説明

車両用近接検知装置及び車両制御装置

【課題】 検知対象物の接近の誤検知を防止可能な車両用近接検知装置、及び、この車両用近接検知装置を備える車両制御装置を提供する。
【解決手段】
カードリーダーユニット10は、セキュリティインジケータ11、受光センサ12及び遮光部材16を備えている。遮光部材16は、筒形状を成しており、この筒の側壁は、受光センサ12の側方において受光センサ12の前方に向かって延びている。このため、セキュリティインジケータ11から投射され窓ガラスWで反射された光が受光センサ12へ入射することが防止される。その結果、セキュリティインジケータ11からの光を検知対象物Dの接近の検知に用いる場合に、検知対象物Dの接近の誤検知が防止される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検知対象物の接近を検知するための車両用近接検知装置、及びこの車両用近接検知装置を備える車両制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、検知対象物の接近を検知するための装置として、例えば特許文献1等に記載されるように、検知対象物に投射した光の周波数と検知対象物で反射して受信された光の周波数とを比較することにより、検知対象物の接近を検知するものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−334298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、上述した装置を車両の内部に設置し、車両の外部の検知対象物の接近を検知する場合、検知対象物に向けて投射した光が、窓ガラス等の車両の一部により反射されることがある。このような場合には、車両の一部による反射光を受信することにより、検知対象物の接近を誤って検知してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、検知対象物の接近の誤検知を防止可能な車両用近接検知装置、及び、この車両用近接検知装置を備える車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用近接検知装置は、車両の内部に設置され、車両の外部からの検知対象物の接近を検知するための車両用近接検知装置であって、検出対象物に光を投射する投光手段と、投光手段から投射され検知対象物により反射された光を受光する受光手段と、投光手段から投射され車両の一部により反射された光が受光手段へ入射することを防止するための入射光制限手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この車両用近接検知装置によれば、投光手段から投射された光が、車両の一部により反射されて受光手段へ入射することが防止される。このため、検知対象物の接近を誤って検知することを防止できる。
【0008】
また、入射光制限手段は、受光手段の側方で受光手段の前方に向かって延びる遮光部材を含む態様であってもよい。この場合、車両の一部からの反射光が受光手段へ入射することを容易に防止できる。
【0009】
また、遮光部材は筒形状を成している態様であってもよい。この場合、車両の一部からの反射光が受光手段へ入射することを確実に防止できる。
【0010】
また、遮光部材の内面は反射防止加工されている態様であってもよい。この場合、車両の一部からの反射光が筒形状の遮光部材の内部に進入しても、反射防止加工された内面により吸収される。このため、車両の一部からの反射光が受光手段へ入射することを一層確実に防止できる。
【0011】
さらに、投光手段はセキュリティインジケータである態様であってもよい。このように、投光手段をセキュリティインジケータとすることによって、当該装置の光源を、車両の盗難防止装置等の既設の装置の光源と共用できるので、消費電力を削減できると共に、部品点数も削減できる。
【0012】
本発明に係る車両制御装置は、上記の車両用近接検知装置と、検知対象物が有する情報を読み取るための情報読取装置と、を備え、情報読取装置は、車両用近接検知装置が検知対象物の接近を検知したことにより起動し、検知対象物が有する情報の読み取りを開始する、ことを特徴とする。
【0013】
この車両制御装置においては、検出対象物の接近の誤検知を防止可能な上記の車両用近接検知装置が検知対象物の接近を検知したことにより、情報読取装置が起動するので、検出対象物の接近の誤検知に応じて誤って情報読取手段が起動してしまうことが防止される。また、上述の理由から、情報読取装置を常時起動している必要がない上に、情報読取装置の起動ボタン等を新たに設ける必要もないので、消費電力や設置コストを削減できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、検知対象物の接近の誤検知を防止可能な車両用近接検知装置、及び、この車両用近接検知装置を備える車両制御装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施形態に係るカードリーダーユニットの設置状態を示す図である。
【図2】本実施形態に係るカードリーダーユニットの拡大断面図である。
【図3】本実施形態に係るカードリーダーユニット及びスマートシステムの構成を示す図である。
