説明

貸しおしぼり洗浄方法及び貸しおしぼり洗浄システム

【課題】貸しおしぼりで特殊な異物を拭き取られた場合でも、この異物を確実に除去し、従来の提供場所にはない特殊な場所でも貸しおしぼりの提供が可能になる貸しおしぼり洗浄方法及び貸しおしぼり洗浄システムを提供する。
【解決手段】配置手段Aにより、細かい繊維状の異物が拭い取られる環境での使用に供する場所におしぼりを配置する。洗浄手段Cの第1振動装置10で、回収した使用済みタオルTに振動を与えてタオルTから異物をふるい落とす。乾燥吸引装置20で、タオルTを乾燥させながら異物を吸引する。洗浄装置30で、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でタオルTを洗浄する。第2振動装置40で、洗浄したタオルTからリントと細かいごみをふるい落とす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば衣料品販売店などに貸しおしぼりを提供することができる貸しおしぼり洗浄方法及び貸しおしぼり洗浄システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の貸しおしぼりは、主にレストラン等の飲食店や、パチンコ店等の遊技場などで多く用いられている。このような場所で使用される貸しおしぼりは、利用者の手や顔等を拭き取るもので、使用後のおしぼりは、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されているような洗浄方法により洗浄され再使用するものである。
【0003】
特許文献1に記載された貸しおしぼりの洗浄方法は、雑菌の付着が少なく、汚れや異臭のない貸しおしぼりを提供するための洗浄方法に関するもので、前処理としてpH10以上の強アルカリ性機能水でおしぼりを洗浄した後、流動または振動するpH2.5以下の強酸性機能水中でおしぼりを洗浄する方法である。
【0004】
すなわち、特許文献1によると、貸しおしぼりの洗濯・消毒について、厚生省による「おしぼりの衛生的処理等に関する指導基準」があり、おしぼりの汚れ程度によって洗濯消毒の方法や付着細菌などの衛生基準が細かく決められているものの、細菌検査でも衛生基準を大幅に越える細菌数が検出されており、衛生基準や自主基準が必ずしも守られているとは言い切れないことから、雑菌の付着が少なく、汚れ、異臭のない貸しおしぼりを提供する目的で提案されたものである。
【0005】
また、特許文献2に記載されたおしぼりの洗浄方法は、塩素系化合物独特の臭いがなく、長時間触れていても手を荒らすことがないように洗浄する方法で、少なくとも光半導体粉末を含有する光触媒機能体を用いた殺菌処理工程を有する洗浄方法である。
【0006】
この特許文献2によると、大量のおしぼりを一度に殺菌するために、かなり濃い濃度の次亜塩素酸が用いられていることが多く、このため使用者等がおしぼりを使用する際に、塩素系化合物独特の臭いがすることがあり、食事をするレストラン等では問題となること、また、かなり濃い濃度の次亜塩素酸を用いるため、おしぼりを長時間にわたり取り扱うことが多い人においては、次亜塩素酸により手の皮膚が破壊され、結果として手あれが生じることも多いので、塩素系化合物独特の臭いがなく、長時間触れていても手を荒らすことがないように洗浄できるようにしたものである。
【特許文献1】特開平10−33612号公報
【特許文献2】特開2001−259546号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、これら従来の洗浄方法は、いずれも飲食店など、従来から使用されている場所で使用することを目的としており、特殊な場所で貸しおしぼりを使用することについては全く考慮されていないものであった。
【0008】
例えば、衣料品を扱う場所でおしぼりを使用すると、衣料品から遊離する細かな繊維状の異物がおしぼりで拭き取られる可能性がある。ところが、従来の洗浄方法では、前述の如く、殺菌効果を向上せしめるように改良されていても、繊維状の異物など、特殊な異物を除去する工夫はなされていなかった。しかも、細かな繊維状の異物は、タオルを洗浄したときに、タオル生地の奥内部に絡まって除去が困難になる不都合もある。この結果、新たなおしぼりとして再使用できなくなるタオルが増加すると、貸しおしぼりを提供するシステムがコスト的に成立しなくなるおそれもある。更に、細かな繊維状の異物が着色されていると、わずかな混入でも目立つことがあり、おしぼりを使用する際の印象を悪くしてしまう虞もある。そのため、特殊な異物がタオル生地の奥内部に絡まる可能性のある場所で貸しおしぼりを提供するには、使用済のタオルから特殊な異物を除去して、おしぼりとして再使用できるようにする特殊な洗浄方法が必要になっていた。
【0009】
