説明

釣竿

【課題】スピニングリールを装着した状態でリールシート部分を握持した際の握持、保持性が良好であると共に、特に、レバーブレーキタイプのスピニングリールを装着した際に安定した操作性が得られるリールシートを備えた釣竿を提供する。
【解決手段】本発明に係る釣竿は、リール脚載置面7と、このリール脚載置面の長手方向に対向配置され、リール脚を保持する固定フード8、移動フード10とを具備するシート本体5を有し、移動フード10を緊締レバー20の倒伏操作によって長手方向の任意の位置で固定可能にするリール脚固定装置3を取り付けている。そして、シート本体5のリール脚載置面7の反対側に、親指の腹部が当接可能な当接部25と、この当接部25よりも後方側に延出して形成され、当接部25よりも柔軟性のある部材で後方側が幅広状に形成された握持部27とを設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は釣竿に関し、詳細には、リールシート部分の握持、保持性を向上した釣竿に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、釣竿の中には、スピニングリールや両軸受けリールなど、各種のリールを装着できるリール脚固定装置(リールシートとも称する)を備えたものがある。一般的なリールシートは、リール脚を載置するリール脚載置面と、このリール脚載置面の両端側に設けられた一対のフード(固定フード及び移動フード)とを備えており、一方のフード(固定フード)にリール脚の一端部を嵌入し、他方のフード(移動フード)を移動させながらリール脚の他端部の外表面に当て付けることでリールを固定することが可能となっている。通常、このようなリールシートは、釣竿を構成する竿管に対して一体的に取着されており、例えば、特許文献1に開示されているように、筒状に形成されたシート本体を、竿管を囲繞するように固着すると共に、シート本体の外周に雌ネジ部を形成し、ここにナットを螺合させて移動フードを軸方向に沿って移動させるものが知られている。
【0003】
ところで、このように竿管に取着されるリールシートには、上記したように各種のリールが装着されるようになっており、例えば、スピニングリールであれば、リール脚載置面を下側に向けてリール脚を装着する。このとき、スピニングリールは下向きになった状態となり、釣人は、指間にリール脚を挟みながら掌全体でシート本体を握り込むと共に、親指をリール脚載置面と反対側のシート本体外周面の前方部に載置する。特に、人差し指の牽引動作でロータに制動力を付与するレバーブレーキタイプのスピニングリールでは、レバーブレーキを牽引操作し易いように、釣人は、中指と薬指の間にリール脚を挟み込んだ状態で、シート本体を掌で握り込んでいる。
【0004】
上記したようなスピニングリールをリールシートに装着して使用する場合、釣竿の操作性(キャスティング操作、魚が掛かった際の合わせ操作など)を考慮すると、掌で握持、保持される部分は、滑りが生じないように構成されていることが望ましい。すなわち、上記した特許文献1に開示されているように、シート本体のリール脚載置面の径方向反対側に、掌で握り込んだ際にフィットし、かつ滑らないように、ゴム、ウレタンゴム等の柔軟性を有するグリップ部材を取着することが行われている。
【特許文献1】特開2003−274813号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献1に開示されているリールシートは、移動フードを移動させるナットがグリップ部材の一部(後端部)に干渉しているため、スピニングリールを装着して上記したように握り込んだ際、ナット部分が段差となってしまい、握持、保持性に劣るという問題がある。特に、レバーブレーキタイプのスピニングリールを装着した場合、実釣時において、人差し指でレバーの牽引操作を行なうと、掌部分の手首側に大きな握持力が作用するようになるが、この部分はナットを握り込んだ状態となっているため、違和感や痛みが生じ、操作性に劣るという問題がある。
【0006】
また、レバーを牽引操作したり、或いはキャスティング操作(振込み操作)をする上では、シート本体に載置した親指がぶれることなく、安定した状態になっていることが望ましいが、上記した特許文献1に開示されている構成では、柔軟性のあるグリップ部材部分に親指が載置されるため、親指の安定性が悪く、操作性に劣るという問題がある。
【0007】
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、スピニングリールを装着した状態でリールシート部分を握持した際の握持、保持性が良好であると共に、特に、レバーブレーキタイプのスピニングリールを装着した際に、安定した操作性が得られるリールシートを備えた釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、魚釣用リールのリール脚を載置するリール脚載置面と、このリール脚載置面の長手方向に対向配置され、前記リール脚を保持すると共に、少なくとも一方が長手方向に沿って移動可能な一対のフードとを具備するシート本体を有し、前記一対のフードの内、移動可能なフードを緊締レバーの倒伏操作によって長手方向の任意の位置で固定可能にするリール脚固定装置を取り付けた構成において、前記シート本体のリール脚載置面の反対側に、親指の腹部が当接可能な当接部と、この当接部よりも後方側に延出して形成される握持部とを設け、前記握持部は、前記当接部よりも柔軟性のある部材で形成されると共に、後方側が幅広状に形成されていることを特徴とする。
