説明

適正コンテンツ送信システムおよび適正コンテンツ送信方法

【課題】多種多様な携帯電話において、実際の表示結果にも基づいて適正なコンテンツを表示可能とすること。
【解決手段】 携帯電話からコンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する送信要求入力部504と、携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック格納部501と、携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納したコンテンツ格納部503と、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを記録する結果情報記録部502と、コンテンツ送信要求があった場合に、機種情報と結果情報と機能スペック情報とに基づき、正しく表示されるコンテンツを要求元の携帯電話へ送信するコンテンツ送信部508と、を備えたことを特徴とする適正コンテンツ送信システム100。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話におけるコンテンツ表示の適正化を図る適正コンテンツ送信システムおよび適正コンテンツ送信方法に関し、特に、新機種が絶え間なく発売される多種多様な携帯電話において、スペックシート上の適合性だけでなく、実際に表示されたかの検証をもって適正化を図る適正コンテンツ送信システムおよび適正コンテンツ送信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、携帯電話の機種はおよそ1000種あり、また、メーカ各社においてはいわゆるスマートフォンも含めて新機種を次々と販売している。そして、携帯電話は機種によって画面上で表示または使用できる機能が異なっている。
【0003】
携帯電話向けのコンテンツ配信においては、これらの機種情報をあらかじめ保持しており、携帯電話から送出される機種情報に基づき、送出するコンテンツを変更して対応をおこなっている。具体的には、各機種のスペックシートに基づき当該機種の機能ないし要求スペックに従って同内容のコンテンツを複数作りわけ、適正に表示されるようにしている。
【0004】
例えば、引用文献1(特開2004−240570)「複数形式対応型ホームページ機器およびコンピュータ・ソフトウェア」に開示する技術では、各形式を認識し、その形式にあったホームページ情報を送出する仕組みが提案されている。
【0005】
また、引用文献2(特開2002−222141)によれば、ユーザがあらかじめコンテンツ配信システムに表示可能な形式を登録することで、ユーザが利用可能なコンテンツを送出するコンテンツ配信システムが提案されている。
【0006】
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
引用文献1に開示される技術では、増え続ける機種の機能の違いが多岐にわたる結果、コンテンツ配信システムがある機種に対して選択または生成したコンテンツを送信しても、実際に当該機種で表示されるか否かは不明であり、実際に当該機種で表示するまで確認できない。しかし、全ての機種で、作成したコンテンツが適正に表示されることを確認することは現実には困難である。加えて、コンテンツを作成した後に発売された機種で当該コンテンツが表示されるかどうか分からないという現実がある。これは、スペックシートに合致していたとしても、新機能の競合発生の可能性もあるためであり、必ずしもコンテンツ表示が適正におこなわれるか分からず確実性に欠けるという問題点がある。
【0007】
また、引用文献2に開示される技術も、ユーザの想定するコンテンツとコンテンツ配信システムが実際に送信するコンテンツとの差が少ない場合には有効であるが、規格上の制限をユーザが正しく認識して選択するのは現実的ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2004−240570号公報
【特許文献2】特開2002−222141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、多種多様な携帯電話において、実際の表示結果にも基づいて適正なコンテンツを表示可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の適正コンテンツ送信システムは、携帯電話から、コンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する送信要求入力手段と、携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック格納手段と、携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納したコンテンツ格納手段と、携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する結果情報入力手段と、結果情報入力手段により入力された結果情報と機種情報とを記録する結果情報記録手段と、送信要求入力手段によりコンテンツ送信要求があった場合に、当該要求元の機種情報と、結果情報記録手段により記録された結果情報と、機能スペック格納手段に格納された機能スペック情報と、に基づき、正しく表示されるコンテンツを決定するコンテンツ決定手段と、コンテンツ決定手段により決定されたコンテンツをコンテンツ格納手段から抽出し、当該要求元の携帯電話へ送信するコンテンツ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
