説明

難燃性ポリウレタンフォーム

【課題】 メラミンやリン系、ハロゲン系の難燃剤を用いずとも、優れた難燃性を有し、物性を低下させることなく、外観良好な難燃性ポリウレタンフォームを提供する。
【解決手段】 連続気泡性ポリウレタンフォームに、少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物を表面および内部に付着させ、該付着量を0.01g/cm3以上とする。 このとき、ホウ素化合物が、ホウ素化合物水溶液の塗布、含浸または噴霧により付着されてなることが好ましく、さらに、ホウ素化合物水溶液中のホウ素化合物濃度を15〜25重量%とすることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連続気泡性の難燃性ポリウレタンフォームに関し、特に、メラミンやリン系、ハロゲン系の難燃剤を用いずとも、優れた難燃性を有し、かつ物性や外観が良好な難燃性ポリウレタンフォームに関する。
【背景技術】
【0002】
ポリウレタンフォームは、電機部品等の工業資材製品や自動車部品など種々の用途に使用されている。
従来、難燃性が必要とされる用途では、メラミンやリン系、ハロゲン系の難燃剤をポリオール中に添加して、フォームを形成する技術、すなわち難燃剤を原料に配合することにより難燃性を付与する技術が一般的であった(特許文献1参照)。
【0003】
しかし、上記技術では、難燃性を高めるために難燃剤の配合量を多くすると、フォームがうまく発泡しなかったり、得られたフォームの性状が均一にならない等の大きな問題がある。
加えて、ハロゲンを含む難燃剤を配合したポリウレタンフォームでは、用途によっては金属腐蝕が引き起こされたり、フォーム焼却処分時にダイオキシンを発生したりする可能性もあり、ノンハロゲンタイプの難燃性ポリウレタンフォームの需要が高まっている。
【0004】
一方、木材などの燃焼抑制剤(防火剤)として、ホウ酸(H3BO3)やホウ砂(Na247・10H2O)などのホウ素化合物が古くから利用されている。
特許文献2や特許文献3には、ホウ酸やホウ砂を高濃度で溶解させたホウ素化合物水溶液、および該水溶液を対象物に含浸、乾燥させ防火(耐火・不燃)材料とする技術が開示されているものの、対象物の表面部のみに付着させて難燃化を行うものであった。対象物をポリウレタンフォームなどの発泡体にした場合、表面部のみにこのようなホウ素化合物を含浸させても充分な難燃性を得ることができない問題がある。
【特許文献1】特開2007−2036号公報
【特許文献2】特開2005−112700号公報
【特許文献3】特開2006−219329号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような現状を鑑みなされたものであって、メラミンやリン系、ハロゲン系の難燃剤を用いずとも、優れた難燃性を有し、さらに圧縮残留歪み等の物性を低下させることなく、フォームの性状が均一な難燃性ポリウレタンフォームを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決するために検討を重ねたところ、連続気泡性ポリウレタンフォーム成形前の原材料に難燃剤を配合しても所望の難燃性が得られず、逆に連続気泡性ポリウレタンフォームの成形性を阻害するものとなってしまうので、フォーム成形時の原材料に難燃剤を配合して難燃性を得るのではなく、成形後の連続気泡性ポリウレタンフォームに難燃剤を塗布、含浸または噴霧することによりフォームの表面および内部に付着させることで、非常に高い難燃性を得られるとの知見を得た。
【0007】
すなわち、本発明は、連続気泡性ポリウレタンフォームの表面および内部に、少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物が付着し、該付着量が0.01g/cm3以上である難燃性ポリウレタンフォームを要旨とする。
このとき、ホウ素化合物が、ホウ素化合物水溶液の塗布、含浸または噴霧により付着されてなることが好ましい。
さらに、ホウ素化合物水溶液中のホウ素化合物濃度が15〜25重量%としてもよく、ホウ素化合物水溶液が、粘度30〜300cps(25℃)であってもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、ハロゲンタイプの難燃剤を含まないため、金属腐蝕や環境上の問題を引き起こす危険性がないうえ、難燃性や物性、フォーム性状などの諸特性に優れたものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、連続気泡性ポリウレタンフォームの表面および内部に、少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物が付着し、該付着量が0.01g/cm3以上である。
