説明

農用車輪

【課題】 パイプ材によって円環状に形成されたリムに、該リムを被覆するようにゴム様弾性材で形成されたタイヤを固着してなる農用車輪において、リムの肉厚を上げることや材質を変更することなく、該リムの断面形状を工夫することにより農用車輪の強度を上げる。
【解決手段】 リム4の周方向Bに直交する面で該リム4を構成するパイプ材を切断した断面形状を、リム4の径方向Aに長径D1の方向が一致する楕円形とし、該楕円形の長径D1と短径D2との比D1/D2を1.1以上かつ1.5以下とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、田植機等の農業機械に装着される農用車輪に関するものである。
【背景技術】
【0002】
水田や畑等で使用される農業機械に装着される農用車輪は、例えば、断面円形のパイプ材によって円環状に形成されたリムと、このリムの中心側に配置されていて田植機等の本機(走行車両)の車軸に取り付けられるボスと、このボスと前記リムとを連結する断面円形のパイプ材からなるスポークと、前記リムを全周にわたって被覆するように該リムに固着されたゴムタイヤとを備えてなる(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平7−47813号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記農用車輪が取り付けられる農業機械は、年々機体重量や搭載重量が増えており、このため、農用車輪の強度を上げる必要がある。この農用車輪の強度を上げるのに、リムの肉厚を厚くしたり、リムの材料を高強度の材質のものに変更することが考えられるが、そうすると、コストアップ、重量アップとなるという問題が生じる。
そこで本発明は、前記問題点に鑑みて、リムの肉厚を上げることや材質を変更することなく、該リムの断面形状を工夫することにより農用車輪の強度を上げることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、パイプ材によって円環状に形成されたリムに、該リムを被覆するようにゴム様弾性材で形成されたタイヤを固着してなる農用車輪において、
前記リムの周方向に直交する面で該リムを構成するパイプ材を切断した断面形状が、リムの径方向に長径の方向が一致する楕円形であり、該楕円形の長径と短径D2との比D1/D2が1.1以上かつ1.5以下であることを特徴とする。
また、前記リムと該リムの中心側に設けられたボスとを連結すべく、軸心がリムの径方向に一致するように配置されたパイプ材からなるスポークを備えた農用車輪にあっては、
前記構成に加えて、スポークの軸心に直交する面で切断した該スポークの断面形状を、車輪回転軸心方向に長径の方向が一致する楕円形とし、該楕円形の長径D3と短径D4との比D3/D4を1.2以上かつ2.0以下とするのがよい。
【発明の効果】
【0005】
本発明によると、リムの周方向に直交する面で該リムを構成するパイプ材を切断した断面形状を、リムの径方向に長径の方向が一致する楕円形とし、該楕円形の長径D1と短径D2との比D1/D2を1.1以上かつ1.5以下とすることにより、リムの肉厚を上げることや材質を変更することなく農用車輪の強度を上げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は、軟弱地盤を走行する田植機等の農業機械に装着される農用車輪であり、該農用車輪1はホイール2と、タイヤ3とから主構成されている。
ホイール2は、パイプ材によって円環状に形成されたリム4と、このリム4の中心側(農用車輪1の回転軸心X側)に位置するボス5と、リム4とボス5とを連結する複数本(本実施形態では3本)のスポーク6と、スポーク6及びボス5に溶接等によって固着された補強板7等からなる。
【0007】
リム4は、金属製のパイプ材を円環状に曲げ、該パイプ材の両端を溶接等によって接続することで形成されている。
ボス5は、筒状に形成され、その軸心が農用車輪1の回転軸心Xに一致するように配置され、該ボス5を田植機等の農業機械の本機(走行車両)の車軸に取り付けることにより農用車輪1が農業機械に装着される。
スポーク6は、金属製のパイプ材で直管状に形成され、その軸心がリム4の径方向A(農用車輪1の径方向)に一致するようにリム4とボス5との間に配置され、一端がリム4の内周側に溶接等で接続され、他端がボス5の外周側に溶接等で接続されている。
【0008】
また、各スポーク6は、その軸心に直交する面で切断した断面形状が円形に形成されており、リム4の周方向B(農用車輪1の周方向)に等間隔で設けられている。
タイヤ3は、リム4全体を被覆するように該リム4にゴム様弾性材を焼き付けて(加硫接着することで)固定されたソリッド弾性タイヤ(ソリッドゴムタイヤ)からなる。
このタイヤ2はリム全体を覆うように設けられた円環状のタイヤ本体の外周側にリム4の周方向Bに間隔をおいて設けられた多数のラグ8を備えている。