すなわち、請求項1に係る発明は、機種情報と結果情報とに基づいて、実際に当該機種において適正に表示されるコンテンツを随時選択するので、多種多様な携帯電話において、適正なコンテンツを表示可能となる。また、結果情報を機種情報と共に格納するので、新機種であっても適正に表示されるコンテンツが選択されることとなる。
【0012】
ここで、携帯電話は、コンテンツを表示する機能が不足していれば適宜当該機能を補うことのできる汎用性のあるコンピュータでなく、画面の大きさや機能制限がありコンテンツ提供側で複数のコンテンツを予め作り分けておく必要のある通信機器をいうものとする。
【0013】
機種情報とは、当該携帯電話を一意に特定できる情報をいい、単なる型番のみならず、同一型番であってもハードウェアの改変、ファームウェアのアップグレードなど、微差があるものもそれぞれを識別できる情報も含まれていて良いものとする。
【0014】
携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツとは、作成側が同様の内容として作成したコンテンツをいい、同一内容を含み、機能制限により適宜レイアウトを変えたり、表示方式を変えたりしたものを含む。なお、送出するコンテンツは動的に生成しても良い。例えば、機能ないし要求スペックには依存または影響しないような文字情報(時刻情報など)を適宜データベース等から抽出し、これをコンテンツ内に自動追加する例を挙げることができる。
【0015】
コンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックとは、例えば、Flash,JavaScript,XHTML,CSSなどの機能や、表示画面の大きさ、割り込み制限、処理速度、外部記録メディアの規格などをいう。
【0016】
結果情報は、表示ができた、表示ができなかった、という○×のみの情報である場合のほか、表示ができたが一部円滑な表示でなかった、部分的に不具合があったという、いわば中間の情報を適宜数値化するなどした情報であっても良いものとする。また、同一機種であっても使用環境によっては、不具合がでる可能性もあるので、回答数に対する適正表示の割合とした情報であっても良いものとする。
【0017】
なお、本発明においては、表示とは広く出力を意味し、音声情報のみである場合も含まれるものとする。
【0018】
請求項2に記載のコンテンツ配信システムは、請求項1に記載の適正コンテンツ送信システムにおいて、機種情報に対する結果情報がない場合または正しく表示できなかったという結果情報である場合に、コンテンツ決定手段により決定されたコンテンツに加えて、当該コンテンツが送信先の携帯電話で正しく表示できたか否かを確認させる確認プログラムを併せて送信するコンテンツ送信制御手段を備え、前記結果情報は前記確認プログラムに基づいて当該携帯電話から送出された情報であることを特徴とする。
【0019】
すなわち、請求項2に係る発明は、ユーザ側から表示結果を入手できるので、実際に適正に表示されたかを多様な機種から簡便に入手でき、ひいてはコンテンツ修正やコンテンツ追加等を円滑におこなうことが可能となる。
【0020】
なお、確認プログラムは、アンケート形式としてもよく、また、回答率を高めるために、各種サービスに反映できるポイント付与形式としてもよい。
【0021】
請求項3に記載のコンテンツ配信システムは、請求項2に記載の適正コンテンツ送信システムにおいて、コンテンツが、複数のサブコンテンツの集合からなる場合に、確認プログラムを、各サブコンテンツについて正しく表示できたか否かを確認させる構成としたことを特徴とする。
【0022】
すなわち、請求項3に係る発明は、機能ないし要求スペックが複数組み合わさったコンテンツであっても詳細に結果情報を入手することができる。
【0023】
請求項4に記載のコンテンツ配信システムは、請求項1、2または3に記載の適正コンテンツ送信システムにおいて、正しく表示できなかったという結果情報である場合には、コンテンツ決定手段を制御して、結果情報記録手段で記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、コンテンツを決定していく制御をおこなう決定制御手段を備えたことを特徴とする。
【0024】
