説明

足首ツボ(経穴)指圧バンド

【課題】老若男女に関らず頻尿・尿意に耐え切れず尿漏れ・失禁・排尿後の尿だれまた残尿感等の泌尿器官等の神経機能回復、筋肉疲労の凝り・痛み・痙攣・ひ筋(ふくらはぎ)部のこむらがえり等の筋肉疲労の快復、又、腎臓・内臓器官等の機能回復。
【解決手段】東洋医学のツボ健康法の書を基に参照し、小型化にした健康器具の足ツボ(経穴)指圧バンドを作製し、その指圧バンドは磁気を含む突起物を内面に装備し足首・足首両側面部に装着しツボ(経穴)循環ルート経絡で下肢部を経て、全身の各機能器官部等へ気の流れ・血行・血流を促し刺激与え、機能器官を修復・回復させその指圧バンドは終日携帯・携行等ができ足首・足両側面ツボ(経穴)部へ的確に刺激・指圧し、機能回復と症状等の快復を促がし老化に伴う各症状等を快復させ、泌尿器官系等の悩みと健康問題等での苦痛等を回避する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、東洋医学の見地で身体に分布したツボ(経穴)部を参考にしそれを基に足の裏・両側面等に終日装着装備し、健康維持と疲労快復の増進促進に寄与し、一般者・高齢者・治療者等の身体のこり・痛みからの回避と健康の維持管理等を提供する足裏・足首・足両側面部分へ刺激をする事で指圧をする足のツボの健康器具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年足裏ツボ(経穴)(以下ツボと記す)への関心が増え、足裏部分を突起物で刺激をする健康器具が各種多量に発案され、その突起物部分を装備した健康器具は床に置き、又は固定し足裏のツボ部を選定せずにマッサージ的に足裏を漠然と刺激し指圧をする足裏健康器具等が多い。
【0003】
又、ツボ押し・指圧の効果の概念は凝り・痛みの治療及び疲労快復と健康増進・促進を目的とし、特に高齢者・長期療養者・病弱者等が体のこり・痛みの緩和を期待し、終日に身体に装着・装備しこり・痛み等の症状の治療・改善・快復を期待し健康器具等を利用・使用をしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】足裏や足側面部位のツボの部分を選定せず、只、漠然と安易に足元・足裏部分等を主体に全体的に押して滑らせ、圧迫的に刺激・指圧し血行を促がし、マッサージ的に快感的刺激を与える発案が多く見られる。(例えば特許文献1参照)
【特許文献2】又、利用者の足裏サイズに応じて基盤の突起部分を変えツボ部分に対して踏む事で指圧をする、その踏む事にて動作を伴い突起部分へ足裏のツボ部が一定せずツボ押し効果が希薄となる。(例えば特許文献2参照)
【特許文献3】又、歩行運動を伴って足裏のツボを刺激し、その靴状部分とサンダル部分を着脱可能とし、それに足を入れる発案等もあり取替え部の携帯・携行等で持運びをする場合等に衛生洗浄時等で少し難題が生じる。(例えば特許文献3参照)
【特許文献4】又、箱型形状の容器の中へゴムボールを入れ、その箱の中へ足を入れ足踏みをする事で足裏・足側面部分のツボをゴムボールで刺激・指圧をする発案もあるが、この発案の容器・ゴムボール等を定期的な衛生洗浄容器・ゴムボール等の移動時の持運び・携帯・携行等には不便である。(例えば特許文献4参照)
【特許文献5】また、ツボ押しと外反母趾を防止した突起部を基板上に装備し、その突起部で足裏・側面部分のツボ部分へ磁気を加えてバンドで押し当て、刺激・指圧をし外反母趾の患者の治療及び予防・防止の治療用具とし、又、内部のむれ・悪臭の防止等を装備した健康機具兼治療用具等もあり、だがこの用具は外反母趾の治療を主体とし、屋内及び院内に於いてのみに着用する事を基本とするために、一般の屋外道路上に於いての装備・着用は不適当となる。(例えば特許文献5参照)
【特許文献6】また、健康治療器具とは異なり、靴下の底面部に身体の臓器や器官の図面をプリントし、症状により何処の部位をツボ指圧するかを明記し指圧をする箇所を表示した靴下等もあるが伸び・縮み等で漠然となる。(例えば特許文献6参照)
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−340790公報
