説明

足跡、タイヤ痕用転写シート

【課題】粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡をも鮮明に転写できる足跡、タイヤ痕用転写シートを提供する。
【解決手段】足跡やタイヤ痕を転写するために用いる転写シートであって、基材と、官能基数2、分子量700〜2,000の末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオール若しくは、官能基数3、分子量6,000〜8,000の末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールと、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂からなる軟質組成物により前記基材上に形成された転写層と、該転写層を覆うセパレーターとを備え、前記転写層は厚さが0.5mm〜5.0mmである足跡、タイヤ痕用転写シート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、事件現場や事故現場に印象された足跡やタイヤ痕を転写するために用いる転写シートに関する。
【背景技術】
【0002】
事件現場や事故現場に印象された足跡やタイヤ跡は、事案の解決に重要な情報や証拠となるため、鑑識現場では足跡やタイヤ痕が採取され、保存される。従来、足跡やタイヤ痕の採取は、ゼラチン紙やアセテート紙の粘着性を利用して転写することにより行われていた。しかし、ゼラチン紙やアセテート紙を用いると、Pタイルなどの平滑面上に印象された足跡やタイヤ痕は鮮明に転写することができるが、コンクリートブロックや経年劣化により平滑性が失われた鉄骨などの粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡を鮮明に採取することが困難であり、この粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡をいかに鮮明に採取するかが大きな課題となっていた。
【0003】
他方、従来のゼラチン紙やアセテート紙とは異なる、ウレタン系粘着剤を用いて指紋や足跡やタイヤ跡を採取する鑑識用シートの提案がある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2001−40299号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の鑑識用シートは、既存のウレタン系粘着剤の粘着性を利用して指紋痕跡や足跡やタイヤ跡を転写するもので、粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡をも鮮明に転写できる鑑識用シートを企図するものではない。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、転写層が足跡やタイヤ痕の形態に追従して変形し、足跡やタイヤ痕の原状の形態を保持して鮮明に転写でき、粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡をも鮮明に転写できる足跡、タイヤ痕用転写シートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための請求項1に記載の発明は、足跡やタイヤ痕を転写するために用いる転写シートであって、基材と、官能基数2、分子量700〜2,000の末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオール若しくは、官能基数3、分子量6,000〜8,000の末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールと、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂からなる軟質組成物により前記基材上に形成された転写層と、該転写層を覆うセパレーターとを備え、前記転写層は厚さが0.5mm〜5.0mmであることを特徴とする足跡、タイヤ痕用転写シートを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートの反応量は、官能基数が2で、末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオールの場合、ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比であるNCO/OHが0.48〜0.41となる量であり、官能基数が3で、末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールの場合、ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比であるNCO/OHが0.7〜0.61となる量であることを特徴とする足跡、タイヤ痕用転写シートを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、基材は、非伸縮性の素材から形成されてなることを特徴とする足跡、タイヤ痕用転写シートを要旨とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートは、転写層が足跡やタイヤ痕の原状の形態に追従して変形するので、平滑面上に印象された足跡やタイヤ痕を鮮明に転写できることは勿論のこと、粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡をも原状の形態を保持しつつ鮮明に転写できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を実施の形態により詳細に説明する。
【0012】
転写層を構成する軟質組成物は、官能基数2、分子量700〜2,000の末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオール若しくは、官能基数3、分子量6,000〜8,000の末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールと、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂からなる新規な組成物である。該軟質組成物は、株式会社ポリシスから販売され、入手が可能であり、また、詳細は特開2001−316448号公報に記載される。
【0013】
軟質組成物の官能基数が2で、末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオールは、ポリテトラメチレンポリオキシグリコール、ε−カプロラクトン系ポリオール、β−メチル−δ−バレロラクトン系ポリオール、ポリエステル系ポリオール及びカーボネート系ポリオール等の公知の材料を挙げることができる。また、これらのポリオールは、単独で用いたり2種以上併用できる。
【0014】
