説明

遠隔制御システム

【目的】親機から簡易にかつ誤動作なく適確に子機の動作を制御可能とする。
【構成】親機システムAは、子機システムBに対してデータやプログラム・コマンドなどの情報を設定するに当たり、リセット信号送信手段A1により第1の所定期間(5秒間)に亙り継続するリセット信号を通信回線Cへと送出するとともに、この後にプログラム・コマンド転送手段A2により、設定すべき情報を通信回線Cへと送出する。また前記子機システムBは、通信回線Cを介して入力されるリセット信号の検出をリセット制御回路7により行い、リセット信号が検出できているときにのみステータスフラグをたてる。リセット信号が検出されたら、リセット回路9が第1の所定期間よりも短い第2の所定期間(3秒間)に亙ってCPU1をリセットする。CPU1はリセットののちにステータスフラグがたっているときにのみ、通信回線Cを介して与えられる情報を取り込み、実行する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め設定された動作を実行する子機の情報を通信回線を介して収集する親機側から上記子機の動作を制御することのできる遠隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種セキュリティ・システムや遠隔データ監視システムにあっては、各種情報監視地点に設けられ、予め設定された動作を実行する子機が収集した各種情報を、該子機に公衆電話回線等の通信回線を介して接続された親機にて収集し、上記情報監視地点の状態を親機側で監視することが行われる。具体的には、例えばガス検針セキュリティシステムや無人中継局の監視システム等として幅広く実用化されている。
【0003】この種のシステムにおける子機は、一般にマイクロプロセッサ等のCPUを主体として構成される。そしてこの子機に対しては、予め定められた動作が期待されるだけであることから、一般にその設置時にデータやプログラムを子機に対してセットし、子機はその初期セットされたデータやプログラムに従って予め定められた動作を実行するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが子機に対してセットするデータの中には、例えばそのアドレス管理データ等、システムの運用状態の変化に応じて変更すべきものが存在する。また初期セットされるデータやプログラム中に誤りが検出される場合もある。
【0005】このような場合には、子機に対してセットするデータやプログラム等を速やかに変更することが必要である。しかしながら従来システムではその都度、子機の設置場所に専門のオペレータが赴いてその修正を行う必要があった。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、親機側から簡易に、かつ誤動作なく適確に子機の動作を制御することのできる遠隔制御システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに通信回線を介して接続された親機と子機とからなり、前記親機は、前記子機に対して、例えばデータやプログラム・コマンドなどの所定の情報を設定するに当たり、第1の所定期間(例えば5秒間)に亙り継続する例えばリセット信号などの所定のリセットデータを前記通信回線を介して前記子機へと供給する例えばリセット信号送信手段などのリセットデータ供給手段と、このリセットデータ供給手段による前記リセットデータの供給が終了したのち、前記子機に設定すべき前記情報を前記通信回線を介して前記子機へと供給する例えばプログラム・コマンド転送手段などの情報供給手段とを具備して構成し、また前記子機は、前記リセットデータの入力の有無を示すためのステータスフラグと、リセットがなされた場合には、当該リセットののちに前記ステータスフラグを参照し、前記ステータスフラグがたっているときにのみ、前記親機から前記通信回線を介して与えられる前記情報を取り込み、その情報に応じた動作を実行する例えばCPUなどの実行手段と、前記通信回線を介して入力される前記リセットデータの検出を行い、前記リセットデータが検出できているときにのみ前記ステータスフラグをたてる例えばリセット制御回路などのリセット検出手段と、このリセット検出手段により前記リセットデータが検出されたことに応じ、前記実行手段を前記第1の所定期間よりも短い第2の所定期間(例えば3秒間)に亙ってリセットする例えばリセット回路などのリセット手段とを具備して構成した。
【0008】
【作用】このような手段を講じたことにより、親機では、子機に対して、例えばデータやプログラム・コマンドなどの所定の情報を設定するに当たり、第1の所定期間(例えば5秒間)に亙り継続する例えばリセット信号などの所定のリセットデータが前記通信回線を介して前記子機へと供給されるとともに、このリセットデータの供給が終了したのち、前記子機に設定すべき前記情報が前記通信回線を介して前記子機へと供給される。
【0009】また前記子機では、前記通信回線を介して入力される前記リセットデータの検出が行われ、前記リセットデータが検出できているときにのみステータスフラグがたてられる。リセットデータが検出されると、前記実行手段が前記第1の所定期間よりも短い第2の所定期間(例えば3秒間)に亙ってリセットされる。前記実行手段では、リセットがなされた場合には、当該リセットののちに前記ステータスフラグを参照し、前記ステータスフラグがたっているときにのみ、前記親機から前記通信回線を介して与えられる前記情報が取り込まれ、その情報に応じた動作が実行される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する。
