成を除いた残りの段階は前記第1実施例と同様である。
【0153】
図16を参照すると、本発明の第3実施例は"次へ"メニューが無い代わりに該当単語群が暗記したり学習が完了した単語群の場合、設定された一定時間が過ぎると学習が完了した単語とみなして単語群に除去フラグを追加して保存し、次の単語群が出力される。
【0154】
ここで、学習が必要な場合、学習者は"学習"メニューを選択し、"学習"メニューが選択されると、該当単語群に対する詳細情報が出力される。前記出力された詳細情報を基に学習を行った後学習が完了した場合、設定された一定時間が過ぎると単語群に除去フラグを追加して保存し次の単語群が出力され、"繰り返し"メニューが入力された場合、単語群に除去フラグを追加せずに保存し次の単語群が出力される。
【0155】
即ち、第1実施例は、学習者が学習が完了した単語を"次へ"メニューによって次のラウンドでの出力を除去するインターフェースを特徴とする一方、第2実施例は、学習者が学習がさらに必要な単語を"繰り返し"メニューによって次のラウンドでの出力を選択するインターフェースを特徴とする。
【0156】
現在ラウンドが終了すると、現在ラウンドに出題された単語群のうち知らなかったため"学習"メニューを選択した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力して前記S131乃至S135の段階を繰り返して次のラウンドを行い、次のラウンドに出題された単語群のうち知らなかったため"学習"メニューを選択した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返して、グループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでラウンドを繰り返した後学習モードを終了する。(S136)
【0157】
図22は、図3のS130段階の第4実施例による詳細フロー図であり、図24は、第4実施例によるインターフェースを図示したものである。
図22及び図24を参照に第4実施例によるS130段階(ラウンド学習段階)について詳しく説明する。
【0158】
先ず、グループ内の単語群(グループ全体単語群の数をMと仮定)のうち最初の単語群の綴り字或いは音節を一定時間の間隔で順次に出力する。(S331)
【0159】
例えば、単語が"Patent"の場合、図6のように"p"、"a"、"t"、"e"、"n"、"t"が一定時間の間隔で順次に出力される。音節分離規則が適用された場合、分離された音節"pa"と"tent"が空間上に分離されて同時に出力されたり、分離された音節"pa"と"tent"が空間或いは色で区分されて音節の綴り字が一定時間の間隔で順次に出力されることができる。
【0160】
各単語群の全ての綴り字が出力された後、設定された一定時間(例えば、2秒)が過ぎた後、前記単語群の詳細情報が自動的に出力される。(S332)また、前記単語群の出力と同時に詳細情報が自動的に出力されることができる。
【0161】
前記単語群の綴り字と詳細情報が出力される途中或いは出力が完了した後、学習者が暗記した単語か知っている文章の場合"次へ"ボタンメニューを選択する。(S333a)
【0162】
前記"次へ"メニューが選択されると、出力された文章或いは単語に対して除去フラグを追加してデータベースに保存する。(S333b)
【0163】
また、出力された単語が暗記していないか知らない文章の場合、"次へ"メニューを選択しないと、設定された一定時間(例えば、2秒)が過ぎると除去フラグを追加せずにデータベースに保存する。(S334)
【0164】
次いで、前記S331乃至S334段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返して現在ラウンドを終了する。(S335)
【0165】
また、第5実施例に従い図25のように"次へ"メニューの代わりに"繰り返し"メニューが提供されることができる。
【0166】
図23は、本発明の第5実施例によるS130段階の詳細ブロック図である。
【0167】
図23を参照すると、本発明の第4実施例は、"次へ"メニューが無い代わりに、該当単語群が暗記したか学習が完了した単語群の場合、設定された一定時間が過ぎると学習が完了した単語とみなして単語群に除去フラグを追加して保存し、次の単語群が出力される。ここで、"繰り返し"メニューが入力された場合、単語群に除去フラグを追加せずに保存し、次の単語群が出力される。
【0168】
即ち、第1実施例は、学習者が学習が完了した単語を"次へ"メニューによって次のラウンドでの出力を除去するインターフェースを特徴とする一方、第2実施例は、学習者が学習がさらに必要な単語を"繰り返し"メニューによって次のラウンドでの出力を選択するインターフェースを特徴とする。
【0169】
現在ラウンドが終了すると、現在ラウンドに出力された単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ再び抽出して順次に出力して前記S131乃至S135段階を繰り返して次のラウンドを行い、次のラウンドに出題された単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返してグループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでラウンドを繰り返した後、学習モードを終了する。(S336)
【0170】
学習モードが終了した後、学習者がテストモードを選択した場合、テストモードに提供される単語群グループを選択する。(S210)
【0171】
ここで、テストモードに提供される単語群グループは、学習モードを通じて学習が終了したグループが選択されることができ、学習者が選択した他のグループ或いはインターフェース制御部によってランダムに選択されて提供されることができる。
【0172】
次いで、選択されたグループに含まれた単語群を学習モードと同様に順次に出力するが、図26のように、少なくとも一つの綴り字がスペースと処理されて出力してテスト第1ラウンドを行う。(S220)
【0173】
ここで、各単語群に対する綴り字と挿入されたスペースが順次に一定時間の間隔で出力された後、英単語の韓国語の意味が併記されることができる。
【0174】
学習者は、前記スペースに該当する綴り字を直接入力して"終了"メニューを選択し、正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存した後次の単語群を出力し、間違った場合、解答を表示した後除去フラグを追加せずデータベースに保存する。
【0175】
次に出力される単語群に対して前記S220及びS230の段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返してテスト第1ラウンドを終了する。
【0176】
テスト第1ラウンドが終了すると、第1ラウンドに出題された単語群のうち誤答を入力した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に少なくとも一つのスペースが含まれた単語群を出力して前記S130乃至S150段階を繰り返してテスト第2ラウンドを終了する。
【0177】
ここで、前記第2ラウンドで出題される単語群のスペースは、第1ラウンドと同様に構成され得るが、学習効果を高めるため第1ラウンドとは異なる綴り字にスペースが出力されるように制御することができる。
【0178】
このため、完成した単語のうち少なくとも一つの綴り字をランダムに抽出してスペースを生成するアルゴリズムを適用することができる。
【0179】
次に、第2ラウンドに出題された単語群のうち、誤答を入力した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返して、グループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでテストラウンドを繰り返した後学習モードを終了する。(S230)
【0180】
以上で説明した本発明の実施例は、装置及び方法を通じてのみ具現されるものではなく、本発明の実施例の構成に対応する機能を実現するプログラム或いはそのプログラムが記録された記録媒体を通じて具現されることもでき、このような具現は、先に説明した実施例の記載から本発明が属する技術分野の専門家であれば容易に具現することができるものである。
【0181】
以上、本発明の実施例について詳しく説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるのではなく、添付の請求範囲に定義した本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
【技術分野】
【0001】
本発明は英語学習システム及びその方法に関するもので、さらに詳しくは、単語(熟語或いは文章を含む)の学習のために画面に英単語を出力するが、前記単語の綴り字或いは単語から分離された音節の綴り字を、空間、視覚効果(色とスペース)や時間効果(順次に画面に出力)及び聴覚効果を与えてディスプレイされるように制御することで、学習者が単語ではなく詳細な音節及び綴り字を順次に認識して単語に対する発音及び綴り字の暗記の効率を高めることができる英語音節発音及び綴り字学習システム及びその方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
交通及び通信の発達に伴い、外国との交流が急増するグローバル時代を迎えて英語に関する関心が爆発的に増加しつつある。
【0003】
英語を上手に使いこなすためには会話能力が非常に重要ではあるが、会話のために使われる語彙は単語で構成されるため単語を覚えないと適切な会話を使いこなすことができないため、流暢な英語を喋るにあたり単語の学習が先に行われなければならない。
【0004】
ところが、従来の単語学習機器を用いた学習方法は、英単語の発音と韓国語の意味を覚える方式で行われるため、単語を構成する綴り字を十分覚え難いという問題があった。
【0005】
従って、英語学習の向上のために英単語の綴り字を覚えるための別途の英語学習システムの導入が至急に求められる。
【0006】
