説明

超音波霧化装置

【課題】 超音波霧化装置において、簡単な構成によって安定した霧化機能が得られるようにする。
【解決手段】 貯液部1は内部に液体3を溜める。吸水部5は貯液部1差し込まれ液体3を吸液、保水する。ガイド部材9は貯液部1の開口部7近傍の外周に配置される。支持部材11はガイド部材9内に横置きした状態で変位自在に収容される。圧電セラミックス13は支持部材11の裏面に固定される。被振動板17は小孔23を有し圧電セラミックス13の貫通孔15を横切ってこれを塞ぐ。被振動板17はこの中央部が支持部材11および圧電セラミックス13を含めた自重によって吸水部5の上端面に圧接される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は超音波霧化装置に係り、例えば水や薬液などの液体を霧化する超音波霧化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、水や薬液などの液体を霧化する超音波霧化装置としては、例えば特許第3342095号公報(特許文献1)に示す構成が知られている。
【0003】
すなわち、圧電振動子に固着された穴あき振動板にスポンジ、繊維束その他の親水性保液材を接触させ、その振動板から液体を霧化する超音波噴霧装置において、その保液材の一端を吸液端として液体の供給源に浸ける一方、その保液材の他端を霧化端として圧縮コイルスプリングや板スプリング等のスプリングによってその振動板に接触させ、その吸液端から吸い上げられた液体をその霧化端の表面からその振動板に供給する構成を有している。
【0004】
このような超音波霧化装置では、振動板と保液材との接触の度合を常に一定に保つことにより安定的な霧化を得ようとするものである。
【特許文献1】特許第3342095号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1のような超音波霧化装置は、スプリングによってその振動板と保液材間の安定した接触状態を実現しようとしたものであるが、実際には、それら振動板と保液材との間の押圧力が大きくなり易く、長時間の使用によって保液材の霧化端がばらけたり、又はスプリングの押圧が強すぎて振動板にひびが入る場合がある一方、スプリングの押圧力を適切な状態に調節することが困難で、それら振動板と保液材間の安定した接触状態を確保し難いのが現状であり、改善が望まれていた。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成によって安定した霧化機能の得られる超音波霧化装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そのような課題を解決するために本発明に係る超音波霧化装置は、厚さ方向で対面する第1および第2の面に各々第1および第2の電極を有し広がり振動する圧電セラミックスと、多数の小孔を有しその圧電セラミックスに当該端部が固定された被振動板と、霧化される液体をその被振動板へ導き当該端面がその被振動板に当接する吸水部と、横置きされたその圧電セラミックス部分の自重による上下動を許容するとともに少なくとも水平方向の移動を規制するガイド部材とを具備している。
【0008】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材に対してその圧電セラミックスを所定の位置に支持する支持部材を有する構成も可能である。
【0009】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材がその支持部材の外周を囲む筒形である構成も可能である。
【0010】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材がその支持部材の外周を対向して挟むようにガイドする構成も可能である。
【0011】
本発明の超音波霧化装置では、上記支持部材に厚さ方向に貫通する挿通孔を設け、上記ガイド部材がその挿通孔を挿通する棒状体である構成も可能である。
【0012】
本発明の超音波霧化装置では、 上記ガイド部材がそれら第1および第2の電極の少なくとも一方の電極と電気的に接続される給電部を備える構成も可能である。
【0013】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材が一対の棒状体からなり、一方の棒状体は、その第1の電極と電気的に接続される給電部を備え、他方の棒状体は、その第2の電極と電気的に接続される給電部を備える構成も可能である。
【0014】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材における少なくとも外周面が導電性を有する構成も可能である。
【0015】
本発明の超音波霧化装置では、上記支持部材にそのガイド部材の外周面に電気的に接続される集電ブラシを備える構成も可能である。
【0016】
本発明の超音波霧化装置では、上記ガイド部材又は支持部材に、他方に弾性的に当接する当接部材を配置する構成も可能である。
【発明の効果】
【0017】
そのような手段を備えた本発明の超音波霧化装置では、厚さ方向で対面する第1および第2の面に各々第1および第2の電極を有し広がり振動する圧電セラミックスに対し、多数の小孔を有する被振動板の端部を固定し、霧化される液体を吸水部によってその被振動板へ導き、横置きされたその圧電セラミックス部分の自重による上下動をガイド部材によって許容するとともに水平方向の移動を規制するから、霧化効率が安定する。
