説明

電力節約デバイスおよびシステム、ならびにそれの使用および製造の方法

本発明は、デバイス上の指示器をコントロールして電力およびエネルギの節約を達成するためのシステムおよび方法に関する。このシステムおよび方法は、デバイス上の1つまたは複数の指示器のイネーブルを含み、さらにディセーブル事象に基づいて行うデバイス上の指示器のうちの1つまたは複数のディセーブルのトリガを含む。さらにシステムおよび方法は、イネーブル事象の検出時に行う、ディセーブルされた指示器のうちの1つまたは複数の再イネーブルを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、『パワー・セービング・デバイス・アンド・システムズ、アンド・メソッズ・オブ・ユーズ・アンド・ファブリケーション・ゼアオブ(Power Saving Devices and Systems, and Methods of Use and Fabrication Thereof)』という名称の2008年11月17日に出願された米国特許仮出願第61/115,267号の優先権を主張し、当該出願は、参照によりその全体がこれに援用される。
【0002】
本発明の態様は、エレクトロニクス、コンピュータ製造、およびそのほかの分野における電力節約の分野に関し、特に、指示器(たとえば視覚的な指示器)のエネルギ・コスト、たとえばコンピュータ関係およびそのほかのエレクトロニクス関係の機器のための電力、ステータス、またはそのほかの情報を与える発光ダイオード(LED)およびそのほかの指示器、すなわち信号およびソフトウエアの活動に関係する機器のための指示器等を含めた指示器のエネルギ・コスト、ならびにそのほかの関連付けされたエネルギ・コストを節約するためのデバイス、システム、および方法に関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この分野においては、エレクトロニクスおよびそのほかのコンピュータに関係する機器の多様な態様のための電力ならびにエネルギの節約を提供することが、未だに満たされていない必要性として存在する。たとえば、多くのタイプのコンピュータ機器ならびに関連するデバイスは、連続的または持続的なLEDまたはそのほかの視覚的表示器(たとえば、機器が『オン』であるステータスを示す指示器)もしくはそのほかの指示器(たとえば、可聴音の指示器)を有している。その種の表示器のエネルギ使用および関連するコストは小さいかも知れないが、大規模システムのためのその種の表示器の集合的なコストは、大きい。またこれらの集合的なコストには、その種の表示器によって生み出される消散熱の累積コストも含めることができる。それに加えて、連続的または持続的な表示器またはそのほかの指示器は、しばしば不必要なことがある(たとえば、頻繁に近づくことがないサーバ室内の、サーバ関連またはそのほかの機器上の活動情報のための指示器等)。
【0004】
関連する分野には、さらに、連続的および/または持続的な表示の特性に影響を与えない態様におけるその種の表示器および指示器の効率的なコントロールのための満たされていない必要性が存在する。
たとえば、ステータス指示器は、折に触れて人員がサーバ室内に入るときに表示されることが望ましいとされる。また、その種の表示器のそれぞれに物理的にアクセスしてその種の表示器をイネーブルまたはディセーブル(一時的なものを含む)する必要がなくなるように、その種の表示器の遠隔コントロールを行うと望ましいこともある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様は、エレクトロニクス、コンピュータ製造、およびそのほかの分野における電力節約の提供に関し、特に、指示器のエネルギ・コスト、たとえばコンピュータ関連およびそのほかのエレクトロニクス関係の機器のための電力、ステータス、またはそのほかの情報を与える発光ダイオード(LED)およびそのほかの指示器、すなわち信号およびソフトウエアの活動に関係する機器のためのものを含めた指示器のエネルギ・コスト、ならびにそのほかの関連付けされたエネルギ・コストを節約するためのデバイス、システム、および方法に関する。
【0006】
本発明の態様による1つの実例となる例は、光ファイバ通信デバイスに関係する。デバイス上に指示器を含めて光ファイバ・ケーブルの両端の間における有効なリンクの存在を示すことは、光ファイバ通信に関係するデバイスのためのコンピュータ産業において標準である。光ファイバに加えて、そのほかの通信媒体、たとえば銅線が使用されることもある。いくつかの実施態様においては、1より多くの数のデバイスがその種の有効なリンクの表示を冗長的に提供する(たとえば、連続的にグリーンLEDを発光させる)ことがあり、リンクの連続的な表示は不必要なことがある(たとえば、ユーザがその種の表示を連続的に必要としていないか、または頻繁に近づくことがないサーバ室内において表示が生じていることがある)。
【0007】
本発明の1つの変形は、電力または活動指示器を(たとえば一時的に)ディセーブルまたは休眠させるハードウエア・デバイスをはじめ、1つまたは複数のその種のハードウエア・デバイスをコントロールするための方法およびシステムを含む。本発明の態様による例示的なコントロール方法およびシステムは、動き検出器、光検出器(たとえば部屋の照明の検出器)の使用、またはセンサもしくはスイッチとリンクされた起動(たとえば、部屋の照明オン/オフ・スイッチとリンクされた指示器のコントロール)、またはほかのユーザによって開始される活動をはじめ、その種のコントロールのためのソフトウエア関連の態様を含むことができる。