すなわち、請求項4に係る発明は、過去の表示結果に基づき、当該機種で適正に表示される可能性の高いコンテンツから順に選択をおこなう。なお、「当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順」とは、機能ないしスペックにより作り分けられた同内容のコンテンツ群のうち、いわば、最もスコアの高い表示結果の順をいう。このスコアは、同一コンテンツについて最初の100送信まで確認プログラムを送出し、適正に表示されたという旨の回答数に従って適宜数値化する例を挙げることができる。
【0025】
請求項5に記載の適正コンテンツ配信方法は、携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック格納手段と、携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納したコンテンツ格納手段と、を備えたコンテンツ送信システムに適用する適正コンテンツ送信方法であって、携帯電話から、コンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する送信要求入力工程と、携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する結果情報入力工程と、結果情報入力工程で入力された結果情報と機種情報とを記録する結果情報記録工程と、コンテンツ送信要求があった場合に、当該要求元の機種情報と、結果情報記録工程で記録された結果情報と、機能スペック格納手段に格納された機能スペック情報と、に基づき、正しく表示されるコンテンツを決定するコンテンツ決定工程と、コンテンツ決定工程で決定されたコンテンツをコンテンツ格納手段から抽出し、当該要求元の携帯電話へ送信するコンテンツ送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0026】
すなわち、請求項5に係る発明は、機種情報と結果情報とに基づいて、実際に当該機種において適正に表示されるコンテンツを随時選択するので、多種多様な携帯電話において、適正なコンテンツを表示可能となる。また、結果情報を機種情報と共に格納するので、新機種であっても適正に表示されるコンテンツが選択されることとなる。
【0027】
請求項6に記載の適正コンテンツ送信方法は、請求項5に記載の適正コンテンツ送信方法において、機種情報に対する結果情報がない場合または正しく表示できなかったという結果情報である場合に、コンテンツ決定工程で決定されたコンテンツに加えて、当該コンテンツが送信先の携帯電話で正しく表示できたか否かを確認させる確認プログラムを併せて送信するコンテンツ送信制御工程を含み、前記結果情報は前記確認プログラムに基づいて当該携帯電話から送出された情報であることを特徴とする。
【0028】
すなわち、請求項6に係る発明は、ユーザ側から表示結果を入手できるので、実際に適正に表示されたかを多様な機種から簡便に入手でき、ひいてはコンテンツ修正やコンテンツ追加等を円滑におこなうことが可能となる。
【0029】
請求項7に記載の適正コンテンツ送信方法は、請求項6に記載の適正コンテンツ送信方法において、コンテンツが、複数のサブコンテンツの集合からなる場合に、確認プログラムを、各サブコンテンツについて正しく表示できたか否かを確認させる構成としたことを特徴とする。
【0030】
すなわち、請求項7に係る発明は、機能ないし要求スペックが複数組み合わさったコンテンツであっても詳細に結果情報を入手することができる。
【0031】
請求項8に記載の適正コンテンツ送信方法は、請求項6、7または8に記載の適正コンテンツ送信方法において、正しく表示できなかったという結果情報である場合には、コンテンツ決定工程を制御して、結果情報記録工程で記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、コンテンツを決定していく制御をおこなう決定制御工程と、を含んだことを特徴とする。
【0032】
すなわち、請求項8に係る発明は、過去の表示結果に基づき、当該機種で適正に表示される可能性の高いコンテンツから順に選択をおこなう。
【発明の効果】
【0033】
本発明によれば、多種多様な携帯電話において、実際の表示結果にも基づいて適正なコンテンツを表示可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示した図であって、当該機種においてコンテンツをはじめて送信する概要を示した図である。
【図2】本発明のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示した図であって、当該機種において適正に表示されたという表示結果がない場合の概要を示した図である。
【図3】適正なコンテンツ送信をおこなうフローチャートである。
【図4】サーバ装置のハードウェア構成の一例を示した説明図である。
【図5】適正コンテンツ送信システムの機能的構成の一例を示した説明図である。
【図6】従来のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、コンテンツ送信側をサーバ装置として、サーバ装置と携帯電話間に本発明を適用した適正コンテンツ送信システムおよび適正コンテンツ送信方法について説明する。まず、図6により、従来のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示し、次に、本発明の構成を説明する。