軟質組成物の官能基数が3で、末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールとしては、例えばグリセリン、トリメチロールプロパン、もしくはヘキサントリオール等の3官能基数の活性水素化合物を開始剤として1,2−ポロピレンオキサイドを開環附加重合させ、次いでエチレンオキサイドを開環附加重合させる公知の化合物を用いることができる。例えば、プレミノールPML−7001、PML−7003、PML−7005、エクセノール837、840、850、もしくはアクリルポリマーをブレンドしたポリオールのエクセノール911、910、940(旭硝子株式会社)等を挙げることができ、また、これらの2種類以上の混合物を使用することもできる。さらに、これらと前述の官能基数2、分子量700〜2,000で末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオールの2種類以上の混合物を使用することも可能である。
【0015】
ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートは、官能基数2.5〜2.8であるのが好ましい。官能基数2.5未満の場合は、耐熱性に欠け、また官能基数2.8より大きい場合は、ゴム硬度が5より大きくなるために好ましくない。たとえば、ミリオネートMR−100、MR−200、MR−300(日本ポリウレタン株式会社)等を挙げることができる。
【0016】
ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートは、理論量より少ない前述のポリオールと公知の技術を用いて反応せしめ、末端に活性イソシアネート基を残すプレポリマーとして用いてもよいが、末端活性イソシアネート基残量は、29〜23重量%、好ましくは29〜27重量%がより好ましい。末端活性イソシアネート基残量が29重量%より大きい場合は、プレポリマーとして用いる特徴に欠け、23重量%未満の場合は液粘度が高くなり作業性に支障を生じるために好ましくない。プレポリマーとして用いる必要性は特にないが、イソシアネート化合物とポリオールの相溶性に優れるため反応性をより確かに進めることができる。
【0017】
官能基数が2で、末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオールは、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートと反応させることが必要である。ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比、即ちNCO/OHは0.48〜0.41が好ましい。この当量比が0.48を超える場合は、得られる組成物のゴム硬度が5を越え、脆い組成物となるために好ましくなく、0.41未満の場合は、形状保持性に欠け十分な組成物を得られないために好ましくない。
【0018】
また、官能基数が3で、末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールも、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートと反応させることが必要で、上記NCO/OHは0.7〜0.61が好ましい。この当量比が0.7を超える場合は、得られる組成物のゴム硬度が5を越え、脆い組成物となるために好ましくなく、0.61未満の場合は、形状保持性に欠けるために好ましくない。
【0019】
上記のように構成される軟質組成物は、既存のポリウレタン樹脂にはない特性を有する。すなわち、可塑剤等の二次的手段を用いなくても、ゴム硬度が5以下で、あたかもゲル状物のような軟質でありながらも形状安定性があり、耐熱性にも優れる。また、軟質組成物は、自己粘着性を有し、その粘着性はその厚みを厚くしても一定で不変である。さらに、熱分解温度は、200〜250℃であり、−30℃でも脆化しない。軟質組成物は、通常、黒色又は白色に染色して用いられる。
【0020】
転写層が形成される基材は、非伸縮性の素材で形成することが好ましい。非伸縮性の素材は、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリカーボネート、セルロースプラスチック、ポリアミド、ポリエーテルケトン、透明ポリオレフィン等を例示でき、これらの中でもポリエチレンテレフタレ−トが経済性の点で好ましい。基材を非伸縮性の素材で形成することが好ましいのは、基材をエラストマーなどの伸縮性の素材で形成すると、転写層を下にして基材を上から押圧して足跡やタイヤ痕を転写する際、基材の伸縮に伴い転写層も伸縮してしまうので、転写層で足跡やタイヤ痕の原状の形態を転写できなくなるからである。
【0021】
軟質組成物により基材上に形成される転写層は、厚さが0.5mm〜5.0mmの範囲内が好ましい。転写層が0.5mmより薄いと、粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡に追従して変形することが難しくなるからである。また、厚さを5.0mmより厚くすることもできるが、経済性、取扱い性の点から5.0mm以下が好ましい。
【0022】
転写層を覆い、使用時に剥離されるセパレーターに用いる素材は、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エチレンビニルアセテート、ポリメチルペンテンなどを例示できるが、透明の樹脂フィルムが好ましい。
【0023】
本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート10は、図1に示すように、基材1、転写層2、セパレーター3からなり、基材1の表面には、事件名、発生年月日、採取年月日、採取場所、立会人署名、採取者名などの立証措置欄が印刷された紙が貼付される。軟質組成物からなる転写層2が所定の厚みを有し、しかも軟質であるため、転写層2は粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡の原状の形態に追従して変形し、転写された足跡やタイヤ痕の形態を保持する。このような作用により、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート10は、粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡の原状の形態を保持して鮮明に転写できる。また、軟質組成物は、物質を吸収拡散しないため、採取した足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡が吸収拡散により消滅することはない。他方、ゼラチン紙やアセテート紙が粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡を鮮明に転写できないことを既述の通りである。また、既存のウレタン系粘着剤は、軟質でかつ形状安定性を有するものではなく、その厚みを厚くしていくとそれに伴い粘着性も高くなるため、厚みを厚くすると粗面や凹凸面上に印象された足跡やタイヤ痕、立体感のある泥足跡の原状の形態を破損し、鮮明に転写することが困難である。
【実施例】
【0024】
次いで、本発明を実施例を挙げてより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0025】
〔実施例1〕
