説明

酸素濃縮器

【課題】部品点数の増加や騒音の増大を伴うことなく高濃度酸素を加湿すること。
【解決手段】患者に高濃度酸素を供給する酸素濃縮器10において、コンプレッサ104は、高濃度酸素の原料空気を圧縮する。第1および第2のシーブベッド110、111は、圧縮した原料空気から高濃度酸素を生成する。加湿チューブ124Aは、生成した高濃度酸素の流路を内部に形成し、内部を流れる高濃度酸素を加湿する。ブロワ126A、126Bは、送風することによりコンプレッサ104の冷却風の風路を形成する。筐体100は、コンプレッサ104と、第1および第2のシーブベッド110、111と、加湿チューブ124Aと、ブロワ126A、126Bとを収容する。加湿チューブ124Aは、冷却風の風路においてブロワ126A、126Bの上流側に配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気を導入して高濃度の酸素を放出する酸素濃縮器に関する。
【背景技術】
【0002】
酸素濃縮器は主として、呼吸器疾患の患者が在宅で酸素を吸入する在宅酸素療法(HOT:home oxygen therapy)において使用される。
【0003】
酸素濃縮器は、加圧空気に対して窒素を吸着し減圧空気に対して窒素を脱着する性質を持つ吸着剤(例えば、ゼオライト)が充填された、シーブベッド(吸着塔)を備えている。酸素濃縮器は、フィルタおよび吸気タンクを通して取り込んだ室内の空気をコンプレッサにより圧縮し、この圧縮空気を加減圧の切替えを繰り返しながらシーブベッドに通過させることにより、圧縮空気から高濃度の酸素を分離し、さらに、高濃度酸素を加湿する。加湿後の高濃度酸素は、使用時に患者が装着する鼻腔カニューラを介して患者体内に供給される。
【0004】
高濃度酸素の加湿方法としては、例えば特許文献1に記載されているように、精製水の貯蔵容器を酸素濃縮器に設け、水中に高濃度酸素を送り出すことにより高濃度酸素に水分を与える方法がある。
【0005】
また、別の加湿方法として、例えば特許文献2に記載されているように、高濃度酸素の流路を形成するチューブの一部に、加湿チューブを用いる方法もある。加湿チューブは、水分透過性を有する中空糸膜や有機高分子薄膜等からなるものである。水分を含む気体が加湿チューブの外表面に当てられると、加湿チューブは外表面上の気体から水分を取り込み、加湿チューブ内を流れる高濃度酸素に水分を与える。
【特許文献1】特開2004−188121号公報
【特許文献2】特開平10−248935号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般に、加湿チューブを用いて高濃度酸素の加湿を行う酸素濃縮器においては、加湿チューブの外表面に対して積極的に加湿用気体を接触させるために、加湿チューブに向けて送風するファン等の送風手段を設ける必要がある。しかし、酸素濃縮器においては、コンプレッサ等を冷却するためにコンプレッサ等に向けて送風する送風手段を設ける必要もある。このため、加湿のために別途送風手段を設けることは、酸素濃縮器の部品点数を増加させるだけでなく、騒音の増大をも招くという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加や騒音の増大を伴うことなく高濃度酸素を加湿することができる酸素濃縮器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の酸素濃縮器は、患者に高濃度酸素を供給する酸素濃縮器において、高濃度酸素の原料空気を圧縮する圧縮手段と、圧縮した原料空気から高濃度酸素を生成する生成手段と、生成した高濃度酸素の流路を内部に形成し、前記内部を流れる高濃度酸素を加湿する加湿チューブと、送風することにより前記圧縮手段の冷却風を発生させる送風手段と、前記圧縮手段と前記生成手段と前記加湿チューブと前記送風手段とを収容する筐体と、を有し、前記加湿チューブは、発生する冷却風の流れにおいて前記送風手段の上流側に配設されている、構成を採る。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、部品点数の増加や騒音の増大を伴うことなく高濃度酸素を加湿することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態に係る酸素濃縮器の構成を概略的に示す図である。
【0012】
図1において、酸素濃縮器10は、酸素濃縮器筐体(以下「筐体」と略記する)100の内部に、風路ケース101、ヘパフィルタ102、吸気タンク103、コンプレッサ104、冷却パイプ105、マニホールド108、第1および第2の切替弁109A、109B、第1および第2のシーブベッド(吸着塔)110、111、製品タンク112、均圧弁113、パージオリフィス114、消音器115、圧力センサ116、レギュレータ117、止め弁118、酸素センサ119、バクテリアフィルタ120、流量制限オリフィス121、圧力センサ122、流量センサ123、チューブ124、およびブロワ126A、126Bを配置している。また、酸素濃縮器10は、筐体100の外壁上に酸素出口125を配置している。また、筐体100には、開口部127、128が形成され、さらに開口部127を覆うようにフィルタ129が配置されている。