【0036】
図6は、図示したように、コンテンツ送信システム600は、サーバ装置610と、携帯電話620が存在した構成を示している。
【0037】
ここでは、携帯電話620は、Flash,Javascript,XHTML,CSSといった各種機能(機能A,B,C・・・とする。)が備わり、表示画素数等の所定のスペックを有するものであるとする。
【0038】
また、サーバ装置610では、機能A,B,Cにより作り分けた、コンテンツ1A,コンテンツ1B,コンテンツ1C,・・・,コンテンツ2A,コンテンツ2B,コンテンツ2C,・・・,コンテンツ3A,コンテンツ3B,コンテンツ3C,・・・、がそれぞれ作成されているとする。
【0039】
従来では、コンテンツ表示が以下の手順により送出される。
(1)ユーザが、あるURLを指定して送信要求を送出する。
(2)コンテンツ送信システム600では、送信要求を受け取り、同時に受信する送信要求を発した携帯電話の機種情報に基づき、機種情報DBからどのような表示機能を当該携帯電話が有しているかを判別する。
(3)コンテンツを格納しているコンテンツDBから、判別された機能に基づいてコンテンツを選択する。
(4)選択されたコンテンツを要求元の携帯電話に送出する。
【0040】
コンテンツ送信システム600では、各携帯電話のスペックシートに基づくコンテンツを検証せずに送出することとなるので、実際に適正に表示されたかは分からず、いわば一方通行のコンテンツ配信となる。ファームウェアのバージョンアップやその後に販売された携帯電話にも機種情報DBが更新されない限り対応できないという欠点が存在する。本発明では、これらの不具合を次のように解消する。
【0041】
図1は、本発明のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示した図であって、当該機種においてコンテンツをはじめて送信する概要を示した図である。すなわち、表示結果の履歴がない場合の概念図である。図2は、本発明のサーバ装置と携帯電話間のシステム概念を示した図であって、当該機種において適正に表示されたという表示結果がない場合の概要を示した図である。
【0042】
図示したように、適正コンテンツ送信システム100は、サーバ装置200と、携帯電話300(300a、300b、・・・、300c)からなる。ここで、携帯電話300は、Flash,Javascript,XHTML,CSSといった各種機能(機能A,B,C・・・とする。)が備わり、表示画素数等の所定のスペックを有するものであるとする。
【0043】
また、サーバ装置200は、携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック情報DB210と、携帯電話から、コンテンツが適正に表示されたかの結果に関する情報である結果情報を機種情報毎に記録する結果情報DB220と、機能や要求スペックに基づいて作成されたコンテンツを格納するコンテンツDB230と、を有する。なお、コンテンツDB230は、同様のコンテンツであり、機能A,B,C・・・に対応させて作り分けたコンテンツ1A,コンテンツ1B,コンテンツ1C,・・・,コンテンツ2A,コンテンツ2B,コンテンツ2C,・・・,コンテンツ3A,コンテンツ3B,コンテンツ3C,・・・、が格納されているものとする(なお、コンテンツ1○の表記は、1はコンテンツ番号1系統を、○部分は機能をそれぞれ示すものとする。)
【0044】
適正コンテンツ送信システム100では、機能スペック情報DB210と、結果情報DB220とを協働させて、適正なコンテンツ送信をおこなう。図3は、適正なコンテンツ送信をおこなうフローチャートである。
【0045】
適正コンテンツ送信システム100では、まず、携帯電話からコンテンツの送信要求と当該送信要求を行った携帯電話の機種情報を入力する(ステップS301)。なお、ここではコンテンツ番号1の送信要求であったとする(図1)。つづいて、当該携帯電話の機種情報に基づいて結果情報DB220から、要求されたコンテンツ1に関し過去に送信履歴があるかどうかを判断する(ステップS302)。
【0046】
送信履歴がない場合(ステップS302:No)、機能スペック情報DB210から、当該送信要求のあった機種において、適正にコンテンツが表示される可能性の最も高いコンテンツを選択する(ステップS303)。この場合はコンテンツ1Bが選択されたとする(図1)。
【0047】
適正コンテンツ送信システム100は、選択したコンテンツを送信要求元の携帯電話に送出する(ステップS304)。また、同時に、当該コンテンツが送信要求元の携帯電話にて正しく表示されたかを確認させる確認プログラムを送出する(ステップS305)。
【0048】
送信要求をおこなった携帯電話では、送出されたコンテンツ(コンテンツ1B)を当該携帯電話が有する機能ないしスペックに従って表示する(ステップS306)。また、コンテンツの表示終了後に、確認プログラムを表示し、コンテンツが正しく表示されたかのアンケートを実施する(ステップS307)。ユーザは、適宜このアンケートに回答し、この表示結果に関する情報は結果情報DBに機種情報と共に格納される(ステップS308)。なお、点線で表示しているのは、必ずしもアンケートが回答されるとは限らないことを意味したものである。
【0049】
一方、送信履歴がある場合(ステップS302:Yes)、送信されたコンテンツに対して適正な表示がされたか否かを結果情報DB220に格納された表示結果に基づいて判断する(ステップS309)。回答が得られていない場合を含み適正な表示でなかったとの表示結果である場合(ステップS309:No)には、機能スペック情報DB210から、適正にコンテンツが表示される可能性が次に高いコンテンツを選択する(ステップS310)。図2では、コンテンツ1Aとしている。
【0050】
送信履歴があり(ステップS302:Yes)、送出されたコンテンツが正しく表示された旨の表示結果である場合(ステップS309:Yes)、次回から当該コンテンツを当該機種情報にかかる携帯電話には送出するようにする(ステップS311)。なお、この場合は、確認プログラムの送出は不要である。
【0051】
なお、適正に表示されたがアンケートを回答しなかった場合や、プラグインソフトをダウンロードした結果、他の同一機種では表示は問題ないのにたまたまその回答した機種で表示がうまくいかなかった場合も想定される。反対に、他のダウンロードソフト等の影響でたまたまその携帯電話では表示が適正となったものの、他の同一機種ではほとんど表示が適正とならない場合もある。また、回答間違いの可能性もある。
【0052】
従って、アンケートは当該コンテンツの送信回数が100回となるまでは送出し、統計処理により最大公約数的に最も適正に表示されたコンテンツを101回目から送出するようにすることもできる。また、結果情報DB220に記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、送信要求コンテンツを決定することもできる。この場合、機能を中心にコンテンツを決定しても良い。
【0053】
次に、サーバ装置200のハードウェア構成について説明する。図4は、サーバ装置200のハードウェア構成の一例を示した説明図である。サーバ装置200は、そのハードウェア構成として、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ハードディスク(HD)404と、グラフィックスカード405と、モニタ406と、キーボード(K/B)407と、マウス(MOUSE)408と、ネットワークインターフェースカード(NIC)409と、を有する。
【0054】
CPU401は、OSと共にサーバ装置200全体を制御し、また、機能スペック情報と結果情報とに基づき適正なコンテンツを送信し、場合により確認プログラムも送出する制御をおこなう。具体的には、例えば、CPU401は、ハードディスク404に格納されているプログラムに従って、機能スペック情報DB210、結果情報DB220、コンテンツDB230を制御し、適正なコンテンツの送出制御等をおこなう。このほかCPU401は、ハードディスク404に格納されている作業データをRAM403に一時保存する制御等もおこなう。
【0055】
ROM402は、ブートプログラム等を記憶する。使用の態様によっては、ROM402は、サーバ装置200の制御プログラムを格納しておいてもよい。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用する。具体的には、ハードディスク404から読み出されたデータベースの内容やプログラム内容などを一時的に格納する。また、機能スペック情報、機種情報、結果情報を一時的に格納する処理をおこなってもよい。
【0056】
ハードディスク404は、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、各種のデータを記憶し、データベースの格納処理をおこなう。ハードディスクの構成については後述する。
【0057】
グラフィックスカード405は、モニタ406へ出力すべき画像信号を送出する。グラフィックスカード405は、出力すべき画像信号を格納するVRAMと、処理された画像信号をモニタ406へ出力する画像出力インターフェース(画像出力I/F)も備える。画像出力I/Fは、VRAMに展開されたRGB画像データをモニタ406へ出力する。
【0058】
NIC409は、サーバ装置200をネットワークNに接続する。通信方式は特に限定されず、コンテンツの送信に関しても適宜負荷分散を図るようにしても良い。
【0059】
ハードディスク404は、アプリケーション部410とデータ格納部420とにより構成される。アプリケーション部410は、サーバ装置200全体を制御するOS411と、適正コンテンツを送信する適正送信プログラム群412とにより構成される。
【0060】