【0008】
本発明の態様による例示的なソフトウエア・コントロールは、センサの活動またはタイマを監視するか、かつ/またはそのほかの形で指示器の動作をコントロールするソフトウエアをはじめ、その種の指示器を遠隔コントロールするソフトウエアを含むことができる(たとえば、ネットワーク端末からユーザは、そのユーザから離れているサーバ・ファームにあるサーバ上の指示器をコントロールすることが可能となり得る)。たとえば、サーバ室の実装においては、起動時または問題が検出された場合にのみ、その種の指示器のコントロールが必要になることがある。本発明の態様によるソフトウエアおよびハードウエアを使用して、これらの事象の発生時に指示器をイネーブルし、指定時間でそれらの指示器をディセーブルすることができる。
【0009】
その種の表示器/指示器関連のエネルギ消費およびそのほかのコストの低減および/またはそのほかの形の解決に加えて、本発明の態様は、そのほかの電力関連のエネルギ消費およびそのほかのコストと調和する指示器に関連したエネルギ低減の取組みにも関係する。たとえば、ほかのエネルギ関連のコストは、本発明の態様の表示器/指示器コスト低減が実装される機器内の、効率がより高いかまたは電力消費がより低い電源およびそのほかの構成要素を含むことが可能である。
【0010】
本発明の態様による1つの変形においては、物理的にコントロールされるスイッチがシステム、マシン、および/またはデバイス・レベルで提供される。とりわけ物理的にコントロールされるスイッチの提供は、システム、マシン、および/またはデバイスの内部のソフトウエアおよびそのほかの特徴のステータスとは無関係に指示器のイネーブル/ディセーブルを可能にする。たとえば、ソフトウエア・コントロールされる指示器(たとえば、指示器をイネーブル/ディセーブルするソフトウエア)に指向された態様については、指示器のイネーブル/ディセーブルがソフトウエアのアクセスを必要とする。ユーザが必要なソフトウエアにアクセスできない場合には、その種のイネーブル/ディセーブルが妨げられる。
【0011】
本発明の1つの実例となる実装においては、実質的にすべての指示器が物理的なスイッチによってコントロールされ、たとえば、個別の構成要素の活動ではなく、むしろ活動中であるとしてシステムのステータスを示すだけというように、単一もしくは少数の指示器だけが連続的または持続的にオンのまま残存する。
【0012】
本発明の態様は、多様なソフトウエア関連の特徴にも関係する。たとえば本発明のソフトウエア態様は、『イーサネット・イン・ザ・ファースト・マイル(Ethernet in the first mile (EFM))』として知られている関連技術の特徴とともに使用することができる。EFM標準は、IEEE 802.3標準の中に組込み済みであり、参照によってここにそれを援用する。EFMを用いると、たとえばローカル・デバイスからの遠隔機器の管理の完全なコントロールではなく、むしろ管理のコントロールが、その遠隔位置において生じ、ローカル・デバイスが、遠隔管理のコントロールの動作のために少量の通信帯域幅を使用する。本発明の態様によれば、遠隔位置にある指示器のコントロールがソフトウエアを介して、たとえばEFMの状況の中で生じることができる。
【0013】
別の実例となる例においては、ほかの遠隔デバイスのコントロールが、本発明の態様に従って同様に生じることができる。たとえば、ケーブルまたは電話会社のプロバイダのシステムの一部である遠隔位置のセットトップ・ボックスまたはそのほかの遠隔デバイス上の指示器のコントロールを、中央位置のケーブルまたは電話システムのオペレータによってコントロールすることができる。
【0014】
本発明のいくつかの変形においては、ソフトウエアおよびハードウエア両方のコントロールが提供される。たとえば、EFMの例を用いて、指示器を、遠隔位置においてソフトウエアを介してコントロールし、また遠隔位置にハードウエア・スイッチを備えて、その場所においてそのスイッチを介したイネーブル/ディセーブルを可能にすることもできる。
【0015】
上記の本発明のソフトウエアとハードウエアの組合せ態様による追加の実例となる例においては、ブレード・サーバがそれのシャーシ内に多数のブレード部分を有することができ、各ブレードが遠隔ユニットをコントロールする1つのチャンネルを有することができる。ブレード・サーバ・ソフトウエア内のコントロール機能を使用して、各遠隔ユニット上の指示器をコントロールすることができる。ブレード・サーバ内におけるソフトウエア・コントロールに代えて、またはそれに加えて、ブレード・サーバ上にハードウエア・スイッチを備え、ブレード・サーバ上および/または遠隔ユニットの指示器をコントロールすることができる。各遠隔ユニットにはハードウエア・スイッチが備えられて、そのユニットの場所における指示器の独立したコントロールが可能になる。
【0016】
