説明

複数コンピュータの操作システムとその方法

【課題】一組のキーボードとポインティング装置で複数コンピュータとディスプレイを操作でき、コンピュータ(ディスプレイ)切換え時に特別の操作を必要としない、複数コンピュータ操作システムを提供する。
【解決手段】複数のコンピュータおよび該コンピュータに接続されたディスプレイと、キーボードマウス切換装置に接続されたひと組のキーボード、マウス装置で構成され、一つのディスプレイに表示されていたマウスカーソルがディスプレイの境界範囲を越えたときに、キーボードとマウスをもう一方のコンピュータに接続する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複数コンピュータの操作システム、特に一種の手動切換え必要がなく、利用者はカーソル制御装置とキーボードにより、複数ディスプレイに接続した複数コンピュータシステム操作に関わるものである。
【背景技術】
【0002】
市場にはキーボード/ビデオ/マウス切換装置(以降、KVM切換装置という)など、1台のコンピュータを複数コンピュータに接続する装置が販売されている。KVM切換装置は、複数コンピュータに接続し、キーボード、ディスプレイ及びマウスは、接続されたコンピュータ本体とアクセス操作ができるため、利用者は個々のコンピュータ本体にそれぞれ対応するキーボード、ディスプレイ及びマウスを購入必要はない。利用者はKVM切換装置接続のコンピュータにアクセスすると、前記コンピュータの出力映像信号は前記ディスプレイに表示される。
【0003】
そして、利用者は現在使用のコンピュータディスプレイの出力画面を他のコンピュータに切換えて出力したいとき、利用者は予めに定義されたキーセット(スクロールロック(Scroll−lock)キーなど)から、使用中コンピュータの操作機能を解放した後に、ディスプレイ選択メニュー又はその他表示からKVM切換装置を操作し、KVM切換装置経由に、選択された他のコンピュータアクセスを行う。
予め定義されたキー組とディスプレイの選択メニュー又はその他表示により、他のコンピュータのサクセス方式において、利用者はKVM選択装置の特定ボタン又はその他機構により、操作機能の切換えが必要であるため、遠い場所又は近づけない場所にいると、手動切換えは不便感を与える。
通常、KVM選択装置は特定のコンピュータにアクセスできるが、特定コンピュータの出力画面しかディスプレイに表示されない。よって、前記特定コンピュータの表示画面が全スクリーンを占拠し、利用者は他のコンピュータの出力画面を見ることができない。このため、利用者が一つのコンピュータアクセスと同時に、他のコンピュータの出力画面を見ることができれば、利用者により多くの情報を提供すると共に、リアルタイムにて、利用者にアクセスすべきコンピュータを知らせることができる。
【0004】
アメリカ合衆国特許公開第7240111号は、ユーザーインターフェース装置及び複数コンピュータに接続するKVM切換装置を含み、前記KVM選択装置よりすべてのコンピュータの画面出力信号を受信し、ディスプレイにて少なくとも2台コンピュータの画面出力信号を出力できる。
前記KVM選択装置はズームイン/ズームアウトモジュールと、カットモジュールを含み、前記ズームイン/ズームアウトモジュールは比例的にディスプレイの表示窓を縮小できるため、より多くの表示窓がディスプレイに表示できるほか、当前記縮小表示された表示窓は利用者により、拡大又は縮小できる。表示窓の移動又は縮小や拡大により、重なって表示されたときは、前記カットモジュールは表示窓上重なった部分を削除して、表示されない。
【特許文献1】アメリカ合衆国特許公開第7240111号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、すべての表示窓を同時に表示必要の利用者(証券会社の営業マンなど)にとって、一つのディスプレイにすべてのコンピュータの表示窓を表示させると、表示窓は非常に小さく縮小されるため、利用者はすべての表示窓を視認することが難しい課題が残っていた。
【0006】
よって、一種の複数コンピュータに接続するキーボードマウス切換装置(KM Switch)が開発された。このキーボードマウス切換装置は、それぞれ一つのキーボードとマウスにより、接続したすべてのコンピュータとすべてのコンピュータに対応するディスプレイを同時に操作できる。対応コンピュータの表示窓のみ、スクリーン表示されるため、表示窓は縮小されない。利用者もディスプレイからそれぞれの表示窓を簡単に見ることができる。
【0007】
