説明

通信の設定方法

【課題】通信経路が複数系統あるシミュレータにおいて通信設定を自動で実行し、設定作業を簡易化する。
【解決手段】応答リストデータから、複数の第1応答信号と、複数の第2応答信号とを抽出するステップと、複数の第1応答信号を送信単位毎に含む複数の第1送信信号の候補を生成し、複数の第2応答信号を送信単位毎に含む第2送信信号の候補を生成するステップと、第1送信信号の候補の数及び第2送信信号の候補の数が適切であるか否かを判定するステップと、送信信号の候補の数が適切でないと判定された場合、複数の送信信号の候補を統合して数を調整するステップと、適正であると判定された第1送信信号の候補又は調整された第1送信信号の候補をシミュレータに設定する第1信号と決定し、適正であると判定された第2送信信号の候補又は調整された第2送信信号の候補をシミュレータに設定する第2送信信号として決定するステップとを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信経路が複数系統あるシミュレータにおける通信の設定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、様々な場面でシミュレータが使用されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、シミュレータは、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)とパーソナルコンピュータ(PC)等の複数の異なる装置を利用して構成することができる。PLCとPCのように異なる装置の場合には、各装置が異なる通信方式を採用している。そのため、1つのシミュレータから出力する信号であっても、PLCから出力する信号と、PCから出力する信号とは異なる通信経路を介して外部に送信することになる。
【0003】
PLCとPCとによって構成されるシミュレータでは、PLCとPCの性質や通信経路の種類に応じてそれぞれの役割を定めている。したがって、シミュレータでは、PLCにはPLCに適した信号を送信するように設定し、PCにはPCに適した信号を送信するように設定する必要がある。また、このとき、PLCやPCが送信する信号は、それぞれの通信経路を介して送信する際に通信負荷を低くすることが望ましい。
【0004】
従来から、シミュレータが扱う信号をPLC用の送信信号とPC用の送信信号とに区別し、送信負荷を低減するように調整する作業は人によって行なわれている。しかしながら、シミュレータが扱う信号から、PLCが送信する信号とPCが送信する信号とを区分し、PLCが送信する信号の通信負荷をとPCが送信する信号の送信負荷とを低くするように調整する作業は困難な作業であった。
【0005】
例えば、シミュレータが、工場で製品の加工や製造に利用する機器等を制御する制御装置と接続され、制御装置が制御する機器等の動作をシミュレーションするものであるとする。また、制御装置とPLCとを接続する通信経路ではFL−netの通信方式を採用し、制御装置とPCとを接続する通信経路ではイーサネット(登録商標)の通信方式を採用しており、PCがOPCサーバとして利用するとする。
【0006】
この場合、シミュレータが送信する信号をFL−netを利用するPLCの送信対象とイーサネット(登録商標)を利用するPCの送信対象とに区別する必要がある。また、送信対象を区別した後に、PLC側の送信対象の信号については、送信負荷を低くするようにグルーピングして複数の送信信号を生成し、各送信信号について通信領域とマスク領域とを設定する。さらに、PC側の送信対象の信号については、送信負荷を低くするようにグルーピングして複数の送信信号を生成し、各送信信号についてタグ開始アドレスとタグサイズとを設定する。
【0007】
たとえば、PC側の送信信号を生成してタグ開始アドレスやタグサイズを設定する場合、送信信号とタグのバランスが取れていないと通信速度が遅くなるという問題がある。具体的には、送信信号の数を多くするとタグの数が多くなるため通信速度が遅くなり、送信信号の数を少なくするとタグの数は少なくなるが送信信号のデータサイズが大きくなるため通信速度が遅くなるというトレードオフの関係があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2004−5431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述したように、PLCとPCとから構成されるシミュレータでは、送信信号をPLCの送信対象とPCの送信対象とに区別した後、PLCの送信信号とPCの送信信号をそれぞれ設定することが困難な問題があった。
【0010】