【0013】
また、酸素濃縮器10は、CPU(central processing unit)、制御プログラムを格納した記憶媒体としてのROM(read only memory)、および作業用メモリとしてのRAM(random access memory)等を有する(いずれも図示せず)。CPUは、制御プログラムを実行することにより、コンプレッサ104やマニホールド108を含めた各部の動作を制御する。
【0014】
風路ケース101は、筐体100に接して設けられている。風路ケース101は、筐体100の外部の空気を原料空気として、図示されない吸気口から筐体100の内部に導入する。ヘパフィルタ102は、風路ケース101が導入した空気からゴミや埃等の空中浮遊粒子を除去する。
【0015】
吸気タンク103は、ヘパフィルタ102で空中浮遊粒子が除去された原料空気を、後段のコンプレッサ104の吸気のために収容する。吸気タンク103は、いわゆる膨張型消音器として機能し、配管断面積の変化による反射により、原料空気の吸気側へと伝達するコンプレッサ104の動作音に対して、消音効果を発揮する。
【0016】
圧縮手段としてのコンプレッサ104は、吸気タンク103に収容された原料空気を圧縮して圧縮空気を生成し、生成された圧縮空気を冷却パイプ105経由でマニホールド108に送る。ここで、コンプレッサ104は駆動時に発熱するため、生成される圧縮空気やコンプレッサ104の周囲の空気は加熱される。冷却パイプ105は、圧縮空気を冷却しつつマニホールド108に送る。
【0017】
マニホールド108は、冷却パイプ105からの圧縮空気を第1および第2のシーブベッド110、111に交互に切り替えて送り、第1および第2のシーブベッド110、111からの窒素富化空気を交互に切り替えて消音器115に送るための多岐管である。マニホールド108は、三方弁である第1および第2の切替弁109A、109Bを有する。マニホールド108は、第1および第2の切替弁109A、109Bの状態を制御することにより、例えば10秒間隔で、圧縮空気および窒素富化空気のマニホールド108内の流路の切替えを行う。
【0018】
具体的には、例えば、マニホールド108は、図1に示すように、第1の切替弁109Aを用いて、第1のシーブベッド110とコンプレッサ104との間の管路を開放し、第1のシーブベッド110と消音器115との間の管路を閉鎖する。同時に、マニホールド108は、第2の切替弁109Bを用いて、第2のシーブベッド111とコンプレッサ104との間の管路を閉鎖し、第2のシーブベッド111と消音器115との間の管路を開放する。この場合、コンプレッサ104からの圧縮空気は矢印108Aの方向で第1のシーブベッド110に送られ、消音器115には矢印108Bの方向で第2のシーブベッド111からの窒素富化空気が送られる。
【0019】
また、マニホールド108は、第1の切替弁109Aを用いて、第1のシーブベッド110とコンプレッサ104との間の管路を閉鎖し、第1のシーブベッド110と消音器115との間の管路を開放する。同時に、マニホールド108は、第2の切替弁109Bを用いて、第2のシーブベッド111とコンプレッサ104との間の管路を開放し、第2のシーブベッド111と消音器115との間の管路を閉鎖する。この場合、コンプレッサ104からの圧縮空気は第2のシーブベッド111に送られ、消音器115には第1のシーブベッド110からの窒素富化空気が送られる。
【0020】
生成手段としての第1および第2のシーブベッド110、111は、マニホールド108を介して送られてきた圧縮空気から、高濃度酸素をそれぞれ分離する。この分離は、第1および第2のシーブベッド110、111に充填されたゼオライトの働きにより実現される。ゼオライトは、加圧空気に対しては窒素および水分を吸着し、減圧空気に対しては吸着している窒素および水分を脱着する性質を有する吸着剤である。第1および第2のシーブベッド110、111は、コンプレッサ104と通じているとき、コンプレッサ104から送られてきた圧縮空気から高濃度酸素を分離して後段の製品タンク112に送る。そして、第1および第2のシーブベッド110、111は、消音器115と通じているとき、圧縮空気から吸着した窒素および水分を多く含む窒素富化空気を消音器115に送る。
【0021】
第1および第2のシーブベッド110、111から放出される高濃度酸素の酸素濃度は、吸脱着の繰り返し回数や吸脱着時間等を変更することにより、例えば40%〜90%程度の範囲で調整することができる。なお、ゼオライトは窒素のみならず水分をも吸着するので、第1および第2のシーブベッド110、111から放出される高濃度酸素は極めて乾燥している(例えば、湿度0.1%〜0.2%)。第1および第2のシーブベッド110、111に充填されるゼオライトは、結晶中に微細孔を持つアルミノ珪酸塩(例えば、アルカリ土類金属を含む結晶性含水アルミノ珪酸塩)からなる多孔質材料であり、市販されている各種のゼオライトを使用することができる。
