説明

配線処理構造及びそれを備えた電子機器

【課題】配線を簡単に処理するとともに電磁波の漏出を簡便且つ低コストで低減可能であり、コンパクトな構成で組み立て作業性も高めた配線処理構造、及びそれを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】線処理ガイド部材30は、第2側板22に固定される樹脂製の部材であり、電源基板25aの配線31の浮き上がりを防止する複数の配線ガイド30aと、フェライトコア33を取り付ける2箇所のコア取付部33bと、電源基板25aの裏面を支持する支持部30cが形成されている。フェライトコア33は円筒状であり、配線31を挿通するための貫通孔33aが形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置等の電子機器に用いられる配線の処理構造に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置等の電子機器においては、装置内部に多種の電子部品が配設されているが、それらの電子部品どうしを電気的に接続させるため、各電子部品に設けられている接続用コネクターと接合させるためのコネクターを両端部に設けた配線ケーブルを用いるのが一般的である。このような配線ケーブルを使用した接続方式では、樹脂製のガイド部材や結束バンドを用いて配線ケーブルの処理を行っていた。
【0003】
また、配線ケーブルから電磁波ノイズが放出され、その電磁波ノイズがさらに装置外部にも漏れ出て画像形成装置の周囲にある他の電子機器に影響を与えるおそれがある。特に、複数の導電線が互いに平行に一体化された配線ケーブルを用いる場合、電磁波ノイズの放出は顕著なものとなる。
【0004】
従来、この電磁波ノイズの漏出を防止する対策としては、配線ケーブルのコード部分にフェライトコア(磁性体)を取り付ける方法や、コード部分を導電性テープや金属メッシュで覆うか、板ばね等を用いて電子部品を装置本体に接触させるなどして、装置本体を介しての接地(アース)を強化する方法が採られていた。
【0005】
しかし、配線処理用のガイド部材や結束具と、電磁波ノイズ対策用の部材とが別個に設けられていたため、部材点数の増加によりコストアップとなっていた。また、単にフェライトコアを配線に取り付けただけでは配線の揺動によりフェライトコアが基板に衝突してしまい、基板が破損するおそれがあった。
【0006】
そこで、配線処理用の部材と電磁波ノイズ対策用の部材とを一体化した構成が提案されており、例えば特許文献1には、磁性体としてフェライト粉粒子を含有する樹脂で形成された配線用結束具及び配線用ノイズ除去具が開示されている。また、特許文献2には、配線基板に設けられた突出片部にフラットケーブルを重ね合わせ、リング状のフェライトコアの挿入孔に挿入するフェライトコア取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平5−254561号公報
【特許文献2】特開2002−43133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1の方法では、フェライト粉粒子を含有する樹脂で配線用結束具及び配線用ノイズ除去具を形成するため、結束具のコストアップに繋がる。また、特許文献2の方法では、配線基板に設けられた突出片部にフェライトコアを直接固定するため、フェライトコアの取り付け位置が限定される。従って、複数種の配線基板を使用する際には各基板の所定の位置に固定構造(突出片部)を設ける必要があり、配線基板を成型する金型の構造が複雑になるとともにフェライトコアの取り付け位置の裕度も小さくなる。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑み、配線を簡単に処理するとともに電磁波の漏出を簡便且つ低コストで低減可能であり、コンパクトな構成で組立作業性も高めた配線処理構造、及びそれを備えた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明は、電子機器のフレーム板に取り付けられ、電子機器本体に接続される配線の位置決めを行う線処理ガイド部材と、該線処理ガイド部材のコア取付部に固定され、前記配線を挿通する貫通孔が形成されたフェライトコアと、を備えた配線処理構造である。
【0011】
また本発明は、上記構成の配線処理構造において、前記フェライトコアは、前記貫通孔が前記フレーム板に形成された開口を貫通するように配置されることを特徴としている。
【0012】
また本発明は、上記構成の配線処理構造において、前記線処理ガイド部材は、前記フレーム板に取り付けられる基板と電子機器本体とに接続される配線の位置決めを行うとともに、前記基板を支持する支持部材を兼ねることを特徴としている。
【0013】
また本発明は、上記構成の配線処理構造を備えた電子機器である。
【発明の効果】
【0014】
本発明の第1の構成によれば、電磁波ノイズ対策用のフェライトコアが配線のガイド機能も兼備するため、部材点数を削減してコストダウンを図ることができる。また、線処理ガイド部材にフェライトコアを固定したので、基板側にフェライトコアの固定構造を設ける必要がなく、基板を成型する金型の構造が簡単になるとともにフェライトコアの取り付け位置の裕度も大きくなる。また、フェライトコアが配線と共に揺動しないため、フェライトコアの衝突による基板の破損を確実に防止できる。
【0015】
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の配線処理構造において、フェライトコアを貫通孔がフレーム板に形成された開口を貫通するように配置することにより、フェライトコアは、配線をフレーム板の表面側から裏面側へ引き回すとともに配線を開口に固定するためのブッシュとしての役割を果たす。従って、配線が引っ張られたときに配線のコネクターが抜けたり、基板に負荷が掛かったりするのを防止することができる。また、別部材としてブッシュを用いる構成に比べて低コストとなる。
【0016】
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の配線処理構造において、線処理ガイド部材が基板を支持する支持部材を兼ねることにより、基板をフレーム板と間隔を隔てて支持することができ、基板の冷却効果が高くなる。また、基板の支持部材を別途設ける必要がないため部材点数を削減することができる。
【0017】
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の配線処理構造を備えることにより、配線を簡単に処理するとともに電磁波の漏出を簡便且つ低コストで低減可能であり、コンパクトな構成で組立作業性も高めた電子機器となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の配線処理構造を備えた画像形成装置の全体構成を示す概略図
