説明

解剖学的ソケット作成方法

解剖学的ソケットは切断手術を受けた手足と義足装置間の中間部でありうるその切断手術を受けた手足に取り付くように造形される。本方法は利用者毎に特定の測定値に基づいて、その利用者に容姿効果、より広範な動作、よりきれいな歩き方ならびに心地よさがもたらされる解剖学的ソケットを製作するものである。本ソケットには股関節を最大限に動かしやすくできる底部上側縁がある。本ソケットは耐久性がありかつ滑らかなプラスチックで製作される。本ソケットは安全にしかも取り外しできる方法で義肢にぴったり合わされる。ここで公開されるこの方法では、最適な合わせ具合と心地よさがもたらされるよう着用者の手足に対し正確な測定値が利用される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は大腿骨向け解剖学的ソケットの作成方法、さらに具体的には、継ぎ目のない合わせ具合の義肢ソケットの作成方法であり、このソケットから利用者の後方ならびにその外側前方までの接合が衣服などを通じて目立たないことを特徴とする。
【背景技術】
【0002】
世界の多くの地域において様々な事情のため下肢を切断した人たちがいる。これらの人たちの多くは切断手術を受けたその脚や腕をより大きく動かしたり、あるいは切断手術を受けた手足の利用を多くするために義肢の利用を選択する。一部の義肢に固有の問題は、切断された脚の股部など義肢を動かす継ぎ手に接合される場所の擦れや擦り剥きである。これでは義肢のソケットに問題があることになる。この義肢に伴う問題はこれらの義肢が多くの場合標準鋳型から鋳造される点にある。鋳型は汎用的なサイズで作成されるけれども、多くの利用者にはぴったりとは合わない。義肢用のソケットの作成方法に関するニーズは義肢が動く継ぎ手を接合する場所で擦れや擦り剥きのない義肢用ソケットを生み出すことにある。
【0003】
さらに、切断手術を受けた手足は切断手術を受けていない手足よりも筋肉の委縮程度が大きいことが多いので、切断手術を受けた手足では筋肉量が減少している。このため、切断手術を受けた手足のある人はたとえ衣服を通したとしても切断手術を受けた手足としての脚あるいは腕を持っていると簡単に特定されてしまうという状況になりえる。一般的な義肢が、筋肉量が減少した切断手術を受けた手足に基づいて合わされると、その義肢は切断手術を受けた手足の筋肉量に基づいて選択されるので、切断手術を受けた手足に基づいて合わされる義肢の周囲は切断手術を受けていない手足よりも窮屈となるだけでなく、その義肢では切断手術を受けた手足領域の性能が悪化して衣服を通じてさらに窮屈に見えるだけである。ここに、切断手術を受けた手足の周囲が通常、より窮屈であることを考慮してそのサイズ故に切断手術を受けた手足として簡単には特定されえない義肢向けソケットの作成方法に関するニーズがある。
【0004】
また、大腿骨用義肢は坐骨集合体上に高く配置されることが多いので着用者にとっては不快である。ここにも義肢によりさらに坐骨集合体に伝えられる間も利用者に心地よく合わせることができる義肢ソケットの作成方法に関するニーズがある。また、坐骨集合体上での配置が高いことにより衣服を通じて義肢の形状が簡単に特定できてしまう。義肢の利用者はまるで義肢など全く着用していないように公衆の面前に姿を見せたいと望むにもかかわらず、坐骨集合体上の義肢の配置が高いことによってこの意図は台無しとなる。この義肢は配置が高いことにより股部あるいはその他継ぎ手の動き具合も低下させる。従って、動き具合が増すようにして自然と坐骨複合体に適切に伝えられる義肢用ソケットの作成方法に対するニーズがある。
【0005】