【0022】
製品タンク112は、第1および第2のシーブベッド110、111に、マニホールド108が接続する側とは反対側の部分で接続されており、第1および第2のシーブベッド110、111により圧縮空気から分離して得られた高濃度酸素を収容する。製品タンク112は、例えば、一端が第1のシーブベッド110に、他端がシーブベッド111にそれぞれ連結された、コの字形状を有している。均圧弁113は、製品タンク112の両端部分の圧力をこれらが同一となるように調整する。パージオリフィス114は、第1および第2のシーブベッド110、111の脱着の際の二次浄化を行うために、製品タンク112の両端部分の間で高濃度酸素を通過させる。
【0023】
消音器115は、第1および第2のシーブベッド110、111からマニホールド108を介して送られてきた窒素富化空気を内部に導入可能な筒体であり、筒体内部に送られてきた窒素富化空気を窒素富化空気排出口115Aから排出する。筒体内部には、窒素富化空気排出時の騒音を低減するための手段(図示せず)が設けられている。
【0024】
圧力センサ116は、製品タンク112からレギュレータ117に送られる高濃度酸素の圧力を検出する。レギュレータ117は、圧力センサ116の検出結果と予め設定された圧力とを比較してこれらが同一の値となるように、高濃度酸素の圧力のフィードバック制御を行う。
【0025】
止め弁118は、閉鎖することにより、レギュレータ117から圧力調整されて送られる高濃度酸素の流れを止める。止め弁118は、例えば、高濃度酸素の供給を停止する操作が行われたとき、あるいは酸素濃縮器10への電源供給が停止されたときに閉鎖して、機器内に残留した高濃度酸素の流出を止める。
【0026】
酸素センサ119は、止め弁118からバクテリアフィルタ120に送られる高濃度酸素の酸素濃度を検出する。バクテリアフィルタ120は、細菌類を捕集することにより、流路を流れる高濃度酸素を除菌する。流量制限オリフィス121は、バクテリアフィルタ120を通って送られる高濃度酸素の流路を絞ることにより、高濃度酸素の流量を制限する。流量制限オリフィス121の絞り具合は、筐体100に設けられた、例えばボタンやつまみを有する操作部(図示せず)の操作内容と連動して調整される。
【0027】
圧力センサ122は、流量制限オリフィス121から流量センサ123に送られる高濃度酸素の圧力を検出する。流量センサ123は、流量制限オリフィス121を通って送られる高濃度酸素の流量を検出する。圧力センサ122で検出された高濃度酸素の圧力および流量センサ123で検出された高濃度酸素の流量を継続的にメモリ(図示せず)に記憶することによって、予めなされた設定の通りに高濃度酸素が処理されているか否かをモニタリングすることができる。
【0028】
チューブ124は、高濃度酸素の流路を形成し、高濃度酸素を酸素出口125まで供給する。チューブ124の一部分は、加湿チューブ124Aにより構成されている。加湿チューブ124Aは、中空糸膜等のような水分透過膜からなるものであり、外表面上の気体から水分を取り込み、内部を流れる高濃度酸素に水分を与える。なお、本実施の形態では加湿チューブ124Aを一本だけ用いているが、複数本の加湿チューブ124Aを用いてもよい。
【0029】
酸素出口125は、チューブ124から送られてきた高濃度酸素を、患者に供給するために排気する。酸素出口125には、酸素マスクや鼻腔カニューラが設けられたチューブ(図示せず)が接続され、このチューブを通じて高濃度酸素が患者に供給される。
【0030】
送風手段としてのブロワ126A、126Bは、駆動時に発熱するコンプレッサ104やコンプレッサ104の後段に設けられている冷却パイプ105を冷却するために設けられる。ブロワ126A、126Bは、筐体100内の空気を吸込部130A、130Bから吸い込んで、吸い込んだ空気を圧縮して吐出部131A、131Bから吐出することにより、送風を行う。なお、本実施の形態では二つのブロワ126A、126Bを用いているが、使用するブロワの個数は一つであっても三つ以上であってもよい。
【0031】
ブロワ126A、126Bが送風を行うとき、筐体100内にはコンプレッサ104等の冷却風の流れが発生する。すなわち、筐体100外の空気が開口部127から筐体100内に導入され(矢印a参照)、導入された空気が吸込部130A、130Bから吸い込まれ(矢印b参照)、吸い込まれた空気が吐出部131A、131Bから吐出され(矢印c参照)、吐出された空気がコンプレッサ104や冷却パイプ105に送られ(矢印d参照)、コンプレッサ104や冷却パイプ105を通過した空気が開口部128に送られ(矢印e参照)、開口部128から筐体100外に排気される。
