説明

送電線用懸垂型避雷碍子装置

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送電線に雷サージ電流が侵入した場合、それを速やかに大地に放電するとともに、その後に生じる運転電圧に基づく続流電流を抑制遮断して地絡事故を未然に防止することができる送電線用懸垂型避雷碍子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の送電線用懸垂型避雷碍子装置として、本願出願人は特開平3ー62423号公報に示すものを提案している。この避雷碍子装置は、鉄塔の支持アームに対し上部吊下金具を介して懸垂型避雷碍子を複数個直列に連結吊下するとともに、避雷碍子連の最下端部には避雷機能をもたない懸垂碍子を複数個直列に連結吊下し、最下端の懸垂碍子には下部吊下金具を介して送電線を支持している。又、前記最上端の懸垂碍子と下部吊下金具には接地側及び課電側の放電電極を支持し、両放電電極間に所定の気中放電ギャップを形成するようにしている。さらに、前記懸垂型避雷碍子の笠部には電圧−電流特性が非直線性を有する抵抗素子を収容するとともに、該抵抗素子を上下のキャップ電極により密封し、懸垂型避雷碍子のキャップ金具には、前記抵抗素子が劣化により避雷機能をもたなくなって雷サージ電流に続く運転電圧(常軌対地電圧)に基づく続流電流により導通破壊された場合に、そのアークを避雷碍子の外側方に導いて懸垂型避雷碍子の碍子本体表面の焼損を防止するためのアークガイドが取着されている。
【0003】このように構成された懸垂型避雷碍子装置においては、前記気中放電ギャップが懸垂碍子連に対して機械的に固定されているため、碍子装置あるいは送電線の動きに対応できるためギャップ長の変化が小さく、安定した放電特性を有しており、又、従来の標準碍子装置と同様に電線荷重支持機能も兼用するという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記避雷碍子装置においては、その全体の碍子連結長を標準の懸垂碍子のみを使用した懸垂碍子連全体の連結長と同じ連結長であっても、抵抗素子が劣化したり、想定を越える雷撃により該抵抗素子が導通状態となった異常時に、雷サージ電流に続く続流電流を確実に抑制遮断することができると考えられていた。
【0005】ところが、上記従来の避雷碍子装置では、避雷機能をもたない懸垂碍子として標準の懸垂碍子を使用していたので、標準懸垂碍子の碍子本体の表面が塩分を含んだ汚損物等により汚損湿潤された場合、避雷碍子連の抵抗素子が劣化等により抵抗値が低下していると、送電線路の運転電圧又は一線地絡時の健全相上昇電圧により碍子表面がフラッシオーバーする確率が高く、つまり懸垂碍子連の汚損耐電圧特性が不十分となり、このため懸垂碍子の連結個数を増加する必要があることが判明した。このため避雷碍子装置全体の碍子連結長が長くなり、既設の送電線支持碍子装置への適用が困難になるという新たな問題が生じた。
【0006】ここで、前述した直列ギャップを有する懸垂型避雷碍子装置に要求される電気的特性を、三つのケース■〜■について検討すると、次のようになる。
(ケース■)
懸垂型避雷碍子装置の碍子表面が汚損された場合碍子本体の汚損表面の等価塩分付着密度の要求値、つまり要求汚損度で、送電線あるいは変電所における通常の運転電圧でフラッシオーバーしないように絶縁できることが要求される。
【0007】従来技術では碍子本体の要求汚損が多くなると、避雷碍子と標準懸垂碍子ともに沿面絶縁漏洩距離を長くとる必要があり、避雷碍子に至っては、抵抗素子を磁器笠部に収納しているため、結果的に笠径の大きくかつ重量的にも重い避雷碍子となり、輸送及び施工時の取扱いが困難となる。
【0008】(ケース■)
抵抗素子の正常状態で雷サージ電流が侵入した場合雷撃時に雷サージ電流により気中放電ギャップが動作し、避雷碍子に雷サージ電流に基づく制限電圧と運転電圧が避雷碍子装置に印加された場合には、前記制限電圧と運転電圧により避雷碍子又は避雷碍子装置全体がフラッシオーバせず絶縁できることが要求される。
【0009】さらには運転電圧又は一線地絡時の健全相上昇電圧に対して、直列ギャップのアークが消弧に要する時間内に避雷碍子又は避雷碍子装置全体がフラッシオーバせず絶縁できることも要求される。
【0010】なお、ケース■の条件に対しては、避雷碍子連に運転電圧等のほぼ全電圧が加わることになるが、抵抗素子の続流遮断能力により、極めて短い(1サイクル以下)時間に気中放電ギャップの絶縁が回復されるため、避雷碍子には短時間の絶縁性しか要求されず、上記のケース■で説明したような絶縁強化対策は不要となる。
【0011】(ケース■)
