説明

通信機器の動作試験方法

【課題】通信機器の動作が停止しているか否かを、通信機器の外部インタフェースから試験することが可能な通信機器の動作試験方法を提供する。
【解決手段】通信機器4のA信号端子402に接続されたDC電源31をリレー接点33bで切り離すことによって、通信機器4に与えられるべき動作制御信号を遮断した場合と、B信号端子403に接続された抵抗器R2をリレー接点34bで切り離すことによって、B信号端子403から見た外部回路の抵抗値が通信機器4の動作を保持するのに必要な抵抗値以上に増大した場合とで、電流計32で検出した通信機器4の電源電流が3mAより少ないときに、通信機器4が停止していると判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信機器の動作試験方法に関する。
【背景技術】
【0002】
マイクロコンピュータ(マイコン)を含んでなるECU等の通信機器が搭載された車両では、例えば車両のイグニッションスイッチ(IGスイッチ)がオンの場合に通信機器が動作し、IGスイッチがオフの場合に通信機器が動作を停止してマイコンがスリープ状態に入る。工場における出荷前の試験、及び保守の際の試験では、IGスイッチがオフされたときなどに通信機器が動作を停止するか否かを試験する必要がある。この場合、通信機器のケースを開放し、電源部のテストポイントに電圧計のプローブを当てて電圧を測定することにより、通信機器が動作を停止しているか否かが容易に判定される。
【0003】
一方、通信機器が防水構造を有するケースに収容されている場合、一般的にはOリング等のシール部材を介して2つの蓋体(又はケース本体及び蓋体)がネジで接合されたケースが用いられており(特許文献1参照)、上述したように通信機器の電源部に電圧計のプローブを当てるには、ケースの蓋体を開放しなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】登録実用新案第2585800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、防水構造を有するケースの蓋体を開放した場合は、試験後に蓋体を閉止したときに、シール部材を含めた蓋体同士(又はケース本体及び蓋体)の接合が不完全になり易いという問題がある。また、例えばケースに収容した通信機器を恒温槽に収容したまま、通信機器の動作が停止しているか否かを試験しなければならないこともある。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通信機器の動作が停止しているか否かを、通信機器の外部インタフェースから試験することが可能な通信機器の動作試験方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る通信機器の動作試験方法は、通信機器の動作を試験する方法において、前記通信機器を所定の電気回路と接続/切り離して前記通信機器に動作/停止を切り替えさせ、前記電気回路の切り離し後に前記通信機器に供給される電源電流を検出し、検出した電源電流が所定電流より少ないか否かを判定することにより、前記通信機器が停止しているか否かを判定することを特徴とする。
【0008】
本発明にあっては、通信機器を所定の電気回路と接続及び切り離しすることによって、夫々通信機器を動作及び停止させ、電気回路を通信機器から切り離した後に検出した通信機器の電源電流が所定電流より少ない場合に、通信機器が停止していると判定する。
これにより、所定のインタフェースで接続された電気回路が切り離されたときに、通信機器が確実に停止するか否かが、通信機器の電源インタフェースから試験される。
【0009】
本発明に係る通信機器の動作試験方法は、前記電気回路は、抵抗器を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明にあっては、通信機器との接続/切り離しによって通信機器を動作/停止させる電気回路が、抵抗器を含んでなる。
これにより、例えば、所定のインタフェースから見た電気回路側の抵抗値の小/大によって通信機器の動作/停止が切り替わる場合に、電機回路側の抵抗値の増大によって通信機器が確実に停止するか否かが試験される。
【0011】
本発明に係る通信機器の動作試験方法は、前記電気回路は、前記通信機器を動作させる信号を出力することを特徴とする。
【0012】
本発明にあっては、通信機器との接続/切り離しによって通信機器を動作/停止させる電気回路が、通信機器を動作させる信号を出力する。
これにより、例えば、所定のインタフェースに与えられるべき信号の有/無によって通信機器の動作/停止が切り替わる場合に、前記信号が遮断されることによって通信機器が確実に停止するか否かが試験される。
【0013】
本発明に係る通信機器の動作試験方法は、通信手段を介して前記通信機器及び情報処理装置を接続し、前記通信機器及び情報処理装置間の通信が確立するか否かを判定することにより、前記通信機器が動作しているか否かを判定することを特徴とする。
【0014】
本発明にあっては、通信手段を介して接続した通信機器及び情報処理装置間で通信が確立する場合に、通信機器が動作していると判定する。
これにより、所定のインタフェースで所定の電気回路と接続されたときに、通信機器が動作するか否かが、通信機器の通信インタフェースから試験される。
