説明

農業または林業害虫の駆除方法

【課題】 農業または林業害虫の駆除を簡単、容易に、安全に行なうこと。
【解決手段】 ストリッパブルコーティングを用いる農業または林業害虫の駆除方法であって、そのストリッパブルコーティングがストリッパブルコーティングとして用いられるビニルプラスチゾル1そのものを用いるものであり、そのビニルプラスチゾルが蓄圧貯蔵される携帯用ボンベ2のノズル2Nに接続したノズルパイプ2Pを農業害虫12または林業害虫15の生息穴14に挿入して、そのボンベの押釦2Bを押圧し、ビニルプラスチゾルをノズルより生息穴内に霧状で噴入し、その穴内の害虫を封じ込めると共に該穴内に充填し、その害虫を生息穴内で死滅さ、その後、生息穴の出入口14Eをビニルプラスチゾル自体で封緘したままにするか、またはその場から剥離させ木、竹またはコルクの栓体により封緘することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、害虫の駆除方法、特に農業または林業害虫の駆除方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ビニルプラスチゾル,エチルセルロース、合成ゴム系ラテックス等のストリッパブルコーティング(可剥性塗料)は、既に知られている(非特許文献1)。
【非特許文献1】「プラスチック大辞典」株式会社工業調査会発行
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そして、前記ストリッパブルコーティングは、通常は、工場などで生産した完成品を、その輸送および貯蔵中の摩耗や腐食から保護するために、その完成品に一時的に塗布する塗料で、必要なときに完成品を傷付けることなく剥ぎ取ることができるものであり、完成品の材質、形状などにより、浸漬、吹付、ロール塗布などにより完成品の表面に塗着されるものである。
【0004】
ところで、本発明は、このストリッパブルコーティングが、
(1)塗着後の塗膜に気密性があって、エアの流通を遮断すること、
(2)人畜に無害であること、
(3)可剥性があり、塗着後の剥離が容易であり、塗着されるものに傷を付けないこと、
の特性をもつことに着目して、このストリッパブルコーティングを利用して害虫の駆除を簡単、容易に、しかも安全に行なうことができるようにした、新規な害虫(特に、農業または林業害虫)の駆除方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために、請求項1の害虫の駆除方法の発明は、ストリッパブルコーティングを用いる農業または林業害虫の駆除方法であって、そのストリッパブルコーティングが塗着後の塗膜に気密性があって、エアの流通を遮断する、人畜に無害である、可剥性があり、塗着後の剥離が容易であり、塗着されるものに傷を付けない性質のストリッパブルコーティングとしてのビニルプラスチゾル1であり、そのビニルプラスチゾルが蓄圧貯蔵される携帯用ボンベ2のノズル2Nを木の葉片11にとまる農業害虫12または林業害虫15に向けて、そのボンベの押釦2Bを押圧し、該ボンベの弁が開弁して蓄圧状態のビニルプラスチゾルをノズルより霧状で吹き付け、その害虫をビニルプラスチゾルの塗膜により包み込み、死滅させ、その後、死滅した害虫だけを葉片より剥離して取り除く、または死滅した農業害虫を葉片ごと取り除くことを特徴としている。害虫をストリッパブルコーティングにより包み込み、死滅させることを特徴としており、かかる特徴によれば、害虫を殺虫剤を用いることなく簡単に駆除することができ、しかも殺虫剤が周囲に飛散することがないので、人畜に無害であり、さらに害虫のいる場所に散乱したストリッパブルコーティングの塗膜は、そこから簡単に剥離することができて、その後の処理が容易であり、しかもその塗着面を傷付けるおそれがない。
【0006】
また、前記目的を達成するため、請求項2の害虫の駆除方法の発明は、ストリッパブルコーティングを用いる農業または林業害虫の駆除方法であって、そのストリッパブルコーティングが塗着後の塗膜に気密性があって、エアの流通を遮断する、人畜に無害である、可剥性があり、塗着後の剥離が容易であり、塗着されるものに傷を付けない性質のストリッパブルコーティングとしてのビニルプラスチゾル1であり、そのビニルプラスチゾルが蓄圧貯蔵される携帯用ボンベ2のノズル2Nに接続したノズルパイプ2Pを農業害虫12または林業害虫15の生息穴14に挿入して、そのボンベの押釦2Bを押圧し、ビニルプラスチゾルをノズルより生息穴内に霧状で噴入し、その穴内の害虫を封じ込めると共に該穴内に充填し、その害虫を生息穴内で死滅さ、その後、生息穴の出入口14Eをビニルプラスチゾル自体で封緘したままにするか、またはその場から剥離させ木、竹またはコルクの栓体により封緘することを特徴としている。
