説明

重合性組成物

【課題】本発明の目的は、赤外領域における遮光性が高く、可視光領域における透光性が高く、かつ、アルカリ現像によって、所望の形状を有するとともに、耐久性(高温、高湿に対する耐久性や、基板に対する密着性など)に優れたパターンを形成可能な重合性組成物を提供する。
【解決手段】(A)重合開始剤、(B)重合性化合物、(C)タングステン化合物及び金属ホウ化物の少なくとも一方、(D)波長300nmから450nmの間に極大吸収波長を有するとともに波長300nmから450nmの間における吸光度の最大値を1としたときの波長550nmにおける吸光度が0.3以下である化合物、及び、(E)アルカリ可溶性バインダーを含有する重合性組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)重合開始剤、
(B)重合性化合物、
(C)タングステン化合物及び金属ホウ化物の少なくとも一方、
(D)波長300nmから450nmの間に極大吸収波長を有するとともに波長300nmから450nmの間における吸光度の最大値を1としたときの波長550nmにおける吸光度が0.3以下である化合物、及び、
(E)アルカリ可溶性バインダー
を含有する重合性組成物。
【請求項2】
前記アルカリ可溶性バインダーが、酸基を有する請求項1に記載の重合性組成物。
【請求項3】
前記アルカリ可溶性バインダーが、架橋性基を有する請求項1又は2に記載の重合性組成物。
【請求項4】
前記アルカリ可溶性バインダーが、(メタ)アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂である請求項1〜3のいずれか1項に記載の重合性組成物。
【請求項5】
前記アルカリ可溶性バインダーが、ウレタン系樹脂である請求項4に記載の重合性組成物。
【請求項6】
前記重合性組成物が前記タングステン化合物を含有し、前記タングステン化合物が、下記一般式(I)で表される請求項1〜5のいずれか1項に記載の重合性組成物。
・・・(I)
Mは金属、Wはタングステン、Oは酸素を表す。
0.001≦x/y≦1.1
2.2≦z/y≦3.0
【請求項7】
前記Mがアルカリ金属である請求項6に記載の重合性組成物。
【請求項8】
前記重合性組成物が前記金属ホウ化物を含有し、前記金属ホウ化物が、ホウ化ランタン、ホウ化プラセオジウム、ホウ化ネオジウム、ホウ化セリウム、ホウ化イットリウム、ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化ハフニウム、ホウ化バナジウム、ホウ化タンタル、ホウ化クロム、ホウ化モリブデン及びホウ化タングステンからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項の重合性組成物。
【請求項9】
前記金属ホウ化物が、ホウ化ランタンである請求項8に記載の重合性組成物。
【請求項10】
前記化合物(D)が、紫外線吸収剤である請求項1〜9のいずれか1項に記載の重合性組成物。
【請求項11】
前記重合性化合物が、分子内に複数の重合性基を有する多官能重合性化合物である請求項1〜10のいずれか1項に記載の重合性組成物。
【請求項12】
フィラーを更に含有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の重合性組成物。
【請求項13】
ソルダーレジスト用である請求項1〜12のいずれか1項に記載の重合性組成物。
【請求項14】
固形分濃度が30質量%以上80質量%以下であり、25℃における粘度が10mPa・s以上3000mPa・s以下の範囲にある請求項13に記載の重合性組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−32556(P2012−32556A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−171224(P2010−171224)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】