【図4】図3に示されたカードリーダーユニット及びスマートシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】明るい場所において検知対象物の接近の検知を行う様子を示す図である。
【図6】暗い場所において検知対象物の接近の検知を行う様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態に係るカードリーダーユニットの設置状態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るカードリーダーユニット10は、車両の内部において、サイドウインドーの窓ガラスWの内側に設置されている。カードリーダーユニット10は、検知対象物Dの車両の外部からの接近を検知し、検知対象物Dが有する情報を読み取るためのものである。検知対象物Dとしては、非接触ICカードや、所謂おサイフケータイ(登録商標)機能を有する携帯電話等が例示される。また、検知対象物Dが有する情報とは、例えば、車両のドアの開錠及び施錠に関する情報や、エンジンの始動許可に関する情報等である。
【0018】
図2は、カードリーダーユニット10の構成を概略的に示す拡大断面図である。図2に示すように、カードリーダーユニット10は、セキュリティインジケータ11、受光センサ12及びICカードリーダー13を備えている。セキュリティインジケータ11、受光センサ12及びICカードリーダー13は、ケース14内に収容されている。また、セキュリティインジケータ11、受光センサ12及びICカードリーダー13は、同じくケース14内に収容されている支持部材15の前面に配置されている。カードリーダーユニット10は、筒状の遮光部材16を更に備えている。
【0019】
セキュリティインジケータ11は、LED等の発光素子を含んで構成されるインジケータであり、車両の盗難防止装置等に用いられる一般的なものである。本実施形態においては、セキュリティインジケータ11は、検知対象物Dに対して光を投射するために用いられる。
【0020】
受光センサ12は、フォトダイオード等の受光素子を含んで構成されるセンサである。受光センサ12は、セキュリティインジケータ11から投射され検知対象物Dにより反射された光や、太陽光等の外光を受光し、受光した光の光量に応じた信号を出力する。受光センサ12は、支持部材15の前面において、筒形状状の遮光部材16の底部に配置されており、この遮光部材16を介して光を受光する。
【0021】
遮光部材16は、受光センサ12の前面に設けられたケース14の開口部に配置されている。遮光部材16は、セキュリティインジケータ11から投射され窓ガラスWにより反射された光が受光センサ12へ入射することを防止するためのものであり、セキュリティインジケータ11から発せられる光を透過しない材料により構成されている。遮光部材16は筒形状を成しており、この筒の側壁は、受光センサ12の側方において受光センサ12前方に向かって延びている。
【0022】
ICカードリーダー13は、非接触型のカードリーダーであり、検知対象物Dが有する情報を読み取るための装置である。ICカードリーダー13は、検知対象物Dの接近が検知されたことにより起動し、検知対象物Dが有する情報の読取を開始する。
【0023】
セキュリティインジケータ11、受光センサ12及びICカードリーダー13は、図3に示すように、車載のスマートシステム20が備える照合/セキュリティECU(Electronic Control Unit)21に接続されている。
【0024】
照合/セキュリティECU21は、CPU、ROM及びRAM等を含むコンピュータを主体として構成される電子制御ユニットである。照合/セキュリティECU21は、セキュリティインジケータ11、受光センサ12及びICカードリーダー13を制御すると共に、受光センサ12からの信号や、ICカードリーダー13が検知対象物Dから読み取る情報に基づいて、車両のドアの開錠又は施錠、或いはエンジンの始動許可に関する制御を行う。
【0025】
スマートシステム20は、ロック/アンロックセンサ22、室外LFアンテナ23、室内LFアンテナ24、RFチューナ25及びエンジンスイッチ26を更に備えている。また、スマートシステム20は、車両の各部を制御するための各種ECU27を備えている。
【0026】
ロック/アンロックセンサ22は、車両のドアの開錠状態及び施錠状態を検知するセンサである。ロック/アンロックセンサ22は、車両のドアの開錠状態及び施錠状態を検知し、検知結果を照合/セキュリティECU21に送信する。
【0027】
室外LFアンテナ23は、車外においてLF帯の無線信号を送受信するためのものであり、室内LFアンテナ24は、車内においてLF帯の無線信号を送受信するためのものである。また、RFチューナ25は、RF帯の無線信号を送受信するためのものである。室外LFアンテナ23、室内LFアンテナ24及びRFチューナ25は、スマートキーKからの信号を受信し、照合/セキュリティECU21へ送信する。また、室外LFアンテナ23、室内LFアンテナ24及びRFチューナ25は、照合/セキュリティECU21からの信号をスマートキーKへ送信する。
【0028】
エンジンスイッチ26は、エンジンを始動又は停止するためのスイッチである。エンジンスイッチ26は、照合/セキュリティECU21からの信号に応じて、エンジンを始動させたり、停止させたりする。
