説明

袋さばき装置

【課題】多くの袋詰め包装作業で使用できる様に、袋さばき装置を独立させ、手作業と同程度のさばき効果を得られる安価なさばき装置を提供することを目的とする。
【解決手段】袋体装着部、回転駆動部、回転軸支持台を有し、回転軸に装着した袋体が回転軸に巻き付くように回転し、この巻き付き作用により、袋体束の1枚毎に異なる回転半径が得られ、袋体束内の相接する袋体同士にずれを生じさせることができ、袋束の状態により相接する袋体同士が密着している場合や、辺部の加工状態により絡みあう場合、袋体を形成する上面と下面が密着している場合など袋体の密着を効率的にさばくことができる袋さばき装置とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、袋詰め包装の前処理である袋さばきを機械化する方法、及びその装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
袋をさばく機構の例として、特開平11−171136号公報には、駆動コロと駆動コロと逆転する従動コロをビニールに接触させて、従動コロを正転及び逆転させることによりビニール袋の押し下げ、押し上げを行い、袋をさばく機構が記載されている。さらに特開平11−180578号公報には、積層した薬袋を収納するカセットに、薬袋を下方から上方に向かって付勢する付勢プレートと、薬袋の取出側で薬袋の両端隅部を支持する一対の捌き爪とを設け、前記付勢プレートとローラの間に薬袋を挟み込み、ローラの回転により送り出された薬袋を前記捌き爪により捌いて薬袋を1枚ずつ取り出すようにした薬袋フィーダで薬袋の各捌き爪による支持領域の剛性が相違する場合、剛性の大きい領域を支持する捌き爪の支持面積を小さくした薬袋フィーダが記載されている。
【特許文献1】特開平11−171136号公報
【特許文献2】特開平11−180578号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
袋詰め包装作業は、多くの産業分野で共通の作業であるが、袋体束の状態により相接する袋同士が密着している場合や、辺部の加工状態により絡みあう場合、袋を形成する上面と下面が密着している場合等があり、作業効率を悪化させている。その対策として、袋詰め包装作業の前に袋体束をさばく前処理により袋体の密着や絡みつきを解消させる事が有効である。しかし、従来の袋さばき作業は、主に人手で行われていたことから、更なる作業効率の向上の為に、袋さばき作業の省力化や安定化が求められていた。また、一連の袋詰め包装作業を自動化または半自動化する装置においては、袋さばき機能を有しているものも考案されているが、専用の袋体を使う機器の機能の一部であったり、大掛かりな装置が必要なものとなり、多くの袋詰め包装作業で汎用的に使用されるものではなかった。
【0004】
そこで本発明では、多くの袋詰め作業で使用できる様に、袋さばき装置を独立させ、手作業と同程度のさばき効果を安価に安定して得られるさばき方法の考案と、さばき装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明においては、以下(1)ないし(5)の手段を採用する。
【0006】
(1)袋体装着部、回転駆動部、回転軸支持台を有し、回転軸に装着した袋体が回転軸に巻き付くように軸回転速度が調整され、この巻き付き作用により、袋体束の1枚毎に異なる回転半径が得られ、袋体束内の相接する袋体同士にずれを生じさせることを特徴とする。このようなものであれば、袋体束の状態により相接する袋体同士が密着している場合や、辺部の加工状態により絡みあう場合、袋体を形成する上面と下面が密着している場合など袋体の密着を効率的にさばくことができる。
また、下記(2)〜(5)の手段或いは後述の実施例の形態を採用することで、袋さばき機能を効果的に発揮しうる。
【0007】
(2)前記袋さばき装置において、1つ又は複数の抵抗体を設けて、回転軸に装着した
袋体の回転時に、非装着部分が前記抵抗体に接触するように構成してもよい。このようなものであれば、袋体の回転途中で袋体を抵抗体に接触させることにより袋体の回転速度に変化を与えて袋体を効率的にさばくことができる。
【0008】
(3)前記記載の袋さばき装置おいて、抵抗体を連続するブラシ状のものとしてもよい。ブラシ状の抵抗体が袋体に接触することにより、袋体に異なる回転速度を与えて袋体をより効率的にさばくことができる。
【0009】
(4)前記記載の袋さばき装置おいて、抵抗体を回転するブラシ状のものとしてもよい。このようなものであれば、ブラシ状の抵抗体を回転させることにより、回転軸に取り付けられた袋体の回転時に、非装着部分が回転する抵抗体に接触するよう軸回転速度を調整して、この接触時に袋体束の1枚毎に異なる回転速度を与えて、相接する袋同士にずれを生じさせ、より効率的に袋体をさばくことができる。
