説明

配管支持装置取付調整用治具及び配管支持装置取付方法

【課題】配管側と壁面側端部の間隔、捩れ角度の高精度な計測ができて、重量物である配管支持装置の取扱作業を低減でき、作業の効率化、安全性の向上を図ることができる配管支持装置取付調整用治具及び配管支持装置取付方法を提供する。
【解決手段】配管10と壁面14との間に介在する配管支持装置を設置する前に、配管支持装置の設置場所に取付けられる伸縮可能かつ回転可能なバー1を備えた配管支持装置取付調整用治具である。バー1は、一端部が配管側の配管支持装置取付位置17に着脱自在に取付けられるとともに、他端部が壁面側の配管支持装置取付位置18に着脱自在に取付けられて、長さ寸法及び捩れ角度を測定することにより、配管側の配管支持装置取付位置17と壁面側の配管支持装置取付位置18との長さ寸法、配管側の配管支持装置取付位置17と壁面側の配管支持装置取付位置18との捩れ角度を測定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管の荷重を支持する配管支持装置を新規設置、又は取替えをする際、配管側と壁面側端部の間隔、及び捩れ角度の測定に用いる配管支持装置取付調整用治具及び配管支持装置取付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、火力・原子力発電所等の各種プラント設備には、多数の配管が設置される。プラント設備の配管ライン(管路)を支持するために、配管にはサポート(配管支持装置)が設置されている(特許文献1)。
【0003】
配管支持装置101は、図6に示すように、本体部102とコネクティングチューブ103とで構成され、本体部102にコネクティングチューブ103が差し込まれた状態で差込部109が溶接されている。配管支持装置101の一端部にてクランプ105を介して配管104を支持すると共に、他端部をブラケット106を介して壁面107に固定することによって、配管104の荷重を支持している。
【0004】
前記のような配管支持装置を交換する場合、まず、配管104を吊具108にて仮吊りし、既設の配管支持装置を取外す。その後、必要なコネクティングチューブ103の長さaを測定し、コネクティングチューブ103を適切な長さに切断する。そして、このコネクティングチューブ103を、本体部102の差込部109に差込んで仮組状態として、一旦定められた設置箇所に仮設置する。このとき、コネクティングチューブ103の差込代を確認し、位置決めのためのマーキングを行う。その後、仮設置した本体部102及びコネクティングチューブ103を一旦取外し、マーキングに従い、コネクティングチューブ103と本体102とを溶接して配管支持装置101を形成する。このようにして形成した配管支持装置101を、再度、定められた設置箇所に設置した後、吊具108を取外す。
【特許文献1】特開平10−339387号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記のような方法では、長さ寸法や捩れ角度を測定するために、配管支持装置を一旦設置箇所に仮設置し、取外して別の場所で長さ寸法や捩れ角度の調節を行うという作業が必要となる。このため、高所で重量物である配管支持装置の設置及び取外し作業を繰り返し行わなければならない。これにより、長時間を要して効率が悪く、しかも安全上好ましくないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、配管側と壁面側端部の間隔、及び捩れ角度の高精度な計測ができて、高所で重量物である配管支持装置の取扱作業を低減でき、作業の効率化、安全性の向上を図ることができる配管支持装置取付調整用治具及び配管支持装置取付方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の配管支持装置取付調整治具は、配管と壁面との間に介在する配管支持装置を設置する前に、前記配管支持装置の設置場所に取付けられる伸縮可能かつ回転可能なバーを備えた配管支持装置取付調整用治具であって、前記バーは、一端部が配管側の配管支持装置取付位置に着脱自在に取付けられるとともに、他端部が壁面側の配管支持装置取付位置に着脱自在に取付けられて、その長さ寸法及び捩れ角度を測定することにより、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔、及び配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との捩れ角度を測定できるものである。
【0008】
本発明の配管支持装置取付調整治具では、配管支持装置(実機)を設置する前に、その設置場所に配管支持装置を簡略化した治具を実機と同様に取付ける。この治具は、伸縮・回転可能なバーから構成されているため、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔や捩れ角度に応じて、長さと捩れ角度を調節することができる。そして、治具を取外し、このバーの長さ寸法及び捩れ角度を測定することによって、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔、及び捩れ角度のデータを測定できる。この測定結果に基づいて配管支持装置の長さ寸法及び捩れ角度を調節して、取付位置に取付ける。これにより、従来必要としていた、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔や捩れ角度を測定するために、配管支持装置を一旦設置箇所に仮設置し、取外して別の場所で長さ寸法や捩れ角度の調節を行うという工程を省略することができる。なお、本発明において「壁面」とは、側壁面、天井壁面、床壁面を含むものとする。
