説明

表示装置

【課題】表示装置内部の異常温度上昇を未然に防ぎながら、表示視認性を損なったり装置に不具合があると誤認されることのない表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置内部の温度が電子部品の正常動作温度範囲を超えた第1の所定温度に達すると、表示スケジュールデータに従って表示する表示データの発光輝度を表示データ毎に変える。また、表示スケジュールデータに従って発光輝度を変えながら複数の表示データを一巡表示し、繰り返し次の一巡表示を行う際に各表示データに対して前回適用した発光輝度と異なる輝度を適用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複数の発光体をプリント基板上に配列し、各発光体を点滅制御することで文字・絵記号・模様・画像等の表示データを発光表示する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
LED等の発光体をプリント基板上に縦横配列し、各発光体を点滅駆動することで文字や画像等の表示パターンを発光表示する表示装置が知られている。この表示装置は屋外環境で使用されることが多く、屋外広告表示の用途に用いられたり、あるいは店舗先での集客を目的とした店舗案内表示の用途として用いられ、表示装置に設定する稼働時間帯にわたって広告コマーシャル、案内メッセージ、集客のための宣伝等が表示されている。そのため周囲環境の明るさが変化する中で常に最適な視認性を確保することが求められ、CdS等の照度センサーで周囲の明るさを検出し、周囲が明るいときには発光輝度を上げ、暗い状態のときには輝度を下げるよう輝度切り換え動作を行っている。
【0003】
晴れた日中のように周囲が明るい状況では周囲の明るさに対してLEDから発する光の明るさが相対的に低下するため、発光輝度を高めることで視認性を上げるのである。通常は日中用と夜間用の2段階の輝度を用意し、照度センサーで日中/夜間の区別をして輝度切り換えを行うようにしており、晴れた日中は常に高い発光輝度で装置が稼働することになる。
【0004】
ところで、表示装置を構成する電子部品には正常動作温度範囲が定められており、この温度範囲から外れると正常動作が保証されないため、装置内部の温まった空気を排気する排気ファンを設け、排気しながら外気を導入することで表示装置内部の温度を電子部品の正常動作温度範囲に保つようにしている。しかしながら、周囲気温が上昇する夏季に表示装置に直射日光を受けた場合や、LEDの点灯率が最も高い白色(RGB各色発光素子を全点灯)で表示画面全面を長時間発光させたような場合に、表示装置内部の温度が異常に上昇し、排気による放熱が追いつかなくなって電子部品の動作に支障を来す恐れがあった。即ち、高い輝度でLEDを発光させるということはLEDの単位時間あたりの点灯率を高めることであり、所定周期における発光オン/オフデューティーのオン時間が占める割合を高くして発光駆動することを意味している。従ってLED素子そのものから発生する熱が増えるのは勿論のこと、消費電流が増えることで電源ユニットにも負荷がかかり大量の熱が発生することになるのである。しかもその状態で直射日光の照射を受けるという悪条件が重なると、排気ファンの放熱だけでは装置内部の温度上昇を食い止めることが困難になり過熱状態に至るケースが発生するのである。
【0005】
そこで本出願人は、実開平1−133192号に開示する考案を提案した。同考案によれば、通常は外光センサーの検出結果に基づいてLEDの発光輝度を調節するが、表示部周辺に設けた温度センサーの検出温度が常温レベルから高温レベルに移行するのに伴いLEDの発光輝度を徐々に下げ、検出温度が最も高温レベルに達したときはLEDを消灯するので、異常過熱による電子部品の動作不良や故障の発生を未然に防ぐことができる。
【特許文献1】実開平1−133192号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記先行技術によれば、表示装置内部の異常過熱に起因する故障や動作不良を防ぐことが可能になるが、一方で視認性の低下が伴うという問題を抱えていた。表示装置内部の温度が正常範囲を超えて上昇するに従って表示発光輝度を下げるので、表示装置内部の温度が正常範囲に戻るまでの間に表示装置を見た観者には、表示画面が暗くて表示内容が見えにくいという印象が残ってしまうのである。観者は表示装置内部の動作状況を把握している訳ではないため、過熱に対する保護動作が働いている装置を外側から見た場合に、他の表示装置と比較して性能が劣るあるいは不具合を抱えた表示装置であると認識してしまうことがあった。
【0007】
本発明は上記のような問題点を解決することを課題としており、表示装置内部の異常温度上昇を未然に防ぎながら、表示視認性を損なったり装置に不具合があると誤認されることのない表示装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するために、発光体を選択的に発光させることで文字や画像等の表示データを発光表示する表示装置において、プリント基板上に複数の発光体を配列して構成する表示部と、表示装置本体内部の温度を検出する温度センサーと、前記表示データを複数記憶する表示データ記憶部と、表示データ記憶部に記憶した各表示データについて、その表示タイミングを各表示データごとに指定する表示スケジュールデータを記憶する表示スケジュール記憶部と、前記表示データ記憶部に記憶する各表示データを、それぞれ対応する表示スケジュールデータに従って前記表示部に発光表示する制御部とを備え、前記温度センサーの検出温度が第1の所定温度に達したとき、前記制御部は表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を表示データ毎に変えることを特徴とする表示装置を提案する。
