説明

鋼管軌条の伸縮継手構造

【課題】乗物の通過時の振動や、乗物の車輪の寿命低下を抑えながら、全長の伸びを吸収することのできる鋼管軌条の伸縮継手構造を提供する。
【解決手段】本発明は、管状である固定側軌条1aと可動側軌条1bの対向する端縁同士を、中心軸Cまわりに回動自在な管状継手6を介して、伸縮自在に連結させる伸縮継手構造である。管状継手6の一方の端縁は、軸線部7aと、該軸線部7aの両端をつなぐ螺旋部8aと、軸線部7aに設けた回動操作部9aとで形成する。管状継手6の他方の端縁は、軸線部7bと、該軸線部7bの両端をつなぐ螺旋部8bと、軸線部7bに設けた回動操作部9bとで形成する。そして、固定側軌条1aと可動側軌条1bの各端縁は、管状継手6の各端縁と嵌合する形状に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コースター等の遊戯施設に用いられる鋼管軌条の伸縮継手構造に関する。
【背景技術】
【0002】
軌条の伸縮継手構造としては、図6に示すように、櫛型の端部50同士をスライド自在に噛み合わせたものが一般的である。このような構造の伸縮継手構造は、鉄道の軌条の連結部や、高架橋の連結部として、好適に用いられる(特許文献1参照)。
【0003】
一方、コースター等の遊戯施設に用いられる鋼管軌条においては、伸縮継手構造を備えることがなかった。これは、遊具施設の軌条はその全長が短く、また曲線部分が多いため、熱膨張による全長の伸びは支柱等の構造体で逃げると考えられるからである。
【0004】
しかし、直線距離をより長くとった鋼管軌条を採用しようとするならば、このような鋼管軌条においても、熱による全長の伸縮を吸収するための継手構造が必要である。
【0005】
ここで、仮に図6に示すような一般的な櫛型構造を、コースター等の鋼管軌条に採用した場合には、乗物が継手部分を通過する際に振動が生じるという問題や、乗物の車輪寿命が低下するという問題がある。これは、図6のような櫛型構造では、軌条上において不可避的に隙間が生じ、その隙間上を、乗物の車輪が通過することになるからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平7−18605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、乗物の通過時の振動や、乗物の車輪の寿命低下を抑えながら、全長の伸びを吸収することのできる鋼管軌条の伸縮継手構造を提供することを、課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は以下に述べる各構成を具備する。
【0009】
本発明は、管状である固定側軌条1aと可動側軌条1bの対向する端縁同士を、中心軸Cまわりに回動自在な管状継手6を介して伸縮自在に連結させる、鋼管軌条1の伸縮継手構造である。
【0010】
管状継手6の固定側軌条1aに嵌合される側の端縁は、中心軸Cに沿う方向へ伸びる軸線部7aと、該軸線部7aの両端同士を中心軸Cまわりに1周してつなぐ螺旋部8aと、軸線部7aの一部分から螺旋部8aの傾斜方向と平行に凸設又は凹設した回動操作部9aとで、形成する。
【0011】
管状継手6の可動側軌条1bに連結される側の端縁は、中心軸Cに沿う方向へ伸びる軸線部7bと、該軸線部7bの両端同士を中心軸Cまわりに1周してつなぐ螺旋部8bと、軸線部7bの一部分から螺旋部8bの傾斜方向と平行に凸設又は凹設した回動操作部9bとで、形成する。
【0012】
管状継手6の両端縁の螺旋部8a,8b同士は、中心軸Cと直交する面に対して対称な傾斜となるように設ける。
【0013】
そして、固定側軌条1aと可動側軌条1bの各端縁は、管状継手6の各端縁の螺旋部及び回動操作部と摺接する嵌合形状に設ける。
【0014】
上記構成を具備する本発明においては、熱膨張等で可動側軌条1bの端部が軸方向に移動すると、このときに両側の回動操作部9a,9bに作用する外力が、管状継手6を中心軸Cまわりに回動させるように働く。管状継手6は回動された位置にて、螺旋部8aと固定側軌条1aとの嵌合部分での接触を保ち、且つ、螺旋部8bと可動側軌条1bとの嵌合部分での接触を保つ。管状継手6と両軌条1a,1bとの隙間は、両側の軸線部7a,7bと回動操作部9a,9bにおいてのみ生じるので(つまり、限定的範囲内で僅かに生じるだけなので)、この部分以外に乗物の車輪部が当たるように設ければ、乗物の通過時の振動や、乗物の車輪の寿命低下が抑制される。
【0015】
本発明において、管状継手6の両端縁の軸線部7a,7b同士は、中心軸C方向と平行な一直線上に位置するように設けることが好ましい。このようにすれば、隙間が生じる範囲を、より限定的な範囲内に収めることができる。
