説明

製鉄原料の前送り方法

【課題】製鉄原料の前送り時に発生する粉塵を、周囲に飛散させることなく、製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることのできる製鉄原料の前送り方法を提供する。
【解決手段】移動機械の移動台車13に設けた粉塵飛散防止フード23により、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を防止するとともに、粉塵飛散防止フード23に接続された集塵ダクトにより、粉塵を集塵しながら製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りする。またシュートを粉塵飛散防止フード23に形成された原料投入口に近づけて、製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄鉱石、石炭などの製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りする方法に関し、特に、製鉄所の原料ヤードに製鉄原料を積み付けたり、あるいは製鉄原料を原料ヤードから払い出したりするときに使用される移動機械を用いて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りする方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、製鉄所では、図5に示すような移動機械11、すなわち製鉄所の原料ヤードに敷設された軌道12上を移動する移動台車13と、この移動台車13上に旋回かつ俯仰可能に設けられたブームベルトコンベヤ14と、このブームベルトコンベヤ14の先端部に設けられたバケットホイール15と、ブームベルトコンベヤ14上に製鉄原料を投下するシュート17を先端部に有するトリッパーベルトコンベヤ16と、このトリッパーベルトコンベヤ16を軌道12に沿って動かす補助台車18とを備えた移動機械11とを用いて製鉄原料の積み付け、払い出し及び前送りを行っている。
【0003】
例えば、製鉄原料を原料ヤードに積み付けする場合は、図5に示す矢印20のように、トリッパーベルトコンベヤ16により搬送された製鉄原料をシュート17およびブームベルトコンベヤ14を経て原料ヤードに積み付けしている。
また、原料ヤードに積み付けされた製鉄原料を払い出す場合は、図6に示す矢印21のように、バケットホイール15により掻き取られた製鉄原料をブームベルトコンベヤ14を経て原料ヤードから地上ベルトコンベヤ19上に払い出している。
さらに、製鉄原料を原料ヤードに積み付けずに地上ベルトコンベヤ19上に前送りする場合は、図7に示す矢印22のように、製鉄原料をトリッパーベルトコンベヤ16およびシュート17を経て地上ベルトコンベヤ19上に前送りしている。
【0004】
ところで、製鉄原料を原料ヤードに積み付けするときには、ブームベルトコンベヤ14の先端部を地上もしくは積付原料に近づけて製鉄原料を積み付けしているため、製鉄原料の積み付け時に多量の粉塵が発生することはない。また、製鉄原料を原料ヤードから払い出すときも製鉄原料の積み付け時に原料同士が擦れ合って余分な原料粉が落とされたり、あるいはヤード備蓄中の製鉄原料が雨水や大気中の水分を含んでいたりするため、製鉄原料の払い出し時に多量の粉塵が発生することはない。しかし、製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りするときには、製鉄原料をシュート17から地上ベルトコンベヤ19上に落下させて製鉄原料の前送りを行なっているため、多量の粉塵が発生して周囲に飛散する。
【0005】
そこで、この問題を解決するため、移動機械の移動台車に粉塵飛散防止フードを地上ベルトコンベヤの上面を覆うように設けて粉塵の飛散を防止することや、特許文献1〜4に記載された技術を用いて粉塵の飛散を防止することが検討されている。
【特許文献1】特許第3183972号公報
【特許文献2】特許第2910595号公報
【特許文献3】特開2004−331356号公報
【特許文献4】実開昭63−144939号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、移動機械の移動台車に粉塵飛散防止フードを設けただけでは、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を防止することは実際には困難であった。
また、特許文献1に記載された技術は原料を船から荷揚げする際に使用されるアンローダに集塵機を搭載して発塵を防止する技術、特許文献2に記載された技術は製鉄原料を船積みするときに使用される走行式シップローダに集塵装置を設けて発塵を防止する技術、特許文献3に記載された技術はばら物搬送用ベルトコンベアのベルト転向部に集塵装置を配置して発塵を防止する技術、特許文献4に記載された技術はブームコンベヤの乗継シュート部に防塵装置を設けて発塵を防止する技術であるから、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を特許文献1ないし特許文献4に記載された技術を適用して防止することは実際には困難であった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵を周囲に飛散させることなく製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることのできる製鉄原料の前送り方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法は、製鉄所の原料ヤードに敷設された軌道上を移動する移動台車と、この移動台車上に旋回かつ俯仰可能に設けられたブームベルトコンベヤと、このブームベルトコンベヤの先端部に設けられたバケットホイールと、前記ブームベルトコンベヤ上に製鉄原料を投下するシュートを先端部に有するトリッパーベルトコンベヤとを備えた移動機械を用いて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りするに際して、前記製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を前記移動台車に設けた粉塵飛散防止フードにより防止するとともに、前記粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトにより前記粉塵を集塵しながら製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法は、請求項1記載の製鉄原料の前送り方法において、前記シュートを前記粉塵飛散防止フードに形成された原料投入口に近づけて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法は、請求項1又は2記載の製鉄原料の前送り方法において、前記集塵ダクトを前記移動台車と別の場所に設置された集塵機に連通する集塵ダクトに接続して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とするものである。
【0009】
