説明

起倒式スパンカー

【課題】強い横風に対し、操船不能や転覆の危険性がなく、帆の展開、収納が容易なスパンカーを提供する。
【解決手段】従来のスパンカーの帆面積と同等となるよう複数の羽根枚数とし、分割した面積を該羽根2a、2bの面積とすることで、横風の風圧による船舶への影響を軽減する。該羽根2a、2bそれぞれを主ピン3および自在支持軸6a,6b周りに回転し水平方向に収納することで、展開、収納が簡単になり、さらに、展開、収納、水平方向の角度調整を、電気、油圧、空気などの動力により駆動させることにより遠隔、自動化できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、安全で、簡単に展開、収納できるスパンカーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来(図5中のイ、ロおよび図6、図7に示す)、釣り船、その他の船舶は各種操業等のために、船舶の船首を風上に向けて安定、維持する方法としてスパンカーと呼ばれる帆1の仕組みを船尾等に設けて操作するが、船首を風上に向けて安定、維持するには、船体の側面投影面積の約25%〜30%程の帆1面積を要し、綿、テトロンセールクロス等の布製(特許文献1、2、3、4)である。
【0003】
スパンカーは船尾の柱支持台27に柱17を取付け、該柱17は上部を前部張り索25と左右張り索26で3方に張られている。該柱17に桁18の前端を上下、左右可動の金具で連結する。桁18は2本のパイプや木材でなり、連結部を支点に鋭角なV型であり、該後端は柱17の上部より桁吊りロープ30で吊られ、2組の桁調整ロープ22と桁固定プレート21で左右下方に固定されている。帆1は布製の3角、および4角形であり、前部で折り返し、上記の柱17に前部固定ロープ20と、下部固定ロープ31でとめられている。
【0004】
前記、船舶の船首を風上に向けて、より安定、維持するには帆1のサイズを大きく、また、船室や該船室上の付属品による風の乱れ影響を避けるため、高くするのが有効な手段だが、帆1を大きく且つ、高く過ぎると操業中、船舶は魚群追尾のため移動せねばならず旋回時に、帆1に強い横風や斜め後方の風圧を受け、操船不能に陥ったり、最悪の場合転覆する。
【0005】
従来のスパンカー(図6、7に示す)の使用方法を説明する。
【0006】
畳まれた、または巻いて収納した帆1を固縛している固縛ロープ23を解き、帆1を展開ロープ19で引っ張り揚げ、下がらないよう、ロープをクリート24に結び、次に、帆1に付いて揚がった前部固定ロープ20を引き下げ、帆1の前部弛みをとりクリート24に結ぶ、さらに、桁18を左右角度に調整、固定する機能の桁調整ロープ22と桁固定プレート21で固定する。小型船でも7〜10トン以上の船舶の帆1は、重量があり、また、帆1を弛みがないように展開するには重労働であり、巻き上げウィンチを使用する船舶もある。
【0007】
帆1を展開したまま航行すると、強い横風や斜め後方の風を受ける場合、風圧により操船不能に陥ったり、最悪の場合転覆する恐れがあるため、漁場および任意のポイントで展開し、操業終了時に収納するのが通常であるが、降ろした帆1を桁18に固縛ロープ23で固縛するのに船尾で作業せねばならず、落水の危険がある
水平回転可動の柱に帆を巻きつけ、簡単に収納できる、改良品も販売されている。
【0008】
船首を風上に向けて、常に安定、維持するには、変化する風向や、潮の干潮による流れ、河の流れなどの影響があるため、その時の状況にあわせて、桁18の水平方向の角度調整が必要であり、熟練を要し、調整するには設置された船尾に行かねばならず煩わしい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2003―26095号公報
【特許文献2】特開2004―25915号公報
【特許文献3】特開2004―58713号公報
【特許文献4】特開2007―216855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そのため次のような問題点があった。
(イ)従来品(図5中のイ)および、従来の提案品(特許文献1、2、4)は、船舶の船首を風上に向けて、より安定、維持するには帆1を大きくまた、船室や該船室上の付属品による風の乱れ影響を避けるため、高くするのが有効な手段だが、帆1を大きく且つ、高く過ぎると操業中、船舶は魚群追尾のため移動せねばならず、旋回時の強い横風により、帆1に風圧を受け、操船不能に陥ったり、最悪の場合転覆する。つまり、船首から船尾方向への縦風に対し帆1の面積は大きく、高くしたほうが効果的であるが、横風は、帆1の面積が少なく、風圧重心が低いほうが安全率は高い。
