説明

装置、方法、及びプログラム

【課題】ホーム画面に表示するアイコンの位置の調整を簡単に実行できること。
【解決手段】装置(例えば、スマートフォン)1は、アイコンを含むホーム画面が表示されるディスプレイ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)2と、複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるコントローラ10と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本発明は、タッチスクリーンディスプレイを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置が知られている。タッチスクリーンディスプレイを備える装置には、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、タッチスクリーンディスプレイを介して指又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の基本的な動作は、装置に搭載されるAndroid(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Windows(登録商標) Phone等のOS(Operating System)によって実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2008/086302号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の多くは、ホーム画面と呼ばれる画面を表示する。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、アイコンに対するジェスチャを検出すると、ジェスチャが行われたアイコンに対応する機能を発揮する。
【0006】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、複数のホーム画面のうち、いずれかのホーム画面を表示する装置がある。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、アイコンを配置するホーム画面およびホーム画面内のアイコンの位置を利用者が調整するユーザ・インターフェース再構成モード(調整モード)を備える装置がある。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、調整モードでは、ホーム画面のアイコンを別のホーム画面へ移動させることができる。しかしながら、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、調整モードでアイコンを1つずつ移動させるため、アイコンの整理がわずらわしい場合がある。
【0007】
本発明は、ホーム画面に配置されたアイコンの整理を簡単に実行できる装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る装置は、1つの態様において、装置であって、ディスプレイと、前記ディスプレイに表示される複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるコントローラと、を備える。
【0009】
本発明に係る方法は、1つの態様において、ディスプレイを備える装置を制御する方法であって、複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定するステップと、前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるステップと、を含む。
【0010】
本発明に係るプログラムは、1つの態様において、ディスプレイを備える装置に、複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定するステップと、前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるステップと、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。
【図2】図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。
【図3】図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。
【図4】図4は、ホーム画面の一例を示す図である。
【図5】図5は、表示させるホーム画面を移動させる制御の一例を示す図である。
【図6】図6は、ホーム画面の他の例を示す図である。
【図7】図7は、ホーム画面の他の例を示す図である。
【図8】図8は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。
【図9】図9は、ホーム画面の統合処理の制御の一例を示す図である。
【図10】図10は、ホーム画面の統合処理の制御の一例を示す図である。
【図11】図11は、ホーム画面の統合処理の制御の他の例を示す図である。
【図12】図12は、ホーム画面の統合処理の制御の他の例を示す図である。
【図13】図13は、ホーム画面の統合処理の制御の他の例を示す図である。
【図14】図14は、ホーム画面を表示している間に実行する制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】図15は、ホーム画面のアイコンの配置変更処置の制御の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
【0013】
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
【0014】
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12と、をフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14と、をサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
【0015】
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bと、を有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字及び図形等を表示する。
【0016】
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
【0017】
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