【0016】
さらに、本発明においては、固定側軌条1aと可動側軌条1bのうち一方の軌条の端部から、該軌条よりも小径の内部管10を延設し、該内部管10を、管状継手6内にスライド自在且つ回動自在に嵌挿するとともに、他方の軌条の端部内にスライド自在に嵌挿することが好ましい。
【0017】
このような内部管10を設けることによって、継手全体の強度を確保しつつ、管状継手6の回動による円滑な伸張動作を実現することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、乗物の通過時の振動や、乗物の車輪の寿命低下を抑えながら、鋼管軌条の全長の伸びを吸収することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態における一例の鋼管軌条の伸縮継手構造を示す分解斜視図である。
【図2】同上の伸縮継手構造の斜視図であり、(a)は隙間のない状態、(b)は隙間を生じた状態である。
【図3】同上の伸縮継手構造を用いた遊戯施設用の軌条を示す側面図である。
【図4】同上の軌条の平面図である。
【図5】同上の軌条の正断面図である。
【図6】従来の櫛型の伸縮継手構造を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1、図2には、本発明の実施形態における一例の伸縮継手構造を示しており、図3〜図5には、一例の伸縮継手構造を用いて形成した遊戯施設用の軌条を示している。
【0021】
まず、軌条全体の構成について簡単に説明する。
【0022】
図3〜図5に示すように、左右一対の鋼管軌条1は、枕木2によって主桁3に連結されており、この主桁3は、桁受4を介して支柱5上に支持されている。これら各部1,2,3,4は、支柱5の中心を通る分断面Sを介して、固定側と可動側に分かれている。つまり、分断面Sを挟んで一方の側(図3、図4中の左側)が固定側であり、他方の側(図3、図4中の右側)が可動側である。
【0023】
鋼管軌条1において分断面Sを介して分断された固定側部分(以下「固定側軌条1a」という。)は、固定側に配される枕木2を介して、主桁3において分断面Sを介して分断された固定側部分(以下「固定側主桁3a」という。)に連結されている。そして、固定側主桁3aは、桁受4において分断面Sを介して分断された固定側部分(以下「固定側桁受4a」という。)を介して、支柱5上に支持固定されている。
【0024】
一方、鋼管軌条1において分断面Sを介して分断された可動側部分(以下「可動側軌条1b」という。)は、可動側に配される枕木2を介して、主桁3において分断面Sを介して分断された可動側部分(以下「可動側主桁3b」という。)に連結されている。そして、可動側主桁3bは、桁受4において分断面Sを介して分断された可動側部分(以下「可動側桁受4b」という。)を介して、同一の支柱5上にて、軸方向に移動自在に支持されている。
【0025】
したがって、熱の影響で鋼管軌条1や主桁3が軸方向に伸縮すると、可動側桁受4bに支持される可動側主桁3bや可動側軌条1bが、軸方向に沿って一体にスライド移動し、その全長の伸縮を吸収することになる。
【0026】
そして、この管状である固定側軌条1aと可動側軌条1bの対向する端縁同士を、これら軌条1a,1bと同一外径の管状部材である管状継手6を介して、伸縮自在に連結させている。管状継手6は、鋼管軌条1に対してその中心軸Cまわりに回動自在である。管状継手6の回動によって、固定側軌条1aと可動側軌条1bを伸縮自在に、且つ、少なくとも乗物の車輪20(図5参照)が通過する部分において隙間を生じることなく、円滑につなぐことができる。
【0027】
以下、管状継手6を用いた伸縮継手構造について、さらに詳述する。
【0028】
図1、図2に示すように、管状継手6の固定側軌条1aに嵌合される側の端縁(図中左側の端縁)は、中心軸Cと平行になるよう一直線状に切断した軸線部7aと、該軸線部7aの両端同士を中心軸Cまわりに1周してつなぐようにスパイラル状に切断した螺旋部8aとを有している。さらに、軸線部7aの途中部分からは、回動操作部9aを凹設している。この回動操作部9aは、螺旋部8aの傾斜と平行な方向に切り欠いた矩形溝状のものである。
【0029】
管状継手6の可動側軌条1bに嵌合される側の端縁(図中右側の端縁)も、近似の形状を有している。つまり、管状継手6の上記端縁は、中心軸Cと平行になるよう一直線状に切断した軸線部7bと、該軸線部7bの両端同士を中心軸Cまわりに1周してつなぐようにスパイラル状に切断した螺旋部8bとを有している。軸線部7bの途中部分からは、回動操作部9bを凸設している。この回動操作部9bは、螺旋部8bの傾斜と平行な方向に突出した矩形片状のものである。