【特許文献2】特開2003−673公報
【特許文献3】特開2002−95720公報
【特許文献4】特開平9−657公報
【特許文献5】実用新案第3118877公報
【特許文献6】特開2006−183223公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の健康器具等は足の裏を重点に考慮された発案が多く、よって、本発明は、東洋医学書のツボ治療を基として発案し、ツボ(経穴)は全身を縦横に繋がる循環ルートのツボ経絡で繋がり、その経絡連鎖が足裏・足側面・下肢等の各ツボを経て器官・頭部等へ、気・神経・血流・血行となり(例えば、足の爪先を刺激すれば頭の部分にひびく)その経絡連鎖の循環ルート経絡を参考に、特に足首部はツボ(経穴)が多く歩行・運動行動時に負荷が掛かる足首部を主体・重点に刺激する事を課題とした。
【0007】
よって、高齢になると自律神経等各神経機能・泌尿器機能・内蔵機能等が劣える、その為に足首・足側面のツボ部を的確に刺激し循環ルート経絡で血行と気の流れを促し老化特有の頻尿・尿意に耐えれず尿漏れ・失禁・排尿後の尿だれ・残尿感・各神経機関等の回復と泌尿器系の腎臓・内臓部の病快復、各関節部へ気力神経を与え老化防止を目的とし足首部と下肢部分のツボ(経穴)の循環ルート経絡への刺激指圧を課題とした。
(また、そのために出願書類に不適切な図面と思うが循環ルート経絡とそのツボ(経穴)名の明記表示が必要と考え[図2]に示した)
(参考資料 ツボ健康法 著者 府川憲明・前田均 梧桐書院発行)
【0008】
従来の技術は突起物で足裏及び下肢のツボを安易に漠然と、足裏部分を主体に刺激指圧を与えることは、一時的にマッサージ快感はあるが、肝心な足首と両側面のツボへの的確な刺激指圧が不充分で、病の治療・健康維持・疲労快復等の効果は薄く、よって、高齢者・痛み治療者等が終日身体に装着・装備した痛みの和らぎ効果も希薄となる。
【0009】
又、その足首・両側面部には循環ルートの経絡のツボが多数にあり、その足首のツボが下肢部ツボへと経絡循環し、各器官・臓器・頭部等への無数の各ツボへ気力神経と血流が循環して行くのであり、よって足裏ツボ部分を漠然と刺激指圧をする事も必要だが、循環ルート経絡のツボを的確に刺激し神経と血流を促し疲労・痛み・老化防止等を課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0010】
従来の問題点を解決するために、東洋医学の書物により全身の各部分へのツボ(経穴)に気・神経・血流の循環ルート経絡の繋がりを参照し、足首部・足両側面部等各部分のツボ(経穴)(以下ツボと記す)部へ、歩行・運動・睡眠・静止時等に刺激・指圧をする足首ツボ(経穴)指圧バンド(以下指圧バンドと記す)を装備装着し、その指圧バンドは終日足首部・足両側面部・足裏の土踏まず部等各部分のツボへ刺激的に指圧を与え循環ルート経絡で神経気力・血流・血行を促がす。
【0011】
また、その指圧バンドは小型で折りたたみができ携帯・携行が容易であり内面部へ装備する突起物部は磁気を含み、各ツボ部分を的確に刺激指圧をするように装備し、その足首と下肢部分は歩行、運動・行動時は動作行為となり主動的な役割部分で、又、循環ルート経絡のツボ部分が多数で、主動的役割のその足首・両側面・下肢部分のツボ部分を主体・重点的に刺激・指圧をすることを課題とし解決するための手段とした。
【0012】
よって、その指圧バンドの足の両面内側と足首上部の両側面内側部分へ磁気を含む突起部を装備しツボ部分を刺激指圧する、又、的確なツボの刺激指圧を得るように足のサイズに合わせ、また、好みの箇所に刺激指圧が得られるように指圧バンドの突起物の挿し込み取付け穴を適度に随所に開け、残り穴は通気・喚起穴として役目をなし終日装備装着し、歩行・運動・睡眠・静止時に足首部分へ刺激指圧を与え、その足首部分とその両側面のツボ部から上部の下肢部へのツボへと循環ルート経絡で自律神経・各神経機関等へ、気・血流・血行は循環して流れる。
【0013】
