説明

製品固定機構、及びこれを用いた製品搬送装置

【課題】 一定の範囲の大きさ、形状の画像形成装置等の製品に適応でき、構成部品の回収も行なえて循環使用が可能な製品固定機構と装置を提供する。
【解決手段】 製品である画像形成装置1をパレット2上に固定するためのベルトは、対をなす2本のY字型ベルト3a、3bと、パレット2に基端を固定して先端側をパレット2上に這い出させた6本の結合用ベルト4・・から構成する。ベルト3a、3b、4には、それぞれ端部に連結用のバックル5を備える。画像形成装置1の両側からY字型ベルト3a、3bを被せ、Y字型ベルト3a、3bの分岐した上部2本は、画像形成装置1の前面と後面を這いまわし、画像形成装置1の両側面で交差させ、画像形成装置1の前後で側面下部側から這い出している結合用ベルト4、4と連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機等の製品をパレット上に固定するための機構と、この機構を備えた製品搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機等の画像形成装置の搬送に一般的に用いられる包装方式としては、段ボール外装箱とEPS(発泡ポリスチレン)等の緩衝材を用いたものが挙げられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、近年の環境問題に対する関心の高まりの中、一度の製品輸送毎に廃棄物を排出することになってしまうこの包装形態は、このような潮流にそぐわない。
【0004】
また、製品の種類毎あるいは製品の細部形状が変わる毎に外装箱や緩衝材の種類を変更する必要があり、コストや開発労力の面からも問題である。
【0005】
そこで、複写機等の搬送では、製品サイズ、形状にとらわれずに梱包可能な包装方式の開発が望まれている。
【0006】
本発明は、上述の要求を満たす包装方式として、一定の範囲の大きさ、形状の複合機と称される画像形成装置等の製品に適応することが可能で、かつ構成部品の回収を行なうことで循環使用が可能な包装方式による製品固定機構と、これを用いた製品搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る本発明の製品固定機構は、製品を積載可能なパレット、前記製品を前記パレット上に固定した状態では固定した前記製品上部に接し、輸送時等での該製品上部の水平方向の振れ、飛び跳ね等の動きを防止するための着脱可能な第1ベルト、及び前記パレットに設けた複数の第2ベルトであって、前記製品を固定した状態では該製品下部に接し、輸送時等での該製品下部の水平方向の振れ、飛び跳ね等の動きを防止するためのベルトを含み、前記第1ベルトと第2ベルトを結合可能であることを特徴とする。
【0008】
同請求項2に係るものは、請求前1に記載の製品固定機構において、前記製品の正面側に位置する複数の第2ベルトと、前記製品の背面側に位置する複数の第2ベルトとが、それぞれ結合部材でつないであることを特徴とする。
【0009】
同請求項3に係るものは、請求項1または2に記載の製品固定機構において、前記製品の側面側に位置する第2ベルトと、該第2ベルトを挟む位置でかつ前記製品の正面側と背面側に位置する複数の第2ベルトとの間を結合部材でつないであることを特徴とする。
【0010】
同請求項4に係るものは、請求項2または3に記載の製品固定機構において、前記ベルトと前記結合部材の連結に、ベルトの長さを調節可能な手段を用いたことを特徴とする。
【0011】
同請求項5に係るものは、請求項4に記載の製品固定機構において、前記結合部材がベルトの長さを調節可能な手段を有することを特徴とする。
【0012】
同請求項6に係るものは、請求項1から5のいずれかに記載の製品固定機構において、前記ベルトの緩みを防止する手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
同請求項7に係るものは、請求項1から6のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第1ベルトが、対をなす他の第1ベルトとの間をつなぐための結合部材を有することを特徴とする。
【0014】
同請求項8に係るものは、請求項1から7のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第2ベルトと前記製品の間に挟む紙製あるいはプラスチック製のアングルを含むことを特徴とする。
【0015】
同請求項9に係るものは、請求項8の製品固定機構において、前記パレットの上面に前記紙製あるいはプラスチック製のアングルを配置するための凸部を設けたことを特徴とする。
【0016】
同請求項10に係るものは、請求項1から9のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第1ベルトがY字状のベルトであることを特徴とする。
【0017】
同請求項11に係るものは、請求項1から10のいずれかに記載の製品固定機構において、複数の前記第1ベルトを同じ仕様、構造のものとしたことを特徴とする。
【0018】
同請求項12に係るものは、請求項1から11のいずれかに記載の製品固定機構において、前記ベルトの長さを調節可能な手段がバックルであることを特徴とする。
【0019】
同請求項13に係るものは、請求項12に記載の製品固定機構において、複数の外観色の前記バックルを用いたことを特徴とする。
【0020】