【0018】
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触及び接触が行われた位置に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
【0019】
タッチは、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
【0020】
リリースは、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
【0021】
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タップが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タップが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
【0022】
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
【0023】
フリックは、タッチに続いて指が一方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
【0024】
ピンチインは、指と指との間隔を縮めるジェスチャである。スマートフォン1は、指と指との間隔を縮めるジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、指と指との間隔を広めるジェスチャである。スマートフォン1は、指と指との間隔を広めるジェスチャをピンチアウトとして判別する。
【0025】
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
【0026】
図4から図7を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。図5は、表示させるホーム画面を切り替える制御の一例を示している。図6は、ホーム画面の他の例を示している。図7は、ホーム画面の他の例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションは、ホーム画面とは異なる画面をディスプレイ2Aに表示させる。
【0027】
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。アイコン50は、スマートフォン1にインストールされている特定のアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対する特定のジェスチャ(例えば、タップ)を検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
【0028】
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って壁紙として決定される。
【0029】
図4に示すホーム画面40は、アイコン50が第1領域62と第2領域64の2つの領域にそれぞれ配置されている。ホーム画面40は、第1領域62に7個のアイコン50が配置され、第2領域64に3つのアイコン50が配置されている。
【0030】
第1領域62は、ホーム画面40に対応付けられたアイコン50が表示される個別アイコンエリアである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示させるホーム画面が切り換えられた場合、切り換え後のホーム画面に対応付けられたアイコン50を第1領域62に表示する。第2領域64は、全てのホーム画面に共通のアイコンが表示される共通アイコンエリアである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示させるホーム画面が切り換えられた場合も、第2領域64に表示されるアイコン50を変化させない。つまりスマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示させるホーム画面が切り換えられても第2領域64には同じアイコン50を表示する。
【0031】
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、それらのうちから選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。スマートフォン1は、ホーム画面に配置するアイコンの数、位置を調整することができる。
【0032】
スマートフォン1は、ホーム画面上に、インジケータ(ロケータ)51を表示する。インジケータ51は、1つ又は複数のシンボルで構成される。シンボルの数は、ホーム画面の数と一致する。インジケータ51は、現在表示されているホーム画面の位置を示す。インジケータ51は、現在表示されているホーム画面に対応するシンボルが、他のホーム画面に対応するシンボルと異なる態様で表示される。
【0033】
図4に示す例のインジケータ51は、第1領域62と第2領域64との間に3つのシンボル72、74、76から構成されている。ここでは、ホーム画面の数が3つであることを示す。また、3つのシンボル72、74、76は、列状に配置されており、画面左側から右側に向けて、シンボル72、シンボル74、シンボル76の順で配置されている。これは、3つのホーム画面のうち、左側のホーム画面にシンボル72が対応付けられ、中央のホーム画面にシンボル74が対応付けられ、右側のホーム画面にシンボル76が対応付けられていることを示す。また、図4に示す例のインジケータ51は、左端のシンボル72が他のシンボル74、76と異なる態様で表示されている。これは、左端のホーム画面が現在表示されていることを示している。
【0034】
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
【0035】
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、図5に示すように、利用者は、タッチスクリーンディスプレイ2に指Fを接触させ、指Fを接触させた状態を維持してα1方向に移動させる操作を入力する。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2により利用者により入力された指Fをα1方向に移動させる操作を右フリック操作として検出する。スマートフォン1は、図4に示すホーム画面40を表示している状態で、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面をホーム画面40から図6に示す1つ左のホーム画面40aに切り替える。ここで、ホーム画面40aは、第1領域62に6つのアイコン50が表示される。ホーム画面40aの第1領域62に表示される6つのアイコン50は、ホーム画面40の第1領域62に表示される7つのアイコン50とは異なるアイコンである。ホーム画面40aの第2領域64に表示される3つのアイコン50は、ホーム画面40の第2領域64に表示される3つのアイコン50と同じアイコンである。図6に示すホーム画面40aのインジケータ51aは、中央のシンボル74aが他のシンボル72a、76と異なる態様で表示されている。これは、中央のホーム画面が現在表示されていることを示している。
