説明

長柄付T形ブラシ

【課題】日常用いるブラシは、浴槽洗浄例として、コーナー、側板と底板の凹曲部、凹角部等、凹個所が摺擦がしにくく、ブラシ部分が小さい、柄が短かい、片手使用、ブラシ摺擦部が一面のため被洗浄体との面合わせをを必要とし、半埋込み、全埋込みの浴槽洗浄は、腰を曲げる、しゃがむ、ひねる、頭を浴槽に突っ込む等変速的姿勢を必要とし、腰痛、腕痛、等、病因や身体疲労その他危険の包含を、排除しなければならない。
【解決手段】剛性を持つ約1.3mの長柄の先端に、挟みバンドで両側に狭所洗浄の補助毛束及び先端鰭、平面洗浄の洗浄体を設けた、250mm長のブラシ中央、中継ぎパイプを挟んでT形に固定し、平面、内曲面、内角面、等洗浄にかかわる、長柄付T形ブラシを創製、前記課題の諸欠点を解消、病因、身体疲労その他の悪因を排除し、腰痛患者、高齢者、虚弱者等浴槽の洗浄を可ならしめることを利とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として日常生活における浴槽や自動車洗浄等をするための長柄付洗浄ブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のブラシ清掃具には、長柄を用い楕円形のブラシ部分を立体化し、立ったまま浴槽内の洗浄、特に内角曲面洗浄を勘案した柄付きブラシがある。(特許文献1参照)
【特許文献1】 特許公開2001−145521 柄付きブラシ(図面、第10頁図17、第11頁図18、図19)
以下当該文献の要約を記載する。
【課題】
【0003】
摺擦用の単繊維群(3)が基台(1)に植設された構成の摺擦部(30)と、基台(1)に取り付けられている柄(2)とからなる柄付ブラシに関し、使用中に基台(1)が直接被摺擦部(22)に当たって傷つくのを防止すると共に、例えば、浴槽のコーナー部等の凹面部の摺擦も行い易くすること。
【解決手段】
【0004】
基台(1)は、略楕円形の基盤部(10)と、基盤部(10)の上面(10a)の周縁に設けられる起立部(11)々から構成され、起立部(11)の外周面は外方に凸の断面円弧状に形成され、単繊維群(3)は、基板部(10)の前記上面(10a)及び起立部(11)の内側面を除いた範囲全域に植設され、柄(2)は基板部(10)前記上面(10a)に取り付けられていること。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
浴槽の洗浄に関するブラシは、浴槽洗浄対象部分の形状が側板、底板、それぞれの成す凹内角曲面、凹内角角面に対処すべく設計しなければならない。前記、段落番号(0002)記載の柄付きブラシは、外周縁に起立部(11)を設けた略楕円の外方に単繊維群を植設しブラシ(20)を構成した構造を創製している。浴槽の凹内角曲面は、浴槽によって90°角及び小半径曲面等多種の構成半径があり、前記ブラシ(20)の略楕円長軸側曲面円周ブラシ部分では摺擦し難く、楕円短軸寸法を極力縮小し長軸側曲面円周を小さくしなければならないが、これは単繊維群(3)の植設が困難であり、また植設費が相当な高額になって採算が合わない。
【0006】
浴槽の底面と縦、横側板の下部集合点における凹内角曲面、凹内角角面特に奥側の2カ所が洗浄し難く、前記ブラシ(20)洗浄においては、約45°程立てて、なお横に擦過したり、回したりしなければならない。洗浄のたびこの行為が繰り返すことになるが、当該洗浄に関わった単繊維群は、その度に捩れ動作を起し、毛束はその果てに寝たままで復帰不可、洗浄不能に陥る。またブラシ(20)が、槽底を横に洗浄移動中、弾みによって側板に衝突する状況が起きるが、これも衝撃で、単繊維群の横臥状態における洗浄不能に陥る。