【0009】
なお、上記提案の表示装置は、温度センサーの検出温度が第1の所定温度に達したとき、表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を、通常発光輝度と、通常発光輝度より低い発光輝度とで表示データ毎に交互に変化させるトグル処理動作を行うことが望ましい。また、複数の表示データを表示スケジュールデータに従って発光輝度を変えながら一巡表示する際に、一巡表示する毎に個々の表示データに適用する発光輝度を異ならせることが望ましい。また、また、温度センサーの検出温度が第1の所定温度より高い第2の所定温度に達したとき、表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を、全ての表示データに対して通常より低い発光輝度で常に表示するよう切り替えることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、表示装置内部の温度が電子部品の正常動作温度範囲を超えた第1の所定温度に達すると、表示スケジュールデータに従って表示する表示データの発光輝度を表示データ毎に変えるので、過熱した表示装置内部の温度を低下させる為に通常より低い輝度で表示する表示データと、表示装置内部の温度が正常動作温度範囲にあるときの通常発光輝度とを織りまぜて表示することができる。表示データを低輝度で表示することにより表示装置内部の温度上昇を防いで装置内部温度の正常化を図りながら、通常発光輝度でも表示を行うので、表示輝度が低く性能が劣る装置であるといった印象を与えたり、装置に不具合が発生しているという誤解を与えてしまうことを防止できる。
【0011】
また、表示装置内部の温度が電子部品の正常動作温度範囲を超えた第1の所定温度に達すると、表示データ毎に通常発光輝度と通常より低い発光輝度とを交互に適用するトグル処理動作を行うので、表示データが連続して低い輝度で表示されることが無くなる。それにより、装置内部温度の過熱を防ぐと共にめりはりの有る表示効果を得ることができ、表示画面が暗いといった誤った印象を与えることが無くなる。
【0012】
また、表示装置内部の温度が電子部品の正常動作温度範囲を超えて第1の所定温度に達すると、表示スケジュールデータに従って発光輝度を変えながら複数の表示データを一巡表示し、繰り返し次の一巡表示を行う際に各表示データに対して前回適用した発光輝度と異なる輝度を適用するので、個々の表示データに対して毎回同じ発光輝度を偏って適用することが無くなる。複数記憶する表示データのそれぞれをに対して平均的に通常発光輝度と低い発光輝度を適用し、満遍なく情報を伝達することができる。
【0013】
また、表示装置内部の温度が正常動作温度範囲を超えた第1の所定温度に達し、そこから放熱が追いつかずに更に高い温度の第2の所定温度に達すると、複数記憶している表示データの全てに対して通常より低い発光輝度を適用するので、最終的に深刻な過熱状態に陥るのを防止できる。
【実施例1】
【0014】
図1は本発明第1実施例による表示装置の全体構成を示す説明図である。1は表示部で、プリント基板上に複数のLED(発光体)をドットマトリクス状に配列して構成している。この表示部には複数の文字を表示したり、マトリクス面(表示画面)を使ってイメージ画像を表示することが可能で、図示の例では、16×16ドットのマトリックスで表される全角サイズの文字を横方向に3文字、縦方向に2文字、合計6文字表示可能であり、48×32ドットのマトリックスを構成している。2はコモンドライバで、表示部1にドットマトリクス配列したLEDの行方向ラインを列方向にスキャンする。3はセグメントドライバで、コモンドライバ2によってスキャン駆動する行方向ラインにLED点滅データを与える。4はメモリで、表示装置全体の動きに関する動作プログラムが記憶された制御プログラム記憶部4aと、文字コードに置き換えられた文字・記号等のキャラクタがドットパターンで記憶される表示用フォント記憶部4bと、1つのキャラクタや複数のキャラクタ配列からなる文字・文章の表示素材や、ドット情報の集まりで表現されるイメージデータの表示素材、あるいはデジタル動画データの表示素材といった各種表示素材によって構成される表示データを複数記憶する表示データ記憶部4cと、1つの表示データ毎にその表示タイミングを指定する表示スケジュールデータを記憶する表示スケジュール記憶部4dと、表示装置に関する各種の設定データを記憶するデータ記憶部4dとからなっている。
【0015】
