説明

調理台と調味料収納庫

【課題】調理台の天ぷら鍋、IH電磁調理器、各種容器、調味料等を区分収納することにより、簡単に調理作業が行えるシステムキッチンを提供する。
【解決手段】調理台Mの天板を4箇所天板1、天面開閉扉2、天面開閉扉3、天面開閉扉4に分割された天面板で、大型容器の収納庫Aと電気コードの収納庫Bと調理器具の収納庫Cに区分され、天板1の下部にはスライド棚板(左側上段)7、(左側中段)8を設け、天面開閉扉2の下部にはスライド棚板(右側上段)9が設けられていて、調理台Mの天面開閉扉3・4の上部には調味料収納庫Uが設置され、不揃いの調味料容器は横長の箱型を3箇所に区分された棚板41・42を設け前面にはガラス引戸43の上部と、さらに薄型の下部の棚板44を設けて、前面にはガラス引戸45を設けられ分別された収納庫である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は調理台と調味料収納庫に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図13に示すように熱源となる、ガスコンロ又は、IHクッキングヒーターSで鍋46、フライパン47、の調理作業を終了し、後片付けを行い次に揚げ物料理で海老フライの調理例を手順に基づいて説明を行う、収納されているガス台T、流し台N、などから調える調理器具、容器、は図14に示すように各容器を準備して、揚げ物食材(海老)51、を塩、コショーをして薄力粉22、溶き卵52、パン粉23、を付けて、加熱された天ぷら鍋37で揚げて、油切り容器(バット)39へ移し、油入れ容器40、に重ねてある、油こし器49、天かすすくい50、で揚げかすを取る、調理中に手にパン粉などが付いているので、手水用のボール54、を用意して、手ふきタオル55、で手をふく、そして配置、配列などには最小限度の幅Wが必要とされている。
【0003】
【特許文献1】 特公平7−63421号広報 第6図 参照。
【0004】
整理、整頓された流し台、ガス台、の内部又はガスコンロ付近に調味料が置かれていて、酒、酢、しょうゆ、ソース、砂糖、塩(容器に入れたもの)、味の素カレー粉、コショー、エッセンスなどの容器が30mlから2lまで不揃いになっている、そして流し台、ガス台の内部に収納されている奥部の収納物が取り出しが不便で見えにくい状態になっている。
【0005】
【特許文献2】 特開平9−266826号広報 参照。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし従来の技術において、流し台、ガス台などに収納されている揚げ物調理器具、容器などを調えて調理ができるもので、調理の手順としては最初に揚げ物調理を実施すると使用した器具、容器の置き場所に手間取り特に加熱されている天ぷら鍋は火傷のおそれがあり片付けなければならない。
【0007】
そして鍋、フライパンなどの使用する調理作業において、多忙に使用する調味料はガスコンロ又は、IHクッキングヒーターなどの付近に配置されてはいるけど不揃いの調味料容器があるため収納が乱雑になりがちで作業効率が悪くて又、流し台、ガス台の内部に収納されている奥部の常温食材、収納物が取り出しに不便のため賞味期限の忘れがちにされている。
【0008】
又、流し台、ガス台、厨房家具などに収納されているホットプレートの収納場所が不定であり、そしてごみの減量、資源化の協力によりごみ箱の分別が多いので、室外に出せれない賃貸住宅、アパートなどはごみ出しの指定日まで保管しなければならない、したがって室内に置くと部屋が狭く置き場所に思案のもとである。
【0009】