同請求項14に係るものは、請求項1から13のいずれかに記載の製品固定機構において、前記パレットが、キャスター付きの製品を積載可能であることを特徴とする。
【0021】
請求項15に係る本発明の製品搬送装置は、請求項1から14のいずれかに記載の製品固定機構を用いたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、一定の範囲の大きさ、形状の画像形成装置等の製品の固定に用いることができ、また構成部品の回収を行って循環使用が可能になるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。なお図面においては、固定、搬送対象となる製品等を右側から見た構成のみを示しているが、特に断らなければ左側も同様の構成である。
【実施例1】
【0024】
図1は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第1実施例を示す斜視図、図2はベルトの掛け回し態様を簡略的に示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、
(1)キャスター付き製品が積載可能なパレット、
(2)製品を固定した状態では製品上部に接し、製品輸送時の製品の暴れ(製品上部の水平方向の振れ、飛び跳ね)を防止する機能を有する着脱可能なベルト、
(3)製品を固定した状態では製品下部に接し、水平方向の製品固定機能を有する、パレットに付属した複数のベルト、
で構成するものであり、2種類のベルトは連結可能なものである。
【0025】
具体的には、図1、図2に示すように、製品である画像形成装置1をパレット2上に固定するためのベルトは、対をなす2本のY字型ベルト3a、3bと、パレット2に基端を固定して先端側をパレット2上に這い出させた6本の結合用ベルト4・・から構成してある。ベルト3a、3b、4は、それぞれ端部に連結用に図3に示すようなバックル5を備えている。
【0026】
そして、画像形成装置1の両側からY字型ベルト3a、3bを被せ、それらの下端のバックルと、画像形成装置1の両側面からパレット2上に這い出した結合用ベルト4・・・のバックルとを連結する。さらに詳細には、Y字型ベルト3a、3bの分岐した上部2本は、画像形成装置1の前面と後面を這いまわし、画像形成装置1の両側面で交差させ、画像形成装置1の前後で側面下部側から這い出している結合用ベルト4、4と連結する。
【0027】
これにより、ベルトのみで製品である画像形成装置1をパレット2上に固定することが可能となり、画像形成装置1等の製品の周囲や下部の固定用パッドが不要となる。また図2から分かるように、本実施例のような掛け回し方をすると、製品上面でベルト3a、3bの形状が菱型になり、画像形成装置1のADF1aのトレイ1bを押さえつけずに固定できる。また、荷降し時にベルト3a、3b、4を取り外し、画像形成装置1を前後方向に移動させた場合、画像形成装置1のキャスター(図示せず)の移動経路に、ベルト3a、3b、4を連結させる部材が位置しないため、スロープ等を利用することにより少人数での製品荷降ろしが可能となる。
【0028】
なお図示のバックルは、ワンタッチバックルと称されるものであるが、本発明でベルトの連結に用いる器具としては、ワンタッチバックルやその他のバックルだけでなく、ベルト連結用として知られている多くの手段を採用できる。もっとも、図示のようにベルトの長さ調節機構を有するバックルを用いてベルトの長さを調節できるものが好ましいことはもちろんである。
【0029】
すなわち図示の例ではベルト3a、3b、4を結合させる部分は6箇所存在するが、各部分にベルトの長さ調節機構を有するバックル5を用い、バックル5から出たベルト3a、3bの折り返し部分3a’、3b’を引っ張ることにより、ベルト全体の長さを調節することができ、一定の範囲の大きさ、形状の製品に対応することが可能となる。もちろんベルト4側に折り返し部分が出るようにして調節するバックル等や、ベルト3a、3b、ベルト4の双方に折り返し部分3a’、3b’、4’が出るようにして調節するものも採用できる。
【実施例2】
【0030】
図4は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第2実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、製品前面の2本のベルト4、4と、背面の2本のベルト4、4とがそれぞれ途中でつなげてあり(結合部材を4aとして示す)、画像形成装置1の正面側及び背面側で各々1つのベルトによる固定部材として存在している。もちろん、ベルト4の本数自体は実施例1と同様である。
【0031】
実施例1のような構成にすると、ベルト4が製品である画像形成装置1の角部に位置するため、画像形成装置1に衝撃が加わった場合に、ベルト4が抜け落ちる(脱落する)可能性が存在する。そこで画像形成装置1の正面と背面に位置する2本のベルト4、4の間を結合部材4aでつなぎ、ベルト4の基部を製品である画像形成装置の正面、背面に対してそれぞれパレット2から垂直に這い出させ、画像形成装置1に衝撃が加わってもベルト4が抜け落ちにくいようにしている。その他の構成、動作については実施例1と同様である。
【実施例3】
【0032】
図5は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第3実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、製品である画像形成装置1の一つの側面側に位置するベルト4と、これに隣り合う状態で位置する2本のベルト4、4の間を、結合ベルト4bでつないである。図中のXは、ステッチ等によるベルト4と結合ベルト4bの結合箇所を示す。