適正送信プログラム群412は、コンテンツ送信要求、機種情報、機能スペック情報、結果情報等の各種情報を入力し、また、コンテンツや確認プログラムを送出する入出力プログラム413と、入力した機種情報、機能スペック情報、結果情報をそれぞれ対応づけてデータ格納部420に記録する記録プログラム414と、同内容のコンテンツ群のうち、どのコンテンツを送出するかを決定するコンテンツ決定プログラム415と、確認プログラムを送出するか否かを判定する確認プログラム送出制御プログラム416と、を有する。
【0061】
なお、上記プログラムは、サーバ装置200が果たすコンテンツ決定の観点から集約されたプログラム群を説明したに過ぎず、実際のプログラムは多数のコンポーネントやDLLなどにより構成される。後述する機能的構成は、これらのプログラムが単体でもしくは複数で、場合によってはデータ格納部420と協働して各種実現されるものである。
【0062】
次に、データ格納部420について説明する。図示したように、データ格納部420は、機能スペック情報DB210、結果情報DB220、および、コンテンツDB230を有する。機能スペック情報DB210は、機種情報と当該機種における機能ないし要求スペックとを対応づけて格納する。また、新規な機種情報(登録されていない機種情報)も記録し、表示結果に基づいて適正に表示できた機能ないし要求スペック、および、適正に表示できなかった機能ないし要求スペックも記録していく。また、各携帯電話のスペックシートにも基づき、適正に表示される可能性の高い順も記録しておき、ある機能に基づいて作成されたコンテンツが適正に表示できなかった場合に、次に、試行してみるコンテンツ候補の決定に資するようにする。
【0063】
結果情報DB220は、コンテンツないしサブコンテンツそれぞれに対して機種情報と表示結果を対応させて記録する。表示結果は、先に示したように、サンプル例を複数(例えば同一機種について100の結果が得られるまで)として、評価をおこなうようにしても良い。
【0064】
コンテンツDB230は、機能ないし要求スペックに対応させて同内容でそれぞれ作成されたコンテンツを格納する。なお、機能としては同一で、携帯電話の画面解像度に応じてレイアウトを変えた系統を格納するなどしても良い。
【0065】
次に、適正コンテンツ送信システム100の機能的構成について説明する。図5は、適正コンテンツ送信システム100の機能的構成の一例を示した説明図である。適正コンテンツ送信システム100は、機能的構成として、機能スペック格納部501と、結果情報記録部502と、コンテンツ格納部503と、送信要求入力部504、結果情報入力部505と、コンテンツ決定部506と、決定制御部507と、コンテンツ送信部508と、コンテンツ送信制御部509と、を有する。
【0066】
機能スペック格納部501は、携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納する。機能スペック格納部501は、例えば、機能スペック情報DB210と、記録プログラム414と、OS411などによりその機能を実現できる。
【0067】
結果情報記録部502は、携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する。結果情報記録部502は、例えば、結果情報DB220と、記録プログラム414と、OS411などによりその機能を実現できる。
【0068】
コンテンツ格納部503は、携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納する。コンテンツ格納部503は、コンテンツDB230と、OS411と、RAM403などによりその機能を実現できる。
【0069】
送信要求入力部504は、携帯電話から、コンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する。機種情報は、同一機種でもファームウェアのアップグレード等でいわゆるバージョンが異なっている場合に当該情報も送出する機種であればその情報も入手する。この場合は、それぞれ別の機種情報として入力しても良い。また、これらに区別がない場合で表示結果に相違がでる場合は、確認プログラムにバージョン情報を取得させるようにしてもよい。送信要求入力部504は、例えば、入出力プログラム413と、OS411と、NIC409などによりその機能を実現することができる。
【0070】
結果情報入力部505は、携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する。結果情報は、確認プログラムに基づいて携帯電話側から出力されるようにする。コンテンツが、複数のサブコンテンツの集合からなる場合には、確認プログラムを各サブコンテンツについて正しく表示できたか否かを確認させる構成とし、細分化した結果情報として入力する。結果情報入力部505は、例えば、入出力プログラム413と、OS411と、NIC409などによりその機能を実現することができる。
【0071】
コンテンツ決定部506は、送信要求入力部504によりコンテンツ送信要求があった場合に、当該要求元の機種情報と、結果情報記録部502により記録された結果情報と、機能スペック格納部501に格納された機能スペック情報と、に基づき、正しく表示されるコンテンツを決定する。コンテンツがサブコンテンツに分かれている場合には、最適なサブコンテンツの組合せをコンテンツ決定部506がその都度組み合わせるようにしてもよい。
