説明

貯湯式給湯装置

【課題】貯湯タンク内の湯水の排水作業を簡略化する。
【解決手段】排水管5からの排水を一時的に受けて外部へ排水する排水受皿12を備え、排水受皿12は、排水管5からの排水を受けるとともに所定の水位を検出する水位検知手段13が配設された一時貯水室19と、この一時貯水室19に開口され排水管5からの排水能力よりも小さい排水能力を有した小排水口17と、一時貯水室19から溢れた水を排出する大排水口18と、を有し、排水弁8を開いた排水時に、水位検知手段13により一時貯水室19内の水位が所定の水位以上あることを検知し、その後、水位検知手段13により一時貯水室19内の水位が所定の水位以下となったことを検知すると、貯湯タンク1内の排水が完了したと判断し、排水完了した旨を報知するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、貯湯タンク内の湯水の排水作業を簡略化できるようにした貯湯式給湯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来よりこの種の貯湯式給湯装置においては、湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク下部に接続された給水管と、前記給水管の途中に設けられた止水弁と、前記貯湯タンクから出湯する出湯管と、前記貯湯タンク底部に接続された排水管と、前記排水管の途中に設けられた排水弁と、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内の過圧を逃がすための過圧逃し弁とを備え、遠隔操作によって止水弁を閉じると共に排水弁を開いて貯湯タンク内の湯水を自動排水できるようにし、自動排水時に排水弁を貯湯タンク内の全ての湯水を排水できる一定時間開いた後に閉じるようにしたものがあった(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平06−174304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この従来のものでは、自動排水時に排水が完了したかどうかがわからないため、排水弁を閉じるまでの一定時間を実際の排水時間よりも余裕を持たせた長時間とする必要があり、作業時間が長く掛かってしまうという問題がある。
【0005】
また、排水弁を開いても実際に排水されているかどうかの確認ができないため、万一排水管途中にゴミ等が詰まっていたり、貯湯タンク内への吸気が阻害されていたりして規定の排水流量が確保できない場合を認識することができず、排水に時間が掛かって排水完了前に排水弁が閉じられてしまい、排水が未完了となってしまうおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するために、請求項1では、湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク下部に接続された給水管と、前記給水管の途中に設けられた止水弁と、前記貯湯タンクから出湯する出湯管と、前記貯湯タンク底部に接続された排水管と、前記排水管の途中に設けられた排水弁と、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内を大気に開放するための大気開放弁と、前記排水管からの排水を一時的に受けて外部へ排水する排水受皿と、を備え、前記排水受皿は、前記排水管からの排水を受けるとともに所定の水位を検出する水位検知手段が配設された一時貯水室と、この一時貯水室に開口され前記排水管からの排水能力よりも小さい排水能力を有した小排水口と、前記一時貯水室から溢れた水を排出する大排水口と、を有し、前記排水弁を開いた排水時に、前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知し、その後、前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以下となったことを検知すると、前記貯湯タンク内の排水が完了したと判断し、排水完了した旨を報知するようにした。
【0007】
また、請求項2では、排水の開始から第1所定時間以内に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知できなかった場合は、排水異常である旨を報知するようにした。
【0008】
また、請求項3では、排水が開始されたことを検知してから第2所定時間以内に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以下となったことを検知することができなかった場合は、止水異常である旨を報知するようにした。
【0009】
また、請求項4では、前記排水完了または排水異常または止水異常の旨の報知とともに、前記排水弁を自動閉止するようにした。
【0010】
また、請求項5では、前記排水受皿は、貯湯タンクを収容する外装体の底板に設けられ、排水時以外に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知すると、貯湯タンクや出湯管等からの水漏れが発生した旨を報知するようにした。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明によれば、貯湯タンクの排水作業が完了したことを検知して知らせることが可能となり、作業者が貯湯タンクの排水作業に掛ける時間を短縮することができる。