さらに別の実例となる例においては、本発明の態様に従って1つまたは複数のデバイスのための指示器を、コントロール・ソフトウエアおよび/またはハードウエア・デバイスを介してローカルでコントロールすることができる。たとえば、サーバ室内にあるサーバおよび関連機器のグループのそれぞれが、関連付けされた指示器を有することがある。部屋の照明(たとえば、天井のライト)を、動きセンサによってコントロールすることができる。部屋の照明の起動(たとえば、ユーザが部屋に入り、それにより動きセンサをトリガすることによる起動)を使用してサーバおよび関連機器の指示器のうちの1つまたは複数を起動することができる。たとえば、スイッチを、サーバ/関連機器の指示器のそれぞれのトランジスタまたはソフトウエア・コントロールされるスイッチと有線接続し、部屋のライトのスイッチとの掛り合いがコントロール・スイッチを介してすべての指示器を自動的にイネーブルするようにできる。それに代えて、サーバ/関連機器のそれぞれの上に、たとえば光センサを据付け、それによって照明が各サーバ/関連機器のスイッチの起動をトリガし、続いてそれが各指示器を起動するようにもできる。いくつかの変形においては、サーバ/関連機器上のスイッチを、たとえば、部屋の照明の終了時(たとえば、センサ内の照明信号の喪失時)またはセンサのトリガもしくは光信号の喪失に続くプリセット済みの期間の経過時に自動的に不作動することができる。
【0017】
同様に、そのほかのユーザによって起動されるデバイスもまた、その種のサーバ/関連機器スイッチの集合的もしくは個別的なコントロールに使用することができる。たとえば、1つまたは複数の遠隔コントロール・デバイス(たとえば、可変コントロールのための1つまたは複数の周波数出力を発射する光、音波、赤外線(IR)、または電磁波のハンドヘルド遠隔コントロール・デバイス)を使用して、ハードウエア・スイッチのところにあるセンサ/レセプタを介して指示器をイネーブル/ディセーブルすることができる。
【0018】
本発明の態様の追加の利点および新しい特徴は、部分的には以下の説明の中に示されており、部分的には以下を考察したとき、または本発明の実施によって学んだときに当業者により明らかなものとなるであろう。
【0019】
次に開示されている態様を添付図面に関連して説明するが、それらは、開示された態様への限定ではなく例証であることを前提としており、また図面においては類似の要素に類似の参照が用いられている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】本発明の態様によるハードウエア・スイッチ・コントロールの多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。
【図1B】本発明の態様によるハードウエア・スイッチ・コントロールの別の変形の多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。
【図2】本発明の態様によるソフトウエア・スイッチ・コントロールの別の変形の多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。
【図3】本発明の態様によるデバイス上の指示器をコントロールするための例示的な方法を図解したフローチャートである。
【図4】本発明の態様による多様な特徴の使用を伴う通信システム300を示したブロック図である。
【図5】本発明の態様に従って使用できる例示的なコンピュータ・システムの多様な態様を示したブロック図である。
【図6】本発明の態様による1つまたは複数の指示器をコントロールするための物理的なスイッチを有する例示的なデバイスの斜視図である。
【図7】本発明の態様による1つまたは複数の指示器をコントロールするための物理的なスイッチを有する別の例示的なデバイスの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の態様の1つの例示的な実例は、LEDを使用してネットワーク製品に関する結合ステータスの表示を提供することに関係する。この機能は、通常、たとえばトラブルシューティングまたはシステムのセットアップ時においてだけ使用されるものとなり得る。この種の指示器を有するデバイスの残りの時間の殆どは動作中となり、LEDは、事実上の目的を伴うことなく単に電力を消費するだけとなり得る。本発明の態様は、これらのLEDのうちの1つまたは複数のイネーブルまたはディセーブルを、ハードウエアおよび/またはソフトウエアを介して行う能力を提供する。ソフトウエア・コントロールが活動のステータス(たとえば、接続ステータス)の評価を考慮してなく、デバイスに対するソフトウエア管理のアクセスを得ることができないいくつかの場合においては、ハードウエア・コントロール(たとえば、物理的なスイッチ)が有用となり得る。この理由から、いくつかの変形においては、物理的なスイッチを使用して、ユーザがLEDを、それらの動作が求められていないときにディセーブルすることを可能にできる。
【0022】
本発明の別の変形においては、機器のステータス/指示器を調べた後にLEDをオフすることをユーザが覚えておく必要がないように、指定された時間期間の後にLEDのディセーブルが自動で、あるいはそのほかのコントロールがなされて生じる。
【0023】
本発明の態様による実例となる例として、所定時間期間にわたる単純な24ポートのスイッチにおける電力の節約が0.6ワット台となり得ることにここで注意する。それに加えてその種の指示器の動作を休眠させることの熱的な利益は、周囲温度を下げることができる(たとえば、スイッチ自体の直近においてセ氏2度台)。より大きなシャーシ等のプラットフォームにおいては、より大きな電力の節約を得ることができる。たとえば、1000個の24ポート・スイッチを利用する教育ネットワークは、600ワット台の電力の節約を得ることができる。このネットワークについてのこれらのスイッチからの温度への合計の寄与も同様に低減され、したがって空調の要件も相応じて低減され、それによって追加の電力およびそのほかのコストも節約される。