また、アルファベットの綴り字の音素関係を正確に勉強する英語の基礎学習方法であるフォニックスの適用のためにアルファベットの綴り字だけでなく発音を習得することができる音節単位の学習方法が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記のような問題点を解決すべく、本発明の目的は、英語の単語群に含まれる綴り字を発音学習に基づいて綴り字個別的に或いは音節毎に合わせて学習者に認識させて綴り字を効率的に暗記できる英語綴り字学習システム及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記のような目的を達成するため、本発明による英語学習システムは、表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、学習に提供する単語群を保存するデータベースと前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部を含むことを特徴とする。
【0009】
ここで、前記インターフェース制御部は、前記単語群が熟語或いは文章の場合、各単語群の単語を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御することを特徴とする。
【0010】
また、前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする。
【0011】
ここで、前記単語の音節或いは綴り字は、0.01〜2秒の間で設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする。
【0012】
一方、本発明の第2実施例による英語学習システムは、表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、学習に提供する単語群を保存するデータベースと前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離して出力されるように制御するインターフェース制御部を含むことを特徴とする。
【0013】
ここで、前記インターフェース制御部は、抽出された単語或いは抽出された文章に含まれた単語に対して最少発音単位である音節毎に分離する音節分離モジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0014】
また、前記インターフェース部は、前記音節毎に分離して出力するが、単語のアクセントを同時に出力することを特徴とする。
【0015】
さらに詳しく、前記音節分離モジュールを通じても音節が分離されない最少音節からなる単語の場合、前記単語内に含まれた母音字をアクセントと仮定して他の綴り字と区分して出力し、前記音節分離モジュールを通じて単語が少なくとも2つの音節に分離される場合、単語のアクセント(')と前記アクセントに対応する母音字を区分して出力することを特徴とする。
【0016】
また、前記音節分離モジュールは、"単独母音字"、"子音字+母音字"、"子音字+母音字+子音字"、"母音字+子音字"からなる4つの音節分離規則を適用して単語内の音節を分離することを特徴とする。
【0017】
さらに、前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則の適用の際に、下記のような合成子音字は単一子音字とみなすことを特徴とする。
【0018】
i)同じ子音字が連続する場合(但し、"cc+母音字"、"ll+母音字"、"rr+母音字"は除く)
【0019】
ii)異なる子音字が連続して結合され一つに発音される場合(子音字+h、dg、mn、ck、xy)
【0020】
iii)例外的に2つの子音字が結合される場合(s+子音字、子音字+r、子音字+l)
【0021】
そして前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則の適用の際に、下記のような合成母音字は単一母音字とみなすことを特徴とする。
【0022】
i)同じ母音字が連続する場合
【0023】
ii)他の2以上の母音字が連続する場合
【0024】
iii)例外的に母音字が子音字と結合される場合(母音字+l、母音字+r、母音字+x)
【0025】
iv)子音字であるが母音字とみなされる場合(子音字+y、但しxyは除く)
【0026】
また、前記音節分離モジュールは、順次に綴り字を分析して4種類の分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離するが、子音字+母音字+子音字が連続した場合、次の綴り字が子音字の場合、"子音字+母音字+子音字"の規則を適用して分離し、次の綴り字が母音字の場合、"子音字+母音字"の規則を適用して分離し、前記分離されたその後の綴り字から再び順次に綴り字を分析して4種類の分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離することを特徴とする。
【0027】
また、前記音節分離モジュールは、前記4つの音節分離規則のうち一つを満たした後連続してでる綴り字が単語の最後の綴り字の場合、無視することを特徴とする。
【0028】
ここで、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節の間に間隔を置いたり色で区分して一気に出力されるように制御することを特徴とする。
【0029】
また、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節毎に或いは音節に含まれた綴り字を順次に出力するが、分離された音節が一定空間に分離されたり音節毎に他の色が出力されるように制御することを特徴とする。
【0030】
そして、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節の間に音節区分データであるタグを挿入し、前記タグを基準として音節毎に区分して出力される音節と同期化して発音を出力させるTTSモジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0031】
また、前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする。
【0032】
ここで、前記単語の音節或いは綴り字は、0.01〜2秒の間に設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする。
【0033】
また、本発明は、前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らない単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うよう制御する学習モードを提供する学習制御部をさらに含むことを特徴とする。
【0034】
ここで、前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニュー、詳細情報提供のための"学習"メニュー及び学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、前記次へメニューが選択された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記学習メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0035】
また、前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニューと詳細情報提供のための"学習"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0036】
また、前記学習制御部は、詳細情報提供のための"学習"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"学習"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、前記単語群に対する学習終了後予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加して保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0037】
さらに、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、繰り返しメニューが選択された場合該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0038】
また、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューを提供し、前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0039】
そして、前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習が完了しない単語群の場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする。
【0040】
また、前記学習制御部は、最初のラウンド終了後、グループに含まれた単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ抽出して第2ラウンドに繰り返して提供し、第2ラウンド終了後、除去フラグが無い単語群のみ抽出して第3ラウンドに提供する過程を繰り返して、グループ内に除去フラグが無い単語群が存在しないときまでラウンドを繰り返して行うことを特徴とする。
【0041】
さらに、前記学習制御部は、選択されたグループに含まれた単語群を順次に出力するが、前記各単語群のうち少なくとも一つをスペース処理して提供し、学習者から直接該当綴り字の入力を受け正解か否かを判断して学習者の綴り字実力をテストするテストモード提供モジュールをさらに含むことを特徴とする。
【0042】
ここで、前記テストモード提供モジュールは、前記各単語群のスペースに学習者から入力された綴り字が正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存し、間違いの場合、除去フラグを追加せずに次のラウンドに繰り返してテストを提供することを特徴とする。
