説明

車両の左右タイヤの間隔表示システム

【課題】光点を車両の前方へ投射し、車両の左右タイヤの正確な最小距離をドライバに知らせ、路面の穴又は障害物を避ける。
【解決手段】車両の左右タイヤの間隔表示システムは、車両100の前側に装着され、2つの調整装置200及び2つの指向ユニット300を備える。2つの調整装置200は、ベース210と、ベース210の一側に枢着された可動部材230と、ベース210と可動部材230との間に接続された角度制御ユニット240とを有する。2つの指向ユニット300は、調整装置200の可動部材230に装着され、可視ビームを放射する少なくとも1つのレーザ発射装置を各々有し、レーザ発射装置は車両100の前輪に対応し、角度制御ユニット240はヨー運動を制御し、その上に配置された指向ユニット300は可動部材230に伴って俯仰角度を変化させ、車両100の前方へ投射するビームの投射距離を変化させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はビーム投射装置に関し、特に車両の左右タイヤの間隔をドライバに知らせる車両の左右タイヤの間隔表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ドライバが車を運転中、前方の路面に穴又は突出した障害物を見つけた場合、この路面の穴又は突出した障害が大きくないときは、通常目視により容易にそれらを避けて通過することができる。しかし、感覚だけに頼って前方の障害物を確認する方法は、必ずしも最善の方法とは言えない。障害物が小さい場合は、目測を誤る心配が無いが、穴や障害物の大きさが左右の両タイヤの最小距離に近い場合、感覚だけに頼って障害物の大きさを予測することは困難であり、特に初心者のドライバにとって非常に困難である。
【0003】
そのため、従来、レーザビームのガイドシステムを備えるヘッドライトが提供されていた。このヘッドライトには、主に車両の左右のヘッドライト内に、レーザビーム発射装置がそれぞれ設置されている。このレーザビーム発射装置からのレーザ光が進行方向の路面に放射されると、2つの車輪の幅に略等しい平行な可視ビームが投射され、車体が進行方向の路面幅(又は障害物)を通過することができるか否かを目視により確認することができる。これにより、運転の安全性を向上させることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のガイドシステムのレーザビーム発射装置は、俯仰角度の調整機構を備えていないため、座高の高さが異なるドライバが運転席に座った時に路面を見る角度は、レーザビーム発射装置の可視ビームが路面に投射される角度と完全には一致しない。そのため、近距離で路面の幅、穴又は障害物の大きさを正確に観測することが困難であった。
【0005】
本発明の目的は、車両の前方へ光点を投射し、車両の左右タイヤの正確な最小距離をドライバに知らせ、ドライバが路面の穴又は障害物を的確に避けることを可能とする車両の左右タイヤの間隔表示システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両の左右タイヤの間隔表示システムは、車両の前側に装着され、2つの調整装置及び2つの指向ユニットを備える車両の左右タイヤの間隔表示システムであって、前記2つの調整装置は、ベースと、該ベースの一側に枢着された可動部材と、前記ベースと前記可動部材との間に接続された角度制御ユニットと、を有し、前記2つの指向ユニットは、前記調整装置の前記可動部材に装着され、可視ビームを放射する少なくとも1つのレーザ発射装置を各々有し、前記レーザ発射装置は前記車両の前輪に対応し、前記角度制御ユニットはヨー運動を制御し、その上に配置された前記指向ユニットは前記可動部材に伴って俯仰角度を変化させ、前記車両の前方へ投射するビームの投射距離を変化させることを特徴とする。
【0007】
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記調整装置の前記角度制御ユニットは、前記ベースに装着されたモーターと、該モーターにより伝動され、前記可動部材に接続された軸とを有し、前記調整装置の前記角度制御ユニットは、前記モーターに枢着されたネジ軸と、該ネジ軸に噛合わされた歯車とをさらに有し、前記軸は、一方の端部が前記歯車の中心ねじ孔に螺着され、他方の端部が前記可動部材の支持部に接続されることを特徴とする。
【0008】
また本発明は請求項2に記載の発明において、前記調整装置は、制御回路と、該制御回路と電気的に接続された電源スイッチと、をさらに有することを特徴とする。
【0009】
また本発明は請求項3に記載の発明において、前記調整装置は、前記制御回路と電気的に接続され、前記車両内のヘッドライト制御装置に装着された微調整スイッチをさらに有することを特徴とする。
【0010】
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記指向ユニットは、2つの可視光のレーザ発射装置を有し、一方の前記レーザ発射装置が放射するレーザは赤色であり、他方の前記レーザ発射装置が放射するレーザは緑色であることを特徴とする。