【0009】
前記バーは、雄ねじ部と、雄ねじ部に螺着される袋ナットとを有する変位機構を備え、この変位機構の袋ナットを緩めることで前記バーが伸縮・回転可能な状態となり、締めることで非伸縮・回転不能な状態とすることができる。
【0010】
前記バーは、前記変位機構を有する本体部と、この本体部の一方に設けられる配管側固定部と、本体部の他方に設けられる壁面側固定部とを備え、前記配管側固定部及び壁面側固定部は、配管側の配管支持装置取付位置及び壁面側の配管支持装置取付位置に対して3次元に揺動可能かつ伸縮・回転可能とすることができる。これにより、バーは、3次元に動くことができ、微調整を行うことができる。
【0011】
バーをアルミニウムにて構成することができる。これにより、軽量化を図ることができる。
【0012】
本発明の配管支持装置取付方法は、配管と壁面との間に介在する配管支持装置を設置する配管支持装置取付方法であって、前記配管支持装置の設置場所に、前記本発明の伸縮及び回転自在の配管支持装置取付調整用治具を取り付けて、前記配管支持装置取付調整用治具の長さ寸法及び捩れ角度を測定することにより、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔、及び配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との捩れ角度を測定し、前記測定結果に基づいて、配管支持装置の長さ寸法及び捩れ角度を調整した後、調整済みの配管支持装置を、所定の設置場所に設置するものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の配管支持装置取付調整治具及び配管支持装置取付方法によれば、従来必要としていた、配管支持装置を一旦設置箇所に仮設置し、取外して別の場所で長さ寸法や捩れ角度の調節を行うという工程を省略することができるため、重量物である配管支持装置の高所での取扱い作業を低減できる。これにより、作業時間を短縮化して作業効率を向上させることができ、しかも安全性を向上させることができる。
【0014】
変位機構の袋ナットを緩めることで前記バーが伸縮・回転可能な状態となり、締めることで非伸縮・回転不能な状態とすることができるため、容易にバーの長さ寸法及び捩れ角度を調節することができ、短時間かつ容易にバーを調節することができる。
【0015】
バーは、3次元に動くことができ、微調整を行うことができるため、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔及び捩れ角度を正確に測定することができる。
【0016】
バーをアルミニウムにて構成すると、軽量化を図ることができるため、作業効率及び安全性を一層向上させることができ、また、取扱性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0018】
本発明の配管支持装置取付調整用治具は、火力・原子力発電所等の各種プラント設備に設置された配管と、壁面との間に介在する配管支持装置を設置する前に、配管支持装置の設置場所に取付けられるものである。壁面とは、側壁面、天井壁面、床壁面を含むものとする。
【0019】
配管支持装置取付調整用治具は、図1に示すように、アルミニウム製の1本のバー1から構成されている。このバー1は、本体部2と、この本体部2の一方に設けられる配管側固定部3と、本体部2の他方に設けられる壁面側固定部4とを備える。本体部2は、端部に配管側固定部3を有する第1本体部2aと、端部に壁面側固定部4を有する第2本体部2bとからなる。そして、本体部2は図2に示すように、雄ねじ部6と、雄ねじ部6に螺着される袋ナット7とを有する変位機構5を備えている。これにより、変位機構5の袋ナット7を緩めることで、バー1が伸縮・回転可能な状態となり、締めることで非伸縮・回転不能な状態となる。
【0020】
配管側固定部3及び壁面側固定部4は、球面軸受が設けられており、配管側の配管支持装置取付位置17(図3参照)及び壁面側の配管支持装置取付位置18(図3参照)に対して3次元に揺動可能としている。配管側固定部3及び壁面側固定部4には、夫々、ボルト(図示省略)が挿入される穴部8、9が設けられ、穴部8、9にボルトが挿入されることによって、配管側固定部3が配管側の配管支持装置取付位置17に固定され、壁面側固定部4が壁面側の配管支持装置取付位置18に固定される。
【0021】
