説明

電子による物質と生命体の変性的還元法

【課題】 地球的な温暖化と共に自然環境や生活環境は今や悪化の一途にある中で農業も化学肥料や農薬、除草薬で野菜も食品も食物も不安と不信頼の中での生活に明け暮れているが、人体に含有する化学物質の蓄積は今やヒトの生命を左右する限度に達しているという、学者が言う。ヒトの生命体は、61才から41才説に及んでいる現状を無視できない時代に至っている。
【解決手段】 京都議定書に基づく二酸化炭素の削減は2012年までに6%の削減を国際的な約束をしている。2008年ごろから環境税を新設して削減目的を達成するとの情報もあるが、困難極まる数値であり目的であるが、日本国が総力をあげて成し遂げざる目的であることを一人一人が肝に命じて頑張ることが肝要である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
地球的環境の改善、生活及び住環境の改善、物質と生命体の改善に関する。
【背景技術】
【0002】
現下の自然環境や生活環境の悪化に加え食物や食品の大半が「農薬、化学肥料、食品添加物」の公害的な被害に加えて酸性雨や二酸化炭素の増加に因る地球的な温暖化などに伴う化学物質の汚染にさらされる中でヒトの生活にも体力の限界に及んでいる。而かし乍ら現下の技術では全て対症療法的なものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
物質や生命体の改善を図るには、電子を用いて還元的な改善が最大の技術である。従って、本発明は電気エネルギーから電子を取り出して「物質や生命体」に供与(放射)する最善策を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
概念
物質も生命体も全て分子の構成物で、約80種の元素から成り立っていると言われている。その元素の源は原子であるがその原子のバランスを保っているのが電子である。
物質も生命体も原子のバランスの崩壊により「腐ったり、疲労、ストレス、病んだり、死亡」などの症状が発生するが、その原因は全て、電子の逃亡(浮気)である。
従って、本発明は最もシンプルな創作技術で電子を対象物に供与して還元的な改善を図るものである。
【0005】
概要
電気エネルギーが有する電子をダイオードを用いて引き出して「対象物質や生命体に供与」するという、最も基本的な方法で創作したものである。従って、主体は生命体でありヒトであるから、特に「住環境と寝具」による生体の電子供与が「健康と長寿」の社会貢献に資するものであるとの判断から本発明に至ったのである。
【0006】
電導体とは
通電可能な「金属、電導布、炭素繊維、アルミシート」などの、丸管、角管、シート状、穴明き板、接続具、放射体の固定具、金網、アルミ発泡材、アルミ建装材
【0007】
適用電源
乾電池、蓄電池(バッテリー)、太陽電気、風力電気、パルス状電気、LED電気、植物電気、アダプター電気、AC,DC電源。
【0008】
用途
自然環境の改善、生活環境の改善、住環境、建築物、病院、老人ホーム、養老院、学校、動物園、厩舎(牛、馬など)、寝具(人、犬、猫、動物など)、畳、ジュタン、水道水、風呂、プール、池、床、壁、天井、扇風機、クーラー、冷蔵庫、暖房機、電子シート、電子ボール、電子ボード、電子管、電子浮体、電子服、電子衣料、ストーブ、自動車、電車、飛行機、船、電化製品、スチール家具、植物、魚類、魚網、解凍、融雪、発泡機。
【0009】
適用形態
物質も生命体も、全て分子から成り立っている。即ち、分子の構成物である。その源になるのが原子で、その原子は陽子を主体とする原子核と電子で成り立っているが、このバランスが整っている状態が「物質や生命体」の最も安定的な活性状態であるが、物質や生命体が「腐ったり、劣化したり、腐食したり、病んだり、死亡する」ということは、原子核と電子との構成バランスの崩壊である。即ち、電子の逃亡(浮気)である。いわゆる陽イオン化(酸化)というエントロピーの増大である。
本発明は、係る状態を電気力より電子を取り出して「物質や生命体」の対象物に電子を供与するシステムを創作したものである。即ち、放射体を直接又は間接的に対象物に放射供与するのである。従って、供与される対象物は、全て電子化(陰イオン化)されて還元的な効果が生まれるのである。即ち、「物質や生命体」は従来の安定的なバランスの復元による還元と共に生命体は延命(長寿)生体に改善されるのである。
【発明の効果】
【0010】
現下の自然環境も生活環境も全てヒトの勝手な行為から、地球的な崩壊への道を進行中である。即ち、エントロピー化の増大による不調和時代である。
本発明は、崩壊時代を想定して開発したもので、崩壊の逆走システムの創作で引出し、電子が原子に付加され、安い状態(還元)になる方法で原子核内の陽子との調和を図る方法が「電子による物質と生命体の変性的還元法」を発明の効果とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明による電子による物質と生命体の変性的還元法について一応次のように想定したものである。
図1に示す放射体(電子供与)は、電気エネルギーよりダイオードを用いて引き出した電子を直接又は間接的に通電体(板)等に送電、放射する形態である。而して、還元目的と、その対象物に合致した電子容量も重要な要素の一ツである。
本発明の用途は極めて多岐に亘り多用である。従って、最も基本的な形態技術を実施面から説明するものである。例えば、巾60cm、長さ170cmの敷布団の中に炭素繊維を挿入してこの繊維の一端部に図1に示す放射体に電池9vを接続印加し就寝すると、約20〜30mAの電流が流れる。(人体の各差も考えられる)
又、図1の放射体を30cm×45cmの穴明きアルミ板に装着して箱型コンテナ(図3)の中に入れて電池6vを接続印加すると、約20mAの電流が流れると一夜で野菜やみかんやリンゴの糖度がアップする。
