説明

記録再生装置

【課題】
本発明の課題は、複数のデバイスを有する記録再生装置において、従来の使い勝手を維持しつつ消費電力の低減と高速アクセスである。
【解決手段】
CPU100、メモリ101、ストレージI/F102、外部I/F103、デバイスポート(DP)制御部201、CASH制御部202、仮想コマンド応答部206、2つ以上の記録再生デバイスを有し、低速なデバイスのデータを高速なデイバスにコピーし低速なデバイスをスリープ状態にする。HOSTPC2からデータ転送を伴わないアクセスがある場合にはストレージI/F102内の仮想コマンド応答部206が応答し、データ伴うアクセスは高速デバイスにコピーしたデータを転送する。低速なデバイスの媒体が取り外されたときはストレージI/F102が高速デバイスに保存された低速なデバイスの情報を削除する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードディスクドライブや光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブなど記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
当技術分野の背景技術として、特許文献1がある。
【0003】
特許文献1には課題として「高速技術計算や、画像情報処理のように、大量のデータを頻繁に入出力するような場合、システム性能にも影響を与える虞れがあり、本発明はこれらの問題を解決することを課題とするものであり、高速のデータ転送を可能とする光ディスク記録装置を提供することを目的とする。」と記載され、解決手段として「書換え記録データを一時記憶するメモリを備えた光ディスク記録装置において、記録データが前記メモリ容量を超過する場合、超過した前記記録データを保存する外部記録装置を設ける手法を採ることによって、前記課題を解決した。」と記載されている。
【0004】
また、第二の背景技術として、特許文献2がある。
【0005】
特許文献2は課題として「読み出し時にキャッシュメモリを使用したとしても、システムの電源切断時にキャッシュメモリの内容は失われる。したがって、システムの電源の投入及び切断を頻繁に行なう場合は、キャッシュメモリの利用効果が低減してしまうという問題がある」と記載され、解決手段として、「第2の目的を達成するために本発明は、電源投入直後の処理が不揮発性半導体キャッシュメモリへの書き込み処理または不揮発性半導体キャッシュメモリに保持しているデータの読出し処理の場合は、磁気ディスク装置の準備完了前に不揮発性半導体キャッシュメモリとホストプロセッサとの間でデータ転送を開始するように前記制御手段を構成したものである。」と記載されている。
【0006】
また、第三の背景技術として、非特許文献1がある。
【0007】
非特許文献1には、ATA(Advanced Technology Attachment)の電源制御に関して、「ATAではパワーマネージメント機能が標準にインプリメントされています。パワーマネージメントは四つのモードをもっており、それぞれアクティブモード、アイドルモード、スタンバイモード、スリープモードとなっています(図1)。消費電力はアクティブモード、アイドルモード、スタンバイモード、スリープモードの順に小さくなっています。」と記載され、また、「スリープモードではDEVICE RESETコマンド以外のコマンドをすべて受け付けない」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開平7−295759公報
【特許文献2】特開平6−348600公報
【非特許文献】
【0009】
【非特許文献1】ATA(IDE)/ATAPIの徹底研究 CQ出版株式会社
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記文献1では、低速なデバイスのキャッシュ量を増やし高速化の効果はあるものの、汎用のストレージデバイスの組合せでは実現できず低消費電力化の効果も少ない。上記文献3の記載の通り、最も消費電力の低いスリープモードではコマンドが受け付けられないため、ドライブはスタンバイモード、アイドルモード、アクティブモードのいずれかの状態でなければ、コマンドに応答できない。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで本発明は、低速記録再生装置と高速記録再生装置をストレージI/Fで接続し、ストレージI/Fが自動的に低速記録再生装置に記録されている情報をディスクイメージとして保存し、媒体固有の情報を媒体情報としてストレージI/F内の仮想コマンド応答部に保存する手段を有する。
【0012】
外部I/Fに接続された装置からデータ転送を伴わない命令があった際には、低速記録再生装置に送信せずに仮想コマンド応答部が応答する。
【0013】
データ転送を伴う命令に対しては、高速記録再生装置に記録されたディスクイメージを元にストレージI/Fが応答する手段を有する。
【0014】
低速記録再生装置内の媒体が排出または低速記録再生装置が取り外されたことをストレージI/Fが検出し、高速記録再生装置に記録されたディスクイメージを削除する手段を有する。
【発明の効果】
【0015】
