説明

車両用灯具

【課題】灯室内にリフレックスリフレクタを設けてなる車両用灯具において、灯具の薄型化を可能にすると共に、外部からリフレックスリフレクタの配置領域を観視したときに、灯室内の見栄えを損なうことなく且つ観視者に違和感を与えることのない車両用灯具を提供することにある。
【解決手段】灯具1の側方部分をハウジング3とリフレックスリフレクタ6とアウターレンズ5の三重構造として薄型化を図り、ハウジング3のリフレックスリフレクタ6と対向する面領域にリフレックスリフレクタ6と同色系の着色膜31ccを形成してリフレックスリフレクタ6越に違和感なく内蔵物(ハウジング6)が観視できるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リフレックスリフレクタ(RR)を備えた車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の車両用灯具としては、例えば、図7に示す構造のものが提案されている。それは、前方に開口する容器状のランプボディ80と、ランプボディ80の開口部に組付けられた前面レンズ81とによって前面側から側方に湾曲する灯室空間82が形成され、灯室空間82内に走行ビーム形成用の第1のヘッドランプ本体83と、走行ビーム及びすれ違いビーム形成用の第2のヘッドランプ本体84と、サイドランプ本体85とが並設されている。
【0003】
そのうち、サイドランプ本体85は、ランプボディ80の内側に沿って配置された放物面形状のリフレクタ86と、リフレクタ86に挿着されたバルブ87とから構成され、前面レンズ81の側縁部にリフレックスリフレクタ(RR)88が設けられている。
【0004】
リフレックスリフレクタ88は、リフレクタ86と前面レンズ81との間に位置し、車外からリフレックスリフレクタ88に向けて照射された光を照射光が発せられた方向に向けて反射することにより、車両の存在を周囲に知らせて不測の事故の防止を図るものである(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−307901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記構成の車両用灯具は、側縁部においてリフレックスリフレクタ88がリフレクタ86と前面レンズ81との間に位置するため、その部分が前面レンズ81、リフレックスリフレクタ88、リフレクタ86及びランプボディ80の四重構造となり、車両用灯具の薄型化に対して不利な構造となっている。
【0007】
また、リフレックスリフレクタ88の保持力を確保するためのフックやフック孔などの固定部が前面レンズ81を通して観視され、灯室空間82内の見栄えを損なうものとなる。
【0008】
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、灯室内にリフレックスリフレクタを設けてなる車両用灯具において、灯具の薄型化を可能にすると共に、外部からリフレックスリフレクタの配置領域を観視したときに、灯室内の見栄えを損なうことなく且つ観視者に違和感を与えることのない車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、開口を有するハウジングと前記ハウジングの前記開口を塞ぐように配置されたアウターレンズとで灯室が形成され、前記灯室内に前記ハウジングに支持された光源と、前記光源を包囲すると共に開口を有し前記光源からの光を反射させて前記開口を介して前記アウターレンズの方向に向けて照射するリフレクタとが収容されてなる車両用灯具であって、前記灯室内に、前記ハウジングと前記アウターレンズの間にリフレックスリフレクタのみが配置された領域を有することを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記ハウジングの少なくとも前記リフレックスリフレクタと対向する面領域に、前記リフレックスリフレクタと同色系の着色膜が形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2の何れかにおいて、前記灯室内に、前記アウターレンズに沿って且つ前記アウターレンズとの間に隙間を設けて前記アウターレンズ以外の部材で囲まれた複数の独立した区画が互いに隣設されており、 前記光源に最も近い位置にある区画が前記光源を包囲する空間に連通していることを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1〜請求項3の何れかにおいて、前記区画は前記ハウジング、前記リフレクタ及び前記リフレックスリフレクタのなかから選ばれた組み合わせにより構成されていることを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1〜請求項4の何れかにおいて、前記光源に最も近い位置にある区画は、区画内に該区画内を部分的に区切る隔壁部を有する迷路構造を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の車両用灯具は、灯具の側方部分をハウジングとリフレックスリフレクタとアウターレンズの三重構造とした。その結果、灯具の薄型化が可能となり、車両の設計自由度を高めることができた。特に、車体ボディの側方に奥行きが少ない場合は、側方の回り込み部分の厚みが薄い灯具は極めて有効な構造となる。