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、貸しおしぼりで特殊な異物を拭き取られた場合でも、この異物を確実に除去し、従来の提供場所にはない特殊な場所でも貸しおしぼりの提供が可能になり、貸しおしぼりの使用範囲を広げることが可能な貸しおしぼり洗浄方法及び貸しおしぼり洗浄システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の手段は、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でおしぼり用のタオルTを洗浄する洗浄工程300を有する貸しおしぼりの洗浄方法において、該洗浄工程300の前工程にタオルTを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程200を行うことにある。
【0011】
第2の手段は、前記洗浄方法において、回収したタオルTに振動を与えてタオルTから異物をふるい落とす第1次振動工程100と、タオルTを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程200と、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを洗剤に混入した液剤でタオルTを洗浄する洗浄工程300と、洗浄後のタオルTからリントやタオルT表面に残った細かいごみなどをふるい落とす第2次振動工程400とを順次行うものである。
【0012】
第3の手段は、おしぼりを使用する場所へ貸しおしぼりを定期的に配置する配置手段Aと、使用場所から使用済みのおしぼり用タオルを回収する回収手段Bと、回収されたタオルTを洗浄する洗浄手段Cとからなる貸しおしぼり洗浄システムであって、前記配置手段Aは、細かい繊維状の異物が拭い取られる環境での使用に供する場所におしぼりを配置し、前記洗浄手段Cは、回収した使用済みタオルTに振動を与えてタオルTから異物をふるい落とす第1振動装置10と、タオルTを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引装置20と、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でタオルTを洗浄する洗浄装置30と、洗浄したタオルTからリントと細かいごみをふるい落とす第2振動装置40とを備え、使用済みのおしぼり用タオルTから細かい繊維状の異物を除去することにある。
【0013】
第4の手段において、前記配置手段Aは、衣料品販売店に貸しおしぼりを配置することを課題解消のための手段とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項1により、洗浄工程の前工程におしぼり用のタオルを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程を行うことにより、貸しおしぼりで特殊な異物が拭き取られても、この異物を確実に除去することができる。すなわち、この乾燥吸引工程を洗浄工程の前工程で行うことにより、洗浄工程によって細かい異物等がおしぼり用タオルの生地内部に絡みつくおそれは解消した。
【0015】
また、請求項2による洗浄方法によると、特殊な環境で使用する貸しおしぼりでも、通常使用している貸しおしぼりと同様の手触りや殺菌力を有するものである。
【0016】
さらに、請求項3に記載の貸しおしぼり洗浄システムにより、細かい繊維状の異物が拭い取られる環境で使用したおしぼり用タオルでも、この異物を確実に除去できるので、貸しおしぼりの提供が可能になり、貸しおしぼりの提供範囲を広げることが可能になる。
【0017】
そして、請求項4により、細かい繊維状の異物が拭い取られる可能性の高い衣料品販売店でも貸しおしぼりの使用が可能になる。また、この貸しおしぼりで来客者の手を清潔にできるので、試着などにより生じる商品の汚れを極力少なくすることができる。更に、衣料品販売店において、これまで提供されなかった貸しおしぼりサービスを行うことが可能になったので、本発明システムによる衣料品販売店の販売促進効果も期待できるものである。
【0018】
このように、本発明によると、細かい繊維状の異物が拭い取られるような特殊な場所でも貸しおしぼりを提供することが可能になり、使用後のおしぼりに特殊な異物が混入した場合でも、この異物を確実に除去し、おしぼりの使用範囲を広げることが可能になるなどといった優れた効果を奏するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の最良の形態は、おしぼりを使用する場所へ貸しおしぼりを定期的に配置するおしぼり配置手段と、使用場所から使用済みのおしぼり用タオルを回収する回収手段と、回収されたタオルを洗浄するおしぼり洗浄手段とからなる貸しおしぼり洗浄システムを構成する。おしぼり配置手段は、細かい繊維状の異物が拭い取られる環境での使用に供する場所におしぼりを配置する。おしぼり洗浄手段は、回収した使用済みタオルに振動を与えてタオルから異物をふるい落とす第1振動装置と、タオルを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引装置と、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でタオルを洗浄する洗浄装置と、洗浄したタオルからリントと細かいごみをふるい落とす第2振動装置とを備え、使用済みのおしぼり用タオルから細かい繊維状の異物を除去し、使用済のタオルTを貸しおしぼりとして再使用することで、当初の目的を達成するものである。