【発明の効果】
【0043】
前記のように、本発明による英語綴り字学習システム及びその方法は、単語の綴り字を一定時間の間隔で順次に出力して綴り字が出力される度に綴り字に対する集中力を増大させ、単語と共に英語の綴り字を完全に覚えることのできる著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】図1は本発明の好ましい実施例による英語綴り字学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【図2】図2は本発明の好ましい実施例による英語綴り字学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【図3】図3は本発明による音節分離規則が適用されたフロー図である。
【図4】図4は本発明による音節分離規則が適用された単語の実施例である。
【図5】図5は本発明による音節分離規則が適用された単語の実施例である。
【図6】図6は本発明の第1実施例による英語綴り字学習方法を概略的に図示したフロー図である。
【図7】図7は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図8】図8は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図9】図9は本発明の好ましい実施例による単語群に対する例示図である。
【図10】図10は本発明の好ましい実施例による単語の綴り字が順次に出力されるとき色が変わることを図示した例示図である。
【図11】図11は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図12】図12は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図13】図13は本発明の好ましい実施例による単語が音節毎に分離されて出力されることを図示した例示図である。
【図14】図14は本発明の第1実施例による図3のS130段階の詳細フロー図である。
【図15】図15は第2実施例による図3のS130段階の詳細フロー図である。
【図16】図16は第3実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図17】図17は本発明の好ましい実施例による単語の綴り字が順次に出力されることを図示した例示図である。
【図18】図18は本発明の好ましい実施例による学習メニューが選択されたとき詳細情報が出力されることを図示した例示図である。
【図19】図19は本発明の好ましい実施例による学習メニューが選択されたとき詳細情報が出力されることを図示した例示図である。
【図20】図20は前記第2実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図21】図21は第3実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図22】図22は本発明の第4実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図23】図23は発明の第5実施例による図2のS130段階の詳細フロー図である。
【図24】図24は前記第4実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図25】図25は第5実施例によるインターフェース画面を図示したものである。
【図26】図26は本発明の好ましい実施例によるテストモードから単語の綴り字とスペースが挿入されて出力されることを図示した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
以下、本発明の具体的な実施例について図面を参照に詳しく説明する。
【0046】
図1及び図2は、本発明の好ましい実施例による英語学習システムを概略的に図示したシステム構成図である。
【0047】
図1は、学習者端末に英語学習システムがエンベデッドされた場合を図示したもので、図2は、英語学習システムがオンラインネットワークを通じてサーバーで構成され、学習者が学習者端末を介して前記サーバーに接続してサービスの提供を受ける場合を図示したものである。
【0048】
即ち、本発明による英語学習システムは、学習者が持っている学習者端末に内蔵されるソフトウェアの形で提供されることもできるが、オンラインサーバーに構築して複数の学習者に提供することができる。
【0049】
前記英語学習システムがサーバーに構成された場合、学習者端末は、英語学習システムから提供するサービスを実行するためのエージェントを備えることができる。
【0050】
ここで、学習者端末は、コンピュータ、ノート型コンピュータなどのコンピュータ端末だけでなく、携帯電話、PMP、PDA、WiBro端末、電子辞書などの全ての携帯用の電子機器を含むことができる。但し、サーバーで構成される場合、学習者端末は無線通信が可能な端末ではなければならない。
【0051】
本発明による英語学習システムは、単語、熟語或いは文章を保存するデータベース130と、前記単語、熟語或いは文章のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語、熟語或いは文章を順次に前記表示部に出力するが、各単語或いは文章の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部110と、を含むことができる。
【0052】
以下、本発明が提供する単語、2つ以上の単語で構成された熟語及び文章を全て含み、単語群と定義することにする。
【0053】
また、2つ以上の単語で構成された熟語及び文章の場合、綴り字ではなく各単語毎に一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように構成されることができる。
【0054】
サーバーで構成される場合、前記インターフェース制御部110は、学習者を識別するためのログイン手続きを行うモジュールをさらに含むことができ、前記データベースは加入した学習者の情報をさらに含むことができる。
【0055】
ここで、学習者情報は、学習者識別コード、名前、年齢などを含む個人情報、学習水準/接続回数/学習結果データなどを含む学習情報を含むことができる。
【0056】
前記インターフェース制御部110は、前記単語群の綴り字が出力されるとき、互いに異なる色で出力されたり、綴り字の出力と同時に打字音或いは該当アルファベットが出力されるように制御することができる。
【0057】
さらに、前記インターフェース制御部110は、前記単語群の綴り字が全て出力された後、該当単語群の発音が出力されるように制御することができる。
【0058】
ここで、前記単語群の綴り字が順次に出力される時間の間隔は、学習効果に重要な影響を及ぼす。綴り字が順次に出力される時間の間隔が短過ぎる場合、綴り字を認識する前に既に全ての綴り字が出力されてしまい綴り字の学習効果が落ちる恐れがあり、時間の間隔が長すぎる場合、綴り字を認識する効果は高くなるものの全体の学習時間が長くなるという問題がある。
【0059】
従って、最適な時間の間隔を設定することが重要で、学習者の実力に応じて0.01秒〜2秒の範囲で設定することが好ましく、このために前記インターフェース制御部は、学習者が直接時間の間隔を設定できるメニューを提供することができる。
【0060】
前記インターフェース制御部110は、単語(文章の場合、文章に含まれた単語)或いは語句を音節毎に区分する音節分離モジュールを含んで構成することができる。
【0061】
ここで、前記音節とは、単語が発音されるとき区分される発音の節であって、母音字或いは子音字と母音字が結合された発音の最少単位を示す。
【0062】
前記音節分離モジュールは、音節分離規則を記憶して単語を分析して音節を分離する役割を担う。
【0063】
単語の音節を分離する音節分離規則は、下記のように大きく4つに分けられる。
【0064】
1)単独母音字
2)子音字+母音字
3)母音字+子音字
4)子音字+母音字+子音字
以下、前記各規則について詳しく説明する。
【0065】
1)単独母音字
単語の語頭に位置して母音字単独で音節を形成する場合である。
例えば、"about"の場合、単独母音字の"a"と"bout"に分離され、"education"の場合、"e"が一つの音節に分離される。
【0066】
2)子音字+母音字
単語内に含まれた"子音字+母音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"sister"の場合、"子音字+母音字"結合である"si"が一つの音節に分離され、"visit"の場合、"vi"が一つの音節に分離される。
【0067】
3)子音字+母音字+子音字
単語内に含まれた"子音字+母音字+子音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"condition"の"con"、"persist"の"per"は"子音字+母音字+子音字"に結合されて一つの音節に分離される。
【0068】
4)母音字+子音字
単語内に含まれた"母音字+子音字"の結合が一つの音節に分離される場合である。
例えば、"engineer"の"en"、"insight"の"in"は"母音字と子音字"で結合されて一つの分節に分離される。
【0069】
基本的に音節を分離する規則は前記4つの場合であり、詳細には前記4つの規則に適用される"子音字"と"母音字"は単一子音字と合成子音字、単一母音字と合成母音字に分離されることができる。
【0070】
ここで、合成子音字は2つの子音字が連続して結合されたものを意味し、合成母音字は2つの母音字が連続して結合されたものを意味する。
下記のような合成子音字は、単一子音字として認識する。
【0071】
1)同じ子音字が連続して一つの子音に発音される場合(例えば、bb[hobby]、dd[dodder]、ff[different]、gg[aggressive]、mm[summer]、nn[anniversary]、pp[appear]、kk[kiss]、tt[mitt]、vv[bevvy])は単一子音字と認識する。
【0072】