抵抗素子が劣化状態で雷サージ電流が侵入した場合長期使用により抵抗素子が劣化したり、抵抗素子の設計耐量を越える雷撃により損傷劣化したりした状態で、避雷碍子装置に交流地絡又は短絡電流が流れて遮断器がトリップされ、これを遮断器により再投入する場合には、その時に発生する開閉サージ電圧を避雷機能をもたない標準懸垂碍子連で絶縁できることが要求される。又、要求汚損度で運転電圧等に対して標準懸垂碍子連で絶縁できることも要求される。
【0012】すなわち、避雷碍子連は絶縁不良体となっているため、従来の標準懸垂碍子連で開閉サージ電圧、運転電圧等を絶縁する必要がある。このため、標準懸垂碍子連の連結個数を増加し、結果的に碍子連結長の長いギャップ式避雷碍子装置を構成することとになり、既設鉄塔等(あるいは変電所構内)に適用する場合には、長さの点で制約を受け、適用困難な場合が生じる。
【0013】この発明の目的は上記従来のケース■〜にそれぞれ要求される電気的特性を簡単な構成により満足でき、かつ懸垂型避雷碍子を大型化することなく、避雷機能をもたない懸垂碍子連の連結長を抑制して既設の送電線支持碍子装置へ容易に適用することができる送電線用避雷碍子装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達成するため、懸垂型避雷碍子を直列に連結するとともに、前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いにリード線を介して又は介せず電気的に接続し、前記避雷碍子連の端部に避雷機能をもたない複数の懸垂碍子を直列に連結し、この懸垂碍子連の両端部には課電側放電電極と接地側放電電極を取着して、両放電電極間に気中放電ギャップを設けた送電線用懸垂型避雷碍子装置において、前記避雷機能をもたない複数の懸垂碍子の連結長を殆ど増加せず、かつ、該懸垂碍子に代えて、汚損耐電圧特性が標準の懸垂碍子と比較してほぼ1.3倍の特性を有する耐塩型懸垂碍子を使用するという手段をとっている。
【0015】
【作用】この発明は、避雷機能をもたない複数の懸垂碍子に代えて、汚損耐電圧特性が標準の懸垂碍子と比較してほぼ1.3倍の特性を有する耐塩型懸垂碍子を使用したので、懸垂碍子連の連結長を殆ど増加させることなく、碍子連の表面が汚損された場合にもその沿面絶縁漏洩距離を確保することができる。このため懸垂碍子連の汚損状態において、避雷碍子連の抵抗素子が劣化等により抵抗値が低下している場合に、運転電圧あるいは一線地絡時の健全相の上昇電圧が印加されても懸垂碍子連の沿面閃絡が防止される。又、設計値以上の雷撃により避雷機能が劣化し、運転電圧による続流電流により地絡事故となり、遮断器がトリップした後の電路の再投入時の開閉サージ電圧による懸垂碍子連の沿面閃絡が防止される。
【0016】さらに、この発明は懸垂碍子連の連結長が長くならないので、既設の送電線支持碍子装置に対して鉄塔構造を変更することなく避雷碍子装置を容易に適用することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、鉄塔の支持アーム1には吊下金具2が連結され、該吊下金具2には上部ホーン取付金具3及びクレビスリンク4が直列に連結され、さらに上部ホーン取付金具3には懸垂型避雷碍子5が複数個直列に連結吊下されている。
【0018】最下端の懸垂型避雷碍子5には避雷機能をもたない耐塩型懸垂碍子6が複数個直列に連結吊下され、最下端の懸垂碍子6にはソケットクレビス7を介して下部ホーン取付金具8が連結され、この取付金具8には連結リンク9を介して送電線Lを支持する電線クランプ10が支持されている。
【0019】前記上部ホーン取付金具3と下部ホーン取付金具8には避雷碍子連及び耐塩型懸垂碍子連の沿面閃絡を防止するための上部アークホーン11と、課電側の放電電極を兼用する下部アークホーン12が装着されている。
【0020】前記避雷機能をもたない前記耐塩型懸垂碍子6は図2に示すように高いひだ部13aを有する碍子本体13と、該碍子本体13の中央部に形成した頭部に嵌合固定したキャップ金具14と、前記頭部内側に嵌入固定したピン金具15とにより構成されている。
【0021】次に、図3により懸垂型避雷碍子5の構造について説明する。碍子本体21の頭部にはキャップ金具22がセメントにより嵌合固定され、前記頭部の内側にはピン金具23がセメントにより嵌合固定されている。前記碍子本体21の笠部に一体形成した複数の取付筒部21aの内部には、例えば酸化亜鉛を主材とする電圧−電流特性が非直線性の材料よりなる抵抗素子24が収納され、図示しない電極板あるいは付勢バネを介して上部キャップ電極25及び下部キャップ電極26により被嵌固定されている。