【0029】
照合/セキュリティECU21は、上記の制御に加えて、室外LFアンテナ23、室内LFアンテナ24及びRFチューナ25を介してスマートキーKから送信される信号や、ロック/アンロックセンサ22から送信されるドアの開錠状態及び施錠状態に関する情報等に基づいて、ドアの開錠又は施錠、或いはエンジンの始動許可に関する制御を行う。
【0030】
このように、スマートシステム20は、カードリーダーユニット10からの情報だけでなく、スマートキーKからの指示に応じて、車両のドアの開錠及び施錠、或いはエンジンの始動許可に関する制御を行うことができる。なお、照合/セキュリティECU21は、必要に応じて、各種ECU27とLAN(Local Area Network)による通信を行うことにより、車両の各部の制御を行うことができる。
【0031】
次に、本実施形態に係るカードリーダーユニット10及びスマートシステム20の動作について説明する。
【0032】
図4は、カードリーダーユニット10及びスマートシステム20の動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートに示される各ステップは、スマートシステム20の照合/セキュリティECU21が、カードリーダーユニット10及びスマートシステム20の各部を制御することにより実行される。
【0033】
まず、図4のステップS1(以下、単に「S1」と記す。ステップS1以降の各ステップについても同様とする。)に示すように、車両が駐車されてドアが施錠されると、セキュリティインジケータ11が起動される。
【0034】
続いて、受光センサ12が受光している光の光量の監視が開始される(S2)。このS2における光量の監視は、受光センサ12からの信号に基づいて行われる。そして、S2における光量の監視が行われている状態で、受光センサ12が受光している光の光量の変化量が、予め設定された規定変化量以上であるか否かが判定される(S3)。
【0035】
このS3は、例えば日中の屋外等の比較的明るい場所において、カードリーダーユニット10に検知対象物Dが接近したこと検知するためのステップである。日中の屋外等の明るい場所では、比較的多くの外光が受光センサ12に入射しているが、図5(a)に示すように、カードリーダーユニット10に検知対象物Dが接近すると、検知対象物Dにより外光が遮られて、受光センサ12に入射する外光の光量が急減し、図5(b)に示すように受光センサ12が受光する光の光量が急減する。このため、明るい場所においては、上述のように、受光センサ12が受光している光の光量が規定変化量以上変化したか否かを判定することによって、検知対象物Dの接近を検知できる。
【0036】
続いて、S3において、光量の変化量が規定変化量以上であると判定された場合、即ち、検知対象物Dの接近が検知された場合、ICカードリーダー13が起動され、検知対象物Dが有する情報の読取が開始される(S4)。
【0037】
続いて、予め設定された規定時間内に、検知対象物Dが有する情報の読取が成功したか否かが判定される(S5)。そして、読取が成功した場合、読み取った情報が車両のドアを開錠するための情報であった場合にはドアが開錠され、読み取った情報がエンジンの始動許可を与えるための情報であった場合にはエンジンの始動許可が与えられる(S6)。これに対して、読取が失敗した場合、S3へ移行する
【0038】
一方、S3において、受光センサ12が受光している光の光量の変化量が規定変化量よりも小さいと判定された場合、受光センサ12が受光している光量の絶対値が、予め設定された規定値以上であるか否かが判定される(S7)。このステップでは、受光センサ12が受光している光量の絶対値が規定値以上であるか否かを判定することにより、車両が駐車された場所が、日中の屋外等の比較的明るい場所であるか、夜間の屋外等の比較的暗い場所であるか、が判定される。
【0039】
S7において、受光センサ12が受光している光量の絶対値が規定値よりも小さいと判定された場合、即ち、車両が暗い場所に駐車されていると判定された場合には、受光センサ12が受光している光のうち、セキュリティインジケータ11から発せられる光の点滅周期と同期した光(セキュリティインジケータ同期光)の光量が測定されると共に、このセキュリティインジケータ同期光の変化を判定するための判定閾値が設定される(S8)。一方、S7において、受光センサ12が受光している光量の絶対値が閾値以上であると判定された場合、即ち、車両が明るい場所に駐車されていると判定された場合には、S3に移行する。
【0040】
ここで、セキュリティインジケータ11から発せられる光の光量は、図6(b)の下のグラフに示すように、セキュリティインジケータ11の点滅に応じて矩形波状に変動している。したがって、セキュリティインジケータ同期光も、図6(b)の上のグラフに示すように、矩形波状に変動している。
【0041】
続いて、セキュリティインジケータ同期光の光量が、ステップS8において設定した判定閾値以上であるか否かが判定される(S9)。S9は、暗い場所において、カードリーダーユニット10に検知対象物Dが接近したことを検知するためのステップである。夜間の屋外等の比較的暗い場所においては、受光センサ12が受光する光の光量が相対的に小さくなる。このため、セキュリティインジケータ11から投射されて検知対象物Dで反射した後に受光センサ12に入射するセキュリティインジケータ同期光の光量が、相対的に大きくなる。その結果、セキュリティインジケータ同期光を、検知対象物Dの接近を検知するために用いることができる。