【0015】
本発明に係る通信機器の動作試験方法は、前記電源電流が前記所定電流より多い第2の電流より多いか否かを判定することにより、前記通信機器が動作しているか否かを判定することを特徴とする。
【0016】
本発明にあっては、電気回路を通信機器に接続した後に検出した通信機器の電源電流が、通信機器の停止を判定するための所定電流より多い第2の電流より更に多い場合に、通信機器が動作していると判定する。
これにより、所定のインタフェースで所定の電気回路と接続されたときに、通信機器が動作するか否かが、通信機器の電源インタフェースから試験される。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、電気回路を通信機器から切り離した後に通信機器に供給される電源電流に基づいて、通信機器が停止しているか否かを判定する。これにより、所定のインタフェースで接続された電気回路が切り離されたときに、通信機器が確実に停止するか否かが、通信機器の電源インタフェースから試験される。
従って、通信機器の動作が停止しているか否かを、通信機器の外部インタフェースから試験することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理装置及び通信機器の構成例を示すブロック図である。
【図2】通信機器4の試験条件、検出内容及び判定結果を説明するための図表である。
【図3】通信機器の動作を試験するCPUの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】通信機器の動作を試験するCPUの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置及び通信機器の構成例を示すブロック図である。図中1はパーソナルコンピュータからなる情報処理装置であり、情報処理装置1は、LCDからなる表示部21及びキーボード22が接続された制御部10を備える。制御部10は、CPU11を有し、CPU11は、BIOS(Basic Input Output System )等の情報を記憶するROM12、プログラム及び一時的に発生した情報を記憶するRAM13、並びにハードディスク等の内部記憶装置14とバス接続されている。制御部10には、また、外部のDC電源(DC)31のオン・オフ及び出力電圧を制御するためのシリアルインタフェース(RS−232C)23と、外部に対する各種の入出力を行う入出力部(I/O)24と、ブルートゥース(登録商標。BT)による通信を行う通信部26を制御するためのシリアルインタフェース25と、後述する電流計32が検出した電流を取り込むためのUSBインタフェース27とが接続されている。
【0020】
DC電源31の出力端子は、電源電流を検出する電流計32を介して通信機器4の電源(+B)端子401に接続されると共に、リレー駆動回路(RY)33aによって駆動されるリレー接点33bを介して通信機器4のA信号端子402に接続されている。電流計32の検出端子は、USBインタフェース27に接続されており、リレー駆動回路33aは、入出力部24に接続されている。入出力部24には、また、通信機器4のB信号端子403及びGND端子404間に抵抗器R2を介して接続されたリレー接点34bを駆動するリレー駆動回路34aが接続されている。リレー接点34b及び抵抗器R2の直列回路には、抵抗器R1が並列に接続されている。
【0021】
通信機器4は、樹脂からなる防水ケース40に収容されており、CPU41を備える。CPU41は、プログラム等の情報を記憶するROM42、一時的に発生した情報を記憶するRAM43、通信機器4内の各部位に対する入出力を行う入出力部(I/O)44、及びブルートゥース(BT)による通信を行う通信部45とバス接続されている。通信機器4が動作している場合、CPU41から通信部45に対してブルートゥースの通信制御が行われ、通信部45がサーバとしてのサービス起動中となって、クライアントからの接続を待ち受けるようになっている。
【0022】
A信号端子402は、電源端子401に電源電圧が印加されている場合に、通信機器4を動作させるための動作制御信号が与えられる端子である。A信号端子402に与えられるべき動作制御信号は、電源端子401に印加される電源電圧と同電圧の信号であり、この動作制御信号の有/無によって、通信機器4の動作/停止が切り替わるようになっている。換言すれば、一種の電気回路であるDC電源31が、通信機器4を動作させる動作制御信号を出力しており、DC電源31がリレー接点33bによって通信機器4と接続/切り離しされることにより、通信機器4が動作/停止する。
【0023】
B信号端子403は、通信機器4が停止している場合に、通信機器4を動作させるための電気回路が接続される端子である。本実施の形態では、B信号端子403端子から見た電気回路側の抵抗値の小/大によって通信機器4の動作/停止が切り替わるようになっている。具体的には、B信号端子403端子から見た抵抗値が大(抵抗器R1の抵抗値)の場合、通信機器4が停止し、B信号端子403端子から見た抵抗値が小(抵抗器R1,R2の並列抵抗値)の場合、通信機器4が動作する。換言すれば、一種の電気回路である抵抗器R2がリレー接点34bによって通信機器4と接続/切り離しされることにより、通信機器4が動作/停止する。