但し、同じ子音字が連続して二つの子音に発音される場合(例えば、"cc+母音字"[succeed]、"ll+母音字"[collect]、"rr+母音字"[arrive])は二つの子音字と認識する。これにより、前記例においてsucceedはsuc/ceedに、collectはcol/lectに、arriveはar/riveに分離される。
【0073】
2)子音字二つが結合されて一つに発音される場合(子音字+h[chimney、telephone、shine、theory]、ck[check]、ng[bring]、mn[autumn]、dg[bridge]、ph[telephone]、xy[xylophone])は一つの子音字と認識して前記規則が適用される。
【0074】
また、3)例外的に次のような合成子音字がくる場合、一つの子音字と認識する。
【0075】
子音字+L(例えば、plan、clide、cluster)、子音字+R(例えば、credible、prasie、breast)、S+子音字(例えば、storm、student、score)
【0076】
さらに、二つの母音字が連続する場合も一つの母音字と認識して前記規則が適用される。
【0077】
1)二つの母音字が連続する場合は同じ母音字が連続される場合(例えば、aa、ee、ii、oo、uu)と、
2)異なる母音が連続する場合(例えば、ae、ai、ei、io、uo、uoなど)を称す。
【0078】
例外的に母音字3つが連続してくる場合があり、このときも一つの母音字と認識する。(eau[beautiful]、iou[behaviour])
【0079】
3)例外的に次のような合成母音字がくる場合、発音を分離することができないため一つの母音字と認識する。
"母音字+l"(例えば、element)、"母音字+r"(例えば、characteristic)、"母音字+x"(例えば、exercise)
例えば、elementの場合、"母音字+l"であるため規則によって単一母音字と判断した後再び母音字"e"がくるため、再び合成母音字となって"ele"を一つの母音字と認識することになる。
【0080】
4)子音字であるが母音字と認識される場合
"子音字+y"(例えば、study、system、但しxyを除く)
ここで、"子音字+y"は合成子音字に該当するが"y"は実質的には母音のような"i"と発音されるため例外的に"子音字"の次に結合された"y"は母音字とみなすことにする。
前記のような音節分離規則をまとめると下記の表1のとおりである。
【0081】
【表1】
【0082】
また、前記のような音節分離規則に従って単語を分離して出力するが、単語のアクセントを含んで出力することができる。
【0083】
単語毎に音節分離と共にアクセントを表示する場合は、単語が音節分離されない最少音節で構成された場合と、単語が音節が少なくとも2つ以上に分離される場合とに分けられる。
【0084】
下記の表2は、音節がそれ以上分離されない場合、最少音節に構成された単語に対するアクセント表示を示したものである。
【0085】
【表2】
【0086】
前記表2のように単語が音節分離されない最少音節で構成された場合、元の単語にはアクセントが無いが、単語に含まれた母音を強く発音しなければならないため、母音字をアクセントと判断して単語内に含まれた母音字を区別して出力する。
【0087】
前記母音字を区別するためには前記表2のように他の単語と色を区分して出力したり、他の単語より太く表示するなど視覚的に区別する方法であればいずれも適用できる。
【0088】
下記の表3は一つの単語に音節が最少2つ以上分離される場合のアクセント表示を示したものである。
【0089】
【表3】
前記表3のように、本発明による音節分離規則に従って単語を分離して出力するが、各音節のうちアクセントが含まれた場合には、アクセントを他の単語とは区別して表示することができる。この際、アクセント(')だけではなく、前記アクセントに該当する母音字も他の単語と区別して出力することができる。
【0090】
これを通じて、単語に対するフォニックス学習だけでなく、アクセントも同時に習うことができるため学習効率をさらに高めることができる。
【0091】
また、前記アクセント(')とアクセントに該当する母音字を他の綴り字より大きく出力してアクセントの位置を覚えさせ学習効果をさらに高めることができる。
【0092】
本発明による音節分離規則が適用される方法についてさらに詳しく説明する。
図3は、本発明による音節分離規則が適用されるフロー図である。
図3のフロー図では前記で説明した合成子音字は単一子音字とみなし、合成母音字は単一母音字とみなして説明する。
【0093】
本発明による音節分離規則は、現在の音節の次に出る綴り字によって規則が適用される。即ち、現在の音節が前記4つの規則のうち一つに該当するか否かは次に出る綴り字が新たな音節で始まるかどうかを基準として決められる。より詳しくは、図1を参照に説明する。
【0094】
図3を参照すると、先ず音節分離モジュールは、選択された単語の第1綴り字が子音字なのか母音字なのかを判断する。
【0095】
子音字の場合、合成子音字や二重母音字を考えないことにしたため、第2綴り字は母音字が来るしかなく、第3綴り字もまた子音字が来るしかない。さらに、第4綴り字が母音字の場合、"子音字+母音字"の規則によって第1、2綴り字を一つの音節に分離する。即ち、第4綴り字が母音字であるため第3綴り字と第4綴り字が結合(子音字+母音字)して新たな音節が形成されるため第1、2綴り字を分離することになる。
【0096】
例えば、roseの場合、第1綴り字が子音字(r)で、第2綴り字が母音字(o)であり、第3綴り字が子音字(s)で、第4綴り字が母音字(e)であるため、第1、2綴り字の"ro"が一つの音節に分離される。
【0097】
ここで、第4綴り字が子音字の場合"子音字+母音字+子音字"の規則によって第1、2、3綴り字を一つの音節に分離する。即ち、第3綴り字と第4綴り字が子音字が連続するため、第3綴り字と第4綴り字を結合しても"子音字+子音字"となって新たな音節を形成しないため、第3綴り字は以前の音節の最後の綴り字とみなし、第4綴り字は新たな音節の最初の綴り字とみなして第1、2、3綴り字を一つの音節に分離する。
【0098】
例えば、conditionの場合、第1綴り字が子音字(c)で、第2綴り字が母音字(o)であり、第3綴り字が子音字(n)であるが、第4綴り字も子音字(d)であるため、第1、2、3綴り字の"con"が一つの音節に分離される。
【0099】
しかし、第4綴り字の子音が最後の綴り字の場合には、最後の綴り字の第4綴り字は無視して分離せずに終了する。
【0100】
第1綴り字が母音字の場合、第2綴り字は子音字が来るしかなく、第3綴り字が母音字の場合、"単一母音"の規則に従って第1綴り字のみ一つの音節に分離される。即ち、第3綴り字が母音字で第2綴り字の子音字から新たな音節が始まるため第1綴り字のみ一つの音節に分離する。
【0101】
例えば、aboveの場合、第1綴り字が母音字(a)で、第2綴り字が子音字(b)であり、第3綴り字が母音字(o)であるため、第1綴り字の"a"を一つの音節に分離する。
【0102】
ここで、第3綴り字が子音字の場合、第1、2綴り字を"母音字+子音字"の規則によって一つの音節に分離する。即ち、第2綴り字と第3綴り字が子音字であるため、第3綴り字から新たな音節が始まるため第1、2綴り字を一つの音節に分離する。
【0103】
例えば、incomeの場合、第1綴り字が母音字(i)で、第2綴り字が子音字(n)であり、第3綴り字もまた子音(c)であるため、第1、2綴り字の"in"が一つの音節に分離される。
【0104】
図4及び図5は、本発明の好ましい実施例による音節分離の例示図である。
【0105】
図4は、英語単語"patent"に対するもので、"patent"の場合、第1綴り字が子音字(p)で、第2綴り字が母音字(a)であり、第3綴り字が子音字(t)であるため、第4綴り字によって最初に分離される音節が決まる。
【0106】
第4綴り字が母音字(e)であるため、第3綴り字から意味の有る音節(子音字+母音字)が始まるため、第1、2綴り字の"pa"を第1音節に分離する。
【0107】
前記のように第1音節が分離されると、分離された次の綴り字の第3綴り字から再び音節分離規則が適用され、第3綴り字が子音字 (t)、第4綴り字が母音字 (e)で、第5綴り字が子音字(n)であるため、"子音字+母音字+子音字"の音節分離規則を満たし、第6綴り字が最後の綴り字であるため第6綴り字は無視する。従って、"patent"は"pa"と"tent"のみに分離される。
【0108】
図5は最も長い英単語である"floccinaucinihilipilification"に関するもので、flは合成子音字で一つの子音字とみなされ合わせて第1綴り字となり、第2綴り字は母音字(o)で、第3綴り字は子音字(c)であり、次の綴り字が子音字(c)であるため、第1、2、3綴り字の"floc"が第1音節に分離される。
【0109】
次に、第4綴り字から再び音節分離規則が適用される。以下、フィードバックされた第4綴り字を第1綴り字とみなすことにする。
【0110】
第1綴り字は子音字(c)で、第2綴り字は母音字(i)であり、第3綴り字は子音字(n)で、第4綴り字は母音字(a)であるため、第1、2綴り字の"ci"が第2音節に分離される。
【0111】
次いで、第3綴り字から再び音節分離規則が適用される。第3綴り字の子音字(n)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(a)の次に再び母音字(u)が連続するため、前記合成母音字(au)が一つの母音字となって第2綴り字となり、第3綴り字は子音字(c)、第4綴り字は母音字(i)が連続するため、第1、2綴り字の"nau"が第3音節に分離される。
【0112】
次に、また第3綴り字から再び音節分離規則が適用される。第3綴り字の子音字(c)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(n)と第4綴り字で母音字(i)が連続するため、これも第1、2綴り字の"ci"が第4音節に分離される。
【0113】
次いで、第3綴り字の子音字(n)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(h)、第4綴り字で母音字(i)が連続するため第1、2綴り字の"ni"が第5音節に分離される。