【0024】
図1Aは、本発明の態様によるハードウエア・スイッチ・コントロール100の多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。図1Aにおいて、結合106を介して1つまたは複数の指示器104(たとえば、LED電源ランプおよび/または活動ランプ、または可聴音の指示器)のイネーブルおよびディセーブルを行う能力を有するハードウエア・スイッチ102(たとえば、サーバ・シャーシ上の押しボタン・スイッチ)が提供される(たとえば、ハードウエア・スイッチが、電源内の高い電圧と指示器の間の回路内に配置され、指示器がハードウエア・スイッチとグラウンドの間の回路内に配置される;ハードウエア・スイッチは、回路内のその配置を介して指示器への電力を中断することができる)。
【0025】
図1Bは、本発明の態様によるハードウエア・スイッチ・コントロール100'の別の変形の多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。図1Bにおいては、図1Aに示されているデバイスの動作と類似する形で、結合106を介して1つまたは複数の指示器104のイネーブルおよびディセーブルを行う能力を有するハードウエア・スイッチ102が提供される。しかしながら図1Aと比べると、ハードウエア・スイッチ102の操作が可能となるようにスイッチ入力コントロール108が配置されている。たとえば、スイッチ入力コントロール108が赤外線検出時に出力を生成する赤外線センサを包含し、スイッチがトランジスタを包含し、センサの出力がトランジスタ102へ結合110されるというようにできる。スイッチ入力コントロール108は、たとえば圧力に変化があったとき、たとえば圧力における変化の中でも特に人員が部屋に入ったとき、または音声による起動があったときに出力を生成する圧力センサも包含できる。それに加えてスイッチ入力コントロール108は、たとえば、ほかのタイプの通信センサの中でも特に無線検出時に出力を生成する無線センサを包含できる。スイッチ・コントロール入力108は、それによりセンサの出力を使用し、ハードウエア・スイッチ・トランジスタ102のコントロールを介して指示器104の起動および不作動を行うことによって指示器104の動作をコントロールできる。
【0026】
図2は、本発明の態様によるソフトウエアを有するスイッチ・コントロール200の別の変形の多様な構成要素および例示的な特徴を表わしたブロック図である。図2に示されているとおり、指示器210は、指示器コントロール・デバイス206(たとえば、少なくとも1つのトランジスタが指示器の動作をコントロールする1つまたは複数のトランジスタを包含するデバイスであり、そのデバイスをコントロールするソフトウエア論理入力を受信するための特徴を含むデバイス)へ結合208されており、それもまたスイッチ・コントロール・ソフトウエア202と論理通信204する。動作においては、スイッチ・コントロール・ソフトウエア202からの信号(たとえば、指示器のディセーブルまたはイネーブルを行うユーザ入力)の受信が指示器コントロール・デバイス206に、指示器210の活動(たとえば、指示器のディセーブルまたはイネーブルに対応する)を生じさせる。
【0027】
ここで図3を参照すると、本発明の態様によるデバイス上の指示器をコントロールするための例示的な方法を示すフローチャート300が図解されている。ステップ302においては、デバイスのための電力、ステータス、またはそのほかの情報を示すデバイス上の1つまたは複数の指示器がイネーブルされる。認識される必要があるが、これらの指示器は、視覚的表示器の中でも特にLED、液晶表示器(LCD)、プラズマ、もしくは電球を含むこと、または、そのほかのタイプの指示器の中でも特に可聴音の指示器を含むことができ、そのデバイスのための電力、ステータス、またはそのほかの情報を表示する。デバイス上の指示器のイネーブルは、たとえば、指示器のイネーブルのための方法の中でも特に、デバイスのステータスが『オン』であること、またはポート上で有効なリンクが確立されていることを示す連続的または持続的な表示(たとえば、グリーンで連続的に発光するLED)を含むことができる。
【0028】
次にステップ304において、ディセーブル事象がデバイス上の指示器のうちの1つまたは複数のディセーブルをトリガし、たとえばグリーンで連続的に発光するLEDのオフ、または指示器のステータスが変化したことを示すためのほかの方法をトリガする。認識されるものとするが、ディセーブル事象は、デバイス内の電力の浪費を識別し、かつデバイスの動作のために本質的でない1つまたは複数の指示器をディセーブルすることによってそれを排除し、そのデバイスが最小可能電力モードで動作することを可能にできる。たとえば、頻繁に入らないサーバ室内に配置されたデバイス上における有効なリンクの連続表示は不必要なことがあり、したがってディセーブル事象の発生時に指示器を一時的にディセーブルすることができる。
【0029】
1つの変形においては、ディセーブル事象を光検出器の不作動(たとえば、部屋の照明またはそのほかのセンサまたはスイッチにリンクされた起動、たとえば部屋のライトのオン/オフ・スイッチにリンクされた指示器のコントロールが失われたとき)とすることができる。別の変形においては、ディセーブル事象を、ユーザによるデバイスの遠隔コントロールとすることができる。たとえば、1つまたは複数の遠隔コントロール・デバイス、たとえば可変コントロールのための1つまたは複数の周波数出力を発射する光、音波、赤外線(IR)、または電磁波のハンドヘルド遠隔コントロール・デバイスを使用して、デバイス上のハードウエア・スイッチのところにあるセンサ/レセプタを介して指示器をディセーブルすることができる。さらに別の変形においては、ディセーブル事象を、指示器のディセーブルを生じさせる事象の中でも特に、ユーザによるデバイス上のスイッチのオフとすること、またはあらかじめ決定済みの時間期間後のタイマの満了とすることができる。
