説明

通気パイプの埋設装置、埋設方法、及び廃棄物の安定化方法

【課題】 水を使用せずに効率よく、所望の深度に、さらに、従来よりもより深い深度まで廃棄物層内に通気パイプを埋設する装置を提供する。
【解決手段】 中空の鋼管20と、該鋼管20の先端に取り付ける蓋体10と、鋼管20内に挿入し、先端を蓋体10に取り付ける通気パイプ30とを備えた埋設装置において、蓋体10に先端から蓋板12に向かってテーパー状のV字羽根11a,11bを持たせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物処分場において投棄された廃棄物を安定化するために廃棄物層内に通気パイプを埋設する方法と、これに使用する装置、及び、該装置を用いた廃棄物の安定化方法に関する。
【背景技術】
【0002】
廃棄物を投棄して処分する処理場や埋立地では、有害なガスが大気中に拡散することを防止するために、早期に安定化する方法が開発されている。例えば、特許文献1には、廃棄物層内に通気パイプを埋設し、該通気パイプを介して廃棄物層内から有害なガスを吸引排除する方法が開示されている。
【0003】
このような廃棄物層内に通気パイプを埋設する方法としては、削孔式のボーリングマシーンを使用して廃棄物層を削孔して通気パイプを挿入する方法が採られていた。
【0004】
【特許文献1】特開2001−269640号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記した通気パイプの埋設方法では、ボーリングマシーンで廃棄物層を削孔する際に、水を使用し、廃棄物や土砂などを地上に排出してしまうため、それらの処理が必要であった。また、水溶性の有害物質の溶出も問題であった。
【0006】
また、従来の方法では、埋設しうる通気パイプの長さ(深さ)が5m程度で、深度の確認も困難であった。
【0007】
さらに、施工スピードを上げることも要求されていた。
【0008】
本発明の課題は、上記従来の問題点を解決し、水を使用せずに効率よく、所望の深度に、さらに、従来よりもより深い深度まで廃棄物層内に通気パイプを埋設し、効率よく廃棄物層を安定化するための埋設装置、埋設方法を提供し、さらには、該装置を用いた廃棄物の安定化方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第一は、中空の鋼管と、該鋼管の先端に脱着可能に取り付けられる蓋体と、前記鋼管の内側に挿入され、先端が前記蓋体に取り付けられる通気パイプとからなる、通気パイプの埋設装置であって、
前記蓋体が、鋼管の先端を閉塞する蓋板と、該蓋板の中央を貫く法線より放射状に取り付けられ、先端から蓋体に向かってテーパー状に広がるV字羽根を有することを特徴とする通気パイプの埋設装置である。
【0010】
本発明の第二は、前記本発明の通気パイプの埋設装置を用いた、廃棄物処分場における通気パイプの埋設方法であって、
先端に蓋体を取り付けた通気パイプを鋼管内に挿入して鋼管の先端と蓋体とを係止した状態で蓋体を下方に向け、鋼管に回転を与えて廃棄物層内へねじ込み、蓋体が所定の深さに到達した時点で、蓋体と通気パイプを残して該鋼管を軸方向に引き上げることを特徴とする通気パイプの埋設方法である。
【0011】
本発明の第三は、前記本発明の通気パイプの埋設装置を用いた、廃棄物処分場における廃棄物の安定化方法であって、
先端に蓋体を取り付けた通気パイプを鋼管内に挿入して鋼管の先端と蓋体とを係止した状態で蓋体を下方に向け、鋼管に回転を与えて廃棄物層内へねじ込み、蓋体が所定の深さに到達した時点で、蓋体と通気パイプを残して該鋼管を軸方向に引き上げることにより、通気パイプを埋設し、
該通気パイプを介して少なくとも加圧空気を廃棄物層内に送り込むことを特徴とする廃棄物の安定化方法である。
【発明の効果】
【0012】
本発明の埋設装置は、蓋体が先端にV字羽根を備えていることから、埋設作業において鋼管の回転力によって効率よく廃棄物層内にねじ込むことが可能で、従来よりも深い位置まで埋設することができ、また、1日当たりの埋設本数も大幅に向上する。また、埋設作業時に水を用いることなく、廃棄物層内の廃棄物や土砂を層外に排出することもないため、有害物質の溶出や、排出した廃棄物や土砂などの処理の問題も発生しない。さらに、本発明の埋設方法においては、通気パイプを蓋体に取り付けて鋼管のねじ込みと同時に埋設してしまうため、鋼管のねじ込み深さがそのまま通気パイプの埋設深さとなり、深度の確認が容易で、所定の深さまで確実に通気パイプを埋設することができる。
【0013】
