遊技機
【課題】ラウンド回数の報知に伴い、大当り遊技中における興趣の向上を図ることができる遊技機を提供する。
【解決手段】主制御用CPUは、第1大当りに当選したときに付与される第1大当り遊技、第2大当りに当選したときに付与される第2大当り遊技、第3大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与する一方で、第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与しない制御を行う。第1大当り遊技は、第2大当り遊技と比べて、同じ第1のラウンド回数であるが、大入賞口の開放態様が有利であり、第3大当り遊技は、第1のラウンド回数よりも少ない第2のラウンド回数である。ラウンド表示装置は、各ラウンド回数を報知する。
【解決手段】主制御用CPUは、第1大当りに当選したときに付与される第1大当り遊技、第2大当りに当選したときに付与される第2大当り遊技、第3大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与する一方で、第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与しない制御を行う。第1大当り遊技は、第2大当り遊技と比べて、同じ第1のラウンド回数であるが、大入賞口の開放態様が有利であり、第3大当り遊技は、第1のラウンド回数よりも少ない第2のラウンド回数である。ラウンド表示装置は、各ラウンド回数を報知する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段と、前記図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、を備え、前記図柄変動ゲームにおいて予め定めた大当り表示結果が表示された場合には、特別入賞口が開放されることにより遊技者に有利となる大当り遊技が生起される遊技機において、
大当りの当選確率を低確率状態から高確率状態へ変動させる確変状態の制御を行う遊技状態制御手段と、
前記大当り遊技を構成するラウンド遊技のラウンド回数を報知するラウンド回数報知手段と、を備え、
第1大当りに当選したときに付与される第1大当り遊技は、第2大当りに当選したときに付与される第2大当り遊技と比べて、同じ第1のラウンド回数であるが、特別入賞口の開放態様が有利な開放態様であり、
第3大当り、第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技は、第1のラウンド回数よりも少ない第2のラウンド回数であり、
前記遊技状態制御手段は、前記第1大当り遊技、前記第2大当り遊技、及び前記第3大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与する一方で、前記第4大当りに当選したときに付与される前記第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与しない制御を行い、
前記ラウンド回数報知手段は、前記第1大当り及び前記第2大当りに当選したときに、第1のラウンド回数であることを報知する一方で、前記第3大当り及び前記第4大当りに当選したときに、第2のラウンド回数であることを報知する遊技機。
【請求項2】
前記第2大当り遊技と前記第3大当り遊技とは、前記特別入賞口への遊技球の入球度合いが同等であり、前記第1大当り遊技よりも入球度合いが低い請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1大当り遊技、前記第2大当り遊技及び前記第3大当り遊技では、該第3大当り遊技におけるラウンド遊技の終了まで、前記特別入賞口の開放態様が同じ開放態様で制御され、前記第2大当り遊技では、第2のラウンド回数より後から第1のラウンド回数までのラウンド遊技においては、第2のラウンド回数までのラウンド遊技よりも前記特別入賞口への遊技球の入球度合いが低い請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
演出を実行する演出実行手段と、
前記第3大当り又は前記第4大当りに当選した場合において、当選時に変短状態が付与されていないときには、前記第3大当り又は前記第4大当りの当選により付与される第3大当り遊技の終了後において、確変状態が付与されているか否かに拘わらず、確変非特定演出を前記演出実行手段に実行させる制御を行う演出制御手段と、を備えた請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
【請求項5】
第5大当りに当選したときに付与される第4大当り遊技は、第3大当り又は第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技と比べて、同じ第2のラウンド回数であるが、特別入賞口の開放態様が不利な開放態様であり、
前記第2大当り遊技と前記第3大当り遊技とは、前記第4大当り遊技よりも入球度合いが高い請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
遊技球が入球可能な第1始動手段と、
入球口に遊技球が相対的に入球し易い第1状態と相対的に入球し難い第2状態とを取り得るように動作する開閉手段を有する第2始動手段と、
前記第1始動手段に遊技球が入球したときに前記第1図柄変動ゲームの実行の保留を示す第1始動保留球を記憶するとともに、前記第2始動手段に遊技球が入球したときに前記第2図柄変動ゲームの実行の保留を示す第2始動保留球を記憶する保留記憶手段と、を備え、
前記表示手段は、前記第1始動手段による遊技球の入球を契機に図柄を変動表示させて行う第1図柄変動ゲームを表示するとともに、前記第2始動手段による遊技球の入球を契機に図柄を変動表示させて行う第2図柄変動ゲームを表示し、
前記大当り判定手段は、前記第1図柄変動ゲーム又は前記第2図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定するとともに、前記保留記憶手段に第1始動保留球及び第2始動保留球が共に記憶されている場合、該第2始動保留球に基づいて第2図柄変動ゲームの大当り判定を優先的に行い、
