説明

醗酵熟成乾燥ぬか床を詰めたダシ袋

【課題】毎日、混ぜなくてはならないぬか床の面倒な作業を無くすこと。ぬか床に触れることで、独特のぬか床の臭いが手についてしまう。又、雑菌などの進入、増殖などそれを改善するぬか床をつくるための方法を提供する。
【解決手段】乾燥したぬか床1を、ソイロン製又は紙製ダシ袋2に詰めることによって、直接ぬかに触れなくてよく、清潔である。野菜などの材料にもぬか床がつかないので、処理が簡単である。
【効果】皿に盛り付け、上からラップフィルムをして、冷蔵庫で一週間保管し、試食してみたが、味も色も一週間前と変わらず、日持ちすることが証明された。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、醗酵・熟成乾燥させた米ぬかつまりぬか床とその他材料をソイロン製又は紙製ダシ袋に詰めたものに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ぬか床を毎日混ぜ、カビが生えたり風味が損なわれないようにぬか床の管理、手入れが大変である。また、ぬか床を混ぜる際、手についた雑菌が繁殖したり、手にぬか床の嫌な臭いがついてしまう。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、本発明は、従来の漬け方は(つまりぬか床が)直接、野菜につくので、洗う手間等を省く為、ソイロン製又は紙製ダシ袋に入れることによって解決できる。
【課題を解決しようとする手段】
【0004】
従来のぬか漬けでは、野菜などにぬか床が付着する為、醗酵熟成乾燥させたぬか床をソイロン製又は紙製ダシ袋に詰めることによって、ぬか床が直接付着しないので、洗い流す手間を省くことができる。
【発明の効果】
【0005】
毎日、混ぜなくてよい。容器に適量の水とぬか床の入ったソイロン製又は紙製ダシ袋を入れ、その中に野菜類、キュウリ、ダイコン、ニンジン等をきざんで漬けておく。
ソイロン製又は紙製ダシ袋はトウモロコシ由来の土にかえるソイロンという素材又は紙でできているため、ぬか漬けが出来上がったら、抽出型副袋を取り出し、庭の植木や草花の土壌活性肥料として与えることが出来る。ぬか床は、抽出型袋に入っているので、手にぬかがつきにくく、衛生的。乾燥させ、繰り返し利用することもでき、安価で経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の醗酵熟成乾燥ぬか床を詰めたソイロン製又は紙製ダシ袋
【符号の説明】
1. 醗酵熟成乾燥ぬか床
2. ソイロン製又紙製ダシ袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
醗酵・熟成乾燥させた米ぬかつまりぬか床とその他材料をトウモロコシの素材でできたソイロン製又は紙製ダシ袋に詰めたもの。

【図1】
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【公開番号】特開2012−29670(P2012−29670A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−182607(P2010−182607)
【出願日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【出願人】(505153823)株式会社エコライフ福岡 (4)
【Fターム(参考)】