しかしながら、KVM選択装置と同じく、キーボードマウス切換装置は、予めに定義されたキーセット(スクロールロック(Scroll−lock)キー又は切換えボタン)から実行中コンピュータのアクセス機能を解放しなければ、キーボードマウス切換装置に接続した他のコンピュータにアクセスすることができない。
【0008】
よって、利用者が複数接続したコンピュータにおいて、キーボードとマウスだけで、複数コンピュータの操作及び対応のディスプレイがシステム切換え操作のときに手動操作をなくすことは、実用性を有する発明である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明による複数コンピュータ制御システムとその方法は主に、複数コンピュータ本体、カーソル制御装置、キーボードと、キーボードマウス切換装置からなる。各コンピュータ本体は特定境界ディスプレイにそれぞれ接続し、前記キーボードマウス切換装置は、各コンピュータ本体に接続する複数の第2ポート組と、前記カーソル制御装置及びキーボードに接続する第1ポート組とを備える。そのうち、前記カーソル制御装置制御のポインターは、前記複数の特定境界ディスプレイのうち、一つのディスプレイに表示される。かつ前記ディスプレイ接続のコンピュータ本体も前記カーソル制御装置及び前記キーボードによって制御される。このほか、前記キーボードマウス切換装置は、複数の前記第1ポート組に接続するインターフェース組及び、前記第2ポート組にそれぞれ接続する第1ヒューマンインターフェース装置と、第2ヒューマンインターフェース装置とを含みる。そのうち、前記第1ヒューマンインターフェース装置により、前記カーソル制御装置制御のポインターが前記ディスプレイ特定の表示境界を超えて、他のディスプレイに表示されたことを検出すると、前記他のディスプレイ接続のコンピュータ本体は、前記インターフェース組経由に、前記カーソル制御装置と前記キーボードによって制御される。
【0010】
本発明による複数コンピュータ制御システムとその方法もう一つの実施例において主に、複数コンピュータ本体、カーソル制御装置、キーボードと、キーボードマウス切換装置からなる。各コンピュータ本体は特定境界ディスプレイにそれぞれ接続し、前記キーボードマウス切換装置は、各コンピュータ本体に接続する複数の第2ポート組と、前記カーソル制御装置及びキーボードに接続する第1ポート組とを備える。そのうち、前記カーソル制御装置制御のポインターは、前記複数の特定境界ディスプレイのうち、一つのディスプレイに表示される。かつ前記ディスプレイ接続のコンピュータ本体も前記カーソル制御装置及び前記キーボードによって制御される。前記キーボードマウス切換装置はさらに、インターフェース組を含み、前記インターフェース組はハブに接続し、前記ハブはさらに前記第1ポート組に接続する。このほか、前記インターフェース組は前記第2ポート組にそれぞれ接続の第1ヒューマンインターフェース装置と第2ヒューマンインターフェース装置に接続する。そのうち、前記第1ヒューマンインターフェース装置により、前記カーソル制御装置制御のポインターが前記ディスプレイ特定の表示境界を超えて、他のディスプレイに表示されたことを検出したとき、前記他のディスプレイ接続のコンピュータ本体は、前記インターフェース組経由に、前記カーソル制御装置と前記キーボードによって制御される。
【0011】
本発明による複数コンピュータ操作の方法のまた一つの実施例において、前記方法は以下のプロセスを含みる。複数コンピュータ本体と対応ディスプレイの境界範囲を取得し、カーソル制御装置制御のポインターにより、前記複数コンピュータ本体うちの一つコンピュータ本体の初期化を行い、前記コンピュータ本体は前記カーソル制御装置とキーボードの制御を受け、かつ前記ポインターは前記コンピュータ本体の対応ディスプレイに表示させ、前記カーソル制御装置制御のポインターは、前記ディスプレイの境界範囲を超えて他のディスプレイに表示されたことを検出し、前記カーソル制御装置及び前記キーボードを他のディスプレイ対応コンピュータに接続する。
本発明の詳細並びに技術は、図式と併せて、以下の通り詳細説明する。
【発明の効果】
【0012】
利用者はキーボードとマウスで、複数コンピュータと対応ディスプレイを操作でき、かつ切換え操作のときは、手動切換え必要がない、一種の複数コンピュータの操作システムを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
[実施例1]