上記課題に鑑み、本発明は、通信経路が複数系統あるシミュレータにおいて通信設定を自動で実行し、設定作業を簡易化する通信の設定方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シミュレーションの指令信号を受信すると、第1通信経路を介してシミュレーション結果である第1送信信号を送信するとともに、前記第1通信経路と異なる通信方式を採用する第2通信経路を介してシミュレーションの結果である第2送信信号を送信するシミュレータでの通信の設定方法であって、シミュレーションの結果として前記第1通信経路を介して送信する第1送信信号の要素である複数の異なる第1応答信号と、シミュレーションの結果として前記第2通信経路を介して送信する第2送信信号の要素となる複数の異なる第2応答信号とが配列される応答リストデータから、複数の第1応答信号と、複数の第2応答信号とをそれぞれ抽出するステップと、所定のルールによって複数の前記第1応答信号を送信単位毎に含む複数の第1送信信号の候補を生成し、複数の前記第2応答信号を送信単位毎に含む第2送信信号の候補を生成するステップと、前記第1送信信号の候補の数及び前記第2送信信号の候補の数が適切であるか否かを判定するステップと、送信信号の候補の数が適切でないと判定された場合、複数の送信信号の候補を統合して数を調整するステップと、適正であると判定された第1送信信号の候補又は調整された第1送信信号の候補を前記シミュレータに設定する第1信号と決定し、適正であると判定された第2送信信号の候補又は調整された第2送信信号の候補を前記シミュレータに設定する第2送信信号として決定するステップとを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、前記第1送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定数の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、前記第2送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定数の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、前記第1送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定間隔の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明は、前記第2送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定間隔の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする。
【0016】
請求項6の発明は、前記送信信号にタグを含むとき、前記送信信号の数を調整するステップでは、タグ数が所定の値以内でないとき、規定サイズ以内の送信信号の候補を統合して一つの送信信号とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、通信経路が複数系統あるシミュレータにおいて通信設定を自動で設定して設定作業を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態に係る通信の設定方法で振り分けられた信号を扱うシミュレータ及び制御装置について説明する概略図である。
【図2】図1のシミュレータが送信する信号について説明する図である。
【図3】図2の応答リストデータを振り分ける処理について説明する図である。
【図4】本発明の実施形態に係る通信の設定方法を実行する通信設定装置のブロック図である。
【図5】図4の通信設定装置における処理について説明するフローチャートである。
【図6】図4の通信設定装置におけるタグの判定と調整の処理について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態に係る通信の設定方法は、図1に示すような複数の異なる通信形式の通信経路を利用するシミュレータ100が、データの送受信の際に利用する通信経路の設定に利用する。例えば、このシミュレータ100は、工場における製品の製造工程でワークの搬送や加工等に利用するモータやセンサ等の機器等を制御する制御装置200に接続され、周辺装置や機器等の動作を模擬する装置である。
【0020】
図1に示すように、シミュレータ100と接続される制御装置200は、例えば、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)等の情報処理装置である。
【0021】
シミュレータ100は、第1装置101と、第2装置102との複数の情報処理装置とから成る。図1に示す例では、第1装置101は、パーソナルコンピュータ(PC)であって、第1通信経路N1を介して制御装置200と接続されている。また、図1に示す例では、第2装置102は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)であって、第1通信経路N1とは異なる通信形式の第2通信経路N2を介して制御装置200と接続されている。
【0022】
なお、シミュレータ100内では、第3通信経路N3を介して第1装置101と第2装置102とが接続されている。また、第1装置101はハブ(HUB)103等の中継装置を介して第1通信経路N1及び第3通信経路N3に接続されている。以下では、第1装置101をOPCサーバとして利用し、第1通信経路N1にイーサネット(登録商標)、第2通信経路N2にFL−netを利用する場合の一例で説明する。
【0023】
図2は、シミュレータ100がシミュレーションの結果として制御装置200に送信するデータのリストである応答リストデータDである。この応答リストデータDは、第1装置101から送信する第1応答信号a1〜a4と、第2装置102から送信する第2応答信号b1〜b3とが配列されている。すなわち、第1応答信号a1〜a4は、PCが扱うのに適した信号であり、第2応答信号b1〜b3は、PLCが扱うのに適した信号である。したがって、実際にシミュレータ100でシミュレーションを実行する際には、第1装置101に第1応答信号a1〜a4を送信させるように区分してタグ開始アドレスやタグサイズを設定し、第2装置102に第2応答信号b1〜b3を送信させるように区分して通信領域やマスク領域を設定する。