【0012】
また、排水異常により排水が正常に開始されない旨、あるいは止水異常により排水が正常に完了されない旨を検知することができる。
【0013】
また、貯湯タンクの排水の完了と貯湯タンク等からの水漏れの発生を同一の検知手段で検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態の貯湯式給湯装置の概略構成図。
【図2】同一実施形態の排水受皿の要部断面図。
【図3】同一実施形態の排水受皿の上面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の一実施形態の貯湯式給湯装置を図面に基づいて説明する。
1は湯水を貯湯する貯湯タンク、2は貯湯タンク1内の湯水を加熱する加熱手段として貯湯タンク1内に配置されたヒータ、3は貯湯タンク1下部に接続され市水を導入する入水管、4は貯湯タンク1上部に接続され湯を出湯する出湯管、5は貯湯タンク1底部に接続され貯湯タンク1の排水を行うための排水管である。
【0016】
6は出湯管4途中から分岐して設けられ手動で開閉する弁を備えて開弁時に貯湯タンク1内を大気開放する大気開放弁であり、閉弁時にはヒータ2で加熱により上昇した貯湯タンク1内の圧力が所定の圧力を超過すると自動で開弁して過圧を逃がす過圧逃し弁機能が具備されているものである。
【0017】
7は入水管3途中に設けられ電気的な指令によって給水を遮断する止水弁である。この止水弁7は閉駆動パルスを受けると開弁状態から閉弁状態に切り換わると共に、閉駆動パルスと逆極性の開駆動パルスを受けると閉弁状態から開弁状態に切り換わり、開状態あるいは閉状態を永久磁石により保持するラッチング型の給水遮断弁により構成されているものである。
【0018】
8は排水管5途中に設けられ電気的な指令によって開いて貯湯タンク1の排水を行う排水弁である。ここで、排水弁8は弁体が開位置あるいは閉位置にあることをホールICにより検知可能なモータバルブ式の電動弁により構成されているものである。
【0019】
9は貯湯タンク1を収容する外装体、10はドレンパンを兼ねた外装体9の底板、11は貯湯タンク1を支える複数のタンク脚、12は底板10に設けられ底板10に落下した水を集めて排水するための排水受皿、13は排水受皿12内の水位が所定の水位に達したことを検知する水位検知手段、14は排水受皿12の水を排水溝15へ導く排水ホースである。
【0020】
ここで、前記排水受皿12は、図2、図3に示すように、椀状の受皿本体16と、受皿本体16の底部に設けた小排水口17および小排水口17より大きく開口した大排水口18と、この小排水口17と大排水口18との間に設けられ受皿本体16内部空間を二分し、小排水口17のある側の受皿本体16内部空間を一時的に水を貯める一時貯水室19を形成する仕切板20とを具備している。
【0021】
ここで、前記排水管5の開放端部はこの一時貯水室19に直上部に位置するように設けられており、前記小排水口17の排水能力は、排水管5の排水能力よりも小さく、また、小排水口17と大排水口18の排水能力の合計は排水管5の排水能力よりも大きくなるようにそれぞれの開口面積が設定され、排水管5からの排水は一時貯水室19へ一時貯留され、小排水口17で排水しきれない分が仕切板20から溢れて大排水口18から排水される。
【0022】
ここで、前記水位検知手段13は前記一時貯水室19に配置されたフロートスイッチにより構成され、受皿本体16のフランジ21に固定された固定金具22よりリードスイッチ23を有した軸24がつり下げられ、磁性体を有したフロート25が軸24を摺動自在に設けられているものである。
【0023】
そして、前記受皿本体16の一時貯水室19側の上端縁に切り欠き部26を設け、底板10から受皿本体16に流入する水を一時貯水室19に案内するようにしている。なお、前記切り欠き部26の最下端高さよりも前記仕切板20の上端高さを低く位置させ、一時貯水室19に貯まった水が底板10側に流れ出ないようにしている。
【0024】
切り欠き部26から一時貯水室19へ流入した水は、その流入量が少ない場合は小排水口17から流出され、流入量が小排水口17の排水能力よりも多い場合は一時貯水室19へ貯まり、小排水口17で排水仕切れない分が仕切板20から溢れて大排水口18から排水される。
【0025】
また、前記受皿本体16の底部裏面に排水ニップル27を設け、前記小排水口17と大排水口18を前記排水ニップル27の真上に開口させ、同一の排水ニップル27から排水することができ、排水が温水器下方のあちこちに飛び散ることがないと共に、排水ニップル27に排水ホース14を接続するだけで、小排水口17からの水と大排水口18からの水を一個所に排水することができる。さらに、受皿本体16の外周に突出する部分がないのでこの受皿本体16を底板10に取付ける際に、底板10の上から差し込むだけで容易に取付けることができ、組み付け作業性も向上する。
【0026】
28はこの貯湯式給湯装置の制御を司るマイクロコンピュータを有した制御部、29は制御部28の電子基板上に設けられ排水動作の開始および停止を指示操作するための排水スイッチ、30は制御部28の電子基板上に設けられ排水動作の状態を報知するためのブザーおよび/またはLEDからなる報知部である。