害虫の巣もしくはその生息穴にストリッパブルコーティングを装填して、その害虫をストリッパブルコーティングにより封じ込めて死滅させることを特徴としており、かかる特徴によれば、害虫をその巣や生息穴に封じ込めて死滅させることができ、また、殺虫剤などの有害物質は、その巣や生息穴の周囲に飛散することがないので、人畜に無害であり、さらにストリッパブルコーティングの塗膜は、その巣や生息穴から簡単に剥離することができて、その後の処理が容易である。
【0007】
さらに、前記目的を達成するため、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記ストリッパブルコーティング内に殺虫剤を混入することを特徴としており、かかる特徴によれば、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、殺虫剤により、害虫を一層迅速、確実に死滅させることができ、しかも殺虫剤はストリッパブルコーティング内に混入されることにより、それ自体が直接周囲に飛散することなく、その後に硬化するので、人畜に対する殺虫剤による害は殆どない。
【0008】
さらにまた、前記目的を達成するため、請求項4の発明は、請求項1,2または3の発明において、前記ストリッパブルコーティング内に顔料を混入して着色することを特徴としており、かかる特徴によれば、請求項1,2または3の発明の効果に加えて、ストリッパブルコーティングのの用途、強度、膜厚、乾燥度などに応じて、ストリッパブルコーティングに顔料を混入して複数の色に着色することにより、その使用目的に応じたストリッパブルコーティングの使い分けが容易になる。また、ビニルプラスチゾルは、その塗着面との色分けができるので、その剥離作業が一層容易になる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、害虫を殺虫剤を用いることなく簡単に駆除することができ、しかも殺虫剤を使用しないことから、人畜に無害であり、さらに害虫の周囲の塗着面に散乱したストリッパブルコーティングの塗膜は、そこから簡単に剥離することができて、その後処理が容易であり、しかもその塗着面を傷付けるおそれがない。
【0010】
また、害虫をその巣や生息穴に封じ込めて死滅させることができ、また、殺虫剤などの有害物質が、その巣や生息穴の周囲に飛散することがないので、人畜に無害であり、さらにストリッパブルコーティングの塗膜は、その巣や生息穴から簡単に剥離することができて、その後処理が容易である。
【0011】
さらに、ストリッパブルコーティング1内に殺虫剤を混入する態様においては、殺虫剤により、害虫を一層迅速、確実に死滅させることができ、しかも殺虫剤はストリッパブルコーティング内に混入されることにより、それ自体が直接周囲に飛散することなく、その後に硬化するので、人畜に対する殺虫剤による害は殆どない。
【0012】
さらにまた、ストリッパブルコーティング内に顔料を混入して着色する態様においては、ストリッパブルコーティングの用途、強度、膜厚、乾燥度などに応じて、ストリッパブルコーティングに顔料を混入して複数の色に着色することにより、その使用目的に応じたストリッパブルコーティングの使い分けが容易になる。また、ビニルプラスチゾル1は、その塗着面との色分けができるので、その剥離作業が一層容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例および参考例
に基づいて説明する。
【0014】
まず、図1〜3を参照して本発明の第1参考例例について説明するに、この参考例は、本発明の害虫駆除方法を、蜂の駆除に適用した場合であり、図1は、蜂および蜂の巣に、ストリッパブルコーティングを吹き付けている状態を示す図、図2は、蜂の巣の出入口をストリッパブルコーティングにより封緘した状態を示す図、図3は、蜂をストリッパブルコーティングの塗膜により包み込んだ状態を示す図である。
【0015】
[参考例1]
図1に示すように、携帯用ボンベ2内には、ストリッパブルコーティング(通称ストリップペイント)としてのビニルプラスチゾル1が蓄圧貯蔵される。ボンベ2のノズル2Nを蜂の巣4およびその周りを飛翔する蜂5に向けて、そのボンベ2の押釦2Bを押圧すれば、該ボンベ2の弁が開弁して蓄圧状態のビニルプラスチゾル1はノズル2Nより霧状となって噴出し、蜂の巣4の周りを飛翔する蜂5および該蜂の巣4の外周面の全域にわたって吹き付けられ、その後しばらくして該ビニルプラスチゾル1が乾燥硬化すれば、図3に示すように、蜂5は、硬化したビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより全体が包み込まれて目、口などの感覚器が塞がれて呼吸困難に、また羽や足が硬化して移動できなくなり死滅させることができ、また乾燥硬化したビニルプラスチゾル1に包みこまれた蜂5は、その場から簡単に剥離して廃棄処分することができる。また、図2に示すように、蜂の巣は、その外周全域が乾燥硬化したビニルプラスチゾル1の塗膜により包み込まれ、しかも蜂の巣4の内部にビニルプラスチゾル1が装填されると共にその出入口4Eは、ビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより気密に封緘される。したがって、蜂の巣4内にいる蜂5も呼吸困難となり、死滅させることができる。そして、硬化したビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより全体を包み込まれた蜂の巣4は、その支持部6から簡単、容易に離脱させることができる。また、ストリッパブルコーティングであるビニルプラスチゾル1は、可剥性に優れていることから、これを蜂の巣4から容易に剥がすことができ、該蜂の巣4を傷付けずに、その爾後処理をすることができる。
