説明

雌側端子金具

【課題】 接触点を先端(雄側端子金具が挿入される側)よりに設定した場合において、十分なバネ性と接触圧を確保する。
【解決手段】 雄側端子金具Cが挿入される挿入部10内に、その後端側から先端側(雄側端子金具Cの挿入される側)に向けて接触片部11aを立上り状に形成するとともに、その接触片部11aの裏面側に重ね合わせて弾性補助片部11bを立上り状に形成する。これにより、雄側端子金具Cが挿入されると、接触片部11aは弾性補助片部11bとともに撓み変形し、接触片部11a自体の弾性力と弾性補助片部11bの弾性力を受けて雄側端子金具Cに強く接触する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに組み付けられる雌側端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の雌側端子金具として実開昭60−99783号公報に開示されるものが知られている。この雌側端子金具は、図15に示すように、先端側に角筒状に形成された挿入部1を備え、かつその後端に電線をかしめ接続するための図示しないバレル部を連ねた形状とされている。挿入部1の先端側の開口は、相手側端子金具である雄側端子金具2を挿入するための挿入口1aとされている。また、挿入部1の内部には、底板を挿入口1aの開口下縁部から内側へ折り返すことにより、舌片状の弾性接触片3が形成されている。この弾性接触片3は挿入口1aの開口下縁部から折り返された後斜め上方に延び、かつ後端部が下方に湾曲している。そして、雄側端子金具2が挿入口1aに挿入されると、その雄側端子金具2は弾性接触片3を折り返し部分から下方に撓ませつつ、その弾性接触片3の上方に湾曲した部分において接触する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型化されたコネクタにおいて弾性接触片に対する雄側端子金具の差し込み部分を多くしたい等の理由から、雄側端子金具との接触点をより先端側に設定したいことがある。しかし、上記構成において接触点Xを先端側に設定すれば、折返し点Yから接触点Xまでの長さ(以下、梁長さ)が短くなるため、その結果弾性接触片のバネ性が損なわれ易くなる。また、バネ性が損なわれ易いということはそれだけ弾性接触片のへたりを早めることにもつながり、寿命に悪影響を及ぼすことにもなる。
【0004】一方、弾性接触片を先端側から折り返すのではなく、後端側から先端に向けて立ち上がらせることによって接触点を先端よりに設定する構成が考えられる。このような構成では、接触点を先端側に設定しても、弾性接触片の梁長さを長く設定することができるから、弾性接触片のバネ性は十分に確保され、上記問題を解決することができる。しかし、弾性接触片の梁長さを長く設定するということは、逆に、弾性接触片に対する弾性力の低下をもたらすことになり、雄側端子金具に対する接触圧を十分に確保することができないという新たな問題を生じてしまう。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、接触点を先端(雄側端子金具が挿入される側)よりに設定しても、十分なバネ性と接触圧を確保できる雌側端子金具を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の雌側端子金具は、雄側端子金具に弾性接触可能な弾性接触片部を備えた雌側端子金具において、弾性接触片部は、雄側端子金具が挿入される側とは反対側から雄側端子金具が挿入される側に向けて立上り状に形成され、雄側端子金具に押圧されて撓み変形する接触片部と、接触片部の撓み変形側に重ね合わされ、接触片部とともに撓み変形する弾性補助片部とから構成されることに特徴を有する。
【0006】請求項2記載の雌側端子金具は、雄側端子金具に弾性接触可能な弾性接触片部を備えた雌側端子金具において、弾性接触片部は、雄側端子金具が挿入される側から折り返された弾性補助片部と、その弾性補助片部の雄側端子金具が挿入される側とは反対側の端部から雄側端子金具が挿入される側に折り返され、雄側端子金具に押圧されて撓み変形する接触片部とを一体に連続形成してなり、かつ弾性補助片部が接触片部とともに撓み変形することに特徴を有する。
【0007】
【本発明の作用・効果】請求項1記載の発明によれば、接触片部は雄側端子金具が挿入される側とは反対側から雄側端子金具が挿入される側に向けて立上り状に形成されているため、雄側端子金具との接触点を雄側端子金具の挿入側に設定しても、接触片部の梁長さを十分に確保でき、バネ性が損なわれることを防止できる。さらに、接触片部が雄側端子金具に押圧されて撓み変形すると、接触片部とともに弾性補助片部も撓み変形するため、接触片部は接触片部自体の弾性力と弾性補助片部から作用する弾性力で雄側端子金具に強く押し付けられることになる。従って、雄側端子金具との接触点を雄側端子金具の挿入側よりに設定しても、十分なバネ性と接触圧を確保することができる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、接触片部は雄側端子金具が挿入される側とは反対側から雄側端子金具が挿入される側に折り返されているため、雄側端子金具との接触点を雄側端子金具の挿入側に設定しても、接触片部の梁長さを十分に確保でき、バネ性が損なわれることを防止できる。