尚、図1では、機器(又は装置)間の接地電位の接続を図示せずに省略してある。
【0024】
情報処理装置1の制御部10が有する内部記憶装置14は、CPU11が実行すべきコンピュータプログラムを記憶している。CPU11は、ROM12に記憶されているBIOSに基づいて内部記憶装置14からRAM13にプログラムローダをロードし、該ローダに基づいて内部記憶装置14からコンピュータプログラムをRAM13にロードする。その後、CPU11は、ロードされたコンピュータプログラムに基づいて、通信機器4の試験に必要な処理を実行する。
【0025】
次に、通信機器4の試験方法について説明する。
図2は、通信機器4の試験条件、検出内容及び判定結果を説明するための図表である。図に示す4項目の各試験において、電源(+B)端子401に印加する電圧(V)と、A信号端子402及びB信号端子403の夫々に接続されるリレー接点33b,34bのオン/オフ状態とが、試験条件として与えられる。また、通信部(BT)45,26間の通信が確立するか/しないかと、電源(+B)端子401に流入する電源電流が3mAより少ないか/否かとが検出されて判定に用いられる。
尚、本実施の形態では、電源端子401に印加する電圧を8Vに固定しているが、例えばこの電圧を16Vに変更して試験を行ってもよい。
【0026】
以下では、図2の試験項目順に正常ケースの判定結果について説明する。
試験項目1では、リレー接点33bがオンされているため、正常ケースでは通信機器4が動作して通信部45,26間の通信が確立する。これにより、通信機器4が動作していると判定される。この場合、電源電流の大小は判定に影響を与えない。
試験項目2,4では、リレー接点33b,34bがオフされているため、通信機器4は停止しており、通信部45,26間の通信が確立しない。但し、通信が確立しないことを以て通信機器4が完全に停止しているとは断定できないため、電源電流が3mAより少ないことが確認されたときにのみ、通信機器4が停止していると判定される。このときの基準電流である3mAは、通信機器4の停止時の暗電流に応じて適当な値を採用することが好ましい。
【0027】
試験項目3では、リレー接点34bがオンされているため、正常ケースでは通信機器4が動作して通信部45,26間の通信が確立する。これにより、通信機器4が動作していると判定される。
以上の試験を行う上では、通信機器4の動作から停止への変化を捉えるために、試験項目の番号1〜4の順番で試験を行う。尚、本実施の形態では、試験項目1,3において、通信部45,26間の通信が確立することを以て通信機器4が動作していると判定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、2mAより多い適当な電流を基準電流とし、該基準電流より電源電流が多い場合に、通信機器4が動作していると判定してもよい。
【0028】
以上の構成及び試験方法に基づく通信機器4の試験手順を、フローチャートを用いて説明する。
図3,4は、通信機器4の動作を試験するCPU11の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置1のキーボード22から指示された通信機器4の試験が受け付けられたときに起動され、RAM13に予めロードされたコンピュータプログラムに従ってCPU11により実行される。
【0029】
図3の処理が起動された場合、CPU11は、DC電源31の出力電圧を8Vに制御してオンさせる(S11)。これにより、電源端子401には、8Vの電源電圧が印加される。その後、CPU11は、試験項目に1を記憶し(S12)、A信号端子402に接続されたリレー接点33bをオフし(S13)、更にB信号端子403に接続されたリレー接点34bをオフして(S14)、リレー接点33b,34bを一旦初期状態にする。
【0030】
次に、CPU11は、記憶している試験項目が1であるか否かを判定し(S15)、試験項目が1である場合(S15:YES)、B信号端子403に接続されたリレー接点34bをオンして(S16)後述するステップS21に処理を移す。試験項目が1ではない場合(S15:NO)、CPU11は、試験項目が3であるか否かを判定し(S17)、試験項目が3ではない場合(S17:NO)、ステップS21に処理を移す。試験項目が3である場合(S17:YES)、CPU11は、A信号端子402に接続されたリレー接点33bをオンして(S18)ステップS21に処理を移す。
以上の処理により、図2の試験項目1から4について、試験条件の設定が全て終了したことになる。
【0031】
以下では、図4の処理について説明する。図3の処理から移って、CPU11は、シリアルインタフェース25を介し(以下同様)、通信部26にブルートゥースのクライアントとして接続要求を送出させる(S21)。その後、CPU11は、通信部26,45間の通信が確立したか否かを判定し(S22)、確立した場合(S22:YES)、表示部21に、通信機器4が動作している旨を表示して(S23)、後述するステップS28に処理を移す。通信が確立しない場合(S22:NO)、CPU11は、USBインタフェース27を介して、電流計32が検出した電源電流を取り込み(S24)、取り込んだ電源電流が3mAより少ないか否かを判定する(S25)。3mAより少ない場合(S25:YES)、CPU11は、表示部21に、通信機器4が停止している旨を表示して(S26)、ステップS28に処理を移す。電源電流が3mA以上の場合(S25:NO)、CPU11は、表示部21に、通信機器4が動作不定の旨を表示する(S27)。