(ロ)従来品(図6に示す)および、従来の提案品(特許文献1、2、4)は、スパンカーの展開、収納に手間取りまた、帆をロープで固縛するのに最後部に身を乗り出さねばならず、荒天時の揺れや、突風に帆1があおられて落水することがある。係留地によって、船尾の接岸、および狭い港内でのスパンカー船尾方向の張り出しを嫌い、桁18を固定している桁調整ロープ22を外し、桁18の前部を支点に帆1と桁18を柱17に添うように上げ、帆1で柱17と桁18を巻き締め収納するが、最後部に身を乗り出さねばならず、上記同様に荒天時に落水の危険性がある。
(ハ)従来品(図6に示す)および、従来の提案品(特許文献1、2、4)は柱17が高く、港内や河口に架かった橋の下を通過する場合、スパンカーの仕組みを取り離し、柱を倒さないと橋げたに接触する危険性がある。
(ニ)従来品(図6に示す)は、船首を風上に向けて、常に安定、維持するには変化する風や、潮の干潮による流れ、河の流れなどの影響があるため、その都度、桁18の水平方向角度調整が必要であり、熟練を要し、調整するには設置された船尾に行かねばならず煩わしい。従来の提案品(特許文献1中の図8)は操舵機による舵の方向と桁18の水平方向の角度調整を連動させ、調整の煩雑さ解消を提案しているが、桁調整ロープ22を操舵装置41のアーム42に連結せねばならず、構成が複雑であり、前記の港内や河口に架かった橋の下を通過する場合、スパンカーの仕組みを取り離し、柱を倒さないと橋げたに接触する危険性がある。
(ホ)従来品(図6に示す)および、従来の提案品(特許文献1、2、3、4)の帆1は、綿、テトロンセールクロス等の布製であり、使用頻度、強風の影響にもよるが耐用年数が2〜6年ほどであり、カラスや、トンビなどの鳥が帆1を突き破ることもある。
(ヘ)従来品(図6に示す)および、従来の提案品(特許文献1、2、3、4)は、柱17上部から前部張り索25と左右張り索26が船体に3方に張られ、さらに、2組の桁調整ロープ22が左右下方に船体に固定されており、トローリングや延縄漁などの船尾で操業する場合、釣り針や、漁具が引っかかり複雑で邪魔になる。
本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、従来の帆1の面積を分割し、その割合の枚数を多角形および円弧状の羽根形状(以下、羽根2、2a、2bとする)とし、水平方向に収納することを特徴とする可倒式スパンカーである。
以下、比較的簡素な2枚羽根可倒式スパンカーについて具体的に説明する。
【0012】
発明1は、小型船の船尾部に船室高さの架台を取付け、同架台に水平方向と垂直方向に可動の自在支持軸と主ピンに支えられたスパンカーの帆となる平板状の羽根を設け、該羽根は可倒レバーに接続されたことからなる可倒式スパンカーである。
【0013】
発明2においては、上記スパンカーの羽根を複数枚で構成し、それぞれの主ピンの先端が連結棒を介し、連動することからなる可倒式スパンカーである。
【0014】
発明3においては、上記可倒レバーに電気、油圧、空気を動力とする遠隔機構を接続したことからなる可倒式スパンカーである。
【0015】
発明4においては、上記スパンカー羽根を支軸する自在支持軸の下部にティラーを接続し、該ティラーに電気、油圧、空気を動力とする遠隔機構を接続したことからなる可倒式スパンカーである。
【0016】
発明5においては、上記スパンカーの羽根を、FRP、耐候性加工品製としたことを特徴とする可倒式スパンカーである。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、従来の帆1の面積を分割し、その割合の枚数を多角形および円弧状の羽根形状とすることで、船舶の船首を風上に向けて、より安定、維持するのに有効な縦風は確保し、操船不能や転覆に影響を及ぼす横風は2分割の場合1/2になり、さらに、該羽根形状を提案品(図5中のハに示す)のような4角形とすることで、横風に対する風圧重心位置が下がり安全性が高まる。
【0018】
船首から船尾方向へ流れる縦風を図5に示すように、従来(図5中のイ、ロ)のスパンカーは、船尾中央に位置するため、船室、および船室上の付属器具の影響を受け、帆1への有効な風の損失が多いが、本発明(図5中のハ、ニ)は、船尾の両端に別れており、船室、および船室上の付属器具の影響が少ない。
【0019】
2トン未満程度の比較的小型船は、船室が無かったり、船室や、操舵台が小さく、帆1の面積も小さいので、前記のような4角形(図5中のハに示す)にすれば、横風の風圧重心が下がり羽根2の単体でもよい。
【0020】