配管支持装置20は、図3(d)に示すように、本体部24とコネクティングチューブ23とで構成され、本体部24にコネクティングチューブ23が差し込まれた状態で差込部25が溶接されている。コネクティングチューブ23の端部には、配管側固定部21が設けられ、本体部24の端部には壁面側固定部22が設けられている。そして、配管10を支持するクランプ12に配管側固定部21を固定すると共に、壁面14の取付板13に設けられたブラケット16に壁面側固定部22を固定することによって、配管10の荷重を支持している。
【0022】
次に、本発明の配管支持装置取付調整用治具を用いて既設の配管支持装置から別の配管支持装置に取り換える方法について説明する。まず、図3(a)に示すように、配管10を吊具11にて仮吊りし、既設の配管支持装置(図示省略)を取外す。その後、図3(b)に示すように、配管10の配管支持装置取付位置17にクランプ12を取付け、壁面14の配管支持装置取付位置18に取付板13を取付ける。そして、周囲の干渉物を避けるようにして、取付板13にブラケット16を取付ける。クランプ12及びブラケット16には、図示省略のボルトが挿入されるボルト挿入孔15、16aが設けられている。
【0023】
その後、図3(c)に示すように、配管支持装置取付調整用治具を取付ける。すなわち、配管側固定部3とクランプ12とをボルト固定するとともに、壁面側固定部4とブラケット16とをボルト固定する。このとき、変位機構5の袋ナット7を緩めて、バー1を伸縮、回転させる。これにより、バー1の長さ寸法は、配管側の配管支持装置取付位置17(クランプ12のボルト挿入孔15の位置)から壁面側の配管支持装置取付位置18(ブラケット16のボルト挿入孔16aの位置)までの長さ寸法に対応した長さ寸法となる。また、バー1の捩れ角度は、配管側の配管支持装置取付位置17(クランプ12の位置)と壁面側の配管支持装置取付位置18(ブラケット16の位置)との捩れ角度に対応した捩れ角度となる。そして、変位機構5の袋ナット7を締めて非伸縮・回転不能な状態として、バー1を固定状態とする。
【0024】
そして、治具を取外し、このバー1の長さ寸法及び捩れ角度を測定することによって、配管側の配管支持装置取付位置17(クランプ12のボルト挿入孔15の位置)と壁面側の配管支持装置取付位置18(ブラケット16のボルト挿入孔16aの位置)との間隔、及び捩れ角度のデータを測定できる。つまり、間隔は、配管側固定部3の穴部8から、壁面側固定部4の穴部9までの長さ寸法を測定することにより得られる。捩れ角度は、配管側固定部3と、壁面側固定部4との捩れ角度を測定することにより得られる。配管側固定部3と、壁面側固定部4との捩れ角度の測定は、例えば、図4に示すような捩れ角度検出器30を用いることができる。この捩れ角度検出器30は、角度目盛31を有する角度検出板32と、この角度検出板32を鉛直方向に支承するブロック体33と、被検出部の捩れ角度に応じて回動自在な回動ブロック34と、回動ブロック34と一体的に回動する指針35と、指針35を固定する蝶ねじ36とを備えている。そして、図5に示すように、壁面側固定部4が垂直になるようにバー1を立てて、配管側固定部3の上に回動ブロック34を回動させて合わせる。それと同時に指針35が回動し、蝶ねじ36で指針35を固定する。そして、指針35が、角度検出板32の角度目盛31を指す角度を読み取ることによって、捩り角度を測定することができる。
【0025】
これらの測定結果に基づいて配管支持装置20(図3(d)参照)の長さ寸法及び捩れ角度を調節する。具体的には、コネクティングチューブ23の配管側固定部21と、本体部24の壁面側固定部22との長さ寸法が、治具の配管側固定部3と壁面側固定部4との長さ寸法と一致するように、コネクティングチューブ23の本体部24への差込代を調節する。また、コネクティングチューブ23の配管側固定部21と、本体部24の壁面側固定部22との捩れ角度が、治具の配管側固定部3と壁面側固定部4との捩れ角度と一致するように、コネクティングチューブ23を本体部24に対して回転させて調節する。そして、コネクティングチューブ23と本体部24とを溶接して配管支持装置20を形成する。このようにして形成した配管支持装置20を、図3(d)に示すように、設置箇所に設置する。すなわち、配管側固定部21とクランプ12とをボルト固定するとともに、壁面側固定部22とブラケット16とをボルト固定する。そして、吊具11を取外す。これにより、従来必要としていた、配管側の配管支持装置取付位置17と壁面側の配管支持装置取付位置18との間隔や捩れ角度を測定するために、配管支持装置20を一旦設置箇所に仮設置し、取外して別の場所で長さ寸法や捩れ角度の調節を行うという工程を省略することができる。
【0026】
このように、本発明の配管支持装置取付調整用治具は、従来必要としていた、配管支持装置20を一旦設置箇所に仮設置し、取外して別の場所で長さ寸法や捩れ角度の調節を行うという工程を省略することができるため、重量物である配管支持装置20の高所での取扱い作業を低減できる。これにより、作業時間を短縮化して作業効率を向上させることができ、しかも安全性を向上させることができる。
【0027】
変位機構5の袋ナット7を緩めることでバー1が伸縮・回転可能な状態となり、締めることで非伸縮・回転不能な状態とすることができる。このため、容易にバー1の長さ寸法及び捩れ角度を調節することができ、短時間かつ容易にバー1を調節することができる。