【0032】
次に、CPU11は、記憶している試験項目を1つインクリメントし(S28)、試験項目が5であるか否かを判定する(S29)。試験項目が5である場合(S29:YES)、図4の処理を終了し、5ではない場合(S29:NO)、処理を図3のステップS13に戻す。これにより、試験項目を1つ進めた次の試験が実行される。
【0033】
以上のように本実施の形態によれば、通信機器を所定の電気回路と接続及び切り離しすることによって、夫々通信機器を動作及び停止させ、電気回路を通信機器から切り離した後に検出した通信機器の電源電流が3mAより少ない場合に、通信機器が停止していると判定する。
これにより、所定のインタフェースで接続された電気回路が切り離されたときに、通信機器が確実に停止するか否かが、通信機器の電源端子から試験される。
従って、通信機器の動作が停止しているか否かを、通信機器の外部インタフェースから試験することが可能となる。
【0034】
また、電気回路が1つの抵抗器からなり、B信号端子から見た電気回路側の抵抗値の小/大によって通信機器の動作/停止が切り替わるようにしてある。
従って、所定のインタフェースに接続された電気回路の抵抗値の増大によって通信機器が確実に停止するか否かを試験することが可能となる。
【0035】
更にまた、DC電源の出力端子からA信号端子に与えられる動作制御信号の有/無によって通信機器の動作/停止が切り替わるようにしてある。
従って、所定のインタフェースに与えられた動作制御信号が遮断されることによって通信機器が確実に停止するか否かを試験することが可能となる。
【0036】
更にまた、ブルートゥースによる通信を行う通信部を介して接続した通信機器及び情報処理装置間で通信が確立する場合に、通信機器が動作していると判定する。
従って、所定のインタフェースで所定の電気回路と接続されたときに通信機器が動作するか否かを、通信機器の通信インタフェースから試験することが可能となる。
【0037】
更にまた、電気回路を通信機器に接続した後に検出した通信機器の電源電流が、3mAより多い適当な電流より更に多い場合に、通信機器が動作していると判定してもよいことが示される。
従って、所定のインタフェースで電気回路と接続されたときに通信機器が動作するか否かを、通信機器の電源インタフェースから試験することが可能となる。
【0038】
尚、本実施の形態にあっては、DC電源31が通信機器を動作させる動作制御信号を出力する例を示したが、これに限定されるものではなく、DC電源31とは別の電気回路が通信機器を動作させる動作制御信号を出力するようにしてもよい。
また、B信号端子403に接続される電気回路が抵抗器R2である例を示したが、これに限定されるものではなく、抵抗器と他の回路素子とを組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 情報処理装置
10 制御部
11 CPU
26 通信部(通信手段)
31 DC電源(電気回路)
32 電流計
33b、34b リレー接点
4 通信機器
40 防水ケース
41 CPU
45 通信部(通信手段)
R2 抵抗器(電気回路)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信機器の動作を試験する方法において、
前記通信機器を所定の電気回路と接続/切り離して前記通信機器に動作/停止を切り替えさせ、
前記電気回路の切り離し後に前記通信機器に供給される電源電流を検出し、
検出した電源電流が所定電流より少ないか否かを判定することにより、前記通信機器が停止しているか否かを判定すること
を特徴とする通信機器の動作試験方法。
【請求項2】
前記電気回路は、抵抗器を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信機器の動作試験方法。
【請求項3】
前記電気回路は、前記通信機器を動作させる信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信機器の動作試験方法。
【請求項4】
通信手段を介して前記通信機器及び情報処理装置を接続し、
前記通信機器及び情報処理装置間の通信が確立するか否かを判定することにより、前記通信機器が動作しているか否かを判定すること
を特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信機器の動作試験方法。
【請求項5】
前記電源電流が前記所定電流より多い第2の電流より多いか否かを判定することにより、前記通信機器が動作しているか否かを判定すること
を特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信機器の動作試験方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−68160(P2012−68160A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−214182(P2010−214182)
【出願日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】