【0114】
そして第3綴り字の子音字(h)を再び第1綴り字と考え、第2綴り字の母音字(i)の次に第3綴り字で子音字(l)、第4綴り字で母音字(i)が連続し、母音字(i)の次に子音字lが連続するため、例外規則によって一つの母音字とみなされ、次いで再び母音字(i)が連続するため、"ili"は一つの母音字とみなされて第2綴り字と認識され、第3綴り字が子音字(合成子音字"ph")で、第4綴り字が母音字(i)であるため第1、2綴り字の"hili"が第6音節に分離される。
【0115】
前記のような過程を繰り返して、"floccinaucinihiliphilification"は"floc/ci/nau/ci/ni/hili/phili/fi/ca/tionと計10つの音節に分離される。
【0116】
さらに、前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールから分離された音節に同期化して各分離された音節の発音を送出するTTS(Text To Speech)モジュールをさらに含むことができる。
【0117】
前記TTSモジュールは、データベースにテキストの形で保存された単語と同期化されて該当単語の発音を出力する。
【0118】
ここで、前記音節分離モジュールによって音節が分離されると、分離された音節の間に発音の区分ができるように区分データのタグを追加し、前記TTSモジュールは、前記タグを基準として音節毎に区分して発音を送出することになる。
【0119】
より詳しくは、単語"Patent"[patnt]が音節分離モジュールによって"pa/tent"に分離されると、前記分離された"pa"と"tent"の間にタグが挿入され、TTSモジュールは前記タグ情報を基準として"pa[pa]"と"tent[tnt]"を分離して出力するように制御することができる。
【0120】
さらに、本発明による英語綴り字学習システムは、前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らないと選択した単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うように制御する学習制御部120をさらに含むことができる。
【0121】
前記学習制御部120に関するより具体的な事項は、下記の英語綴り字学習方法にて詳しく説明する。
【0122】
図6は、本発明の第1実施例による英語綴り字学習方法を概略的に図示したフロー図である。
【0123】
図6を参照すると、先ず、学習者が英語綴り字学習システムを活性化して学習者が学習モード或いはテストモードのうち一つを選ぶ。(S110)
【0124】
ここで、学習モードは、単語群を綴り字の順番とおりに出力して綴り字の学習を誘導するモードを示し、テストモードは、単語群を綴り字の順番とおりに出力するが、少なくとも一つの綴り字をスペース処理して、前記スペースに学習者が直接綴り字を入力して綴り字を暗記しているかをテストするためのモードを称す。
【0125】
学習者が学習モードを選択した場合、インターフェース制御部110がデータベース130に保存された単語群のうち学習する単語群グループを選択する。(S120)
【0126】
ここで、前記単語群グループとは、英語綴り字学習のために複数の単語群を結んでグループ化したものを意味し、同じ難易度の単語群を複数結んでグルーピングすることもでき、一つのグループの中に様々な難易度の単語群を複数結んでグルーピングすることもできる。前記難易度は語彙によって中学レベル、高校レベル、TOEICレベル、TOEFLレベル、GREレベルなどに分けることができる。
【0127】
そして単語を主として学習する場合、単語のみグルーピングすることができ、文章を主として学習する場合、文章のみグルーピングすることができる。
【0128】
さらに、前記グルーピングされた単語群の抽出の際に、学習者が図7乃至図9のように保存された単語群のうち直接特定の範囲を選択することもできる。図7は単語の例であって、10番から20番までの単語をグループとして選択した場合の例示であり、この際にはデータベースに保存された全ての単語群に番号をつける過程が必要である。
【0129】
図8は、難易度毎に予めグルーピングされて保存された単語目録のうち学習者が特定グループを選択した場合の例示であり、この際には予め単語群グループを分類してデータベースに保存する過程が必要である。
【0130】
また、図9のように学習者が学習する単語群の数のみ入力しランダム抽出アルゴリズムによって入力された数だけの単語群をデータベースからランダムに抽出してグループを選択することができる。
【0131】
次に、インターフェース制御部の制御によって前記抽出されたグループの単語群を順次に表示部を通じて出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力して第1ラウンド学習を行う。
【0132】
ここで、インターフェース制御部110は、前記綴り字が出力されるとき学習者の集中を誘導するために、打字音が同時に出力されたり、図10のように綴り字ごとに異なる色で表示されたり、該当綴り字のアルファベット音が出力されるように制御することができる。
【0133】
また、単語或いは語句の音節を分離して出力する場合、インターフェース制御部の音節分離モジュールが単語或いは語句の音節を分離し、インターフェース制御部の制御に従って分離された音節の綴り字を順次に出力するが、音節の区分のために音節の間に空間を置いたり、音節毎に異なる色で表示して出力されるように制御することができる。
【0134】
即ち、図11のように音節の間に空間を置いて出力しながらTTSモジュールが該当音節の発音が同時に出力されるように制御することができる。
【0135】
また、図12のように、分離された音節に対して綴り字毎に順次に出力されるように制御することができ、図13のように、分離された音節全体が順次に出力されるように制御することができる。
【0136】
また、インターフェース制御部は、前記のように単語の出力の時に下部に発音記号が表示されるように制御することができる。
【0137】
前記第1ラウンドの学習結果、学習者が選択したグループ内の知らない単語群のみ抽出して次のラウンドを行い、グループ内に知らない単語群が存在しないときまでラウンド学習を繰り返す。(S130)
【0138】
前記S130の段階は、下記のような複数の実施例で具現することができる。
図14は、図2のS130段階の第1実施例による詳細フロー図である。
図14を参照に第1実施例によるS130段階(ラウンド学習段階)について詳しく説明する。
【0139】
先ず、グループ内の単語群(グループ全体の単語群の数をMと仮定)のうち最初の単語群の綴り字或いは音節を一定時間の間隔で順次に出力する。(S131)
【0140】
例えば、単語が"Patent"の場合、図17のように"p"、"a"、"t"、"e"、"n"、"t"が一定時間の間隔で順次に出力される。音節分離規則が適用された場合、分離された音節"pa"と"tent"が空間上に分離して同時に出力されたり、分離された音節"pa"と"tent"が空間或いは色で区分されて音節の綴り字が一定時間の間隔で順次に出力されることができる。
【0141】
各単語群の全ての綴り字が出力された後、学習者は知っている単語群の場合、インターフェース制御部から提供される"次へ"メニューを選択し(S132a)、知らない単語群の場合、"学習"メニューを選択する。(S132b)
【0142】
ここで、"次へ"メニューが選択されると、現在出力された単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し(S133a)、次の単語群が出力され(134a)、"学習"メニューが選択されると、図18のように該当単語群の詳細情報が出力される。(S133b)
【0143】
ここで、"次へ"メニューは、単語群の学習が完了した場合に入力されるボタンであり、"学習"メニューは、学習が必要な場合に入力されるボタンである。
【0144】
さらに、学習効果をさらに増加させるため、図19のように該当単語を以前とは異なる色で表示し、前記単語と文章の詳細情報を離隔して出力することができる。
【0145】
また、別途の"次へ"メニュー無しで一つの単語群が出力された後、設定された一定時間(例えば、5秒)が過ぎると知っている単語群と判断して除去フラグを追加してデータベースに保存するように構成することができる。
【0146】
前記詳細情報は、単語の場合、意味、例文、派生語、語源などの情報が含まれることができ、文章の場合、意味、文章に含まれた単語の意味、適用文法、適用文法の他の例文などの情報が含まれることができる。さらに、詳細情報は、韓国だけでなく、他の国の人のための英語学習のために、英語と他の第2外国語(例えば、中国語、日本語など)で表示されるように構成することができる。
【0147】
前記詳細情報が出力されて単語群に対して学習を行った後、学習が完了した場合"次へ"メニューを選択し、学習が完了しない場合"繰り返し"メニューを選択する。
【0148】
前記"次へ"メニューが選択されるとS133a以下の段階が行われ、"繰り返し"メニューを選択すると学習した単語群に対する除去フラグの追加をせずに次の単語群が出力される。(S134b)
【0149】
次に出力される単語群に対して前記S131乃至S134の段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返して現在ラウンドを終了する。(S135)
【0150】
また、第2実施例に従い、図20のように"次へ"メニューのみ提供されたり、図21のように第3実施例に従い"繰り返し"メニューのみ提供されるように構成されることができる。
【0151】
図15は、本発明の第2実施例によるS130段階の詳細ブロック図であり、図16は、本発明の第3実施例によるS130段階の詳細ブロック図である。
【0152】
図15を参照すると、第2実施例は"繰り返し"メニューが除去されたもので、前記第1実施例のS133b段階において"学習"メニューが選択されて詳細情報が出力された後、設定された時間をカウントして設定された時間が過ぎると学習が完了しない単語群とみなして該当単語群に除去フラグを追加せずに保存する構成を除いた残りの段階は前記第1実施例と同様である。
