説明

足場板クランプ

【課題】従来足場板の移動止め、飛散防止の方法は番線等で足場材に緊結する方法である。
従来の方法に依れば、足場解体時には番線を切断せねばならず、切断した番線は再使用不能なため、金属ゴミ、産業廃棄物として、廃棄処分している。
また、足場の組立、解体時に於いては組立、解体用の工具と、番線を切断するための工具、2種類の工具が必要であった。
【解決手段】そこで本発明は、図1に示すようにバネ材使用の可動爪とボルト、ナットで変径金属帯を構成して、板厚35mm〜45mmの足場板を足場材に緊結する。
この方法に依れば、金属ゴミが発生しない上、作業用の工具も1種類でよく足場の組立、解体作業の能率向上が図れる。
また本クランプは再利用半永久的に使用可能なため経費節減も図れる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は足場板の緊結具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来足場板の移動止め、飛散防止の方法は番線等で足場材に緊結する方法である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の方法に依れば足場解体時には番線を切断せねばならず、切断した番線は再使用不能なため、金属ゴミ、産業廃棄物として廃棄処分している。
又、足場の組立、解体時に足場の組立、解体用の工具と番線切断用の工具を揃える必要がある。
【課題を解決させるための手段】
【0004】
そこで本発明はバネ材使用の可動爪2本と、ボルト、ナットで足場板厚35mm〜45mmまで対応出来る変径可能な金属帯を構成して、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0005】
産業廃棄物量を削減出来る。
足場組立、解体作業の能率向上が図れる。
作業用工具数が少なく出来る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の正面図
【図2】同じく、右面図
【図3】同じく、左面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、図1に示すように2本の可動爪とアングル、及びボルト、ナットで変径金属帯を構成する。
【実施例】
【0008】
2本の可動爪で足場材(単管)を抱込み、ボルトを掛けて、ナットを締め込んで足場板を固定する。
【符号の説明】
【0009】
3 単管
5 足場板
7 アングル
9 可動爪
10 ボルト
11 ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
変径可能な金属帯で構成した足場板の緊結具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−220082(P2011−220082A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−97399(P2010−97399)
【出願日】平成22年4月5日(2010.4.5)
【出願人】(510098353)有限会社田畑 美軒 (3)