【0011】
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記指向ユニットは、前記レーザ発射装置の前方に配置される少なくとも1つの凸レンズをさらに有することを特徴とする。
【0012】
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記調整装置は、前記ベースの外側に形成された2つのロック部と、該ロック部に貫設され、前記車両に前記調整装置をロックする複数のロック部材をさらに有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の車両の左右タイヤの間隔表示システムは、車両のフロントバンパーの左右タイヤに対応する箇所に調整装置及び指向ユニットそれぞれ装着し、指向ユニットの赤色及び緑色のビームを路面へ投射し、左右タイヤの間隔を正確に知ることができる。そのため、ドライバは路面の穴に落ちないようにすることができ、運転の安全性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態による表示システムの一部を示す平面図である。図2は、本発明の一実施の形態による表示システムの一部を示す側面図である。
【0016】
本発明の一実施の形態による車両の左右タイヤの間隔表示システムは、車両100の前側のフロントバンパー110(又はバックミラー)に装着され、車両100の前方へ向けられている。この表示システムは、車両100の前方かつ両側へ各々装着された2つの調整装置200と、少なくとも2つの指向ユニット300とを含む(2つの調整装置200、2つの指向ユニット300の構造は同じであるため、図1及び図2には1つの調整装置200及び1つの指向ユニット300だけが示されている。)。
【0017】
図4は、本発明の一実施の形態を示す回路図である。
【0018】
図1、図2及び図4に示すように、調整装置200は、ベース210と、カバー220と、ベース210の一側に枢着された可動部材230と、ベース210と可動部材230との間に装着された角度制御ユニット240と、ベース210の外側に形成された2つのロック部250と、複数のロック部材260と、制御回路270と、電源スイッチ280と、微調整スイッチ290とを有する。
【0019】
ベース210は、逆L形であり、2つの位置決め溝211,212と、複数のロック部213と、支点枢着部214とを有する。
【0020】
可動部材230は、指向ユニット300に固定されたスリーブ231と、円窪み状の支持部232とを有する。
【0021】
角度制御ユニット240は、ベース210に配置された位置決め溝211上のモーター241と、モーター241の心軸2411に枢着されたネジ軸242と、ベース210の位置決め溝212に装着され、ネジ軸242と噛合された歯車243と、モーター241により伝動され、歯車243と可動部材230との間に接続された軸244と、を有する。軸244は、一方の端部が歯車243の中心ねじ孔2431に螺着されたねじ部2441であり、他方の端部が可動部材230の支持部232に接続された円球部2442である。
【0022】
図1及び図2に示すように、カバー220は、ベース210を覆って室221を画定し、ロック部材260を用いてモーター241、ネジ軸242、歯車243及び軸244の一部が室221の中に位置するように固定されている。
【0023】
図5は、1つの凸レンズ330を内部に有する指向ユニット300を示す断面図である。図6は、2つの凸レンズ330を内部に有する指向ユニット300を示す断面図である。
【0024】
図5及び図6に示すように、指向ユニット300は、2つの可視光のレーザ発射装置310,320(レーザダイオード)を有する。レーザ発射装置310は赤色光を発射し、レーザ発射装置320は緑色光を発射する。図5に示すように、指向ユニット300は、レーザ発射装置310,320の前方正面に配置された凸レンズ330をさらに有する。図6に示すように、指向ユニット300は、レーザ発射装置310,320の前方正面に配置された2つの凸レンズ330をさらに有する。この凸レンズ330は、レーザ発射装置310,320が放射したビームを集中させて集光させることができる。
【0025】
図7は、本発明の一実施の形態による電源スイッチ280及び微調整スイッチ290を車両100の内部のヘッドライト制御装置120にそれぞれ装着したときの状態を示す斜視図である。
【0026】
図2及び図3に示すように、本発明の一実施の形態による表示システムは防水スリーブ500をさらに含む。防水スリーブ500は、軸244の外側に外嵌され、ベース210と可動部材230との間に接合されている。この防水スリーブ500は、ベース210の貫通孔215に水が侵入することを防いで防水効果を得ることができる。
【0027】
図9は、本発明の一実施の形態による車両の左右タイヤの間隔表示システムをフロントバンパー110に装着し、ビームを投射するときの状態を示す平面図である。
【0028】