少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2Oなど)とを含むホウ素化合物が、連続気泡性ポリウレタンフォームの表面および内部に付着していることにより、当該ポリウレタンフォームに難燃性を付与することができる。
なお、本願発明でいう連続気泡性ポリウレタンフォームの「表面および内部に付着」とは、連続気泡性ポリウレタンフォームの外表面および、連続気泡性ポリウレタンフォーム内部のセル骨格やセル膜に付着していることを指し、本発明で使用する上記のホウ素化合物によれば、このセル骨格やセル膜に良好に付着する。
【0010】
このようなホウ素化合物の付着量は、連続気泡性ポリウレタンフォーム1cm3あたり0.01g以上であることが重要であり、好ましくは0.02g以上である。
ホウ素化合物の付着量が0.01g/cm3より少ないと、十分な難燃性が得られない。付着量は多ければ多いほど高い難燃性が得られるが、付着量が多すぎると、フォームに異物感が生じたり、クッション性が低下したり、裁断等の加工性が悪くなったり、長期使用に伴い付着したホウ素化合物が崩落しやすくなる虞があるので、実質的な上限は0.05g/cm3程度である。
本発明では、連続気泡性ポリウレタンフォームへの付着量を向上させる目的で、シランカップリング処理を施したホウ素化合物も使用できるが、これらに限定されるものではない。
【0011】
本発明における連続気泡性ポリウレタンフォームは、ポリオール、ポリイソシアネート、触媒、発泡剤等からなる連続気泡性ポリウレタンフォーム原料を混合し反応させて得られる、公知の連続気泡性ポリウレタンフォームの配合組成を用いることができる。
連続気泡性ポリウレタンフォームの用途に応じて、例えば、軟質、半硬質、硬質等の性状が適宜選択されるが、特に、連続気泡率を92〜100%、硬さを20〜500N、密度を12〜100kg/m3、セル数を10〜70個/25mmとした連続気泡性ポリウレタンフォーム(所謂「軟質ポリウレタンフォーム」)が好適である。このような軟質ポリウレタンフォームでは、ホウ素化合物がフォームの表面だけでなくフォーム内部のセル骨格・セル膜にも付着しやすいうえ、ホウ素化合物が一旦付着すると脱落しにくい傾向があり、容易に所望の付着量とすることができる。
【0012】
連続気泡性ポリウレタンフォームを製造する方法としては、従来公知のポリウレタンフォームの製造方法をそのまま適用することができ、プレポリマー法、ワンショット法、部分プレポリマー法等いずれの方法でも良い。
【0013】
本発明の難燃性ポリウレタンフォームでは、ホウ素化合物が、ホウ素化合物水溶液の塗布、含浸または噴霧により付着されてなることが好ましい。
ホウ素化合物水溶液は、少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物を一定割合で水と混合して溶解させた水溶液を使用すればよいが、ホウ素化合物水溶液中のホウ素化合物濃度は15〜25重量%であることが好ましい。ホウ素化合物は通常水への溶解度が低いが、ホウ酸(H3BO3)100重量部に対し、ホウ砂(Na247・10H2O)を80〜180重量部の割合で水に添加するとホウ素化合物濃度が15〜25重量%という高濃度のホウ素化合物水溶液を得ることが可能となる。このようなホウ素化合物水溶液として、例えば、日本純良薬品株式会社製 商品名“ファイアレスB”などを用いてもよい。
このように、ホウ素化合物濃度が15〜25重量%のホウ素化合物水溶液を使用することにより、容易にホウ素化合物を連続気泡性ポリウレタンフォームに0.01g/cm3以上付着させることができる。
【0014】
また、本発明では、含浸の容易性や付着量の向上を考慮すると、ホウ素化合物水溶液の粘度が30〜300cps(25℃)であることが好ましく、100〜300cps(25℃)がより好ましい。このような粘度であれば、容易に所望量のホウ素化合物を連続気泡性ポリウレタンフォームの表面および内部に均一かつ確実に付着させることができる。なお、本発明において規定する粘度は、25℃における粘度を指す。
ホウ素化合物水溶液の粘度が低すぎると、連続気泡性ポリウレタンフォームへのホウ素化合物の付着量の低下や付着ムラが生じやすいうえ、後述の乾燥工程における液だれのロスも大きくなる。高すぎれば、ホウ素化合物水溶液が連続気泡性ポリウレタンフォーム中に浸透しにくいため生産性に劣るものとなり、また得られる連続気泡性ポリウレタンフォームの圧縮残留歪みが大きくなる等、物性に問題が生じるおそれがある。
【0015】