【0036】
スマートフォン1は、図6に示すホーム画面40aを表示している状態で、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面をホーム画面40aから図7に示す1つ右のホーム画面40bに切り替える。ここで、ホーム画面40bは、第1領域62に1つのアイコン50が表示される。ホーム画面40bの第1領域62に表示される1つのアイコン50は、ホーム画面40の第1領域62に表示される7つのアイコン50およびホーム画面40aの第1領域62に表示される6つのアイコン50とは異なるアイコンである。ホーム画面40bの第2領域64に表示される3つのアイコン50は、ホーム画面40の第2領域64に表示される3つのアイコン50と同じアイコンである。図7に示すホーム画面40bのインジケータ51bは、右端のシンボル76aが他のシンボル72a、74と異なる態様で表示されている。これは、右端のホーム画面が現在表示されていることを示している。
【0037】
なお、図4から図7に示したホーム画面40、40a、40bは、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
【0038】
図8は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
【0039】
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
【0040】
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
【0041】
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタンまたはメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
【0042】
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近い物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
【0043】
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格として、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
【0044】
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、または、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
【0045】
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
【0046】
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
【0047】
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
【0048】
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ホーム画面とアイコンとの対応関係の情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。ホーム画面とアイコンとの対応関係の情報とは、各ホーム画面と当該位置に配置するアイコンとの対応関係の情報である。ホーム画面とアイコンとの対応関係の情報を変更する制御とは、ホーム画面に配置するアイコンの変更や、ホーム画面上のアイコンの位置の変更等の制御である。
【0049】
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
【0050】
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
【0051】
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ホーム画面とアイコンとの対応関係の情報を変更する等の各種制御を実行する。
【0052】
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
【0053】
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。コネクタ14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
【0054】
加速度センサ15は、スマートフォン1に生じる加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の回転を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
【0055】
なお、図8においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。また、図8においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。また、図8においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能なCD、DVD、又はBlu−ray等の記憶媒体に記憶されていてもよい。
【0056】
図8に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図8の例に限定されない。例えば、スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。また、スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。また、図8に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えることとしたが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。また、図8に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えることとしたが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよいし、位置及び姿勢を検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