こうして、利用者にとって従来の方法よりも擦れや擦り剥きが少なくなり衣服を通しても非手術者とサイズが変わらないように見えると同時に、従来のソケットよりも低く合わされてより大きな動きができる解剖学的な義肢用ソケット作成方法に関するニーズが明確となった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は好ましくは大腿骨の切断手術を受けた手足に取り付く解剖学的ソケットの作成方法である。本発明は切断手術を受けた手足と義肢との間の中間部として利用される解剖学的ソケットの作成方法でもある。本発明の方法で作成される解剖学的ソケットによって、利用者には、より良い容姿、より大きな動作範囲、より良い足取り(脚向け義肢上で使用される場合には)ならびに擦れや擦り剥きのない心地よさがもたらされる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の好ましい実施例では、中間恥骨収容ソケットとして使用されるソケットの作成方法が説明される。ソケットは前方、後方ならびに中間壁面毎に測られるので従来の坐骨収容ソケットよりも低く合わされる。このソケットの下側合わせ具合により臀部ならびに外側領域においてより素敵な容姿が可能となり、ソケットの突き出た調整代輪郭は極めて見えにくくなる。また下側前方壁により腰部の全範囲にカーブをつけることが可能となる。さらに、中間壁は坐骨恥骨を越える圧力の回避には十分に低い一方で、坐骨恥骨の中間外姿の抑制には十分高い。
【発明の効果】
【0008】
本発明により作成されるソケットは前方、後方ならびに中間領域において合わせ具合をより低くできるので、歩幅の狭い足取りが与えられるよう大腿骨がより良好な内転位置にあるようにでき、これにより非切断手術者の足取りにより近づけられる。本方法によって生まれる下側合わせ具合により、根元重量負担面積は排除され、準静水力学重量負担面積が切断手術を受けた手足の残り部分にわたり許容されて利用者の心地良さが増す。また、合わせ具合をより高くするとソケットの根元区域において過度な圧力が生じる故に、合わせ具合を低くした方が心地よさは増す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は切断手術を受けた手足が保持されるよう義肢に伝える解剖学的ソケットの作成方法である。本発明は利用者身体の個々の測定値に基づいたソケットの製作方法である。本方法は着用者の手足の測定値に基づいて4つの前方表面、つまりは前方端10、後方端20、中間端30ならびに横側端40を有するソケットを製作するものである。また、本発明はすべて利用者の手足60が受け入れられると同時に吸着を通じて保持されることができるという点では、全般的に従来通りのものである下側部分50を有するソケットを製作するものである。下側部分50の底部70はまた通常に従来の解剖学的ソケットの底部に取り付く義手義足とすべて従来の手段を通じて伝え合うことができるという点でもかなり従来と変わらないものである。しかしながら、本解剖学的ソケットの製作方法は他には無いものである。
【0010】
一般に、解剖学的坐骨収容ソケットは利用者の大腿骨などにぴったり合わせて高くする必要があり、解剖学的ソケットに取り付く義手義足の望み通りの制御ができない。本発明では利用者の手足60上に従来の坐骨収容解剖学的ソケットの場合よりもはるかに下側にある前方端10付きのソケットが製作される。また、本発明は利用者の手足60上で従来の坐骨収容解剖学的ソケットよりもはるかに下側にある後方端20付きのソケットの製作方法でもある。さらに、本発明の方法では、坐骨恥骨を支えるのに高さの十分な中間端30付きのソケットを製作する一方で、従来の解剖学的坐骨収容ソケットの場合よりも利用者の手足60上のはるかに下側にある中間端30もまた製作される。これらの前方端10、後方端20、ならびに中間端30により、また本発明の方法の一部である、他にはない測定値のおかげで利用者に従来の解剖学的坐骨収容ソケット以上の運動と制御の範囲ももたらされることができて、より優れたソケットが製作されることになる。他には無い測定値は本発明によって製作されるソケットの利用者の手足60への水平方向の力に対する保持具合に影響する。
【0011】
具体的には、本発明により第1力80がソケットの前方から後方までに存在するようにソケットの作成方法が提供されて、図4に示されるようにこの第1力80は前方端10と中間端30との間に存在する。本発明により第2力90が本発明の方法によって作成されるソケットの外側から中間部まで存在するようにソケットの作成方法が提供されて、この第2力90はこれも図4に示されるように後方端20と中間端30との間に存在する。発生する第1力80と第2力90は一体に組み合わさって横側端40と中間端30との間に存在する合力100となる。こうして、たとえ、前方端10、後方端20ならびに中間端30が従来の解剖学的ソケットに比べて引き下げられても、本発明の方法によって作成されたソケットは十分な動作範囲をもたらし機能的である。