【0007】
浴槽汚濁が小なるとき、湯または水を排水しながら前記ブラシ(20)で洗浄を行うとき、ブラシ(20)形状が椀形を呈し、起立部(11)上縁まで湯または水が溜まるため、湯または水の水面上ではその分重くなり、または水中では、水抵抗により取回しが重く洗浄に非常な力を要する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
後端に、長柄キャップを挿入接着し、長柄を嵌入接着した長柄ソケットの先端に、接着取付固定した挟みバンドで、中継パイプ中央挟みバンド取付幅を残して、中継パイプ両端からブラシ芯を嵌入接着固定し、中継パイプ中央をネジ締め固定し、T形骨体としブラシ芯挟みバンド中央固定部の両側に、摺擦用のスポンジ、繊維体等円筒形とした洗浄体を、先端に切込みを入れて先端鰭として、嵌入接着固定し、ブラシ芯先端孔に補助毛束を挿入、固定して成る構造と、挟みバンドを廃し、基体板でブラシ芯、長柄ソケットを連結した構造を、プラスチック成形で、構造を具現して一体化した基体を創製し、定尺に切った洗浄体スポンジに、V形切込みによる鰭状並列突起を創製し洗浄体鰭として、洗浄体長手方向側部及び反対側側部に、それぞれ取付板を接着した一枚の洗浄体をブラシ芯に巻きつけ、二枚の取付板を基体に設けた固定孔を通した固定ネジで、基体を挟み締め込んだ構造を特徴とした長柄付T形ブラシ。
【発明の効果】
【0009】
長柄の先端に装着固定した挟みバンドで、ブラシ芯中央の中継パイプを挟み、固定ネジを締付け固着した長柄とブラシ芯、中継パイプをT形骨体とし、挟みバンドで固定した両側のブラシ芯に、洗浄体を接着固定した構造の、洗浄動作における運動形態は、概略押し、引きを多とし、横行を少とする立脚姿勢で、両手を使い、腰や腕に負担を与ないで、洗浄動作を行う。
【0010】
スポンジ洗浄体は、外表面長手方向にV形切込みによる鰭状並列突起を創製し、洗浄体鰭とし平面洗浄に対応、また同洗浄体先端を切込んで毛束様の先端鰭として、別に挟みバンドで中央固定されたブラシ芯の、パイプ両端の孔内径と同径とした毛束を定尺寸法に切り揃え、円柱形に束ねてブラシ芯両端のパイプ内径孔にそれぞれ挿入、釘打ち固定した補助毛束を、前記先端鰭と共に、被洗浄体浴槽内角面及び内曲面、隙間等に両者協働して洗浄する構造とした長柄付T形ブラシ。
【0011】
本発明の長柄付T形ブラシにおける洗浄体、補助毛束は、前記段落番号0007記載のT形骨体の先端、ブラシ芯中央中継パイプ挟みバンド幅を除いた両側に、接着固定してブラシ芯を覆う形に設けられ、補助毛東はブラシ芯先端に挿入固定して、T形骨体の構成固体部は、直接被洗浄体に接触せず、浴槽に傷が付く恐れがない。
【0012】
剛性を持つ柄を長柄とし、固着した汚れを、柄を両手を使った強い圧力で、摺擦掻取り除去が出来、また起立し腰をのばしたままの洗浄で、全埋め、または半埋めの低位置にある浴槽を、腰を曲げる、しゃがむ、ひねる等腰に負担をかけない楽な洗浄動作が得られることを、利とする。
【0013】
