説明

雪上性能改善用の面取り部を有する側方溝を備えたタイヤ

雪上性能と乾燥路面上制動性能が改善されたタイヤが提供され、このタイヤは少なくとも1つの溝を有し、この溝は、溝がタイヤの外周部と交差する箇所に見られる面取り部を備えている。ある実施例では、溝上の第1の面取り部の反対側に第2の面取り部が見られる。多くの実施例では、面取り部を備えた複数の類似構成の溝が、タイヤの外周部に沿って見られる。通常、側方溝の幅は、約2mmから4mmであって2.6mmから3.6mmが好適である。また、面取り部がタイヤの外周部の接線に対してなす角度は約45度であってもよい。側方溝のスイープ経路がタイヤの側方方向となす角度は、約0度から45度の範囲にある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して雪上性能改善用に構成されたタイヤに関し、特に、所定の幅を備えた1以上の側方溝を有するタイヤであって、各溝が雪上性能改善用の1以上の面取り部を有する、タイヤに関する。
【背景技術】
【0002】
タイヤのスカルプチャー又はトレッドを設計する際、乾燥路面上制動性能と雪上トラクション性能とを同時に増大させるのは難しいことが一般的に知られている。通常、タイヤのトレッド又はスカルプチャーに雪上トラクションを改善する特徴を加えると、タイヤの乾燥路面上制動性能は増大しない。逆に、タイヤのスカルプチャー又はトレッドに乾燥路面上制動性能を改善する特徴を加えると、雪上トラクションのタイヤ性能は増大しないのが通常である。
【0003】
当然ながら、多数のタイヤが世界中の地域で販売、使用されるが、乾燥路面でのトラクションは、1年のうちのある期間、例えば夏に最も重要な性能基準となる一方、雪上のトラクション及び操作は、1年のうちの別の期間、例えば冬に最も重要な性能基準となる。この矛盾に対する1つの解決法は、ユーザーが、夏期用に特によく適し、良好な乾燥路面上制動性能を有するタイヤを春に車両に取り付けるとともに、冬季用に同様によく適し、良好な雪上トラクション性能を有する別のセットのタイヤを秋に車両に取り付けることである。しかしながら、この解決法は2セットのタイヤを購入する必要があるため、多くのユーザーにはコスト面で困難な解決法となりかねない。そのため、ユーザーは、最良の乾燥路面上制動性能と雪上トラクション性能を同時に有することが可能な「オールシーズン」タイヤを購入するのが一般的になった。
【0004】
あいにく、前述したこれらの性能を同時には増大し難いことにより、オールシーズンタイヤのこれら両方の性能の更なる改善が阻まれてきた。両方の性能を同時に改善させる過去の試みには、特殊なタイヤ構造の使用が伴っていたため、タイヤのコストが増大してしまっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、夏タイヤか冬タイヤで有効な性能をオールシーズンタイヤで見出せるように、タイヤの乾燥路面上制動と雪上トラクション性能の両方を最適化する技術を見つけ出すのが望ましい。さらに、より高いコスト又はより多くの複雑さがタイヤに加わるのを回避する、タイヤのトレッド又はスカルプチャーに通常見られる特徴が、この技術で使用されるのが有利であり得る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特定の実施形態は、雪上トラクションが改善され、側方方向及び周方向を有するタイヤを含み、タイヤは、外周部と、外周部上に配置された少なくとも1つの溝とを有するトレッドを含む。溝は、溝がタイヤの外周部と交差する箇所に見られる少なくとも1つの面取り部を有し、溝は、所定の深さと幅、及び所定の抜き勾配を有する側壁を有する。溝の幅は2mmから4mmの範囲にあって、約2.6mmから3.6mmの範囲にあるのが好適である。ある実施例では、溝の幅は約3mmである。
【0007】
他の実施形態では、面取り部は、タイヤの外周部の接線に対して約45度の角度をなしている。このような実施例では、面取り部の深さと幅は共に約1.5mmであってもよい。別の実施例では、溝の深さは約7mmであってもよい。
【0008】
ある実施例では、溝は、第1の面取り部の反対側に第2の面取り部を有する。また、タイヤの外周部は、この上に見られる複数の側方溝を有していてもよく、各溝は1つ又は2つの面取り部を有する。
【0009】
他の実施例では、側方溝は実質的に直線状の経路に沿って続いている。このような実施例では、溝がタイヤの側方方向となす角度は約0度から45度の範囲にあってもよい。ある実施例では、側壁の抜き勾配は0度から15度の範囲にある。
【0010】
ある実施形態では、タイヤのトレッドは周方向溝を更に有し、周方向溝と側方溝は、共にタイヤの周方向における長さが約35mmである複数のトレッドブロックを画定している。このような実施形態では、トレッドブロックは、この上に4つのサイプを有していてもよく、各サイプは、別のサイプかタイヤの周方向にある側方溝のいずれかから約7mm離間して配置されている。
【0011】
ある実施例では、タイヤのサイズは245/45R17であってもよい。
【0012】