本実施形態にあっては、前記リム4の周方向B(リム4を構成するパイプ材の軸心)に直交する面でリム4を構成するパイプ材を切断した断面形状(パイプ材の断面形状)を、リム4の径方向Aに長径D1の方向が一致する楕円形に形成している(換言すれば、断面楕円形状のパイプ材を、該楕円の長径が径方向に一致するようにして円環状に曲げ、該パイプ材の両端を溶接することによりリム4を形成している)。
【0009】
リム4を構成するパイプ材の断面形状をその長径D1がリム4の径方向Aに一致する楕円形にすることにより、径方向A外方からの力に対して高い曲げ強度が得られ、これによって、リム4の肉厚を上げることや材質を変更することなく農用車輪1の強度アップを図ることができる。
また、逆に、農用車輪1の全体的な強度を落とすことなく、リム4の肉厚を薄くすることができ、農用車輪1の軽量化を図ることができるとも言える。
また、リム4を構成するパイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2は1.1以上かつ1.5以下とするのがよい。
【0010】
この理由を下記の表1を参照して説明する。
表1は、リム4を構成するパイプ材の断面形状を種々変更した農用車輪1の強度を試験した結果を示している。
【0011】
【表1】

【0012】
表1に示される結果の試験は、次のようにして行った。
従来例は、断面形状が円形のパイプ材からなるリムを有する農用車輪を農業機械に装着して行い、実施例1〜3及び比較例1〜3は、断面形状(長径/短径)が種々の楕円形であるパイプ材からなるリム4を有する農用車輪1を農業機械に装着して行った。
従来例、実施例又は比較例の農用車輪1を農業機械に装着し、図3及び図4に示すように、農業機械が載置される床面G1,G2を水平または30度傾斜とし、それぞれの床面G1,G2においてリム4の周方向Bでのスポーク6の位置を変え、床面G1,G2とスポーク6の位置との各組み合わせ(条件−1〜4)について、農業機械に積む錘を段階的に増加させて、農用車輪1が変形する錘の合計の重量を求める。
【0013】
そして、断面円形のパイプ材からなるリムを有する農用車輪(従来例)が変形するそれぞれの条件(条件−1〜4)の場合の錘の重量を基準とし、該断面円形のパイプ材からなるリムを有する農用車輪に対して行った試験と同一の床面G1,G2とスポーク6の位置との組み合わせ(同一の条件)における断面楕円形のパイプ材からなるリム4を有する農用車輪1(実施例及び比較例)が変形するときの錘の重量と前記基準の重量との比をそれぞれの条件の場合の「強度指数」とする(条件−1〜4の場合の基準の重量をWs1〜Ws4とし、条件−1〜4の場合の実施例又は比較例の錘の重量をWt1〜Wt4とすると、強度指数は、条件−1ではWt1/Ws1,条件−2ではWt2/Ws2,条件−3ではWt3/Ws3,条件−4ではWt4/Ws4となる)
「条件−1」は、図3(a)に示すように、農用機械を傾斜のない水平な床面G1に載置し、且つ、農用車輪1を3本のスポーク6のうちの1本が車輪回転軸心Xから下方において前記水平床面G1に対して垂直になる位置としたときの場合である。
【0014】
「条件−2」は、図3(b)に示すように、農用機械を水平面に対して30度傾斜する床面G2に載置し、且つ、農用車輪1を3本のスポーク6のうちの1本が車輪回転軸心Xから下方において前記傾斜床面G2に対して垂直になる位置としたときの場合である。
「条件−3」は、図4(a)に示すように、農用機械を傾斜のない水平な床面G1に載置し、農用車輪1を3本のスポーク6のうちの1本が車輪回転軸心Xから上方において前記水平床面G1に対して垂直になる位置としたときの場合である。
「条件−4」は、図4(b)に示すように、農用機械を水平面に対して30度傾斜する床面G2に載置し、農用車輪1を3本のスポーク6のうちの1本が車輪回転軸心Xから上方において前記傾斜床面G2に対して垂直になる位置としたときの場合である。
【0015】
条件−1、条件−3にあっては、農用車輪1に、農用機械側からの荷重Wに対する床面G1からの反力が径方向A外方から作用し、条件−2、条件−4にあっては、農用車輪1に、農用機械側からの荷重Wの床面G2に向かう分力に対する反力が径方向A外方から作用すると共に、農用機械側からの荷重Wの床面G2に沿う分力に対する反力が回転軸心X方向から作用する。
表1において、リム径とはリム4を構成するパイプ材の外径を示しており、スポーク径とはスポーク6を構成するパイプ材の外径を示している。
【0016】
したがって、試験に使用した農用車輪1は、従来例にあっては、外径(直径)が45.2mmで肉厚が1.6mmの断面円形のパイプ材を円環状に形成してなるリムが使用されている。また、実施例1〜3及び比較例1〜3にあっては、外径が45.2mmで肉厚が1.6mmの断面円形のパイプ材を円環状に形成してなるリムをパイプ材の断面がリム4の径方向Aに長径D1の方向が一致する楕円形になるようにプレス加工したリム4が使用され、表1では、リム4を構成するパイプ材の断面形状をその断面の長径D1と短径D2の比D1/D2(長径/短径)で表している。