【0022】前記キャップ金具22の外周には万一懸垂型避雷碍子5の抵抗素子24が劣化等により続流電流を遮断できなくなって導通状態になった場合、アークを外側方へ導いて、前記碍子本体21の破壊を防止するためのアークガイド27が水平に固定されている。前記上部キャップ電極25とキャップ金具22はリード線28により電気的に接続され、下部のキャップ電極26とピン金具23はリード線29により電気的に接続されている。
【0023】図1に示すように最上部に位置する耐塩型懸垂碍子6のキャップ金具14には、アークガイド27がボルト等により固定され、取付状態において前記最下側の避雷碍子5の下部キャップ電極26と所定の間隙をもって対向するようにしている。又、前記アークガイド27には接地側の放電電極としての中間アークホーン30が片持ち支持され、前記下部アークホーン12と所定の気中放電ギャップGをもって対向されている。
【0024】前記のように構成した避雷碍子装置において、送電線Lに雷サージ電流が侵入すると、この電流は連結リンク9、下部ホーン取付金具8及び下部アークホーン12から気中放電ギャップGをフラッシオーバして、中間アークホーン30に流れる。そして、該ホーンから最上部に位置する懸垂碍子6のキャップ金具14、最下端に位置する懸垂型避雷碍子5のピン金具23、リード線29を経て下部キャップ電極26、抵抗素子24、上部キャップ電極25、リード線28、キャップ金具22を経て直上に位置する避雷碍子5の抵抗素子24に流れ、これを順次経た後、上部ホーン取付金具3、クレビスリンク4、吊下金具2を通って鉄塔の支持アーム1に流れ大地に放電される。
【0025】一方、前記雷サージ電流に続く運転電圧に基づく続流電流は、下部アークホーン12と中間アークホーン30との気中放電ギャップGと、各抵抗素子24の抵抗値の復元とにより抑制遮断され、地絡事故が防止される。
【0026】又、避雷碍子5の笠部に収容した抵抗素子24が長期使用により劣化した状態で雷サージ電流が侵入して、それに続く続流電流を抑制遮断することができない場合には、抵抗素子24は導通破壊されて、そのキャップ電極25,26が取付筒部21aから高温高圧のガスにより離脱されて、アークが噴出するが、このアークはアークガイド27により各避雷碍子5のそれぞれの外側方に導かれた後、最終的に上部アークホーン11と中間アークホーン30との間においてフラッシオーバすることとなり、避雷碍子連の沿面閃絡が防止される。
【0027】次に、この発明の要部である耐塩型懸垂碍子6の汚損耐電圧特性について、説明する。この実施例では、従来の技術の項で述べた三つのケース■〜■の要求動作条件に対して、避雷碍子5と耐塩型懸垂碍子6に要求される機能が互いに異なることに着眼した。すなわち、ケース■と■においては避雷碍子5と耐塩型懸垂碍子6でそれぞれ担う機能が分担されている。ケース■において避雷碍子5の大型化と重量化を防止するため、運転電圧に対する絶縁機能を耐塩型懸垂碍子6により多く負担できるようにしている。
【0028】又、ケース■において碍子連結個数の増結延長を殆どすることなく、耐塩型懸垂碍子6で要求絶縁機能を満足させることにしている。さらに詳述すると、この実施例では、避雷碍子5は標準懸垂碍子と同等の汚損耐電圧性能を有する磁器設計とし、避雷機能をもたない前記耐塩型懸垂碍子6として、碍子本体13の沿面漏洩距離が標準の懸垂碍子の沿面漏洩距離と比較して、ほぼ1.3倍のものを使用し、懸垂碍子6連全体の沿面絶縁漏洩距離を長くしている。そして、耐塩型懸垂碍子6の使用個数を、開閉サージ電圧に対して必要となる気中絶縁ギャップGを確保することができる最小連結個数としている。このように設定した理由を以下に説明する。
【0029】例えば、66kVの送電線路において、標準懸垂碍子のみを使用した場合における前述したケース■及び■に対応可能な標準懸垂碍子の必要連結個数を汚損量ごとに求めたものを表1に示す。
【0030】なお、表1中(イ)〜(ヘ)は、汚損区分つまり塩分付着密度(mg/cm2)が順に0.01、0.03、0.06、0.12、0.25、0.50の場合を示す。又、運転電圧Eとしては、公称電圧が66kVであるから、次式のようになる。
【0031】
【数1】
E=66×(1/√3 )×( 1.2/ 1.1)=41.6kVさらに、送電線路に一線地絡事故が生じた場合に他の健全相に生ずる異常電圧ULGは、一線地絡時健全相電圧上昇係数Kと、前記運転電圧Eにより次式で表される。但し、公称電圧≦154kVではK=√3 とする。
【0032】
【数2】ULG=E×K=41.6×√3 =72kV
【0033】
【表1】


【0034】一方、この発明の避雷碍子装置において、ケース■〜■に対応できる懸垂碍子の必要個数を実験により求めたところ、表2のようになった。ここで、使用した耐塩型懸垂碍子6は直径が250mmである。
【0035】
【表2】