【0018】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材に対してその圧電セラミックスを所定の位置に支持する支持部材を有する構成では、特に適切な自重を得る事が可能である。
【0019】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材がその支持部材の外周を囲む筒形である構成や、その支持部材の外周を対向して挟むようにガイドする構成では、簡単な構成によってガイド可能である。
【0020】
本発明の超音波霧化装置において、上記支持部材に厚さ方向に貫通する貫通孔を設け、上記ガイド部材がその貫通孔を挿通する棒状体である構成でも、簡単な構成によってガイド可能である。
【0021】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材がそれら第1および第2の電極の少なくとも一方の電極と電気的に接続される給電部を備える構成では、圧電セラミックへの給電構成が簡素化される。
【0022】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材が一対の棒状体からなり、一方の棒状体は、その第1の電極と電気的に接続される給電部を備え、他方の棒状体は、その第2の電極と電気的に接続される給電部を備える構成では、給電構成が簡素化される。
【0023】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材における少なくとも外周面が導電性を有する構成では、特に、給電構成が簡素化される。
【0024】
本発明の超音波霧化装置において、上記支持部材に、そのガイド部材の外周面に電気的に接続される集電ブラシを備える構成では、給電部の電気的接続が確実である。
【0025】
本発明の超音波霧化装置において、上記ガイド部材又は支持部材に、他方に弾性的に当接する当接部材を配置する構成では、上記圧電セラミックスの自重を軽減して霧化効率を向上させることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
【0027】
図1は本発明に係る超音波霧化装置を示す断面図である。
【0028】
図1において、例えば貯液部1はビンや缶その他の公知の容器であり、霧化するための例えば水や薬液等の液体3が溜められている。
【0029】
細長い柱状の吸水部5は、スポンジや繊維からなり、下端を貯液部1の内底部に当接するとともに上端が外部に突出するように貯液部1の開口部7から差し込まれ、貯液部1内に貯水された液体3を吸液、保水するとともに、上端に液体3を供給するものである。
【0030】
貯液部1の開口部7近傍の外周には、円筒型のガイド部材9が開口部7を囲むように固定されている。
【0031】
このガイド部材9内には、このガイド部材9の内径より僅かに小径の外径を有しガイド部材9内側形状と同じ外形のリング板状の絶縁性支持部材11が変位自在に収容されている。
【0032】
すなわち、支持部材11は、筒型のガイド部材9内をこの軸方向を横切るように横置きされるとともに軸方向(上下方向)に変位可能に、かつ水平方向の移動が規制された状態で収納されている。
【0033】
支持部材11の片面すなわち裏面には、偏平なリング板状の圧電セラミックス13と、この圧電セラミックス13の貫通孔15を横切ってそれに重ねられた円板状の被振動板17とからなる超音波振動ユニット19が止着されている。
【0034】
圧電セラミックス13は、従来公知の超音波圧電材料、例えばチタン酸ジルコン酸鉛の材料から薄板状に成形されるとともに厚み方向の分極が施されている。
【0035】
圧電セラミックス13は、図2に示すように、その厚さ方向で対面する第1の面(図中上面)d1に金などの導電材料からなる第1の電極21aが、第2の面(図中下面)d2には同様な第2の電極21bが圧電セラミックス13の外形形状より若干小さなリング帯状に形成され、図示しない給電用リード線が各々接続されている。
【0036】
被振動板17は、例えばニッケル材料などの薄い金属材料板や樹脂板からなり、その外周端部を圧電セラミックス13の第2の面d2に重ね、従来公知の手法、例えば接着剤にて固着されている。
【0037】
被振動板17には、微細な小孔23がその厚み方向に複数(無数)貫通形成されている。これら小孔23は、圧電セラミックス13との当接面(上面)側の直径を対向面(下面)側の直径より小さくして先細りとなっている。図1では小孔23の図示を省略するとともに、図2では誇張して図示されている。
【0038】
被振動板17において、貯液部1の開口部7から若干上部にて、支持部材11および圧電セラミックス13を含めた自重により、その中央部が柱状の吸水部5の上端面に載置されるように圧接されている。
【0039】
このような超音波振動ユニット19は、リード線を介して第1、第2の電極21a、21b間に例えば133KHzで20Vp−pの交流駆動電圧を印加すると、圧電セラミックス13が長さ方向(径方向)すなわち広がり振動する。
【0040】
そして、圧電セラミックス13に支持された被振動板17は、圧電セラミックス13の振動によって振動変形(たわみ変形)して超音波振動することになる。
【0041】
そのため、図2に示すように、貯液部1から水等を吸水部5で被振動板17に給水すると、多数の小孔23を介して液体3が霧化されて貫通孔15から送出される。
【0042】