ホウ素化合物水溶液の粘度を上記範囲に調整する方法は種々挙げられるが、増粘剤を添加することが簡便である。
増粘剤としては、水溶性のものが好適であり、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸部分中和物、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、カラギーナン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、ヒアルロン酸、チューベロース多糖、ヒドロキシエチルセルロースとその誘導体などが挙げられ、使用用途により適宜、上記のものを組み合わせて使用することもできる。
これら増粘剤の添加量については、連続気泡性ポリウレタンフォームへのホウ素化合物の付着させたい量にも左右されるが、ホウ素化合物水溶液に1〜15重量%程度添加すればよい。
【0016】
このようなホウ素化合物水溶液には、必要に応じて、消泡剤、増量剤、ウレタン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などのエマルジョン、自己乳化型ポリウレタン系樹脂、染料、着色剤など各種の添加剤を配合してもよい。
【0017】
本発明では、以上のようなホウ素化合物水溶液を、発泡成形した後の連続気泡性ポリウレタンフォームに、塗布、含浸または噴霧することで、ホウ素化合物をフォームの表面および内部に均一に0.01g/cm3以上付着させることができる。
この発泡成形した連続気泡性ポリウレタンフォームは、ブロック状のものであっても、厚みを2〜20mm程度に裁断したシート状のものであってもよい。
【0018】
発泡成形後の連続気泡性ポリウレタンフォームに、ホウ素化合物水溶液を塗布、含浸または噴霧する方法としては、ロールコーター法、ディッピング法、スプレー法等が挙げられるが、連続気泡性ポリウレタンフォームの表面だけでなく内部まで該水溶液が浸透するように、予め絞り機を通す等、発泡成形後の連続気泡性ポリウレタンフォームを圧縮した状態で塗布、含浸または噴霧を行うことが好ましい。そのなかでも、ホウ素化合物水溶液がフォームの内部にまで容易に浸透できる含浸による付着が好ましい。塗布または噴霧による付着の場合は、ホウ素化合物水溶液の粘度を低くしたり、高圧下で付着させる等の手段をとってもよい。
【0019】
ホウ素化合物水溶液を連続気泡性ポリウレタンフォームに塗布、含浸または噴霧した後、乾燥させる。
本発明では、乾燥させる前に、塗布、含浸または噴霧した連続気泡性ポリウレタンフォームを絞り機にかけてもよく、このとき絞り機のロール間隔を調節する(すなわち、絞り具合を調節する)ことで付着量をコントロールしてもよい。
乾燥条件については、連続気泡性ポリウレタンフォームの種類や形状、サイズなどにより適宜設定すればよいが、ホウ素化合物の付着後直ちに乾燥させ高速で水分をとばすと、ホウ素化合物がセル中で凝集しやすく、脱落しにくくなる傾向があり好ましい。
【0020】
以上のような難燃性ポリウレタンフォームに、アルミガラスクロス等のアルミニウム素材を貼り合わせることにより、発熱性試験(コーンカロリーメーター試験)で不燃材料に要求される性能を満たす材料としてもよい。
【実施例】
【0021】
実施例1〜7、比較例1
表1に示すホウ素化合物濃度(重量%)と粘度とを有するホウ素化合物水溶液をそれぞれ調整した。具体的には、ホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物水溶液としては、日本純良薬品株式会社製 商品名“ファイアレスB”を希釈または濃縮して使用し、また、粘度については、増粘剤(昭和電工株式会社製 商品名“ビスコメートSL−104Y”)の添加量により調整した。
各ホウ素化合物水溶液に、表1に示す密度(Kg/m3、JIS K7222準拠)とセル数(個/25mm)とを有する連続気泡性軟質ポリウレタンフォーム(厚さ10mm)をディッピング法により含浸させ、絞り機を通した後、ヒーターにより乾燥(120℃、60分)させた。
得られたポリウレタンフォームは、いずれも表面および内部にホウ素化合物が付着していることが確認された。
【0022】
【表1】


【0023】
得られた各ポリウレタンフォームについて、A)ホウ素化合物の付着量(g/cm3)、B)ホウ素化合物の付着ムラ、C)圧縮残留歪み、D)外観、E)燃焼性を評価し、その結果を併せて表1に示す。
【0024】
B)付着ムラについては、目視にて評価した。
「なし」・・・ホウ素化合物がフォームの表面および内部ともに均一に付着している。
「あり」・・・ホウ素化合物の表面および内部における付着が均一でない。
【0025】