よって、本発明によれば、廃棄物処理場の安定化をより早く、確実に、且つ広範囲に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の埋設装置及び埋設方法、安定化方法を、好ましい実施形態を挙げて詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の埋設装置の好ましい一実施形態を示す斜視図であり、図中、10は蓋体、11a,11bはV字羽根、12は蓋板、13は嵌合筒、14はパイプ取付筒、15は孔、20は鋼管、21は突起、30は通気パイプ、31は弾性体、32は不織布である。尚、図中の鋼管20は内部の構成を示すため、一部を切り欠いた状態で示す。以下、各部材について説明する。
【0016】
〔蓋体10〕
蓋体10は、鋼管20の先端に取り付けて該鋼管20を閉塞し、鋼管20内に廃棄物層内の廃棄物や土砂が入り込むのを防止する部材であり、同時に、通気パイプ30の先端を取り付けることで鋼管20を廃棄物層内にねじ込む際に同時に通気パイプ30を埋設させる部材でもある。
【0017】
本発明の埋設装置の特徴は、蓋体10が鋼管20の先端を閉塞する蓋板12と、先端から蓋板12に向かってテーパー状に広がるV字羽根11a,11bを有することにある。
【0018】
図2に本例の蓋体10の正面図(a)、側面図(b)、上面図(c)、下面図(d)を示す。
【0019】
V字羽根11a,11bはそれぞれ、蓋板12の中央を貫く法線より放射状に取り付けられ、先端から蓋板12に向かってテーパー状に広がる直角三角形状を呈している。本例では、該三角形の底辺が蓋板12より飛び出した11bと、蓋板12内に収まった11aとを横断面が十字形になるように組み合わせて用いているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、必要に応じて枚数や横断面の形状(互いに隣接する2枚の羽根のなす角度)を適宜変更することが可能である。
【0020】
本発明においては、このようなV字羽根11a,11bを備えた蓋体を用いることにより、鋼管のねじ込みの際に、先端部においてV字羽根11a,11bが廃棄物や土砂を効率よく押しのけて鋼管の軸方向への進行を促す。また、V字羽根11a、11bが鋼管よりも大幅に外側に突出していないため、該羽根に廃棄物がからまることがなく、よって、従来よりも深い深度まで鋼管をねじ込むことができ、具体的には最大で30m程度の深さまで鋼管をねじ込むことが可能である。
【0021】
本例の蓋板12には鋼管20の取り付け側に鋼管20の先端を脱着可能に取り付けるための嵌合筒13が設けられている。嵌合筒13の外径は、鋼管20の内径以下であり、鋼管20の先端内側に形成された突起22の先端に対応する径よりも大きく形成されている。
【0022】
また、本例の嵌合筒13には略L字形の切り欠き部が2箇所形成されており、該嵌合筒13を鋼管20内に挿入した際には、該切り欠き部のL字の縦線内を鋼管20内の突起21が通過し、さらに鋼管20を嵌合筒13に対して一方向に回転させることにより、突起21が切り欠き部のL字の横線(係止部13b)内に入り込んで、鋼管20と蓋体10とが係止される。
【0023】
さらに、本例の嵌合筒13に形成された切り欠き部には、L字の頂部の開口端の一方、即ち、鋼管20の回転方向においてL字の横線とは反対側が、テーパー状に広がっている(テーパー部13a)。
【0024】
上記のように、開口端の一方がテーパー状で略L字形の切り欠き部と鋼管20の突起21により蓋体10と鋼管20とを係止する構成をとることにより、蓋体10を鋼管20に取り付ける際には、嵌合筒13を鋼管20内に挿入し、鋼管20の端部が蓋体12に到達した時点で鋼管20を蓋体10に対して相対的に一方向に回転させれば、容易に係止することができる。また、鋼管20のねじ込み後に蓋体10を残して鋼管20を引き上げる際には、鋼管20を逆方向に回転させながら引き上げれば、テーパー部13aに到達した突起21が該テーパー部13a上面に沿って容易に切り欠き部を抜けるため、蓋体10が鋼管20から脱離する。
【0025】
またさらに、本例の蓋体10には、嵌合筒13の内側に通気パイプ30を取り付けるためのパイプ取付筒14が形成されている。取付筒14は、外径が通気パイプ30の内径以下であり、該取付筒14を通気パイプ30内に挿入し、パイプ取付筒14に形成した孔15と通気パイプ30の孔(不図示)にワイヤー等を通して蓋体10に通気パイプ30を固定すればよい。
【0026】
本発明にかかる蓋体10は、鋼管20をねじ込む際に先端部において十分な強度を発揮すること、及び、廃棄物層中に残存することから、鋼管20と同様の鋼で形成することが好ましいが、本発明においては特に鋼に限定されるものではない。
【0027】
〔鋼管20〕
本例の鋼管20は、前記したように、先端の内側に、蓋体10の嵌合筒13に設けた切り欠き部に対応する突起21が形成されている。図3に鋼管20を先端から見た様子を示す。