2枚の羽根2を展開するには、それぞれの羽根2a、2bに設けた可到レバー5をストッパー13に当たるまで回し、位置決めピン9で固定するだけでよく、収納するには逆の操作をすればよい。従来および、従来の提案品のように煩雑さがなく、帆を固縛する際の落水の恐れもなくそれぞれの可倒レバー5a、5bの端部に電動、油圧、空気シリンダー等を取付ければ遠隔操作できる。
【0021】
収納時は、図3の(イ)のようにそれぞれの羽根2a、2bを水平方向に船室程の高さに固定するため、航行中、係船中に有害な横風の影響がすくない。従来品および従来の提案品のように高い柱17がなく、港内や河口に架かった橋の下を通過する場合、スパンカーの仕組みを取り離し、柱を倒すなどの煩雑さや、危険性がない。
【0022】
係留地によっては、船尾の接岸、および狭い港内でのスパンカー船尾方向の張り出しを嫌うが、本発明は、水平に収納後、連結棒4とティラー7の接続と可倒レバー5を取り外し、羽根2aは左180度回転、羽根2bは右180度回転で、架台12の前部に収納でき、船尾からの張り出しがなく、桁調整ロープ22を外し、桁18を上げる等の煩雑さや最後部に身を乗り出すこともないため落水の危険性もない。
【0023】
2枚の羽根2を風向に対し水平方向の角度調整をするのに、それぞれの羽根2a、2bは連結棒4で繋がれ、羽根2aの下端にピンで接続されたティラー7を作用させることにより、羽根2bも連動する。ティラー7は調整ハンドル8を回すことで羽根2の水平方向調整ができるが、電動、油圧、空気シリンダー等で駆動すれば遠隔操作でき、煩わしさがなく従来の提案品(特許文献1中の図8)のように操舵機に連動しないため、複雑な機構を必要としない。
【0024】
従来および、従来の提案品の帆2は、綿、テトロンセールクロス等の布製であり、使用頻度、強風の影響にもよるが耐用年数が2〜6年ほどであり、発明品も布製の帆で可能であるが、耐久性に優れたFRP、耐候性加工品が望ましい。
【0025】
従来および、従来の提案品のように、柱17や桁18を固定するロープがなく、操業の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の起倒式スパンカーの斜視図である。
【図2】本発明の起倒式スパンカーの分解斜視図である
【図3】本発明の起倒式スパンカーの収納、展開の使用方法を示す正面説明図である。 図3(イ)は、起倒式スパンカーの収納時である。 図3(ロ)は、起倒式スパンカーの展開時である。 図3(ハ)は、起倒式スパンカーの収納レバーに電動シリンダーを取 付けた図である。
【図4】本発明の起倒式スパンカーの水平方向角度調整の使用方法を示す平面説明図である。 図4(イ)は、水平方向中立時である。 図4(ロ)は、右調整時である。
【図5】従来スパンカーと本発明起倒式スパンカーの説明図である。 図5(イ)は、従来スパンカー設置の右側面図である。 図5(ロ)は、従来スパンカー設置の平面図である。 図5(ハ)は、本発明の起倒式スパンカーの右側面図である。 図5(ニ)は、本発明の起倒式スパンカーの平面図である。
【図6】従来スパンカーの収納時説明図である。
【図7】従来スパンカーの展開時説明図である。
【図8】提案品(特開2003−26095号公報)スパンカーの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明の実施の形態を、図1、図2、図3、図4により具体的に
説明する。
【0028】
ここで、図1は起倒式スパンカーの斜視図、図2は分解斜視図、図3は収納、展開時の説明図、図4は風向きによる水平方向角度調整を示す説明図である。
【0029】
本発明の形態は、縦風が有効に作用するように船室の高さ程度の架台12に水平方向と垂直方向可動の自在支持軸6a、6bと主ピン3で支えられた2枚の羽根2a、2bで構成されており、羽根2a、2bはそれぞれ主ピン3の先端が連結棒4で繋がっている。
【0030】
(イ)収納されている羽根2を展開するのに、それぞれの羽根下部に設けた可倒レバー5a、5bを自在支持軸6a、6b前端のストッパー13に当たるまで回し垂直位置で位置決めピン9により固定し、収納するには逆の操作でよく、収納時は、図3(イ)のように水平方向に位置決めピン9で固定する。
(ロ)水平方向の角度調整機構は、羽根2aを支えている自在支持軸6a下部にティラー7を取付け、該ティラー7端部の可動ナット10に、架台中央の支点11を介した調整ハンドル8が仕組まれ、調整ハンドル8を回すことにより羽根2aが作動し、羽根2aと連結棒4で連結された羽根2bも連動する。
(ハ)従来および、従来の提案品の帆は、綿、テトロンセールクロス等の布製であり、発明品も布製の帆で可能であるが、耐久性に優れたFRP、耐候性加工品が望ましい。
本発明は、以上の構成よりなっている。
【0031】