C)圧縮残留歪みについては、JIS K6400に規定される要領に沿って測定した。圧縮残留歪みが7%を下回るものを「○」、7〜10%以内のものを「△」、10%を超えるものを「×」とした。
【0026】
D)外観については、発泡体の性状を評価し、亀裂のないものを「良」、亀裂が生じているものを「否」とした。
【0027】
E)燃焼性については、以下の項目について評価を行った。
1.バーナーの炎をあて着火の有無を調べた。
2.JIS K7201に規定される要領に沿って酸素指数を測定した。数値が概ね21以上であれば、「難燃性」の条件を満たすといえる。
3.米国の燃焼規格UL−94に準じて測定した。
4.各ポリウレタンフォームに厚さ150μmのアルミガラスクロスを張り合わせ、コーンカロリーメーターによる発熱性試験(ISO 5660−1)を行った。
【0028】
比較例2
実施例1で用いた連続気泡性軟質ポリウレタンフォーム(厚さ10mm)について、ホウ素化合物水溶液への含浸を一切行わずに、上記A)〜E)の項目に関し評価した結果を併せて表1に示す。
【0029】
比較例3
連続気泡性軟質ポリウレタンフォーム(厚さ10mm)の片面に、ホウ素化合物水溶液をスプレー法により噴霧した以外は、実施例1と同様に行った。得られたポリウレタンフォームの断面を観察すると、フォームの内部および噴霧していない面においてはホウ素化合物が付着していなかった。
上記A)〜E)の項目に関し評価した結果を併せて表1に示す。なお、ホウ素化合物の付着量(A)と付着ムラ(B)については、フォームのホウ素化合物水溶液を噴霧した面において測定した。
【0030】
比較例4、参考例1
表2に示す各成分を同表中の配合割合にしたがって、連続気泡性軟質ポリウレタンフォームを製造した。
得られた各ポリウレタンフォーム(厚さ10mm)について、上記A)〜E)の項目に関し評価した結果を併せて表2に示す。
【0031】
(使用原料)
・ポリオール(ポリエーテル系ポリオール)―三井化学ポリウレタン社製 商品名“79−56”
・難燃剤―日本純良薬品株式会社製 商品名“ファイアレスB”(上記実施例1で使用したものと同じものを乾燥しパウダー状にし使用した)
・整泡剤―東レ・ダウコーニング社製 商品名“SH−192”
・触媒1―トリエチレジアミンの67%DPG溶液
・触媒2―スタナスオクトエート
・ポリイソシアネート―三井化学ポリウレタン社製 商品名“コスモネートT−80”
【0032】
【表2】

【0033】
表1から、ホウ素化合物の付着量が0.01g/cm3未満である比較例1〜3では、十分な難燃性が得られないことがわかる。
また、表2において、比較例4は、実施例1と同じ密度とセル数とを有する軟質ポリウレタンフォームに、ホウ素化合物を0.01g/cm3以上含有させようと難燃剤を多く配合した例であるが、フォーム自体を形成することができなかったため、密度、セル、物性評価等をすべて「−」とした。一方、参考例1は、軟質ポリウレタンフォームの密度を上げることで、ホウ素化合物の含有量を0.01g/cm3に近づけようと試みた例であるが、やはり高い難燃性は得られなかった。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、難燃性に優れ、アルミニウム素材等との貼り合わせにより不燃材料とすることもできるため、広範な分野に好適に使用され得る。
例えば、建築材料はもとより、電機部品等の工業資材製品、自動車部品、農業資材部品、家庭用品(家具、寝具、インテリアなど)、日用雑貨、包装用品、衣料用品などとして好適である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
連続気泡性ポリウレタンフォームの表面および内部に、少なくともホウ酸(H3BO3)とホウ砂(Na247・10H2O)とを含むホウ素化合物が付着し、該付着量が0.01g/cm3以上である難燃性ポリウレタンフォーム。
【請求項2】
ホウ素化合物が、ホウ素化合物水溶液の塗布、含浸または噴霧により付着されてなる請求項1に記載の難燃性ポリウレタンフォーム。
【請求項3】
ホウ素化合物水溶液中のホウ素化合物濃度が15〜25重量%であることを特徴とする請求項2に記載の難燃性ポリウレタンフォーム。
【請求項4】
ホウ素化合物水溶液が、粘度30〜300cps(25℃)であることを特徴とする請求項2または3に記載の難燃性ポリウレタンフォーム。

【公開番号】特開2009−149721(P2009−149721A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−327065(P2007−327065)
【出願日】平成19年12月19日(2007.12.19)
【出願人】(000000077)アキレス株式会社 (402)
【Fターム(参考)】