【図2】画像形成装置の外装カバーを取り外してフレーム側板を露出させた状態を示す側面図
【図3】図2における電源基板25a付近の部分拡大図
【図4】電源基板25aを取り外して線処理ガイド部材30を露出させた状態を示す斜視図
【図5】電源基板25a及び線処理ガイド部材30の部分断面図
【図6】線処理ガイド部材30を表面側から見た斜視図
【図7】線処理ガイド部材30を裏面側から見た斜視図
【図8】本発明の配線処理構造に用いられる線処理ガイド部材30の他の構成例を示す部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の配線処理構造を備えた画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラー画像形成装置について示している。カラープリンター100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(マゼンタ、シアン、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
【0020】
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、さらに駆動手段(図示せず)により図1において時計回りに回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各感光体ドラム1a〜1dに当接しながら移動する中間転写ベルト8上に順次一次転写されて重畳された後、二次転写ローラー9の作用によって記録媒体の一例としての転写紙P上に二次転写され、さらに、定着部13において転写紙P上に定着された後、装置本体より排出される。感光体ドラム1a〜1dを図1において反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
【0021】
トナー像が転写される転写紙Pは、カラープリンター100の本体下部に配置された用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12a及びレジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9と後述する中間転写ベルト8の駆動ローラー11とのニップ部へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが主に用いられる。また、二次転写ローラー9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナー等を除去するためのブレード状のベルトクリーナー19が配置されている。
【0022】
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光装置5と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)等を除去するクリーニング部7a、7b、7c及び7dが設けられている。
【0023】
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色のトナーを含む二成分現像剤が所定量充填されている。なお、後述のトナー像の形成によって各現像装置3a〜3d内に充填された二成分現像剤中のトナーの割合が規定値を下回った場合にはトナーコンテナ4a〜4dから各現像装置3a〜3dにトナーが補給される。この現像剤中のトナーは、現像装置3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
【0024】
そして、一次転写ローラー6a〜6dにより一次転写ローラー6a〜6dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧で電界が付与され、感光体ドラム1a〜1d上のマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等がクリーニング部7a〜7dにより除去される。
【0025】
中間転写ベルト8は、上流側の従動ローラー10と、下流側の駆動ローラー11とに掛け渡されており、駆動モーター(図示せず)による駆動ローラー11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラー12bから所定のタイミングで駆動ローラー11とこれに隣接して設けられた二次転写ローラー9とのニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送され、中間転写ベルト8上のフルカラー画像が転写紙P上に転写される。トナー像が転写された転写紙Pは定着部13へと搬送される。
【0026】
定着部13に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。転写紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラー対15によって排出トレイ17に排出される。
【0027】
一方、転写紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部13を通過した転写紙Pは一旦排出ローラー対15方向に搬送され、転写紙Pの後端が分岐部14を通過した後に排出ローラー対15を逆回転させるとともに分岐部14の搬送方向を切り換えることで、転写紙Pの後端から用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ニップ部に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラー9により転写紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部13に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
【0028】
図2は、図1における画像形成装置の外装カバーを取り外してフレーム側板を露出させた状態を示す側面図である。図2に示すように、画像形成装置100本体の背面側(図の前面側)に配置されたフレーム側板20は、上側に配置された第1側板21と下側に配置された第2側板22とから構成されている。第1側板21には高圧基板23a〜23dが配設されている。第2側板22には電源基板25a、制御基板25bが配設されており、電源基板25aには電源コンセント27が接続されている。
【0029】