【0016】
[参考例2]
図4,5には、本発明の第2参考例が示される。この第2参考例は、本発明の害虫駆除方法により、ゴキブリ8を死滅させる場合であり、図4は床9上を走るゴキブリ8にビニルプラスチゾル1を噴霧している状態を示す図、図5は、ゴキブリ8がビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより包み込まれた状態を示す図である。
【0017】
図4に示すように、ボンベ2のノズル2Nをゴキブリに向けて、そのボンベ2の押釦2Bを押圧すれば、ビニルプラスチゾル1はノズル2Nより霧状となって噴出し、床9上を走るゴキブリ8に吹き付けられ、しばらくして該ビニルプラスチゾル1が乾燥硬化すれば、図5に示すように、ゴキブリ8は、硬化したビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより全体が包み込まれて目、口が塞がれて呼吸困難となり、また羽や足が硬化して動けなくなり、死滅させることができる。また、図5に示すように、床9に吹き付けられたビニルプラスチゾル1は、可剥性に優れていることから、ビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより包み込まれて死滅したゴキブリ8は、床9を傷付けることなく、図5鎖線に示すように、そこから簡単に取り除くことができ、また、ゴキブリ8の周囲の床9上に散乱して塗着したビニルプラスチゾル1の塗膜1Fも、床9を傷付けることなく、そこから簡単に剥離して取り除くことができる。
【0018】
[実施例1]
図6,7には、本発明の第1実施例が示される。この第1実施例は、本発明害虫駆除方法により、青虫などの農業害虫12を死滅させる場合であり、図6は、木の葉片11に止まる農業害虫12にビニルプラスチゾル1を噴霧している状態を示す図、図7は、農業害虫12がビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより包み込まれた状態を示す図である。
【0019】
図6に示すように、ボンベ2のノズル2Nを農業害虫12に向けて、そのボンベ2の押釦2Bを押圧すれば、ビニルプラスチゾル1はノズル2Nより霧状となって噴出し、木の葉片11に止まる農業害虫12に吹き付けられ、しばらくして該ビニルプラスチゾル1が乾燥硬化すれば、図7に示すように、農業青虫12は、硬化したビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより全体が包み込まれて目、口が塞がれて呼吸困難となり、また足が硬化して動けなくなり、死滅させることができる。そして、農業害虫12の死滅後は、これだけを葉片11より剥離して取り除いてもよく、また、図7に鎖線で示すように、死滅した農業害虫12を葉片11ごと取り除くようにしてもよい。
【0020】
[実施例2]
図8,9には、本発明の第2実施例が示される。この第2実施例は、本発明害虫駆除方法により、松くい虫などの林業害虫15を死滅させる場合であり、図8は、木の穴14に生息する林業害虫15にビニルプラスチゾル1を噴霧している状態を示す図、図9は、林業害虫15がビニルプラスチゾル1の塗膜1Fにより封じ込まれた状態を示す図である。図8に示すように、樹木の幹や枝に生息穴14をあけ、その穴14内で、生息する林業害虫15に対しては、図8に示すように、ボンベ2のノズル2Nに接続したノズルパイプ2Pをその生息穴14に挿入して、そのボンベ2の押釦2Bを押圧すれば、ビニルプラスチゾル1は、ノズル2Nより霧状となって生息穴14内に噴入して、その穴14内の林業害虫15を封じ込めると共に該穴14内に充填されて、その林業害虫を生息穴14内で死滅させることができる。その後、生息穴14の出入口14Eは、図9に示すように、ビニルプラスチゾル1自体で封緘してもよく、また、木、竹、コルクなどよりなる栓体により封緘してもよい。
【0021】
前記第1〜2参考例および第1〜2実施例において、ビニルプラスチゾル1内に、適宜の殺虫剤を混入させるようにすれば、ビニルプラスチゾル1に包み込まれた害虫の死滅を早めることができ、またその死滅を一層確実なものとすることができる。
【0022】
また、前記第1〜2参考例および第1〜2実施例において、ビニルプラスチゾル1の用途、強度、膜厚、乾燥度などに応じて、ビニルプラスチゾル1に顔料を混入して複数の色に着色しておけば、その使用目的に応じたビニルプラスチゾル1の使い分けが容易になる。また、ビニルプラスチゾル1は着色することにより、その塗着面との色分けができるので、その剥離作業が容易になる。