本発明を使用するときは、収納されている羽根2を展開するのに、それぞれの羽根下部に設けた可倒レバー5a、5bを自在支持軸6a、6b前端のストッパー13に当たるまで回し垂直位置で位置決めピン9により固定するだけでよく、収納するには逆の操作をすればよい。従来および、従来の提案品のように煩雑さがなく、帆を固縛する際の落水の恐れもない。可倒レバー5a、5bの端部に電動、油圧、空気シリンダー等を取付け駆動すれば、遠隔操作できる。
【0032】
羽根2収納時は、図3(イ)のように水平方向に固定するため、航行中、係船中に有害な横風の影響がすくなく、港内や河口に架かった橋の下を通過する場合、従来品は、スパンカーの仕組みである左右張り索26や桁調整ロープ22を取り離し、柱17を倒さないと図示省略の橋げたに接触する危険性があるが、本発明品は、上記のように羽根2を水平に収納するため、船室程の高さであり、煩わしさや危険性がない。
【0033】
係留地によっては、船尾の接岸時、および狭い港内でのスパンカー船尾方向の張り出しを嫌い柱17と桁18を添うように帆1で巻き収納するが、本発明品は、羽根2を水平に収納後、連結棒4とティラー7の接続を取り外し、羽根2aは左180度回転、羽根2bは右180度回転で、架台12の前部に収納でき、船尾からの張り出しがなくなり、煩雑さや最後部に身を乗り出すこともないため落水の危険性もない。
【0034】
風向きによる水平方向の角度調整は、調整ハンドル8を回すことにより羽根2aが作動し、該羽根2aの主ピン3と連結棒4で連結された羽根2bも連動する。羽根2a下部に取付けたティラー7に図示省略の電動、油圧、空気シリンダー等を接続すれば、遠隔操作でき、さらに図示省略の風向計、地磁気センサーの信号を入力することにより自動化できる。
【0035】
従来および、従来の提案品の帆1は、綿、テトロンセールクロス等の布製であり、使用頻度、強風の影響にもよるが耐用年数が2〜6年ほどであり、発明品も布製の帆1で可能であるが、耐久性に優れたFRP、耐候性加工品が望ましい。
【0036】
比較的小型の船舶は、船室が小型で低いため帆1の面積が小さいので、本発明の図5(ハ)羽根2の形状1枚で水平収納すれば、取り扱いが簡単で安全である。
なお、この発明は、上記発明を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得る。
【符号の説明】
【0037】
1 帆
2、2a、2b羽根
3 主ピン
4 連結棒
5、5a、5b可倒レバー
6、6a、6b自在支持軸
7 ティラー
8 調整ハンドル
9 位置決めピン
10 可動ナット
11 支点
12 架台
13 ストッパー
14 電動シリンダー
15 重心位置
16 風の流れ
17 柱
18 桁
19 展開ロープ
20 前部固定ロープ
21 桁固定プレート
22 桁調整ロープ
23 固縛ロープ
24 クリート
25 前部張り索
26 左右張り索
27 柱支持台
28 収納した帆
29 展開した帆
30 桁吊りロープ
31 下部固定ロープ
41 操舵装置
42 アーム































【特許請求の範囲】
【請求項1】
小型船の船尾部に船室高さの架台を取付け、同架台に水平方向と垂直方向に可動の自在支持軸と主ピンに支えられたスパンカーの帆となる平板状の羽根を設け、該羽根は可倒レバーに接続されたことを特徴とした起倒式スパンカー。
【請求項2】
上記スパンカーの羽根を複数枚で構成し、それぞれの上記主ピンの先端が連結棒を介し、連動することを特徴とする請求項1に記載の起倒式スパンカー。
【請求項3】
上記可倒レバーに電気、油圧、空気を動力とする遠隔機構を接続したことを特徴とする請求項1から請求項2に記載の可倒式スパンカー。
【請求項4】
上記スパンカー羽根を支軸する上記自在支持軸の下部にティラーを接続し、該ティラーに電気、油圧、空気を動力とする遠隔機構を接続したことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の可倒式スパンカー。
【請求項5】
上記スパンカーの羽根を、FRP、耐候性加工品製としたことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の起倒式スパンカー。

























【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−5961(P2011−5961A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−151706(P2009−151706)
【出願日】平成21年6月26日(2009.6.26)
【出願人】(505139470)有限会社オジカ鉄工 (3)