本発明の前述及び他の物、特徴及び利点は、同様の参照番号が本発明の同様の部分を表す添付図面に示すように、以下の本発明の特定の実施形態のより詳細な説明から明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る面取り部を有する側方溝を備えたタイヤを示す斜視図であって、タイヤの側方すなわち軸方向、周方向及び半径方向も示す。
【図2】図1のタイヤの周方向及び側方溝で画定されるセンターリブのトレッドブロックの拡大部分図である。
【図3】図2のタイヤの上面図であって、タイヤの側方方向すなわち軸方向に対して側方溝がなす角度に示す。
【図4A】図3の線4A−4Aに沿った図3のタイヤの溝の側断面図である。
【図4B】図4Aのタイヤの1つの側方溝の拡大図であって、タイヤの外周部の接線に対して面取り部がなす角度を示す。
【図4C】図4Aのタイヤの別の側方溝の拡大図であって、側方溝の面取り部の深さと幅を示す。
【図4D】図4Aのタイヤの第3の側方溝の拡大図であって、側壁の抜き勾配を示す。
【図5】図1のタイヤの側方溝の最適幅を示すグラフである。
【図6】タイヤの側方方向に対して溝のスイープ経路がなす角度の最適範囲を示すグラフである。
【図7】所定のサイプ密度を有するトレッドブロック用の面取り部を備えた好適なサイズの側方溝を用いることで、タイヤの雪上トラクション性能と乾燥路面上制動性能が最適化されたことを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1を参照すると、面取り部104を有する側方溝102を備えたタイヤ100が示されており、面取り部104は、溝102がタイヤの外周部106と交差する箇所に配置されている。側方溝102は、タイヤの回転軸に平行である、タイヤの側方方向すなわち軸方向Lに概して延びているため、そう称されている。タイヤ100は更に周方向溝108を有し、周方向溝108は、タイヤが回転する方向である、タイヤの周方向Cに概して延びている。周方向溝108と側方溝102は、共にタイヤ100の外周部106に沿ったトレッドブロック110を形成している。水と雪の消費によって湿潤路面上トラクション及び雪上トラクションが促進されるように、これらの溝102、108により、トレッド内に空洞部が提供される。各トレッドブロック110内に4つのサイプ112が設けられており、サイプ112は、タイヤのトラクションも促進する特別な咬合縁部を提供する薄い切込みである。
【0015】
この特定の実施形態用の図2と図3に最もよく見られるように、タイヤのサイズは245/45R17であり、タイヤの周方向Cにおけるトレッドブロック110の長さLBは35mmであり、側方方向Lにおけるブロックの幅WBは24mmである。周方向Cにおけるサイプからサイプまでの距離DCSSは7mmであり、周方向Cにおける側方溝からサイプまでの距離DCLSも7mmである。サイプ112と側方溝102の数を増やすと、雪上トラクションは通常増大するが、タイヤの摩耗などの他の性能は増大し難いことが知られている。そのため、異なる寸法と特徴を有する他のトレッドブロックを使用してもよいと想到される。たとえば、トレッドブロック110の長さLBは27mmであってもよく、側方溝からサイプまでの距離DCLS又はサイプから別のサイプまでの距離DCSSが9mmであることが可能なように、トレッドブロック110は2つのサイプ112を有していてもよい。あるいは、サイプから別のサイプまでの距離DCSSとサイプから溝までの距離DCLSとは互いに異なっていてもよい。タイヤのセンターリブ113に見られるトレッドブロック110を見ると、側方溝102のスイープ軸すなわちスイープ経路114がタイヤの側方方向Lに対して角度αをなしている。
【0016】
本明細書ではタイヤの1つのサイズのみが示されているが、出願人は、経験に基づき、側方溝及び面取り部の寸法及び幾何学的形状が如何なるタイヤにも有効であると考える。このタイヤは、乗用車及び軽トラック用タイヤを含むがこれらに限定されず、かつ、異なったトレッドブロック構成及びサイプ構成を有していてもよい。したがって、これらの他のタイヤサイズと構成は、本発明の範囲内にあるものとみなされる。
【0017】
側方溝102と面取り部104に焦点を当てると、図4に見られるように、側方溝102は深さDLGを有し、深さDLGは、タイヤの半径方向Rにおいてタイヤ100の外周部106の接線Tから溝102の底部116までの距離として測定される。この特定の実施形態について、深さDLGはすべての側方溝102で7mmであるが、この深さは、溝の幾つか又はすべてについて値が前後してもよいと想到される。同様に、溝102の側壁117は抜き勾配γを有し、抜き勾配γは、すべての側方溝の両方の側壁にて2.5度である。しかしながら、この抜き勾配は、溝の幾つか又はすべてについて値が前後してもよいと想到される。また、側方溝102は幅WLGを有し、幅WLGは、側方溝102の一方の側の理論上の鋭い角部から溝の反対側の理論上の鋭い角部までの距離として測定される。面取り部104に特に議論を戻すと、面取り部104はタイヤの外周部の接線Tに対して角度βをなすことが見て取れる。タイヤが道路との接地面に入るように回転し、かつ接地面から出るように回転するときに、雪が側方溝102に入って出ることが可能な最適角度が45度であるため、この角度βは45度が好適である。また、面取り部の深さDCと幅WCは1.5mmである。しかしながら、面取り部の角度βに30度又は60度などの他の角度を用いてもよく、更には、面取り部の深さDCと幅WCに1mm又は3mmなどの他のサイズを用いてもよいと想到される。