【0028】
本発明に用いられる鋼管20には、図4に示す鋼管20’のように、先端近傍の外側に螺旋状の突起41を設けることにより、鋼管20’の回転による廃棄物層内へのねじ込みを促進させることも可能である。尚、突起41が鋼管20’よりも大きく突出している場合には、埋設作業時に廃棄物が該突起41にからまって埋設作業を妨げる恐れがあるため、最大でも突起先端の径が鋼管20’の径の1.2倍程度に収まるように形成することが好ましい。
【0029】
〔通気パイプ30〕
本発明に用いられる通気パイプ30は、廃棄物層内に埋設後、該通気パイプ30を通して廃棄物層内に空気や水を積極的に送り込むことで廃棄物層内を好気的環境に調整して微生物による安定化を促進させる部材である。従って、素材は良好な通気性を有していれば特に限定されるものではないが、可撓性を有するものが取り扱いが容易で、蓋体10への取り付け、及び、鋼管20内への挿入時にも扱いが容易で作業性が良く、好ましい。具体的には、例えば塩化ビニル管にまんべんなく孔を形成した有孔パイプなどが挙げられるが、特に好ましくは、図1に示すように、筒状の不織布32の外側に螺旋状の弾性体31を巻き付けた構成であり、具体的には、カナフレックスコーポレーション社製の「カナフレックス(登録商標)」が挙げられる。当該通気パイプ30は不織布32で形成されているため、蓋体10のパイプ取付筒14に取り付ける際にどの位置でもワイヤーを通すことができる。また、ロール状に巻き取った状態にすることができるため、廃棄物処理場へはロール状で供給し、埋設作業時に引き出して必要な長さに切断して用いることもできる。また、作業時に切断する場合には、埋設長さの変更も容易である。
【0030】
〔埋設方法〕
次に、本発明の通気パイプの埋設方法について、図1の埋設装置を用いた場合を例に挙げて説明する。図5は埋設工程を示す模式図である。図中、51は廃棄物層、52は削孔、53は充填物である。
【0031】
本発明においては、蓋体10に通気パイプ30の先端を取り付けて固定し〔図5(a)〕、次いで通気パイプ30を鋼管20内に挿入し、鋼管20を蓋体10に係止する〔図5(b)〕。尚、通気パイプ30を鋼管20内に先に挿入してから、通気パイプ30の先端を蓋体10に取り付け、次いで鋼管20を蓋体10に係止してもかまわない。
【0032】
本例においては、蓋体10と鋼管20との取り付けが、蓋体10に設けた嵌合筒13の切り欠き部に鋼管20に設けた突起21を係止するだけでよいため、他の部材や工具を必要とせず、容易に取り付けることができる。
【0033】
さらに、本例では通気パイプ30が不織布で形成され、十分な可撓性を有しているため、通気パイプ3を蓋体10に取り付けてからでも、通気パイプ30のしなりを利用して鋼管20内に通気パイプ30を容易に挿入することができる。よって、予め鋼管20の先端を下方に向けて傾けた状態でねじ込み用重機に取り付け、該鋼管20の下方の先端から通気パイプ30を挿入することもできる。
【0034】
次いで、重機により鋼管20に回転を与えながら廃棄物層51内にねじ込む〔図5(c)〕。この時、本発明では鋼管20の先端にV字羽根を有する蓋体10が取り付けてあるため、該V字羽根によって廃棄物や土砂が押しのけられ、廃棄物や土砂を外部に排出することなく容易に所定の深さまで鋼管20をねじ込むことができる。また、中空の鋼管20は蓋体10によって先端が閉塞されているため、鋼管20内に廃棄物や土砂が入り込むこともない。
【0035】
削孔52内に蓋体10と通気パイプ30を残して鋼管20を軸方向上方に引き上げる〔図5(d)〕。本例では、蓋体10と鋼管20とが蓋体10に設けた嵌合筒13の切り欠き部に鋼管20の突起21が係止しているだけであり、該切り欠き部の開口端にテーパー部13aが形成されていることから、鋼管20を蓋体10に取り付ける時とは逆方向に回転させながら引き上げることにより、突起21が嵌合筒13の切り欠き部を抜けて蓋体10が鋼管20から容易に脱離する。
【0036】
鋼管20を引き上げた後、必要に応じて蓋体(不図示)等を削孔52の開口部に取り付けて通気パイプ30を保持する。
【0037】
尚、図5の埋設工程においては、通気パイプ30と蓋体10とを取り付けた鋼管20を直接廃棄物層51にねじ込んでいるが、予め鋼管20よりも小径の削孔用鋼管を廃棄物層51にねじ込んで、必要深度まで先端が到達することを確認することにより、廃棄物の内容等による通気パイプの埋設不能をより容易に把握して、作業効率の低下を最小限に抑えることができる。
【0038】
〔安定化方法〕