【0033】
すなわちパレット2上へ画像形成装置1の側面あるいはその近傍から這い出すベルト4と十字に交わる結合ベルト4bを付加して連結し、製品である画像形成装置1の四隅下部を押さえることで、画像形成装置1の前後方向の固定性能を大幅に向上させている。
【実施例4】
【0034】
図6は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第4実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、図5に示した実施例の変形例とも言うべきもので、追加した結合ベルト4bが図3に示すようなバックル5を備えて長さ調節を可能としたものである。
【0035】
結合ベルト4bの長さを調節できるようにすることで、そのテンションを調節することができる。そのため、製品である画像形成装置1の前後方向の固定力を向上させるが可能となる。また、バックル5を解除する(外す)ことで、画像形成装置1の底面のキャスター(図示せず)の移動経路を確保できるため、製品の荷降ろし性が向上する。
【実施例5】
【0036】
図7は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第5実施例を示す斜視図、図8はこれに用いるバックルの例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、ベルト3a、3b、4の間の連結の緩みを防止するためのバックル6を付加した構成である。
【0037】
すなわちバックル5による6箇所の結合部分より上側で、ベルト3a、3bに図8に示すようなバックル6を付加し、その部分より上側に緩みが発生すること防止できる機能を追加し、製品輸送時の振動や衝撃でベルトが緩むことを防止可能とする。
【実施例6】
【0038】
図9は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第6実施例を示す斜視図、図10はその要部の実例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、製品である画像形成装置1の正面側、背面側それぞれにおいて、ベルト3a、3bの交差部分の近傍上側で、2本のベルト3a、3bを連結ベルト7でつなぐ構成としたものである。
【0039】
上述の各実施例においては、製品をパレット2上に固定する時に、製品の両側面からベルト3a、3bを被せるが、固定作業中にベルト3a、3bがずり落ちてしまう場合がある。2本のベルト3a、3bを連結ベルト7でつなげば、これを防止でき、作業性が向上する。
【実施例7】
【0040】
図11は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第7実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、パレット2に基端を固定するベルト4と製品である画像形成装置1の間に紙製あるいはプラスチック製のアングル8を挟む構成としたものである。
【0041】
すなわち製品に衝撃が加わった場合、ベルト4に接触している製品の外装部分が損傷する場合が考えられる。また製品が画像形成装置1の場合、ベルト4を掛ける部分が給紙トレイ9になることが多く、その場合には耐圧強度が不足する。そこでベルト4と製品の間にアングル8を挟むことにより、ベルト4による圧力を広範囲に分散させ、損傷を防ぐことを可能としている。また、製品の四隅にアングル8を配置することで、ベルト4が製品から抜け落ちることも防止できる。
【実施例8】
【0042】
図12は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第8実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、パレット2の上面に凸部10を設け、その上に紙製あるいはプラスチック製のアングル8を配置する構成としてある。
【0043】
アングル8を下側から凸部10で支持することにより、ベルト4が製品から抜け落ちることをより効果的に防止できる。また、凸部10を設けることにより、製品が左右の側面方向に動いた場合、製品の動きを押さえるストッパー機能を持たせることができる。
【実施例9】
【0044】
図13は本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第9実施例を示す斜視図である。本実施例の製品固定機構及びこれを用いた製品搬送装置は、バックル5、6の色を種々異ならせた構成となっている。バックルの色が複数あると、梱包作業時に結合すべきバックルの組合せが直感的に分かるため、作業の効率化が図れる。
【0045】
なお以上説明してきた各実施例において、Y字のベルト3a、3bを2本が同じ仕様、構造のものにすると便利である。ベルトの仕様、構造を同じにすることにより、ベルトの製作コストを抑制することが可能であり、またベルトに損傷が生じた場合を想定して予備のベルトを製作する場合でも、2種類のベルトを用意する必要がなく、この意味でも製造コストを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第1実施例を示す斜視図
【図2】ベルトの掛け回し態様を簡略的に示す斜視図
【図3】ベルト連結用のバックルの斜視図