【0030】
認識されるものとするが、ディセーブル事象は、デバイスのステータスが『オフ』である表示を生じさせる単一の事象とすること、または事象の組合せとすることができる。さらにこれも認識されるものとするが、ディセーブル事象を集合的に、もしくは個別に使用して指示器をコントロールすること、または多様なディセーブル事象を集合的に、もしくは個別に使用して指示器をコントロールすることができる。
【0031】
ステップ306においては、イネーブル事象の検出時に、デバイス上のディセーブルしている指示器のうちの1つまたは複数を再びイネーブルし、たとえばデバイスのステータスが『オン』であることを示す連続的または持続的な表示(たとえば、グリーンで連続的に発光するLED)を再びイネーブルする。1つの変形においては、イネーブル事象を、動き検出器または光検出器の起動(たとえば、部屋の照明またはそのほかのセンサもしくはスイッチにリンクされた起動、たとえば部屋のライトのオン/オフ・スイッチにリンクされた指示器のコントロール)とすることができる。たとえば、ユーザが部屋に入ることがあり、かつ/または部屋のライトをオンにすることがある。別の変形においては、イネーブル事象を、デバイスから離れて生じる事象の中でも特に、ユーザがたとえばネットワーク端末または中央位置からデバイス上の指示器を遠隔コントロールすること、あるいはデバイス上の指示器のイネーブルをトリガする遠隔位置に配置されたスイッチをイネーブルすることとし得る。さらに別の変形においては、イネーブル事象を、指示器のイネーブルを生じさせる事象の中でも特に、所定の時間経過後のタイマの満了、デバイス上の問題の発生の検出、またはユーザによるデバイス上のスイッチのオンとすることができる。
【0032】
認識されるものとするが、イネーブル事象は、デバイスのステータスが『オン』である表示を生じさせる単一の事象とすること、または事象の組合せとすることができる。さらにこれも認識されるものとするが、イネーブル事象を集合的に、もしくは個別に使用して指示器をコントロールすること、または多様なイネーブル事象を集合的に、もしくは個別に使用して指示器をコントロールすることができる。
【0033】
ある態様においては、ステップ308においてプロセスを反復することができ、新しいディセーブル事象の検出時には、デバイス上の再イネーブルされた指示器が、ステップ304に関して前述したとおりにトリガされてディセーブルされる。
【0034】
図4は、本発明の態様による多様な特徴の使用を伴う通信システム400を示している。通信システム400は、1人または複数人の接近者405(ここでは、相互交換可能に1人または複数人の『ユーザ』とも呼ぶ)および1人または複数人の接近者405によるアクセスが可能な1つまたは複数の端末410を含む。1つの態様においては、たとえば本発明の態様に従った操作が、たとえばインターネットまたはイントラネット等のネットワーク430および結合435、440を介してサーバ、パーソナル・コンピュータ(PC)、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、マイクロコンピュータ、またはそのほかのプロセッサおよびデータのためのリポジトリおよび/またはデータのためのリポジトリへの接続を有するデバイスといった遠隔デバイス420と結合されるPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、マイクロコンピュータ、電話デバイス、または無線デバイス、携帯情報端末(『PDA』)またはハンドヘルド無線デバイス等の端末410を介した接近者405による入力および/またはアクセスになる。結合435、440は、たとえば有線、無線、または光ファイバ・リンクを含む。別の態様においては、本発明の方法およびシステムが、単一端末等のスタンドアロン環境において動作する。
【0035】
いくつかの変形においては、本発明の態様を、この中で述べている機能を実行する能力のある1つまたは複数のコンピュータ・システムに向けることができる。その種のコンピュータ・システム500の例を図5に示す。
【0036】
コンピュータ・システム500は、プロセッサ504等の1つまたは複数のプロセッサを含む。プロセッサ504は、通信インフラストラクチャ506(たとえば、通信バス、クロスオーバ・バー、またはネットワーク)に接続される。この例示的なコンピュータ・システムに関連して多様なソフトウエア態様が述べられる。この説明を読んだ後であれば、関連する技術分野の当業者には、このほかのコンピュータ・システムおよび/またはアーキテクチャを使用してどのように本発明を実装するかが明らかとなるであろう。
【0037】