本発明の安定化方法においては、上記埋設方法で埋設した通気パイプ30を介して、少なくとも加圧空気を廃棄物層51内に送り込むことにより、廃棄物層51内に存在する好気性菌を活性化し、該好気性菌による廃棄物の安定化を促進する。尚、加圧空気のみを送ることで廃棄物が乾燥し、好気性菌の働きが低下するような場合には、該加圧空気を湿潤させることにより必要な水分を補うことも好ましい。また、別途加圧水を通気パイプ30より送り込んでもかまわない。
【0039】
また、必要に応じて、削孔52と通気パイプ30との間に充填物53を充填しても良い〔図5(e)〕。充填物53は鋼管20を引き上げる前に鋼管20と通気パイプ30との間に充填しておいても、鋼管20を引き上げた後に削孔52と通気パイプ30の間隙に供給して充填してもよい。
【0040】
かかる充填物53としては砂礫や各種添加剤が用いられる。例えば、廃棄物層51が揮発性有機塩素化合物(VOC)に汚染されている場合には鉄粉を充填することにより、還元的脱塩素化を図ることができる。或いは、廃棄物層51が油で汚染されている場合には、添加剤として土壌中の微生物を活性化させる栄養剤をパックにして鉄粉と共に通気パイプ30と削孔52との間に充填し、通気パイプ30から加圧空気を圧入することにより浄化することができる。
【0041】
さらに、廃棄物層51が重金属で汚染されている場合には、隣接する2本の削孔において、削孔52と通気パイプ30との間にさらに別の導電性パイプを電極として挿入し、一方の削孔の電極にはプラス電極を、他方の削孔の電極にはマイナス電極を接続して廃棄物層51内に電流を流すことによって重金属イオンを回収し、浄化を図ることも可能である。
【0042】
またさらに、廃棄物層51の底部に水がたまり、好気性菌による安定化が滞留しているような場合には、径の大きな通気パイプを本発明の埋設装置を用いて埋設し、該通気パイプ内にポンプを落とし込んで排水することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の埋設装置の好ましい一実施形態の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の埋設装置の蓋体を示す図である。
【図3】図1の埋設装置の鋼管を下方から見た図である。
【図4】図1の埋設装置の鋼管の他の形態を示す図である。
【図5】図1の埋設装置を用いた通気パイプの埋設工程を示す図である。
【符号の説明】
【0044】
10 蓋体
11a,11b V字羽根
12 蓋板
13 嵌合筒
13a テーパー部
13b 係止部
14 パイプ取付筒
15 孔
20,20’ 鋼管
21 突起
30 通気パイプ
31 弾性体
32 不織布
41 突起
51 廃棄物層
52 削孔
53 充填物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空の鋼管と、該鋼管の先端に脱着可能に取り付けられる蓋体と、前記鋼管の内側に挿入され、先端が前記蓋体に取り付けられる通気パイプとからなる、通気パイプの埋設装置であって、
前記蓋体が、鋼管の先端を閉塞する蓋板と、該蓋板の中央を貫く法線より放射状に取り付けられ、先端から蓋体に向かってテーパー状に広がるV字羽根を有することを特徴とする通気パイプの埋設装置。
【請求項2】
請求項1に記載の通気パイプの埋設装置を用いた、廃棄物処分場における通気パイプの埋設方法であって、
先端に蓋体を取り付けた通気パイプを鋼管内に挿入して鋼管の先端と蓋体とを係止した状態で蓋体を下方に向け、鋼管に回転を与えて廃棄物層内へねじ込み、蓋体が所定の深さに到達した時点で、蓋体と通気パイプを残して該鋼管を軸方向に引き上げることを特徴とする通気パイプの埋設方法。
【請求項3】
請求項1に記載の通気パイプの埋設装置を用いた、廃棄物処分場における廃棄物の安定化方法であって、
先端に蓋体を取り付けた通気パイプを鋼管内に挿入して鋼管の先端と蓋体とを係止した状態で蓋体を下方に向け、鋼管に回転を与えて廃棄物層内へねじ込み、蓋体が所定の深さに到達した時点で、蓋体と通気パイプを残して該鋼管を軸方向に引き上げることにより、廃棄物層内に通気パイプを埋設し、
該通気パイプを介して少なくとも加圧空気を廃棄物層内に送り込むことを特徴とする廃棄物の安定化方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−70954(P2007−70954A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−261512(P2005−261512)
【出願日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(390018717)旭化成建材株式会社 (249)
【出願人】(303056368)東急建設株式会社 (225)
【Fターム(参考)】