【0015】
更に、ハウジングの少なくともリフレックスリフレクタと対向する面領域に、リフレックスリフレクタと同色系の着色膜を形成した。その結果、リフレックスリフレクタを通して違和感なく内蔵物(ハウジング)を観視することができ、デザイン性に優れた商品性の高い灯具を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係わる実施形態の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】実施形態のリフレックスリフレクタの説明図である。
【図5】同じく、実施形態の暖気の流れを示す説明図である。
【図6】他の実施形態の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図6を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
【0018】
図1は、実施形態に係わる車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。本実施形態の車両用灯具1の基本構成は、光源となるランプ(光源ランプ)2、光源ランプ2が装着されたハウジング3、光源ランプ2を包囲するようにハウジング3に保持されたリフレクタ4、光源ランプ2の前方からハウジング3に沿って延設されたアウターレンズ5、及びハウジング3とアウターレンズ5との間に配置されたリフレックスリフレクタ(RR)6からなっている。
【0019】
以下、車両用灯具1を構成する上記、光源ランプ2、ハウジング3、リフレクタ4、アウターレンズ5、及びリフレックスリフレクタ6の夫々の詳細及び互いの位置関係について説明する。なお、以下の説明において使用する「前」、「後」、「上」、「下」、「横」等の方向を示す用語は夫々、車両用灯具を車両に搭載した状態における「照射方向」、「照射方向と反対方向」、「路面方向と反対方向」、「路面方向」、「車幅方向」を意味するものである。
【0020】
光源ランプ2は、バルブ10がバルブ用ソケット11に支持されると共に、バルブ10内の電極から導出されたリード線がソケット11の外部接続端子に電気的に接続された構造となっている。
【0021】
ハウジング3は、後側壁31、後側壁31の上端部から略垂直に立ち上がって前方に延びる上側壁32、及び後側壁31の下端部から略垂直に立ち上がって前方に延びる下側壁33の3面の外周壁からなり、後側壁31と対向する側を開口とする形状となっている(図3参照)。また、ハウジング3は赤色系の着色不透明樹脂により形成されている。
【0022】
後側壁31は、光源ランプ2が装着されて該光源ランプ2の光軸Xに略垂直な第1後壁部31a、第1後壁部31aの中央側の横端部から略垂直に立ち上がって前方に延びる第2後壁部31b、及び第1後壁部31aの側方側の横端部から略垂直に立ち上がって後方に延びる第3後壁部31cからなっている(図2参照)。
【0023】
ハウジング3の内面のうち少なくとも第3後壁部31cの部分には、後述するリフレックスリフレクタ6と同色系(本実施形態においては赤色系)の着色膜31ccが塗装などの方法で成膜されていると共に、第1後壁部31aには前方に延びる隔壁部31aaが設けられ、第3後壁部31cには何か所かに段差部31caを有している。
【0024】
リフレクタ4は、光源ランプ2が装着された第1後壁部31aに支持されると共に、光源ランプ2を斜め後方、側方及び斜め前方から覆って光源ランプ2の前方を開口とする反射部41と、開口端部4aの一部から第1後壁部31a及び第3後壁部31cに沿って該第3後壁部31cの途中まで延びるエクステンション部42を有している。
【0025】
リフレクタ4の反射部41の、光源ランプ2を覆って光源ランプ2からの光を反射させる側の面(反射面)41a、及びエクステンション部42の第1後壁部31a及び第3後壁部31cに対向する側と反対側の面(光輝反射面)42aにはクロムメッキ等によるメタリック調の光輝反射処理が施されている。
【0026】
リフレックスリフレクタ6は赤色系の透明樹脂からなり、一方の側が平坦面6cを有し、他方の面に複数の直角プリズムが縦横に並べて配置されてなる直角プリズム群6dを有している。そして、図4のように、平坦面6cを光入射面として直角プリズム内に入射して第一の全反射面6eに向かう光L1は、互いに90°の角度で交わる第一の全反射面6e及び第二の全反射面6fで順次反射され、平坦面6cを光出射面として直角プリズム外に出射して入射方向に戻る。
【0027】
反対に、直角プリズム内に入射して第二の全反射面6fに向かう光L2は、第二の全反射面6f及び第一の全反射面6eで順次反射されて入射方向に戻る。いずれにしても、灯具外から照射されて平坦面6c側からリフレックスリフレクタ6に入射した光は、第一の全反射面6e及び第二の全反射面6fで反射されてリフレックスリフレクタ6の平坦面6c側から出射して照射方向に戻る。これにより、灯具を介して車両の存在を周囲に知らせて不測の事故の防止を図るものである。