5は制御部たるCPUで、メモリ4で記憶するプログラムやデータに従い表示処理手順をこなす。6はVRAMで、表示部1のドットマトリクス構成に対応しており、キャラクタ1文字分に相当する16×16ドットのマトリクスを基準にして、複数文字分のドットデータを展開可能な記憶領域を備えている。表示データの中に含まれる表示素材は、フォントに対応する文字コードや、イメージデータ、動画データに与えられた識別コードなどの並びからなるデータ構成であり、表示部1で表示するためには表示画面のLED配列に対応したドット情報に変換する必要がある。そこで前記表示用フォント記憶部4bから読み出したドットパターンやユーザーが作成した外字フォントのドットパターン、イメージデータのドットパターンをVRAM6の記憶領域に展開した後、表示信号として出力するのである。7は表示駆動部で、VRAM6から出力される信号を受けて表示制御データを作成し、コモンドライバ2及びセグメントドライバ3にその表示制御データを出力する。8は温度センサーで、表示装置の本体ケーシング内部に設けられ、装置本体内部の温度を検出してCPU5に温度情報を出力する。9は照度センサーで、表示装置周囲の明るさを検出してCPU5に照度情報を出力する。10はリアルタイムクロックICで、CPU5から任意のタイミングで要求を受け、年・日付・曜日を出力する。11はリモコンで、表示部1近傍に設けられたリモコン受信部11a、リモコンインターフェース11bを介して通信を行い、リモコン操作に伴い表示画面に表示されるメニューに従って、表示データの簡易的な作成や変更、表示スケジュールの設定やその他各種のデータ設定などを行う。なお、この場合、表示装置周囲の明るさに応じた輝度設定についても設定することが可能で、照度センサー9で検出した結果に基づいて装置周囲が明るいと判断した場合の昼間用輝度の設定と、装置周囲が暗いと判断した場合の夜間用輝度の設定とを行うことができる。ここで設定する昼間用輝度と夜間用輝度は、特許請求範囲に記載の「通常発光輝度」に相当し、表示装置が問題なく正常に稼働している際に適用する表示輝度として前記データ記憶部4dに記憶される。
【0016】
表示データ記憶部4cに記憶される複数の表示データは、図2に示すように個々の表示データを区別するための固有の表示データ番号を格納する領域11−1と、表示データを構成する表示素材をどのような発光動作で表示するのかを指定する表示モード情報を格納する領域11−2と、既に説明した表示素材(文字・文章・イメージデータ・デジタル動画データ)を格納する領域11−3とを備えている。そして、このようにして表示データ記憶部4cに記憶される表示データを表示するには、各表示データに表示スケジュールデータを与える必要がある。最も簡単にスケジュールデータを与えるには、表示データの表示データ番号を指定して表示させたい順番に表示スケジュール記憶部4dへ記憶させればよい。これにより、希望する順番で選択した表示データを連続して表示させることができる。また、選択した表示データを指定する日付もしくは時刻になると自動的に表示させるよう設定することもできる。各表示データに対して表示させたい日付・時刻を表示スケジュールデータとして付与し、表示スケジュール記憶部4dに記憶させることで可能になる。このようにして、表示スケジュールに従って複数の表示データが順番に表示され、表示対象となる表示データを一通り表示したら、再び表示対象となる表示データの内の先頭のデータから2巡目の表示を行い、以降同様にして繰り返し表示を行う。
【0017】
次に図3に基づいて本発明実施例の動作を説明する。図3は、温度センサー8で検出した表示装置本体内部の温度が、電子部品の正常動作温度範囲を超えて過熱状態に陥った際の動作を表すフローチャートである。表示装置が稼働している状態において、温度センサー8で表示装置ケーシング内部の温度を取得する(S1)。次に、取得した検出温度が表示装置を構成する電子部品の正常動作温度範囲にあるか否かを判断する。まず、取得した検出温度が第1の所定温度(一例として60°C)より低いかを判断する(S2)。60°Cを超えていない場合には、装置は正常稼働状態にあると判断してデータ記憶部4dに記憶されている通常発光輝度を適用し表示を続行する(S3)。S2において60°C以上を検出した場合には、装置本体内部の温度が上昇して過熱状態になりつつあると判断し、その過熱状態が電子部品の損傷につながる危険な温度範囲である第2の所定温度(一例として70°C)に達しているかを判断する(S4)。検出温度が60°C以上ではあるものの70°Cに達していない場合には、装置本体内部温度を正常動作温度範囲に戻すべく表示部1の表示輝度を通常発光輝度より低い輝度で発光させる。具体的な動作として、表示スケジュールに従って表示部1に表示する複数の表示データを、「通常発光輝度」→「通常より低い発光輝度」→「通常発光輝度」の順番で変化させるトグル処理動作を行う(S5)。S4において70°C以上の場合は、危険な過熱状態にあると判断して、表示部1に表示する複数の表示データ全てに対して通常より低い発光輝度を適用する(S6)。これにより、トグル処理動作より更に高い温度上昇防止効果が得られ、装置本体内部温度の正常化を図ることができる。
【実施例2】
【0018】
次に本発明第2実施例について説明する。なお、この第2実施例は第1実施例に対して図4のフローチャートに示す動作の点で異なり、他の構成を同じくするため重複する箇所の説明は省略する。