【0010】
(5)前記いずれか記載の袋さばき装置において、袋装着部が袋体束の任意の箇所を固定できるようにしても良い。このようなものであれば、同時に袋体の両側をさばくことができ、より効率的に袋体をさばくことができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、上述のような構成としたことで、従来の装置が平面で袋体をずらすことによりさばき効果を得ているに対して、回転運動のみでさばき効果を得ていることから、装置を単純化して、多くの袋詰め作業で使用できる装置となった。この装置により、袋詰め包装作業前処理が省力化され、袋詰め包装作業全体での効率化が実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための最良の形態例を、本発明の実施例として各図と共に説明する。具体的には、実施例1の袋さばき装置について、図1が本発明の全体を表す正面図であり、図2が同側面図である。図3ないし図6は、本発明の袋さばき装置を用いた袋体の動きを示す図である。具体的には、図3では袋体装着部に固定された袋体が回転し、図4では袋体の非装着部が回転軸支持台に接触し、図5では袋体が回転軸に巻き付けられ、図6では袋体が反転している途中の状態を表している。図7は実施例2の袋体の側部を固定した状態を示す図である。図8は本発明の実施例3を示す正面図であり、図9が同側面図である。図10は、図10は本発明の実施例4を示す正面図であり、図11が同側面図である。図12は実施例3の袋体の動きを示す図であり、図13は実施例4の袋体の動きを示す図であり、図14は実施例6の袋体の動きを示す図である。図15は実施例7の袋体の動きを示す図である。図16は袋さばき装置に袋体を固定した状態を表す正面図である。図17は袋体のずれを示す図である。図18は袋体の一端をクリップで固定した従来例を示す図であり、図19は、手作業で袋体をさばいた場合の袋の動きを示す図である。
【0013】
(袋捌き装置の全体構成)
本発明の袋さばき装置は、野菜などの鮮度保持に使用される袋体束をさばいて袋体の密着をなくすものである。
ここで回転軸支持台とは、回転軸、回転駆動部、袋体装着部を支持している架台の部分をいう。また回転軸とは、回転軸支持台に略平行に取り付けられた駆動回転軸である。回転軸の一端は、電動モーターに連結され、他端は回転軸軸受けで支持されている。(図示省略)前記回転軸には、袋体装着部が取り付けられており、この部分に袋体を取り付け、袋体の回転により袋体にずれが発生しないように十分に固定できるように構成されている。また抵抗体とは、回転軸支持台に取り付けられた袋体にさばき効果を与える部材をいう。以下、各実施例のそれぞれの構成につき詳述する。
【実施例1】
【0014】
本発明の実施例1は、電動モーターと減速機からなる回転駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられた袋体装着部、回転軸支持台で構成されている。ここで袋体装着部は、袋体の着脱が容易にできるように構成され、十分に袋体が固定されることが必要である為、本実施例では、袋体装着部をクリップ状のものとしている。使用に際しては、まず袋体装着部に袋体を取り付け固定し、回転駆動部の電動モーターが回転することにより電動モーター軸に連結された回転軸が回転する。前記回転軸が回転することにより、図3ないし図6の順に示す形態で袋体が回転軸に巻きつくように回転する。袋体の厚み(通常は、20μmから25μm)により、図17に示すように相接する袋体毎に回転軸からの距離が少しずつ変化する。この作用により袋体の密着や絡みつきを減少させ、更に、回転中に重力により、袋体束の巻きつきの一部が解かれる作用も働き、この作用の繰り返しにより、(X〜Y回転で)手作業と同程度の袋さばき効果が得られる。また、本構成では袋体は、回転軸に接触する上下2枚以外は、本装置に直接、接触しないことから、回転運動による擦過痕等が生じず、良好な仕上がり状態を得ることができる。
【実施例2】
【0015】
本発明の実施例2は、図7に示すように回転軸上の袋体装着部が袋体の側部を固定するように構成されている。すなわち、袋体装着部に固定されている部分にはさばき効果が及ばないことから、袋体のうち分離の容易な部分を袋体装着部に固定し、他の部分を非装着部とすることで、より確実なさばき効果を得ることができる。
【実施例3】
【0016】
