説明

草刈作業機

【課題】草刈作業中にフロントカバーの軸支部又はカッターカバー等とフロントカバーの間の隙間に草が挟まったり絡まることがなく、フロントカバーが上下動できなくなったり、草刈作業機が走行できなくなることを防止できる草刈作業機を提供する。
【解決手段】草刈作業機(A)は、カッターカバー(8)の進行方向側に草が入る入口(80)を有し、カッターカバー(8)の入口(80)側に両側の回動軸(90)を中心として上下に動く前部昇降カバー(9)が設けられている。前部昇降カバー(9)より進行方向側には、走行時において草をカッターカバー(8)の入口(80)に誘導する草誘導部材(6,6a)を備えている。草誘導部材(6,6a)は、前部昇降カバー(9)の両側の軸支部より内方向へ草を寄せる内寄せ部(61)と、草を寄せた状態のままでカッターカバー(8)の入口(80)に誘導する誘導部(62)を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、草刈作業機に関するものである。更に詳しくは、カッターカバーの進行方向側には草が入る入口を有し、カッターカバーの入口側に両側の軸支部を中心として上下に動くフロントカバーが設けられている自走式の草刈作業機であって、草刈作業中にフロントカバーの軸支部又はカッターカバーとフロントカバーの間の隙間に、フロントカバーの内側に入らずカッターで切断されない草が挟まったり絡まることがなく、これが原因となってフロントカバーが上下動できなくなったり、草刈作業機が走行できなくなることを防止できる草刈作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
草刈作業機において、例えばカッターとしてハンマーナイフを採用したものは、草を切断する部分が作業機の進行方向に対して直角方向となるため、カッターの前方には同じく進行方向に対して直角方向でありカッターに導かれる草の長さや量に対応して上下動するフロントカバーが設けられている。フロントカバーの左右両側には、フロントカバーを回動自在に軸支するためのフレーム等が設けられている。このような草刈作業機としては、例えば特許文献1に記載の草刈作業機がある。
【0003】
特許文献1記載の草刈作業機は、フレーム等(ソリ)とフロントカバーを備えており、更に前後に配置された一対のカッターを備え、各カッターはシャフト及びハンマーナイフで構成されており、前側に配置されたカッターはダウンカット方向に回転することで前方側に倒れ込んだ草を起こす草起こし手段として機能し、前側のカッターで起こされた草はアップカット方向に回転する後側のカッターで刈り取られるようにしてあり、刈り残しを低減できるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−35840
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来の草刈作業機は、草刈作業において刈り残しを低減するためには十分有用であるが、次のような課題があった。
すなわち、前記草刈作業機には、前部の左右両側にフレーム等にあたるソリ<11>が設けられ、各ソリ<11>の間には、上下に動くフロントカバー<42>が設けられている。草刈作業機が草地を走行して草刈作業を行うと、特に足の長い草を刈る場合、フロントカバー<42>の軸支部又はフロントカバー<42>と各ソリ<11>との間の隙間に、フロントカバー<42>の内側に入らずカッターで切断されない草が挟まったり絡まってフロントカバー<42>が上下動できなくなるおそれがあった。
また、特に甚だしい場合は、きつく重なるように挟まったり絡まった草が大きな抵抗となって、草刈作業機が走行できなくなるおそれもあった。
【0006】
(本発明の目的)
本発明は、カッターカバーの進行方向側には草が入る入口を有し、カッターカバーの入口側に両側の軸支部を中心として上下に動くフロントカバーが設けられている自走式の草刈作業機において、特に足の長い草を刈る場合、草刈作業中にフロントカバーの軸支部又はカッターカバー等とフロントカバーの間の隙間に、フロントカバーの内側に入らずカッターで切断されない草が挟まったり絡まることがなく、これが原因でフロントカバーが上下動できなくなったり、草刈作業機が走行できなくなることを防止できる草刈作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
【0008】
(1)本発明は、
車台の下部に草を刈るカッターを有し、該カッターはカッターカバーで覆われており、該カッターカバーの進行方向側には草が入る入口を有し、前記カッターカバーの前記入口側には、両側の軸支部を中心として上下に動くフロントカバーが設けられている自走式の草刈作業機であって、
前記フロントカバーより進行方向側の左右両側には、走行時において草を前記カッターカバーの前記入口に誘導する草誘導手段を備えており、