【0153】
図16を参照すると、本発明の第3実施例は"次へ"メニューが無い代わりに該当単語群が暗記したり学習が完了した単語群の場合、設定された一定時間が過ぎると学習が完了した単語とみなして単語群に除去フラグを追加して保存し、次の単語群が出力される。
【0154】
ここで、学習が必要な場合、学習者は"学習"メニューを選択し、"学習"メニューが選択されると、該当単語群に対する詳細情報が出力される。前記出力された詳細情報を基に学習を行った後学習が完了した場合、設定された一定時間が過ぎると単語群に除去フラグを追加して保存し次の単語群が出力され、"繰り返し"メニューが入力された場合、単語群に除去フラグを追加せずに保存し次の単語群が出力される。
【0155】
即ち、第1実施例は、学習者が学習が完了した単語を"次へ"メニューによって次のラウンドでの出力を除去するインターフェースを特徴とする一方、第2実施例は、学習者が学習がさらに必要な単語を"繰り返し"メニューによって次のラウンドでの出力を選択するインターフェースを特徴とする。
【0156】
現在ラウンドが終了すると、現在ラウンドに出題された単語群のうち知らなかったため"学習"メニューを選択した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力して前記S131乃至S135の段階を繰り返して次のラウンドを行い、次のラウンドに出題された単語群のうち知らなかったため"学習"メニューを選択した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返して、グループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでラウンドを繰り返した後学習モードを終了する。(S136)
【0157】
図22は、図3のS130段階の第4実施例による詳細フロー図であり、図24は、第4実施例によるインターフェースを図示したものである。
図22及び図24を参照に第4実施例によるS130段階(ラウンド学習段階)について詳しく説明する。
【0158】
先ず、グループ内の単語群(グループ全体単語群の数をMと仮定)のうち最初の単語群の綴り字或いは音節を一定時間の間隔で順次に出力する。(S331)
【0159】
例えば、単語が"Patent"の場合、図6のように"p"、"a"、"t"、"e"、"n"、"t"が一定時間の間隔で順次に出力される。音節分離規則が適用された場合、分離された音節"pa"と"tent"が空間上に分離されて同時に出力されたり、分離された音節"pa"と"tent"が空間或いは色で区分されて音節の綴り字が一定時間の間隔で順次に出力されることができる。
【0160】
各単語群の全ての綴り字が出力された後、設定された一定時間(例えば、2秒)が過ぎた後、前記単語群の詳細情報が自動的に出力される。(S332)また、前記単語群の出力と同時に詳細情報が自動的に出力されることができる。
【0161】
前記単語群の綴り字と詳細情報が出力される途中或いは出力が完了した後、学習者が暗記した単語か知っている文章の場合"次へ"ボタンメニューを選択する。(S333a)
【0162】
前記"次へ"メニューが選択されると、出力された文章或いは単語に対して除去フラグを追加してデータベースに保存する。(S333b)
【0163】
また、出力された単語が暗記していないか知らない文章の場合、"次へ"メニューを選択しないと、設定された一定時間(例えば、2秒)が過ぎると除去フラグを追加せずにデータベースに保存する。(S334)
【0164】
次いで、前記S331乃至S334段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返して現在ラウンドを終了する。(S335)
【0165】
また、第5実施例に従い図25のように"次へ"メニューの代わりに"繰り返し"メニューが提供されることができる。
【0166】
図23は、本発明の第5実施例によるS130段階の詳細ブロック図である。
【0167】
図23を参照すると、本発明の第4実施例は、"次へ"メニューが無い代わりに、該当単語群が暗記したか学習が完了した単語群の場合、設定された一定時間が過ぎると学習が完了した単語とみなして単語群に除去フラグを追加して保存し、次の単語群が出力される。ここで、"繰り返し"メニューが入力された場合、単語群に除去フラグを追加せずに保存し、次の単語群が出力される。
【0168】
即ち、第1実施例は、学習者が学習が完了した単語を"次へ"メニューによって次のラウンドでの出力を除去するインターフェースを特徴とする一方、第2実施例は、学習者が学習がさらに必要な単語を"繰り返し"メニューによって次のラウンドでの出力を選択するインターフェースを特徴とする。
【0169】
現在ラウンドが終了すると、現在ラウンドに出力された単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ再び抽出して順次に出力して前記S131乃至S135段階を繰り返して次のラウンドを行い、次のラウンドに出題された単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返してグループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでラウンドを繰り返した後、学習モードを終了する。(S336)
【0170】
学習モードが終了した後、学習者がテストモードを選択した場合、テストモードに提供される単語群グループを選択する。(S210)
【0171】
ここで、テストモードに提供される単語群グループは、学習モードを通じて学習が終了したグループが選択されることができ、学習者が選択した他のグループ或いはインターフェース制御部によってランダムに選択されて提供されることができる。
【0172】
次いで、選択されたグループに含まれた単語群を学習モードと同様に順次に出力するが、図26のように、少なくとも一つの綴り字がスペースと処理されて出力してテスト第1ラウンドを行う。(S220)
【0173】
ここで、各単語群に対する綴り字と挿入されたスペースが順次に一定時間の間隔で出力された後、英単語の韓国語の意味が併記されることができる。
【0174】
学習者は、前記スペースに該当する綴り字を直接入力して"終了"メニューを選択し、正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存した後次の単語群を出力し、間違った場合、解答を表示した後除去フラグを追加せずデータベースに保存する。
【0175】
次に出力される単語群に対して前記S220及びS230の段階をグループ内の単語群が全て出力されるときまで繰り返してテスト第1ラウンドを終了する。
【0176】
テスト第1ラウンドが終了すると、第1ラウンドに出題された単語群のうち誤答を入力した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に少なくとも一つのスペースが含まれた単語群を出力して前記S130乃至S150段階を繰り返してテスト第2ラウンドを終了する。
【0177】
ここで、前記第2ラウンドで出題される単語群のスペースは、第1ラウンドと同様に構成され得るが、学習効果を高めるため第1ラウンドとは異なる綴り字にスペースが出力されるように制御することができる。
【0178】
このため、完成した単語のうち少なくとも一つの綴り字をランダムに抽出してスペースを生成するアルゴリズムを適用することができる。
【0179】
次に、第2ラウンドに出題された単語群のうち、誤答を入力した単語群(除去フラグが無い単語群)のみ再び抽出して順次に出力する過程を繰り返して、グループ内の全体単語群のうち除去フラグが無い単語群が無いときまでテストラウンドを繰り返した後学習モードを終了する。(S230)
【0180】
以上で説明した本発明の実施例は、装置及び方法を通じてのみ具現されるものではなく、本発明の実施例の構成に対応する機能を実現するプログラム或いはそのプログラムが記録された記録媒体を通じて具現されることもでき、このような具現は、先に説明した実施例の記載から本発明が属する技術分野の専門家であれば容易に具現することができるものである。
【0181】
以上、本発明の実施例について詳しく説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるのではなく、添付の請求範囲に定義した本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語群を保存するデータベースと、
前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項2】
表示部を通じて単語を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語を保存するデータベースと、
前記単語のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離し単語のアクセントと共に出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項3】
表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語群を保存するデータベースと、
前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離して出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項4】
前記インターフェース制御部は、抽出した単語或いは抽出した文章に含まれた単語に対して最少発音単位の音節毎に分離する音節分離モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項5】
前記音節分離モジュールは、"単独母音字"、"子音字+母音字"、"子音字+母音字+子音字"、"母音字+子音字"からなる4つの音節分離規則を適用して単語内の音節を分離することを特徴とする請求項4に記載の英語学習システム。
【請求項6】
前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則適用のとき