【0042】
図6(a),(b)に示すように、カードリーダーユニット10に検知対象物Dが接近してくると、セキュリティインジケータ11から投射されて検知対象物Dで反射された後に受光センサ12に入射するセキュリティインジケータ同期光の光量が大きくなる。したがって、セキュリティインジケータ同期光が、判定閾値以上であるか否かを判定することにより、検知対象物Dの接近を検知することができる。
【0043】
続いて、S9において、セキュリティインジケータ同期光の光量が判定閾値以上である場合、即ち、検知対象物Dの接近が検知された場合、S4に移行する。一方、S9において、セキュリティインジケータ同期光の光量が判定閾値よりも小さい場合、即ち、検知対象物Dの接近が検知されなかった場合には、S7へ移行する。
【0044】
以上説明したように、本実施形態に係るカードリーダーユニット10においては、遮光部材16によって、セキュリティインジケータ11から投射されて窓ガラスWで反射された光が受光センサ12に入射することが防止される。したがって、カードリーダーユニット10によれば、セキュリティインジケータ11からの光を検知対象物Dの接近の検知に用いる場合に、検知対象物Dの接近の誤検知が防止される。
【0045】
そして、このカードリーダーユニット10と照合/セキュリティECU21とによれば、検知対象物Dの接近を検知したことを契機にICカードリーダー13が起動され、検知対象物Dの情報の読取が開始されるので、ICカードリーダー13を常時起動している必要がない上に、ICカードリーダー13の起動ボタン等を新たに設ける必要もないため、消費電力や設置コストが削減される。
【0046】
また、カードリーダーユニット10における光源として、セキュリティインジケータを用いているため、盗難防止装置等の既設の装置の光源と共用することができ、消費電力が削減されるうえに、部品点数も削減される。
【0047】
なお、遮光部材16は、内面が反射防止加工されている態様とすることができる。この場合、セキュリティインジケータ11から投射され窓ガラスWで反射された光が遮光部材16の内部に進入しても、反射加工された内面により吸収される。このため、窓ガラスWからの反射光が受光センサ12へ入射することを確実に防止される。
【0048】
また、遮光部材16は、筒形状に限らず、受光センサ12の側方で受光センサ12の前方に延びる形状であればよい。この場合、例えば、遮光部材16を平板形状とすることにより、セキュリティインジケータ11から投射され窓ガラスWで反射された光が受光センサ12へ入射することを、簡単な形状で容易に防止することができる。
【0049】
また、上述した実施形態は、本発明に係る車両用近接検知装置及び車両用情報読取装置の一実施形態を説明したものであり、本発明に係る車両用近接検知装置及び車両用情報読取装置は、本実施形態に記載したものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0050】
10…カードリーダーユニット、11…セキュリティインジケータ(投光手段)、12…受光センサ(受光手段)、13…ICカードリーダー(情報読取装置)、16…遮光部材、20…スマートシステム、26…照合/セキュリティECU。




【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の内部に設置され、前記車両の外部からの検知対象物の接近を検知するための車両用近接検知装置であって、
前記検出対象物に光を投射する投光手段と、
前記投光手段から投射され前記検知対象物により反射された光を受光する受光手段と、
前記投光手段から投射され前記車両の一部により反射された光が前記受光手段へ入射することを防止するための入射光制限手段と、
を備えることを特徴とする車両用近接検知装置。
【請求項2】
前記入射光制限手段は、前記受光手段の側方で前記受光手段の前方に向かって延びる遮光部材を含む、請求項1に記載の車両用近接検知装置。
【請求項3】
前記遮光部材は筒形状を成している、請求項2に記載の車両用近接検知装置。
【請求項4】
前記遮光部材の内面は反射防止加工されている、請求項3に記載の車両用近接検知装置。
【請求項5】
前記投光手段はセキュリティインジケータである、請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用近接検知装置。
【請求項6】
請求項1〜5の何れか一項に記載の車両用近接検知装置と、
前記検知対象物が有する情報を読み取るための情報読取装置と、を備え、
前記情報読取装置は、前記車両用近接検知装置が前記検知対象物の接近を検知したことにより起動し、前記検知対象物が有する情報の読み取りを開始する、
ことを特徴とする車両制御装置。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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