本発明は一種の手動切換装置を使わない、利用者はカーソル制御装置とキーボードを複数ディスプレイの対応コンピュータのキーボードマウス切換えシステムに係わり、この発想は本発明による複数コンピュータのシステムに含まれる。図1を参照する。前記複数コンピュータの操作システム10は主に、複数コンピュータ本体11a−11b、カーソル制御装置14とキーボード13及びキーボードマウス切換装置12からなる。各前記コンピュータ本体11a−11bは特定境界ディスプレイ11a’−11b’にそれぞれ接続する。ポインター14’がディスプレイ11b’に表示されたとき、現在コンピュータ本体11bはキーボードマウス切換装置12経由に、カーソル制御装置14とキーボード13の制御操作受けることを意味する。そこで、ポインター14’をディスプレイ11b’に移動表示されたとき、現在コンピュータ本体11bはキーボードマウス切換装置12経由に、カーソル制御装置14とキーボード13の制御操作受けることを意味する。よって、利用者はカーソル制御装置14とキーボード13により、複数コンピュータ本体及び対応のディスプレイを制御操作でき、手動切換えはふようである。
【0014】
図2に、本発明によるキーボードマウス切換装置内部ブロック図を示す。図1を併せて参照したい。前記マウスキーボードマウス切換装置12は各コンピュータ本体11a、11bに接続する複数の第2ポート組122、123及び前記カーソル制御装置14及びキーボード13に接続する第1ポート組120、121を含みる。カーソル制御装置14制御のポインター14’は特定境界ディスプレイ11b’にある。このとき、ディスプレイ11b’の対応コンピュータ11bはカーソル制御装置14とキーボード13によって制御される。前記キーボードマウス切換装置12はインターフェース組126a、126bを含み、かつ各インターフェース組126a、126bとも対応の第1ポート組120、121にそれぞれ接続する。前記キーボードマウス切換装置12はさらに、第1ヒューマンインターフェース装置(human interface device, HID)124と第2ヒューマンインターフェース125を含み、対応の第2ポート組122、123にそれぞれ接続する。第1ヒューマンマシン装置124により、カーソル制御装置14のポインター14’はディスプレイ11a’の特定境界からもう一つのディスプレイ11b’に移動したことが検出されると、前記もう一つのディスプレイ11b’対応のコンピュータ本体11bはインターフェース組126bによって、第2ヒューマンインターフェース装置125に接続し、カーソル制御装置14とキーボード13の制御操作を受ける。
【0015】
よって、利用者はディスプレイ11a’、11b’を同時に見ることができる。さらに、カーソル制御装置14を移動し、インターフェース組126a又は126bによって、第1ヒューマンマシン装置124又は第2ヒューマンマシン装置125経由にコンピュータ本体11a又は11bを制御でき、公知技術のような手動切換えによるコンピュータ本体の制御操作が不要である。
【0016】
このほか、ほとんどのカーソル制御装置14とキーボード13ともUSB(ユニバーサルシリアルバス)コネクタ又はPS/2コネクタの規格に適合している。よって、インターフェース組126aと126b、第1ヒューマンマシン装置124及び第2ヒューマンマシン装置125ともUSB又はPS/2規格にサポートする。
【0017】
図3に、本発明によるキーボードマウス切換装置もう一つの内部ブロック図を示す。図1を併せて参照したい。前記マウスキーボードマウス切換装置12は各コンピュータ本体11a、11bに接続する複数の第2ポート組122、123及び前記カーソル制御装置14及びキーボード13に接続する第1ポート組120、121を含みる。カーソル制御装置14制御のポインター14’は特定境界ディスプレイ11b’にある。このとき、ディスプレイ11b’の対応コンピュータ11bはカーソル制御装置14とキーボード13によって制御される。前記キーボードマウス切換装置12はさらに、インターフェース組126を含み、前記インターフェース組126はハブ127に接続し、前記ハブ127はさらに前記第1ポート組に接続する。前記キーボードマウス切換装置12はさらに、第1ヒューマンインターフェース装置(human interface device, HID)124と第2ヒューマンインターフェース125を含み、対応の第2ポート組122、123にそれぞれ接続する。第1ヒューマンマシン装置124により、カーソル制御装置14のポインター14’はディスプレイ11a’の特定境界からもう一つのディスプレイ11b’に移動したことが検出されると、前記もう一つのディスプレイ11b’対応のコンピュータ本体11bはインターフェース組126bによって、カーソル制御装置14とキーボード13の制御操作を受ける。
【0018】
よって、利用者はディスプレイ11a’、11b’を同時に見ることができる。さらに、カーソル制御装置14を移動し、インターフェース組126によって、第1ヒューマンマシン装置124又は第2ヒューマンマシン装置125経由にコンピュータ本体11a又は11bを制御でき、公知技術のような手動切換えによるコンピュータ本体の制御操作が不要である。
【0019】
このほか、ほとんどのカーソル制御装置14とキーボード13ともUSB(ユニバーサルシリアルバス)コネクタ又はPS/2コネクタの規格に適合している。よって、インターフェース組126、第1ヒューマンマシン装置124及び第2ヒューマンマシン装置125ともUSB又はPS/2規格にサポートする。
図4に本発明による操作フロー図を示す。この図において、本発明による複数コンピュータの制御方法は、キーボードとカーソル制御装置がキーボードマウス切換装を介して、複数コンピュータ本体を制御でき、手動によるコンピュータ本体の制御切換えは不要である。前記キーボードマウス切換装置は、まず、複数コンピュータ本体及び対応ディスプレイの境界範囲(プロセスS1)を取得した上、カーソル制御装置制御のポインターによって、前記複数コンピュータ本体うちの一つのコンピュータ本体の初期化を行い、前記コンピュータ本体は前記カーソル制御装置とキーボードによって制御し、前記ポインターは対応コンピュータの前記ディスプレイ(プロセスS2)に表示させ、引き続きに、キーボードマウス切換装置は前記カーソル制御装置の前記ポインターは前記ディスプレイの境界範囲を超えて、他のディスプレイに移動したかを検知する(プロセスS3)。そこで、前記ポインターが引き続きに前記ディスプレイの境界範囲で移動するときは、プロセスS3を繰り返して実行する。そして、前記ポインターが前記ディスプレイの境界範囲を超えて、他のディスプレイの境界範囲に移動したとき、前記キーボードマウス切換装置は、カーソル制御装置と前記キーボードを他のディスプレイ対応のコンピュータ本体に切換え接続する(プロセスS4)。それに伴い、利用者は他のディスプレイ対応のコンピュータ本体にアクセスできる。利用者は他のコンピュータ本体へのアクセス権を持たない。ただし、他のコンピュータは引き続きに稼働され、かつデータも対応ディスプレイに表示される。よって、利用者は他のディスプレイの表示情報を見ることができる。この点は証券会社の営業マンに与える便利さは大きい。
【0020】
このほか、前記キーボードマウス切換装置は、複数のヒューマンインターフェース装置(human interface device, HID)を含み、対応の一つコンピータ本体に接続して、前記コンピュータ本体のディスプレイの境界範囲を計算する。そこで、ポインターが特定ディスプレイに表示されたときは、利用者はカーソル制御装置とキーボードによって、キーボードマウス切換装置経由に、前記特定ディスプレイ対応コンピュータ本体にアクセスできる。引き続きに、前記カーソル制御装置によって、前記ポインターを他のディスプレイに移動したとき、他のディスプレイ対応のコンピュータ本体は、ヒューマンインターフェース装置経由に、前記カーソル制御装置とキーボードによって制御される。
【0021】
以上は本発明の実施例を説明しましたが、本発明に何らの制限を与えるものではない。この技術に熟知する者は、本発明の精神と範疇において、変更と修飾ができる。一例として、本発明によるキーボードマウス切換装置の第2ポート組は少なくとも2組を設け、かつヒューマンインターフェース装置(HID)も2組を設けて、2台以上のコンピュータ本体に接続することができる。この実施例は2組を例示しているが、2組の第2ポート組に限定するものではない。よって、本発明の請求範囲は添付の特許請求範囲の記載によることを申し上げる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明による複数コンピュータのシステム構造図である。
【図2】本発明によるキーボードマウス切換装置内部ブロック図である。
【図3】本発明によるキーボードマウス切換装置もう一つの内部ブロック図である。
【図4】本発明の操作フロー図である。
【符号の説明】
【0023】
10 複数コンピュータの操作システム
11a、11b コンピュータ本体
11a’、11b’ ディスプレイ
12 キーボードマウス切換装置
120、121 第1ポート組
122、123 第2ポート組
124 第1ヒューマンインターフェース装置
125 第2ヒューマンインターフェース装置
126、126a、126b インターフェース組
127 ハブ
13 キーボード
14 カーソル制御装置
14’ ポインター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコンピュータ本体、カーソル制御装置とキーボード及び、キーボードマウス切換装置からなる、複数コンピュータの操作システムにおいて、
各コンピュータ本体は、特定境界表示のディスプレイにそれぞれ接続され、
前記キーボードマウス切換装置は、各コンピュータ本体に接続する第2ポート組と、前記カーソル制御装置に接続する第1ポート組とにそれぞれ接続され、
前記カーソル制御装置が制御するポインターは、前記複数の特定境界ディスプレイのうち、一つのディスプレイに表示され、
前記ディスプレイに接続された前記コンピュータ本体も前記カーソル制御装置及び前記キーボードの制御を受け、
前記キーボードマウス切換装置は、複数の前記第1ポート組に接続するインターフェース組及び、前記第2ポート組にそれぞれ接続する第1ヒューマンインターフェース装置と、第2ヒューマンインターフェース装置とを含み、
前記第1ヒューマンインターフェース装置により、前記カーソル制御装置が制御するポインターが前記ディスプレイ特定の表示境界を超えて他のディスプレイに表示されたことを検出すると、前記他のディスプレイ接続のコンピュータ本体は、前記インターフェース組を経由して、前記カーソル制御装置と前記キーボードによって制御されることを特徴とする、
複数コンピュータの操作システム。
【請求項2】
前記カーソル制御装置及びキーボードが、USBコネクタを含み、前記インターフェース組、前記第1ヒューマンマシン装置、及び前記第2ヒューマンマシン装置が、USB規格をサポートすることを特徴とする請求項1記載の複数コンピュータの操作システム。
【請求項3】
複数のコンピュータ本体、カーソル制御装置とキーボード及び、キーボードマウス切換装置からなる複数コンピュータの操作システムにおいて、
各コンピュータ本体は特定境界表示のディスプレイにそれぞれ接続され、
前記キーボードマウス切換装置は、各コンピュータ本体に接続する第2ポート組と、前記カーソル制御装置に接続する第1ポート組とにそれぞれ接続され、
前記カーソル制御装置が制御するポインターは、前記複数の特定境界ディスプレイのうち、一つのディスプレイに表示され、かつ前記ディスプレイ接続の前記コンピュータ本体も前記カーソル制御装置及び前記キーボードの制御を受け、
前記キーボードマウス切換装置は、インターフェース組を含み、
前記インターフェース組はハブに接続され、
前記ハブは前記第1ポート組に接続され、
前記インターフェース組は、前記第2ポート組と、それぞれ接続する第1ヒューマンインターフェース装置と、第2ヒューマンインターフェース装置とに接続され、
前記第1ヒューマンインターフェース装置により、前記カーソル制御装置が制御するポインターが前記ディスプレイ特定の表示境界を超えて、他のディスプレイに表示されたことを検出すると、前記他のディスプレイ接続のコンピュータ本体は、前記インターフェース組経由に、前記カーソル制御装置と前記キーボードによって制御されることを特徴とする複数コンピュータの操作システム。
【請求項4】
前記カーソル制御装置とキーボードがUSBコネクタを含み、前記インターフェース組、前記第3ヒューマンマシン装置、及び前記第2ヒューマンマシン装置が、USB規格にサポートすることを特徴とする請求項3記載の複数コンピュータの操作システム。
【請求項5】
複数コンピュータ本体及び対応ディスプレイの境界範囲を取得し、
カーソル制御装置が制御するポインターにより、前記複数コンピュータ本体のうち、一つのコンピュータ本体の初期化を行い、前記コンピュータ本体は前記カーソル制御装置とキーボードの制御を受け、かつ前記ポインターを前記対応コンピュータ本体の対応ディスプレイに表示させ、
前記カーソル制御装置の制御する前記ポインターが、前記ディスプレイの境界範囲を超えて、もう一つのディスプレイに移動したかを検出し、
前記カーソル制御装置と前記キーボードを前記もう一つのディスプレイに対応のコンピュータ本体に接続するプロセスを含むことを特徴とする、複数コンピュータの操作方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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