説明

車両用灯具の洗浄制御システム及び車両用灯具の洗浄制御方法

【課題】スイッチのオン時間に応じて一回の洗浄動作の時間を制御する。
【解決手段】車両用灯具の洗浄制御システムは、ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチ1と、車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチ2と、ウィンドウ洗浄スイッチ1及び前記灯具洗浄スイッチ2の少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定するオン時間測定部3と、オン時間測定部3が測定したオン時間に応じて車両用灯具の洗浄動作を許可する洗浄動作許可部4と、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具の洗浄動作を実行する車両用灯具洗浄装置5とを備える。洗浄動作許可部4は、オン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ洗浄動作を許可し、オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ洗浄動作を許可する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両が備えるウィンドウシールドの洗浄に連動して車両用灯具の洗浄を行う車両用灯具の洗浄制御システム及び洗浄制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車両のフロントガラスなどのウェインドウシールドに洗浄液を噴射してワイパーを動作させて汚れを落とす装置と同様にして、ヘッドラップなどの車両用灯具の汚れを除去する装置が知られている。
【0003】
車両の運転中に運転者は車両用灯具の汚れぐあいを直接視認することができないので、ウィンドウシールドの洗浄動作に連動して車両用灯具の洗浄を行っていた。このため、洗浄液の消費量が多くなってしまう。
【0004】
これに対して、例えば特許文献1等では、車両用灯具の点灯後における最初の所定回数のウィンドウシールドの洗浄に対してのみ連動して車両用灯具の洗浄を行なうことにより、洗浄液の消費量を軽減している。
【特許文献1】特開2001−225727号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、洗浄時間が長いほど、車両用灯具のレンズに当たる洗浄液の液量が増えるため、車両用灯具のレンズに付着したしつこい泥や大量の雪もきれいに除去することができる。逆に少量の泥や雪であれば、短時間の洗浄時間でレンズをきれいにすることができる。
【0006】
しかし、特許文献1等の洗浄装置では一回の洗浄動作の時間が予め一定に決められているため、一回の洗浄動作の時間を制御することができない。よって、例えば洗浄動作を長時間行いたい場合、運転者はスイッチ動作を複数回行う必要があり、煩雑であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の特徴は、ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチと、車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチと、ウィンドウ洗浄スイッチ及び前記灯具洗浄スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定するオン時間測定部と、オン時間測定部が測定したオン時間に応じて車両用灯具の洗浄動作を許可する洗浄動作許可部と、洗浄動作許可部が車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具の洗浄動作を実行する車両用灯具洗浄装置とを備える車両用灯具の洗浄制御システムであって、洗浄動作許可部が、オン時間測定部が測定したオン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ車両用灯具の洗浄動作を許可し、前記オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可することである。
【0008】
本発明の第2の特徴は、ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチ及び車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定し、このオン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ車両用灯具の洗浄動作を許可する一方で前記オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可し、車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具の洗浄動作を実行する車両用灯具の洗浄制御方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定して、このオン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ車両用灯具の洗浄動作を行うようにしたため、スイッチのオン時間に応じて一回の洗浄動作の時間を制御することができる。