さらに、接触片部には弾性補助片部が一体に連続形成されており、接触片部が雄側端子金具に押圧されて撓み変形すると弾性補助片部も撓み変形するため、接触片部は接触片部自体の弾性力と弾性補助片部から作用する弾性力で雄側端子金具に強く押し付けられることになる。従って、雄側端子金具との接触点を雄側端子金具の挿入側よりに設定しても、十分なバネ性と接触圧を確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、本発明の雌側端子金具を具体化した第1実施形態について図1〜図9を参照して説明する。本実施形態の雌側端子金具は、図2及び図3に示すように、導電性の金属薄板(例えば、銅合金製の薄板)を曲げ加工してなる端子本体Aと、その端子本体Aを覆うステンレス製の保護カバーBとを備えて構成される。
【0010】端子本体Aは、相手側端子金具である雄側端子金具C(図7参照)が挿入される挿入部10と、電線の端末がかしめ接続されるバレル部20とを連結部30を介して連ねて構成される。バレル部20は、電線の被覆端末から剥き出された芯線をかしめるワイヤバレル21と、そのワイヤバレル21の後端側に連なり、電線の被覆端末をかしめるインシュレーションバレル22とからなり、各バレル21,22とも一対のかしめ片21a,22aを上方に向けて突出させた形状をなし、そのかしめ片21a,22aによって電線の芯線或いは被覆端末を包み込むようにしてかしめるようになっている。
【0011】挿入部10は、図3の右側に示すように、箱型状に形成されており、その先端面は開口し、雄側端子金具Cを挿入するための挿入口10aとなっている。また、挿入部10内には、その天井部に図1に示すように、内側へ膨出する膨出部14が叩き出し形成されている。さらに、挿入部10内には、接触片部11aと弾性補助片部11bとを重ね合わせてなる弾性接触片部11が底面後端部から先端に向けて斜めに立上り形成されている。
【0012】即ち、図5に示す挿入部10の展開状態において、接触片部11aは底板12の右側(図5中、右下側)に連結されるとともに、弾性補助片部11bは底板12から切り起こし形成されるようになっている。そして、接触片部11aを弾性補助片部11bの上側に重ね合わせる(図5中、矢印a方向に折込む)とともに、底板12の後端部を切り起こして接触片部11aの上側に重ね合わせて(図5中、矢印b方向に折込む)、接触片部11aの後端部をサンドイッチ状態とする。さらに、その後、重ね合わされた状態にある弾性補助片部11bと接触片部11aとを後端部側から図5中、矢印c方向に折曲げて弾性接触片部11を形成する。なお、弾性接触片部11を形成する際、左右両側壁13を折曲げて箱型状に形成する。また、接触片部11aの先端部と弾性補助片部11bの先端部とを僅かに上方に湾曲させることにより、弾性接触片部11の先端に雄側端子金具Cとの接触部11cを形成する。
【0013】連結部30は、挿入部10の後端からバレル部20の先端にかけて尻窄み状に形成されており、その左右両側壁には、後述する保護カバーBの固定片43をかしめるためのかしめ部31が形成されている。
【0014】保護カバーBは、図3の左側に示すように、ステンレス製の金属薄板を箱状に折曲げて形成され、その先端面と後端面は開口している。また、その長さ方向の寸法は上記挿入部10の長さより僅かに長く、内径は挿入部10の外径より僅かに大きく設定されている。即ち、保護カバーBは挿入部10に先端側から嵌め込み可能とされている。
【0015】この保護カバーBの上面には、ランス41が先端側から上方へ切り起こし形成されている。さらに、保護カバーBの右側壁(図3中、手前側の側壁)は、その一部が上面より僅かに高く突出して保護壁44を形成しており、ランス41に対する撓み空間を右側から塞いでいる。また、保護カバーBの底部は2枚の底板を重ね合わせて形成されており、その上側に配された底板の先端縁を切り起こすことにより過度撓み規制片46が形成されている。この過度撓み規制片46は保護カバーBを挿入部10に嵌め込んだ状態において、弾性接触片部11の先端下方に配され、かつその上縁部と弾性接触片部11との間には僅かな隙間が形成されるように設定されている。
【0016】保護カバーBの先端側においては、保護カバーBの底部を形成する底板のうち、下側に配された底板の先端縁を上方へほぼ直角に折曲げることによって保護片45が形成されており、弾性接触片部11の先端部分に雄側端子金具C等が突き当たることを防止している。また、その保護片45の上方において開口する部分が雄側端子金具Cを挿通させるための挿通口42とされており、ここに挿入された雄側端子金具Cは弾性接触片部11の接触部11cを押圧しながらこれに接触するようになっている。保護カバーBの後端側においては、左右両側壁に一対の固定片43が突設されており、保護カバーBを挿入部10に嵌め込んだ状態で連結部30のかしめ部31に外側から重なり合い、そして、固定片43を内側へ折曲げることによって保護カバーBの固定がなされるようになっている(図4参照)。