また、その小型の指圧バンドの作成に使用する材料材質は適度の柔軟性があり折りたたみができ、強度性のある革製品・合成革・強化生ゴム等で靴を履く場合等に違和感を和らげる材質・材料を使用・作製し、その指圧バンドの上部先端部分を足首バンドを通すために輪ッ化状の形状で作製し内側面に挿し込む突起物は磁気を含ませ、適度の硬さで大・小とサイズ・厚さ等を分け刺激指圧が好みで選別ができ、又、小型で携帯・携行・洗浄等が容易であり着・脱等も素早く容易な指圧バンドとする。
【0014】
よって、指圧バンドは終日刺激的な指圧をする事で体の痛みを和らげるツボ押し効果と同様に健康体を促進し、歩行の障害治療等を緩和し老化特有の頻尿の尿意に耐えれずに尿漏れ・失禁・排尿後の尿だれ・残尿感等の自律神経・三叉神経・三半規管等の神経機関や泌尿器系・腎臓等と各内臓器官の回復を促がし、筋肉疲労等から生じる下肢部分ふくらはぎ(ひ筋)のこむらがえり・筋肉痛・痙攣等の症状・骨関節部分の痛み等を和らげ快復に寄与する事を課題とし解決するための手段とした。
【発明の効果】
【0015】
本発明の、ツボ(経穴)指圧バンドは、以上説明したような構成からなされているので、以下に記載されるような効果が得られる。
【0016】
指圧バンドは老化現象特有の泌尿器官機能の衰え、その老化等による頻尿はその尿意に耐え切れずに尿漏れ・排尿後の残尿感・尿だれ・頻尿による失禁等に効果があり、終日指圧バンドを足首・足両側面・足裏のツボ部分へ装備・装着し、そのツボ部分へ突起部分で的確に刺激を与えることで視神経・三半規管系等の各神経系と泌尿器官系・腎臓・内臓部分等の器官機能の回復にも効果が見られる。
【0017】
よって、その指圧バンドを足首部分へ終日装着装備することで、足首部分よりツボの循環ルート経絡で下肢部分を経て、各ツボ部へ神経の気力・血流・血行を促し、健康維持管理と増進と促進・疲労快復等を促し、呼吸器官・内臓器官・各骨関節部等の腰・肩・腕の凝りと痛み筋肉疲労等で引き起こす足部・下肢部・股部分等の痙攣・こむらがえり・肉離れ等の痛みからの回避と快復効果がある。
【0018】
当・発案者も現在68歳で、こむらがえり等の痛み症状が長期に続き苦しみ、2年程前より足首・足側面へ簡素にツボバンドを作成し、終日装着装備し突起物にて刺激指圧を実施し、現在でも使用をしてその結果は上記症状等は皆無で、体調は良好で簡素なバンドによって効果を得ている。(よって、苦痛からの和らぎを広範囲に提供する為に特許申請をしました)
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】1 足ツボ(経穴)指圧バンド本体の斜図。 2 足ツボ(経穴)指圧バンドを装着した状態の図。 3 指圧バンドへ着脱するツボ(経穴)部位への刺激・指圧の突起物。 4 足ツボ(経穴)指圧バンド装着装備した足首と足裏底部の斜図。
【図2】上述した東洋医学書より抜粋したツボ(経穴)の循環ルート経絡の図で足首より下肢部分へ架けてのツボ(経穴)部分とそのツボ(経穴)の循環ルート経絡図で図面に文明記は不適切と思うが必要と思い示した。(資料・梧桐書院発行・ツボ健康法 著者、府川憲明氏・前田均氏)
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると[図1]1に於いては、足首へ容易に着脱ができる突起物の大(1)小(2)を装備した指圧バンド(A)本体で[図1]2はその指圧バンド(A)を足首部分へ装備装着し、指圧バンド(A)の上部の輪ッ化部分へ足首バンド(B)を通しその足首バンド(B)で指圧バンド(A)を適度に締め付けマジックテープ(C)部分で指圧バンド(A)を固定装着・装備した状態を表した。
【0021】
[図1]3は、指圧バンド(A)の足首・足両側面と底部に大(1)小(2)と厚みを分け、押さえ加減・好み箇所等を区別調整し挿し込む突起物部。
[図1]4は、指圧バンド(A)へ足を差入れ指圧バンド(A)を固定し、その指圧バンド(A)の突起部が足首部・足側面部と足裏部の土踏まず部・ツボの湧泉部へ、突起部の大(1)若しくは小(2)等と厚さを分け挿し込み、装備・装着状態を示した。
【実施例】