既存のブラシは、摺擦面が一平面で、被洗浄面との面合わせを必要とするが、本発明の長柄付T形ブラシは、ブラシ洗浄体が断面円形のため、柄の傾斜度が一方の水平から他方の水平まで、180°間の使用可能角度範囲があり、例として、床、壁、天井と移行しても、摺擦面、被洗浄面の両面合致して持ち替えの必要がなく、またブラシは洗浄幅が広く、一度に広範囲の洗浄能力を持つから、洗浄経路が短くて済み両手を使えるから腕、腰等身体疲労を生ぜず、洗い残り等皆無であって、洗浄時間が早いことを特徴とする。
【0014】
洗浄体は、主に浴槽用洗浄体として、ゴムスポンジを使用し、洗浄は独立気泡の構造を持ち、摩擦係数が高く摩耗にも強く、水より軽い浮体で水中でも水を包含しない特性から、ブラシの重量が軽く従って、洗浄動作が軽快に行える特性を持つ。
【0015】
自動車の洗浄には、特性として連続気泡構造のため含水率ほぼ100%であって、被洗浄物に対する摺擦力は、巷間タワシとして使用されているほど、大なる利があるウレタンスポンジ、その他同特性を持つスポンジを洗浄体として使用し、容器内の洗剤溶水を含ませ洗浄すると、洗浄体からの自然滲出洗浄溶水で水の補給は不用であり、また直接洗剤を散布または塗布すれば、洗浄体の含水のみで洗浄可能であって、短時間、軽労力で洗浄完遂が可能である。車体の洗浄に関する形態は、車体側面、屋根、窓、ボンネット等の概平面は、段落番号0009記述の、スポンジ洗浄体は、外表面長手方向にV形切込みによる鰭状並列突起を創製し洗浄体鰭として平面洗浄に対応、グリル、タイヤ、窓際、バンパー等は、段落番号0009記述の、洗浄体先端を切込んで毛束様の先端鰭とし、別に挟みバンドで中央固定されたブラシ芯両端のパイプ孔内径と同径とした毛束を定尺寸法に切り揃え、円柱形に束ねてブラシ芯両端のパイプ内径孔にそれぞれ挿入、釘打ち固定した補助毛束を、前記先端鰭と共に、被洗浄体内角面及び内曲面、隙間等に両者協働して洗浄する構造として対応する。
【0016】
本発明の長柄付T形ブラシは、洗浄方法、汚れ落ち効果、等洗浄に関する一切の行為上の方法が同一であるが、T形骨体の一部を改変し、洗浄体の形状と取付方法を変えることで、二通りの利便を得ることが出来る。以下箇条書きで記述する。
(イ)段落番号0007記載より、後端に長柄キャップを挿入した長柄を嵌入接着した長柄ソケットの先端に、接着取付固定した挟みバンドで、パイプ状ブラシ芯中央中継ぎパイプをネジ締め固定し、T形骨体としたブラシ芯中央中継ぎパイプ固定部の両側に、摺擦用のスポンジ、繊維体等を円筒形とした洗浄体を嵌入接着固定し、ブラシ芯先端孔に補助毛束を挿入、固定して成る構造は、洗浄体が摩耗したとき、挟みバンド固定ネジを弛め、180°あるいは任意の角度にネジ締め固定して、未使用の面を出すことで二度の使用が出来る。また異種被洗浄物に適合する異種材質洗浄体及び洗浄体摩耗に依る取替のとき、洗浄体、補助毛束を設けたブラシを、挟みバンド固定ネジで脱着、他のブラシに簡易取替が得られる。
(ロ)段落番号0007記載より、挟みバンドと中継ぎパイプを廃し、基体板でブラシ芯、長柄ソケットを連結した構造を、プラスチック成形で、構造を具現して一体化した基体を創製し、洗浄体長手方向側部及び反対側長手側部に、それぞれ取付板を接着した一枚の洗浄体をブラシ芯に巻きつけ、二枚の取付板を基体に設けた固定孔を通した固定ネジで、基体を挟んで締め込んだ簡単な構造を特徴として、洗浄体だけを即断に脱着出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、発明を実施するための最良の形態を説明する。
【実施例1】