【実施例】
【0020】
本発明システムは、配置手段A、回収手段B、洗浄手段Cからなるおしぼり洗浄システムである。すなわち、配置手段Aは、おしぼりを使用する場所へ貸しおしぼりを定期的に配置する手段であり、特に本発明では、細かい繊維状の異物が拭き取られる環境での使用に供する場所に貸しおしぼりを配置する。このような環境として、例えば、衣料品販売店に貸しおしぼりを配置する。また、この他の特殊な場所に配置することも可能である。貸しおしぼりの配置作業は、作業員が車両等を利用して各使用場所に配達し、配達された貸しおしぼりは、各使用場所において冷蔵庫や温蔵庫または温冷蔵庫等に収納して使用するものである。
【0021】
回収手段Bは、貸しおしぼりを配置した場所から使用済みのおしぼり用タオルTを回収する手段で、作業員が車両を利用して各使用場所から回収し、洗浄手段Cに移行する。
【0022】
洗浄手段Cは、回収されたタオルTを洗浄する手段で、第1振動装置10、乾燥吸引装置20、洗浄装置30、第2振動装置40を使用して洗浄する手段である。
【0023】
第1振動装置10は、回収した使用済みタオルTに振動を与えてタオルTから異物をふるい落とす装置である。図示の第1振動装置10は、回転する籠状の回転筒体11とこの回転筒体11内部のタオルTに強制的に風を当てるファン12とを使用する。そして、ベルトコンベア13により回転筒体11内に使用済みのタオルTを投入し、回転筒体11の回転運動と、ファン12の風圧とにより、タオルTから異物を除去し、排出口11Bから排出したタオルTをベルトコンベア14で搬送するものである。回転筒体11の投入口11Aは排出口11Bよりも高く設定してあり、回転筒体11の回転に伴って纏まって投入されたタオルTが解されながら排出口11Bへ移行するものである。また、タオルTから除去された異物は回転筒体11の網目から回転筒体11外へ排出される。
【0024】
乾燥吸引装置20は、タオルTを乾燥させながら異物を吸引する装置である。この乾燥吸引装置20は、側面に多数の吸引用孔を開穿した回転ドラム22を、開閉自在なカバー体21内に設置すると共に、カバー体21の空気を強制的に吸引してカバー体21外へ排気する吸引機23を備えている(図 参照)。カバー体21には、外気導入孔(図示せず)が設けられており、回転ドラム22を回転させながら吸引機23にて吸引することで、カバー体21外部から外気が導入されて内部のタオルTを乾燥させながら、タオルTに付着している異物、例えば細かな繊維状の異物をタオルTから除去する。図示のカバー体21の内部には、カバー体21下部にフィルター24を配し、このフィルター24を介してタオルTから除去した異物を捕捉する。
【0025】
洗浄装置30は、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でタオルTを洗浄する装置である。この洗浄装置30による洗浄工程は、次の表1に示す如く、本洗いした後に、4回のすすぎ工程を繰り返すものである。表1に示す工程は、負荷量100kgを目安とするもので、洗剤1,000gに、メタ珪酸ソーダ500gと、6%の次亜塩素酸ソーダ2000mlとを混合した溶液で洗浄する。また、同表中、括弧内の数値は、特にタオルTの汚れがひどいときに選択する数値である。
【表1】

【0026】
第2振動装置40は、洗浄したタオルTからリントやタオルT表面に残った細かいごみなどをふるい落とす装置である。この第2振動装置40は、洗浄装置30にて洗浄した後のタオルTに、再び振動を与えるもので、この第2振動装置40の構成は、前記第1振動装置10で用いた装置と同じ構成の装置を使用する。この第2振動装置40により、洗浄後のタオルTに生じるリントや、タオルT表面に残った細かいごみを最終的に除去する。そして、この第2振動装置40から取り出したタオルTを検品した後、タオルTをおしぼり状に整えて包装し貸しおしぼりを形成する。
【0027】
本発明洗浄方法の特徴は、洗浄工程300の前工程にタオルTを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程200を行うことにある。以下、洗浄方法の洗浄工程を示すと、本発明洗浄方法は、第1次振動工程100、乾燥吸引工程200、洗浄工程300、第2次振動工程400を順次行うものである。
【0028】
第1次振動工程100は、回収したタオルTに振動を与えてタオルTから異物をふるい落とす工程である。この工程では、前記第1振動装置10を使用して比較的大きな異物を除去するものである。また、この第1次振動工程100の前には、目視によるタオルTの選別を行い、汚れや異臭の度合いにより選別すると共に、予め大きな異物を取り除いている。