【0009】
上記した構成の釣竿において、リール脚固定装置にスピニングリール(特に、レバーブレーキタイプのスピニングリール)を装着して魚釣り操作を行なう場合、一般的に中指と薬指との間でリール脚を挟持して管状のシート本体を握り込む。このとき、掌の掌面領域は、シート本体の外周面を押さえ込むようにして握り込んでおり、この部分は、幅広状の柔軟性のある握持部に確実に接触することから、握持、保持感が向上すると共に、掌の中でリールシート(釣竿)が滑り難くなって操作性が向上する。すなわち、握持部は、掌で握持、保持した際に、その接触部分が多くなるように、後方側が幅広状になっているため、滑り等が生じ難く握持、保持感が向上すると共に、親指の腹部が当接可能な当接部は、握持部よりも硬質な部材で形成されているため、当接した親指に力を加えても変形が生じることはなく、釣竿を振り込んだ際、或いは合わせ操作やレバーの牽引操作をした際に、親指の載置状態も安定して操作性が向上する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、スピニングリールを装着した状態でリールシート部分を握持した際の握持、保持性が良好な釣竿が得られるようになり、特に、レバーブレーキタイプのスピニングリールを装着した場合では、安定した操作性が得られるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示しており、図1は、釣竿の内、リール脚固定装置(リールシート)部分の側面図、図2は、リール脚固定装置のリール装着側の構成を示す平面図、図3は、リール脚固定装置の縦断面図、そして、図4は、リール脚固定装置の握持側の構成を示す裏面図である。
【0012】
本実施形態に係る釣竿は、複数の竿杆(各竿杆は、例えば繊維強化樹脂によって形成される)を、振り出し式、或いは並継式にすることで構成されており、その元竿杆1には、各種のリールを装着することが可能なリール脚固定装置3が配設されている。本実施形態のリール脚固定装置3は、内部に元竿杆1が貫通して装着される筒状のシート本体5を備えており、このシート本体5は、元竿杆1とは別体で、ナイロン、ABS等、比較的硬質な合成樹脂等で一体形成されている。このように一体形成されたシート本体5は、後述する握持部を設けた状態で、元竿杆1に対して接着剤等によって固定される。なお、釣竿を構成する竿杆は、管状に構成されていても良いし、中実に構成されていても良い。
【0013】
前記シート本体5には、軸方向に延出するようにして、魚釣用リールのリール脚100を載置可能にする平坦状のリール脚載置面7が設けられている。また、前記シート本体5には、リール脚載置面7の長手方向両端側に対向配置され、リール脚100の前部101及び後部102を受け入れるように一対のフード8,10が設けられている。本実施形態では、竿先側のフード8がシート本体5と共に一体形成される固定フード、基端側のフード10が軸方向に沿ってスライド可能な移動フードとして構成されている(以下、フード8を固定フード、フード10を移動フードと称する)。
【0014】
前記固定フード8及び移動フード10には、リール脚の前部及び後部が挿入されるよう脚受入部8a,10aが設けられている。また、移動フード10は、シート本体5の両側に軸方向に沿って形成された一対のガイド溝12に係合して軸方向にスライド可能に支持されている。
【0015】
なお、前記リール脚載置面7は、シート本体5と共に一体形成しても良いが、リール脚100がより安定して固定できるように、硬質な部材、例えばSUS、黄銅、アルミ等の金属、合成樹脂、セラミックス、木材、石材等で形成し、これをシート本体5に接着したものであっても良い。また、リール脚載置面7には、載置したリール脚100が安定するように、ゴム等によって構成された滑り止め部材7aを取着しておいても良い。そして、前記シート本体5のリール脚載置面7の後方側には、軸方向に沿って係止凹凸部14が連続形成されている。
【0016】
前記移動フード10は、前記ガイド溝12に係合するガイド片を両側に備えた金属、又は剛性の高い合成樹脂等で形成されたフード本体16を有しており、前記脚受入部10aは、このフード本体16に設けられている。また、移動フード10には、それ自身(フード本体16)の軸方向の位置を固定するための緊締レバー20と、この緊締レバー20の回動操作によって作動される係止板バネ21が設けられている。この係止板バネ21の端部には、係止爪(図示せず)が設けられており、この係止爪は、緊締レバー20を図1に示す状態に倒伏させた際、係止板バネ21を介して係止凹凸部14に係止されるようになっている。すなわち、移動フード10は、緊締レバー20を倒伏させた際、係止爪21aが係止凹凸部14に係止されることにより、その位置が固定されると共に、緊締レバー20を起立させた際、係止爪と係止凹凸部14の係止関係が解除されて、軸方向にスライド可能となる。
【0017】
