説明

表示札

【課題】商品や展示物などの被取付物に対して簡単に取り付けることができ、被取付物への取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができる情報表示用の表示札を提供すること。
【解決手段】表示札1は、被取付物50に巻き付けて、この被取付物50に関する情報などの表示を行うものであって、被取付物50に巻き付けられる帯状に形成された帯状部10と、この帯状部10の所定の領域に形成された表示部20と、帯状部10の一方の端部に形成された貼着部30と、帯状部10の他方の端部に形成され、貼着部30が貼着される被貼着部40とを備える。被貼着部40は、貼着部30よりも幅広に構成されている。このため、貼着部30の被貼着部40への貼着時にずれが生じても、粘着層31がはみ出したりすることがなく、良好かつ簡単に表示札1を被取付物50に取り付けることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品や展示物などの被取付物に巻き付けられて簡単に取付可能な情報表示用の表示札に関し、特に糊が直接的に被取付物に触れない構造を有した結束用ラベルとして好適な表示札に関する。
【背景技術】
【0002】
商品や展示物などに簡単に取り付けることができる情報表示用の表示札としては、例えば下記特許文献1に開示されている表示札が知られている。この表示札は、展示物に巻き付けられる帯状部材を有し、この帯状部材が自身の面内の定められた領域に情報を表示する表示部を有し、両端部にこの表示部を間にした貼着部を備え、これら貼着部を展示物の裏面に貼着するとされている。
【0003】
また、例えば野菜など、貼着部を展示物に貼着できない場合には、図9に示すように、展示物等に巻き付けられる帯状部材101と、情報102を表示する表示部103と、帯状部材101の両端部に貼着部104とを有する表示札100なども知られている。この表示札100では、展示物等に帯状部材101を巻き付けた後に貼着部104同士を貼り合わせることによって組み立てられるとされている。なお、この表示札100は、貼着部104の一方(図9の向かって左側)にのみ粘着層が形成された構造を有している。
【0004】
【特許文献1】特開2006−47522号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている従来の表示札では、貼着部が展示物等の裏面に対してずれた状態で貼着された場合などには、帯状部材が弛んで見栄えなどが悪くなり、良好に表示部の情報を表示できなくなったりする不具合が生じる可能性は否めない。
【0006】
また、上述した表示札100では、貼着部104同士を貼り合わせる際に、同様にずれた状態で貼り合わされたときなどに、帯状部分が弛んで見栄えなどが悪くなるのみならず、粘着層が展示物等付着して、衛生上も好ましくないという問題があった。
【0007】
そして、このような不具合を無くすためには正確に貼着部104同士を貼り合わせる必要があり、表示札100の展示物等への取付作業には相当な正確性が要求されるため、作業効率が悪く作業性は決して良好であるとは言えなかった。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、商品や展示物などの被取付物に対して簡単に取り付けることができ、被取付物への取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができる情報表示用の表示札を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る表示札は、被取付物に巻き付けられる帯状部と、前記帯状部の所定の領域に形成された表示部と、前記帯状部の一方の端部に形成された貼着部と、前記帯状部の他方の端部に形成され、前記貼着部が貼着されるとともに前記貼着部よりも幅広に構成された被貼着部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る表示札は、上記のように構成したことにより、貼着部の被貼着部への貼着作業の際に、貼り合わせにずれが生じた場合などでも被貼着部が幅広に構成されているため確実に貼着することができ、被取付物に対して簡単に取り付けることができて被取付物への取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができる。
【0011】
なお、例えば前記帯状部の前記表示部とは異なる領域に形成されて立体的に組み立てられる表示体をさらに備えてもよい。
【0012】
また、前記表示体は、例えば立体的に組み立てられる際に前記帯状部の一部に取り付けられる取付端部と、前記帯状部から一部を残して切り離されるとともにこの一部が前記帯状部と連結した状態で折り曲げられる立体表示部とを有する。
【0013】
前記取付端部は、例えば前記帯状部に対して貼着または嵌め込みによって取り付けられる。
【0014】
前記表示体は、例えば前記取付端部が前記帯状部に対して貼着により取り付けられる場合は、組立前の状態において前記取付端部が前記貼着部の一部からなる。
【0015】