汎用的な記憶装置であっても本発明のストレージ装置に接続すれば、ホストPCの種類やOSの種類によらず高速化と低消費電力の効果が得られる。特に、データ転送を伴わないコマンドへの応答においては、消費電力がもっとも低いスリープモードであっても応答できるため、消費電力削減効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の好適な実施例の記録再生装置の全体構成を説明するブロック図である。
【図2】ストレージI/Fを説明するブロック図である。
【図3】外部I/Fを説明するブロック図である。
【図4】ODDのキャッシュを生成する際のフローチャートである。
【図5】Cashテーブルでの一例である。
【図6】キャッシュ後のHOSTPCからのアクセスがあった場合のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明の好適な実施形態の例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0018】
まず、図1を用いて本実施例の記録再生装置の構成を説明する。図1は、本実施例の記録再生装置の全体構成を説明するブロック図である。
【0019】
説明に先立ち、デバイスの状態に関して、スリープ状態をコマンドが受付けられない最も低消費電力状態、スタンバイ状態をコマンドは受付けるがデバイスの記録再生開始できるまで時間がかかる2番目に低消費電力状態、アクティブ状態はコマンドを受付け、記録再生開始まで時間がかからない非低消費電力状態と定義する。
【0020】
記録再生装置1は、HOSTPC2に接続され、情報の読み書きを行う記録再生装置である。記録再生装置1は、CPU(Central Processing Unit)100、メモリ101、ストレージI/F102、外部I/F103が内部バス106を介して互いに接続されている。ストレージI/F102にはODD(Optical Disc Drive)104、HDD(Hard disk drive)が接続されている。記録再生装置1は外部I/F103を介してHOSTPC2と接続されている。
【0021】
CPU100は記録再生装置1の全体動作の動作制御を行う。
【0022】
メモリ101は、メインコントローラ100のプログラム領域や一時作業領域として使用される。
【0023】
ストレージI/F102は、ストレージ制御部であって、記録再生装置1に含まれる記憶媒体の制御と外部I/F103からの読み書き要求に対する応答を行う。ストレージI/F102の構成について図2を参照しながら説明する。DP制御部201はデバイスポートを制御し、図2ではデバイスが2つ接続できるようにデバイスポートDP204とDP205をもつ。DP204にはODD104が接続され、DP205にはHDD105が接続されている。
【0024】
Cash制御部202は、DP制御部201と連携してODD104のデータをHDD105にコピーする機能とHOSTPC2からの要求をコピーの状況によって制御する。
【0025】
具体的な動作については後述する。本実施例では、ストレージI/F102はシリアルATA規格のポートマルチプライヤ(PMP)機能を実現する処理ブロックとして説明するが、複数のデバイスが接続されその伝送路の切り替えを行うものであれば同様の効果がえられ、本発明はシリアルATA規格に限定するものではない。
【0026】
仮想コマンド応答部206は、データ転送を伴わない要求があった場合に、DP制御部201がコマンドを各DPに送る代わりに、そのコマンドに対する応答を行う。これにより、DPに接続されたデバイスが最も消費電力の低いスリープ状態のままコマンドへ応答することができるようになり、消費電力を削減することができる。
【0027】
外部I/F103は、ストレージI/F102とHOSTPC2との接続制御を行う。外部I/F103の構成について図3を参照しながら説明する。外部I/F103は、ホストポートの制御を行うHP制御部301と、ホストポートHP302と、シリアルATA規格に変換するSATA I/F303を有する。シリアルATA規格にはポートマルチプライヤ(PMP)と呼ばれる機能があり、1つのシリアルATAポートに対して複数のデバイスを接続できる。ここではHOSTPC側に接続するポートをホストポート(HP)とよび、複数のデバイスを接続するポートをデバイスポート(DP)と呼ぶ。
【0028】
次に、ODD104にディスクが挿入された場合の動作について図4のフローチャートに沿って説明する。ディスクが挿入されると自動的にODD104内のデータをHDD105にコピーする(S401)。コピーは一定のブロック単位に分割して行うようにする。次にキャッシュ状態を管理するCashテーブルを更新する(S402)。Cashテーブルは、ODDに記録されたデータがHDD105にあるかどうかを判定するためのテーブルで、例えば図5に示すテーブルで実現できる。ODD104からHDD105へのコピーはODDの先頭アドレスから順にコピーすることとし、図5のテーブルはどこまでコピーできたかを表すCashed Addressと、キャッシュ状態を表すSTATUSで構成される。STATUSは図に示すrunningとDoneの2種類がある。runningはキャッシュの途中であることを表し、Doneはキャッシュ終了であることをあらわす。Cashテーブルの構成は本実施例のほかにも、アドレスごとにキャッシュ済みか否かのフラグを持ち、ODD104のデータをランダムにHDD105にキャッシュできるようにしてもよい。この場合、ODD104のアクセスがあったときにHDD105にデータをキャッシュするといったランダムなキャッシュが可能となり効率がよい。本発明はCashテーブルの構成に関して限定しない。