該草誘導手段は、前記フロントカバーの両側の軸支部より内方向へ草を寄せる内寄せ部と、草を寄せた状態で前記カッターカバーの前記入口に誘導する誘導部を備えている、
草刈作業機である。
【0009】
(2)本発明は、
車台の進行方向側にフロントフォークを有し、該フロントフォークの先端部に前輪が取り付けられた構成を有しており、
草誘導手段は、前記フロントフォークのフロントカバーを挟む両側に設けられた草誘導部材で構成され、内寄せ部と誘導部は、両草誘導部材において対称形に設けられている、
前記(1)の草刈作業機である。
【0010】
(3)本発明は、
前輪がフロントフォークの先部に相対向して二箇所に所要間隔をおいて取り付けられており、前記前輪の間隔を調節する間隔調節手段を備えている、
前記(2)の草刈作業機である。
【0011】
(作用)
本発明に係る草刈作業機の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
【0012】
草地において草刈作業機(A)を走行させて草刈作業を行うと、草はフロントカバー(9)より進行方向側にある草誘導手段(6,6a)によってカッターカバー(8)の入口(80)に誘導される。草刈作業機(A)の走行に伴って草が誘導されるときには、まず、草誘導手段(6,6a)の内寄せ部(61)によって草がフロントカバー(9)の両側の軸支部(90)より内方向へ寄せられ、続いて草は寄せられた状態のまま誘導部(62)によってカッターカバー(8)の入口(80)に誘導される。
【0013】
これにより、特に足の長い草を刈る場合において、草刈作業中にフロントカバー(9)の軸支部(90)又はカッターカバー(8)等とフロントカバー(9)の間の隙間に、フロントカバー(9)の内側に入らずカッター(7)で切断されない草が挟まったり絡まることがなく、これが原因となってフロントカバー(9)が上下動できなくなったり、草刈作業機(A)が走行できなくなることを防止できる。
【0014】
前輪がフロントフォークの先部に相対向して二箇所に所要間隔をおいて取り付けられており、前記前輪の間隔を調節する間隔調節手段を備えているものは、例えば細い畦等の作業では、前輪の間隔を畦の幅よりやや狭く設定して走行させることができる等、作業地の幅に合わせて調節することで、走行を安定させることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、カッターカバーの進行方向側には草が入る入口を有し、カッターカバーの入口側に両側の軸支部を中心として上下に動くフロントカバーが設けられている自走式の草刈作業機であって、特に足の長い草を刈る場合において、草刈作業中にフロントカバーの軸支部又はカッターカバー等とフロントカバーの間の隙間に、フロントカバーの内側に入らずカッターで切断されない草が挟まったり絡まることがなく、これが原因となってフロントカバーが上下動できなくなったり、草刈作業機が走行できなくなることを防止できる草刈作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係る草刈作業機の一実施の形態を示す斜視説明図。
【図2】草刈作業機の正面視説明図。
【図3】草刈作業機の側面視説明図。
【図4】草刈作業機の平面視説明図。
【図5】前輪の間隔を狭めた状態を示す正面視説明図。
【図6】草刈作業作業を行っている状態を示す平面視説明図。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0017】
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
【0018】
図1乃至図5を参照する。
【0019】
草刈作業機Aは、歩行型の自走作業機であり、車台1の上部にエンジン2が搭載されている。車台1の後部には、一輪の駆動輪3が設けられている。なお、駆動輪3は一輪に限定されず、複数であってもよい。駆動輪3には、エンジン2の動力がギヤ、スプロケット、チェーン等の走行伝達系30を介し伝達されるようになっている。また、車台1の後部には、操作ハンドル4が設けられている。
【0020】
車台1の前部には、二輪の前輪50、50が並設されており、前輪50、50の後方側には草誘導部材6、6aが設けられている。なお、前輪50、50及び草誘導部材6、6aの構造及び取付構造については、後に詳述する。
【0021】
車台1の前輪50、50より後方には、草刈用のカッターであるハンマーナイフ7が設けられている。ハンマーナイフ7には、エンジン2の動力がスプロケット、チェーン等のカッター駆動系70を介し伝達されるようになっている。ハンマーナイフ7は、車台1に軸支された回転軸(符号省略)の軸線方向が草刈作業機Aの走行方向と直角方向かつ水平方向であり、草を切断する部分は草刈作業機Aの進行方向に対して直角方向である。
