説明

負荷駆動装置及び負荷駆動方法

【課題】 EMIノイズのピークレベルを増大させずに、かつ、ビートノイズの発生を抑制して、2個1組の負荷を制御する。
【解決手段】 2個1組の第1、第2の負荷31、32を駆動する第1、第2の駆動手段21、22と、駆動手段21、22を制御する第1、第2の制御信号を出力する制御手段23とを設け、制御手段23に周期的に変化する第1、第2のPWM制御信号のキャリア周波数fc1、fc2を決定するキャリア周波数決定手段44を設け、キャリア周波数fc1、fc2の平均周波数、キャリア周波数fc1、fc2の周期的な変化を示す周波数変化波形の振幅及び周期を等しくし、かつ、キャリア周波数fc1、fc2の周波数変化波形の位相差を180度とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスイッチを電気的にオンオフさせることで負荷を駆動する負荷駆動装置及び負荷駆動方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
モータ、照明、インバータ、DC−DCコンバータ等、スイッチを電気的にオンオフさせることで駆動若しくは制御する機器(負荷)が多く存在している。これらの機器では、駆動時のスイッチングに伴なって電磁気ノイズ(以降、EMI(electromagnetic interference)ノイズと言う)が発生する。このEMIノイズは、通信機器の送受信障害や電子機器の誤動作を招く可能性があるため、抑制する必要がある。
【0003】
EMIノイズを抑制するための従来技術の一例として、特許文献1に記述されるものがある。これは、PWM(pulse width modulation)制御を用いてステッピングモータを駆動する場合に、キャリア周波数が一定の場合は、キャリア周波数の整数倍の周波数において、鋭い(帯域の狭い)ノイズスペクトルが発生し、EMIノイズが上昇する。このため、PWM制御における制御基本周波数(以降、キャリア周波数と言う)を一定にするのではなく、時間的に変化させることにより、鋭いノイズスペクトルの周波数を時間的に変化させ、鋭いノイズスペクトルの帯域を拡散し、ノイズスペクトルのピークレベルを低減しようとするものである。このキャリア周波数を時間と共に変化させ、EMIノイズを抑制する手法はスペクトラム拡散と呼ばれる手法である。
【0004】
【特許文献1】特開平7−99795号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、このようなEMIノイズの抑制手段においては、例えば自動車用の前照灯やワイパのように、2個1組で同様の動作を行わせる負荷を同時に駆動する場合には不都合が生じる。即ち、2個の負荷には同時に同様の動作をさせることから、制御手段から同じ制御信号が同時に与えられることになる。この場合、2個1組の負荷を同時に同様の動作をさせることは何ら問題はないが、1個の負荷を単独で動作させた場合と比較して、2個1組の負荷を同時に動作させた場合、EMIノイズが加算され、ピークレベルが2倍に(3dB)増大してしまうという問題がある。
【0006】
更に、2個1組の負荷を同時に駆動させる際に、同じ制御信号で駆動させる構成としても、制御手段から各負荷までの信号伝送経路に差が生じる場合には、この信号伝送経路の差による時間遅れが生じる。この時間遅れは各負荷に対する2つのキャリア周波数の間で周波数の違い、即ち、周波数差を生じ、その周波数差に起因するノイズであるビートノイズが発生する。一般に、信号伝達経路は固定されて変化しないことから、この信号伝達経路による時間遅れは常にほぼ一定になり、周波数差は常にほぼ一定となる。従って、発生するビートノイズは帯域の狭い(鋭い)周波数スペクトルとなり、レベルの高い不快な音響ノイズが発生するという問題がある。
【0007】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、EMIノイズのピークレベルを増大させずに、かつ、ビートノイズの発生を抑制して、2個1組の負荷を同時に駆動する負荷駆動装置及び負荷駆動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明においては、制御手段からの第1の制御信号で第1の駆動手段を制御し、第2の制御信号で第2の駆動手段を制御し、第1、第2の制御信号の第1、第2の制御基本周波数を周期的に変化させ、かつ、第1、第2の制御基本周波数の周波数差を経時的に変化させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る負荷駆動装置及び負荷駆動方法においては、第1、第2の制御基本周波数を周期的に変化させ、かつ、第1、第2の制御基本周波数の周波数差を経時的に変化させ、第1の制御信号で第1の駆動手段を制御し、第2の制御信号で第2の駆動手段を制御することで、EMIノイズのピークレベルを増大させずに、かつ、ビートノイズの発生を抑制して2個1組の負荷を制御することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