前記帯状部は、例えば前記取付端部が前記帯状部に対して嵌め込みにより取り付けられる場合は、一部に前記取付端部が嵌め込まれるスリット状の被嵌め込み部を有する。
【0016】
なお、例えば前記帯状部、前記表示部、前記貼着部、前記被貼着部および前記表示体は、1枚のフィルム体からなる。
【0017】
そして、前記貼着部は、例えば粘着層が重畳された構造からなる。
【0018】
また、前記表示部および前記立体表示部は、例えば視認可能な情報が印刷された印刷層を有する。
【発明の効果】
【0019】
以上のように本発明によれば、商品や展示物などの被取付物に対して簡単に取り付けることができ、被取付物への取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができる情報表示用の表示札を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下に、添付の図面を参照して、本発明に係る表示札の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態に係る表示札の展開時構成の例を示す展開図、図2は同表示札の組立時の全体構成の例を示す斜視図、図3は同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。図1〜図3に示すように、表示札1は、展示物や展示ケース、あるいは種々の商品などの被取付物50(図3参照)に巻き付けて、この被取付物50に関する情報などの表示を行うものであって、例えば以下のような構成からなる。
【0022】
すなわち、表示札1は、被取付物50に巻き付けられる帯状に形成された帯状部10と、この帯状部10の所定の領域(図1においては、中間部近傍)に形成された表示部20と、帯状部10の一方の端部に形成された貼着部30と、帯状部10の他方の端部に形成され、貼着部30が貼着される被貼着部40とを備える。
【0023】
なお、この被貼着部40は、貼着部30よりも幅広に構成されている。すなわち、表示札1は、貼着部30の幅L1よりも被貼着部40の幅L2の方が大きくなる(図1参照)ように形成されている。
【0024】
また、表示札1は、本実施形態においては、帯状部10の表示部20とは異なる領域(図1においては、貼着部30側端部近傍の上方)に形成されて、表示札1が組み立てられた状態のときに立体的に組み立てられる表示体11をさらに備える。この表示体11は、立体的に組み立てられる際に帯状部10の一部に取り付けられる取付端部12と、帯状部10から折り曲げ線13に沿う一部を残して切り取り線14に沿って切り離されるとともに、この折り曲げ線13に沿う一部が帯状部10と連結した状態で折り曲げられる立体表示部15とを有する。
【0025】
なお、表示体11の取付端部12は、帯状部10に対して貼着や嵌め込みによって取り付けられる構造を備えており、ここでは帯状部10に対して貼着されるように構成されている。この場合、表示体11の取付端部12は、表示札1の組立前の状態において取付端部12が貼着部30の一部からなるように(すなわち、貼着部30と共通するように)形成されている。
【0026】
このように構成された表示札1は、図1に示すような展開状態においては、矩形状の同一(1枚)のフィルム体からなる。このフィルム体としては、一般に合成樹脂などの高分子成分などを薄い膜状に成型したものを指すが、本実施形態に係る表示札1は、その他紙材などの合成樹脂とは異なる材料により形成することも可能である。そして、貼着部30は、この貼着部30に相当する部分の片面側に重畳された粘着層31を有してなり、この粘着層31は、少なくとも一種類の粘着剤からなる。
【0027】
粘着層31としては、例えば被貼着部40に対して恒久的に貼着可能な特性や、貼付自在(すなわち、剥離可能)な特性を有する天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤、シリコン樹脂系粘着剤、アクリル樹脂系粘着剤、ウレタン樹脂系粘着剤、ホットメルト樹脂系粘着剤、溶剤系粘着剤などの、表示札1に粘着層31を形成し得る一般的に用いられる公知の粘着剤や、これらの組み合わせからなる粘着剤を用いることができる。さらに、例えばこれらの粘着剤に他の素材を組み合わせて(配合して)粘着層31を形成するようにしてもよい。
【0028】
また、帯状部10に形成された表示部20や表示体11に形成された立体表示部15は、被取付物50の表示情報などを表わす印刷層(例えば、模様や文字などを構成する層)20a,15aを有する。図1においては、表示札1の組立時に情報を視認可能に表示できるように、表示部20の印刷層20aは、帯状部10における貼着部30の粘着層31形成側とは反対側の面に形成され、立体表示部15の印刷層15aは、粘着層31形成側の面に形成されているが、これら印刷層20a,15aは、帯状部10の同一面側に形成されてもよい。
【0029】
なお、印刷層20a,15aは、例えば例えば鉱油性インク、乾性植物油インク、樹脂性インクなど、あるいは紫外線硬化型インクやグラビアインクなどからなり、これら印刷層20a,15aを有する表示部20や立体表示部15には、それぞれ同じ内容の情報を表示したり、異なる内容の情報を表示したりすることが可能である。