請求項4記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法は、請求項3記載の製鉄原料の前送り方法において、前記集塵機に連通する集塵ダクトの開口端部に設けられた集塵機側ダクトフランジと複数のローラを介して係合するフード側ダクトフランジを前記粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトに付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法は、請求項4記載の製鉄原料の前送り方法において、前記フード側ダクトフランジおよび前記集塵機側ダクトフランジの移動機械移動方向両端部に互いに離間する方向に傾斜するテーパ部を付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法によると、粉塵飛散防止フード内で発生した粉塵が粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトにより集塵されるので、移動機械の移動台車に設けた粉塵飛散防止フードのみにより粉塵の飛散を防止する場合と比較して、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵を周囲に飛散させることなく製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることができる。
【0011】
請求項2記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法によると、シュートを粉塵飛散防止フードに形成された原料投入口に近づけて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることにより、移動台車上に集塵機を設置する必要がないので、集塵機を設置するスペースを移動台車上に確保できない場合でも製鉄原料の前送り時に多量の粉塵が飛散することを防止することができる。
請求項3記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法によると、シュートを粉塵飛散防止フードの原料投入口に近づけて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることにより、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の発生量が減少するので、製鉄原料の前送り時に多量の粉塵が飛散することを防止することができる。
【0012】
請求項4記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法によると、集塵機に連通する集塵ダクトの開口端部に設けられた集塵機側ダクトフランジと複数のローラを介して係合するフード側ダクトフランジを粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトに付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることにより、軌道や車輪の偏磨耗により移動台車に蛇行が生じてもフード側集塵ダクトの開口端部を集塵機側集塵ダクトの開口端部に合致させることができ、これにより、製鉄原料の前送り時に発生した粉塵を確実に集塵することができる。
請求項5記載の発明に係る製鉄原料の前送り方法によると、フード側ダクトフランジおよび集塵機側ダクトフランジの移動機械移動方向両端部に互いに離間する方向に傾斜するテーパ部を付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることにより、移動台車の蛇行による集塵ダクトの破損を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係る製鉄原料の前送り方法について図1〜図5を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る製鉄原料の前送り方法に適用される移動機械の移動台車を図1に示す。同図に示されるように、移動機械の移動台車13には、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を防止する粉塵飛散防止フード23が地上ベルトコンベヤ19の上面を覆うように設けられている。
【0014】
粉塵飛散防止フード23は原料投入口24,25を有しており、これらの原料投入口24,25のうち粉塵飛散防止フード23の上面前部に形成された原料投入口24には、原料ヤードから払い出された製鉄原料がブームベルトコンベヤ14から投入されるようになっている。
原料投入口25は粉塵飛散防止フード23の上面後部に形成されており、この原料投入口25には、トリッパーベルトコンベヤ16から地上ベルトコンベヤ19上に前送りされる製鉄原料が投入されるようになっている。
【0015】
粉塵飛散防止フード23には、図2に示すように、集塵ダクト26の一端が接続されている。この集塵ダクト26(以下「フード側集塵ダクト26」という)は移動台車13に搭載されており、移動台車13と別の場所には、製鉄原料の前送り時に集塵ダクト28を介してフード側集塵ダクト26と接続される集塵機27が設置されている。
集塵ダクト28(以下「集塵機側集塵ダクト28」という)は電動ダンパ29を介して集塵機27に連通しており、集塵機側集塵ダクト28の開口端部には、図3に示すように、フード側集塵ダクト26の開口端部に設けられたフード側ダクトフランジ30と複数のローラ31を介して係合する集塵機側ダクトフランジ32が設けられている。
【0016】
フード側ダクトフランジ30および集塵機側ダクトフランジ32の移動機械移動方向両端部には、互いに離間する方向に傾斜するテーパ部33が設けられている。
なお、移動機械の移動限界位置には移動限界リミットスイッチ34(図1参照)が設けられ、この移動限界リミットスイッチ34に移動台車13が当接することによって移動台車13の移動が自動的に停止するようになっている。また、フード側集塵ダクト26の開口端部と集塵機側集塵ダクト28の開口端部とが合致する位置には位置合致リミットスイッチ35(図1参照)が設けられ、この位置合致リミットスイッチ35に移動台車13が当接することによって移動台車13の移動が自動的に停止するようになっている。
【0017】
このような移動機械を用いて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りする場合は、まず、移動台車13を移動限界リミットスイッチ34が作動する位置まで移動させる。そうすると、移動台車13が移動機械の移動限界位置で自動的に停止し、その後、位置合致リミットスイッチ35が作動する位置まで移動台車13を移動させると、移動台車13の移動が自動的に停止すると共に、フード側集塵ダクト26の開口端部が集塵機側集塵ダクト28の開口端部と合致する。
【0018】