【0011】図1は実施例システムの概略構成図である。図1においてAは中央管理センタ等に設置される親機システム、Bはこの親機システムAに公衆電話回線等の通信回線Cを介して接続され、例えば各家庭や遠隔地中継局等に設置される子機システムである。
【0012】この子機システムBは、マイクロプロセッサ等のCPUを主体として構成され、セットされたデータやプログラムに従って各種のセンシング処理等を実行する。例えばセキュリティシステムにあっては、子機は火災検知、ガス漏れ検知、地震検知、非常釦検知を始めとして、ガス使用量や電力使用量等の検出を行い、その検出情報を定期的、あるいは非常時に親機システムAに送出するものとなっている。
【0013】すなわち、子機システムBは、基本的には所定のプログラム・データに従って子機の動作を制御するCPU1、イニシャルプログラム等を格納したROM2、プリセット入力されるユーザプログラムや各種の制御データ、更には検出データ等を格納するRAM3、親機システムAとの間でデータやプログラム・コマンド等を入出力する入出力ポート4、およびこれらを相互に接続したバス5等を備えて構成される。なお、入出力ポート4に接続された伝送制御部6は、通信回線Cを介した親機システムAとの間の情報伝送を制御するものである。
【0014】ここで本システムが特徴とするところは、親機システムAにリセット信号送信手段A1およびプログラム・コマンド転送手段A2が設けられ、また子機システムBにリセット制御回路7、フラグポート8およびリセット回路9を備えた定時間リセット回路10が設けられている点にある。
【0015】リセット信号送信手段A1は、子機システムBのデータやプログラム・コマンドを修正しようとする場合に5秒間に亙って所定の継続リセット信号を発生し、通信回線Cに送出するものである。プログラム・コマンド転送手段A2は、リセット信号送信手段A1による継続リセット信号の送出が終了したのちに修正しようとするデータやプログラム・コマンドを通信回線Cに送出するものである。
【0016】定時間リセット回路10は、親機システムAから通信回線Cを介して後述するリセット信号が入力されたとき、或いは子機システムB側でリセット信号が発生したとき、リセット制御回路7の制御の下にリセット回路9からCPU1に対して割込みを掛けてその動作を一定期間に亙って停止させるものである。
【0017】すなわち、まず親機システムAが子機システムBのデータやプログラム・コマンドを修正しようとする場合、まず親機システムAはリセット信号送信手段A1が、通信回線Cを介して5秒間の継続リセット信号を通信回線Cへと送出する。
【0018】子機システムBでは、図2にリセット制御回路7の処理手順を示すように、継続リセット信号が子機システムBに入力されると、リセット制御回路7はこの継続リセット信号を検出し(ステップa)、フラグポート8に設けられるステータスフラグをONにする(ステップb)。その後、リセット制御回路7は、リセット回路9に対してCPU1のリセットを指示する(ステップc)。これに応じてリセット回路9は、CPU1にリセット命令を発し、これを受けてCPU1は割込み処理を実行した後、例えば3秒間に亙ってその動作を停止する。
【0019】なお、子機システムBにおいて内部的なリセットが発生した場合には、リセット制御回路7はステータスフラグをONにすることなく、リセット回路9に対してCPU1のリセットを指示する(ステップc)。
【0020】リセット制御回路7はリセット回路9に対してCPU1のリセットを指示したのちには、リセット信号が到来しなくなるのを待つ(ステップd)。そしてリセット信号が終了すると、ステータスフラグをOFFに戻す(ステップe)。
【0021】つまり親機システムAが子機システムBのデータやプログラムを修正しようとする場合、まず親機システムAは通信回線Cを介して5秒間の継続リセット信号を発生することにより、その要求が子機システムBに伝えられる。そして子機システムBは、継続リセット信号を検出して親機システムAからのデータやプログラム等の修正要求を知り、ステータスフラグを立てて(フラグON)その要求検出結果を保存し、かつCPU1に対してリセット命令を発することになる。また、リセット信号の終了を監視し、リセット信号が終了すればステータスフラグを倒す(フラグOFF)ことにより、リセット信号が到来している期間にのみステータスフラグを立てる。