【0022】
車台1は、ハンマーナイフ7を覆うカッターカバー8を備えている。カッターカバー8は、ハンマーナイフ7の前方側及び下方側が開口し、上方側、両側方側及び後方側を覆う構造である。カッターカバー8の進行方向側には、走行時において草が入る入口80が設けられている。フロントカバーである前部昇降カバー9が軸支部である回動軸90によって一定の範囲で昇降回動自在に取り付けられている。
【0023】
前部昇降カバー9は、下降したときにカッターカバー8の入口80の上部側を覆う上部カバー91を有し、上部カバー91の下端部には、下降したときに入口80の下部側前方を覆う下部カバー92が取り付けられている。下部カバー92は変形性を有するゴムで形成され、四枚の長方形状の構成片920を隙間なく連接した構成を有しており、各構成片920はそれぞれ独立して変形する。前部昇降カバー9が下降しているときの下部カバー92の下端縁部は、地面よりやや上方に位置するようにしてある。
【0024】
前部昇降カバー9は、下部カバー92が草刈作業時において草に押されるとその圧力で上方へ回動し、圧力が解除されると自重で所要高さ(図2、図3に示す高さ)まで下降するようになっている。下部カバー92は、ハンマーナイフ7側へ変形しても、回転しているハンマーナイフ7に接触しない大きさに形成されている。なお、前部昇降カバー9に外力が作用しない常態において、前部昇降カバー9を下降させるためにバネ等の付勢手段を使用した構造とすることもできる。
【0025】
前記前輪50、50及び草誘導部材6、6aの構造及び取付構造は次の通りである。
前輪50、50は、車台1の前部側に固定されているフロントフォーク5に取り付けられている。フロントフォーク5は、ほぼコ字形で、横部材51とその両側に直角方向に設けられている縦部材52、53を有している。
【0026】
フロントフォーク5は、縦部材52、53の上部側の上下二箇所に設けられている取付アングル54、55を車台1とカッターカバー8の側板81、82に固定具56、57で固定することにより、前記縦部材52、53が前方へ所要角度で下り傾斜するように取り付けられている。フロントフォーク5の横部材51の上面側には、コ字状のフレームの内側に金属板を張設した構造のエンジンカバー510が縦部材52、53とほぼ直角に設けられている。
【0027】
フロントフォーク5の縦部材52、53の先端部には軸受520、530が設けられており、前記前輪50、50は、軸受520、530の内側に車軸58によって回転自在に取り付けられている。なお、前輪50、50は、図1、図2、図4に示す状態から間隔を狭めることができるようになっている。すなわち、図5に示すように、前記車軸58より長い車軸58aを使用し、前記軸受520、530と前輪50、50の間にそれぞれ円管状のスペーサ59を嵌装して前輪50、50の間隔を狭めることができる。なお、車軸58、58a及びスペーサ59は、間隔調節手段を構成する。
【0028】
スペーサ59は、図5に示すように軸受520、530側の両方に嵌装してもよいし、どちらか一方に嵌装してもよい。また、スペーサ59は、各種長さのものを用意しておけば、前輪50、50の間隔の細かな調節ができる。このように、前輪50、50の間隔を調整することができるので、例えば細い畦等の作業では、前輪50、50の間隔を畦の幅よりやや狭く設定して走行を安定させることができる。
【0029】
フロントフォーク5の縦部材52、53の上面側には、それぞれ草誘導部材6、6aが固定されている。草誘導部材6、6aは、丸棒体で形成されており、走行方向において左右側に対となるよう配され、対称形状を有している。草誘導部材6、6aは、縦部材52、53の軸線方向とほぼ直角方向かつ上方へ立ち上がって設けられた立上部60を有している。
【0030】
立上部60の後部側には、続いて内寄せ部61が設けられている。内寄せ部61は、その前後端部の側面視における縦部材52、53からの距離が同じになるように(図3参照)、かつ斜め内側上方へ所要角度で傾斜するように設けられている(図2、図4参照)。
【0031】
内寄せ部61の後部側には、続いて誘導部62が設けられている。誘導部62は、縦部材52、53と平行に設けられ、各誘導部62も互いに平行である。各誘導部62の間隔は、縦部材52、53の間隔より狭くなっている。
【0032】
誘導部62の後部側には、接続部63が側面視における前後端部の縦部材52、53からの距離が同じになるように(図3参照)、かつ斜め外側上方へ所要角度で傾斜するように設けられている。そして、接続部63の後部側は、縦部材52、53に前記立上部60と平行に立ち上がって設けられた立上部64に接続されている。
【0033】