【0036】上記表1及び表2から明らかなように、従来の避雷機能を全くもたない懸垂碍子連の連結個数は、汚損区分(イ)〜(ヘ)において、「5,6,7,8,9,10」個に対し、この実施例では同じ汚損区分(イ)〜(ヘ)において、「6,7,8,9,10,11」個となり、1個のみを増加すればケース■〜■の全てに対応することができることが分かる。
【0037】図5は標準の懸垂碍子及び耐塩型懸垂碍子の汚損状態の変化と、汚損耐電圧特性を示す。直径が例えば250mmの標準懸垂碍子及び耐塩型懸垂碍子の場合、同じ汚損状態で耐電圧特性を比較すると、耐塩型懸垂碍子の方が標準懸垂碍子よりも約1.3倍の耐電圧特性を有することが分かる。
【0038】以上の分析結果から明らかなように、汚損耐電圧特性が標準の懸垂碍子と比較してほぼ1.3倍の特性を有する耐塩型懸垂碍子6を使用した場合には、既設の懸垂碍子装置の必要な碍子の連結個数に近づけることができ、従って、既設の送電線路に容易に適用することができる。
【0039】なお、前記実施例では66kVの送電線路について述べたが、154kV、275kV、500kVの各送電線路においても、同様の結果が得られた。又、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、次のように具体化することもできる。
【0040】(1)前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いに接続するリード線28,29を省略し、異なる避雷碍子5のキャップ電極25,26間に気中放電ギャップ(図示略)を設けること。
【0041】(2)前記実施例では懸垂鉄塔に具体化したが、耐張鉄塔に具体化すること。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は避雷機能をもたない複数の懸垂碍子の連結長を殆ど増加せず、かつ、該懸垂碍子に代えて、汚損耐電圧特性が標準懸垂碍子と比較してほぼ1.3倍の特性を有する耐塩型懸垂碍子を使用したので、前述したケース■〜■に要求される電気的特性を全て満足し、かつ懸垂碍子の連結個数を一つ増加するのみで良く、碍子連長及び重量を抑制して既設の送電線支持碍子装置へ容易に適用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の避雷碍子装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】耐塩型懸垂碍子のみを示す一部破断正面図である。
【図3】避雷碍子を示す半縦断面図である。
【図4】避雷碍子装置の略体正面図である。
【図5】懸垂碍子の塩分付着密度と汚損耐電圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
5 懸垂型避雷碍子、6 耐塩型懸垂碍子、11 上部アークホーン、12課電側放電電極を兼用する下部アークホーン、21 碍子本体、21a 取付筒部、22 キャップ金具、23 ピン金具、24 抵抗素子、28,29 リード線、30 接地側放電電極を兼用する中間アークホーン、G 気中放電ギャップ、L 送電線。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 懸垂型避雷碍子を直列に連結するとともに、前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いにリード線を介して又は介せず電気的に接続し、前記避雷碍子連の端部に避雷機能をもたない複数の懸垂碍子を直列に連結し、この懸垂碍子連の両端部には課電側放電電極と接地側放電電極を取着して、両放電電極間に気中放電ギャップを設けた送電線用懸垂型避雷碍子装置において、前記避雷機能をもたない複数の懸垂碍子の連結長を殆ど増加せず、かつ、該懸垂碍子に代えて、汚損耐電圧特性が標準の懸垂碍子と比較してほぼ1.3倍の特性を有する耐塩型懸垂碍子を使用したことを特徴とする送電線用懸垂型避雷碍子装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【特許番号】第2547295号
【登録日】平成8年(1996)8月8日
【発行日】平成8年(1996)10月23日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平4−48877
【出願日】平成4年(1992)3月5日
【公開番号】特開平5−314842
【公開日】平成5年(1993)11月26日
【出願人】(000004064)日本碍子株式会社 (2,325)
【出願人】(000003687)東京電力株式会社 (2,580)
【参考文献】
【文献】特開平3−62423(JP,A)
【文献】実公平2−41778(JP,Y2)