【0024】
なお、図2に示す例では、第1応答信号と第2応答信号が応答リストデータDに含まれるものとして表しているが、例えば、シミュレータ100が工場における周辺装置や機器等の模擬をする装置である場合、この応答リストデータDでは、「周辺機器との通信に関する信号」等を第1応答信号として有しており、「モータに関する信号」や「アクチュエータに関する信号」等を第2応答信号として有していることが考えられる。
【0025】
例えば、図3に示すように、第1応答信号a1及び第1応答信号a2によって第1装置101から送信する第1送信信号A1を生成し、第1応答信号a3及び第2応答信号a4によって第1装置101から送信する第1送信信号A2を生成する。また、第2応答信号b1によって第2装置102から送信する第2送信信号B1を生成し、第2応答信号b2及び第2応答信号b3によって第2装置102から送信する第2送信信号B2を生成する。
【0026】
本発明の実施形態に係る通信の設定方法では、図3に示すような信号の振り分けや通信の設定を人手でなく通信設定装置を利用して自動で行なう。図4に示すように、通信設定装置10は、応答リストデータD、第1送信データA及び第2送信データBを記憶する記憶装置20と、応答リストデータDから第1通信経路N1の送信対象の第1応答信号を抽出し、応答リストデータDから第2通信経路N2の送信対象の第2応答信号を抽出する抽出手段11と、抽出された複数の第1応答信号を利用して第1送信信号の候補を生成するとともに、抽出された複数の第2応答信号を利用して第2送信信号の候補を生成する生成手段12と、生成手段12で生成された第1送信信号の候補と第2送信信号の候補とが適切であるかを判定する判定手段13と、判定手段13で不適切であると判定された候補を調整する調整手段14と、判定手段13で適切であると判定された候補又は調整手段14で調整された候補を送信信号として決定する決定手段15とを備えている。
【0027】
応答リストデータDは、図2を用いて上述したような、第1装置101の送信する第1応答信号と第2装置102の送信する第2応答信号とを区別せずに含むデータである。また、図3に一例を示すように、第1送信データAは、第1装置101が送信する信号である第1送信信号A1、A2の集合であって、第2送信データBは、第2装置102が送信する信号である第2送信信号B1、B2の集合である。
【0028】
図5のフローチャートに示すように、通信設定装置10では、まず抽出手段11が、記憶装置20から応答リストデータDを読み出す(S1)。続いて、抽出手段11は、読み出した応答リストデータDから、第1装置101の送信対象である第1応答信号を抽出するとともに(S2)、第2装置102の送信対象である第2応答信号を抽出する(S3)。
【0029】
その後、生成手段12が、第1応答信号から第1送信信号の候補を生成し、第2応答信号から第2送信信号の候補を生成する(S4)。例えば、生成手段12は、応答リストデータDの中の隣り合う応答信号を規定数毎に1の送信信号としてもよい。また、生成手段12は、応答リストデータDの中で所定範囲内に存在する複数の応答信号を1の送信信号の候補としてもよいし、応答リストデータDの中での間隔が所定範囲内の応答信号同士を1の送信信号の候補としてもよい。
【0030】
続いて、判定手段13が、生成手段12で生成された第1送信信号の候補と第2送信信号の候補が適切であるか否かを判定するとともに、候補が適切でないと判定された場合、調整手段14が、適切になるように候補を調整する(S5)。
【0031】
判定手段13で候補が適切であると判定された場合又は調整手段14で候補が適切に調整された場合、決定手段15は、候補を送信信号として決定する(S6)。
【0032】
続いて、図6に示すフローチャートを用いて、図5のステップS5のタグの判定と調整の処理について説明する。図6では、第1装置101が送信する第1送信信号の候補について判定し、調整する場合について説明する。
【0033】
まず、判定手段13が、タグ数が規定数以内であるか否かを判定する(S51)。すなわち、送信信号にはタグが付されているため、タグ数を数えることで、送信信号の数を数えることができる。ここで、タグ数が多い場合、第1装置101から送信する送信信号が多くなって通信速度が遅くなるため、タグ数は多すぎないことが望ましい。そのため、ステップS51では、タグ数が通信速度を遅くしない程度として予め定められるタグの数と比較して、タグ数が適切であるか否かを判定する。
【0034】
判定手段13がタグ数は規定数以内であると判定すると(S51でYES)、候補が適切であることが分かるため、判定手段13はタグの判定と調整の処理を終了し、対象の候補を決定手段15に出力する。
【0035】
一方、判定手段13がタグ数は規定以内でないと判定すると(S51でNO)、判定手段13は、通信速度を低下させる恐れのあるサイズとして予め定められる所定サイズ以上のタグサイズの送信信号が存在するか否かを判定する(S52)。すなわち、タグサイズでは、送信信号のサイズを把握することができるが、送信信号のサイズが大きくなりすぎた場合にも通信速度を低下させる可能性があるため、サイズが大きくならないようにする必要がある。
【0036】