本発明は、上述した従来の技術を解決しようとする問題を最良の形態で、調理をする場合において無駄な労力を省くものであり、即座に手際よく調理ができる調理台と調味料収納庫を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る調理台と調味料収納庫は、揚げ物調理に必要とする、IH電磁調理器、油切り容器(バット)、油入れ容器、天ぷら鍋、は調理台の天面開閉扉を開けて、IH電磁調理器に天ぷら鍋を載置し食用油を入れて電源を入れ、温度設定を合せるだけで簡単で敏速に行なわれて、しかも流し台、ガス台などに収納されていたものを準備しなくても手間が省けられて又、天面開閉扉は開けた状態で油汚れの役割を果しているフード・カバーでもあり、調理終了後は、電源を切って天面開閉扉を閉じれば、加熱された天ぷら鍋は片付けなくても通常の調理台の天板として作業ができることを特徴とする。
【0011】
又、温度設定に達するまでに、従来の技術に示したものを準備して、容器は調理台の天板の下部に設けてある、スライド棚板に収納された薄力粉容器(バット)、パン粉容器(バット)、を天板に載置し、さらに溶き卵容器(ボール)、揚げ物食材容器(バット・海老)を載置して配列し、揚げ物調理が行なわれる、容器の出し入れはスライド棚板によって簡単に手際よく行うことができる。
【0012】
そして、調理台の天板は4箇所に分割された天板で、天板の奥部には分割された大型容器の収納庫と電気コードの収納庫を設け、収納物が出し入れ自在な天面開閉扉が両方に設置され、天面開閉扉を閉じた時に通常の天板と同時に調理作業が支障なく行えるように、回転取手金具(床下用)が取り付けられ電気コードの収納庫にはコンセント付きプラグが内蔵され、コンセントからホットプレート・ミキサーなどに接続する電気コード用の穴が天面開閉扉に、開けられ開けられた穴には油汚れ、感電、ホコリ、防止用のキャップが付けられていて、しかも、スライド棚板に収納されているホットプレートは容易に取り出しができ、調理台の天板、天面開閉扉に載置して焼物調理が行えるように効率よくなっている。
【0013】
又、前面開閉扉を開けると、下段のスライド棚板に載置された、ごみ箱30l容器4個分は不燃物の(アルミ缶)(スチール缶)(瓶−無色・茶色)(ペットボトル)、などの空容器が収納される下段のスライド棚板で、ごみ箱を別の場所に置き替えられ、利用しない時は、下段のスライド棚板は側板に取り付けてあるスライド金具(側板用)に差し替えて、差し替えられた下段のスライド棚板と底板の間隔に引き出し箱を設けられるように形成され、引き出し箱は、乾物食材類、缶詰食品などが収納できて、屈んで引き出し箱を手前に引けば奥部の常温食材が明瞭で、賞味期限の点検に役立ち、尚、乾燥剤を入れると好ましい。
【0014】
そして不揃いの調味料容器は、酒、酢、しょうゆ、ソース、砂糖、塩、(容器に入れたもの)、味の素、カレー粉、コショー、エッセンスなどで、これらの容器を身体的に出し入れが容易の配置にされ、味付け調理に重視された横長の箱型を、3箇所に区分される棚板を設け、容器に大きさに合せて、調味料(1l)容器が従列2本を、並列に収納される棚板と砂糖、塩(容器に入れたもの)などが並列に収納される棚板で載置できるように形成され、前面にはガラス引戸を設ける上部の収納庫で、さらに下部には小物容器(味の素・カレー粉・コショー・エッセンス)などが並列に収納される棚板を設け、載置できるように形成され、前面にはガラス引戸を設ける薄型の収納庫で形成されたものを特徴とする調味料収納庫。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1、は調理台の天板を4箇所 天板1、天面開閉扉2、天面開閉扉3、天面開閉扉4、に分割された天板で大型容器の収納庫Aと電気コードの収納庫Bと調理器具の収納庫Cに分別され、大型容器の収納庫と電気コードの収納庫には天面開閉扉3・4が付けられ、開閉するときの回転取手金具(床下用)5・6が設けられている、前面には天板の下部にスライド棚板(左側上段)7、スライド棚板(左側中段)8、スライド棚板(右側上段)9と前面開閉扉10・11・12・13・が設けられた調理台Mで、調理台の上部には調味料収納庫Uが設置され、不揃いの調味料容器が収納されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の全体をあらわす斜視図である。