第1の実施の形態
図1は本発明に係る負荷駆動装置の基本構成を示す図である。20は本発明に係る負荷駆動装置であり、第1、第2の負荷31、32を駆動する第1、第2の駆動手段21、22と、駆動手段21、22に第1、第2のPWM制御信号を出力する制御手段23とを有している。10は駆動手段21、22に電力を供給する電源である。また、制御手段23は、第1、第2のPWM制御信号の周波数である第1、第2のキャリア周波数fc1、fc2(制御基本周波数)を決定するキャリア周波数決定手段44、キャリア周波数決定手段44で決定されたキャリア周波数fc1、fc2の三角波を発生する三角波発生手段43、45、2個1組の負荷31、32に所望の動作をさせるための指令を出力する指令手段41、三角波発生手段43、45からの三角波と指令手段41からの指令に基づき第1、第2のPWM制御信号を生成し、駆動手段21、22に出力するPWM信号発生手段42、46を有している。
【0011】
ここに2個1組の負荷31、32は、例えば自動車のワイパ用モータや前照灯といった負荷で、それぞれが同時に同様の動作をし、かつ、スイッチングによりその動作が制御される負荷である。かかる構成とすることにより、制御手段23からの第1、第2のPWM制御信号に基づき、駆動手段21、22を介して、それぞれ独立して直接に駆動することができる。
【0012】
次に、図2に示すフローチャートにより図1に示した負荷駆動装置の動作、即ち、負荷駆動方法を説明する。先ず、S10の駆動開始後、S11においてキャリア周波数決定手段44によりキャリア周波数fc1、fc2を決定し、三角波発生手段43に決定した周波数fc1を、三角波発生手段45に決定した周波数fc2を出力する。次に、S12において三角波発生手段43、45は、それぞれ指示されたキャリア周波数fc1、fc2の三角波を発生させ、発生した三角波をPWM信号発生手段42、46に出力する。同じタイミングで、S13において負荷31、32に所望の動作をさせるための指令を指令手段41からPWM信号発生手段42、46に出力する。次に、S14においてPWM信号発生手段42、46は、負荷31、32に所望の動作をさせるための第1、第2のPWM制御信号を生成する。第1、第2のPWM制御信号は、例えば三角波比較で生成され、負荷31、32に所望の動作をさせるための指令手段41からの指令と三角波発生手段43、45からの三角波信号を比較して、その大小関係から生成される。PWM信号発生手段42で生成された第1のPWM制御信号は駆動手段21に、PWM信号発生手段46で生成された第2のPWM制御信号は駆動手段22に出力される。続いて、駆動手段21は第1のPWM制御信号に従い負荷31を駆動し、駆動手段22は第2のPWM制御信号に従い負荷32を駆動する。最後に、S15において、動作を終了するか否かを判断し、動作を継続する場合にはS11に戻り同様の動作を繰返し、終了する場合にはS16に進み終了する。
【0013】
次に、キャリア周波数決定手段44におけるキャリア周波数fc1、fc2の決定方法について説明する。まず、キャリア周波数fc1、fc2は、それぞれ負荷31、32を駆動させる第1、第2のPWM制御信号のキャリア周波数であるため、負荷31、32を駆動するのに適切な値とする必要がある。また、スペクトラム拡散制御において、キャリア周波数fc1、fc2の各EMIノイズが合成されることによるEMIノイズの上昇を抑制するため、そのキャリア周波数fc1、fc2の周期的変化を示す周波数変化波形の振幅と周期は、EMIノイズを低減するのに適当な値に決める必要がある。更に、キャリア周波数fc1、fc2は、負荷31、32を制御する際のスイッチング回数に対応するから、キャリア周波数fc1、fc2が高くなればなるほどスイッチング損失が大きくなる。また、キャリア周波数fc1、fc2が人間の聴取可能な帯域、例えば20kHz以下の場合は、音響雑音の発生が予測され好ましくない。従ってキャリア周波数fc1、fc2は、これらの全てを考慮して決定する必要がある。
【0014】
次に、キャリア周波数fc1、fc2の経時的な周波数変化について説明する。図3(A)において、実線で示す正弦波aは負荷31を駆動する第1の制御信号のキャリア周波数fc1の周波数変化波形を示し、破線で示す正弦波bは負荷32を駆動する第2の制御信号のキャリア周波数fc2の周波数変化波形を示してある。正弦波a、bは振幅と周波数が等しく、位相がお互いに180度ずれており、正弦波a、bの交差する点を除き、キャリア周波数fc1、fc2は任意の時刻において異なる値となっている。キャリア周波数fc1、fc2の時間変化を示す正弦波a、bが180度ずれた位相差を有することから、第1のPWM制御信号のキャリア周波数fc1が増加する時に、第2のPWM制御信号のキャリア周波数fc2が減少する関係で変化させることができる。この結果、EMIノイズが合成されて帯域の狭いノイズスペクトルの生成を抑制することができ、2個の負荷31、32を同時に駆動した場合でも、EMIノイズのピークレベルは1個の場合と同じレベルに維持させることが可能となる。