【0018】
図5は、側方溝102の最適幅WLGを示すグラフである。面取り部104を備えた側方溝102の幅WLGの雪上トラクションへの影響の仕方を調べるために、4日間の試験が行われた。この図に示した雪上トラクション試験は、試験機によって提供されたねじ込みトルク下でのタイヤのμ−滑り曲線の分析測定である。試験プロトコルは、摩擦係数μの平均値の測定を含み、この平均値は通常20%から300%の範囲に及ぶ。試験が行われた道は柔らかい雪道であり、CTI(Comparative Tracking Index比較トラッキング指数)針入度は75から80である。4日間すべての試験結果の平均値をプロットした。
【0019】
見て取れるように、4日間すべての試験結果の平均値は、2mmの幅WLGで雪上トラクションが幾らか改善されたことを示している。試験結果の平均値は、約2.6mmの側方溝幅WLGにて雪上トラクションが有意に10%改善されたことを示している。雪上トラクションにおける最大の改善は約3mmの側方溝幅WLGで達せられ、ここでは、試験結果の平均値は、雪上トラクションが15%改善されたことを示している。約3.6mmの溝幅WLGでも、まだ5%の平均値の改善があった。また、約4mmの側方溝幅WLGでは雪上トラクションに実質的な改善が見られなかった。よって、側方溝幅WLGは、2mmから4mmの範囲にあるべきであって、約2.6mmから3.6mmの範囲にあるのが好適である。また、最適幅は約3mmである。これらの範囲外の側方溝102は、雪上トラクション性能を改善せずに実質的に雪上トラクション性能を低減してしまうため、幅WLGの範囲が非常に重要であることに注意すべきである。
【0020】
先に述べたように、側方溝102は、タイヤの純粋な軸方向すなわち側方方向L以外の方向に延びていてもよい。ある実施例では、図1から図3でセンターリブのトレッドブロックに関し示されているように、溝102は、実質的に直線状の経路で延びていてもよい。しかしながら、側方溝102は、一般的なスイープ軸すなわちスイープ経路114に沿ってジグザグ状、波状又は任意の形態で延びていてもよく、これら形態の側方溝102も本発明の範囲内にあるものと出願人は想到する。図6に、単一の側方溝又は複数の側方溝102のスイープ軸すなわちスイープ経路114の角度αがタイヤ100の側方方向Lとなすことが可能な角度の範囲を示す。更に、図6に、どの範囲の角度αが適切な雪上横断トラクションを依然として提供可能かを表すグラフを示す。この試験は、CTI針入度の読み値が約85である固い雪道でのラップタイムを計る試験である。試験結果は、角度αが0度から45度に及ぶことができることを示している。よって、請求項を含む本願の範囲内の「側方溝」という用語は、スイープ経路すなわちスイープ軸114に続くセクションを有する任意の溝102を含み、スイープ経路すなわちスイープ軸114はタイヤ100の側方方向Lと角度αをなし、角度αはこれらの角度範囲内にあることを理解すべきである。同様に、本願とその請求項内の様々な変量用に角度範囲を与え、この角度範囲は所与の境界値を含むことを理解すべきである。
【0021】
最後に図7に議論を移すと、本発明に係る面取り部を有するように適切に構成された溝によって、雪上トラクションと乾燥路面上トラクションの両方が同時に改善されたという予期せぬ結果が示されている。点線は、雪上トラクションと乾燥路面上トラクションの間に通常存在する関係を示す典型的な性能曲線118を表す。このグラフは、グラフの縦軸に沿って示され、標準の乾燥路面上制動試験から取得されたデータに基づいているとともに、グラフの横軸に沿って示され、前述した標準の雪上トラクション試験から取得されたデータにも基づいている。乾燥路面上制動試験は、試験されるタイヤが取り付けられた車両の制動距離が、硬質アスファルトの表面上で測定される車両試験である。乾燥路面上制動を改善するようにタイヤのスカルプチャーを変更すると、通常、タイヤ性能が曲線118に沿って上昇することで、雪上トラクションは改善されない。たとえば、乾燥路面上制動指数が約106であると、雪上トラクション指数は約75となる。逆に、雪上トラクションを改善するようにタイヤのスカルプチャーを変更すると、タイヤ性能が曲線118に沿って下降することで、乾燥路面上制動性能は改善されない。たとえば、雪上トラクション指数が約132であると、乾燥路面上制動性能指数は約96となる。曲線118は、サイプ密度の乾燥路面上制動性能と雪上トラクション性能への影響の程度を測定したタイヤ結果に基づいていることに注意すべきである。これらのタイヤには、その側方溝上に面取り部がなかった。
【0022】
約3mmの幅WLGの側方溝102、及び溝のいずれかの側にある2つの面取り部104を用いることで、乾燥路面上制動と雪上トラクション性能の両方が同時に改善できることが、特に有利であって予期せぬ効果である。この効果は、タイヤの典型的な乾燥路面上制動と雪上トラクション性能を表す曲線118の上方かつ右方向に位置する測定点120によって、グラフ上に表されている。