【0017】
なお、実施例1〜3及び比較例1〜3にあっては、リム4を構成するパイプ材をプレス加工した分、従来例に比べてリム4全体の外形は若干大きくなっている。
また、スポーク6については、従来例、実施例1〜3及び比較例1〜3について共に、外径が21.7mmで肉厚が2.8mmの断面円形のパイプ材が使用されている。
また、試験に使用した農用車輪1のリム4及びスポーク6の材料は同一である。
リム4を構成するパイプ材の断面形状をその長径D1がリム4の径方向Aに一致する楕円形にすることにより、径方向A外方からの力に対して高い曲げ強度が得られるが、リム4を構成するパイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2が1.1未満では、条件−3で、従来例との明らかな差がでない。
【0018】
また、リム4を構成するパイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2が1.1以上では、条件−1・条件−3においてリム4を構成するパイプ材を楕円にすることによる効果が現れているが、前記パイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2が1.5を超えると、条件−1・条件−3で強度指数が変わらなくリム4を構成するパイプ材を断面楕円形にした効果が明確に現れない。これは、リム4を構成するパイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2が1.5を超えると、リム4の強度がスポーク6の曲げ強度よりも高くなり、農用車輪1に作用する荷重に対してスポーク6の強度が負けて、リム4が変形せずにスポーク6が変形するためである。
【0019】
また、リム4を構成するパイプ材の断面の短径D2が車輪回転軸心Xと平行であると、条件−2・条件−4では、リム4単体としては強度が下がるはずであるが、これらの条件では、農用車輪1に作用する荷重によって該農用車輪1が変形するのはスポーク6と補強板7の強度の要因が高いため、スポーク6と補強板7の強度も関連する農用車輪1全体の強度指数としては従来形状のもの(リムを構成するパイプ材の断面が円形のもの)と変わりがなく、問題はない。
以上のことから、リム4の周方向Bに直交する面で該リム4を構成するパイプ材を切断した断面形状を、リム4の径方向Aに長径D1の方向が一致する楕円形とし、該楕円形の長径D1と短径D2との比D1/D2を1.1以上かつ1.5以下とすることにより、農用車輪1全体としての曲げ強度を効率的にアップすることができる。
【0020】
図5は、他の形態の農用車輪1を示しており、この形態の農用車輪1においては、スポーク6の断面形状を楕円形にしたという点で、前記図1及び図2に係る形態の農用車輪1と構成が異なり、その他の点で前記図1及び図2に係る形態の農用車輪1と構成が同様である。
この図5に示す農用車輪1のスポーク6は、その軸心Y(スポーク6を構成するパイプ材の軸心)に直交する面で切断した断面形状を、車輪回転軸心X方向に長径D3の方向が一致する楕円形としている。
【0021】
前述した条件−1〜4の中で、条件−2において、農用車輪1は、スポーク6に曲げモーメントが生じて変形し易い。
このような条件−2において、断面形状が楕円形のスポーク6を有する農用車輪1は、断面形状が円形のスポークを有する農用車輪よりも変形するときの荷重が大きく曲げ強度が大きい。
楕円形の断面形状を有するスポーク6は、短径を中立軸として求められる断面係数が、円形の断面形状を有するスポークの断面係数よりも大きい。したがって、断面形状が楕円形のスポーク6を有する農用車輪は、条件−2において、車軸を介して加わる農業機械の荷重によってスポーク6に生ずる応力が小さくなり、断面円形のスポークを有する農用車輪に比べて高い曲げ強度を得ることができる。
【0022】
これによって、前述した図1,2に示す農用車輪1よりも、さらに強度アップした農用車輪1を提供することができる。
また、図5に示す形態の農用車輪1にあっては、スポーク6を構成するパイプ材の断面の長径D3と短径D4との比D3/D4は1.2以上かつ2.0以下とするのがよい。
この理由を下記の表2を参照して説明する。
表2は、スポーク6の断面形状を種々変更して該農用車輪1の強度を試験した結果を示している。
【0023】
【表2】

【0024】
試験は、前述した方法と同様の試験を行い、評価(強度指数)についても同様にして行った。
試験に使用した農用車輪1は、従来例にあっては、外径が45.2mmで肉厚が1.6mmの断面円形のパイプ材を円環状に形成してなるリムが使用されると共に、外径が21.7mmで肉厚が2.8mmの断面円形の直管状のパイプ材からなるスポーク6が使用されている。