【0029】
次に、ODD104のデータがすべてHDD105にキャッシュされたかを確認し(S403)、すべてキャッシュしていればODD104をスリープ状態にし(S404)、そうでなければ、次のブロックをコピーする。ODD104をスリープ状態にすることで消費電力を抑えることができる。
【0030】
尚、ODD104に記録されているデータ以外にも、ディスクの状態や種別などといった管理情報もあらかじめHDD105の別領域に保存しておく。この管理情報はHDD105ではなくメモリ101や記録再生装置1の制御用プログラムの格納されているフラッシュなどの領域(図示せず)に保存してもよい。この場合HDD105もスリープ状態にすることができ、データ転送を伴わないコマンドの場合は、仮想コマンド応答部206が応答することでODD104とHDD105両方が低消費電力状態で待機できるため、より消費電力を削減することができる。
【0031】
次に、キャッシュ後にODD104へのアクセスされた場合について図6を用いて説明する。図6は、HOSTPC2から本発明の記録再生装置1に対して外部I/F103を経由してアクセスがあった場合の動作のフローチャートである。
【0032】
HOSTPC2からのコマンドがデータ転送を伴うコマンドかどうか判定し(S601)、データ転送を伴わないコマンドだった場合には、あらかじめキャッシュしていた管理情報をもとにストレージI/F102内の仮想コマンド応答部206が応答する(S603)。ここで、通常ならODD104にコマンドが送られODD104が応答するが、ストレージI/F102内の仮想コマンド応答部206が応答するため、ODD104およびHDD105の消費電力を削減できる。
【0033】
S601にてHOSTPC2からのコマンドがデータ転送を伴うコマンドであった場合には、既にODD104のデータがHDD105にキャッシュされているアドレスかどうかを判定する(S602)。この時、前述したCashテーブルを参照しHOSTPC2からのアクセスがHDD105内に格納されているかを判定できる。このテーブルはODD104からHDD105にキャッシュしている最中であっても、前述したとおりブロック単位でコピーされるため、キャッシュ動作とHOSTPC2からのアクセスに対して効率よく応答することができる。
【0034】
S602にて、キャッシュ済みであればHOSTPC2からのアクセス要求をHDD104に変換し、対応したアドレスをHDD105から読出し、HOSTPC2に応答する(S604)。この時、HDD105に比べて低速なデバイスであるODD104にアクセスしないため、高速読出しが可能となる。さらに、すべてHDD105にキャッシュされている状態であれば、ODD104はスリープ状態のままで読出しができるため、消費電力を削減することができる。
【0035】
次に、S602にてキャッシュ済みでなければODD104にそのままコマンドを送信する(S605)。この際、HOSTPC2からのアクセスを優先させるため、キャッシュの動作を一時的に停止してもよい。するとキャッシュ動作によってHOSTPC2からのアクセスが遅くなってしまうといった課題を回避できる。
【0036】
次に、ディスクが取り出された時の動作について説明する。ディスクの取出しにはHOSTPC2からのコマンドによって取り出される場合と、ODD104にあるイジェクトボタンによって取り出される場合と、物理的に強制排出する場合がある。ディスクがコマンドまたはボタンで排出される時は、記録再生装置1が取り出しを検出した時点で、HDD105に生成されたキャッシュを削除する。また、物理的に強制排出された場合は記録再生装置1がディスクの有無を判定できない。そこで、記録再生装置1のストレージI/F102が定期的にODD104を監視し、ディスクが空になっていないかもしくは別のディスクが挿入されていないかを確認し、変更があれば即座にHDD105にされたキャッシュを削除する。これにより、ODD104に挿入されたディスクの内容を不正に取得できないようになる。
【0037】
尚、HDD105に生成されるキャッシュは暗号化して記録するとさらに安全性が高まる。また、キャッシュの削除方法について、ストレージI/F102が管理する前述のCashテーブルの内容のみを変更する方法と、Cashテーブルを変更しHDD105の対応データをすべて消去する方法があり、前者は高速に動作させることができ、後者は確実に消去できるといった利点がある。
【0038】
また、ODD104にセットされたディスクが著作権保護されたディスクであると判定する手段をストレージI/F102に搭載し、著作権保護されたディスクであればキャッシュ制御を行わないようにすることで不正コピーの可能性を最小限に抑えることができる。
【0039】