コンピュータ・システム500は、グラフィクス、テキスト、およびそのほかの通信インフラストラクチャ506から(または図示していないフレーム・バッファから)のデータを表示器ユニット530上における表示のために転送する表示器インターフェース502を含むことができる。またコンピュータ・システム500は、メイン・メモリ508、すなわち好ましくはランダム・アクセス・メモリ(RAM)も含み、二次メモリ510を含むこともある。二次メモリ510は、たとえばハード・ディスク・ドライブ512および/またはリムーバブル・ストレージ・ドライブ514、たとえばフロッピーディスク・ドライブ、磁気テープ・ドライブ、光ディスク・ドライブ等を含むことができる。リムーバブル・ストレージ・ドライブ514は、周知の態様でリムーバブル・ストレージ・ユニット518からの読出しおよび/またはそれへの書込みを行う。リムーバブル・ストレージ・ユニット518は、リムーバブル・ストレージ・ドライブ514によって読出しおよび書込みが行われるフロッピーディスク、磁気テープ、光ディスク等を表わす。認識されることになろうが、リムーバブル・ストレージ・ユニット518は、コンピュータ・ソフトウエアおよび/またはデータがストアされたコンピュータ可用ストレージ媒体を含む。
【0038】
代替態様においては、二次メモリ510が、コンピュータ・システム500内へのコンピュータ・プログラムまたはそのほかのインストラクションのロードを可能にするためのそのほかの類似のデバイスを含むことができる。その種のデバイスは、たとえばリムーバブル・ストレージ・ユニット522およびインターフェース520を含むことができる。それらの例としては、プログラム・カートリッジおよびカートリッジ・インターフェース(ビデオ・ゲーム・デバイスに見られる類のもの等)、リムーバブル・メモリ・チップ(消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、またはプログラマブル読出し専用メモリ(PROM)等)および関連付けされたソケット、およびそのほかのリムーバブル・ストレージ・ユニット522ならびにリムーバブル・ストレージ・ユニット522からコンピュータ・システム500へのソフトウエアおよびデータの転送を可能にするインターフェース520を含めることができる。
【0039】
コンピュータ・システム500は、通信インターフェース524も含むことができる。通信インターフェース524は、コンピュータ・システム500と外部デバイスの間におけるソフトウエアおよびデータの転送を可能にする。通信インターフェース524の例には、モデム、ネットワーク・インターフェース(イーサネット・カード等)、通信ポート、パーソナル・コンピュータ・メモリ・カード・インターナショナル・アソシエーション(PCMCIA)スロットおよびカード等を含めることができる。通信インターフェース524を介して転送されるソフトウエアおよびデータは信号528の形式であり、それを電子、電磁気、光、またはそのほかの、通信インターフェース524によって受信されることが可能な信号とすることができる。これらの信号528は、通信路526(たとえばチャンネル)を介して通信インターフェース524へ提供される。この通信路526は信号528を搬送し、ワイヤもしくはケーブル、光ファイバ、電話回線、セルラ・リンク、無線周波数(RF)リンク、および/またはそのほかの通信チャンネルを使用して実装できる。本書においては、『コンピュータ・プログラム媒体』および『コンピュータ可用媒体』という用語が、概して、リムーバブル・ストレージ・ドライブ514、ハード・ディスク・ドライブ512内に取付けられたハード・ディスク、および信号528等の媒体を指すために使用される。これらのコンピュータ・プログラム製品は、ソフトウエアをコンピュータ・システム500へ提供する。本発明は、その種のコンピュータ・プログラム製品に指向されている。
【0040】
コンピュータ・プログラム(コンピュータ・コントロール・ロジックとも言う)は、メイン・メモリ508および/または二次メモリ510内にストアされている。コンピュータ・プログラムは、通信インターフェース524を介しても受信できる。その種のコンピュータ・プログラムは、実行されたときに、この中で述べている本発明の特徴をコンピュータ・システム500が実行することを可能にする。特に、コンピュータ・プログラムは、実行されたときに、本発明の特徴をプロセッサ510が実行することを可能にする。したがって、その種のコンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム500のコントローラを表わす。
【0041】
本発明がソフトウエアを使用して実装される態様においては、ソフトウエアをコンピュータ・プログラム製品内にストアし、リムーバブル・ストレージ・ドライブ514、ハード・ディスク・ドライブ512、または通信インターフェース520を使用してコンピュータ・システム500へロードすることができる。コントロール・ロジック(ソフトウエア)は、プロセッサ504によって実行されたときに、この中で述べている本発明の機能をプロセッサ504に実行させる。別の態様においては、本発明は、たとえば特定用途向けIC(ASIC)等のハードウエア構成要素を使用して主としてハードウエアで実装される。この中に述べられている機能を実行するようにハードウエアの状態マシンを実装することは、関連する技術分野の当業者にとって明らかであろう。
【0042】
さらに別の態様においては、本発明はハードウエアおよびソフトウエア両方の組合せを使用して実装される。
【0043】