【0072】
決定制御部507は、正しく表示できなかったという結果情報である場合には、コンテンツ決定部506を制御して、結果情報記録部502により記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、コンテンツを決定していく制御をおこなう。また、場合により、統計処理して、同一の機種情報について所定回数(例えば100回)送信した場合に最も適正に表示されたとの回答数の多いコンテンツを決定する制御としても良い。
【0073】
コンテンツ決定部506および決定制御部507は、例えば、コンテンツ決定プログラム415と、OS411と、RAM403などによりその機能を実現できる。
【0074】
コンテンツ送信部508は、コンテンツ決定部506により決定されたコンテンツをコンテンツ格納部503から抽出し、当該要求元の携帯電話へ送信する。コンテンツ送信部508は、例えば、入出力プログラム413と、OS411と、NIC409などによりその機能を実現することができる。
【0075】
ここで、コンテンツ送信制御部509は、機種情報に対する結果情報がない場合または正しく表示できなかったという結果情報である場合に、コンテンツ決定部506により決定されたコンテンツに加えて、当該コンテンツが送信先の携帯電話で正しく表示できたか否かを確認させる確認プログラムを併せて送信する。
【0076】
確認プログラムは特に限定されないが、コンテンツが単一の機能で処理される場合には、コンテンツの表示後に「コンテンツ表示に問題はありませんでしたか?」というページを表示させ、下部に「問題なし」「表示が滑らかでない」「音声に不具合」「全く表示されず」といった、押下ボタンを表示させ、これをユーザにより押下させるようにする例(押下情報が結果情報となる)を挙げることができる。また、サブコンテンツに分かれ、例えば、表示枠が実質的に上下に二つに分かれ、それぞれ別の機能により表示されるようであれば、確認プログラムでは、それぞれの枠毎に、上記のようなボタン表示し、押下情報を入手するようにしても良い。
【0077】
コンテンツ送信制御部509は、例えば、確認プログラム送出制御プログラム416と、入出力プログラム413と、OS411と、NIC409などによりその機能を実現することができる。
【0078】
適正コンテンツ送信システム100は、以上の構成であるので、ユーザ側から新機種も含めて順次機種情報と機能スペック情報を入手および更新し、適正なコンテンツを送信することができる。コンテンツ提供側においては、新機種等、結果情報をみて表示が必ずしも適正でない場合には、適宜個別にコンテンツを適正化することも可能となる。
【0079】
なお、適正コンテンツ送信システム100は、上記の態様に限定されない。例えば、適正なコンテンツがない場合には、最低限の内容を表示したhtmlを送出するようにしても良い。また、確認プログラムで回答協力したユーザにはポイント付与し、累積ポイントに応じて適宜商品交換や別途のサービス提供、通信費の軽減など、還元サービスをおこなうようにすることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0080】
本発明によれば、従来は困難であったホームページ表示の試験を閲覧者自身がおこなう仕組みを提供でき、これにより、コンテンツないしホームページの作成・維持にかかる労力を軽減することができる。また、新たなコンテンツを提供する場合であっても、それまでに得られた結果情報を考慮して同内容のコンテンツ群を作ればよいので、コンテンツの修正等の負荷が軽減される。
【符号の説明】
【0081】
100 適正コンテンツ送信システム
200 サーバ装置
210 機能スペック情報DB
220 結果情報DB
230 コンテンツDB
300 携帯電話
403 RAM
404 ハードディスク
405 グラフィックスカード
409 NIC
410 アプリケーション部
411 OS
412 適正送信プログラム群
413 入出力プログラム
414 記録プログラム
415 コンテンツ決定プログラム
416 確認プログラム送出制御プログラム
420 データ格納部
501 機能スペック格納部
502 結果情報記録部
503 コンテンツ格納部
504 送信要求入力部
505 結果情報入力部
506 コンテンツ決定部
507 決定制御部
508 コンテンツ送信部
509 コンテンツ送信制御部
600 コンテンツ送信システム
700 サーバ装置
800 携帯電話



【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話から、コンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する送信要求入力手段と、
携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック格納手段と、