ポリエチレンテレフタレートで縦310mm、横140mmの矩形状シートの基材を形成した。この基材上に株式会社ポリシスから販売される軟質組成物を塗工し、厚さ0.5mmの転写層を形成した。さらに、ポリエチレンテレフタレ−トで形成したセパレーターで転写層を覆い、足跡、タイヤ痕用転写シートを作製した。得られた足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて粗面や凹凸面上に印象された足跡、立体感のある泥足跡を転写し、採取した。対照として、ゼラチン紙とアセテート紙を用いて転写を行った。
【0026】
〔実施例2〕(コンクリートブロック上の泥足跡)
図2から明らかなように、アセテート紙とゼラチン紙を用いて転写した足跡が不鮮明であるのに対し、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて転写した足跡は、鮮明で足跡の原状の形態を保持していた。
【0027】
〔実施例3〕(ザラザラした鉄骨上に印象された足跡)
図3から明らかなように、アセテート紙とゼラチン紙を用いて転写した足跡が不鮮明であるのに対し、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて転写した足跡は、鮮明で足跡の原状の形態を保持していた。特に、アセテート紙とゼラチン紙の場合は足跡がほとんど転写されていなかった。
【0028】
〔実施例4〕(ビル屋上床(防水塗装)に印象された足跡)
図4から明らかなように、アセテート紙とゼラチン紙を用いて転写した足跡が不鮮明であるのに対し、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて転写した足跡は、鮮明で足跡の原状の形態を保持していた。特に、アセテート紙とゼラチン紙の場合は足跡がほとんど転写されていない。本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いた足跡は写真撮影した足跡より鮮明であった。
【0029】
〔実施例5〕(厚めの泥で印象された泥足跡)
図5から明らかなように、アセテート紙とゼラチン紙を用いて転写した足跡が不鮮明であるのに対し、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて転写した足跡は、鮮明であった。特に、アセテート紙とゼラチン紙の場合は厚い泥の先の部分しか採取できず、また、ところどころ泥がつぶれて足跡を壊していることが観察された。本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いた足跡は写真撮影した足跡より鮮明で、また、厚い泥をつぶすことなく、足跡の原状の形態を保持していた。
【0030】
〔実施例6〕(畳上のほこり足跡(潜在足跡))
図6から明らかなように、アセテート紙とゼラチン紙を用いて転写した足跡が不鮮明で、畳のすき間の足跡も採取されていないのに対し、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを用いて転写した足跡は、畳のすき間の足跡も鮮明に採取でき、足跡の原状の形態を保持していた。
【0031】
以上の通り、本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートは、粗面や凹凸面上に印象された足跡、立体感のある泥足跡の原状を保持して鮮明に転写し、採取できることが判明した。
【0032】
厚さ1.5mmの転写層が形成された足跡、タイヤ痕用転写シートを作製し、上記と同様の条件下で足跡の転写を行ったところ、上記と同様に粗面や凹凸面上に印象された足跡、立体感のある泥足跡の原状を保持して鮮明に転写できた。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の足跡、タイヤ痕用転写シートを示す図である。
【図2】コンクリートブロック上の泥足跡を本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート、アセテート紙及びゼラチン紙を用いて転写した図である。
【図3】ザラザラした鉄骨上に印象された足跡を本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート、アセテート紙及びゼラチン紙を用いて転写した図である。
【図4】ビル屋上床(防水塗装)に印象された足跡を本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート、アセテート紙及びゼラチン紙を用いて転写した図である。
【図5】厚めの泥で印象された泥足跡を本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート、アセテート紙及びゼラチン紙を用いて転写した図である。
【図6】畳上のほこり足跡(潜在足跡)を本発明の足跡、タイヤ痕用転写シート、アセテート紙及びゼラチン紙を用いて転写した図である。
【符号の説明】
【0034】
1 基材
2 転写層
3 セパレーター
10 足跡、タイヤ痕用転写シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足跡やタイヤ痕を転写するために用いる転写シートであって、基材と、官能基数2、分子量700〜2,000の末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオール若しくは、官能基数3、分子量6,000〜8,000の末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールと、理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂からなる軟質組成物により前記基材上に形成された転写層と、該転写層を覆うセパレーターとを備え、前記転写層は厚さが0.5mm〜5.0mmであることを特徴とする足跡、タイヤ痕用転写シート。
【請求項2】
理論量より少ないポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートの反応量は、官能基数が2で、末端に1級ヒドロキシル基を有するポリオールの場合、ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比であるNCO/OHが0.48〜0.41となる量であり、官能基数が3で、末端に1級ヒドロキシル基を部分的に有するポリオールの場合、ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比であるNCO/OHが0.7〜0.61となる量であることを特徴とする請求項1に記載の足跡、タイヤ痕用転写シート。
【請求項3】
基材は、非伸縮性の素材から形成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の足跡、タイヤ痕用転写シート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−50381(P2008−50381A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−224851(P2006−224851)
【出願日】平成18年8月22日(2006.8.22)
【出願人】(594206244)株式会社エクシールコーポレーション (5)
【Fターム(参考)】