また、オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ車両用灯具の洗浄動作を行うようにしたため、一回のスイッチ操作でしつこい汚れや雪を車両用灯具から容易に除去でき、煩雑なスイッチ操作から開放される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似の部分には同一あるいは類似な符号を付している。
【0011】
図1を参照して、本発明の実施の形態に係わる車両用灯具の洗浄制御システムの全体構成を説明する。
【0012】
車両用灯具の洗浄制御システムは、ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチ1と、車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチ2と、ウィンドウ洗浄スイッチ1及び灯具洗浄スイッチ2の少なくとも一方がオン状態である時間(以後、「オン時間」という)を測定するオン時間測定部3と、オン時間測定部3が測定したオン時間に応じた時間だけ車両用灯具の洗浄動作を許可する洗浄動作許可部4と、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具の洗浄動作を実行する車両用灯具洗浄装置5とを備える。
【0013】
ここで、上記の「オン時間に応じた時間」とは次の通りである。すなわち、洗浄動作許可部4は、オン時間測定部3が測定したオン時間が所定のしきい時間t2よりも短い場合、所定の標準時間t1だけ車両用灯具の洗浄動作を許可し、オン時間がしきい時間t2以上である場合、標準時間t1よりも長い所定の延長時間t3だけ車両用灯具の洗浄動作を許可する。
【0014】
洗浄動作許可部4は、車両用灯具が点灯されている場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可する。よって、スイッチがオン状態となっても車両用灯具が点灯されていなければ洗浄動作を許可しない。また、洗浄動作許可部4は、イグニション(IGN)スイッチがオン状態となっている場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可する。このように、洗浄動作許可部4は、車両用灯具が点灯(オン状態)され、且つIGNスイッチがオン状態である場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可する。
【0015】
車両用灯具洗浄装置5は、洗浄液を送出するポンプ8と、ポンプ8により送出された洗浄液が流れるホース9と、ホース9を流れてきた洗浄液を車両用灯具に向けて噴射するノズル10とを備える。ポンプ8は、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間だけ動作する。これにより、車両用灯具洗浄装置5は、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具の洗浄動作を実行することができる。
【0016】
オン時間測定部3及び洗浄動作許可部4は、タイマーリレー7によって形成されている。タイマーリレー7の動作は、図2を参照して後述する。
【0017】
ウィンドウ洗浄スイッチ1及び灯具洗浄スイッチ2は、車両の運転者がウィンドウシールド又は車両用灯具の洗浄動作を行うことを指令する際に操作するスイッチである。各洗浄動作を指令する時にだけスイッチがオン状態となるような押しボタン式であることが望ましい。もちろん、運転者がボタンを押し続けていなくてもオン状態を維持できるようなスイッチであっても構わない。
【0018】
図2を参照して図1のオン時間測定部3及び洗浄動作許可部4が形成されているタイマーリレー7を説明する。
【0019】
タイマーリレー7は、ウィンドウ洗浄スイッチ1、灯具洗浄スイッチ2、ヘッドランプスイッチ(SW)11、及びイグニションスイッチ(IGNSW)12から電気的な入力信号をそれぞれ受信して、車両用灯具5内のポンプ(モータ)8に対して電気的な出力信号を送信する。上述したように、タイマーリレー7は、オン時間を測定し、このオン時間に応じた時間だけ車両用灯具の洗浄動作をポンプ8に対して許可する。また、タイマーリレー7は、ヘッドランプSW11がオン状態となって車両用灯具が点灯されている場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可する。さらに、洗浄動作許可部4は、イグニション(IGN)スイッチ12がオン状態となっている場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可する。
【0020】
図3を参照して、図1の車両用灯具の洗浄制御システムを用いた車両用灯具の洗浄制御方法を説明する。