前記第2図柄変動ゲームでは、前記第1図柄変動ゲームよりも高い確率で、前記第1大当りに当選するとともに、前記第1図柄変動ゲームでは、前記第2図柄変動ゲームよりも高い確率で、前記第2大当りに当選する請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の遊技機。
【請求項1】
図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段と、前記図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、を備え、前記図柄変動ゲームにおいて予め定めた大当り表示結果が表示された場合には、特別入賞口が開放されることにより遊技者に有利となる大当り遊技が生起される遊技機において、
大当りの当選確率を低確率状態から高確率状態へ変動させる確変状態の制御を行う遊技状態制御手段と、
前記大当り遊技を構成するラウンド遊技のラウンド回数を報知するラウンド回数報知手段と、を備え、
第1大当りに当選したときに付与される第1大当り遊技は、第2大当りに当選したときに付与される第2大当り遊技と比べて、同じ第1のラウンド回数であるが、特別入賞口の開放態様が有利な開放態様であり、
第3大当り、第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技は、第1のラウンド回数よりも少ない第2のラウンド回数であり、
前記遊技状態制御手段は、前記第1大当り遊技、前記第2大当り遊技、及び前記第3大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与する一方で、前記第4大当りに当選したときに付与される前記第3大当り遊技の終了後に、確変状態を付与しない制御を行い、
前記ラウンド回数報知手段は、前記第1大当り及び前記第2大当りに当選したときに、第1のラウンド回数であることを報知する一方で、前記第3大当り及び前記第4大当りに当選したときに、第2のラウンド回数であることを報知する遊技機。
【請求項2】
前記第2大当り遊技と前記第3大当り遊技とは、前記特別入賞口への遊技球の入球度合いが同等であり、前記第1大当り遊技よりも入球度合いが低い請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1大当り遊技、前記第2大当り遊技及び前記第3大当り遊技では、該第3大当り遊技におけるラウンド遊技の終了まで、前記特別入賞口の開放態様が同じ開放態様で制御され、前記第2大当り遊技では、第2のラウンド回数より後から第1のラウンド回数までのラウンド遊技においては、第2のラウンド回数までのラウンド遊技よりも前記特別入賞口への遊技球の入球度合いが低い請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
演出を実行する演出実行手段と、
前記第3大当り又は前記第4大当りに当選した場合において、当選時に変短状態が付与されていないときには、前記第3大当り又は前記第4大当りの当選により付与される第3大当り遊技の終了後において、確変状態が付与されているか否かに拘わらず、確変非特定演出を前記演出実行手段に実行させる制御を行う演出制御手段と、を備えた請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
【請求項5】
第5大当りに当選したときに付与される第4大当り遊技は、第3大当り又は第4大当りに当選したときに付与される第3大当り遊技と比べて、同じ第2のラウンド回数であるが、特別入賞口の開放態様が不利な開放態様であり、
前記第2大当り遊技と前記第3大当り遊技とは、前記第4大当り遊技よりも入球度合いが高い請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
遊技球が入球可能な第1始動手段と、
入球口に遊技球が相対的に入球し易い第1状態と相対的に入球し難い第2状態とを取り得るように動作する開閉手段を有する第2始動手段と、
前記第1始動手段に遊技球が入球したときに前記第1図柄変動ゲームの実行の保留を示す第1始動保留球を記憶するとともに、前記第2始動手段に遊技球が入球したときに前記第2図柄変動ゲームの実行の保留を示す第2始動保留球を記憶する保留記憶手段と、を備え、
前記表示手段は、前記第1始動手段による遊技球の入球を契機に図柄を変動表示させて行う第1図柄変動ゲームを表示するとともに、前記第2始動手段による遊技球の入球を契機に図柄を変動表示させて行う第2図柄変動ゲームを表示し、
前記大当り判定手段は、前記第1図柄変動ゲーム又は前記第2図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定するとともに、前記保留記憶手段に第1始動保留球及び第2始動保留球が共に記憶されている場合、該第2始動保留球に基づいて第2図柄変動ゲームの大当り判定を優先的に行い、
前記第2図柄変動ゲームでは、前記第1図柄変動ゲームよりも高い確率で、前記第1大当りに当選するとともに、前記第1図柄変動ゲームでは、前記第2図柄変動ゲームよりも高い確率で、前記第2大当りに当選する請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【公開番号】特開2013−102873(P2013−102873A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−247853(P2011−247853)
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(000135210)株式会社ニューギン (1,935)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(000135210)株式会社ニューギン (1,935)
【Fターム(参考)】
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