【0028】
図1〜図3に戻って、このリフレックスリフレクタ6は、直角プリズム群6d側をハウジング3の第3後壁部31cの方向に向け、平坦面6c側を後述するアウターレンズ5の方向に向けた状態で、エクステンション部42の先端部42bの略延長線上に第3後壁部31cに沿うように配置され、リフレックスリフレクタ6の一方の端部6a側はその一部がエクステンション部42の先端部42bと嵌合されると共に、エクステンション部42と第3後壁部31cとの間の隙間を塞ぐように位置し、他方の端部6bは第3後壁部31cの端部31cbに嵌合されている。
【0029】
更に、リフレクタ4の開口前方からエクステンション部42及びリフレックスリフレクタ6に沿って側方に回り込むようにアウターレンズ5が配置され、アウターレンズ5の両端部5a、5bはいずれもハウジング3に嵌合されている。つまり、アウターレンズ5は車両の前面から側方に回り込む形状を呈している。
【0030】
そこで、図2を参照して灯具の側方部分の構造を見てみると、アウターレンズ5側から順次リフレックスリフレクタ6及びハウジング3の第3後壁部31cが位置する三重構造となっている。そのため、前面レンズ81、リフレックスリフレクタ88、リフレクタ86及びランプボディ80からなる上記「従来技術」における「特開平5−307901号」に記載された四重構造の灯具に対して灯具の薄型化が可能となり、車両の設計自由度を高めることができる。特に、車体ボディの側方に奥行きが少ない場合は、側方の回り込み部分の厚みが薄い灯具は極めて有効な構造となる。
【0031】
また、リフレックスリフレクタ6はハウジング3とエクステンション部42とで嵌合固定されており、その嵌合部は前面レンズ81を通して見ても目立つことはなく、灯室空間内の見栄えを損なうようなことはない。
【0032】
更に、リフレックスリフレクタ6の背面側(直角プリズム群側)に位置するハウジング3の内面にリフレックスリフレクタ6と同色系の着色膜31ccを成膜することにより、又は同色系の着色材料によりハウジング内面を形成することにより、リフレックスリフレクタ6を通して違和感なく内蔵物(ハウジング3)を観視することができる。これは、上記「従来技術」における「特開平5−307901号」に記載されたような、リフレックスリフレクタ88の背面側に配置されたシルバーメタリック調のリフレクタ86をリフレックスリフレクタ88越しに観視したときの見え方と遜色ない見え方となるものであり、デザイン性に優れた商品性の高い灯具を実現することができる。
【0033】
また、リフレックスリフレクタ6を赤色系とする実施形態にて説明したが、リフレックスリフレクタ6を無着色のクリア樹脂もしくは透光性の赤色系樹脂により成形し、アウターレンズ5を赤色系の透明樹脂により形成した場合も、デザイン性に優れた商品性の高い灯具を実現することができる。
【0034】
ところで、リフレックスリフレクタ6の一方の端部6a側におけるその端部6aとハウジング3の第3後壁部31cとリフレクタ4のエクステンション部42の位置関係は上記したように、リフレックスリフレクタ6の一方の端部6a側はその一部がエクステンション部42の先端部42bに嵌合されると共に、エクステンション部42と第3後壁部31cとの間の隙間を塞ぐように位置している(図2参照)。それと同時に、リフレックスリフレクタ6の端部6aがハウジング3の第3後壁部31cの段差部31caに重なるように位置している。
【0035】
つまり、ハウジング3の後側壁31の第3後壁部31cとリフレクタ4のエクステンション部42とで形成された隙間がリフレックスリフレクタ6の一方の端部6a側によって塞がれた状態となっている。これにより、ハウジング3の上側壁32、下側壁33、第1後壁部31a及び第3後壁部31cと、リクレクタ4の反射部41及びエクステンション部42と、リフレックスリフレクタ6とで形成された空間がリフレックスリフレクタ6の端部6a側で2つの独立した空間に区画されている(図2、図3参照)。
【0036】
第1の区画45はハウジング3の上側壁32、下側壁33、第1後壁部31a及び第3後壁部31cと、リクレクタ4の反射部41及びエクステンション部42と、リフレックスリフレクタ6の端部6a側とで構成され、第2の区画46はハウジング3の上側壁32、下側壁33及び第3後壁部31cと、リフレックスリフレクタ6とで構成されている。
【0037】
第1の区画45と第2の区画46のうち光源ランプ2に近い位置にある第1の区画45は、区画内にハウジング3の第1後壁部31aから前方に延びて該区画内を部分的に区切る隔壁部31aaを有する迷路構造を有している。
【0038】