【符号の説明】
1 天板 2 天面開閉扉
3 天面開閉扉 4 天面開閉扉
5 回転取手金具(床下用) 6 回転取手金具(床下用)
7 スライド棚板(左側上段) 7 スライド棚板(左側中段)
9 スライド棚板(右側上段) 10 前面開閉扉
11 前面開閉扉 12 前面開閉扉
13 前面開閉扉 A 大型容器の収納庫
B 電気コードの収納庫 C 調理器具の収納庫
M 調理台 U 調味料の収納庫
【0016】
図2に示すように、天面開閉扉4を開けると電気コードの収納庫Bが設けられていて、コンセント付きプラグ16・17が内蔵されており、天面開閉扉4には調理電化製品の電気コード18用の穴14が開けられ、開けられた穴には感電、ホコリ防止用のキャップ15が設けられ又、コンセント16からIH電磁調理器へ接続19できる電気コードの収納庫で、隣接する大型容器の収納庫Aは調味料容器(2l)20が収納できる収納例をあらわしたもので、調味料収納庫Uと調理台Mの大型容器の収納庫Aで身体的に調理作業の労力が省かれるものとなる。
〔図面の簡単な説明〕
【図2】
大型容器の収納庫と電気コードの収納庫の斜視図。
〔符号の説明〕
14 電気コード用の穴 15 感電、ホコリ防止用のキャップ
16 コンセント 17 プラグへ接続
18 調理電化製品の電気コード 19 IH電磁調理器へ接続
20 調味料容器(2l)
【0017】
そして、図3はスライド金具(棚板用)28aは、スライド棚板7・8・9・21に取り付けられ、各スライド棚板の前板31は手で握れる程度のもので、各容器(バット)22・23・24・25・26・27の止め板30を付けて、スライド金具(側板用)29aと組み立てられて前後に作動し、収納物出し入れが簡単にでき使い勝手が良い又、図4は、ごみ箱(30l)容器4個分をあらわす
〔図面の簡単な説明〕
【図3】
容器(バット)とスライド金具の組み立て方法を示した斜視図。
〔符号の説明〕
21 スライド棚板(左側下段) 22 薄力粉容器(バット)
23 パン粉容器(バット) 24 片栗粉容器(バット)
25 ピーナツ容器(バット) 26 アーモンドスライス容器(バット)
27 みじん粉容器(バット) 28a スライド金具(棚板用)
29a スライド金具(側板用) 30 各容器(バット)の止め板
31 各スライド棚板の前板
〔図面の簡単な説明〕
【図4】
ごみ箱(30l)容器の斜視図。
〔符号の説明〕
32 ごみ箱(30l)容器
【0018】
又、図5は前面開閉扉10を開けると、スライド棚板(左側下段)21が設けられ、台所から出る空容器のアルミ缶、スチール缶、瓶、ペットボトルはごみ箱に整理され、ごみ箱(30l)容器4個分が載置されるスライド棚板(左側下段)21に収納することによって見映えが良く、またごみ箱の置き場所があって利用しない時は側板33・34に取り付けてあるスライド金具(側板用)29aに差し替えられるように設けたものである。
〔図面の簡単な説明〕
【図5】
スライド棚板(左側下段)と差し替え用のスライド金具(側板用)の斜視図。
〔符号の説明〕
33 側板 34 側板
【0019】
そして、図6は差し替えられたスライド棚板(左側下段)21と底板35の間隔に引き出し箱36aを設けて、乾物食品類、缶詰食品などが収納されるもので湿気予防に乾燥剤を入れると好ましい。
〔図面の簡単な説明〕
【図6】
差し替えられたスライド棚板(左側下段)と底板の間隔に引き出し箱を設けた斜視図。
〔符号の説明〕
35 底板 36a 引き出し箱
【0020】