前記シート本体5のリール脚載置面7の反対側には、図1に示すように、親指の腹部が当接可能で比較的硬質な材料で構成された当接部25と、この当接部25よりも柔軟性のある材料で、それよりも後方側に延出して形成される握持部27とが設けられている。この場合、本実施形態では、当接部25は、上述したように、ナイロン、ABS等によって一体形成されたシート本体5によって構成されており、握持部27は、当接部25よりも柔軟性のある材料である熱可塑性エラストマー(スチレン系、オレフィン系、ジオレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン系、エステル系、アミド系)によって構成されている。
【0018】
前記当接部25は、図に示すように、スピニングリールを装着した状態で、シート本体5を握持、保持した際、親指の腹部の少なくとも一部が当接可能であれば良い。具体的には、柔軟性のある握持部27が形成される前端位置Pは、通常の手の大きさを有する釣人がスピニングリールの脚部100を中指と薬指で挟持した際、親指の腹部が当接部25に載置可能となる位置、ここでは固定フード8を側面視した際の最も高い位置となる開口縁8bから前方側の握持部27の前端位置Pまでの距離Lが20mm以内となるように設定される。すなわち、握持部27の前端位置Pを、このような位置にしておくことで、シート本体5を握持、保持した際の親指の腹部の少なくとも一部を確実に当接部25に当接させることが可能となる。
【0019】
この場合、好ましくは、開口縁8bから前端位置Pまでの距離Lを5mm以内に設定することで、親指の腹部の半分以上を確実に当接部25に当接させることが可能となり、より好ましくは、前端位置Pを開口縁8bと略同じ位置(L=0)か、それよりも後方側(L<0)に設定することで、親指の腹部の略全体を確実に当接部25に当接させることが可能となる。すなわち、親指の腹部が硬質な当接部25に当接する領域が多くなるほど、当接した親指に力を加えても握持部27による変形が生じることがなくなって、親指の載置状態が安定する。
【0020】
また、前記当接部25から後方に延出する握持部27は、後方側が幅広状になるように形成されている。ここでの幅広状とは、シート本体5を握持、保持した際に、掌があたる部分全体(掌面領域の略全体)が当接できるように、シート本体5の側面に及んで形成されたものであれば良い。好ましくは、幅広部分は、図1に示すように、シート本体5の側部に及んで、その中心軸Xよりも更に下方に延設することで、握り込んだ際、掌面領域の略全体を当接させることができ、握持、保持感の向上が図れるようになる。
【0021】
また、握持部27の中央から前端領域は、上述した幅広部分と比較して、狭くなっていることが好ましい。すなわち、握持部27は、図1及び図4に示すように、前端部から後端部に移行するにつれて、次第に幅広状に形成されていることが好ましい。通常、握持部27の中央Cから前側の領域は、合わせ操作や振込み操作を行なう際に、人差し指や中指で強く握り込む領域であることから、上記したように後端部に向けて次第に幅広状となるように構成することで、人差し指や中指が当たる領域は弾性変形することのない硬質領域となって、操作性の向上が図れるようになる。
【0022】
また、上記した握持部27は、シート本体5の表面に対して略面一状に設けられていることが好ましい。このように握持部27とシート本体5を略面一状にすることで両者の間に段差がなくなって、握持、保持感の向上が図れるようになる。具体的に、このように設けられる握持部27は、筒状のシート本体5を一体形成する際に、握持部が取着される領域に、予め握持部の肉厚分、凹状にしておき、この凹状領域に別体として形成された握持部27を接着、又は両面テープ等によって取着すれば良い。或いは、前記したように凹状領域を形成したシート本体5に芯金を差込み、金型を装着して凹状領域に握持部27を一体形成(二重成形)しても良い。
【0023】
なお、このように二重成形によって握持部27を一体形成する場合、例えば、図3に示すように、シート本体5に予め形成された凹状領域5aに、複数箇所、小径の孔部5bを形成しておき、樹脂のインジェクション工程時に、シート本体5に挿通される芯金の表面とシート本体5の裏面側に樹脂が行き渡るように隙間を形成しておくことが好ましい。このような一体形成の方法によれば、小径の孔部5bの周辺の裏面側に樹脂が行き渡って握持部27の取着が確実になされ、形成された握持部27が剥がれたり、軸方向や径方向にずれることを効果的に防止することが可能になる。
【0024】
また、上記した握持部27は、その中央領域がシート本体5に対して径方向に膨出するように形成することが好ましい。このように握持部27を膨出形成することにより、掌で握った際の握持、保持感の向上が図れるようになる。
【0025】
以上のように構成される釣竿によれば、スピニングリール、特にレバーブレーキタイプのスピニングリールを装着してシート本体を握持、保持した場合において、振込み操作、合わせ操作、レバーの牽引操作を行なうと、シート本体5に載置した親指は、その腹部が硬質な当接部25に当接できることから、その位置がぶれることはなく、安定した状態で上記した各操作が行なえるようになる。また、掌の掌面領域は、シート本体5の外周面を押さえ込むようにして握り込んでおり、この部分は、上記したような幅広状で柔軟性のある握持部27に確実に接触することから、握持、保持感が向上すると共に、掌の中でシート本体5が滑り難くなって操作性の向上が図れる。