【0015】
また、キャリア周波数fc1、fc2はそれぞれ独立して経時的に変化させてあり、任意の時刻のある瞬間におけるノイズスペクトルは異なる周波数となる。従って、キャリア周波数fc1、fc2の差を経時的に算出した周波数差(Δfc=|fc1−fc2|)も経時的に変化させることができる。図3(A)に示すキャリア周波数fc1、fc2の周期的な変化を示す周波数変化波形から算出した周波数差Δfcを図3(B)に示す。周波数差Δfcを経時的に変化させることにより、キャリア周波数fc1とfc2の周波数差Δfcに起因して発生するノイズであるビートノイズの周波数帯域が拡散され、ピークレベルが低減できる。
【0016】
更に、正弦波a、bの位相が180度ずれており、正弦波aが増加する場合に正弦波bが減少するように、キャリア周波数fc1とfc2を変化させている。このように変化させることで、周波数差Δfcの帯域を最大にすることができる。このキャリア周波数の周波数差Δfcの帯域が最大となることは、ビートノイズの周波数拡散を最大に実現できることを意味し、ピークレベルを最小にすることができる。
【0017】
次に、EMIノイズ及びビートノイズのスペクトル特性を図4を用いて説明する。図4(A)において、瞬間のスペクトル(1)は第1のPWM制御信号により発生したEMIノイズのスペクトルで、瞬間のスペクトル(2)は第2のPWM制御信号により発生したEMIノイズのスペクトルである。即ち、ある時間(時間分解能)におけるEMIノイズのスペクトル帯域を重ならないように拡散させ、周波数位置をお互いにずらすことで、周波数位置が重なることにより生じるEMIノイズのピークレベルの増大を避けることができる。
【0018】
また、キャリア周波数fc1とfc2において生じるビートノイズのスペクトルを図4(B)に示す。周波数帯域は0から最大振幅(max)までの範囲で変化しており、周波数差Δfcが拡散された分、ノイズレベルの低減が実現され、ビートノイズによる影響を低減できることになる。
【0019】
このように、第1の実施の形態においては、2個1組の負荷31、32を駆動する駆動手段21、22に対して、制御手段23から第1、第2のPWM制御信号を出力し制御するが、第1、第2のPWM制御信号は、それぞれキャリア周波数fc1、fc2が周期的に変化し、かつキャリア周波数fc1、fc2の周波数差Δfcが時間と共に変化する周波数としてあるから、任意の時刻における瞬間のEMIノイズの周波数をお互いに違えることができる。このため、任意の時刻における瞬間のEMIノイズのピークレベルは、負荷が2個でありながらも1個の場合と同じノイズレベルにすることができる。更に、この場合、任意の時刻においてキャリア周波数fc1、fc2が異なるため、キャリア周波数fc1、fc2の周波数差Δfcに起因して発生するビートノイズの周波数帯域を拡散させることができ、その結果ビートノイズのピークレベルを低減させることもできる。
【0020】
また、キャリア周波数fc1、fc2の平均周波数、キャリア周波数fc1、fc2の周期的変化を示す周波数変化波形である正弦波a、bの波振幅及び周期がそれぞれ等しく、かつ、正弦波a、bの位相が180度ずれているから、片方のキャリア周波数が最大になる時に他方のキャリア周波数が最小になる、すなわちキャリア周波数の差を0から最大値(振幅の上下限)までの範囲に拡散することが可能となり、ビートノイズの周波数を最大に拡散させることができ、ビートノイズのノイズレベルを低減させることができる。
【0021】
第2の実施の形態
第2の実施の形態における負荷駆動装置の基本構成及び負荷駆動方法は、第1の実施の形態と同様である。即ち、2個の負荷31、32は、例えば自動車のワイパ用モータや前照灯といった2個1組でそれぞれが同時に同様の動作をし、スイッチングによりその動作が制御される負荷であり、駆動手段21、22を介して、制御手段23からの第1、第2のPWM制御信号に基づき、それぞれ独立して直接に駆動されるものである。本実施の形態において、第1の実施の形態との相違は、制御手段43で出力する、時間と共に変化させるキャリア周波数fc1、fc2の周期的変化を示す周波数変化波形の形状を正弦波から三角波に変更した点のみである。
【0022】
キャリア周波数fc1、fc2の周期的変化を示す周波数変化波形の形状を三角波とした場合のキャリア周波数変化波形を図5(A)に示す。実線で示す三角波aは負荷31を駆動する第1の制御信号のキャリア周波数fc1の周波数変化波形を示し、破線で示す三角波bは負荷32を駆動する第2の制御信号のキャリア周波数fc2の周波数変化波形を示してある。キャリア周波数fc1とfc2の増加する時間と減少する時間を等しい時間に設定してある。三角波a、bは振幅、周波数が等しく、位相がお互いに180度ずれており、第1のPWM制御信号の周波数が増加する時に、第2のPWM制御信号の周波数が減少する関係としてある。