判定手段13が通信速度を低下させる恐れのあるサイズとして予め定められる所定サイズ以上のタグサイズの送信信号が存在しないと判定すると(S52でNO)、調整手段14は、複数の送信信号を統合して、送信信号の数を低減する(S54)。例えば、隣り合う2つの送信信号を統合する等により複数の送信信号を1つの送信信号として送信信号の数を低減することができる。
【0037】
一方、判定手段13が所定サイズ以上のタグサイズの送信信号が存在すると判定すると(S52でYES)、調整手段14は、所定サイズ以上のタグサイズの送信信号を他の送信信号と統合しない1つの送信信号として確定し(S53)、1つの送信信号として確定されなかった他の複数の送信信号を統合して、タグの数、すなわち、送信信号の数を低減する(S54)。所定サイズ以上のタグサイズの送信信号が存在するときにこの送信信号を他の送信信号と統合して送信信号のサイズを大きくした場合、送信信号のサイズがさらに大きくなって通信速度を低下させる可能性が高くなる。したがって、所定サイズ以上のタグサイズの送信信号については、他の送信信号とは統合させずに1つの送信信号として扱う。ここでも、例えば、1つの送信信号として確定されていない隣り合う2つの送信信号を統合する等により送信信号の数を低減することができる。
【0038】
なお、ステップS54において複数の送信信号を統合して送信信号の数が調整されると、調整手段14はタグの判定と調整の処理を終了し、調整後の候補を決定手段15に出力する。
【0039】
上述したように、本発明に係る通信の設定方法では、通信設定装置10を利用して信号数を利用して自動で信号を振り分けと調整を行ない、通信経路を設定することで、人手を煩わすことなく最適な通信経路を容易に決定することができる。
【0040】
以上、各実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定される。
【符号の説明】
【0041】
10…通信設定装置
11…抽出手段
12…生成手段
13…判定手段
14…調整手段
15…決定手段
100…シミュレータ
101…第1装置
102…第2装置
200…制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シミュレーションの指令信号を受信すると、第1通信経路を介してシミュレーション結果である第1送信信号を送信するとともに、前記第1通信経路と異なる通信方式を採用する第2通信経路を介してシミュレーションの結果である第2送信信号を送信するシミュレータでの通信の設定方法であって、
シミュレーションの結果として前記第1通信経路を介して送信する第1送信信号の要素である複数の異なる第1応答信号と、シミュレーションの結果として前記第2通信経路を介して送信する第2送信信号の要素となる複数の異なる第2応答信号とが配列される応答リストデータから、複数の第1応答信号と、複数の第2応答信号とをそれぞれ抽出するステップと、
所定のルールによって複数の前記第1応答信号を送信単位毎に含む複数の第1送信信号の候補を生成し、複数の前記第2応答信号を送信単位毎に含む第2送信信号の候補を生成するステップと、
前記第1送信信号の候補の数及び前記第2送信信号の候補の数が適切であるか否かを判定するステップと、
送信信号の候補の数が適切でないと判定された場合、複数の送信信号の候補を統合して数を調整するステップと、
適正であると判定された第1送信信号の候補又は調整された第1送信信号の候補を前記シミュレータに設定する第1信号と決定し、適正であると判定された第2送信信号の候補又は調整された第2送信信号の候補を前記シミュレータに設定する第2送信信号として決定するステップと、
を備えることを特徴とする通信の設定方法。
【請求項2】
前記第1送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定数の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする請求項1に記載の通信の設定方法。
【請求項3】
前記第2送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定数の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信の設定方法。
【請求項4】
前記第1送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定間隔の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする請求項1に記載の通信の設定方法。
【請求項5】
前記第2送信信号を生成するルールは、前記応答リストデータに含まれる規定間隔の応答信号を1つの送信信号とするルールであることを特徴とする請求項1又は4に記載の通信の設定方法。
【請求項6】
前記送信信号にタグを含むとき、前記送信信号の数を調整するステップでは、タグ数が所定の値以内でないとき、規定サイズ以内の送信信号を統合して一つの送信信号とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の通信の設定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−10079(P2012−10079A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−143782(P2010−143782)
【出願日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【Fターム(参考)】