そして、図7に示すように調理器具の収納庫Cに設けられた揚げ物調理に必要とする、天ぷら鍋37、IH電磁調理器38、油切り容器(バット)39、油入れ容器(ポット)40は天面開閉扉2を開けて、油入れ容器(ポット)に入れてある食用油を天ぷら鍋に投入し、IH電磁調理器の電源を入れ、温度設定を合せるだけでこれらの準備が省けられ簡単である、しかも天面開閉扉は開けた状態で油汚れの役割を果しているフードカバーでもあり、温度設定に達するまでに天板1の下部に設けてある、スライド棚板(左側上段)7に収納されている薄力粉容器(バット)22、パン粉容器(バット)23と他の容器を天板に載置して揚げ物調理が手際よく行なわれる。
【0021】
又、調理終了後はIH電磁調理器38の電源を切って天面開閉扉2を閉じれば通常の天板で、台所の作業が行なわれて、後片付けの手間も省かれ火傷の心配がなく、そして調理台Mの天板1の奥部に設けてある大型容器の収納庫Aは調味料容器(20l)20が収納される収納庫で、特殊な揚げ物料理のピーナツ容器(バット)25、アーモンドスライス容器(バット)26、みじん粉容器(バット)27はスライド棚板(左側中段)8に収納され、また、手ふき用タオル55、手水用ボール54、などの載置されるスライド棚板(右側上段)9の収納例で整理されている。
【0022】
そして、スライド棚板(左側下段)21はスライド金具(側板用)29aに差し替えられた底板35との間隔に、引き出し箱36aを設けられるように形成された機能的な構造になっている。
【0023】
又、天面開閉扉3・4の上部には不揃いの調味料が収納される調味料の収納庫Uが設置され、横長の箱型を3箇所に区分された棚板で、酒、酢、しょうゆ、ソースなどの調味料容器(1l)は棚板41に載置し、砂糖、塩などの容器は棚板42に載置し、前面にはガラス引戸43が設けられる上部と、さらに下部には薄型の小物容器(味の素・カレー粉・コショー・エッセンス)など棚板44に載置し、前面にはガラス引戸45が設けられ形成されたもので、30mlから2l容器20、までの調味料は調理台の大型容器の収納庫Aと調味料の収納庫Uで整理整頓され使い勝手が良くなっている。
〔図面の簡単な説明〕
【図7】
機能的な構造を示す調理台と調味料の収納庫の断面図。
〔符号の説明〕
37 天ぷら鍋 38 IH電磁調理器
39 油切り容器(バット) 40 油入れ容器(ポット)
41 酒、酢、しょうゆ、(1l) 42 砂糖、塩などの容器の載置、棚板
容器などの載置、棚板
43 ガラス引戸(上部) 44 小物容器(味の素・カレー粉)など
の載置、棚板
45 ガラス引戸(下部)
【0024】
そして、図8に示すように従来のガス台Tに載置されているガスコンロ又はIHクッキングヒーターSなどに鍋46、フライパン47などの調理中に発明された調理台Mで、揚げ物調理が同時併行に行えるもので、調理台の天面開閉扉2を開けると調理器具の収納庫Cには天ぷら鍋37、IH電磁調理器38、油切り容器(バット)39、油入れ容器(ポット)40などが収納されていて、油入れ容器(ポット)に入れてある食用油を天ぷら鍋に投入し、複数の吊り金フック48に掛けられた油こし器49、天かすすくい50を油入れ容器(ポット)に載置して、IH電磁調理器の電源を入れ温度設定を合せるだけで準備が調えられ、温度設定に達するまでにスライド棚板(左側上段)7に収納されている薄力粉容器(バット)22とパン粉容器(バット)23を用意し、他に揚げ物食材、海老容器(バット)51と溶き卵(ボール)52を天板1に載置して海老フライ料理が行える、又、調理中は換気栓の電源を入れ、天面開閉扉は開けた状態で油汚れの役割を果しているフード・カバーでもあり、パン粉など手に付いているものを手水用のボール54と手ふきタオル55をスライド棚板(右側上段)9を手前に引いて載置されると好ましい。
〔図面の簡単な説明〕
【図8】
従来のガス台、IHクッキングヒーターと隣接する、調理台と調味料の収納庫の正面図。
〔符号の説明〕
46 鍋 47 フライパン
48 吊り金フック 49 油こし器
50 天かすすくい 51 揚げ物食材
52 溶き卵(ボール) 53 換気栓の電源
54 手水用のボール 55 手ふきタオル
【0025】