図1及び図2に示すように、本実施形態の表示システムを組み立てて使用するときは、調整装置200の2つのロック部250へロック部材260を貫設し、フロントバンパー110の2つのロック部111へロックし、車両100へ表示システムを固定する。図9に示すように、この表示システムの調整装置200及び指向ユニット300は、それぞれ車両100のフロントバンパー110の両側で、左右タイヤに対応した箇所に装着する。この装着箇所は、左右タイヤの最小間隔の箇所であることが好ましい。
【0029】
図8は、本発明の好適な一実施の形態によるフロントバンパー110へ装着された車両の左右タイヤの間隔表示システムが遠距離及び近距離のビームを投射するときの状態を示す側面図である。
【0030】
図4及び図7に示す電源スイッチ(ON/OFF SW)280を押して電源をオンにすると、リレー(Relay)400がオンし、リレー400により微調整スイッチ290(本実施形態においては可変抵抗器VR)が起動される。微調整スイッチ290が起動されると図1に示す制御回路270が起動する。制御回路270は、指向ユニット300のレーザ発射装置(レーザダイオード)310,320を駆動するレーザ駆動回路である。図2は、微調整スイッチ290が弱レベル(初期位置)に位置している場合を示し、指向ユニット300は、フロントバンパー110の透光層112(本実施形態ではガラス層である)を透過する近距離のレーザを投射する(図8に示す俯角のレーザ)。図7に示すように、微調整スイッチ290(SW)を時計回り(又は逆時計回り)に回して強レベルに調整することができる。微調整スイッチ290の操作により強レベルに設定を行うと、モーター241が作動し、モーター241は、ネジ軸242を駆動することにより、このネジ軸242により歯車243を介して軸244を駆動し、図3に示すように、軸244を可動部材230へ向かって変位させる。この際、可動部材230が軸244により押動され、支点枢着部214を可動型支点としてヨー角を発生させ(仰角変位の発生)、指向ユニット300の光線投射角度を変えて遠距離に切替えるビーム投射効果を得る。このように、微調整スイッチ290を調整することにより、指向ユニット300の光線投射角度を変え、遠近距離のビーム投射効果を得ることができる。
【0031】
図9に示すように、上述の指向ユニット300により近距離及び遠距離の光線を路面へ投射し、その投光点により車両100の2つの前輪130の正確な間隔をドライバへ知らせることができる。これにより、ドライバは、路面にある溝、穴を的確に避け、車両が溝や穴に落ちることを防ぐことができる。またドライバの座高の高さに応じて、遠距離及び近距離の光線位置を調整し、光線投射点を適切に調整することができる。
【0032】
また、本実施形態の指向ユニット300は、赤色及び緑色のレーザ発射装置310,320により同時にビームを放射しても、昼間は識別度が良好でない。つまり、赤色のレーザ発射装置310をはっきり見ることができず、識別度の高い緑色のレーザ発射装置320により昼間の投光点を発生させる必要がある。しかし、夜間の場合は、赤色及び緑色のレーザ発射装置310,320により放射されるビームの識別度が非常に良好なため、投光点が明瞭となり識別し易くなるように2色を同時に使用する。
【0033】
上述したことから分かるように、本実施形態による車両の左右タイヤの間隔表示システムは、調整装置200及び指向ユニット300が車両100のフロントバンパー110の左右の前輪130の箇所に位置するため、指向ユニット300の赤色及び緑色のビームを路面へ投射することにより、左右タイヤの正確な最小間隔をドライバに知らせることができる。そして、これによりドライバは路面の穴又は障害物を避けることができる。また、使用時にヘッドライト制御装置120上の電源スイッチ280及び微調整スイッチ290を操作するだけで、指向ユニット300を制御して可動部材230の俯角(近距離)及び仰角(遠距離)の角度を変化させ、可変抵抗器VRにより制御を微調整し、座高の高さが異なるドライバが指向ユニット300の光点投射距離(路面に対して異なる角度θを有する投射効果の発生)(俯角又は仰角)を任意に変え、車両100の前方に投射される光線に遠距離及び近距離の投射効果を発生させることにより、運転の安全性を向上させることができる。
【0034】
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施の形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と範囲を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の好適な一実施の形態による車両の左右タイヤの間隔表示システムの一部を示す平面図である。
【図2】本発明の好適な一実施の形態による車両のフロントバンパーに装着した表示システムの一部を示す断面図である。
【図3】本発明の好適な一実施の形態による車両のフロントバンパーに装着した表示システムが軸により可動部材を押動し、指向ユニットを上方へ向けるときの状態を示す断面図である。
【図4】本発明の好適な一実施の形態を示す回路図である。
【図5】本発明の好適な一実施の形態による指向ユニットを示す断面図である。