【0027】
次に、貯湯タンク1内の水の排水時の作動について説明する。
作業者が大気開放弁6を開弁して排水スイッチ29をONすると、制御部28は止水弁7を閉弁すると同時に排水弁8を開弁し、貯湯タンク1内の水が排水管5から排水受皿12へ排水される。このとき、制御部28は、排水スイッチ29がON操作されると同時に、時間カウントを開始する。
【0028】
排水管5からの排水は排水受皿12の一時貯水室19へ流入し、小排水口17で排水しきれない分だけ水位が上昇する。この水位の上昇に伴い、水位検知手段13のフロート25が浮力によって上昇し、所定の水位まで到達するとリードスイッチ23がONされ、制御部28は排水が正常に開始されたことを検知することができる。
【0029】
小排水口17で排水しきれずに仕切板20を越えて一時貯水室19から溢れた排水は大排水口18から排水される。このとき、小排水口17と大排水口18の排水能力の合計は、排水管5の排水能力よりも大きいので、排水は全て排水ニップル27から排水溝15へ排水される。また、仕切板20上端高さが切り欠き部26の下端高さよりも低いので、一時貯水室19に貯まっている水が底板10に溢れ出してしてしまうことがない。
【0030】
そして、貯湯タンク1内の水を全て排水し終えると、一時貯水室19へは新たな水の供給が無くなるため、一時貯水室19内の水は小排水口17から排水されて徐々に水位が低下し、水位検知手段13のフロート25も下降してリードスイッチ23がOFFされる。このことによって、制御部28は排水が正常に終了したことを検知することができ、制御部28の電子基板上の報知部30のブザーを短時間鳴動させると共に、LEDを点灯して排水が正常に終了したことを作業者に報知することができる。
【0031】
作業者は排水作業の正常終了の報知を確認してから、大気開放弁6を手動で閉止し、排水スイッチ29をOFF操作すると、制御部30は排水弁8を閉止して排水作業を終了するようにしている。
【0032】
ここで、排水を開始してから一時貯水室19が満水になるであろう第1の所定時間が経過しても未だ水位検知手段13が所定の水位に到達したことを検知できない場合は、何らかの原因によって排水管5から正常に排水できていないことが考えられるため、制御部28の電子基板上の報知部30によって先の正常終了とは別の形態で報知する。例えば、大気開放弁6を開き忘れ、排水管5からの排水が小排水口17の排水能力以下の排水量であった場合や、排水管5がゴミ詰まりによって設計で規定した流量が排水されず、第1の所定時間が経過しても一時貯水室19が所定の水位まで上昇しない場合等の正常に排水できない排水異常の状態を検知することができ、その際に、報知部30のブザーを複数回鳴動させると共に、LEDを点滅させて排水異常である旨を作業者に報知することができる。
【0033】
そして、排水異常の報知を確認した作業者は、点検等により異常原因を解消した後に、排水スイッチ29をOFF操作した後に、再度、ON操作することで、再度排水作業を行うことができる。このようにして、排水の開始から比較的短時間に排水異常の有無を自動判断できるため、大気開放弁6の開き忘れ等の簡単に解消可能な異常状態である場合に、すぐに異常原因を解消した後に排水作業を行うことができるものである。
【0034】
また、排水を開始して正常に排水が開始されたことを検知した後に、排水管5の排水能力と貯湯タンク1の貯湯容量から予め求められる排水時間に余裕分を持たせた第2の所定時間が経過しても一時貯水室19の水位が水位検知手段13で所定の水位以下に低下したことを検出できなければ、何らかの原因にて止水弁7が閉じられていない止水異常の状態を検知し、報知部30のブザーを先の排水異常とは異なる形態で複数回鳴動させると共に、LEDを先の排水異常とは異なる形態で点滅させて止水異常である旨を作業者に報知することができる。また、止水異常の報知と同時に、制御部30は排水弁8を閉止して、不要な排水を中断させるようにしているものである。
【0035】
ここで、排水動作時以外の通常時に、温度差により入水管3に結露が発生することがあるが、この結露水が底板10を流れて排水受皿12の切り欠き部26より一時貯水室19に流入する。このとき、底板10からの結露水は排水受皿12上端部に遮られて切り欠き部26からしか流入しないようになっているので、結露水を確実に一時貯水室19に流入させることができる。そして一時貯水室19に流入した結露水は小排水口17から排水ニップル27を介して排水溝15に排水されていくものである。このとき結露水程度の少量の水は一時貯水室19に流入しても水位検知手段13が所定の水位を検知するほど貯まらないので、少量の結露水の発生を漏水と間違って検知し、間違った漏水の警報報知を行ってしまうことがない。
【0036】
そして、貯湯タンク1や入水管3、出湯管4などから漏水が発生すると、この漏水が底板10を流れて排水受皿12の切り欠き部26より一時貯水室19に流入する。このとき、底板10からの漏水は排水受皿12上端部に遮られて切り欠き部26からしか流入しないようになっているので、漏水を確実に一時貯水室19に流入させることができる。そして一時貯水室19に流入した漏水は小排水口17より排水されるが、この小排水口17の排水能力を超えた分は一時貯水室19に貯まっていくものである。
【0037】