【0057】
図9から図15を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の例について説明する。制御プログラム9Aが提供する機能には、利用者の指示に従ってアイコンとホーム画面との対応関係を変更する機能、具体的にはアイコンを表示するホーム画面を変更する機能、ホーム画面内におけるアイコンの表示位置を変更する機能等が含まれる。以下に、アイコンとホーム画面との対応関係を変更する複数の例を示す。
【0058】
まず、図9および図10を用いてアイコンとホーム画面との対応関係を変更する一例を示す。図9および図10は、ホーム画面のアイコンの配置変更の一例を示している。図9は、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行させる際に入力するジェスチャの一例、つまり配置変更条件に設定されているジェスチャの一例を示している。図10は、ホーム画面のアイコンの配置変更の対象となるホーム画面のアイコンの配置変更前と配置変更後の状態を示している。図10は、3つのホーム画面のうち、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンを配置変更する処理を実行する。
【0059】
図9では、ディスプレイ2Aにホーム画面40が表示されている。図9では、利用者の指F1がインジケータ51のシンボル72が配置されている部分をタッチし、指F2がインジケータ51のシンボル74が配置されている部分をタッチしている。その後、利用者の指F1と指F2とが、タッチした状態を維持したまま、図9の矢印方向に移動される。つまりシンボル72にタッチしている指F1とシンボル74にタッチしている指F2との間隔を縮める。この場合、スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して、シンボル72を表示している部分でのタッチおよびシンボル74を表示している部分でのタッチを検出し、当該2つのタッチの間隔が縮まるピンチインを検出する。スマートフォン1は、2つのタッチの間隔が縮まるピンチインが検出されると、配置変更条件を満たしたと判定し、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行する。
【0060】
図10に示すステップS1では、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に7つのアイコン50が表示される設定であり、ホーム画面(第2ホーム画面)40aの第1領域62に6つのアイコン50が表示される設定である。
【0061】
スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更を実行すると、ステップS2に示すように、ホーム画面40の第1領域62に9つのアイコン50を配置し、ホーム画面40aの第1領域62に4つのアイコン50を配置する。具体的には、スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更として、ホーム画面40の第1領域62の空き領域、つまりアイコン50を配置可能でアイコン50を配置していない領域を検出する。スマートフォン1は、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40の第1領域62に9つのアイコンを配置可能であり、ステップS1で7つのアイコンを配置させているため、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を2つと算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40aに配置されているアイコン50から、移動させるアイコン50を決定する。本実施例では、ホーム画面40a左上に配置されているGameのアイコン50とSMSのアイコン50を移動させるアイコンとする。スマートフォン1は、移動させる2つのアイコン50をホーム画面40の空き領域に移動させ、ホーム画面40に9つのアイコン50を配置する。スマートフォン1は、ホーム画面40aに残りの4つのアイコン50を配置する。
【0062】
以上のように、スマートフォン1は、ホーム画面の配置変更条件を満たした場合、対象のホーム画面のアイコンの配置変更を実行する。具体的には、スマートフォン1は、第1ホーム画面の空き領域に第2ホーム画面のアイコンを移動させる。これにより、利用者は、アイコンの配置変更の対象であるホーム画面に対応付けられたシンボルが表示された位置でピンチインすることで、2つのホーム画面のアイコンの配置を変更させることができ、第1ホーム画面の空き領域に、第2ホーム画面のアイコンを自動的に移動させることができる。また、図10に示すように、第1ホーム画面に、複数のアイコン分の空き領域がある場合、第2ホーム画面の複数のアイコンを一回の操作で第1ホーム画面に移動させることができる。この結果、利用者は、簡単な操作かつ短時間でアイコンのホーム画面間の移動を実行することができ、ホーム画面のアイコンの整理を簡単に実行することができる。
【0063】
次に、図11を用いて、アイコンとホーム画面との対応関係を変更する他の例について説明する。図11は、ホーム画面のアイコンの配置変更の対象となるホーム画面のアイコンの配置変更前と配置変更後の状態を示している。図11は、3つのホーム画面のうち、ホーム画面40とホーム画面40bのアイコンを配置変更する処理を実行する。スマートフォン1は、例えば、シンボル72とシンボル76が表示された位置でピンチインが検出されると、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行する。
【0064】
図11に示すステップS3では、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に7つのアイコン50が配置され、ホーム画面(第2ホーム画面)40bの第1領域62に1つのアイコン50が配置される。
【0065】
スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40bのアイコンの配置変更を実行すると、ステップS4に示すように、ホーム画面40の第1領域62に8つのアイコン50を配置し、ホーム画面40bを削除する。具体的には、スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40bのアイコンの配置変更として、ホーム画面40の第1領域62の空き領域、つまりアイコン50を配置可能でアイコン50を配置していない領域を検出する。スマートフォン1は、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を算出し、ホーム画面40bのアイコン50から、移動させるアイコン50を決定する。図11に示す例では、スマートフォン1は、ホーム画面40に2つのアイコン分の空き領域あると判定し、ホーム画面40bの全てのアイコンである1つのアイコン50(Newsのアイコン50)を移動させるアイコンに決定する。スマートフォン1は、移動させる対象の1つのアイコン50をホーム画面40の空き領域に移動させ、ホーム画面40に8つのアイコン50を配置する。スマートフォン1は、配置するアイコンが無くなったホーム画面40bを削除し、ホーム画面40のインジケータ51からホーム画面40bに対応するシンボル76を削除する。これにより、ホーム画面40のインジケータ51は、シンボル72とシンボル74のみが表示される。
【0066】
以上のように、スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンの配置変更条件(所定の条件)を満たした場合、対象のホーム画面のアイコンの配置変更(アイコンの配置変更処理)を実行する。具体的には、スマートフォン1は、第1ホーム画面の空き領域に第2ホーム画面のアイコンを移動させる。また、スマートフォン1は、第1ホーム画面の空き領域に移動可能なアイコンの数が第2ホーム画面のアイコンの数以上の場合、第2ホーム画面を削除する。この結果、利用者は、第1ホーム画面と第2ホーム画面とを統合することができる。さらに、利用者は、2つのホーム画面のアイコンの配置変更を簡単に行うことができ、ホーム画面のアイコンの整理を簡単に実行することができる。
【0067】
また、スマートフォン1は、図11に示すように、隣接しない、つまり間に他のホーム画面が配置されている2つのホーム画面をアイコンの配置変更の対象とすることができる。このように、スマートフォン1は、アイコンの配置変更する2つのホーム画面を任意に決定できることで、利用者が所望する種々の組み合わせの2つのホーム画面のアイコンを配置変更することができる。
【0068】
ここで、図10および図11に示す例では、ホーム画面40の第1領域62のアイコンが配置できる全ての領域を空き領域としたがこれに限定されない。スマートフォン1は、第1領域62に配置するアイコンの数の上限を利用者が任意に設定してもよい。
【0069】
以下、図12を用いて、アイコンとホーム画面との対応関係を変更する他の例について説明する。図12は、ホーム画面のアイコンの配置変更の対象となるホーム画面のアイコンの配置変更前とアイコンの配置変更後の状態を示している。図12に示す例では、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に表示させるアイコンの数が7つに設定されている。
【0070】
図12に示すステップS5では、図10に示すステップS1と同様に、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に7つのアイコン50が表示される設定であり、ホーム画面(第2ホーム画面)40aの第1領域62に6つのアイコン50が表示される設定である。
【0071】
利用者は、図12に示すステップS5の設定からホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に表示させる7つのアイコン50のうち、2つのアイコン50、具体的にはClockのアイコン50と、Mediaのアイコン50を削除する。スマートフォン1は、ホーム画面40のアイコンが2つ削除されると、図12のステップS6に示すように、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に5つのアイコン50が配置され、ホーム画面(第2ホーム画面)40aの第1領域62に6つのアイコン50が配置される。
【0072】
スマートフォン1は、ステップS6に示すアイコンの表示設定で、例えば、シンボル72とシンボル74が表示された位置でピンチインが検出されると、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行する。スマートフォン1は、ステップS6に示すアイコンの表示設定で、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更を実行すると、ステップS7に示すように、ホーム画面40の第1領域62に7つのアイコン50が表示される設定とし、ホーム画面40aの第1領域62に4つのアイコン50が表示される設定とする。具体的には、スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更として、ホーム画面40の第1領域62の空き領域、つまりアイコン50を配置可能でアイコン50を配置していない領域を検出する。スマートフォン1は、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40に表示させるアイコンの上限が7つに設定されており、ステップS6で5つのアイコンを表示させる設定であるため、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を2つと算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40aに表示させる設定のアイコン50から、移動させるアイコン50を決定する。本実施例では、Gameのアイコン50とSMSのアイコン50を移動させるアイコンとする。スマートフォン1は、移動させる対象の2つのアイコン50をホーム画面40の空き領域に移動させ、ホーム画面40に7つのアイコン50を表示させる設定とする。スマートフォン1は、ホーム画面40aに残りの4つのアイコン50を表示させる設定とする。
【0073】
以上のように、スマートフォン1は、ホーム画面の開始条件を満たした場合、対象のホーム画面のアイコンの配置変更を実行することで、具体的には、第1ホーム画面の空き領域に第2ホーム画面のアイコンを移動させる。また、スマートフォン1は、第1ホーム画面に配置するアイコンの数が設定されている場合、当該設定されているアイコンの数と、現在配置されているアイコンの数に基づいて空き領域のアイコンの数を決定し、決定した空き領域に対応する数のアイコンを第2ホーム画面から移動させる。これにより、利用者は、ホーム画面のアイコンの配置変更後にホーム画面に表示されるアイコンの数を任意に設定することができる。ホーム画面のレイアウトを所望のレイアウトとすることができ、かつ、アイコンの整理を簡単にすることができる。
【0074】
ここで、スマートフォン1は、インジケータのシンボルがタッチされた場合、タッチされたシンボルの表示を変化させることが好ましい。インジケータの表示を変更する方法としては、タップされているシンボルの表示態様、例えば、色、大きさ等を他のシンボルとは異なる表示態様とする方法がある。具体的には、スマートフォン1は、タップされているシンボルを他のシンボルよりも大きく表示したり、目立つ色で表示したりしてもよい。これにより、利用者は、タップしているつまりホーム画面のアイコンの配置変更の対象としてタッチしているホーム画面(統合する対象のホーム画面)がどのホーム画面であるかを簡単に把握することができる。
【0075】
スマートフォン1は、上記実施形態において、第2ホーム画面に表示されているアイコンのうち、前に表示されているアイコン、表示順序が上位に設定されているアイコンから順に第1ホーム画面に移動させるアイコンとしたが、これに限定されない。スマートフォン1は、第2ホーム画面から第1ホーム画面に移動させるアイコンを種々の条件に基づいて決定することができる。例えば、スマートフォン1は、ホーム画面毎およびアイコン毎にカテゴリーの情報を記憶しておき、第2ホーム画面のアイコンのうち、カテゴリーが第1ホーム画面のカテゴリーと一致するまたは近いアイコンを第1ホーム画面に移動させるアイコンとしてもよい。スマートフォン1は、アイコン毎に使用頻度の情報を記憶しておき、第2ホーム画面のアイコンのうち、使用頻度の高いアイコンから順に第1ホーム画面に移動させるアイコンとしてもよい。スマートフォン1は、第2ホーム画面にフォルダのアイコン、つまり複数のアイコンを含むアイコンがある場合、フォルダのアイコンを第1ホーム画面に移動させるアイコンとしてもよい。
【0076】
スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行させるトリガーとなる条件、つまりアイコンの配置変更の開始条件を、アイコンの配置を変更する対象の2つのホーム画面のそれぞれに対応するシンボルのピンチインの検出以外としてもよい。スマートフォン1は、インジケータのシンボルへのロングタップ、フリック及びピンチアウト等の他のジェスチャの検出を開始条件としてもよい。また、スマートフォン1は、シンボル以外へのジェスチャの検出を開始条件としてもよい。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われるジェスチャ以外の操作の検出を、アイコンの配置変更の開始条件としてもよい。例えば、スマートフォン1は、ボタン3を介して検出される操作、加速度センサ15等を介して検出されるスマートフォン1を振る操作または音声による操作の検出を開始条件とし、当該開始条件に設定された操作を検出した場合、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行してもよい。ここで、音声による操作は、例えば、マイク8から送信される音声信号に対してコントローラ10が音声認識処理を実行することによって実現されてもよい。音声による操作は、マイク8から送信される音声信号を、通信ユニット6を介して他の装置へ送信し、他の装置に行わせた音声認識処理の結果に基づいて実現されてもよい。また、スマートフォン1は、日時を開始条件としてもよい。つまり、スマートフォン1は、特定の日時や前回の設定からの経過時間を開始条件として設定し、当該設定した日時、経過時間となった場合、アイコンの配置変更を実行してもよい。
【0077】
スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンを削除する操作の検出を開始条件としてもよい。以下、図13を用いて、アイコンとホーム画面との対応関係を変更する他の例について説明する。図13は、ホーム画面のアイコンの配置変更の対象となるホーム画面のアイコンの配置変更前とアイコンの配置変更後の状態を示している。図13は、ホーム画面のアイコンを削除する操作の検出を開始条件とした処理動作の一例を示している。図13に示す例では、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に表示させるアイコンの数が7つに設定されている。図13に示す例では、フォルダ化されたアイコンを他のアイコンよりも優先して第1ホーム画面に移動させるように設定されている。
【0078】
図13に示すステップS10では、図10に示すステップS1と同様に、ホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に7つのアイコン50が表示される設定であり、ホーム画面(第2ホーム画面)40aの第1領域62に6つのアイコン50が表示される設定である。
【0079】
利用者は、図13に示すステップS10の設定から、ホーム画面40をディスプレイ2Aに表示させ、指Fによりタッチスクリーン2Bにホーム画面(第1ホーム画面)40の第1領域62に表示させる7つのアイコン50のうち、1つのアイコン50、具体的にはClockのアイコンを削除するジェスチャを入力する。スマートフォン1は、Clockのアイコンを削除するジェスチャを検出した場合、Clockのアイコン50を削除し、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行する。
【0080】
スマートフォン1は、ステップS10に示すアイコンの表示設定で、Clockのアイコン50を削除した後、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更を実行すると、ステップS11に示すように、ホーム画面40の第1領域62に7つのアイコン50が表示される設定とし、ホーム画面40aの第1領域62に5つのアイコン50が表示される設定とする。具体的には、スマートフォン1は、ホーム画面40とホーム画面40aのアイコンの配置変更として、ホーム画面40の第1領域62の空き領域、つまりアイコン50を配置可能でアイコン50を配置していない領域を検出する。スマートフォン1は、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40に表示させるアイコンの上限が7つに設定されており、ステップS10で1つのアイコンを削除したため、検出した空き領域に配置可能なアイコン50の数を1つと算出する。スマートフォン1は、ホーム画面40aに表示させる設定のアイコン50から、移動させるアイコン50を決定する。本実施例では、フォルダ化されたアイコンであるhobbyのアイコン50を移動させるアイコンとする。スマートフォン1は、移動させる対象の1つのアイコン50をホーム画面40の空き領域に移動させ、ホーム画面40に7つのアイコン50を表示させる設定とする。スマートフォン1は、ホーム画面40aに残りの5つのアイコン50を表示させる設定とする。
【0081】
以上のように、スマートフォン1は、ホーム画面の開始条件をアイコンの削除とし、ホーム画面のアイコンが削除された場合、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行することで、優先順位の高いホーム画面に常に一定数のアイコンが配置された状態とすることができる。つまり、アイコンを削除した後、当該ホーム画面に他のホーム画面のアイコンを移動させなくても、自動的にアイコンを移動させることができる。これにより、利用者は、アイコンの整理を簡単に行うことができる。
【0082】
スマートフォン1は、設定された条件、つまり優先順位に基づいて第2ホーム画面から第1ホーム画面に移動させるアイコンを決定することで、利用者の希望に沿ったアイコンを移動させることができる。
【0083】
また、図13に示す例では、ホーム画面40aに表示されるアイコンの1つをホーム画面40に移動させ、ホーム画面40aに表示させるアイコンが1つ減少した状態で処理を終了したが、これに限定されない。スマートフォン1は、さらに、ホーム画面40bに表示されるアイコンの1つをホーム画面40aに移動させるようにしてもよい。ここで、本実施形態では、ホーム画面40bの第1領域62に表示されるアイコンが1つであるため、ホーム画面40bの1つのアイコンをホーム画面40aに移動させた場合、ホーム画面40bを削除する。
【0084】
また、上記実施形態の処理動作では、ホーム画面40を第1ホーム画面とし、ホーム画面40a、40bを第2ホーム画面として、ホーム画面40にホーム画面40a、40bのアイコンを移動させたが、第1ホーム画面、第2ホーム画面は、任意に設定することができる。スマートフォン1は、ホーム画面40aを第1ホーム画面とし、ホーム画面40bを第2ホーム画面とし、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行することもできる。スマートフォン1は、ホーム画面40aを第1ホーム画面とし、ホーム画面40を第2ホーム画面とし、ホーム画面のアイコンの配置変更を実行することもできる。
【0085】
スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンの配置変更の対象となる2つのホーム画面のどちらを第1ホーム画面とし、どちらを第2ホーム画面とするかを種々の条件で決定することができる。例えば、スマートフォン1は、開始条件の検出時にディスプレイ2Aに表示させているホーム画面を第1ホーム画面とすることができる。スマートフォン1は、ホーム画面の配置順序がより前に設定されているホーム画面を第1ホーム画面とすることもできる。スマートフォン1は、開始条件がピンチインの検出である場合、ピンチインで先にタッチされたシンボルに対応するホーム画面を第1ホーム画面とすることもできる。
【0086】
スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンの配置変更で、表示させるアイコンを移動させた後、各ホーム画面でアイコンの整列処理を実行してもよい。つまり、スマートフォン1は、移動させたアイコンを当該ホーム画面の最後尾に表示させることに限定されず、移動前のアイコンと移動されたアイコンを対象として整列処理を行ってもよい。スマートフォン1は、アイコンのアルファベット順や、インストール順、使用頻度順等、種々の基準で整列処理を実行することができる。
【0087】
図14および図15を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の処理手順の例について説明する。図14は、ホーム画面を表示している間に実行する制御の処理手順を示している。図15は、ホーム画面のアイコンの配置変更処置の制御の処理手順を示している。図14および図15に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図14に示す処理手順は、ホーム画面40がディスプレイ2Aに表示されている間、繰り返して実行される。コントローラ10は、図14に示す処理手順と並行して、ホーム画面40に関する制御のための他の処理手順を実行することがある。また、図14に示す処理動作は、ホーム画面を表示していない間も実行してもよい。つまり、スマートフォン1は、図14に示す処理動作をスマートフォン1のコントローラ10が駆動されている間、常に実行するようにしてもよい。
【0088】
コントローラ10は、ステップS20として、アイコンの配置変更条件(アイコンの配置変更を開始する条件)を満たしているかを判定する。例えば、コントローラ10は、アイコンの配置変更条件がジェスチャの検出である場合、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得し、取得した検出結果に基づいて、ジェスチャが検出されたかを判定する。コントローラ10は、ステップS20でアイコンの配置変更条件を満たしてない(ステップS20でNo)と判定した場合、本処理を終了する。
【0089】
コントローラ10は、ステップS20でアイコンの配置変更条件を満たしている(ステップS20でYes)と判定した場合、ステップS22としてホーム画面のアイコンの配置変更処理(アイコンの配置変更)を実行し、本処理を終了する。
【0090】
次に、図15を用いて、ホーム画面のアイコンの配置変更について説明する。コントローラ10は、処理対象の2つのホーム画面の一方を第1ホーム画面に設定し、他方を第2ホーム画面に設定する。第1ホーム画面、第2ホーム画面の設定は、上述したように予め設定されている条件と、ホーム画面のアイコンの配置変更の状態と、検出したアイコンの配置変更条件と、に基づいて決定する。ステップS30として、第1ホーム画面の空き領域を検出する。つまり、コントローラ10は、第1ホーム画面にアイコンを追加して表示させる領域があるかを判定する。例えば、コントローラ10は、第1ホーム画面に表示する設定のアイコンの数が、第1ホーム画面に表示可能なアイコンの数の上限値に達しているかを判定する。コントローラ10は、空き領域がある場合、空き領域で表示可能なアイコンの数も検出する。つまり、コントローラ10は、第1ホーム画面に移動可能なアイコンの数を検出する。
【0091】
コントローラ10は、ステップS32で空き領域なし(No)と判定した場合、本処理を終了する。つまり、コントローラ10は、第1ホーム画面に表示させる設定のアイコンの数がアイコンの数の上限値であり、第1ホーム画面に新たにアイコンを表示させる領域がない、と判定した場合、アイコンの表示位置の変更を行わずに、ホーム画面のアイコンの配置変更を終了する。
【0092】
コントローラ10は、ステップS32で空き領域あり(Yes)と判定した場合、ステップS34として、第2ホーム画面の移動対象のアイコンを決定する。つまりスマートフォン1は、ステップS30で決定した移動させるアイコンの数と設定された条件とに基づいて第2ホーム画面に表示させるアイコンのうち、第1ホーム画面に移動させるアイコンを決定する。コントローラ10は、ステップS34で移動対象のアイコンを決定したら、ステップS36として、第2ホーム画面の全てのアイコンを移動させるかを判定する。