【0022】しかしてCPU1では、リセット命令を受けてまず割込みプログラムを起動し、その後、所定時間(例えば3秒)の経過後にイニシャルプログラム(基本動作アルゴリズム)を起動する。このイニシャルプログラムの起動により、図3に示すようにまずステータスフラグが参照される(ステップf)。そしてステータスフラグがONの場合には、これを前記親機システムA側からのリセットであると判定している。なぜならば、親機システムAからの継続リセット信号は5秒間であり、ステータスフラグがたっているのはおよそ5秒間であるので、親機システムAからのリセットであれば、CPU1がイニシャルプログラムを起動する際(CPU1のリセットから3秒後、すなわち継続リセット信号が検出されてから3秒後)には図4に示すように継続リセット信号は継続しており、ステータスフラグはON状態のままである。したがって、上述の場合では親機システムA側からのリセットであると判定できる。なお、ステータスフラグがOFFの場合には、これを子機(自己)システムB側で発生したリセット、または通信回線Cを介して到来した信号(伝送信号中に含まれるリセット信号に類似した信号やノイズなど)を継続リセット信号と誤検出してのリセットであると判定している。なぜならば、内部で発生したリセットであればリセット制御回路7はステータスフラグを立てないし、また通信回線Cを介して到来した信号を親機システムAからの継続リセット信号として誤検出した場合には、通信回線Cを伝送される信号には継続リセット信号を除いては長時間の継続信号は存在しないので、CPU1がイニシャルプログラムを起動する際には継続リセット信号に類似した信号は図4に示すように停止しており、ステータスフラグはOFF状態となっている。このようにCPU1がステータスフラグを確認する際にはステータスフラグはすでにOFFとなっており、親機システムA側からのリセットではないと判定できる。
【0023】CPU1はステータスフラグのONを確認したとき、入出力ポート4を参照し(ステップg)、親機システムAから通信回線Cを介してデータやプログラム・コマンドが入力されているか否かを確認し(ステップh)、親機システムAから与えられるデータやプログラム・コマンドを待つ。親機システムAは、リセット信号送信手段A1による継続リセット信号の送出が終了したのちに、プログラム・コマンド転送手段A2が修正しようとするデータやプログラム・コマンドを通信回線Cに送出する。このように通信回線Cに送出されたデータやプログラム・コマンドはCPU1によって取り込まれ、CPU1によってこれを必要に応じて前記RAM3にセットすると共に、そのプログラム・コマンドを実行している(ステップi)。
【0024】なお、ステータスフラグがOFFの場合には、CPU1はRAM3に格納されるユーザプログラムの参照を行い(ステップj)、ユーザプログラムが存在する場合にはそのプログラムを実行する(ステップk)。またユーザプログラムが存在しない場合には、例えばそのキー端末を介して与えられるコマンドの入力を待ち(ステップl)、その入力コマンドを解析して(ステップm)そのプログラムを実行する(ステップn)。
【0025】このようにして子機システムBではCPU1にリセット命令が与えられたとき、ステータスフラグを参照して親機システムAから通信回線Cを介して与えられるデータやプログラム・コマンド、または子機システムBに保存されたプログラムやキー入力されるコマンドに応じてその処理を実行することになる。
【0026】従って本システムによれば、親機システムAは通信回線Cを介して接続された子機システムBに対して任意にリセット命令を与え、その後、必要なデータやプログラム・コマンドを与えて子機システムBの動作を変更し、またその動作を制御することができる。さらにCPU1がリセット信号を直接的に確認するために適確であり、データやプログラムなどの修正を誤って行ってしまうことがない。ゆえに、子機システムB毎にその設置時に動作プログラムやデータをセットする必要がなくなる。またその動作の変更も、専門のオペレータが子機システムBの設置場所に赴くことなく行い得る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【0027】ちなみに従来のガスセキュリティ検針システムにあっては、子機アドレス番号等をその設置時に所謂ディップスイッチにてセットするようにしている。またその管理データ等を設置時にプリセットするようにしている。この為、そのデータセットに誤りが生じ易かった。この点、本システムによれば、例えば子機システムの設置完了を親機システム(センター)に知らせることにより、親機システムA側から子機システムBの動作に必要な情報の全てを効果的にセットすることができる。
【0028】従って子機システムBにセットするデータやプログラム・コマンド等を統一的に管理することが可能となり、その誤りの発生を未然に防ぐことが可能となる。また無人中継局等を監視するシステムにあっては、例えば複数台の装置が連鎖的に故障し、その中のいくつかが自然復旧し、かつ特定の装置だけが故障状態となるケースが多い。このような場合、上記特定の装置の故障を直すだけでは何等解決とはならず、その原因を究明することは一般に非常に困難である。
【0029】この点、本システムによれば、親機システムA側からの子機システム(無人中継局)Bの動作監視のプログラムを修正することにより、例えば複数台の装置の機能分担を変更したり、あるいは不良装置の切離しを行う等の対策を施すことができる。従って無人中継局の監視アプリケーションの変更によって、故障発生原因の効果的な究明を行い、その適切な対策を講じることが可能となる。
【0030】以上説明したように本発明によれば、従来そのデータロギング制御の手順が予め定められていた子機システムに対して、親機システムから公衆電話回線等の低品位通信回線を介して自由にデータやプログラム等をセットすることができる。これゆえ、子機システムの信頼性の高い動作を保障し、システムの効果的な運用を図ることが可能となる。なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0031】