【0023】
以上、本発明の実施例および参考例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0024】
たとえば、前記第1〜2参考例および第1〜2実施例では、ストリッパブルコーティングとしてビニルプラスチゾルを用いた場合を説明したが、これに代えてエチルセルロース、合成ゴム系ラテックスなどの他のストリッパブルコーティングを使用しても良いことは勿論であり、さらに前記第1〜2参考例および第1〜2実施例以外の害虫の死滅にも利用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】蜂および蜂の巣に、ストリッパブルコーティングを吹き付けている状態を示す図(第1参考例)
【図2】蜂の巣の出入口をストリッパブルコーティングにより封緘した状態を示す図(第1参考例)
【図3】蜂をストリッパブルコーティングの塗膜により包み込んだ状態を示す図(第1参考例)
【図4】床上を走るゴキブリにビニルプラスチゾルを噴霧している状態を示す図(第2参考例)
【図5】ゴキブリがビニルプラスチゾルの塗膜により包み込まれた状態を示す図(第2参考例)
【図6】木の葉片に止まる農業害虫にビニルプラスチゾルを噴霧している状態を示す図(第1実施例)
【図7】農業害虫がビニルプラスチゾルの塗膜により包み込まれた状態を示す図(第1実施例)
【図8】木の穴に生息する林業害虫にビニルプラスチゾルを噴霧している状態を示す図(第2実施例)
【図9】林業害虫がビニルプラスチゾルの塗膜により封じ込まれた状態を示す図(第2実施例)
【符号の説明】
【0026】
1 ストリッパブルコーティングとしてのビニルプラスチゾル
5 害虫である蜂
8 害虫であるゴキブリ
12 農業害虫
14 生息穴である木の穴
15 林業害虫

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ストリッパブルコーティングを用いる農業または林業害虫の駆除方法であって、そのストリッパブルコーティングが塗着後の塗膜に気密性があって、エアの流通を遮断する、人畜に無害である、可剥性があり、塗着後の剥離が容易であり、塗着されるものに傷を付けない性質のストリッパブルコーティングとして用いられるビニルプラスチゾル1そのものを用いるものであり、そのビニルプラスチゾルが蓄圧貯蔵される携帯用ボンベ2のノズル2Nを木の葉片11にとまる農業害虫12または林業害虫15に向けて、そのボンベの押釦2Bを押圧し、該ボンベの弁が開弁して蓄圧状態のビニルプラスチゾルをノズルより霧状で吹き付け、その害虫をビニルプラスチゾルの塗膜により包み込み、死滅させ、その後、死滅した害虫だけを葉片より剥離して取り除く、または死滅した農業害虫を葉片ごと取り除くことを特徴とする農業または林業害虫の駆除方法。
【請求項2】
ストリッパブルコーティングを用いる農業または林業害虫の駆除方法であって、そのストリッパブルコーティングが塗着後の塗膜に気密性があって、エアの流通を遮断する、人畜に無害である、可剥性があり、塗着後の剥離が容易であり、塗着されるものに傷を付けない性質のストリッパブルコーティングとして用いられるビニルプラスチゾル1そのものを用いるものであり、そのビニルプラスチゾルが蓄圧貯蔵される携帯用ボンベ2のノズル2Nに接続したノズルパイプ2Pを農業害虫12または林業害虫15の生息穴14に挿入して、そのボンベの押釦2Bを押圧し、ビニルプラスチゾルをノズルより生息穴内に霧状で噴入し、その穴内の害虫を封じ込めると共に該穴内に充填し、その害虫を生息穴内で死滅さ、その後、生息穴の出入口14Eをビニルプラスチゾル自体で封緘したままにするか、またはその場から剥離させ木、竹またはコルクの栓体により封緘することを特徴とする農業または林業害虫の駆除方法。
【請求項3】
前記ストリッパブルコーティング1内に殺虫剤を混入することを特徴とする請求項1または2の農業または林業害虫の駆除方法。
【請求項4】
前記ストリッパブルコーティング1内に顔料を混入して着色することを特徴とする前記請求項1、2または3の農業または林業害虫の駆除方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2006−246899(P2006−246899A)
【公開日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−159481(P2006−159481)
【出願日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【分割の表示】特願2002−167750(P2002−167750)の分割
【原出願日】平成14年6月7日(2002.6.7)
【出願人】(301068376)有限会社佐藤技術研究所 (4)
【Fターム(参考)】