このような本発明に係る超音波霧化装置では、液体3を溜めた貯液部1内に、その液体3を吸液、保水する柱状の吸水部5を差し込んで上端を外部に突出させ、円筒型のガイド部材9を貯液部1の開口部7近傍の外周に配置し、このガイド部材9内には、ガイド部材9の内径より僅かに小径の外径を有するリング板状の支持部材11を横置きした状態で変位自在に収容し、小孔23を有する円板状の被振動板17でリング板状の圧電セラミックス13の貫通孔15を横切って塞ぐとともに、この圧電セラミック13を支持部材11の裏面に固定し、それら支持部材11および圧電セラミックス13を含めた自重により、その被振動板17の中央部を吸水部5の上端面に載置されるように圧接させた構成を有している。
【0043】
そのため、圧電セラミックス13に駆動電圧を印加することにより、圧電セラミックス13の振動変形を介した被振動板17の振動により、貯液部1からの液体3を被振動板17の多数の小孔23から霧化することができるうえ、支持部材11および圧電セラミックス13を含めた自重、特に支持部材11の自重調節が簡単で、吸水部5の上端に対する被振動板17の押圧力が大きくなり難く、吸水部5の上端面に対する被振動板17の接触圧力を適切なものとすることが容易となる。
【0044】
従って、長時間の使用によって吸水部5の上端がばらける等の変形を生じ難く、経時的に吸水部5と被振動板17との間の安定した接触状態を確保し易い。しかも自重の微調整も容易で、良好な霧化効率が得られる。
【0045】
ところで、上述したガイド部材9は支持部材11の外周を囲む筒型である必要はなく、例えば、支持部材11の外周を対向して挟むように対をなす扇形のガイド部材片であっても良い。
【0046】
また、上記ガイド部材9には、圧電セラミックス13の第1および第2の電極21a、21bの双方、又は少なくとも一方の電極と電気的に接続される電極(給電部)を備える構成も可能である。
【0047】
次に、本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を説明する。
【0048】
図3は、本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態の要部を示す要部断面図である。
【0049】
図3において、図1の支持部材11と同様な円板状の支持部材25は、外周に近い対角位置に1対の挿通孔27a、27bが貫通形成されており、支持手段(図示せず。)に固定されて上下方向に並行に延びる1対のガイド棒(ガイド部材)29a、29bが図4に示すように、各々挿通孔27aに遊びを持って挿通されている。
【0050】
なお、それ以外の貯液部1、吸水部5、圧電セラミックス13、被振動板17等の構成や配置は図1に係る構成と同様である。
【0051】
そのため、支持部材25や圧電セラミックス13等がガイド棒29a、29bに支持されながら、その自重によって被振動板17の中央部に吸水部5の上端面が圧接され、図1の構成と同様に、貯液部1の液体3を霧化することができるうえ、支持部材25および圧電セラミックス13を含めた自重を適当に調節することにより、吸水部5の上端面に対する被振動板17の接触圧力の適切なものとすることが容易となる。
【0052】
さらに、ガイド棒29a、29bが一対の棒状体からなるから、ガイド棒29a、29bの外周には、圧電セラミックス13の第1の電極21aとの間で適当な手段によって電気的に接続される導電部(給電部)29cを形成し、他方のガイド棒29bにも、第2の電極21bと電気的に接続される導電部(給電部)29dを形成すると、支持部材25の各々挿通孔27a、27bにガイド棒29a、29bが挿通すれば、ガイド棒29a、29bを介して圧電セラミックス13に駆動電圧を印加することが可能となる。
【0053】
しかも、支持部材25には、図3に示すように、そのガイド棒29a、29bの外周面に電気的に接続される集電ブラシ29eを備えれば、ガイド棒29a、29bと圧電セラミックス13の第1、第2の電極21a、21bとの電気的接続がより確実となる。なお、導電部(給電部)29c、29dには、不図示の交流駆動電圧発生装置が接続されている。
【0054】
また、図5〜図7に示す構成は、本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態の要部を示す要部斜視図および要部断面図である。
【0055】
すなわち、図5に示す構成は、方形板状の支持部材31の一辺近傍に、方形の圧電セラミックス33を貼り付け、この圧電セラミックス33に被振動板35を片持ち支持するように固定するとともに、支持部材31に貫通形成した挿通孔37にガイド棒39を挿通させたものである。
【0056】
なお、それ以外の貯液部1、吸水部5の構成や配置は図1に係る構成と同様である。
【0057】
このように、被振動板35を圧電セラミックス33に片持ち支持するように固定する構成においても、支持部材35や圧電セラミックス33等がガイド棒39に支持されながら、その自重によって被振動板35の中央部に吸水部5の上端面が圧接され、図1の構成と同様に、貯液部1の液体3を霧化することができるうえ、支持部材35および圧電セラミックス33を含めた自重を適当に調節することにより、吸水部5の上端面に対する被振動板35の接触圧力の適切なものとすることが容易となる。
【0058】
さらに、図6および図7に示す構成は、長方形の支持部材41に窓部43を貫通形成し、図5のように、支持部材41に、圧電セラミックス33を貼り付けるとともにこの圧電セラミックス33に被振動板35(図6では見えない。)を片持ち支持させ、その窓部43を被振動板35で塞ぐように配置した構成を有している。