図3は、図2における電源基板25a付近の部分拡大図、図4は、図3の電源基板25aを取り外して線処理ガイド部材30を露出させた状態を示す図、図5は、電源基板25a及び線処理ガイド部材30の部分断面図(図3のXX′矢視断面図)、図6及び図7は、それぞれ線処理ガイド部材30を表面側及び裏面側から見た斜視図である。図2と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。なお、図5では配線31の記載を省略している。
【0030】
線処理ガイド部材30は、第2側板22に固定される樹脂製の部材である。線処理ガイド部材30の表面側には、電源基板25aの配線31の浮き上がりを防止する複数(ここでは3箇所)の配線ガイド30aと、フェライトコア33を取り付ける2箇所のコア取付部30bと、電源基板25aの裏面を支持する複数の支持部30cとが形成されている。線処理ガイド部材30の裏面側には、第2側板22に固定するための係止爪30dが突設されている。
【0031】
また、線処理ガイド部材30には電源基板25aをビス固定するためのビス孔35aが形成された基板固定金具35が付設されている。フェライトコア33は円筒状であり、配線31を挿通するための貫通孔33aが形成されている。
【0032】
第2側板22に電源基板25aを取り付ける場合、先ず配線31をフェライトコア33の貫通孔33aに挿通し、配線31を配線ガイド30aの下方に押し込みながらフェライトコア33をコア取付部30bに嵌めこむ。そして、線処理ガイド部材30の係止爪30dを第2側板22に差し込んで固定し、最後に電源基板25aを線処理ガイド部材30にビス固定することにより、電源基板25aの取り付け時における電磁波ノイズ対策と配線処理とを同時に且つ簡単に行うことができる。
【0033】
この構成により、電磁波ノイズ対策用のフェライトコア33が配線31のガイド機能も兼備するため、部材点数を削減してコストダウンを図ることができる。また、線処理ガイド部材30にフェライトコア33を固定したので、電源基板25a側にフェライトコア33の固定構造を設ける必要がなく、基板を成型する金型の構造が簡単になるとともにフェライトコア33の取り付け位置の裕度も大きくなる。
【0034】
また、仮に配線31が配線ガイド30aから外れたとしてもフェライトコア33が配線31と共に揺動しないため、フェライトコア33の衝突による電源基板25aの破損を確実に防止できる。
【0035】
さらに、線処理ガイド部材30は電源基板25aを支持する支持部材を兼ねるため、図5に示すように電源基板25aを第2側板22と間隔を隔てて支持することができ、電源基板25aの冷却効果が高くなる。また、支持部材を別途設ける必要がないため部材点数の削減にも寄与する。
【0036】
図8は、線処理ガイド部材30の他の構成例を示す部分断面図である。図8に示すように、線処理ガイド部材30のコア取付部30bに固定されたフェライトコア33は、貫通孔33aが第2側板22に形成された開口22aを表面側から裏面側へ貫通するように配置されている。なお、図8では、図5と同様に配線31の記載を省略している。
【0037】
図8の構成によれば、フェライトコア33は、配線31を第2側板22の表面側から裏面側へ引き回すとともに配線31を開口22aに固定するためのブッシュとしての役割を果たしている。従って、配線31が引っ張られたときに配線31のコネクター(図示せず)が抜けたり、電源基板25aに負荷が掛かったりするのを防止することができる。また、別部材としてブッシュを用いる構成に比べてコスト面でも有利となる。
【0038】
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、線処理ガイド部材30を第2側板22に取り付けられる電源基板25aの配線処理及び電磁波ノイズ対策に使用する場合について説明したが、制御基板25b、或いは第1側板21に取り付けられる高圧基板23a〜23dの配線処理及び電磁波ノイズ対策にも全く同様に使用することができる。
【0039】
また、線処理ガイド部材30やフェライトコア33の形状、個数についても特に制限はなく、基板や配線の数に応じて適宜設定すれば良い。
【0040】
また、本発明の配線処理構造は、図1に示したようなタンデム型のカラープリンターに限らず、モノクロ及びカラー複写機、デジタル複合機、モノクロプリンター等の他のタイプの画像形成装置にも適用でき、画像形成装置以外の電子機器の配線処理構造にも適用できるのはもちろんである。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、画像形成装置等の電子機器に用いられる配線の処理構造に利用可能である。本発明の利用により、電磁波ノイズ対策と配線処理とを簡易な構成で同時に達成することができる。
【符号の説明】
【0042】
Pa〜Pd 画像形成部
20 フレーム側板(フレーム板)
21 第1側板
22 第2側板
22a 開口
23a〜23d 高圧基板
25a 電源基板
25b 制御基板
30 線処理ガイド部材
30a 配線ガイド
30b コア取付部
30c 支持部
30d 係止爪
31 配線
33 フェライトコア
33a 貫通孔
100 カラープリンター(電子機器)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器のフレーム板に取り付けられ、電子機器本体に接続される配線の位置決めを行う線処理ガイド部材と、
該線処理ガイド部材のコア取付部に固定され、前記配線を挿通する貫通孔が形成されたフェライトコアと、
を備えた配線処理構造。
【請求項2】
前記フェライトコアは、前記貫通孔が前記フレーム板に形成された開口を貫通するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の配線処理構造。
【請求項3】
前記線処理ガイド部材は、前記フレーム板に取り付けられる基板と電子機器本体とに接続される配線の位置決めを行うとともに、前記基板を支持する支持部材を兼ねることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線処理構造。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線処理構造を備えた電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−209503(P2012−209503A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−75539(P2011−75539)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000006150)京セラドキュメントソリューションズ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】