又、図9は不揃いの調味料容器30mlから2lまでの大きさを区分によって収納された調味料の収納庫Uで、直立姿勢で最も出し入れがし易い、棚板41・42・44を設けて前面にはガラス引戸が上部43と下部45に分別され、目の視野で一目瞭然であり手の届く配置にされて、天面開閉扉3を開けると大型容器の収納庫Aが設けられていて、調味料容器(2l)20が収納されるように形成されている。
〔図面の簡単な説明〕
【図9】
直立姿勢で調味料が出し入れできる収納例の断面図。
【0026】
そして、図10に示すように差し替えられたスライド棚板(左側下段)21と底板35との間隔に引き出し箱36aを設け、乾物食品類、缶詰食品などの奥部の物が出し入れ簡単で賞味期限の点検にもすぐれ又、電気製品のホットプレート56は横長で重いもので取り扱いと収納場所に問題があった、それをスライド棚板(左側下段)21に載置されると体形的に負担が軽く、調理台Mの天板1と天面開閉扉2・3・4で焼き物料理が手軽にできるものである、スライド棚板7・8・9は前後に動く機能的な役割をあらわしている。
〔図面の簡単な説明〕
【図10】
屈んで収納物が出し入れできる収納例の断面図。
〔符号の説明〕
56 ホットプレート
【0027】
又、図11は図8の正面図に基づいて理解を得るためにあらわした斜視図で調理台Mのスライド棚板(左側上段)7は、薄力粉容器(バット)22、パン粉容器(バット)23、片栗粉容器(バット)24が収納されていて、その下部のスライド棚板(左側中段)8は特殊な揚げ物料理に使用する、ピーナツ容器(バット)25、アーモンドスライス容器(バット)26、みじん粉容器(バット)27が収納されるように形成されている。
〔図面の簡単な説明〕
【図11】
揚げ物料理が同時併行できる調理例の斜視図。
【0028】
そして、図12に示すように、本願発明の調理台と調味料収納庫M・Uは、台所室内に増設台として設けられ、また近年、調理電化製品が多く、これらの製品を使い勝手が良くできるもので、新築、リフォームに適している。
〔図面の簡単な説明〕
【図12】
台所室内に増設台として設置例を示した、調理台と調味料収納庫の斜視図。
【0029】
〔図面の簡単な説明〕
【図13】
従来の調理例で鍋、フライパンを使用する場合の斜視図。
〔符号の説明〕
46 鍋 47 フライパン
N 流し台 S IHクッキングヒーター
T ガス台
【0030】
〔図面の簡単な説明〕
【図14】
従来の揚げ物調理例の斜視図。
〔符号の説明〕
22 薄力粉容器(バット) 23 パン粉容器(バット)
37 天ぷら鍋 39 油切り容器(バット)
40 油入れ容器(ポット) 50 天かすすくい器
51 揚げ物食材容器(バット)海老52 溶き卵(ボール)
54 手水用容器(ボール) 55 手ふきタオル
W 最小限度の幅
【発明の効果】
【0031】
上述したように、本発明の調理台と調味料収納庫は、揚げ物調理に必要とする天ぷら鍋、IH電磁調理器、油切り容器(バット)、油入れ容器(ポット)などは調理器具の収納庫に収納されていて、揚げ物調理を行う時はこれらの器具、容器を準備しなくても天面開閉扉を開けて、IH電磁調理器に載置されている天ぷら鍋に、油入れ容器に納められた食用油を投入し、電源を入れ、温度設定を合すだけで簡単で、しかも、天面開閉扉は開けた状態で油汚れの役割を果しているフードカバーでもあり、又、温度設定に達するまでに薄力粉容器(バット)、パン粉容器(バット)などが、スライド棚板から直ちに取り出しができて天面板に載置され、揚げ物調理が敏速に行なわれ、そして調理終了後はIH電磁調理器の電源を切って、加熱された天ぷら鍋の食用油は、油入れ容器(ポット)に移し替えて、天ぷら鍋は洗い物として、流し台のシンクへ片付け、天面開閉扉を閉じれば通常の天板であり、調理作業ができて火傷の心配もなく、後片付けの手間も省かれて簡単に手際よく行える調理台である。
【0032】