【0022】
前記したように、私、発案者68歳高齢者である、2年前に書店にてツボ健康方の本を購入し、早速にゴムバンドを足首に巻き装備し取付けそのゴムバンドへ突起物をツボに合わせ装備装着し、その突起物は適度に厚みのあるボタンを使用し.交信.照海.水泉.大鐘.太鶏([図2]に表示)のツボ部分へ接するように簡素に作成し現在も実施体験をしている。
【0023】
以来、尿意も適度に耐えられ頻尿や尿漏れも無く、排尿後の尿だれ等で下着を汚すことも残尿感等も皆無で、よって、指圧バンドは循環ルート経絡で各神経系統等を刺激し、腎臓・内臓機関や泌尿器機関等と各骨間接部の疲労・筋肉疲労の回復等に効果があり、持病の腰痛・ひ筋(ふくらはぎ)のこむらがえり等の痛みが皆無となり、物忘れ等も軽減し神経機関の効果も見られる。(この項の実施例は、私個人が現在実施中の感想文である)
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明は、足首のツボ(経穴)指圧バンドを装備し、歩行運動をする事で必然的に刺激指圧し、身体に不調がある若者・高齢者・又、男女を問わず足・腰の凝り痛み等で歩行困難者・長期治療者等へ身体の痛みへ和らぎ効果を与え、ツボを刺激する事によって疲労快復・健康増・促進を目的とし、気の流れ・血行を促すための健康器具で身体の下肢・足首のツボ部分を刺激・指圧するツボ(経穴)指圧バンドに関する。
【0025】
よって、老・若・男・女に関らず、気力・体力・筋力等は序々に老化し衰えその老化現象等で起る、各神経・泌尿器・腎臓・内臓等器官機能等で、特に 頻尿はその尿意に耐え切れずに尿漏れ・排尿後の残尿感・尿だれ・頻尿による失禁等、身体は確実に各神経・泌尿器機関・内臓機関の機能は衰退し上記症状等は自然現象の如く必然的に現れてくる。
【0026】
また、その身体が衰退して行く老化現象の現実を事前に予知予防し、機能の回復を期するために運動・ジョギング・体操等様々な体力重視の行動があり、その事で体へ筋肉疲労が生じ凝り・痛み等の症状が現れる
その必然と衰え衰退して行く老化を予知し予防し、機能回復を期した運動等で凝りと痛みを発した場合等にも東洋医学書を基にそのツボへ刺激・指圧を与え、上記症状等の快復と健康の維持・促進を目的とした健康器具の足首のツボ(経穴)指圧バンドである
【符号の説明】
【0027】
(A)足ツボ(経穴)指圧バンドの本体。
(B)足首に指圧バンド本体を締付け固定装備をする足首バンド。
(C)締め付けバンドの両端部分へ設置するマジックテープ部分。
(D)足首の踝(くるぶし)部分を開穴した部分。
(T)足裏のツボ(経穴)の湧泉(ゆうせん)部分。
(1)足ツボ(経穴)に接し磁気を含み刺激指圧をする大の突起部。
(2)足ツボ(経穴)に接し磁気を含み刺激指圧をする小の突起部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
東洋医学書による足部と下肢部分のツボ(経穴)の位置部分を基に足首部と足側面部と足裏部分のツボ(経穴)部分へ刺激により指圧をするバンドでその指圧バンドには磁気を含み発する突起物を装備しその突起物を挿し込み穴は適度に随所に開け作製をするその事で各個人の足のサイズに合わせた突起物の設置装備ができ刺激的指圧の箇所が選べ刺激感度の増減はその突起物の大.小で選び好みで挿し込むことでツボ(経穴)部分へ的確な刺激的指圧となり空いた残り穴は換気穴となり小型で折りたたみで型で携帯携行ができ着脱装備等も容易でツボの部分へ的確な刺激を与える足首ツボ(経穴)指圧バンド。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−564(P2013−564A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−147728(P2011−147728)
【出願日】平成23年6月15日(2011.6.15)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(504160622)
【Fターム(参考)】