【図6】本発明の好適な一実施の形態によるもう一つの指向ユニットを示す断面図である。
【図7】本発明の好適な一実施の形態による電源スイッチ及び微調整スイッチをヘッドライト制御装置へ装着したときの状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の好適な一実施の形態による車両の左右タイヤの間隔表示システムを車両のフロントバンパーへ装着し、ビームを遠距離及び近距離に投射するときの状態を示す側面図である。
【図9】本発明の好適な一実施の形態による車両のフロントバンパーへ車両の左右タイヤの間隔表示システムを装着し、ビームを遠距離及び近距離に投射するときの状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0036】
100 車両
110 フロントバンパー
111 ロック部
112 透光層
120 ヘッドライト制御装置
130 前輪
200 調整装置
210 ベース
211 位置決め溝
212 位置決め溝
213 ロック部
214 支点枢着部
215 貫通孔
220 カバー
221 室
230 可動部材
231 スリーブ
232 支持部
240 角度制御ユニット
241 モーター
2411 心軸
242 ネジ軸
243 歯車
2431 中心ねじ孔
244 軸
2441 ねじ部
2442 円球部
250 ロック部
260 ロック部材
270 制御回路
280 電源スイッチ
290 微調整スイッチ
300 指向ユニット
310 レーザ発射装置
320 レーザ発射装置
330 凸レンズ
400 リレー
500 防水スリーブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の前側に装着され、2つの調整装置及び2つの指向ユニットを備える車両の左右タイヤの間隔表示システムであって、
前記2つの調整装置は、ベースと、該ベースの一側に枢着された可動部材と、前記ベースと前記可動部材との間に接続された角度制御ユニットと、を有し、
前記2つの指向ユニットは、前記調整装置の前記可動部材に装着され、可視ビームを放射する少なくとも1つのレーザ発射装置を各々有し、前記レーザ発射装置は前記車両の前輪に対応し、前記角度制御ユニットはヨー運動を制御し、その上に配置された前記指向ユニットは前記可動部材に伴って俯仰角度を変化させ、前記車両の前方へ投射するビームの投射距離を変化させることを特徴とする車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項2】
前記調整装置の前記角度制御ユニットは、前記ベースに装着されたモーターと、該モーターにより伝動され、前記可動部材に接続された軸とを有し、
前記調整装置の前記角度制御ユニットは、前記モーターに枢着されたネジ軸と、該ネジ軸に噛合わされた歯車とをさらに有し、
前記軸は、一方の端部が前記歯車の中心ねじ孔に螺着され、他方の端部が前記可動部材の支持部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項3】
前記調整装置は、制御回路と、該制御回路と電気的に接続された電源スイッチと、をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項4】
前記調整装置は、前記制御回路と電気的に接続され、前記車両内のヘッドライト制御装置に装着された微調整スイッチをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項5】
前記指向ユニットは、2つの可視光のレーザ発射装置を有し、
一方の前記レーザ発射装置が放射するレーザは赤色であり、
他方の前記レーザ発射装置が放射するレーザは緑色であることを特徴とする請求項1に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項6】
前記指向ユニットは、前記レーザ発射装置の前方に配置される少なくとも1つの凸レンズをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。
【請求項7】
前記調整装置は、前記ベースの外側に形成された2つのロック部と、該ロック部に貫設され、前記車両に前記調整装置をロックする複数のロック部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の車両の左右タイヤの間隔表示システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−57000(P2009−57000A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−227709(P2007−227709)
【出願日】平成19年9月3日(2007.9.3)
【出願人】(507296377)
【氏名又は名称原語表記】Shih−Lung HSU
【住所又は居所原語表記】NO.13,SIDUN−SOUTH LANE 2,SITUN DISTRICT,TAICHUNG CITY,TAIWAN
【Fターム(参考)】