このように構成された車両用灯具1において、図5に示すように、光源ランプ2が点灯すると光源ランプ2の発熱はリフレクタ4の反射部41内の空気の温度を上昇させ、反射部41内の暖気が第1の区画45の内部空間の、隔壁部31aaを隔てた光源ランプ2側の空間領域45aに流れ込む。第1の区画45の空間領域45aに流れ込んだ暖気はその流れが隔壁部31aaによって阻害されて流速が抑制され、減速された暖気流が隔壁部31aaとリクレクタ4のエクステンション部42との隙間を通って隔壁部31aaを隔てた光源ランプ2と反対側の空間領域45bに流れ込む。
【0039】
第1の区画45の空間領域45bに流れ込んだ暖気はその多くが該空間領域45b内で対流を生じてその空間領域45b内に留まる。そのため、光源ランプ2の点灯時の発熱はそのほとんどが発熱源の光源ランプ2に近い側に位置する第1の区画45内に滞留し、光源ランプ2から遠く、且つアウターレンズ5の側方に回り込む長い部分に沿って位置する第2の区画46内にはほとんど流入することはない。
【0040】
そのため、アウターレンズ5とリクレクタ4のエクステンション部42とで形成される隙間47、及びアウターレンズ5とリフレックスリフレクタ6とで形成される隙間48にもほとんど暖気が流れ込むことはない。
【0041】
その結果、光源ランプの点灯時の発熱によってアウターレンズに曇りや結露が発生することがなく、照射光による視認性や外部からの見栄えを損なうことがない。このような優れた効果は、車両用灯具を上述したような構成とすることによって、部品点数を増加することなく且つ簡易な構造で実現することができるものである。
【0042】
なお、上記実施形態においては、リフレックスリフレクタ6をハウジング3とエクステンション部42とで嵌合固定したが、図6のようにエクステンション部42に窓状の貫通孔42cを設け、その貫通孔42cにリフレックスリフレクタ6を嵌め込むことにより固定することも可能である。
【0043】
これにより、リフレックスリフレクタ6が周囲をシルバーメタリック調の光輝反射面42aで囲まれることになり、灯具として優れた見栄えを実現することが可能となる。
【符号の説明】
【0044】
1… 車両用灯具
2… 光源ランプ
3… ハウジング
4… リフレクタ
4a… 開口端部
5… アウターレンズ
5a… 端部
5b… 端部
6… リフレックスリフレクタ
6a… 端部
6b… 端部
6c… 平坦面
6d… 直角プリズム群
6e… 第1の全反射面
6f… 第二の全反射面
10… バルブ
11… ソケット
31… 後側壁
31a… 第1後壁部
31aa… 隔壁部
31b… 第2後壁部
31c… 第3後壁部
31ca… 段差部
31cb… 端部
31cc… 着色膜
32… 上側壁
33… 下側壁
41… 反射部
41a… 反射面
42… エクステンション部
42a… 光輝反射面
42b… 先端部
42c… 貫通孔
45… 第1の区画
45a… 空間領域
45b… 空間領域
46… 第2の区画
47… 隙間
48… 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口を有するハウジングと前記ハウジングの前記開口を塞ぐように配置されたアウターレンズとで灯室が形成され、前記灯室内に前記ハウジングに支持された光源と、前記光源を包囲すると共に開口を有し前記光源からの光を反射させて前記開口を介して前記アウターレンズの方向に向けて照射するリフレクタとが収容されてなる車両用灯具であって、
前記灯室内に、前記ハウジングと前記アウターレンズの間にリフレックスリフレクタのみが配置された領域を有することを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記ハウジングの少なくとも前記リフレックスリフレクタと対向する面領域に、前記リフレックスリフレクタと同色系の着色膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記灯室内に、前記アウターレンズに沿って且つ前記アウターレンズとの間に隙間を設けて前記アウターレンズ以外の部材で囲まれた複数の独立した区画が互いに隣設されており、
前記光源に最も近い位置にある区画が前記光源を包囲する空間に連通していることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記区画は前記ハウジング、前記リフレクタ及び前記リフレックスリフレクタのなかから選ばれた組み合わせにより構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記光源に最も近い位置にある区画は、区画内に該区画内を部分的に区切る隔壁部を有する迷路構造を有することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車両用灯具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−233250(P2011−233250A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−99900(P2010−99900)
【出願日】平成22年4月23日(2010.4.23)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】