【0023】
適切な幅及び単一の面取り部又は複数の面取り部を備えた側方溝がこのような非常に重要で予期せぬ結果を提供する理由の1つの理論は、タイヤを積雪環境で使用する際、この側方溝が、雪を捕捉して放出する改善された方法を提供するというものである。特に、面取り部と側方溝が、適切にサイズが定められて構成されたときに、適切な期間に雪の保持及び放出を溝の幅が促進している間、面取り部は、雪の溝への進入及び溝からの進出を促進する。また、面取り部は、鋭い縁部がタイヤの半径方向外周部に形成されるように半径に対向して使用するのが好ましい。これにより、いったん溝が雪を受け取ると、縁部は効果的に路面に咬み合うことができることで、雪上トラクションが改善される。しかしながら、本発明は、如何なる特定の理論にも限定されず、更には、非常に重要かつ驚異的で予期せぬ結果を提供する前記構成にも限定されない。
【0024】
本発明をその特定の実施形態を参照して説明したが、このような説明は例示を目的とし、限定を目的としないことが理解されるであろう。したがって、本発明の範囲及び内容は、添付の請求項のみによって定義すべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
雪上トラクションが改善され、側方方向及び周方向を有するタイヤであって、
該タイヤは、外周部と、該外周部上に配置された少なくとも1つの溝とを有するトレッドを有し、前記少なくとも1つの溝は、該溝が前記タイヤの前記外周部と交差する箇所に見られる少なくとも1つの面取り部を有し、前記溝は、所定の深さと幅、及び所定の抜き勾配を有する側壁を有し、前記溝の前記幅は2mmから4mmの範囲にある、
タイヤ。
【請求項2】
前記溝の前記幅は2.6mmから3.6mmの範囲にある、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記溝の前記幅は約3mmである、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記面取り部は、前記タイヤの前記外周部の接線に対して約45度の角度をなしている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記面取り部の深さと幅は共に約1.5mmである、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記溝の前記深さは約7mmである、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記溝は、前記第1の面取り部の反対側に第2の面取り部を有する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記トレッドは複数の側方溝を有する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記溝は実質的に直線状の経路に沿って続いている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記側方方向の前記溝が前記タイヤの前記側方方向となす角度は約45度である、請求項9に記載のタイヤ。
【請求項11】
前記溝の前記側壁に見られる前記抜き勾配は、0度から15度である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項12】
前記タイヤのサイズは245/45R17である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項13】
周方向溝を更に有し、前記側方溝及び該周方向溝は、前記タイヤの前記周方向における長さが約35mmであるトレッドブロックを画定している、請求項8に記載のタイヤ。
【請求項14】
前記トレッドブロックは、この上に4つのサイプを有し、各サイプは、別のサイプか前記タイヤの前記周方向にある側方溝のいずれかから約7mm離間して配置されている、請求項13に記載のタイヤ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2013−511438(P2013−511438A)
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−541058(P2012−541058)
【出願日】平成21年11月23日(2009.11.23)
【国際出願番号】PCT/US2009/065521
【国際公開番号】WO2011/062595
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(512068547)コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン (169)
【出願人】(508032479)ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム (499)