又、図1に示す放射体に電池3vを接続印加して、冷蔵庫内の金属板に装着すると野菜や食品の酸化抑制されることに加えて消毒効果と臭気の改善効果も確認できた。
又、畳の下に穴明きステンレス板を敷き、図1に示す放射体を接続、電池6vを印加試したところ、アトピーの原因と言われる「家ダニや細菌の数値」が極度に減少したデーターもある。
又、桧約1mの病弱木の幹(図4)に図1の放射体を装着し、電池3Vを印加して試したところ約10日間で復元した実績もある。以上いずれも電子(陰電荷)の放射によるものである。
本件発明の効果論については明確なる説明は未だに困難とするものであるが、実施面から一ツの仮定を類堆することは可能である。即ち、図1に示す図面上から見ると、陽電気(陽子)と陰電気(電子)の衝突(ショート)の図面であるが、実態上は、全くショートしない、
その理由は明確に発光ダィオードの結果である。即ち、効果である。その理由も仮定として説明すると、発光ダィオードのP、N結合時に陽子は発光エネルギーで放出される。即ち消滅する。従って、電子エネルギーのみが残存する。即ち、エジソン効果と思われる。従うところから本発明は係る仮定から「放射体」は、この残存する電子エネルギーから生じたものである。いずれにしても、明確なる理由は今後の課題である。而して、ダィオード(LED)と電導体とのセットで電子の供与システムは極めてシンプルで画期的である。
【実施例】
【0012】
以下、実施例による発明実施の態様を説明するが、例示は単なる説明用のもので発明思想の制限又は限定を意味するものではない。
【実施例1】
【0013】
バナナを半分に切断して実験用コンテナに入れて、入れないバナナと比較実験して見た(12時間後)
非実験バナナ 糖度17,5度(%)
実験バナナ 糖度21,5度(4度アップ)
【実施例2】
【0014】
トマトを半分に切断して実験用コンテナに入れて、入れないトマトと比較実験して見た。12時間後
非実験トマト 糖度 8,5度
実験トマト 糖度10,5度(2度アップ)
【実施例3】
【0015】
リンゴを半分に切断して実験用コンテナに入れて入れないリンゴと比較実験して見た。(12時間後)
非実験リンゴ 糖度11,2度
実験リンゴ 糖度12,3度(1,1度アップ)
【実施例4】
【0016】
水道水を実験用コンテナに入れて、入れない水と比較して見た。(各250CC)(3時間後)
非実験水 カルキ量 10,PPM
実験水 カルキ量 0,PPM
【用途と方法の例示】
【0017】
用途と方法の例示
(1)例えば、アルミ発泡材の表面積は金属平板の数千倍の表面積である。従って、この発泡材を室内の壁に貼り付けて、図1の放射体を印加セットすると、即、電子部屋が出来る。又室内のカーテンを電導布を用いて電導布の一端部に図1の放射体を印加セットする方法。又室内の金属家具や金属ケース等に図1の放射体を印加セットする方法。
(2)洋服や白衣などの裏地に電導布を用いて、その一端部に図1の放射体を印加セットすると、即、保温や殺菌、静電気などの効果が期待出来る。
(3)敷布団、シーツ、座布団、腹巻き等の中に電導布やアルミシート、炭素繊維、シートなどの一端分に図1の放射体を印加セットすると、即、効果が期待出来る。
(4)厩舎やニワトリ等の動物飼育金属ケースに図1の放射体を印加セットすると、消毒、殺菌、消臭、効果が期待できる。
(5)植物生体の幹部20に、図1の放射体を印加セット、又は寝際に炭素繊維を巻付けた上部に図1の放射体を印加セットすると植物生体の活性化と生長の促進が期待できる。
(6)図5に示す放射具の放射体マウスをヒトの生体に当てて「撫でたり摩る」などの刺激で生体の活性化と血液がさらさらに改善される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】 本発明の実施例(放射体)を分解した状態で示めしたダイオード電源の斜視図
【図2】 本発明の実施例(放射体)を電導体に取付けた配線状態を示す平面図
【図3】 本発明の放射体をコンテナにに取付け、みかん(a)、白菜(b)を収納した状態を示す斜視図
【図4】 本発明の放射体を桧に取り付けた状態を示す立面図
【図5】 本発明の放射体を風呂に取付ける状態を示す平面図
【図6】 本発明の放射体を電導布に取付ける状態を示す平面図
【図7】 本発明の放射体を健康具に取付ける状態を示す平面図
【符号の説明】
【0019】
1 放射体
2 放射体BOX
3 不導体基板
4 電導体(プラスチック)
5 LED
6 電池
7 抵抗
8 スイッチ
9 線
10 カシメ部
11 ボルト
12 ナット
13 取付具(電導体)
14 クリップ(電導体)
15 アルミ(電導体)
16 電導布(電導体)
17 コンテナ
18 スイッチボックス
19 容器
20 桧
21 白菜
22 みかん
23 マウス型電導体
24 浴槽

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気力を用いたダイオード(LED)を単独又は複数個で電導体に印加して成る電子の放射体(供与体)システムを特徴とした電子による物質と生命体の変性的還元法。
【請求項2】
取付具(金属)とダイオードを組合わせた放射具を特徴とする請求項1の電子による物質と生命体の変性的還元法。
【請求項3】
既製製品に放射体をセットする請求項1,2の電子による物質と生命体の変性的還元法。
【請求項4】
ダイオード電源を通電体に印加接続して、物質と生命体の対象物に直接又は間接的に放射電子の供与システムとする請求項1,2,3の電子による物質と生命体の変性的還元法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−196203(P2007−196203A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−41602(P2006−41602)
【出願日】平成18年1月23日(2006.1.23)
【出願人】(000206794)
【出願人】(502160660)
【Fターム(参考)】