なお、本発明の構成は、前述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。例えば、ストレージI/Fに接続された低速デバイスはテープドライブやMOなどがあげられ、高速デバイスとしてSSD(Solid State Drive)やRAMディスクなどがある。
【0040】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
【符号の説明】
【0041】
100…CPU、101…メモリ、102…ストレージI/F、103…外部I/F、201…デバイスポート(DP)制御部、202…CASH制御部、204…デバイスポート(DP)、205…デバイスポート(DP)、206…仮想コマンド応答部、301…ホストポート(HP)制御部、302…ホストポート(HP)、303…シリアルATA(SATA)I/F

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のデバイスに情報を記録または前記複数のデバイスから情報を再生する記録再生装置であって、
外部装置との間で情報の送受信を行う外部インタフェース部と、
前記複数のデバイスを制御するストレージ制御部とを有し、
さらに、前記ストレージ制御部はキャッシュ制御部と仮想コマンド応答部を有し、
前記キャッシュ制御部は、
前記ストレージ制御部が第一のデバイスの一部領域に第二のデバイスのデータを複製し該第二のデバイスを省電力モードに移行させた後に、前記外部装置へのデータ転送を伴うコマンドが前記外部装置から前記第一のデバイスに対して要求された場合、前記第一のデバイスに代わり前記第二のデバイスからデータを再生するものであり、
前記仮想コマンド応答部は、
前記外部装置へのデータ転送を伴わないコマンドが前記外部装置から前記第一のデバイスに対して要求された場合、前記第一のデバイスに代わり前記外部装置に応答するものであることを特徴とする記録再生装置。
【請求項2】
請求項1記載の記録再生装置であって、
前記第二のデバイスが取り外しまたは、媒体の取り出しが行われたときには、
前記第一のデバイスの一部領域に記録された複写済みデータを削除することを特徴とする記録再生装置。
【請求項3】
請求項1または2いずれか一項記載の記録再生装置であって、
前記第二のデバイスから前記第一のデバイスの一部領域に複写中の転送アドレスを不揮発のメモリに保存し、転送が中断されても転送を再開することを特徴とする記録再生装置。
【請求項4】
請求項3記載の記録再生装置であって、
転送アドレスを記憶する不揮発のメモリとして前記第一のデバイスの一部領域を共用することを特徴とした記録再生装置。
【請求項5】
請求項1から4いずれか一項記載の記録再生装置であって、
前記第二のデバイスから前記第一のデバイスの一部領域に複写する際に、暗号化して保存することを特徴とした記録再生装置。
【請求項6】
請求項1から5いずれか一項記載の記録再生装置であって、
前記第一のデバイスの一部領域を複数有し、
前記第二のデバイスに読み込み専用の記録媒体が挿入された際に、
前記第一のデバイスの一部領域にすでに複写済みである場合には複写を行わず、
前記外部装置から前記第二のデバイスへのアクセスに対し前記第一のデバイスに複写済みの領域からデータを読出すことを特徴とする記録再生装置。
【請求項7】
請求項1から6いずれか一項記載の記録再生装置であって、
前記第二のデバイスから前記第一のデバイスの一部領域に複写する際に、
前記第二のデバイスが著作権保護されたコンテンツである場合には、
前記第一のデバイスの一部領域に複写しないことを特徴とする記録再生装置。
【請求項8】
請求項1から7いずれか一項記載の記録再生装置であって、
少なくともひとつのデバイスが光ディスクドライブであり、
少なくともひとつのデバイスがハードディスクドライブである記録再生装置。
【請求項9】
請求項1から7いずれか一項記載の記録再生装置であって、
少なくともひとつのデバイスが光ディスクドライブであり、
少なくともひとつのデバイスがソリッドステートドライブである記録再生装置。
【請求項10】
請求項1から9いずれか一項記載の記録再生装置であって、
前記外部インタフェース部がシリアルATA規格に準拠し、
前記ストレージ制御部がシリアルATA規格のポートマルチプライヤ機能によって接続されているように制御することを特徴とする記録再生装置。
【請求項11】
請求項10記載の記録再生装置であって、
前記外部インタフェース部に接続された装置からシリアルATA規格に準拠したベンダーユニークコマンドによって、前記第一のデバイスの一部領域に前記第二のデバイスのデータを複製する処理を行うかどうかを切り替えることを特徴とする記録再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−113626(P2011−113626A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−270989(P2009−270989)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【出願人】(509189444)日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 (998)
【出願人】(501009849)株式会社日立エルジーデータストレージ (646)
【Fターム(参考)】