【0017】図6は、上記雌側端子金具をコネクタハウジング50に組み付けた状態を示す。このコネクタハウジング50には横方向(図6中、紙面に直交する方向)にキャビティ51が並設されており、その各キャビティ51の後端側(図6中、右端側)には上記雌側端子金具を組み付けるための端子組付口51aを備え、かつ前端側(図6中、左端側)には雄側端子金具Cを挿入するための端子挿入口51bを備えている。また、各キャビティ51内における天井面には係止部52が切り欠き形成されており、そこに端子組付口51aを介してキャビティ51内に組み付けられた雌側端子金具のランス41が係合するようになっている。さらに、コネクタハウジング50の上面には、リテーナ53が装着されるようになっており、ここにリテーナ53が装着されるとキャビティ51内に組み付けられた雌側端子金具における挿入部10の後端部がリテーナ53によって係止される。
【0018】次に、本実施形態の作用について述べる。上記雌側端子金具を組み付けた雌側コネクタに雄側のコネクタを結合させると、雄側端子金具Cがコネクタハウジング50の端子挿入口51bに挿入された後、保護カバーBの挿通口42及び挿入部10の挿入口10aから挿入部10内に入り込んでくる(図7参照)。すると、雄側端子金具Cの挿入とともに、弾性接触片部11の接触部11cが押圧されて、接触片部11aと弾性補助片部11bはその付け根部分から共に下方に撓み変形する(図8参照)。
【0019】また、雌雄両コネクタの結合時に、雄側端子金具Cが斜めにコネクタハウジング50の端子挿入口51bに挿入されると、その雄側端子金具Cは挿通口42及び挿入口10aを介して斜めに挿入部10内に入り込んでくる。すると、接触片部11aと弾性補助片部11bは大きく下方に撓み変形することになるが、本実施形態では、過度撓み規制片46が設けられているため、弾性補助片部11bの下面がこれに当接してそれ以上に撓み変形することが規制される(図9参照)。
【0020】このように本実施形態では、弾性接触片部11が後端側から先端側に向けて立上っているため、雄側端子金具Cとの接触点(接触部11c)を先端側に設定しても、梁長さを十分に確保することができ、バネ性が損なわれることはない。さらに、弾性接触片部11は接触片部11aの弾性力と弾性補助片部11bの弾性力をもって雄側端子金具Cに押し付けられるため、雄側端子金具Cに対する接触圧が低下することもない。従って、雄側端子金具Cとの接触点を先端よりに設定しても、十分なバネ性と接触圧を確保することができる。
【0021】また、雄側端子金具Cが斜めに挿入された場合や、挿入途中においてこじられた場合等であっても、過度撓み規制片46が設けられているから、弾性接触片部11が過度に撓み変形することが防止される。これにより、雌雄両端子金具間の接触に対する信頼性を高めることができる。
【0022】<第2実施形態>以下、本発明の雌側端子金具を具体化した第2実施形態について図10〜図12を参照して説明する。本実施形態と第1実施形態との相違は、弾性接触片部の構成にあり、その他の部分については、第1実施形態と同様であるため、ここでは同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0023】本実施形態の弾性接触片部61は、全体が略S字状に形成されている。即ち、弾性接触片部61は、挿入部10の底板を先端縁から内側へ折り返すとともに、その折返し片部をさらに挿入部10内の後端側において先方へ折り返して形成される。ここで、底板の先端縁から内方に折り返された折返し片部が本発明の弾性補助片部61bに相当し、折返し片部からさらに先方へ折り返された部分が本発明の接触片部61aに相当する。また、接触片部61aの先端は斜め下方に僅かに折曲げられており、これにより接触片部61aの先端に雄側端子金具Cとの接触部61cが形成されるとともに、過度撓み規制片61dが形成される。
【0024】図10に示すように、雄側端子金具Cが挿入部10内に挿入されると、その雄側端子金具Cは弾性接触片部61の接触部61cに接触し、ここを下方に押し下げる。すると、接触片部61aは弾性補助片部61bからの折り返し部分から下方に撓み変形する。また、これに伴って弾性補助片部61bは底板からの折り返し部分から下方に撓み変形する。これにより、接触部61cは、接触片部61aの弾性力と、弾性補助片部61bから作用する弾性力によって雄側端子金具Cに強く押し付けられることになる(図11参照)。
【0025】また、図12に示すように、雄側端子金具Cが斜めに挿入されると、接触片部61aは大きく下方に撓み変形することになる。しかし、過度撓み規制片61dが弾性補助片部61bに当接するため、それ以上に撓むことがなく、もって接触片部61aが過度に撓み変形することが規制される。なお、弾性補助片部61bは接触片部61aに連なる側の端部(図12中、右端部)が底面に当接することにより過度撓みが規制される。
【0026】従って、本実施形態においても、接触片部61aが後端側から先端側へ向けて立ち上がるように形成されているから、第1実施形態同様に、接触点を先端よりに設定してもバネ性が損なわれることはなく、しかも、弾性補助片部61bを設けたことにより接触部61cを強く雄側端子金具Cに押し付けることができ、雄側端子金具Cに対する接触圧も十分に確保することができる。