前記構造の草誘導部材6、6aは、前記内寄せ部61、61が前記前輪50、50近傍に設けられており、誘導部62、62が前記前部昇降カバー9近傍に設けられているので、内寄せ部61、61と誘導部62、62で誘導される草の上部側は、前記前部昇降カバー9の回動軸90による軸着部方向へ誘導されることなく、軸着部から内方へ離れたところを通る。これにより、草刈作業において、草誘導部材6、6aで誘導される草が各回動軸90の近傍に挟まったり絡まったりすることを防止できる。
【0034】
(作用)
図6を主に参照して草刈作業機Aの作用を説明する。
例えば、比較的足の長い草が茂生した草地において、草刈作業機Aを走行させて草刈作業を行う。草刈作業機Aの走行に伴い、草は前部昇降カバー9より進行方向側にある草誘導部材6、6aによってカッターカバー8の入口80に誘導される。
【0035】
入口80に草が誘導されると、前部昇降カバー9の下部カバー92が進行方向とは反対側(後方側)へ押されて変形し、その反力又は反動で前部昇降カバー9は回動軸90を中心として上方へ回動して入口80の実質的な開口部を大きくし、入口80に草を円滑に誘導できるようにする。
【0036】
また、草刈作業機Aによる前記草の誘導は、次のように行われる。
まず、草は、草誘導部材6、6aの各内寄せ部61に接触し、各内寄せ部61によって前部昇降カバー9の両側の回動軸90による軸支部より内方向へ寄せられ、続いて草は各内寄せ部61で内側へ寄せられた状態のまま各誘導部62によってカッターカバー8の入口80に誘導される。
【0037】
これにより、草刈作業中に前部昇降カバー9の回動軸90による軸支部、又はフロントフォーク5の縦部材52、53と前部昇降カバー9の間の隙間、或いはカッターカバー8と前部昇降カバー9の間の隙間に、前部昇降カバー9の内側に入らずハンマーナイフ7で切断されない草が挟まったり絡まることがなく、これが原因となって前部昇降カバー9が上下動できなくなったり、草刈作業機Aが走行できなくなることを防止できる。
【0038】
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
【符号の説明】
【0039】
A 草刈作業機
1 車台
2 エンジン
3 駆動輪
30 走行伝達系
4 操作ハンドル
5 フロントフォーク
50 前輪
51 横部材
510 エンジンカバー
52、53 縦部材
520、530 軸受
54、55 取付アングル
56、57 固定具
58 車軸
58a 車軸
59 スペーサ
6、6a 草誘導部材
60 立上部
61 内寄せ部
62 誘導部
63 接続部
64 立上部
7 ハンマーナイフ
70 カッター駆動系
8 カッターカバー
80 入口
81 側板
9 前部昇降カバー
90 回動軸
91 上部カバー
92 下部カバー
920 構成片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車台(1)の下部に草を刈るカッター(7)を有し、該カッター(7)はカッターカバー(8)で覆われており、該カッターカバー(8)の進行方向側には草が入る入口(80)を有し、前記カッターカバー(8)の前記入口(80)側には、両側の軸支部(90)を中心として上下に動くフロントカバー(9)が設けられている自走式の草刈作業機であって、
前記フロントカバー(9)より進行方向側の左右両側には、走行時において草を前記カッターカバー(8)の前記入口(80)に誘導する草誘導手段(6,6a)を備えており、
該草誘導手段(6,6a)は、前記フロントカバー(9)の両側の軸支部(90)より内方向へ草を寄せる内寄せ部(61)と、草を寄せた状態で前記カッターカバー(8)の前記入口(80)に誘導する誘導部(62)を備えている、
草刈作業機。
【請求項2】
車台(1)の進行方向側にフロントフォーク(5)を有し、該フロントフォーク(5)の先端部に前輪(50)が取り付けられた構成を有しており、
草誘導手段は、前記フロントフォーク(5)のフロントカバー(9)を挟む両側に設けられた草誘導部材(6,6a)で構成され、内寄せ部(61)と誘導部(62)は、両草誘導部材(6,6a)において対称形に設けられている、
請求項1記載の草刈作業機。
【請求項3】
前輪(50)がフロントフォーク(5)の先部に相対向して二箇所に所要間隔をおいて取り付けられており、前記前輪(50)の間隔を調節する間隔調節手段(58,58a,59)を備えている、
請求項2記載の草刈作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−50416(P2012−50416A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−198076(P2010−198076)
【出願日】平成22年9月3日(2010.9.3)
【出願人】(393000984)株式会社オーレック (19)
【Fターム(参考)】