【0029】
乾燥吸引工程200は、タオルTを乾燥させながら異物を吸引する工程であり、この工程により、タオルTで拭き取られた細かな繊維状の異物等を吸引除去するものである。この工程では、前記乾燥吸引装置20が使用され、吸引機23の吸引能力を上げることで、より細かな異物を除去することが可能になる。この乾燥吸引工程200を次の洗浄工程300の前に行うことにより、タオルTで拭き取られた細かな繊維状の異物がタオルTの生地内部に絡まり付く前に除去することができる。
【0030】
洗浄工程300は、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを洗剤に混入した液剤でタオルTを洗浄する工程である。この工程では、前記表1に記載の工程で洗浄する。洗浄して脱水した後、タオルTを検品し、湿り具合や塩素臭の有無、また、他の異臭などがないかを確認する。
【0031】
第2次振動工程400は、前記第2振動装置40を使用して洗浄後のタオルTからリントや細かいごみをふるい落とす工程である。この工程後、タオルTを一枚ずつ検品し、再使用に適さないタオルTを目視で除去する。
【0032】
この後、タオルTをおしぼり状に整えてフィルムにて包装し、貸しおしぼりを形成する。この貸しおしぼりは、更に検品を加え、巻き不良や、包装フィルムに破れがないかなどを確認した後、最後に金属検知器により金属の混入がないことを確認し、箱詰めされて各使用場所に配置される。
【0033】
尚、本発明における各構成は、本発明の一実施例に過ぎず、各構成部材の形状、寸法等の設計変更、形態の変更など、現在知られている技術範囲で自由に変更することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明洗浄システムを示す構成図である。
【図2】本発明洗浄方法における工程図である。
【図3】本発明の第1振動装置を示す概略正面図である。
【図4】本発明の乾燥吸引装置を示す概略正断面図である。
【符号の説明】
【0035】
A 配置手段
B 回収手段
C 洗浄手段
T タオル
10 第1振動装置
11 回転筒体 11A 投入口
11B 排出口
12 ファン
13 ベルトコンベア
14 ベルトコンベア
20 乾燥吸引装置
21 カバー体
22 回転ドラム
23 吸引機
24 フィルター
30 洗浄装置
40 第2振動装置
100 第1次振動工程
200 乾燥吸引工程
300 洗浄工程
400 第2次振動工程

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤を使用しておしぼり用のタオルを洗浄する洗浄工程を有する貸しおしぼりの洗浄方法において、該洗浄工程の前工程にタオルを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程を行うことを特徴とする貸しおしぼり洗浄方法。
【請求項2】
前記洗浄方法において、回収したタオルに振動を与えてタオルから異物をふるい落とす第1次振動工程と、タオルを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引工程と、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを洗剤に混入した液剤でタオルを洗浄する洗浄工程と、洗浄後のタオルからリントをふるい落とす第2次振動工程とを順次行う請求項1記載の貸しおしぼり洗浄方法。
【請求項3】
おしぼりを使用する場所へ貸しおしぼりを定期的に配置する配置手段と、使用場所から使用済みのおしぼり用タオルを回収する回収手段と、回収されたタオルを洗浄する洗浄手段とからなる貸しおしぼり洗浄システムであって、前記配置手段は、細かい繊維状の異物が拭き取られる環境での使用に供する場所におしぼりを配置し、前記洗浄手段は、回収した使用済みタオルに振動を与えてタオルから異物をふるい落とす第1振動装置と、タオルを乾燥させながら異物を吸引する乾燥吸引装置と、メタ珪酸ソーダ及び次亜塩素酸ソーダを混入した洗剤でタオルを洗浄する洗浄装置と、洗浄したタオルからリントをふるい落とす第2振動装置とを備え、使用済みのおしぼり用タオルから細かい繊維状の異物を除去することを特徴とする貸しおしぼり洗浄システム。
【請求項4】
前記おしぼり配置手段は、衣料品販売店に貸しおしぼりが配置される請求項3記載の貸しおしぼり洗浄システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−68308(P2006−68308A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−255851(P2004−255851)
【出願日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【出願人】(503094704)株式会社アステップ (2)
【Fターム(参考)】