(イ)後端に長柄キャップ(1)を挿入接着した剛性を持つ軽量のパイプ、直径17.5mm長さ1.3mの長柄(2)を嵌入接着した長柄ソケット(3)の先端孔内に、挟みバンド(4)後部を差し込み接着固定し、外径32mm内径25mm70mm長の塩化ビニル管二本を作成しブラシ芯(8)とし、別に塩化ビニル管外径25mm60mm長の中継ぎパイプ(7)の、中央挟みバンド(4)25mm幅を開けて、ブラシ芯(8)を両側から挿入接着固定し挟みバンド(4)で中継ぎパイプ(7)を挟み固定ネジ(11)を締め固定して総称をブラシ骨体(9)とする。
(ロ)洗浄摺擦用として、太さ0.5mm程の毛またはスポンジ、繊維体を毛様体として加工し外径25mm70mm長に切揃え片方を結束し毛束として二束を作り、ブラシ骨体(9)の両端ブラシ芯(8)の内径孔に、結束側を先にして30mmを挿入、固定釘10)で固定し補助毛束(5)とする。
(ハ)スポンジ洗浄体(6)はスポンジ20mm厚を、幅100mm×長さ130mmに切り、100mm寸法方向にV形切込を、深さ10mmとし鰭状並列突起を創製し洗浄体鰭(16)とし、長手方向に丸めて接着継合して円筒形とし、ブラシ芯(8)中央寄り端末に一方の端を合わせ補助毛束(5)を通してブラシ芯(8)に嵌入接着固定し、補助毛束(5)側洗浄体鰭(16)谷部分を30mm程切り込んで洗浄体先端切込み部(23)を先端鰭(19)とする。洗浄体(6)は寸法上ブラシ芯(8)の端より30mm長く、この部分を切り込んで先端鰭(19)とし、また補助毛束(5)は、これより更に10mm長い。
(ニ)前記本実施例における、ブラシ芯(8)、中継ぎパイプ(7)、補助毛束(5)スポンジ洗浄体(6)、洗浄体先端鰭(19)を合した構造をブラシ(17)とし長柄(2)先端に設けた挟みバンド(4)で挟んで成る長柄付T形ブラシを創製する。
本発明実施例1は、以上の構成よりなっている。
【0018】
本発明を使用し、浴槽(26)を洗剤洗浄をするとき、水を抜き洗剤を散布付着した浴槽(26)に、本発明の長柄付T形ブラシの柄を両手で保持する姿勢(24、25)で、ブラシ(17)長手側を左右方向にして、側板を上下して移動しつつ洗浄し、 ブラシ動きの軌跡(27)は概ね図14の様態を示し、浴槽(26)は床面(29)に、半埋め、または全埋めで低位置洗浄であっても、起立したまま洗浄が可能であり、既存の手持ちブラシ(30)における手持ちブラシ動きの軌跡(28)は、図15の如くブラシ小により軌跡の道程が長く、柄が短いので頭を浴槽に突っ込む姿勢を要求され、また片手洗浄で腕、腰及び身体疲労が甚だしい。
浴槽(26)底板の洗浄は、ブラシ(17)長手側を左右方向にして、底板手前側と奥側間を摺擦しつつ移動し洗浄する。ブラシ(17)の洗浄体(6)は外表面長手方向にV形切込みによる洗浄体鰭(16)として槽内外の平面洗浄に対応し、また浴槽(26)の内曲被洗浄面(20)、内角被洗浄面、2つの側板面と底板面の集合点、内曲凹面、内角凹点等、洗浄困難な箇所は、側板、底板洗浄時に当該箇所に寄せて摺擦する と、ブラシ芯(8)先端鰭(19)と補助毛束(5)が協働して、軽微な汚れ(21) に対する洗浄圧力少なるとき、図面、図8の様態を示し、また過大な汚れ(21)に対する洗浄圧力大なるとき、図面、図10の様態を示して、汚れ(21)を洗浄体鰭(16)の動き(22)に依って排除する。本発明実施例1の、長柄付T形ブラシ(17)の洗浄体(6)は、円筒形を呈して、洗浄体(6)の洗浄片面が摩耗したとき、長柄(2)先端に設けた挟みバンド(4)の固定ネジ(11)を弛め、180°または任意の角度にブラシ(17)全体を回転固定し、新洗浄面として二度の使用が出来、また摩耗が全周囲に及んだとき、ブラシ(17)全体を交換し再利用する。