第2実施例では、第1実施例の図3に示すS4の次のステップとして、図4の処理を実行する。即ち、温度センサー8の検出温度が60°C以上70°C未満であった場合に(S4)、次に、表示スケジュールに従って表示する表示対象の表示データが1巡したかを判定する(S10)。一巡した場合には、表示対象となる表示データの数が偶数であるかを判定する(S11)。表示データ数が偶数個であれば、表示データにトグル処理動作をもって適用する発光輝度を、前回一巡時に先頭の表示データに適用した発光輝度と異なる発光輝度となるように設定し(S12)、その後、図3のS5以降に示す処理を実行する。これにより、表示データに対して「通常発光輝度」→「通常より低い発光輝度」→「通常発光輝度」の順番で変化させるトグル処理動作で表示輝度を適用する場合に、一巡する毎に各表示データに対して前回適用した発光輝度と異なる輝度を適用することができる。従って、特定の表示データを毎回低い発光輝度で表示してしまうような事態を防止でき、偏りのない情報伝達を行うことができる。ちなみに、図3のS5において表示データの輝度を1つずつ交互に変えるトグル処理動作を行わず、変則的に輝度を変える動作を行う場合には、図4中S11の判断を行う必要はない。要は一巡表示する毎に各表示データに適用する発光輝度が異なるようにすれば良い。
【0019】
本発明は以上のように構成されるが、上記実施形態に限定されることなく種々の実施が可能である。例えば、上記第1第2実施形態では図3のS5において表示データを表示順に合わせて1つずつ交互に変化させるトグル処理動作を行っているが、これに代わり、所定数の表示データを通常発光輝度で表示する毎に通常より低い発光輝度の表示データを表示する用にしても良い。例えば、表示順に従って2つの表示データを連続して通常発光輝度で表示した後に、3番目の表示データを低輝度で表示したり、あるいは、表示データ2つおきに通常発光輝度と低い発光輝度を適用する等しても良い。また、上記実施例では第1の所定温度を60°C、第2の所定温度を70°Cとしているが、他の温度を設定してもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明第1・第2実施例による表示装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】表示データのデータ構成を示す説明図である。
【図3】本発明第1実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明第2実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0021】
1 表示部
2 コモンドライバ
3 セグメントドライバ
4 メモリ
4a 制御プログラム記憶部
4b 表示用フォント記憶部
4c 表示データ記憶部
4d 表示スケジュール記憶部
4e データ記憶部
5 制御部たるCPU
6 VRAM
7 表示駆動部
8 温度センサー
9 照度センサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光体を選択的に発光させることで文字や画像等の表示データを発光表示する表示装置において、
プリント基板上に複数の発光体を配列して構成する表示部と、
表示装置本体内部の温度を検出する温度センサーと、
前記表示データを複数記憶する表示データ記憶部と、
表示データ記憶部に記憶した各表示データについて、その表示タイミングを各表示データごとに指定する表示スケジュールデータを記憶する表示スケジュール記憶部と、
前記表示データ記憶部に記憶する各表示データを、それぞれ対応する表示スケジュールデータに従って前記表示部に発光表示する制御部とを備え、
前記温度センサーの検出温度が第1の所定温度に達したとき、前記制御部は表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を表示データ毎に変えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
請求項1記載の表示装置において、前記温度センサーの検出温度が第1の所定温度に達したとき、前記制御部は表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を、通常発光輝度と、通常発光輝度より低い発光輝度とで表示データ毎に交互に変化させるトグル処理動作を行うことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1または2何れか記載の表示装置において、複数の表示データを表示スケジュールデータに従って発光輝度を変えながら一巡表示する際に、一巡表示する毎に個々の表示データに適用する発光輝度を異ならせることを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3何れか記載の表示装置において、前記温度センサーの検出温度が第1の所定温度より高い第2の所定温度に達したとき、前記制御部は表示スケジュールデータに従って表示制御する表示データの発光輝度を、全ての表示データに対して通常より低い発光輝度で常に表示するよう切り替えることを特徴とする表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−122494(P2009−122494A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−297766(P2007−297766)
【出願日】平成19年11月16日(2007.11.16)
【出願人】(000103138)エムケー精工株式会社 (174)
【Fターム(参考)】