ここで図6を参照すると、本発明の態様による1つまたは複数の指示器604a…604nをコントロールするための物理的なスイッチ602を有する例示的なデバイス600の斜視図が示されている。スイッチ602を選択することによって、ユーザは、指示器をオンまたはオフに切換えることができる。認識されるものとするが、このデバイスは、多様なモードで動作でき、たとえば、それらの動作モードの中でも特に、低電力モードは、いくつかの指示器が必要とされていないときに、ほかの指示器をオンにしたままオフにすることによって電力の節約を可能にし、フル電力モードは、すべての指示器をオンにする。
【0044】
次に図7を参照すると、本発明の態様による1つまたは複数の指示器702a、702bをコントロールするための物理的なスイッチ702を有する別の例示的なデバイス700の斜視図が示されている。上で述べたとおり、スイッチ702を選択することによってユーザは、指示器をオンまたはオフに切換えることができる。
【0045】
以上、本発明の多様な態様に関連して本発明を述べてきたが、当業者は、上で述べた本発明の態様の変形および修正が本発明の範囲からの逸脱を伴うことなく行い得ることを理解されるものとする。そのほかの態様は、明細書の考察から、またはこの中に開示されている本発明の実施から当業者に明らかとなるであろう。
【符号の説明】
【0046】
100 ハードウエア・スイッチ・コントロール
100' ハードウエア・スイッチ・コントロール
102 ハードウエア・スイッチ、トランジスタ
104 指示器
106 結合
108 スイッチ・コントロール入力、スイッチ入力コントロール
110 結合
200 スイッチ・コントロール
202 スイッチ・コントロール・ソフトウエア
204 論理接続
206 指示器コントロール・デバイス
208 結合
210 指示器
300 通信システム
400 通信システム
405 接近者
410 端末
420 遠隔デバイス
430 ネットワーク
435 結合
440 結合
500 コンピュータ・システム
502 表示器インターフェース
504 プロセッサ
506 通信インフラストラクチャ
508 メイン・メモリ
510 二次メモリ
512 ハード・ディスク・ドライブ
514 リムーバブル・ストレージ・ドライブ
518 リムーバブル・ストレージ・ユニット
520 インターフェース
522 リムーバブル・ストレージ・ユニット
524 通信インターフェース
526 通信路
528 信号
530 表示器ユニット
600 デバイス
602 スイッチ
604 指示器
700 デバイス
702 スイッチ
702a 指示器
702b 指示器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイス上の指示器をコントロールするための方法であって、
前記デバイス上の1つまたは複数の指示器をイネーブルするステップと、
ディセーブル事象に基づいて前記デバイス上の前記指示器のうちの1つまたは複数のディセーブルをトリガするステップと、
イネーブル事象の検出時に、前記ディセーブルされた指示器のうちの1つまたは複数を再イネーブルするステップと、
を包含する方法。
【請求項2】
前記指示器は視覚的な指示器を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記視覚的指示器は、発光ダイオード(LED)、液晶表示器(LCD)、プラズマ、および電球のうちの1つである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記指示器は可聴音の指示器を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記指示器は、視覚的な指示器および可聴音の指示器の両方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ディセーブル事象は、所定時間経過後のタイマの満了、光検出器の不作動、前記指示器の遠隔コントロール、およびユーザによる前記デバイス上のスイッチのオフのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記イネーブル事象は、所定時間経過後のタイマの満了、光検出器の起動、動き検出器の起動、前記指示器の遠隔コントロール、前記デバイス上の問題の発生の検出、およびユーザによる前記デバイス上のスイッチのオンのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
さらに、新しいディセーブル事象に基づいて前記再イネーブルした指示器のうちの1つまたは複数をディセーブルするステップ、
を包含する請求項1に記載の方法。
【請求項9】
スイッチ・コントロール要素であって、
スイッチ・コントロールと、
第1の結合を介して前記スイッチ・コントロールと結合されるハードウエア・スイッチを包含し、前記スイッチ・コントロールがハードウエア・スイッチの動作をイネーブルし、さらに、第2の結合を介して前記ハードウエア・スイッチと結合される指示器を包含し、前記ハードウエア・スイッチの動作が指示器の動作をコントロールする、スイッチ・コントロール要素。
【請求項10】
前記ハードウエア・スイッチは、検出時に出力を生成するための通信センサを包含し、かつ
前記ハードウエア・スイッチは、前記第2の結合を介して前記指示器と結合されるトランジスタを包含し、前記トランジスタが前記ハードウエア・スイッチの動作をもたらす、請求項9に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項11】
前記通信センサは、赤外線センサ、圧力センサ、および無線センサのうちの1つである、請求項10に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項12】