【図4】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第2実施例を示す斜視図
【図5】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第3実施例を示す斜視図
【図6】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第4実施例を示す斜視図
【図7】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第5実施例を示す斜視図
【図8】図7の実施例で用いるバックルの例を示す斜視図
【図9】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第6実施例を示す斜視図
【図10】図9の実施例における要部の実例を示す斜視図
【図11】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第7実施例を示す斜視図
【図12】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第8実施例を示す斜視図
【図13】本発明に係る製品固定機構、製品搬送装置の第9実施例を示す斜視図
【符号の説明】
【0047】
1 画像形成装置
1a ADF
1b トレイ
2 パレット
3a、3b Y字型ベルト
3a’、3b’ Y字型ベルトの折り返し部分
4 結合用ベルト
4’ 結合用ベルトの折り返し部分
4a 結合部材
4b 結合ベルト
5 バックル
6 バックル
7 連結ベルト
8 紙製あるいはプラスチック製のアングル
9 給紙トレイ
10 パレット上面の凸部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品を積載可能なパレット、
前記製品を前記パレット上に固定した状態では固定した前記製品上部に接し、輸送時等での該製品上部の水平方向の振れ、飛び跳ね等の動きを防止するための着脱可能な第1ベルト、及び
前記パレットに設けた複数の第2ベルトであって、前記製品を固定した状態では該製品下部に接し、輸送時等での該製品下部の水平方向の振れ、飛び跳ね等の動きを防止するためのベルトを含み、
前記第1ベルトと第2ベルトを結合可能であることを特徴とする製品固定機構。
【請求項2】
請求前1に記載の製品固定機構において、前記製品の正面側に位置する複数の第2ベルトと、前記製品の背面側に位置する複数の第2ベルトとが、それぞれ結合部材でつないであることを特徴とする製品固定機構。
【請求項3】
請求項1または2に記載の製品固定機構において、前記製品の側面側に位置する第2ベルトと、該第2ベルトを挟む位置でかつ前記製品の正面側と背面側に位置する複数の第2ベルトとの間を結合部材でつないであることを特徴とする製品固定機構。
【請求項4】
請求項2または3に記載の製品固定機構において、前記ベルトと前記結合部材の連結に、ベルトの長さを調節可能な手段を用いたことを特徴とする製品固定機構。
【請求項5】
請求項4に記載の製品固定機構において、前記結合部材がベルトの長さを調節可能な手段を有することを特徴とする製品固定機構。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の製品固定機構において、前記ベルトの緩みを防止する手段を備えたことを特徴とする製品固定機構。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第1ベルトが、対をなす他の第1ベルトとの間をつなぐための結合部材を有することを特徴とする製品固定機構。
【請求項8】
請求項1から7のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第2ベルトと前記製品の間に挟む紙製あるいはプラスチック製のアングルを含むことを特徴とする製品固定機構。
【請求項9】
請求項8の製品固定機構において、前記パレットの上面に前記紙製あるいはプラスチック製のアングルを配置するための凸部を設けたことを特徴とする製品固定機構。
【請求項10】
請求項1から9のいずれかに記載の製品固定機構において、前記第1ベルトがY字状のベルトであることを特徴とする製品固定機構。
【請求項11】
請求項1から10のいずれかに記載の製品固定機構において、複数の前記第1ベルトを同じ仕様、構造のものとしたことを特徴とする製品固定機構。
【請求項12】
請求項1から11のいずれかに記載の製品固定機構において、前記ベルトの長さを調節可能な手段がバックルであることを特徴とする製品固定機構。
【請求項13】
請求項12に記載の製品固定機構において、複数の外観色の前記バックルを用いたことを特徴とする製品固定機構。
【請求項14】
請求項1から13のいずれかに記載の製品固定機構において、前記パレットが、キャスター付きの製品を積載可能であることを特徴とする製品固定機構。
【請求項15】
請求項1から14のいずれかに記載の製品固定機構を用いたことを特徴とする製品搬送装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2006−182383(P2006−182383A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−376112(P2004−376112)
【出願日】平成16年12月27日(2004.12.27)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】