【0030】
さらに、管状継手6の両端縁の形状は、以下のような関係に設ける。つまり、管状継手6の両側の軸線部7a,7b同士は、中心軸C方向と平行な一直線上に位置するように設ける。両側の軸線部7a,7b間には、所定間隔を確保する。また、管状継手6の両側の螺旋部8a,8bについては、互いの傾斜方向が、中心軸Cと直交する面に対して対称となるように設ける。
【0031】
したがって、管状継手6の中心軸C方向の寸法(軸方向寸法)は、両軸線部7a,7bの近接した側の端部間において最も短くなり、その地点から螺旋部8a,8bに沿って周方向に移動するほどに漸次長くなってゆき、周方向に1周した時点(つまり両軸線部7a,7bの離間した側の端部に至った時点)において最長となる。
【0032】
一方、固定側軌条1aの端縁形状と、可動側軌条1bの端縁形状は、いずれも管状継手6の近接する各端縁と隙間なく合致嵌合することが可能な形状に設けている。
【0033】
具体的には、固定側軌条1aの端縁を、軸方向と平行な一直線状に切断した軸線部1a1と、該軸線部1a1の両端同士を軸まわりに1周してつなぐようにスパイラル状に切断した螺旋部1a2とで形成している。また、軸線部1a1の途中部分からは、回動操作部1a3を凸設している。この回動操作部1a3は、螺旋部1a2の傾斜と平行な方向に突出させた矩形片状のものである。
【0034】
そして、固定側軌条1aの軸線部1a1に管状継手6の軸線部7aが合致し、固定側軌条1aの螺旋部1a2に管状継手6の螺旋部8aが合致した状態で、固定側軌条1aの凸状の回動操作部1a3が、管状継手6の凹状の回動操作部9a内に隙間なく嵌入する寸法形状になっている。
【0035】
可動側軌条1bの端縁は、軸方向と平行な一直線状に切断した軸線部1b1と、該軸線部1b1の両端同士を軸まわりに1周してつなぐようにスパイラル状に切断した螺旋部1b2とを有している。軸線部1b1の途中部分からは、回動操作部1b3を凹設している。この回動操作部1b3は、螺旋部1b2の傾斜と平行な方向に凹設した矩形溝状のものである。
【0036】
そして、可動側軌条1bの軸線部1b1に管状継手6の軸線部7bが合致し、可動側軌条1bの螺旋部1b2に管状継手6の螺旋部8bが合致した状態で、可動側軌条1bの凹状の回動操作部1b3内に、管状継手6の凸状の回動操作部9bが隙間なく嵌入する寸法形状になっている。
【0037】
さらに、可動側軌条1bの端部には、固定側軌条1a、可動側軌条1b及び管状継手6よりも小さな外径を有する内部管10の端部を嵌入させて固定し、この内部管10を、可動側軌条1bの端部から軸方向に突出させている。内部管10の外径は、固定側軌条1a、可動側軌条1b及び管状継手6の内径と略同一に設けている。
【0038】
図2に示すように、固定側軌条1aと可動側軌条1bとは、互いの軸線部1a1,1b1が一直線上に位置する状態で、可動側軌条1bの端部から延設される内部管10が固定側軌条1aに端部から嵌入するように配置する。そして、管状継手6を、この内部管10に嵌合させたうえで固定側軌条1aと可動側軌条1bの間に介在させ、両軌条1a,1bに対して上述の如く合致嵌合させる。
【0039】
図2(a)に示す状態は、継手構造全体の軸方向寸法が最小の状態である。この状態においては、固定側軌条1aと管状継手6と可動側軌条1bとが隙間なく合致嵌合し、全体として、隙間なく軸方向に連続した円管形状となっている。
【0040】
図2(b)に示す状態は、図2(a)よりも継手構造全体の軸方向寸法が大きくなった状態である。この状態においては、固定側軌条1aと管状継手6と可動側軌条1bとが、一部の隙間を除いて合致嵌合している。ここでの一部の隙間としては、管状継手6の軸線部7a,7bと、固定側及び可動側軌条1a,1bの軸線部1a1,1b1との間において生じるスリット状の隙間がある。また、管状継手6の回動操作部9a,9bと、固定側及び可動側軌条1a,1bの回動操作部1a3,1b3との間において生じるスリット状の隙間がある。
【0041】
上記したいずれの隙間も、図2(b)中で視認できるような周方向の一定範囲内でのみ生じ、その他の範囲においては、固定側軌条1aと管状継手6と可動側軌条1bとは隙間なく合致嵌合する。
【0042】
したがって、図3〜図5に示すように、左右両側の固定側及び可動側軌条1a,1bを、その軸線部1a1,1b1が内側をむくように配置すれば、乗物の車輪20を、固定側及び可動側軌条1a,1bの内側以外の部分(図示例では上側、外側、下側の3箇所)に当たるようにして、車輪20通過時の振動発生を抑制することができる。
【0043】