【実施例2】
【0019】
(イ)本発明の前記段落番号0013記載、実施例1の長柄付T形ブラシは、目的とする効果、使用方法等が全く同じで、一部構造変更により摩耗による洗浄体(6)のみの交換を可能とすることが出来る。実施例1及び実施例2における長柄付T形ブラシ(17)との差違は、下記の通りである。
本発明実施例1の、長柄付T形ブラシ(17)の洗浄体(6)は、円筒形を呈し、洗浄体(6)の洗浄片面が摩耗したとき、長柄(2)先端に設けた挟みバンド(4)の固定ネジ(11)を弛め、180°または任意の角度にブラシ(17)全体を回転固定し、新洗浄面として二度の使用が出来る。また摩耗が全周囲に及んだとき、ブラシ(17)全体を交換し使用する。
(ロ)本発明実施例1長柄付T形ブラシの、挟みバンド(4)中継パイプ(7)を廃し、基体板(13)で基体ブラシ芯(12)、長柄ソケット(3)を連結した構造を、プラスチック成形で、構造を具現して一体化した基体(15)を創製し、洗浄体長手方向側部及び反対側長手側部に、それぞれ取付板(14)を接着(32)した一枚の洗浄体(6)を基体ブラシ芯(12)に巻きつけ、二枚の取付板(14)を基体(15)に設けた固定孔(18)を通した固定ネジ(11)で、基体(15)を挟んで締込んだ簡単な構造を特徴として、洗浄体(6)のみを即断に脱着交換出来る。
(ニ)本段落番号0015(イ)記載の長柄付T形ブラシは、円筒形を呈して、洗浄体(6)の洗浄体片面が摩耗したとき、長柄(2)先端に設けた挟みバンド(4)の固定ネジ(11)を弛め、180°または任意の角度にブラシ(17)全体を回転固定し、新洗浄面として二度の使用が出来、また摩耗が全周囲に及んだとき、ブラシ(17)全体を交換し再利用する。
本段落番号0015(ロ)記載の長柄付T形ブラシは、洗浄体長手方向側部及び反対側長手側部に、それぞれ取付板(14)を接着(32)した一枚の洗浄体(6)を基体ブラシ芯(12)に巻き付け、二枚の取付板(14)を基体(15)に設けた固定孔(18)を通した固定ネジ(11)で、基体(15)を挟んで締め込んだ簡単な構造を特徴として、洗浄体(6)のみを即断に脱着交換出来る。
(ホ)以上記述した如く、実施例1における長柄付T形ブラシは、洗浄体(6)の角度可変による再使用が可であり、且つブラシ(17)摩耗による交換には、ブラシ(17)全体の交換て゛処し、実施例2における長柄付T形ブラシは、定尺に切った一枚のスポンジ材を基体ブラシ芯(12)に巻き付け、二枚の取付板(14)を基体(15)に設けた固定孔(18)を通した固定ネジ(11)で、基体(15)を挟んで締め込んだ簡単な構造を特徴として、洗浄体(6)のみを即断に脱着交換出来、両者それぞれの特徴と差違による利益を有する。また実施例2における長柄付T形ブラシは、洗浄体に鰭(16)の無い平面のスポンジ洗浄体(6)を用いると、自動車車体等における、ワックス塗布も可能である。
【0020】
本発明段落番号0014記載の長柄付T形ブラシによる自動車洗浄(31)のブラシ位置を図16に示す。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】 本発明の実施例1の斜視外観図である。
【図2】 本発明の実施例1の要部断面正面図である。
【図3】 本発明の要部断面側面図である。
【図4】 本発明の要部分解斜視図である。
【図5】 本発明の実施例2の要部断面正面図である。
【図6】 本発明の実施例2の断面側面図
【図7】 本発明の実施例2の要部断面斜視図
【図8】 本発明の補助毛束先端鰭浴槽内曲面軽圧洗浄状態図
【図9】 本発明の洗浄体鰭汚れ除去断態図
【図10】 本発明の補助毛束先端鰭浴槽内曲面重圧洗浄状態図
【図11】 本発明の洗浄体先端切込み位置説明図
【図12】 本発明の洗浄時人物姿勢図A
【図13】 本発明の洗浄時人物姿勢図B
【図14】 本発明の浴槽ブラシ洗浄動きの軌跡図
【図15】 本発明の浴槽手持ちブラシ洗浄動きの軌跡図
【図16】 本発明の自動車洗浄ブラシ位置図
【図17】 本発明の背景技術参考図1
【図18】 本発明の背景技術参考図2
【図19】 本発明の背景技術参考図3
【符号の説明】
【0022】
1 長柄キャップ
2 長柄
3 長柄ソケット
4 挟みバンド
5 補助毛束
6 洗浄体
7 中継ぎパイプ
8 ブラシ芯
9 T形骨体(2長柄+7中継ぎパイプ+8ブラシ芯)
10 固定釘
11 固定ネジ
12 基体ブラシ芯
13 基体板
14 取付板
15 基体
16 鰭
17 ブラシ(総体)
18 固定孔
19 先端鰭
20 内曲面被洗浄面
21 汚れ
22 動きの方向
23 洗浄体先端切込み部
24 人体姿勢図A
25 人体姿勢図B
26 浴槽
27 ブラシ動きの軌跡
28 手持ちブラシ動きの軌跡
29 床面
30 手持ちブラシ
31 自動車洗浄
32 取付板接着部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
後端に長柄キャップを挿入した長柄を嵌入接着した長柄ソケットの先端に、接着取付固定した挟みバンドで、パイプ状ブラシ芯中央をネジ締め固定し、T形骨体としたブラシ芯中央固定部の両側に、摺擦用のスポンジ、繊維体等、円筒形とした洗浄体を嵌入接着固定し、ブラシ芯先端孔に補助毛束を挿入、固定して成る構造と、挟みバンドを廃し、基体板でブラシ芯、長柄ソケットを連結した構造を、プラスチック成形で、構造を具現して、一体化した基体を創製し、洗浄体長手方向側部及び反対側側部に、それぞれ取付板を接着した一枚の洗浄体をブラシ芯に巻きつけ、二枚の取付板を基体に設けた孔を通した固定ネジで、基体板を挟んで締め込んだ構造を特徴とした、長柄付T形ブラシ。
【請求項2】
スポンジ洗浄体は、外表面長手方向にV形切込による鰭状並列突起を創製し洗浄体鰭とする構造を特徴とする、請求項1記載の長柄付T形ブラシ。
【請求項3】
スポンジ洗浄体は、洗浄体先端を切り込んで毛束様の先端鰭とすることを特徴とする、請求項1記載の長柄付T形ブラシ。
【請求項4】
補助毛束は、挟みバンドで中央固定されたブラシ芯の、パイプ両端内径と同径とした毛束を、定尺寸法に切り揃え、円柱形に束ねてブラシ芯両端孔にそれぞれ挿入、釘打ち固定して補助毛束とした構造の、請求項1記載の長柄付T形ブラシ。
【請求項5】
請求項3記載の先端鰭は、請求項1記載の補助毛束と共に、被洗浄体に対して両者協働して洗浄する構造とした長柄付T形ブラシ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2008−264441(P2008−264441A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−131035(P2007−131035)
【出願日】平成19年4月17日(2007.4.17)
【出願人】(505178583)
【Fターム(参考)】