【0023】
キャリア周波数fc1とfc2の差である周波数差Δfc(=|fc1-fc2|)の時間変化を図5(B)に示す。周波数差Δfcは、時間と共に三角状に周期的に変化しており、周波数差Δfcが一定の時に生じるビートノイズの抑制も可能となる。
【0024】
キャリア周波数fc1とfc2におけるEMIノイズのスペクトルを図6(A)に示す。図4(A)の場合と同様、瞬間のスペクトル(1)は第1のPWM制御信号により発生したスペクトルで、瞬間のスペクトル(2)は第2のPWM制御信号により発生したスペクトルである。ある時間(時間分解能)におけるEMIノイズの周波数スペクトルの帯域を重ならないように拡散させ、周波数位置をずらすことで、周波数位置が重なることにより生じるEMIノイズの増加を避けることができる。本実施の形態においては、キャリア周波数fc1、fc2の周波数変化波形が三角波状であることから、周波数の変化幅において、キャリア周波数fc1、fc2が存在する時間が均一となるため、そのEMIノイズのノイズレベルが均一になり、最もノイズレベルを低減させることができる。
【0025】
また、キャリア周波数fc1とfc2により生じるビートノイズのスペクトルを図6(B)に示す。周波数帯域は0から最大振幅(max)までの範囲で変化している。本実施の形態においては、周波数差Δfcが均一な三角波状に変化することから、EMIノイズのスペクトルと同様、ビートノイズの周波数スペクトルのレベルが均一になり、最もノイズレベルの低減が図れることになる。
【0026】
このように第2の実施の形態においては、第1、第2の制御信号は、それぞれのキャリア周波数fc1、fc2が増加する時間と減少する時間が等しい三角波状に変化し、第1のキャリア周波数が最大の時に、第2のキャリア周波数が最小となる負荷駆動装置の構成をとることとなり、ビートノイズのスペクトルが均一になり、その結果ビートノイズを最も低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る負荷駆動装置の基本構成を示す図である。
【図2】本発明に係る負荷駆動装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施の形態のキャリア周波数の周波数変化波形と周波数差の時間変化を示す図である。
【図4】第1の実施の形態のEMIノイズとビートノイズのスペクトルを示す図である。
【図5】第2の実施の形態のキャリア周波数の周波数変化波形と周波数差の時間変化を示す図である。
【図6】第2の実施の形態のEMIノイズとビートノイズのスペクトルを示す図である。
【符号の説明】
【0028】
10…電源 20…負荷駆動装置
21…駆動手段 22…駆動手段
23…制御手段 31…負荷
32…負荷 41…指令手段
42…PWM信号発生手段 43…三角波発生手段
44…キャリア周波数決定手段 45…三角波発生手段
46…PWM信号発生手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2個1組の第1、第2の負荷を駆動する第1、第2の駆動手段と、上記第1、第2の駆動手段を制御する制御信号を出力する制御手段とを有する負荷駆動装置において、
上記制御手段からの第1の制御信号で上記第1の駆動手段を制御し、第2の制御信号で上記第2の駆動手段を制御し、上記第1、第2の制御信号の第1、第2の制御基本周波数が周期的に変化し、かつ、上記第1、第2の制御基本周波数の周波数差が経時的に変化することを特徴とする負荷駆動装置。
【請求項2】
上記第1、第2の制御基本周波数の平均周波数、上記第1、第2の制御基本周波数の周波数変化を示す周波数変化波形の振幅及び周期が等しく、かつ、上記第1の制御基本周波数が増加する時に、上記第2の制御基本周波数が減少することを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動装置。
【請求項3】
上記周波数変化波形が正弦波であることを特徴とする請求項2に記載の負荷駆動装置。
【請求項4】
上記周波数変化波形が三角波であることを特徴とする請求項2に記載の負荷駆動装置。
【請求項5】
第1、第2の駆動手段で2個1組の第1、第2の負荷を駆動し、制御手段で上記第1、第2の駆動手段を制御する制御信号を出力する負荷駆動方法において、
上記制御手段からの第1の制御信号で上記第1の駆動手段を制御し、第2の制御信号で上記第2の駆動手段を制御し、上記第1、第2の制御信号の第1、第2の制御基本周波数を周期的に変化させ、かつ、上記第1、第2の制御基本周波数の周波数差を経時的に変化させることを特徴とする負荷駆動方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate