説明

補助プレート

【課題】腹壁に装着されたイデイアルボタンに栄養用チユーブの接続又取り外しを安全確実容易に行うための補助プレートを提供する。
【解決手段】軽い素材からなるプレートの一辺を折り曲げ、その反対の面にU字型切り込み穴を設け、プレートの切り込み穴を腹壁とイデイアルボタンの透き間に差し込み、シャフトに挿入する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、胃に挿入装着したイデイアルボタンに栄養用接続チユーブの接続及び取り外しを安全確実容易にできる胃ろう用栄養チユーブの接続取り外しに関する補助具である。
【背景技術】
【0002】
従来、腹壁に装着されたイデイアルボタンに栄養用チユーブの接続又取り外しは腹壁が柔らかく安定せず難しかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)腹壁に装着されたイデイアルボタンに栄養チューブを接続するときコネクタリブをイデイアルボタンのリブ溝まで確実に挿入する時上からの力が加わり小さなイデイアルボタン全体が腹の方に沈み又外す時も小さなイデイアルボタンが上に上がり腹壁に悪い影響を与える。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
軽い素材からなるプレートの一辺を折り曲げ、その反対の面にU字型切り込み穴を設けた。以上を特徴とする補助プレートである。
【発明の効果】
【0005】
プレートの切り込み穴を腹壁とイデイアルボタンの透き間に差し込みシャフトに挿入する。プレート全体の面で小さなイデイアルボタンを支える事によりチューブを接続する上からの力もプレート全体の面で受ける。腹壁も安定しリブ溝に確実に接続できる。チューブを外す時もイデイアルボタンを軽く指で押さえるだけでプレートと一体となりイデイアルボタンの上下左右の揺れもなく安全に外すことができる。腹壁に負担がかからず安全にチューブの接続、外しができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)プレートの一辺の端を補強とツマミを兼ねる折り曲げを設ける。
(ロ)折り曲げの反対のプレート中央付近面までイデイアルボタンのシャフト部分が入るU字切り込み穴を設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、プレートの切り込み穴を腹壁とイデイアルボタンの透き間に差し込みシャフトに挿入する。プレート全体の面で小さなイデイアルボタンを支えることによりチューブを接続する上からの力もプレート全体の面で受けることにより腹壁も安定しリブ溝に確実に接続できる。チューブを外すときもイデイアルボタンを軽く指で押さえるだけでプレートと一体となりイデイアルボタンの上下左右の揺れもなく安全に外すことができる。腹壁に負担がかからず安全にチューブの接続、外しができる。
【実施例1】
【0007】
図4に示すように、プレートの切り込み穴を腹壁と、イデイアルボタンの透き間に差し込みシャフトに挿入する。指でイデイアルボタンを軽く押さえるだけでイデイアルボタンが補助プレートと一体となる。シャフトの上下左右の揺れもなく腹壁に負担がかからず安全にチューブの接続及び外ずすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の側面図
【図2】本発明の平面図
【図3】本発明の補助プレートをイデイアルボタンに装着した例を示す平面図
【図4】本発明の補助プレートを腹壁とイデイアルボタンの透き間のシヤフトに挿入装着した例を示す側面図
【符号の説明】
【0009】
1 補助プレート
2 U字型切り込み穴
3 曲げ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軽い素材からなるプレートの一辺を折り曲げ、その反対の面にU字型切り込み穴を設けたことを特徴とする補助プレート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−66677(P2013−66677A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−223381(P2011−223381)
【出願日】平成23年9月20日(2011.9.20)
【出願人】(597164161)
【Fターム(参考)】