i)同じ子音字が連続する場合(但し、"cc+母音字"、"ll+母音字"、"rr+母音字"は除く)、ii)異なる子音字が連続して結合されて一つに発音される場合(子音字+h、dg、mn、ck、xy)、iii)例外的に2つの子音字が結合される場合(s+子音字、子音字+r、子音字+l)は単一子音字とみなし、
i)同じ母音字が連続する場合、ii)異なる2以上の母音字が連続する場合、iii)例外的に母音字が子音字と結合される場合(母音字+l、母音字+r、母音字+x)、iv)子音字であるが母音字とみなされる場合(子音字+y、但しxyを除く)は単一母音字とみなして規則を適用することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項7】
前記音節分離モジュールは、順次に綴り字を分析して4つの分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離するが、
子音字+母音字+子音字が連続した場合、次の綴り字が子音字の場合"子音字+母音字+子音字"の規則を適用して分離し、次の綴り字が母音字の場合"子音字+母音字"の規則を適用して分離し、前記分離された次の綴り字から再び順次に綴り字を分析して4つの分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離し、
前記4つの音節分離規則のうち一つを満たした後連続してでる綴り字が単語の最後の綴り字の場合、無視することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項8】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールを通じても音節が分離されない最少音節からなる単語の場合、前記単語内に含まれた母音字をアクセントと仮定して他の綴り字と区分して出力し、
前記音節分離モジュールを通じて単語が少なくとも2つの音節に分離される場合、単語のアクセント(')と前記アクセントに対応する母音字を区分して出力することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項9】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節の間に空間を置いたり色で区分して一気に出力されるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の英語学習システム。
【請求項10】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節毎或いは音節に含まれた綴り字を順次に出力するが、分離された音節が一定空間に分離されたり、音節毎に異なる色が出力されるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の英語学習システム。
【請求項11】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節の間に音節区分データであるタグを挿入し、前記タグを基準として音節毎に区分して出力される音節と同期化して発音を出力させるTTSモジュールをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の英語学習システム。
【請求項12】
前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の英語学習システム。
【請求項13】
前記インターフェース制御部は、前記単語群の音節或いは綴り字は0.01〜2秒の間に設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする請求項10または12に記載の英語学習システム。
【請求項14】
前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らない単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うように制御する学習モードを提供する学習制御部をさらに含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項15】
前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニュー、詳細情報提供のための"学習"メニュー及び学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
前記次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記学習メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項16】
前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニューと詳細情報提供のための"学習"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項17】
前記学習制御部は詳細情報提供のための"学習"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"学習"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加して保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項18】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、
学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項19】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが入力された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項20】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習が完了しない単語群の場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項21】
前記学習制御部は、最初のラウンド終了後、グループに含まれた単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ抽出して第2ラウンドに繰り返して提供し、第2ラウンド終了後、除去フラグが無い単語群のみ抽出して第3ラウンドに提供する過程を繰り返して、グループ内に除去フラグが無い単語群が存在しないときまでラウンドを繰り返して行うことを特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項22】
前記学習制御部は選択されたグループに含まれた単語群を順次に出力するが、
前記各単語群のうち少なくとも一つをスペース処理して提供し、学習者から直接該当綴り字の入力を受けて正解か否かを判断して学習者の綴り字の実力をテストするテストモード提供モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の英語学習システム。
【請求項23】
前記テストモード提供モジュールは、前記各単語群のスペースに学習者から入力された綴り字が正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存し、誤答の場合、除去フラグを追加せずに次のラウンドに繰り返してテストを提供することを特徴とする請求項22に記載の英語学習システム。
【請求項1】
表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語群を保存するデータベースと、
前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語群の綴り字を一定時間の間隔を置いて順次に出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項2】
表示部を通じて単語を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語を保存するデータベースと、
前記単語のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離し単語のアクセントと共に出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項3】
表示部を通じて単語群を順次に出力する英語学習システムであって、
学習に提供する単語群を保存するデータベースと、
前記単語群のうち一つのグループを抽出し、前記グループに含まれた単語群を順次に前記表示部に出力するが、各単語の音節を分離して出力されるように制御するインターフェース制御部と、を含む英語学習システム。
【請求項4】
前記インターフェース制御部は、抽出した単語或いは抽出した文章に含まれた単語に対して最少発音単位の音節毎に分離する音節分離モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項5】
前記音節分離モジュールは、"単独母音字"、"子音字+母音字"、"子音字+母音字+子音字"、"母音字+子音字"からなる4つの音節分離規則を適用して単語内の音節を分離することを特徴とする請求項4に記載の英語学習システム。
【請求項6】
前記音節分離モジュールは、前記音節分離規則適用のとき
i)同じ子音字が連続する場合(但し、"cc+母音字"、"ll+母音字"、"rr+母音字"は除く)、ii)異なる子音字が連続して結合されて一つに発音される場合(子音字+h、dg、mn、ck、xy)、iii)例外的に2つの子音字が結合される場合(s+子音字、子音字+r、子音字+l)は単一子音字とみなし、
i)同じ母音字が連続する場合、ii)異なる2以上の母音字が連続する場合、iii)例外的に母音字が子音字と結合される場合(母音字+l、母音字+r、母音字+x)、iv)子音字であるが母音字とみなされる場合(子音字+y、但しxyを除く)は単一母音字とみなして規則を適用することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項7】