【0021】
(イ)先ずS01段階において、ウィンドウ洗浄スイッチ1及び灯具洗浄スイッチ2のいずれか一方のスイッチがオフ状態からオン状態へ変化することを監視する。オン状態となった場合(S01段階でYES)、S02段階に進む。
【0022】
(ロ)S02段階において、オン時間測定部3が、オン時間を測定する。その後、S03段階に進み、オン時間測定部3が測定したオン時間がしきい時間t2よりも短いか否かを洗浄動作許可部4が判断する。オン時間がしきい時間t2よりも短い場合(S03段階でYES)、S04段階に進み、オン時間がしきい時間t2以上である場合(S03段階でNO)、S05段階に進む。
【0023】
(ハ)S04段階において、洗浄動作許可部4が、所定の標準時間t1だけ車両用灯具の洗浄動作を許可する。一方、S05段階において、標準時間t1よりも長い所定の延長時間t3だけ車両用灯具の洗浄動作を許可する。その後、S06段階に進む。
【0024】
(ニ)最後にS06段階において、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間、車両用灯具洗浄装置5が車両用灯具の洗浄動作を実行する。具体的には、洗浄動作許可部4が車両用灯具の洗浄動作を許可している間だけポンプ8が動作し、ポンプ8により送出された洗浄液がホース9を流れて、洗浄液がノズル10から車両用灯具に向けて噴射される。
【0025】
図4を参照して、図3のフローチャートにしたがって実施される車両用灯具の洗浄動作の一例を説明する。ここでは、灯具洗浄スイッチ2のオン時間に応じて、車両用灯具の一回の洗浄動作の時間を制御する場合を説明する。
【0026】
運転者は先ずイグニションスイッチ12をオン状態として、その後ヘッドランプスイッチ11をオン状態とする。
【0027】
そして、ウィンドウ洗浄スイッチ1が第1のオン時間ON1だけオンされる。これに対して、ウィンドウシールドの洗浄が第1のオン時間ON1だけ実施される。同時に、タイマーリレー7(洗浄動作許可部4)が標準時間t1だけ車両用灯具の洗浄動作を許可して、標準時間t1と同じ通電時間だけポンプ8を動作させる。これにより、標準時間t1だけ車両用灯具が洗浄される。
【0028】
その後、灯具洗浄スイッチ2が第2のオン時間ON2だけオンされる。第2のオン時間ON2はしきい時間t2よりも短いため、タイマーリレー7が標準時間t1だけ車両用灯具の洗浄動作を許可して、標準時間t1と同じ通電時間だけポンプ8を動作させる。これにより、標準時間t1だけ車両用灯具が洗浄される。
【0029】
そして、灯具洗浄スイッチ2が第3のオン時間ON3だけオンされる。第3のオン時間ON3はしきい時間t2よりも長いため、タイマーリレー7が延長時間t3だけ車両用灯具の洗浄動作を許可して、延長時間t3と同じ通電時間だけポンプ8を動作させる。これにより、延長時間t3だけ車両用灯具が洗浄される。
【0030】
最後に、ヘッドランプスイッチ11がオフ状態となった後、ウィンドウ洗浄スイッチ1がオンされる。これに対して、ヘッドランプスイッチ11がオフ状態であるため、タイマーリレー7は車両用灯具の洗浄動作を許可せず、車両用灯具は洗浄されない。
【0031】
図5を参照して、図3のフローチャートにしたがって実施される車両用灯具の洗浄動作の他の例を説明する。ここでは、ウィンドウ洗浄スイッチ1のオン時間に応じて、車両用灯具の一回の洗浄動作の時間を制御する場合を説明する。
【0032】
運転者は先ずイグニションスイッチ12をオン状態として、その後ヘッドランプスイッチ11をオン状態とする。
【0033】
そして、ウィンドウ洗浄スイッチ1が第4のオン時間ON4だけオンされる。これに対して、ウィンドウシールドの洗浄が第4のオン時間ON4だけ実施される。同時に、第4のオン時間ON4はしきい時間t2よりも短いため、タイマーリレー7が標準時間t1だけ車両用灯具の洗浄動作を許可して、標準時間t1と同じ通電時間だけポンプ8を動作させる。これにより、標準時間t1だけ車両用灯具が洗浄される。
【0034】
その後、ウィンドウ洗浄スイッチ1が第5のオン時間ON5だけオンされる。これに対して、ウィンドウシールドの洗浄がしきい時間t2だけ実施される。同時に、第5のオン時間ON5はしきい時間t2よりも長いため、タイマーリレー7が延長時間t3だけ車両用灯具の洗浄動作を許可して、延長時間t3と同じ通電時間だけポンプ8を動作させる。これにより、延長時間t3だけ車両用灯具が洗浄される。
【0035】
最後に、ヘッドランプスイッチ11がオフ状態となった後、ウィンドウ洗浄スイッチ1がオンされる。これに対して、ウィンドウシールドの洗浄が実施される。しかし、ヘッドランプスイッチ11がオフ状態であるため、タイマーリレー7は車両用灯具の洗浄動作を許可せず、車両用灯具は洗浄されない。
【0036】
図6を参照して、図4及び図5に対する比較例に係わる車両用灯具の洗浄動作の例を説明する。
【0037】