【0059】
しかも、図7に示すように、支持部材41の対向部にガイド壁(ガイド部材)45を配置して、圧電セラミックス33を含む支持部材41を上下でスライド可能に構成したものである。
【0060】
このような構成においても、その自重によって被振動板37の中央部に吸水部5の上端面が圧接され、図1の構成と同様に、貯液部1の液体3を霧化することができるうえ、支持部材35および圧電セラミックス33を含めた自重を適当に調節することにより、吸水部5の上端面に対する被振動板35の接触圧力の適切なものとすることが容易となる。
【0061】
なお、支持部材41を挟むガイド壁45は、これに限定されず、支持部材41の外周を囲む枠型のガイドであっても良い。
【0062】
また、図8に示すように、支持部材25にリング状のフェルト板からなる当接部材47を取り付け、ガイド部材であるガイド棒29a、29bを当接部材47に貫通させ、当接部材47とガイド棒29a、29bを弾性的に当接する構成も可能である。なお、他の構成は図3と同様であるから、説明を省略する。
【0063】
このような構成では、当接部材47とガイド棒29a、29bを弾性的に当接するから、圧電セラミックス13の自重を軽減して霧化効率を向上させることが可能である。なお、当接部材はガイド部材側に設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明に係る超音波霧化装置の実施の形態を示す要部断面図である。
【図2】図1に示す圧電セラミックスの横断面図である。
【図3】本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を示す要部断面図である。
【図4】図3の支持部材を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図6】本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図7】本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を示す要部断面図である。
【図8】本発明に係る超音波霧化装置の他の実施の形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
【0065】
1 貯液部
3 液体
5 吸水部
7 開口部
9 ガイド部材
11、25、31、41 支持部材
13、33 圧電セラミックス
15 貫通孔
17、35 被振動板
19 超音波振動ユニット
21a 第1の電極
21b 第2の電極
23 小孔
27a、27b、37 挿通孔
29a、29b ガイド棒(ガイド部材)
29c、29d 導電部(給電部)
29e ブラシ
43 窓部
45 ガイド(ガイド部材)
47 当接部材
d1 第1の面
d2 第2の面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
厚さ方向で対面する第1および第2の面に各々第1および第2の電極を有し、広がり振動する圧電セラミックスと、
多数の小孔を有し、前記圧電セラミックスに当該端部が固定された被振動板と、
霧化される液体を前記被振動板へ導き、当該端面が前記被振動板に当接する吸水部と、
横置きされた前記圧電セラミックス部分の自重による上下動を許容するとともに、少なくとも水平方向の移動を規制するガイド部材と、
を具備することを特徴とする超音波霧化装置。
【請求項2】
前記ガイド部材に対して前記圧電セラミックスを所定の位置に支持する支持部材を有することを特徴とする請求項1記載の超音波霧化装置。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記支持部材の外周を囲む筒形であることを特徴とする請求項2記載の超音波霧化装置。
【請求項4】
前記ガイド部材は、前記支持部材の外周を対向して挟むようにガイドすることを特徴とする請求項2記載の超音波霧化装置。
【請求項5】
前記支持部材には厚さ方向に貫通する挿通孔を有し、前記ガイド部材は前記挿通孔を挿通する棒状体であることを特徴とする請求項2記載の超音波霧化装置。
【請求項6】
前記ガイド部材は、前記第1および第2の電極の少なくとも一方の電極と電気的に接続される給電部を備えることを特徴とする請求項5に記載の超音波霧化装置。
【請求項7】
前記ガイド部材は一対の棒状体からなり、一方の棒状体は前記第1の電極と電気的に接続される給電部を備え、他方の棒状体は前記第2の電極と電気的に接続される給電部を備えることを特徴とする請求項6に記載の超音波霧化装置。
【請求項8】
前記ガイド部材は、少なくとも外周面が導電性を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波霧化装置。
【請求項9】
前記支持部材に、前記ガイド部材の外周面に電気的に接続される集電ブラシを備えたことを特徴とする請求項8に記載の超音波霧化装置。
【請求項10】
前記ガイド部材又は支持部材に、他方に弾性的に当接する当接部材を配置してなる請求項2〜9いずれか1記載の超音波霧化装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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