前記音節分離モジュールは、順次に綴り字を分析して4つの分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離するが、
子音字+母音字+子音字が連続した場合、次の綴り字が子音字の場合"子音字+母音字+子音字"の規則を適用して分離し、次の綴り字が母音字の場合"子音字+母音字"の規則を適用して分離し、前記分離された次の綴り字から再び順次に綴り字を分析して4つの分離規則のうち一つの規則を適用して音節を分離し、
前記4つの音節分離規則のうち一つを満たした後連続してでる綴り字が単語の最後の綴り字の場合、無視することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項8】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールを通じても音節が分離されない最少音節からなる単語の場合、前記単語内に含まれた母音字をアクセントと仮定して他の綴り字と区分して出力し、
前記音節分離モジュールを通じて単語が少なくとも2つの音節に分離される場合、単語のアクセント(')と前記アクセントに対応する母音字を区分して出力することを特徴とする請求項5に記載の英語学習システム。
【請求項9】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節の間に空間を置いたり色で区分して一気に出力されるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の英語学習システム。
【請求項10】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節に対して音節毎或いは音節に含まれた綴り字を順次に出力するが、分離された音節が一定空間に分離されたり、音節毎に異なる色が出力されるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の英語学習システム。
【請求項11】
前記インターフェース制御部は、前記音節分離モジュールによって分離された音節の間に音節区分データであるタグを挿入し、前記タグを基準として音節毎に区分して出力される音節と同期化して発音を出力させるTTSモジュールをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の英語学習システム。
【請求項12】
前記インターフェース制御部は、前記単語群の綴り字が出力されるとき互いに異なる色が出力されたり、綴り字出力と同時に打字音或いは該当アルファベット音が出力されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の英語学習システム。
【請求項13】
前記インターフェース制御部は、前記単語群の音節或いは綴り字は0.01〜2秒の間に設定された時間の間隔で出力されるように制御することを特徴とする請求項10または12に記載の英語学習システム。
【請求項14】
前記インターフェース制御部を通じてグループ内の全ての単語群を学習者に提供し、学習者が知らない単語群のみ抽出して次のラウンドに提供し、知らない単語群が無いときまでラウンドを繰り返して行うように制御する学習モードを提供する学習制御部をさらに含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項15】
前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニュー、詳細情報提供のための"学習"メニュー及び学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
前記次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記学習メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後次へメニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項16】
前記学習制御部は、学習者が知っている単語群か学習が完了した場合に選択できる"次へ"メニューと詳細情報提供のための"学習"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後"次へ"メニューが選択された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項17】
前記学習制御部は詳細情報提供のための"学習"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"学習"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
前記"学習"メニューが選択された場合、前記単語群に対する詳細情報を提供し、
前記単語群に対する学習終了後予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加して保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項18】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、
学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューと学習が完了しない場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが入力された場合前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
繰り返しメニューが選択された場合、該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、次のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項19】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習した単語群の場合に選択できる"次へ"メニューを提供し、
前記"次へ"メニューが入力された場合、前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"次へ"メニューが入力されないと該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項20】
前記学習制御部は、単語群の出力と前記単語群に対する追加情報を同時に或いは一定時間の間隔を置いて順次に出力し、学習が完了しない単語群の場合に選択できる"繰り返し"メニューを提供し、
予め設定された時間をカウントして時間経過時まで"繰り返し"メニューが入力されないと前記単語群に除去フラグを追加してデータベースに保存し、"繰り返し"メニューが入力されると該当単語群に除去フラグを追加せずに保存した後、その後のラウンドで除去フラグが無い単語群のみラウンド方式で学習者に提供することを特徴とする請求項14に記載の英語学習システム。
【請求項21】
前記学習制御部は、最初のラウンド終了後、グループに含まれた単語群のうち除去フラグが無い単語群のみ抽出して第2ラウンドに繰り返して提供し、第2ラウンド終了後、除去フラグが無い単語群のみ抽出して第3ラウンドに提供する過程を繰り返して、グループ内に除去フラグが無い単語群が存在しないときまでラウンドを繰り返して行うことを特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載の英語学習システム。
【請求項22】
前記学習制御部は選択されたグループに含まれた単語群を順次に出力するが、
前記各単語群のうち少なくとも一つをスペース処理して提供し、学習者から直接該当綴り字の入力を受けて正解か否かを判断して学習者の綴り字の実力をテストするテストモード提供モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の英語学習システム。
【請求項23】
前記テストモード提供モジュールは、前記各単語群のスペースに学習者から入力された綴り字が正解の場合、除去フラグを追加してデータベースに保存し、誤答の場合、除去フラグを追加せずに次のラウンドに繰り返してテストを提供することを特徴とする請求項22に記載の英語学習システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【公表番号】特表2013−501961(P2013−501961A)
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−524661(P2012−524661)
【出願日】平成22年8月16日(2010.8.16)
【国際出願番号】PCT/KR2010/005392
【国際公開番号】WO2011/019257
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(512036409)
【氏名又は名称原語表記】O, Joo Sung
【住所又は居所原語表記】117−401, Suseo Apt., Irwon−dong, Gangnam−gu Seoul 135−230 (KR)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月16日(2010.8.16)
【国際出願番号】PCT/KR2010/005392
【国際公開番号】WO2011/019257
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(512036409)
【氏名又は名称原語表記】O, Joo Sung
【住所又は居所原語表記】117−401, Suseo Apt., Irwon−dong, Gangnam−gu Seoul 135−230 (KR)
【Fターム(参考)】
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