【0030】
また、表示部20や立体表示部15には、印刷層20a,15aによって文字や模様などの情報を表示する他に、着色や金属蒸着により情報を表示したり、文字や模様などが形成された貼付物が貼り付けられたりして、被取付物50に関する情報が表示されるように構成されていてもよい。
【0031】
このように構成された表示札1によれば、図2および図3に示すように、組立時には被取付物50に帯状部10を巻き付けて貼着部30を被貼着部40に粘着層31を介して貼り付け、表示体11を折り曲げ線13にて折り曲げた上で取付端部12を帯状部10の一部に粘着層31を介して貼り付ける。
【0032】
このような簡単な作業によって、帯状部10が被取付物50に対して環状に形成されるとともに、表示体11が帯状部10から斜め方向に環状に突出した立体的な状態となり、表示部20や立体表示部15によって情報を表示することが可能となる。そして、被貼着部40が貼着部30よりも幅広になっているため、貼着部30を被貼着部40に貼り付ける際に、貼り合わせにずれが生じてしまったりしても(すなわち、それほどの正確性が無くても)、容易かつ確実に貼着部30を被貼着部40に貼着することができ、貼着部30の粘着層31がはみ出したりすることを回避可能である。したがって、本実施形態に係る表示札1は、被取付物50に対して簡単に取り付けることができ取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができる。
【0033】
また、帯状部10の一部に表示体11が形成されるとともに、貼着部30の一部がこの表示体11の取付端部12となっているため、無駄な材料が不要で安価に製造可能かつ環境面においても良好であるとともに、組立作業が簡単でありつつも表示体11が立体表示部15を有するため、多方向から被取付物50の情報を視認可能にさせることができる。これにより、被取付物50の情報の表示効果や広告宣伝効果を高めることが期待できる。
【0034】
図4は、本発明の一実施形態に係る表示札の展開時構成の他の例を示す展開図、図5は同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する箇所には同一の符号を付して説明を省略することがあるとし、本発明に特に関連のない部分については明記しない場合があることとする。
【0035】
図4および図5に示すように、この表示札1Aは、上述した表示札1に対して表示体11の取付端部12aの形状や構成、および帯状部10の一部の構成が相違している。すなわち、表示札1Aの表示体11における取付端部12aは、立体表示部15の本体幅に対して多少幅広になるような形状で形成され、貼着部30の一部とはなっておらず粘着層31も有しない構成となっている。
【0036】
また、帯状部10の取付端部12aが取り付けられる部分にはスリット10aが形成されている。なお、取付端部12aの幅はスリット10aのスリット幅よりも多少大きくなるように形成されている。このように構成されることにより、表示札1Aでは、組立時に表示体11の取付端部12aを帯状部10のスリット10aに嵌め込むことで立体表示部15を立体的に構成することができる。
【0037】
さらに、取付端部12aが多少幅広に形成されているため、表示体11に対して多少の外力が加わったとしてもスリット10aから外れてしまうことがなく、粘着層31を備えないためさらに材料費を抑えるなどの効果を有するとともに、被取付物50に対して簡単に取り付けることができ取付作業性が良好であり、作業効率の向上を図ることができる。その他の作用や効果については上記表示札1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0038】
図6は、本発明の一実施形態に係る他の表示札の展開時構成の例を示す展開図、図7は同表示札の組立時の全体構成の例を示す斜視図、図8は同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。図6〜図8に示すように、この表示札1Bは基本的には上記表示札1と同様の構成を備えているが、表示体11の形成箇所や貼着部30の幅などが表示札1と相違している。
【0039】
すなわち、表示札1Bにおいては、表示体11は図6においては、貼着部30側端部近傍の帯状部10における幅方向中央付近に形成され、貼着部30の一部と帯状部10の一部を折り曲げ線13を残して切り抜くような形状を有している。これにより、表示札1と同様に帯状部10が被取付物50aに対して環状に形成されるとともに、表示体11が帯状部10から平行方向に同様な環状として突出した立体的な状態となり、表示部20や立体表示部15によって情報を表示することが可能となる。
【0040】
そして、被貼着部40が貼着部30よりもさらに幅広になっているため、貼着部30を被貼着部40に貼り付ける際に、貼り合わせに正確性がなくずれが生じてしまっても、容易かつ確実に貼着部30を被貼着部40に貼着することができ、貼着部30の粘着層31がはみ出したりすることを回避することができる。よって、表示札1Bも、被取付物50aに対して簡単に取り付けることができて取付作業性が良好であり、作業効率の向上を図ることができる。