また、実施例1〜4及び比較例1,2にあっては、外径が45.2mmで肉厚が1.6mmの断面円形のパイプ材を円環状に形成してなるリムをパイプ材の断面がリム4の径方向Aに長径D1の方向が一致する楕円形になるようにプレス加工したリム4が使用され、本試験では、リム4を構成するパイプ材の断面の長径D1と短径D2との比D1/D2は1.20に統一されており、また、スポーク6は、外径が21.7mmで肉厚が2.8mmの断面円形のパイプ材を楕円形になるようにプレス加工しており、表2では、スポーク6を構成するパイプ材の断面形状をその断面の長径D3と短径D4の比D3/D4(長径/短径)で表している。
【0025】
スポーク6を構成するパイプ材の断面の長径D3と短径D4との比D3/D4が1.2未満では、条件−2で従来例との明らかな差がでない。
また、条件−3では、断面形状が楕円形のスポーク6は、長径D3を中立軸として求められる断面係数が断面円形のスポークの断面係数よりも小さい。そのため、車輪回転軸心Xより下側にあるスポーク6に生ずる応力は断面円形のスポークよりも大きくなることから、スポーク6を構成するパイプ材の断面の長径D3と短径D4との比D3/D4が上がるにつれて、リム4で強度アップされた条件−3における強度指数が下がる結果となり、そして、スポーク6を構成するパイプ材の断面の長径D3と短径D4との比D3/D4が2.0を超えると従来例よりも条件−3における強度が下がる。
【0026】
条件−4では、条件−2と同様の曲げモーメントがリム4を通して両側2本のスポーク6に伝わり、条件−2と同様に楕円形であるスポーク6の方が応力が小さくなる。
表2から、断面形状が楕円形のリム4及びスポーク6を有する農用車輪1は、断面形状が円形のリム及びスポークを有する農用車輪と比べて、強度に関して優れているといえ、リム4及びスポーク6の断面形状を楕円形とすることで、材料費(材料重量)の増加を伴わないで、つまり製造コストを増大させずに、農用車輪1の曲げ強度を高めることができる。
【0027】
そして、断面形状が楕円形のスポーク6のうち、長径D3と短径D4との比D3/D4が1.2以上かつ2.0以下のスポーク6を有する農用車輪1が効率よく強度アップを図ることができる。
なお、スポーク6を4本以上有する農用車輪1においても、断面形状が楕円形のスポーク6は断面形状が円形のスポークに比べて、総合的に変形し難く、曲げ強度が高い。
前記各形態の農用車輪1において、農用車輪1の各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】一形態に係る農用車輪の正面図及び側面断面図である。
【図2】図1のC部の断面拡大図である。
【図3】農用車輪の強度試験における床面とスポークの位置とを示す図である。
【図4】農用車輪の強度試験における床面とスポークの位置とを示す図である。
【図5】(a)は他の形態に係る農用車輪の正面図、(b)はE−E線矢視断面図である。
【符号の説明】
【0029】
3 タイヤ
4 リム
5 ボス
6 スポーク
A リムの径方向(農用車輪の径方向)
B リムの周方向(農用車輪の周方向)
D1 リムを構成するパイプ材の断面の長径
D2 リムを構成するパイプ材の断面の短径
D3 スポークを構成するパイプ材の断面の長径
D4 スポークを構成するパイプ材の断面の短径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パイプ材によって円環状に形成されたリムに、該リムを被覆するようにゴム様弾性材で形成されたタイヤを固着してなる農用車輪において、
前記リムの周方向に直交する面で該リムを構成するパイプ材を切断した断面形状が、リムの径方向に長径の方向が一致する楕円形であり、該楕円形の長径D1と短径D2との比D1/D2が1.1以上かつ1.5以下であることを特徴とする農用車輪。
【請求項2】
前記リムと該リムの中心側に設けられたボスとを連結すべく、軸心がリムの径方向に一致するように配置されたパイプ材からなるスポークを備え、
このスポークの軸心に直交する面で切断した該スポークの断面形状が、車輪回転軸心方向に長径の方向が一致する楕円形であり、該楕円形の長径D3と短径D4との比D3/D4が1.2以上かつ2.0以下であることを特徴とする請求項1に記載の農用車輪。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−47160(P2010−47160A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−214149(P2008−214149)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【出願人】(000183233)住友ゴム工業株式会社 (3,458)