フード側集塵ダクト26の開口端部が集塵機側集塵ダクト28の開口端部と合致したならば、図5に示す矢印36のように、トリッパーベルトコンベヤ16のシュート17を粉塵飛散防止フード23の原料投入口25に近づけた後、トリッパーベルトコンベヤ16のシュート17から粉塵飛散防止フード23の原料投入口25に製鉄原料を投入して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りする。このとき、粉塵飛散防止フード23内で発生した粉塵は粉塵飛散防止フード23に接続されたフード側集塵ダクト26により集塵され、フード側集塵ダクト26により集塵された粉塵は集塵機側集塵ダクト28および電動ダンパ29を通って集塵機27に送られる。
【0019】
したがって、上述した一実施形態では、移動台車13に設けた粉塵飛散防止フード23のみにより粉塵の飛散を防止する場合と比較して、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵を周囲に飛散させることなく製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りすることができる。
また、上述した一実施形態のように、トリッパーベルトコンベヤ16のシュート17を粉塵飛散防止フード23の原料投入口25に近づけて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りすることにより、製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の発生量が減少するので、製鉄原料の前送り時に多量の粉塵が飛散することを防止することができる。
【0020】
さら、製鉄原料の前送り時にフード側集塵ダクト26を移動台車13と別の場所に設置された集塵機27に連通する集塵機側集塵ダクト28に接続して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りすることにより、移動台車13上に集塵機27を設置する必要がないので、集塵機27を設置するスペースを移動台車13上に確保できない場合でも製鉄原料の前送り時に多量の粉塵が飛散することを防止することができる。
【0021】
また、フード側集塵ダクト26の開口端部に設けられたフード側ダクトフランジ30と複数のローラ31を介して係合する集塵機側ダクトフランジ32を集塵機側集塵ダクト28の開口端部に付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りすることにより、軌道や車輪の偏磨耗により移動台車13に蛇行が生じてもフード側集塵ダクト26の開口端部を集塵機側集塵ダクト28の開口端部に合致させることができ、これにより、製鉄原料の前送り時に発生した粉塵を確実に集塵することができる。
【0022】
さらに、フード側ダクトフランジ30および集塵機側ダクトフランジ32の移動機械移動方向両端部に互いに離間する方向に傾斜するテーパ部33を付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ19上に前送りすることにより、移動台車13の蛇行による集塵ダクト26,25の破損を防止することができる。
なお、上述した本発明の一実施形態では、ローラ31をフード側ダクトフランジ30に設けた場合を例示したが、ローラ31を集塵機側ダクトフランジ32に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施形態に係る製鉄原料の前送り方法に適用される移動機械の移動台車を示す側面図である。
【図2】図1のA−A断面を示す図である。
【図3】図2におけるB部の詳細構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る製鉄原料の前送り方法を説明するための図である。
【図5】製鉄原料を移動機械により原料ヤードに積み付ける場合の製鉄原料の流れを示す図である。
【図6】製鉄原料を移動機械により原料ヤードから払い出す場合の製鉄原料の流れを示す図である。
【図7】製鉄原料を移動機械により地上ベルトコンベヤ上に前送りする場合の従来方法を示す図である。
【符号の説明】
【0024】
11 移動機械
12 軌道
13 移動台車
14 ブームベルトコンベヤ
15 バケットホイール
16 トリッパーベルトコンベヤ
17 シュート
18 補助台車
19 地上ベルトコンベヤ
23 粉塵飛散防止フード
24,25 原料投入口
26,28 集塵ダクト
27 集塵機
29 電動ダンパ
30 フード側ダクトフランジ
31 ローラ
32 集塵機側ダクトフランジ
33 テーパ部
34 移動限界リミットスイッチ
35 位置合致リミットスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製鉄所の原料ヤードに敷設された軌道上を移動する移動台車と、この移動台車上に旋回かつ俯仰可能に設けられたブームベルトコンベヤと、このブームベルトコンベヤの先端部に設けられたバケットホイールと、前記ブームベルトコンベヤ上に製鉄原料を投下するシュートを先端部に有するトリッパーベルトコンベヤとを備えた移動機械を用いて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りするに際して、
前記製鉄原料の前送り時に発生する粉塵の飛散を前記移動台車に設けた粉塵飛散防止フードにより防止するとともに、前記粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトにより前記粉塵を集塵しながら製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とする製鉄原料の前送り方法。
【請求項2】
前記シュートを前記粉塵飛散防止フードに形成された原料投入口に近づけて製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とする請求項1記載の製鉄原料の前送り方法。
【請求項3】
前記集塵ダクトを前記移動台車と別の場所に設置された集塵機に連通する集塵ダクトに接続して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とする請求項1又は2記載の製鉄原料の前送り方法。
【請求項4】
前記集塵機に連通する集塵ダクトの開口端部に設けられた集塵機側ダクトフランジと複数のローラを介して係合するフード側ダクトフランジを前記粉塵飛散防止フードに接続された集塵ダクトに付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とする請求項3記載の製鉄原料の前送り方法。
【請求項5】
前記フード側ダクトフランジおよび前記集塵機側ダクトフランジの移動機械移動方向両端部に互いに離間する方向に傾斜するテーパ部を付設して製鉄原料を地上ベルトコンベヤ上に前送りすることを特徴とする請求項4記載の製鉄原料の前送り方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−24041(P2010−24041A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−191069(P2008−191069)
【出願日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【出願人】(000001258)JFEスチール株式会社 (8,589)
【Fターム(参考)】