ここでは、イグニションスイッチ12及びヘッドランプスイッチ11がともにオン状態であっても、ウィンドウ洗浄スイッチ1又は灯具洗浄スイッチ2のオン時間に係わりなく一定の通電時間t1だけポンプ8が動作され、通電時間t1だけ車両用灯具が洗浄される。したがって、しつこい汚れや大量の雪がヘッドラップに付着している場合、洗浄動作を長時間行うためには複数回のスイッチ動作が必要とされ、運転者にとってこのスイッチ操作が煩雑となる。
【0038】
このように、本発明の実施の形態によれば、スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定して、このオン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ車両用灯具の洗浄動作を行うようにしたため、洗浄液の消費を軽減することができる。よって、洗浄液タンクに洗浄液を頻繁に補充する手間から解放される。
【0039】
また、オン時間がしきい時間以上である場合、標準時間よりも長い所定の延長時間だけ車両用灯具の洗浄動作を許可することにより、一回のスイッチ操作で容易にしつこい汚れや雪をヘッドランプなどの車両用灯具から除去することができる。
【0040】
さらに、車両用灯具が点灯されている場合に限り、車両用灯具の洗浄動作を許可することにより、車両のウィンドウシールドの洗浄動作との連動に拘束されることなく、車両用灯具の洗浄動作を指示することができる。
【0041】
上記のように、本発明は、1つの実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用灯具の洗浄制御システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1のオン時間測定部3及び洗浄動作許可部4が形成されているタイマーリレー7を示すブロック図である。
【図3】図1の車両用灯具の洗浄制御システムを用いた車両用灯具の洗浄制御方法を示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートにしたがって実施される車両用灯具の洗浄動作の一例を示すタイムチャートである。
【図5】図3のフローチャートにしたがって実施される車両用灯具の洗浄動作の他の例を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に対する比較例に係わる車両用灯具の洗浄動作の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
【0043】
1 ウィンドウ洗浄スイッチ
2 灯具洗浄スイッチ
3 オン時間測定部
4 洗浄動作許可部
5 車両用灯具洗浄装置
7 タイマーリレー
8 ポンプ
9 ホース
10 ノズル
11 ヘッドランプスイッチ
12 イグニションスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチと、
車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチと、
前記ウィンドウ洗浄スイッチ及び前記灯具洗浄スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定するオン時間測定部と、
前記オン時間測定部が測定した前記オン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可し、前記オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可する洗浄動作許可部と、
前記洗浄動作許可部が前記車両用灯具の洗浄動作を許可している間、前記車両用灯具の洗浄動作を実行する車両用灯具洗浄装置
とを備えることを特徴とする車両用灯具の洗浄制御システム。
【請求項2】
前記洗浄動作許可部は、前記車両用灯具が点灯されている場合に限り、前記車両用灯具の洗浄動作を許可することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の洗浄制御システム。
【請求項3】
ウィンドウシールドの洗浄動作のオン/オフを切り替えるウィンドウ洗浄スイッチ及び車両用灯具の洗浄動作のオン/オフを切り替える灯具洗浄スイッチの少なくとも一方がオン状態であるオン時間を測定する第1の段階と、
前記オン時間が所定のしきい時間よりも短い場合、所定の標準時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可し、前記オン時間が前記しきい時間以上である場合、前記標準時間よりも長い所定の延長時間だけ前記車両用灯具の洗浄動作を許可する第2の段階と、
前記車両用灯具の洗浄動作を許可している間、前記車両用灯具の洗浄動作を実行する第3の段階
とを備えることを特徴とする車両用灯具の洗浄制御方法。
【請求項4】
前記第2の段階において、前記車両用灯具が点灯されている場合に限り、前記車両用灯具の洗浄動作を許可することを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具の洗浄制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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