前記指示器の動作が前記指示器をイネーブルする、請求項9に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項13】
前記指示器の動作が前記指示器をディセーブルする、請求項9に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項14】
スイッチ・コントロール要素であって、
スイッチ・コントロール・ソフトウエアと、
論理接続を介して前記スイッチ・コントロール・ソフトウエアと結合される指示器コントロール・デバイスを包含し、前記スイッチ・コントロール・ソフトウエアからの出力が前記指示器コントロール・デバイスをコントロールし、
さらに、結合を介して前記指示器コントロール・デバイスと結合される指示器を包含し、前記指示器コントロール・デバイスが指示器の動作をコントロールする、スイッチ・コントロール要素。
【請求項15】
前記指示器の動作が前記指示器をイネーブルする、請求項14に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項16】
前記指示器の動作が前記指示器をディセーブルする、請求項14に記載のスイッチ・コントロール要素。
【請求項17】
デバイス上の指示器をコントロールするためのシステムであって、
前記デバイス上の1つまたは複数の指示器をイネーブルするためのモジュールと、
ディセーブル事象に基づいて前記デバイス上の前記指示器のうちの1つまたは複数のディセーブルをトリガするためのモジュールと、
イネーブル事象の検出時に前記ディセーブルされた指示器のうちの1つまたは複数を再イネーブルするためのモジュールと、
を包含するシステム。
【請求項18】
前記指示器は視覚的な指示器を含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記視覚的指示器は、発光ダイオード(LED)、液晶表示器(LCD)、プラズマ、および電球のうちの1つである、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記指示器は可聴音の指示器を含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項21】
前記指示器は、視覚的な指示器および可聴音の指示器の両方を含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項22】
前記ディセーブル事象は、所定時間経過後のタイマの満了、光検出器の不作動、前記指示器の遠隔コントロール、およびユーザによる前記デバイス上のスイッチのオフのうちの1つを含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項23】
前記イネーブル事象は、所定時間経過後のタイマの満了、光検出器の起動、動き検出器の起動、前記指示器の遠隔コントロール、前記デバイス上の問題の発生の検出、およびユーザによる前記デバイス上のスイッチのオンのうちの1つを含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項24】
さらに、
新しいディセーブル事象に基づいて前記再イネーブルした指示器のうちの1つまたは複数をディセーブルするためのモジュールを包含する、請求項17に記載のシステム。
【請求項25】
コンピュータにデバイス上の指示器をコントロールさせるためのコントロール・ロジックを有するコンピュータ可用媒体を包含するコンピュータ・プログラム製品であって、前記コントロール・ロジックが、
前記デバイス上の1つまたは複数の指示器をイネーブルするためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、
ディセーブル事象に基づいて前記デバイス上の前記指示器のうちの1つまたは複数のディセーブルをトリガするためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、
イネーブル事象の検出時に前記ディセーブルされた指示器のうちの1つまたは複数を再イネーブルするためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、
を包含するコンピュータ・プログラム製品。

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図1A】
image rotate

【図1B】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2012−509527(P2012−509527A)
【公表日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−536596(P2011−536596)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【国際出願番号】PCT/US2009/064781
【国際公開番号】WO2010/057178
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
2.ETHERNET
3.フロッピー
【出願人】(511115918)アリード テレシス インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】