【0028】
バー1は、3次元に動くことができ、微調整を行うことができるため、配管側の配管支持装置取付位置17と壁面側の配管支持装置取付位置18との間隔及び捩れ角度を正確に測定することができる。
【0029】
バー1をアルミニウムにて構成すると、軽量化を図ることができるため、作業効率及び安全性を一層向上させることができ、また、取扱性の向上を図ることができる。
【0030】
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、本体部2の長さや太さは種々の長さとすることができる。第1本体部2aと第2本体部2bとを同一のものとすることもでき、また、第1本体部2aと第2本体部2bとで長さ、太さ、材質を相違させてもよい。本体部2は、中空のものであっても、中実のものであってもよい。材質としては、アルミニウムに限られず、軽量かつ高強度のものであれば種々のものを採用することができる。変位機構5は、1箇所に限られず2箇所以上設けてもよい。実施形態では、取付板13とブラケット16とを別体としたが、一体であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施形態を示す配管支持装置取付調整用治具の平面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す配管支持装置取付調整用治具の要部拡大図である。
【図3】本発明の実施形態を示す配管支持装置取付方法を用いて配管支持装置を取付ける工程図である。
【図4】本発明の実施形態を示す配管支持装置取付調整用治具の捩れ角度の検出の際に使用する捩り角度検出器の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態を示す配管支持装置取付調整用治具の捩れ角度の検出の際に使用する捩り角度検出器の使用状態を示す斜視図である。
【図6】従来の配管支持装置取付方法を用いた配管支持装置の取付状態の側面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 バー
2 本体部
3 配管側固定部
4 壁面側固定部
5 変位機構
6 雄ねじ部
7 袋ナット
10 配管
14 壁面
17、18 配管支持装置取付位置
20 配管支持装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管と壁面との間に介在する配管支持装置を設置する前に、前記配管支持装置の設置場所に取付けられる伸縮可能かつ回転可能なバーを備えた配管支持装置取付調整用治具であって、
前記バーは、一端部が配管側の配管支持装置取付位置に着脱自在に取付けられるとともに、他端部が壁面側の配管支持装置取付位置に着脱自在に取付けられて、その長さ寸法及び捩れ角度を測定することにより、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔、及び配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との捩れ角度を測定できることを特徴とする配管支持装置取付調整用治具。
【請求項2】
前記バーは、雄ねじ部と、雄ねじ部に螺着される袋ナットとを有する変位機構を備え、この変位機構の袋ナットを緩めることで前記バーが伸縮・回転可能な状態となり、締めることで非伸縮・回転不能な状態となることを特徴とする請求項1の配管支持装置取付調整用治具。
【請求項3】
前記バーは、前記変位機構を有する本体部と、この本体部の一方に設けられる配管側固定部と、本体部の他方に設けられる壁面側固定部とを備え、前記配管側固定部及び壁面側固定部は、配管側の配管支持装置取付位置及び壁面側の配管支持装置取付位置に対して3次元に揺動可能かつ伸縮・回転可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2の配管支持装置取付調整用治具。
【請求項4】
前記バーをアルミニウムにて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項の配管支持装置取付調整用治具。
【請求項5】
配管と壁面との間に介在する配管支持装置を設置する配管支持装置取付方法であって、 前記配管支持装置の設置場所に、前記請求項1〜請求項4の伸縮及び回転自在の配管支持装置取付調整用治具を取り付けて、
前記配管支持装置取付調整用治具の長さ寸法及び捩れ角度を測定することにより、配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との間隔、及び配管側の配管支持装置取付位置と壁面側の配管支持装置取付位置との捩れ角度を測定し、
前記測定結果に基づいて、配管支持装置の長さ寸法及び捩れ角度を調整した後、
調整済みの配管支持装置を、所定の設置場所に設置することを特徴とする配管支持装置取付方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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