【0093】
コントローラ10は、ステップS36で全てのアイコンを移動させる(Yes)と判定した場合、ステップS38として、第2ホーム画面のアイコンを第1ホーム画面に移動させ、ステップS40として第2ホーム画面を削除し、ステップS46に進む。
【0094】
コントローラ10は、ステップS36で全てのアイコンを移動させない(No)、つまり第2ホーム画面のアイコンのうち第1ホーム画面に移動させないアイコンがあると判定した場合、ステップS42として、第2ホーム画面のアイコンを第1ホーム画面に移動させる。つまり、コントローラ10は、ステップS34で移動対象のアイコンに決定したアイコンを第1ホーム画面に移動させる。コントローラ10は、ステップS42でアイコンを第1ホーム画面に移動させたら、ステップS44として第2ホーム画面のアイコンの整列処理を実行し、ステップS46に進む。
【0095】
コントローラ10は、ステップS40の処理またはステップS44の処理を行ったら、ステップS46として、第1ホーム画面のアイコンの整列処理を実行し、本処理を終了する。
【0096】
図15に示す処理の例では、ステップS44、ステップS46の処理としてアイコンの整列処理、つまりアイコンを自動配列することで、アイコンの移動元のホーム画面と、アイコンの移動先のホーム画面の両方で、アイコンを整列した状態で表示させることができる。なお、アイコンの自動配列は必ずしも行わなくてもよい。例えば、ホーム画面が移動されたアイコンは、移動先のホーム画面の最後尾に表示させるようにしてもよい。
【0097】
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
【0098】
例えば、図8に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
【0099】
また、スマートフォン1は、ホーム画面のアイコンの配置変更で、第2ホーム画面から第1ホーム画面にアイコンを移動させたが、さらに、第1ホーム画面から第2ホーム画面にアイコンを移動させてもよい。例えば、スマートフォン1は、アイコンの配置変更する2つのホーム画面の全てのアイコンを自動配列させて配列順序を決定し、決定した配列順序と各ホーム画面で表示可能なアイコンの数とに基づいて、それぞれのホーム画面に表示するアイコンを決定してもよい。
【0100】
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であってもよい。また、添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
【符号の説明】
【0101】
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイと、
前記ディスプレイに表示される複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるコントローラと、
を備える装置。
【請求項2】
前記コントローラは、前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域の空きに、前記第2ホーム画面のアイコンを移動させる請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記コントローラは、所定の条件が満たされていると判定した場合、前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定する請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記コントローラは、設定されたジェスチャが検出された場合、前記所定の条件が満たされたと判定する請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記コントローラは、設定された日時であることが検出された場合、前記所定の条件が満たされたと判定する請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記第1ホーム画面のアイコンが削除された場合、前記所定の条件が満たされたと判定する請求項3に記載の装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記第2ホーム画面のアイコンのうち、前記第1ホーム画面に設定されているカテゴリーに近いアイコンを、前記第1ホーム画面に移動させる請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記第2ホーム画面のアイコンのうち、使用頻度が高いアイコンから順に、前記第1ホーム画面に移動させる請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記第2ホーム画面のアイコンのうち、フォルダのアイコンを、前記第1ホーム画面に移動させる請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記第1ホーム画面のアイコンのレイアウトおよび前記複数のホーム画面の数に基づいて、前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記コントローラは、前記第2ホーム画面の全てのアイコンを前記第1ホーム画面に移動させる場合、前記第2ホーム画面を削除することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
ディスプレイを備える装置を制御する方法であって、
複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定するステップと、
前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるステップと、
を含む方法。
【請求項13】

ディスプレイを備える装置に、
複数のホーム画面のうちの第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがあるかを判定するステップと、
前記第1ホーム画面のアイコンを配置する領域に空きがある場合、当該第1ホーム画面に第2ホーム画面のアイコンを移動させるステップと、
を実行させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−73528(P2013−73528A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213551(P2011−213551)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】