【0026】
特に、移動フード10を緊締レバー20の倒伏、起立操作によって軸方向に移動させているため、握持部27には、従来のようなナットが位置することはなく、握持感が低下するようなことはない。
【0027】
また、本実施形態では、握持部27の前端側の幅を狭く、後端側を幅広に構成したことから、上記したように握持、保持感の向上が図れると共に、シート本体5を握持、保持した際の人差し指や中指が硬質なシート本体5に当て付くことから、指の位置が変形等によってずれることがなくなり、操作性がより向上するようになる。
【0028】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態以外にも、例えば、以下のように構成することが可能である。
【0029】
図5(a)及び(b)に示すように、握持部27は、前端部から後端部にかけて、全て幅広状となるように形成しても良い。この場合、握持部27は、シート本体5の側部に及んでおり、中心軸Xよりも下方に延設しておくことで、上記した実施形態と同様、握持、保持感の向上が図れるようになる。
【0030】
また、握持部27の表面に、摩擦力を向上するように高摩擦手段を設けておくことが好ましい。この高摩擦手段は、例えば、図6(a)及び(b)に示すように、握持部27の表面に多数の凸部27aを形成したり、ローレットを形成したり、或いは、粗面化処理を施すこと等によって形成することが可能である。
【0031】
このように、高摩擦手段を設けておくことにより、握持、保持した際に、掌部分で滑りやずれが生じることがなくなり、釣竿操作やリール操作をより安定して行なうことが可能となる。
【0032】
また、上記した当接部25や握持部27の材料については、適宜変形することができ、当接部25については、シート本体5と別体でシート本体5に取着されたものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る釣竿の一実施形態を示しており、リール脚固定装置(リールシート)部分を示す側面図。
【図2】リール脚固定装置のリール装着側の構成を示す平面図。
【図3】リール脚固定装置の縦断面図。
【図4】リール脚固定装置の握持側の構成を示す裏面図。
【図5】リール脚固定装置における握持部の第1の変形例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は縦断面図。
【図6】リール脚固定装置における握持部の第2の変形例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は縦断面図。
【符号の説明】
【0034】
1 元竿杆
3 リール脚固定装置(リールシート)
5 シート本体
7 リール脚載置面
8 固定フード
10 移動フード
20 緊締レバー
25 当接部
27 握持部
100 リール脚

【特許請求の範囲】
【請求項1】
魚釣用リールのリール脚を載置するリール脚載置面と、
このリール脚載置面の長手方向に対向配置され、前記リール脚を保持すると共に、少なくとも一方が長手方向に沿って移動可能な一対のフードとを具備するシート本体を有し、前記一対のフードの内、移動可能なフードを緊締レバーの倒伏操作によって長手方向の任意の位置で固定可能にするリール脚固定装置を取り付けた釣竿において、
前記シート本体のリール脚載置面の反対側に、親指の腹部が当接可能な当接部と、この当接部よりも後方側に延出して形成される握持部とを設け、
前記握持部は、前記当接部よりも柔軟性のある部材で形成されると共に、後方側が幅広状に形成されていることを特徴とする釣竿。
【請求項2】
前記一対のフードの内、前方側のフードは固定されており、
前記握持部の前端位置は、前記固定されたフードの開口縁から前方側20mm以内の範囲としたことを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記握持部の幅広部分は、前記シート本体の側部に及んで中心軸よりも下方に延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記当接部は前記シート本体によって構成されると共に、前記握持部は前記シート本体に一体形成されており、握持部とシート本体は、略面一状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の釣竿。
【請求項5】
前記握持部は、表面に高摩擦手段が施されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の釣竿。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−94819(P2006−94819A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−286993(P2004−286993)
【出願日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【出願人】(000002495)ダイワ精工株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】