本発明の実施例3は、図8、図9に示すように電動モーターと減速機からなる回転軸駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられたクリップ状の袋体装着部、回転軸支持台、回転軸支持台に取り付けられた抵抗体で構成されている。前記抵抗体は、袋体の回転時、袋体に擦過痕が生じ難いように表面が滑らかで、かつ柔らかい素材(例えば、ナイロン)を用いている。回転軸の回転により袋体装着部に取り付けられた袋体束が回転軸に巻き付きながら回転する。袋体が前記抵抗体を通過する際には、抵抗体に接触した部分と抵抗体から開放された部分との間に速度差を生じる。更に、実施例1で示した重力落下による作用が加わり、相接する袋体の密着や絡みつきを減少させ、袋さばき効果を得ることができる。
【実施例4】
【0017】
本発明の実施例4は、図10、図11に示すように電動モーターと減速機からなる回転軸駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられたクリップ状の袋体装着部、回転軸支持台、回転軸支持台に取り付けられた抵抗体イ、回転軸上部に取り付けられた抵抗体ロで構成され、抵抗体ロは、抵抗体イから開放された袋体が接触するように配置されている。前記抵抗体イ及びロは、回転軸の回転により袋体に擦過痕が生じ難いように表面が滑らかで、かつ柔らかい素材(例えば、ナイロン)を用いている。回転軸の回転により袋体装着部に取り付けられた袋体束が回転軸に巻き付きながら回転する。袋体が前記抵抗体イ及びロを通過する際には、抵抗体イ及びロに接触した部分と抵抗体イ及びロから開放された部分との間に速度差を生じる。更に、実施例1で示した重力落下による作用が加わり、相接する袋体の密着や絡みつきを減少させるが、この場合、抵抗体イと抵抗体ロで構成された二つの抵抗体により、回転軸が1回転することで2度さばき効果が得られ、より効率的に袋さばき効果を得ることができる。
【実施例5】
【0018】
本発明の実施例5は、電動モーターと減速機からなる回転軸駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられたクリップ状の袋体装着部、回転軸支持台、回
転軸上部に取り付けられたブラシ状の抵抗体ハで構成されている。ブラシ状の抵抗体ハは、回転時に袋体に擦過痕が生じ難いように表面が滑らかで、かつ柔らかい素材(例えば、ナイロン)を用いている。回転軸の回転により袋体装着部に取り付けられた袋体束が回転軸に巻き付きながら回転する。図13では前記抵抗体ハをブラシ状に形成している。ブラシ状に形成することで袋体が接触した部分では、ブラシの突起毎に回転速度の緩急が発生する。この作用により相接する袋体が剥離して、袋体の密着や絡みつきを減少させ、効率的な袋さばき効果を得ることができる。
【実施例6】
【0019】
本発明の実施例6は、電動モーターと減速機からなる回転軸駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられたクリップ状の袋体装着部、回転軸支持台、回転軸上部に取り付けられ回転軸と同じ方向に回転する抵抗体ニで構成されている。回転する抵抗体ニは、回転時に袋体に擦過痕が生じ難いように表面が滑らかで、かつ柔らかい素材(例えば、ナイロン)を用いている。回転軸の回転により袋体装着部に取り付けられた袋体束が回転軸に巻き付きながら回転する。図14では前記抵抗体ニをブラシ状に形成している。ブラシ状に形成することで袋体が接触した部分では、ブラシの突起毎に回転速度の緩急が発生する。この作用により相接する袋体が剥離して、袋体の密着や絡みつきを減少させ、効率的な袋さばき効果を得ることができる。袋体と同方向に回転する抵抗体ニは、袋体との接触部では袋体と逆方向に移動しているため、袋体から見かけ上、ブラシの突起間隔が小さくなるように作用している。抵抗体ニの回転速度は、この見かけ上突起間隔が小さくなりすぎて、袋体から見て一体とみなされない程度、すなわち袋体が突起毎の速度の緩急を実現できる程度に調整されている。この作用により回転速度の微細な緩急を得ることができ、より効率的な袋さばき効果を得ることができる。
【実施例7】
【0020】
本発明の実施例7は、電動モーターと減速機からなる回転軸駆動部、回転軸、回転軸軸受け(図示省略)、回転軸に取り付けられたクリップ状の袋体装着部、回転軸支持台、回転軸支持台に取り付けられた抵抗体ホ、袋体回転軸上部に取り付けられ、袋体回転軸と同じ回転方向に回転する抵抗体ヘで構成されている。抵抗体ホ及びヘは、回転時に袋体に擦過痕が生じ難いように表面が滑らかで、かつ柔らかい素材(例えば、ナイロン)を用いている。回転軸の回転により袋体装着部に取り付けられた袋体束が回転軸に巻き付きながら回転する。回転する抵抗体ヘに接触した部分では、袋体の回転方向とは逆向きの移動力が与えられるため、柔らかい袋体は一枚毎に不規則に変形する。この作用により、効率的な袋さばき効果を得ることができる。また、抵抗体ホは、実施例1での袋さばき効果と共に、この袋体の変形を収束させる効果も併せ持っている。