【0032】
なお、ここでは図示されていないが、筐体100内には、コンプレッサ104等の各部の収容室を形成する隔壁や、冷却風が冷却不要の空間に回り込むのを防ぐために冷却風の風路の範囲を制限する隔壁が、適宜設けられている。これにより、効率的に且つ局所的にコンプレッサ104等の冷却を行うことができる。
【0033】
ここで、加湿チューブ124Aは、冷却風の流れにおいてブロワ126A、126Bよりも上流側に配設されている。このため、開口部128から筐体100内に導入された後であって吸込部130A、130Bから吸い込まれる前の空気が、加湿チューブ124Aに当てられる。これにより、加湿チューブ124A内を流れる高濃度酸素に与えられる水分は、コンプレッサ104等の冷却風から採取されるため、高濃度酸素を加湿するために別途ファン等の送風手段を設ける必要がない。
【0034】
このように、加湿チューブ124Aに向けて送風する送風手段を別途用いることなく、加湿チューブ124Aに風を当てて高濃度酸素を加湿することができるため、部品点数の増加および騒音の増大を伴うことなく、高濃度酸素の加湿を行うことができる。
【0035】
また、加湿チューブ124Aには、吐出部131A、131Bから吐出された後の比較的高圧の空気ではなく、吸込部130A、130Bから吸い込まれる前の比較的低圧の空気が当てられる。このため、加湿チューブ124Aに掛かる圧力が軽度となり、加湿チューブ124Aの劣化を軽減することができる。
【0036】
また、加湿チューブ124Aを、吸込部130A、130Bの近傍または開口部127の近傍に配設する場合には、隔壁の配置にかかわらずに空気の流れが吸込部130A、130Bや開口部127に集中するため、冷却風をより効率的に加湿チューブ124Aに当てることができる。
【0037】
また、筐体100外から筐体100内に空気を導入する開口部127にはフィルタ129が設けられているため、開口部127を介して筐体100外から筐体100内に導入される空気からゴミや埃等の空中浮遊粒子が除去される。これにより、清浄化された空気を加湿チューブ124Aに接触させることができ、衛生的に高濃度酸素を加湿することができる。
【0038】
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成および使用時の動作についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施の形態に係る酸素濃縮器の構成を概略的に示す図
【符号の説明】
【0040】
10 酸素濃縮器
100 筐体
101 風路ケース
102 ヘパフィルタ
103 吸気タンク
104 コンプレッサ
105 冷却パイプ
108 マニホールド
109A 第1の切替弁
109B 第2の切替弁
110 第1のシーブベッド
111 第2のシーブベッド
112 製品タンク
113 均圧弁
114 パージオリフィス
115 消音器
116 圧力センサ
117 レギュレータ
118 止め弁
119 酸素センサ
120 バクテリアフィルタ
121 流量制限オリフィス
122圧力センサ
123 流量センサ
124 チューブ
124A 加湿チューブ
125 酸素出口
126A、126B ブロワ
127、128 開口部
129 フィルタ
130A、130B 吸込部
131A、131B 吐出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者に高濃度酸素を供給する酸素濃縮器において、
高濃度酸素の原料空気を圧縮する圧縮手段と、
圧縮した原料空気から高濃度酸素を生成する生成手段と、
生成した高濃度酸素の流路を内部に形成し、前記内部を流れる高濃度酸素を加湿する加湿チューブと、
送風することにより前記圧縮手段の冷却風を発生させる送風手段と、
前記圧縮手段と前記生成手段と前記加湿チューブと前記送風手段とを収容する筐体と、を有し、
前記加湿チューブは、発生する冷却風の流れにおいて前記送風手段の上流側に配設されている、酸素濃縮器。
【請求項2】
前記送風手段は、前記筐体内の空気を吸い込む吸込部を有し、
前記加湿チューブは前記吸込部の近傍に配設されている、請求項1記載の酸素濃縮器。
【請求項3】
前記筐体には、送風が行われるときに前記筐体外の空気を前記筐体内に導入する開口部が設けられ、
前記開口部を覆い、前記開口部から導入される空気を清浄化する清浄化手段をさらに有する、請求項2記載の酸素濃縮器。
【請求項4】
前記筐体には、送風が行われるときに前記筐体外の空気を前記筐体内に導入する開口部が設けられ、
前記加湿チューブは前記開口部の近傍に配設されている、請求項1記載の酸素濃縮器。
【請求項5】
前記開口部を覆い、前記開口部から導入される空気を清浄化する清浄化手段をさらに有する、請求項4記載の酸素濃縮器。

【図1】
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