【0027】なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1) 上記第1実施形態では、弾性補助片部11bは接触片部11aとほぼ等しい長さに設定されていたが、図13に示すように、弾性接触片部71において、弾性補助片部71bの先端を僅かに切り落として弾性補助片部71bを接触片部71aより短く形成してもよい。
【0028】(2) 上記第1実施形態では、過度撓み規制片46は二重に重ね合わされた底板のうち、上側に配された底板を切り起こすことにより形成されたが、図1414に示すように、下側に配された底板の先端縁を折曲げて保護片81を形成した後、これをさらに挿入部10内に延ばして過度撓み規制片82を形成するようにしてもよい。
【0029】(3) 上記第1実施形態では、弾性接触片部11は接触片部11aに1枚の弾性補助片部11bを重ね合わせたものであったが、弾性補助片部を2枚、或いはそれ以上の枚数を重ね合わせたものであってもよい。
【0030】(4) 上記各実施形態では、保護カバーBが装着される構成となっていたが、保護カバーを装着しないタイプのものであってもよい。その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における挿入部内を示す一部切欠斜視図である。
【図2】同実施形態の側断面図である。
【図3】同実施形態の保護カバーと端子本体の一部を示す分解斜視図である。
【図4】同実施形態の斜視図である。
【図5】同実施形態における挿入部の展開図である。
【図6】同実施形態においてコネクタハウジングに組み付けた状態を示す側断面図である。
【図7】同実施形態において雄側端子金具が弾性接触片部に接触する前の状態を示す側断面図である。
【図8】同実施形態において雄側端子金具が弾性接触片部に接触した状態を示す側断面図である。
【図9】同実施形態において雄側端子金具が斜めに挿入された場合の弾性接触片部の状態を示す側断面図である。
【図10】第2実施形態において雄側端子金具が弾性接触片部に接触する前の状態を示す側断面図である。
【図11】同実施形態において雄側端子金具が弾性接触片部に接触した状態を示す側断面図である。
【図12】同実施形態において雄側端子金具が斜めに挿入された場合の弾性接触片部の状態を示す側断面図である。
【図13】他の実施形態(弾性補助片部の長さを接触片部より短くした構成)を示す側断面図である。
【図14】他の実施形態(過度撓み規制片を保護片を延ばして形成)を示す側断面図である。
【図15】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
11、61、71…弾性接触片部
11a、61a、71a…接触片部
11b、61b、71b…弾性補助片部
C…雄側端子金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】 雄側端子金具に弾性接触可能な弾性接触片部を備えた雌側端子金具において、前記弾性接触片部は、雄側端子金具が挿入される側とは反対側から前記雄側端子金具が挿入される側に向けて立上り状に形成され、前記雄側端子金具に押圧されて撓み変形する接触片部と、前記接触片部の撓み変形側に重ね合わされ、前記接触片部とともに撓み変形する弾性補助片部とから構成されることを特徴とする雌側端子金具。
【請求項2】 雄側端子金具に弾性接触可能な弾性接触片部を備えた雌側端子金具において、前記弾性接触片部は、前記雄側端子金具が挿入される側から折り返された弾性補助片部と、その弾性補助片部の前記雄側端子金具が挿入される側とは反対側の端部から前記雄側端子金具が挿入される側に折り返され、前記雄側端子金具に押圧されて撓み変形する接触片部とを一体に連続形成してなり、かつ前記弾性補助片部が前記接触片部とともに撓み変形することを特徴とする雌側端子金具。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図7】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【図5】
image rotate


【図6】
image rotate


【図8】
image rotate


【図13】
image rotate


【図14】
image rotate


【図9】
image rotate


【図10】
image rotate


【図11】
image rotate


【図12】
image rotate


【図15】
image rotate


【公開番号】特開平10−55838
【公開日】平成10年(1998)2月24日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平8−210241
【出願日】平成8年(1996)8月8日
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)