【産業上の利用可能性】
【0021】
このようにして得られた各実施例は、袋体を人手なしで効率的にさばくことができる為、軟弱野菜などを手作業で袋詰め包装作業をするために利用されることはもとより、自動袋詰め包装器具を用いた場合の袋詰め包装作業に利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施例1の袋さばき装置を示す正面図である。
【図2】図1実施例1の側面図である。
【図3】図1に示す実施例1の使用状態(袋体装着部に固定された袋体が回転している状態)を示す図である。
【図4】図1に示す実施例1の使用状態(袋体の非装着部が回転軸支持台に接触している状態)を示す図である。
【図5】図1に示す実施例1の使用状態(袋体が回転軸に巻き付けられた状態)を示す図である。
【図6】図1に示す実施例1の使用状態(袋体が反転している途中の状態)を示す図である。
【図7】本発明の実施例2の袋さばき装置に袋体を取付けた状態を示す正面図である。
【図8】本発明の実施例3の袋さばき装置を示す正面図である。
【図9】図8実施例3の側面図である。
【図10】本発明の実施例4の袋さばき装置を示す正面図である。
【図11】図10実施例4の側面図である。
【図12】本発明の実施例3の抵抗体を示す図である。
【図13】本発明の実施例5の抵抗体ハを示す図である。
【図14】本発明の実施例6の抵抗体ニを示す図である。
【図15】本発明の実施例7の抵抗体ホを示す図である。
【図16】本発明の実施例1の袋さばき装置に袋体を取付けた状態を示す正面図である。
【図17】本発明による袋体の状態を示す図である。
【図18】従来例を示す図である。
【図19】図18従来例の袋体の動きを示す図である。
【符号の説明】
【0023】
1 回転軸支持台
2 袋体装着部
3 回転軸
4 抵抗体
5 回転駆動部
6 袋体
7 抵抗体イ
8 抵抗体ロ
9 抵抗体ハ
10 抵抗体ニ
11 抵抗体ホ
12 抵抗体ヘ





【特許請求の範囲】
【請求項1】
袋体を取り付けて固定する袋体装着部、回転軸支持台に支持されて回転する回転軸、回転軸を支持し駆動させる回転駆動部、前記回転軸、回転駆動部、袋体装着部を支持している回転軸支持台を有し、回転軸に取り付けた袋体が回転軸に巻き付くように回転し、この巻き付き作用により、袋体束の1枚毎に異なる回転半径を実現することで相接する袋体同士にずれを生じさせることを特徴とする袋さばき装置。
【請求項2】
袋体を取り付けて固定する袋体装着部、回転軸支持台に支持されて回転する回転軸、回転軸を支持し駆動させる回転駆動部、前記回転軸、回転駆動部、袋体装着部を支持している回転軸支持台、袋体に接触し、さばき効果を与える1つ又は複数の抵抗体を有し、回転軸に装着した袋体束が回転時に、非装着部分が抵抗体に接触し、この接触時に袋体束の1枚毎に異なる回転速度を実現することで相接する袋体同士にずれを生じさせることを特徴とする袋さばき装置。
【請求項3】
袋体を取り付けて固定する袋体装着部、回転軸支持台に支持されて回転する回転軸、回転軸を支持し駆動させる回転駆動部、前記回転軸、回転駆動部、袋体装着部を支持している回転軸支持台、袋体に接触し、さばき効果を与えるブラシ状の連続する抵抗体を有し、回転軸に装着した袋体が回転時に、前記抵抗体に接触し、この接触時に袋体束の1枚毎に異なる回転速度を実現することで相接する袋体同士にずれを生じさせることを特徴とする袋さばき装置。
【請求項4】
袋体を取り付けて固定する袋体装着部、回転軸支持台に支持されて回転する回転軸、回転軸を支持し駆動させる回転駆動部、前記回転軸、回転駆動部、袋体装着部を支持している回転軸支持台、袋体に接触し、さばき効果を与える回転するブラシ状の連続する抵抗体を有し、回転軸に装着した袋体が回転時に、非装着部分が前記抵抗体に接触し、この接触時に袋体束の1枚毎に異なる回転速度を実現することで相接する袋体同士にずれを生じさせることを特徴とする袋さばき装置。
【請求項5】
袋体を取り付けて固定する袋体装着部が袋体の任意の箇所で固定できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2、3、4に記載の袋さばき装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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