ところで、上記管状継手6の中心軸Cまわりの回動は、以下のようにして生じる。例えば、図2(a)の状態から可動側軌条1bが収縮し、図2(b)に示すように可動側軌条1bの端部が図中矢印P1方向に移動すると、凹と凸で嵌合した回動操作部1b3,9b間、及び、回動操作部1a3,9a間での摺接によって、管状継手6には図中の矢印r1方向に回動させる外力が作用する。
【0044】
また、図2(b)の状態から可動側軌条1bが伸張し、図2(a)に示すように可動側軌条1bの端部が図中矢印P2方向に移動すると、やはり凹と凸で嵌合した回動操作部1b3,9b間、及び、回動操作部1a3,9a間での摺接によって、管状継手6には図中の矢印r2方向に回動させる外力が作用する。このときには、螺旋部1b2,8b間、螺旋部1a2,8a間での摺接によっても、管状継手6を矢印r2方向に回動させる外力が生じる。
【0045】
なお、管状継手6の回動操作部9aが凸状、固定側軌条1aの回動操作部1a3が凹状であってもよいし、管状継手6の回動操作部9bが凹状、可動側軌条1bの回動操作部1b3が凸状であってもよい。管状継手6の両側の軸線部7a,7bは、それぞれが中心軸Cに沿う方向に伸びる形状であればよく、図示例の一直線形状に限定されない。
【0046】
また、図示例では、継手構造全体の軸方向寸法が最小となる状態において、固定側及び可動側軌条1a,1bの各端縁と管状継手6の各端縁とが隙間なく合致する嵌合形状(図2(a)等参照)としているが、これに限定されず、対応する螺旋部8a,1a2,8b,1b2間と回動操作部9a,1a3,9b,1b3間での摺接を確保する嵌合形状であればよい。つまり、継手構造全体の軸方向寸法が最小の状態にて、図2(b)の場合のような隙間が一部残る嵌合形状であってもよい。ここでの隙間は、上述したように、固定側及び可動側軌条1a,1bと管状継手6の対応する軸線部7a,1a1,7b,1b1間の隙間や、対応する回動操作部9a,1a3,9b,1b3間の隙間である。
【0047】
また、内部管10を固定側軌条1aの端部から延設し、可動側軌条1bの端部内に回動自在に嵌挿するような構成であってもよい。その他の構成においても、上記実施形態に限定されるわけではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。
【符号の説明】
【0048】
1 鋼管軌条
1a 固定側軌条
1b 可動側軌条
6 管状継手
7a 軸線部
7b 軸線部
8a 螺旋部
8b 螺旋部
9a 回動操作部
9b 回動操作部
10 内部管
C 中心軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状である固定側軌条と可動側軌条の対向する端縁同士を、中心軸まわりに回動自在な管状継手を介して、伸縮自在に連結させる伸縮継手構造であって、管状継手の固定側軌条に嵌合される側の端縁を、中心軸に沿う方向へ伸びる軸線部と、該軸線部の両端同士を中心軸まわりに1周してつなぐ螺旋部と、軸線部の一部分から螺旋部の傾斜方向と平行に凸設又は凹設した回動操作部とで形成し、管状継手の可動側軌条に連結される側の端縁を、中心軸に沿う方向へ伸びる軸線部と、該軸線部の両端同士を中心軸まわりに1周してつなぐ螺旋部と、軸線部の一部分から螺旋部の傾斜方向と平行に凸設又は凹設した回動操作部とで形成するとともに、管状継手の両端縁の螺旋部同士を、中心軸と直交する面に対して対称な傾斜となるように設け、固定側軌条と可動側軌条の各端縁は、管状継手の各端縁の螺旋部及び回動操作部と摺接する嵌合形状に設けたことを特徴とする鋼管軌条の伸縮継手構造。
【請求項2】
管状継手の両端縁の軸線部同士は、中心軸方向と平行な一直線上に位置するように設けたことを特徴とする請求項1に記載の鋼管軌条の伸縮継手構造。
【請求項3】
固定側軌条と可動側軌条のうち一方の軌条の端部から、該軌条よりも小径の内部管を延設し、該内部管を、管状継手内にスライド自在且つ回動自在に嵌挿するとともに、他方の軌条の端部内にスライド自在に嵌挿することを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼管軌条の伸縮継手構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−153501(P2011−153501A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−17190(P2010−17190)
【出願日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(390002196)泉陽興業株式会社 (28)