携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納したコンテンツ格納手段と、
携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する結果情報入力手段と、
結果情報入力手段により入力された結果情報と機種情報とを記録する結果情報記録手段と、
送信要求入力手段によりコンテンツ送信要求があった場合に、当該要求元の機種情報と、結果情報記録手段により記録された結果情報と、機能スペック格納手段に格納された機能スペック情報と、に基づき、正しく表示されるコンテンツを決定するコンテンツ決定手段と、
コンテンツ決定手段により決定されたコンテンツをコンテンツ格納手段から抽出し、当該要求元の携帯電話へ送信するコンテンツ送信手段と、
を備えたことを特徴とする適正コンテンツ送信システム。
【請求項2】
機種情報に対する結果情報がない場合または正しく表示できなかったという結果情報である場合に、コンテンツ決定手段により決定されたコンテンツに加えて、当該コンテンツが送信先の携帯電話で正しく表示できたか否かを確認させる確認プログラムを併せて送信するコンテンツ送信制御手段を備え、
前記結果情報は前記確認プログラムに基づいて当該携帯電話から送出された情報であることを特徴とする請求項1に記載の適正コンテンツ送信システム。
【請求項3】
コンテンツが、複数のサブコンテンツの集合からなる場合に、確認プログラムを、各サブコンテンツについて正しく表示できたか否かを確認させる構成としたことを特徴とする請求項2に記載の適正コンテンツ送信システム。
【請求項4】
正しく表示できなかったという結果情報である場合には、コンテンツ決定手段を制御して、結果情報記録手段により記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、コンテンツを決定していく制御をおこなう決定制御手段を備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の適正コンテンツ送信システム。
【請求項5】
携帯電話におけるコンテンツ表示に係る機能ないし要求スペックに関する機能スペック情報を機種情報毎に格納した機能スペック格納手段と、
携帯電話の機能ないし要求スペックに対応させてそれぞれ作成されたコンテンツを格納したコンテンツ格納手段と、
を備えたコンテンツ送信システムに適用する適正コンテンツ送信方法であって、
携帯電話から、コンテンツ送信要求と当該携帯電話の機種情報とを入力する送信要求入力工程と、
携帯電話から、コンテンツ表示結果に関する結果情報と機種情報とを入力する結果情報入力工程と、
結果情報入力工程で入力された結果情報と機種情報とを記録する結果情報記録工程と、
コンテンツ送信要求があった場合に、当該要求元の機種情報と、結果情報記録工程で記録された結果情報と、機能スペック格納手段に格納された機能スペック情報と、に基づき、正しく表示されるコンテンツを決定するコンテンツ決定工程と、
コンテンツ決定工程で決定されたコンテンツをコンテンツ格納手段から抽出し、当該要求元の携帯電話へ送信するコンテンツ送信工程と、
を含んだことを特徴とする適正コンテンツ送信方法。
【請求項6】
機種情報に対する結果情報がない場合または正しく表示できなかったという結果情報である場合に、コンテンツ決定工程で決定されたコンテンツに加えて、当該コンテンツが送信先の携帯電話で正しく表示できたか否かを確認させる確認プログラムを併せて送信するコンテンツ送信制御工程を含み、
前記結果情報は前記確認プログラムに基づいて当該携帯電話から送出された情報であることを特徴とする請求項5に記載の適正コンテンツ送信方法。
【請求項7】
コンテンツが、複数のサブコンテンツの集合からなる場合に、確認プログラムを、各サブコンテンツについて正しく表示できたか否かを確認させる構成としたことを特徴とする請求項6に記載の適正コンテンツ送信方法。
【請求項8】
正しく表示できなかったという結果情報である場合には、コンテンツ決定工程を制御して、結果情報記録工程で記録された当該要求コンテンツに関する結果情報のうち、正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、または、当該携帯電話と同一の製造元の機種に関する結果情報のうち正しく表示されたという結果の多いコンテンツ順に、コンテンツを決定していく制御をおこなう決定制御工程を含んだことを特徴とする請求項6、7または8に記載の適正コンテンツ送信方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−48440(P2012−48440A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−189100(P2010−189100)
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.FLASH
2.JavaScript
【出願人】(509050085)ピーシーエッグ株式会社 (2)
【Fターム(参考)】