【発明の効果】かくして本発明によれば、互いに通信回線を介して接続された親機と子機とからなり、前記親機は、前記子機に対して、例えばデータやプログラム・コマンドなどの所定の情報を設定するに当たり、第1の所定期間(例えば5秒間)に亙り継続する例えばリセット信号などの所定のリセットデータを前記通信回線を介して前記子機へと供給する例えばリセット信号送信手段などのリセットデータ供給手段と、このリセットデータ供給手段による前記リセットデータの供給が終了したのち、前記子機に設定すべき前記情報を前記通信回線を介して前記子機へと供給する例えばプログラム・コマンド転送手段などの情報供給手段とを具備して構成し、また前記子機は、前記リセットデータの入力の有無を示すためのステータスフラグと、リセットがなされた場合には、当該リセットののちに前記ステータスフラグを参照し、前記ステータスフラグがたっているときにのみ、前記親機から前記通信回線を介して与えられる前記情報を取り込み、その情報に応じた動作を実行する例えばCPUなどの実行手段と、前記通信回線を介して入力される前記リセットデータの検出を行い、前記リセットデータが検出できているときにのみ前記ステータスフラグをたてる例えばリセット制御回路などのリセット検出手段と、このリセット検出手段により前記リセットデータが検出されたことに応じ、前記実行手段を前記第1の所定期間よりも短い第2の所定期間(例えば3秒間)に亙ってリセットする例えばリセット回路などのリセット手段とを具備して構成したので、親機側から子機に対して通信回線を介してリセット信号を与えることにより子機がリセット動作し、親機から通信回線を介して与えられるデータやプログラム・コマンドを待って子機が動作するので、親機側から子機に対してデータやプログラム・コマンド等を自由にセットすることが可能となる。
【0032】従って子機にセットしたデータやプログラムに誤りが存在した場合、これを親機側から容易に訂正することができ、また子機にセットしたデータやプログラム等の修正が必要な場合にもこれを親機側から簡易に修正することが可能となる。またリセット信号が検出できている期間にのみステータスフラグを立てているので、ステータスフラグはリセット信号が到来しているか否かを直接的に示すことになる。そして親機からの制御のもとにデータやプログラムなどの修正を行う場合、子機のCPUはリセット信号の検出に応じてリセットされたのち、ステータスフラグを確認するので、CPUがリセット信号を直接確認する形となるために適確であり、データやプログラムなどの修正を誤って行ってしまうことがない。
【0033】ゆえに、子機の設置場所にその都度、専門のオペレータが赴く等の煩わしさがなくなり、子機設置の容易化や、システム管理とその有効な運用の点で実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例システムの概略構成を示す図。
【図2】 図1中のリセット制御回路の処理手順を示すフローチャート。
【図3】 図1中のCPU1の処理手順を示すフローチャート。
【図4】 図1中のCPU1のリセット信号の確認状態を示す図。
【符号の説明】
A…親機システム、B…子機システム、C…通信回線、A1…リセット信号送信手段、A2…プログラム・コマンド転送手段、1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…入出力ポート、5…バス、6…伝送制御部、7…リセット制御会、8…フラグポート、9…リセット回路、10…定時間リセット回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】互いに通信回線を介して接続された親機と子機とからなり、前記親機は、前記子機に対して所定の情報を設定するに当たり、第1の所定期間に亙り継続する所定のリセットデータを前記通信回線を介して前記子機へと供給するリセットデータ供給手段と、このリセットデータ供給手段による前記リセットデータの供給が終了したのち、前記子機に設定すべき前記情報を前記通信回線を介して前記子機へと供給する情報供給手段とを具備してなり、また前記子機は、前記リセットデータの入力の有無を示すためのステータスフラグと、リセットがなされた場合には、当該リセットののちに前記ステータスフラグを参照し、前記ステータスフラグがたっているときにのみ、前記親機から前記通信回線を介して与えられる前記情報を取り込み、その情報に応じた動作を実行する実行手段と、前記通信回線を介して入力される前記リセットデータの検出を行い、前記リセットデータが検出できているときにのみ前記ステータスフラグをたてるリセット検出手段と、このリセット検出手段により前記リセットデータが検出されたことに応じ、前記実行手段を前記第1の所定期間よりも短い第2の所定期間に亙ってリセットするリセット手段とを具備してなることを特徴とする遠隔制御システム。

【図4】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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