【0041】
また、帯状部10の一部に表示体11が形成されるとともに、貼着部30の一部がこの表示体11の取付端部12となっており、貼着部30の幅がさらに狭くなっているため、粘着層31を構成する粘着剤の量を少なくしたりすることが可能で、さらに無駄な材料が不要となり安価に製造可能かつ環境面においても良好な構成とすることができる。また、組立作業が簡単でありつつも表示体11が立体表示部15を有するため、多方向から被取付物50aの情報を視認可能にさせることができ、被取付物50aの情報の表示効果や広告宣伝効果を高めることが期待できる。
【0042】
以上述べたように、上述した実施形態に係る表示札1,1A,1Bによれば、商品や展示物などの被取付物50,50aに対して簡単に取り付けることができ、被取付物50,50aへの取付作業性が良好であるとともに、作業効率の向上を図ることができ、安価に製造可能で表示効果や宣伝広告効果を高めることが期待できる。
また、以上の各実施形態に係る表示札は、特にアスパラ、ほうれん草等の野菜や、生鮮食品あるいは加工食品等の食品の結束用ラベルとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示札の展開時構成の例を示す展開図である。
【図2】同表示札の組立時の全体構成の例を示す斜視図である。
【図3】同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る表示札の展開時構成の他の例を示す展開図である。
【図5】同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る他の表示札の展開時構成の例を示す展開図である。
【図7】同表示札の組立時の全体構成の例を示す斜視図である。
【図8】同表示札の被取付物への取付状態を示す説明図である。
【図9】従来の表示札を説明するための説明図である。
【符号の説明】
【0044】
1,1A,1B 表示札
10 帯状部
11 表示体
12,12a 取付端部
13 折り曲げ線
14 切り取り線
15 立体表示部
15a,20a 印刷層
20 表示部
30 貼着部
31 粘着層
40 被貼着部
50 被取付物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被取付物に巻き付けられる帯状部と、
前記帯状部の所定の領域に形成された表示部と、
前記帯状部の一方の端部に形成された貼着部と、
前記帯状部の他方の端部に形成され、前記貼着部が貼着されるとともに前記貼着部よりも幅広に構成された被貼着部とを備えた
ことを特徴とする表示札。
【請求項2】
前記帯状部の前記表示部とは異なる領域に形成されて立体的に組み立てられる表示体をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の表示札。
【請求項3】
前記表示体は、立体的に組み立てられる際に前記帯状部の一部に取り付けられる取付端部と、前記帯状部から一部を残して切り離されるとともにこの一部が前記帯状部と連結した状態で折り曲げられる立体表示部とを有することを特徴とする請求項2記載の表示札。
【請求項4】
前記取付端部は、前記帯状部に対して貼着または嵌め込みによって取り付けられることを特徴とする請求項3記載の表示札。
【請求項5】
前記表示体は、前記取付端部が前記帯状部に対して貼着により取り付けられる場合は、組立前の状態において前記取付端部が前記貼着部の一部からなることを特徴とする請求項4記載の表示札。
【請求項6】
前記帯状部は、前記取付端部が前記帯状部に対して嵌め込みにより取り付けられる場合は、一部に前記取付端部が嵌め込まれるスリット状の被嵌め込み部を有することを特徴とする請求項4記載の表示札。
【請求項7】
前記帯状部、前記表示部、前記貼着部、前記被貼着部および前記表示体は、1枚のフィルム体からなることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項記載の表示札。
【請求項8】
前記貼着部は、粘着層が重畳された構造からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の表示札。
【請求項9】
前記表示部および前記立体表示部は、視認可能な情報が印刷された印刷層を有することを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項記載の表示札。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−8721(P2010−8721A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−168133(P2008−168133)
【出願日】平成20年6月27日(2008.6.27)
【出願人】(595026520)安井株式会社 (6)
【出願人】(595013656)株式会社マツザキ (6)