そして、調理台の天面板の奥部は、大型容器の収納庫と電気コードの収納庫に分別されていて、2l容器の調味料は大型容器の収納庫に納められ、調理電化製品に付いている電気コードは、電気コードの収納庫の内部に設けられたコンセントと接続ができて、又、開閉自在な天面開閉扉が各各に設けられ、通常の天板と同様に変りなく、調理作業に支障なく行えるように、回転取手金具(床下用)が各各に取り付けられ、しかも前面開閉扉を開けると、スライド棚板に載置されているホットプレートを使用して、広い天面板で焼物料理が行うことができる使い勝手が良好となる調理台。
【0033】
又、調理台の前面開閉扉を開けると下段のスライド棚板はごみ箱30l容器4個分が載置されていて、ごみ箱の分別は不燃物のアルミ缶、スチール缶、瓶、ペットボトルなどが収納されることで、台所の部屋が広く使われる、そして、ごみ箱が他所に載置され不用の場合は、下段のスライド棚板は側板に取り付けられているスライド金具(側板用)に差し替えて、差し替えられた下段のスライド棚板と底板の間隔に、引き出し箱を設け引き出し箱は常温食材、乾物食品、缶詰食品などが収納され屈んで手前に引けば奥部の収納物が取り出しが簡単で、しかも一目瞭然で賞味期限の点検にも役立つ調理台である。
【0034】
そして、不揃いの調味料容器は、容器別に区分される横長の箱型で棚板を設け、調味料(1l)容器が従列2本を、並列に載置される棚板と砂糖、塩などを入れた容器が並列に載置される棚板で、前面にはガラス引戸が設けられた上部の収納庫と下部にはさらに薄型の棚板で、小物容器(味の素、コショー、エッセンス)などで前面にはガラス引戸が設けられ、分別されていて、設置場所は直立姿勢で取り出し入れが容易の高さに設けられているために、味付け調理が簡単で、しかも、ガラス引戸によって調味料の残量が視野に入り不足分の買い物にすぐれている調味料収納庫である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理台の天面板は、4箇所に分割された天板で天面開閉扉は3箇所に設けられ、天板の奥部には大型容器の収納庫と電気コードの収納庫に分別されていて、開閉自在な2箇所の天面開閉扉には各各に、回転取手金具(床下用)が設けられ、電気コードの収納庫に設けられた天面開閉扉には、調理電化製品の電気コード用の穴が開けられ、開けられた穴には、油汚れ、感電、ホコリ、防止用のキャップが取り付けられ形成されたことを特徴とする調理台。
【請求項2】
揚げ物調理に必要とする、天ぷら鍋、IH電磁調理器、油切り容器、油入れ容器、が収納されている調理器具の収納庫は、開閉自在な天面開閉扉が取り付けられ、調理器の収納庫と隣接する天板の下部にはスライド棚板が設けられ、さらに下部には前面開閉扉が取り付けられ、前面開閉扉を開けると下段のスライド棚板が設けられていて、下段のスライド棚板は側板に取り付けられているスライド金具(側板用)に差し替えて、差し替えられた下段のスライド棚板と底板の間隔に、引き出し箱を設けて設置できるように形成された、機能的な構造を特徴とする調理台。
【請求項3】
調理台の天面板の奥部に、大型容器の収納庫と電気コードの収納庫に設けてある両面開閉扉の上部に、横長の箱型で3箇所に区分される横長の棚板を設け、調味料(1l)容器が従列2本を、並列に載置される棚板と、砂糖塩などを入れた容器が並列に載置される棚板を設け、前面にはガラス引戸が取り付けられた上部と、さらに薄型の小物容器(味の素、一味、コショー)などが載置される棚板を設け、前面にはガラス引戸が取り付けられた下部に分かれて、形成されていることを特徴とする調味料収納庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2007−222633(P2007−222633A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−42915(P2007−42915)
【出願日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【出願人】(305057143)
【Fターム(参考)】