そして漏水が多く発生し、一時貯水室19に貯まった漏水の水位が所定の水位に達すると、フロート25が浮いて磁性体が軸24のリードスイッチ23をONするので、水位検知手段13が所定の水位まで漏水が貯まったことを検知して漏水が発生していると判断し、これを制御部28へ伝え、制御部28は報知部30に漏水が発生した旨を報知する。
【0038】
一時貯水室19に貯まっていく漏水が一時貯水室19の容量を超えると、仕切板20からオーバーフローして大排水口18のある側の受皿本体16内部空間に流れ出す。このとき、仕切板20上端高さが切り欠き部26の下端高さよりも低いので、一時貯水室19に貯まっている漏水が底板10に逆流してしまうことがない。そして、底部に開口された排水能力の大きい大排水口18から排水されていくものである。このように、漏水の場合は排水能力の大きい大排水口18から排水されるので、漏水が発生しても底板10に溢れ出してしまうことがなく、貯湯式給湯装置が設置されている床等を水浸しにしてしまうことがないものである。
【0039】
このようにして、貯湯タンク1の排水作業の進捗と、貯湯タンク1等からの漏水の有無とを同一の検出装置で検知できるようになったものである。
【0040】
なお、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、加熱手段2としてヒートポンプ式のものを用いてもよく、また、水位検知手段13として電極式のものを用いてもよいものである。さらに、大気開放弁6を手動で開放するものとしているが、これを電気的に開閉可能なものとしてもよいものであり、また、止水弁7および排水弁8を電気的に開閉可能なものとしているが、いずれか一方または両方を手動で開閉するものとして、全自動、半手動、全手動での排水作業において、排水の開始と終了を検知するようにしたものでもよいものである。
【符号の説明】
【0041】
1 貯湯タンク
2 ヒータ(加熱手段)
3 入水管
4 出湯管
5 排水管
6 大気開放弁
7 止水弁
8 排水弁
10 底板
12 排水受皿
13 水位検知手段
16 受皿本体
17 小排水口
18 大排水口
19 一時貯水室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク下部に接続された給水管と、前記給水管の途中に設けられた止水弁と、前記貯湯タンクから出湯する出湯管と、前記貯湯タンク底部に接続された排水管と、前記排水管の途中に設けられた排水弁と、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内を大気に開放するための大気開放弁と、前記排水管からの排水を一時的に受けて外部へ排水する排水受皿と、を備え、
前記排水受皿は、前記排水管からの排水を受けるとともに所定の水位を検出する水位検知手段が配設された一時貯水室と、この一時貯水室に開口され前記排水管からの排水能力よりも小さい排水能力を有した小排水口と、前記一時貯水室から溢れた水を排出する大排水口と、を有し、
前記排水弁を開いた排水時に、前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知し、その後、前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以下となったことを検知すると、前記貯湯タンク内の排水が完了したと判断し、排水完了した旨を報知するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
【請求項2】
排水の開始から第1所定時間以内に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知できなかった場合は、排水異常である旨を報知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
【請求項3】
排水が開始されたことを検知してから第2所定時間以内に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以下となったことを検知することができなかった場合は、止水異常である旨を報知するようにしたことを特徴とする請求項2記載の貯湯式給湯装置。
【請求項4】
前記排水完了または排水異常または止水異常の旨の報知とともに、前記排水弁を自動閉止するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の貯湯式給湯装置。
【請求項5】
前記排水受皿は、貯湯タンクを収容する外装体の底板に設けられ、排水時以外に前記水位検知手段により前記一時貯水室内の水位が所定の水位以上あることを検知すると、貯湯タンクや出湯管等からの水漏れが発生した旨を報知するようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の貯湯式給湯装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−43272(P2011−43272A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−190640(P2009−190640)
【出願日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【出願人】(000000538)株式会社コロナ (753)