【0012】
実際、本発明の方法によって作成されるソケットの前方端10は低くなったため、利用者腹部に下面圧力が加わる高い前方壁面がなくなるので、利用者は望めばその腹部一杯近くまでその手足60を動かすことができる。同様にして、後方端20が低くなったため、利用者の臀部に下面圧力が加わる高い後方壁面がなくなるので、利用者は望めばその背中一杯近くまでその手足60を動かすことができる。また、下側中間端30を有する本発明の方法により作成される義肢により、利用者は坐骨恥骨上の解剖学的坐骨収容ソケットからの圧力に関連する不快さからそのすべてではないにしても相当な部分が解放される。
【0013】
本発明の方法によって作成される義肢には、また、前方端10、後方端20、中間端30ならびに横側端40の独特な生成方法に加えて特殊な修正法がある。後方端20は臀部底部よりも高くならないように利用者毎に測定される。後方端20は利用者から外側に少しだけカーブが付けられると同時に、利用者の臀部と手足60間の隙間にあるように造形されることによって利用者の衣服の下に存在するようには見えなくなる。解剖学的ソケットがしかるべき位置に無いように見せたい利用者の望みは後方端20を利用してかなえられる。
【0014】
本発明のもう一つの特別な方法は利用者から外側にカーブが付けられるよう作成される前方端10の形成である。後方端20の場合のように、前方端10は利用者の手足60の開始点よりも高く上がらないように利用者毎に測定される。実際、前方端10は一部の場所では利用者の手足60が利用者の骨盤ガードル110に取り付く地点の下にある。前方端10は、利用者から少しだけ外側にカーブが付けられると同時に利用者の骨盤ガードル110と手足60の間の隙間以下にある本発明の方法の製品の作成によって、利用者の衣服の下に存在しないように見える。しかるべき位置に解剖学的ソケットが無いように見せたい利用者の望みは前方端20を利用してかなえられる。
【0015】
本発明の方法のさらにもう一つの特別な修正により、中間端30の1構成部分である坐骨恥骨収容ソケット120の中間外姿が造形される。坐骨恥骨収容ソケット120の中間外姿は棚面130と壁面140との間に形成される。棚面130は、本発明の方法によって造形される義肢が着用される間、これに座る坐骨恥骨中間外姿向けの棚面に類似した利用者の坐骨恥骨の中間外姿を維持するように形成される。壁面140は、利用者の坐骨恥骨の中間外姿が棚面130から動かないと同時に、棚面130と70乃至80度の角度が形成されるように鉛直平面から10乃至20度であることを確実にするために利用される。棚面130と壁面140との間は利用者の坐骨恥骨の中間外姿が座る坐骨恥骨収容ソケットの中間外姿である。こうして、収容ソケット120により本発明の方法によって形成される義肢に関して固定される位置に利用者の坐骨恥骨の中間外姿が維持される。この点は解剖学的ソケットに関連する坐骨恥骨の中間外姿の運動によりかなり大きな不快感が引き起こされるため望ましいといえる。
【0016】
本発明の方法によって作成されるソケットは壁面140の裏面に耳状部材150を有すると同時に利用者の坐骨恥骨の心地よさのためにも特別に修正される。壁面140は恥骨坐骨の中間外姿の制御と心地よさのために然るべき位置に維持される間、耳状部材150が坐骨恥骨の中間側面における心地よさに関係する。耳状部材150には壁面140の上面と側面とが坐骨恥骨の中間側面に食い込まないように上面にカーブのついた半球部160がある。
【0017】
ソケットの横側端40は従来通り利用者の手足60に沿って持ち上がるが、横側端40にはより良い容姿を見せると同時に利用者が横方向にできるだけ手足60を動かせるようにするためのカーブのついた上側部分がある。
【0018】
本発明は耐久性がありかつ滑らかなプラスチック製のソケットの製作方法であって、このプラスチックは好ましい実施例では透明であるが、その他の実施例では様々に着色されて製作されても良い。ソケットは安全でしかも取り外し可能な方法で義足200にぴったり合うと同時に利用者の手足60を擦り剥いたり、過度に擦ることなく保持する。
【0019】
まとめると、図1には利用者の手足60に本発明の方法によって作成されたソケットを着用する利用者の正面図が示される。図示されるように、本発明は利用者の骨盤ガードル110に向けて上に利用者の手足60の端部にソケットを円筒状に合わせるための方法である。本発明はソケットを利用者の内側大腿骨230に合わせるよりも利用者の腰部220の外側カーブ上により高く合わせる方法である。本方法では上側開口部分240より小さな直径の下側部分50の底部70を有するソケット(前方端10、後方端20、中間端30ならびに横側端40によって定められる)が製作される。下側部分50の底部70は図示されるように安全かつ取り外し可能なように義肢200にぴったり合う。本発明は利用者の腰、手足60の端部あるいは内側大腿骨に不必要な圧力を加えることなく利用者の手足60を支えるソケットの作成方法である。また本発明によって造形される義肢の形状は従来の非切断脚の大腿骨に似たものであり、衣服を通じて簡単には見分けが付かない形状のソケットの作成方法である。
【0020】
図2には本発明の方法の製品を手足60に着用している利用者の後面図が示される。本発明は手足60の背後の全域にわたり、あるがままよりも高めに臀部と上側大腿骨の外側カーブ上に合うよう造形される。図1および図2に示されるように、本発明によって造形される義肢により股関節の運動し易さが完全に可能となる。図3では利用者によって手足60に着用される本方法によって製作されるソケットの横側面図が示される。ソケットのカーブは手足60の横側面で大腿骨の正面あるいは背後におけるよりも高い。
【0021】
本発明は坐骨恥骨収容ソケットの中間外姿としての用途が意図されるのが好ましい義肢の製作方法である。しかしながら、本発明の代替え方法では、本発明の方法により作成されるソケットはその他の関節あるいは切断手足の用途にも作成可能である。本発明の方法によって製作されるソケットの下側合わせにより臀部および外側区域においてより素敵に見せられるようになり、ソケットの調整輪郭の出っ張りが全く分かりにくくなる。また、中間端30が十分に低くなるので坐骨恥骨あるいは切断手術を受けた手足60の血管の上部の圧力が回避される。
【0022】
ソケット作成方法に関する好ましい手順は次の通りである。
【0023】
壁面140の高さ以下での前方端10の形成。
【0024】
中間端30の坐骨恥骨外突起下1/4乃至1/2インチの測定。
【0025】
各切断部の解剖学的臀溝に応じた坐骨恥骨高さ以下の「U字」形状の後方部20の寸法取り。
【0026】
前方横側根元隅角部周囲を包みこむとともに後方横側部を覆う大転子上部の横側端40の形成(大転子後方空間)。
【0027】
壁面140は1乃至2インチの前方から後方まで測定される幅を持って測定される。この測定値は各個人の個人的かつ解剖学上の構造に応じて変動する傾向がある。壁面部140の高さは1/2乃至1 1/2インチである。
【0028】
棚面130は前方から後方まで測定される幅をもつよう測定され、壁面140と一致する。棚面130は1/2乃至1インチの中間から横側まで測定される幅を持つように測定される。
【0029】
ソケット作成方法の好ましい特性は次の通りである。壁面140は、内転筋背後から坐骨恥骨の後方外姿まで坐骨恥骨の中間外姿にわたり、より前方の位置まで造形される。この造形は坐骨恥骨に平行であるように作成される。坐骨恥骨上ならびに坐骨結節部には重量はかからない。本方法の範囲内では壁面140により回転の制御がもたらされる。
【0030】
本発明は、利用者個人の測定値に基づくもので、根元縁区域における柔軟性、剛性のある支材下の前方窓部、横側ならびに中間の剛性のある支材、および後方開口部を提供する柔軟性のある内側ソケットよりも低い調整輪郭を伴った炭素繊維製の剛性のある容器構造の製作方法である。
【0031】
本発明は例示されたが、本方法に対する様々な補正と改訂版が本発明の要点から逸脱することなく行われる可能性がある点が了解されなくてはならない。本発明は上述の方法論やその結果の実施例類に制約されることはない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の方法によって作成されるソケットを着用した利用者の正面図。
【図2】本発明の方法によって作成されるソケットを着用した利用者の背面図。
【図3】本発明の方法によって作成されるソケットを着用した利用者の横側面図。
【図4】本発明の方法によって作成されるソケットの上面図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前方端の造形、前記前方端に隣接する横側端の配置、前記前方端に隣接する中間端の配置、ならびに、前記横側端と前記中間端に隣接する後方端の設置が含まれて、前記前方端および前記中間端で利用者の下肢上に第1力が作用する一方で、前記後方端および前記中間端で利用者の下肢上に第2力が作用して、前記横側端ならびに前記中間端にこれらの間の合力が存在する利用者下肢の解剖学的ソケットの作成方法。
【請求項2】
前記後方端が利用者の臀溝と変わらない高さの利用者の下肢にぴったり合うよう造形される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記前方端が利用者の坐骨恥骨の中間外姿にぴったり合う上面カーブを有するように作成される請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記前方端が利用者の坐骨恥骨を間に受け入れる棚面と壁面を有するよう作成される請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記壁面が前記棚面から75乃至80度の角度で前記棚面の上部に配置されるよう作成される請求項4に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも前記前方端、前記後方端、前記中間端または前記横側端が上面曲がり調整台を有するよう作成される請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記前方端にその中間表面に耳状部材が存在するよう作成される請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前方端の造形、前記前方端に隣接する横側端の配置、前記前方端に隣接する中間端の配置、ならびに、前記横側端ならびに前記中間端に隣接する後方端の配置が含まれ、少なくとも前記前方端、前記横側端、前記中間端あるいは前記後方端に上面曲がり調整台がある利用者の下肢向け解剖学的ソケットの作成方法。
【請求項9】
前記後方端が利用者の臀溝と変わらない高さで利用者の下肢にぴったり合うように造形される請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前方端の造形、前記前方端に隣接する横側端の配置、前記前方端に隣接する中間端の配置、ならびに、前記横側端と前記中間端に隣接する後方端の配置が含まれ、前記前方端の上面カーブが利用者の坐骨恥骨の中間外姿にぴったり合う利用者の下肢向け解剖学的ソケットの作成方法。
【請求項11】
前記前方端に利用者の坐骨恥骨を間に受け入れる棚面と壁面がある請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記壁面が前記棚面から75乃至80度の角度で前記棚面上部に配置されるように作成される請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2009−533193(P2009−533193A)
【公表日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−505975(P2009−505975)
【出願日】平成18年4月17日(2006.4.17)
【国際出願番号】PCT/IB2006/002851
【国際公開番号】WO2007/119095
【国際公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【出願人】(508310687)
【Fターム(参考)】